03. アニメ & コミックスの最近のブログ記事

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なんとか見に行くことができましたよー^^。

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NETFLIX で配信中のクレイアニメ、リラックマとカオルさんの展示会。新宿の小田急で開催されていたのですが、初日は阿鼻吸汗の大混雑、リラックマのぬいぐるみは転売ヤーにあっという間に狩られたらしく、いやこりゃちょっとしばらくしないと子供連れではとてもいけないなぁという印象。終了間際の隙間を見つけて、なんとか見てくることができました。

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小さな展示会ではありましたが、実際の撮影に使われたセットやぬいぐるみがあって、見どころは満載でした。

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リラックマとカオルさんは NETFLIX 配信ということもあって見ていない人も多いと思うのですが、実のところ相当な良作で、自分の場合はかなりツボにハマる素晴らしい作品でした。レビューはまた別エントリにて。

というわけで約一週間前の話ですが、コミケ C96 Day-3 に参戦。

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いつも通りのサークル参加でしたが、オリンピックによる東館封鎖に伴い、4 日制へと移行。創作少女は 3 日目の南館配置だったのですが、

いやこれ極楽じゃね?;
未だかつてないほどラクなコミケだったんですが;;。

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今回、でじくま氏が事情により欠席ということで、私と夏のこたつ氏の二名参加(ただし朝から参加は自分だけ)だったのですが、普段でじくま氏に渡していた駐車券が余ることになって、急遽、車で参戦……したらこれ、恐ろしくラク;;。南館は立体駐車場直結で、駐車場からサークルまで徒歩数分;。しかも新館ということもあって冷房はよく効いており、いろいろ冷却グッズ持っていったけどぜんぜん使わなかったという……;。もちろん撤退も同様なわけで、なんと館内から出ることなくコミケが終了……;;。

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後から聞いたところによれば、3 日目は入場チケットの売り切れに伴う規制解除で手違いがあったために、東館側の行列が死の行軍になったらしく、一番ひどいケースでは約 3 時間も炎天下の中を歩くことになって熱中症で倒れた人が複数出たとか;。4 日目に向けての対応の素早さはさすがコミケといったところでしょうか。

それにしてもコミケも改めて肥大化したなぁと思いますが、この規模のイベントをよく回せているなと感心します。増加の一途を辿り続けるコミケですが、果たしてどこまで行くのでしょうね。

※ 2018/12/26 ちょっとだけ加筆修正しました。

めっちゃ忙しくて blog 書いている暇はないのですが、それでも書きたいエントリがあるのでふらっと書いてみるテスト^^。

最近はほとんどアニメも見られていないのですが、それでも話題作ということで見ていたのが掲題の SSSS.GRIDMAN。実はベースとなっている前作の GRIDMAN を知らなかったのですが、Wikipedia やらこちらのサイトやらでいろいろ補完されており、なかなか面白い作品だったのだなぁと感心することしきり。前作をリアルタイムで見ていた人には本当にたまらない作品だったんでしょうね。

しかし本当に見事だったのはその逆転劇ともいえる構成でした。以下、ネタバレありますのでご注意のほど

前半戦は、いかにも今どきのアニメらしいキャッチーな要素満載で、特に電波でサイコなアカネちゃんのヤバさはなかなかに強烈。そしてその一方で作品のラスト数十秒が実写パートで終わる、という構成が実に秀逸で、最後の最後に見事なネタバラシをしてくれたなぁと感心させられました。タイトルの "SSSS" もなんのことだかさっぱりでしたが、最終回のアクセスコード "Special Signature to Save a Soul" でネタバラシ。要するに、ざっくり以下のような設定の作品だったんですね。

  • アカネの引きこもり妄想爆裂な電脳世界にやってきたのがアレクシス・ケリヴ。彼は人間の負の感情を食い物にするウィルスのような存在。
  • 一方で、電脳世界を直して心を修復するハイパーエージェント(言ってみればアンチウィルス的なヒーロー)がグリッドマン。

とはいえ、一点だけ解せなかったのが、最後に覚醒したアカネのリアルな姿が六花そっくりだった、という点。この作品は徹頭徹尾「アカネ」の世界に閉じて話が進んでいるのですが、そう考えると、最後の最後でアカネのリアルの姿として敢えて六花似にしているのは当然の理由があるはず。

……これ、実はバーチャル世界では、六花とアカネの姿形が入れ替わっていたんだと思うんですよね。

つまり以下のような感じです。

  • もともとのリアルの世界では、裕太の隣の席の紫ショートヘア巨乳美少女が宝多六花で、青ロングヘア貧乳美少女が新条アカネ。(すなわちリアルの世界では、アニメパートの六花とアカネとは姿形が逆。)
  • 六花とアカネはリアルの世界ではお隣同士の幼馴染。ただし住んでいた家はバーチャル世界とは逆で、リアルアカネ(青貧乳)はジャンク屋に住んでおり、リアル六花(紫巨乳)は白亜の御殿に住んでいた
  • 六花(紫巨乳)はクラスの人気ものであるのに対して、リアルアカネ(青貧乳)はリアルネクラ。しかしあまりにも引きこもりすぎるリアルアカネ(青貧乳)を気遣って、リアル六花(紫巨乳)はリアルアカネ(青貧乳)にパスケースをプレゼントしていた。
  • リアルアカネ(青貧乳)は、自分は誰からも愛情や好意を向けられるはずがないと思い込んでいる。
  • お隣さんの光属性満載輝きまくりのリアル六花(紫巨乳)に対しては、複雑なコンプレックス感情を抱いている。

たぶんこの辺が下敷きになっていて、さらに以下のようになっているのかなと。

  • この電脳世界は、フルダイブ型オンラインゲームのようなもの。ただし制約として、各 NPC に初期設定は与えられるものの、それ以降の行動を完全に意のままに操ることはできない。
  • アカネはアレクシス・ケリヴと契約。そして妄想の電脳世界を組み立てるにあたって、リアル自分(青貧乳)とリアル六花(紫巨乳)の姿を入れ替え、さらに住む家を入れ替えてしまう。バーチャル六花(青貧乳)には、リアル自分が住んでいた惨めな家を与え、さらにはそんな条件下でも「何があっても自分を好きになってくれる友達」という初期設定を与える。(← これ、かなり歪んでます;;)
  • 六花と入れ替わったことで、バーチャル世界のアカネ(紫巨乳)は素敵な白亜の御殿、そしてクラスの人気者という立ち位置を得てめちゃめちゃ居心地のよい世界を手に入れる。が、元来性格が歪んだわがままっ子なので、ちょっと気に入らないことがあるとすぐに怪獣を使って殺しにかかる;。
  • この世界の歪みを修復するために来たのが、電脳世界を直して心を修復するハイパーエージェントのグリッドマン。(なぜグリッドマンが裕太にとりついたのかが重要。後述。)
  • 結局、バーチャル六花(青貧乳)はリアルと同様に光属性を発揮しまくり、バーチャルアカネ(紫巨乳)の友達となり、そしてリアルと同じプレゼントを用意する。
  • 最終話において、グリッドマンは世界とアカネの心を Fixer Beam で修復。プレゼントがキーアイテムとなって、バーチャルアカネ(紫巨乳)は現実世界(青貧乳)へと回帰する。

この最終話の後半に、いくつか肝になるセリフが出てきます。

「どこへ行っても私と一緒。
アカネはさ、どこへ行ったって堂々としてないと。
私たちの神様なんだから。
だから神様、最後にお願い聞いてくれませんか?
私はアカネと一緒にいたい。
どうかこの願いが、ずっと叶いませんように。」 ← 叶ってしまったら、アカネ(紫貧乳)がいつまでもリアルに戻れなくなるため

「このあと目覚める、本当の裕太をよろしく頼むよ。」
「目覚めた響君は、全部覚えてないのかな?」
「大丈夫だよ、そんときはまた友達になればいい。」
「たとえ記憶がなくとも、裕太の体には刻まれている。
私が宿ってもなお、六花への思いは変わらなかったように。」
「わ、わたし??」

おそらくここが叙述トリックで、バーチャルにおける六花(青貧乳)への思いというのは、実際にはリアルにおけるアカネ(青貧乳)への思いだったのではないか、と。こう考えると、いくつかの点が腑に落ちると同時に、ストーリーラインが腹落ちします。

  • 新条アカネ(紫貧乳)の心を修復するのはグリッドマンの Fixer Beam だが、そもそもグリッドマンが宿ったのは、アカネ(青貧乳)に心を寄せる響裕太
  • この気持ちにリアルのアカネは気づいていなかったが、自分は誰からも愛情や好意を向けられるはずがないと思い込んでいるリアルのアカネ(青貧乳)にとって、好意を寄せてくれる響裕太の存在は心の救いに他ならない

ちなみに初期のキャラデザではアカネと六花のデザインが逆だった、という話があるのですが、これを踏まえてもこの解釈がつじつまとしていろいろ合っているようにも思います。 周りが見えなくなって、自分は無価値だと思い込んでいたリアルアカネにとって、響裕太はただのモブキャラでしかなかったわけですが(だからこそバーチャル世界では軽く響裕太を殺しにかかる)、最後の最後には、自分がバーチャル世界で貶めたはずの六花に救われ、そしてリアルの世界に戻れば自分が殺めようとした響裕太に心を救われる。なぜみんなが自分を好きになるはずのバーチャル世界で響裕太だけが思い通りに自分(バーチャルアカネ(紫巨乳))のことを好きにならなかったのかというと、それは響裕太のリアルアカネ(青貧乳)への思いが一貫して変わらなかったから。いやはや、見事なストーリー展開だと思います。

……とはいえ 1 クールをざーっと通し見しただけで再検証していないのでw、もっと細かいいろいろな作りこみやら様々なメタファーが盛りだくさんなのではないかと思います。(その辺の再検証は時間もないので専門の皆様にお任せ^^) それにしても最後の最後までどうなるか、なかなか見逃せない展開で楽しかったです。こういう作品があるから、アニメってなかなか見るのをやめられないんですよねぇ(苦笑)。

先日ですが、たまたま息子が早く寝たので、amazon のレンタルビデオでシン・ゴジラを鑑賞。

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この作品、劇場でぜひ見るべきと複数人から勧められていたのですが結局手を付けられず。自宅でプロジェクターで見たのでそれなりの迫力では見られましたが、これは確かにリアルタイムで見ていたらいろいろ話が盛り上がったかもなぁ、とは思いました。そこはちょっと残念;。作品についてはもういろいろ語り尽くされていると思うのですが、私なりに少しだけ。

この作品、「現実 vs 虚構」というキャッチコピーがついており、「日本人」をリアルに描くことに注力した群像劇。もともと日本は欧米のような強烈なリーダーシップが存在しない国であり、特に前半ではそれがこれでもかというぐらい悪い方向に働く。責任転嫁と責任逃れの嵐、判断力の甘さと決断力のなさが次々と事態の悪化を招いて傷口を広げていく有様は、まさに日本の悲惨な現場そのもの。これがワシントンであっても同じことをする、と言い放つアメリカ人の熱核弾頭攻撃とのギャップがとにかく際立っている。

しかし日本は合法と違法の間のギリギリのところで国を守るという文化を持つ国。確かに前半ではそれがこれでもかというぐらい悪い方向に振れたわけですが、後半では逆に物は言いようという詭弁まがいの方法で、次々と矢継ぎ早に手を打っていく。害虫駆除という名目で出動しているので自衛隊の戦闘行為も許容、というあたりも妙にリアル。最後の最後には寝技まで繰り出して、ギリギリのせめぎあいの中で未来を勝ち取る。ミサイル攻撃を派手に繰り広げる米軍とは真逆の、ゴジラの倒し方のあまりのダサさ。その無様な勝ち方そのものが日本人のリアルな姿であると言わんがばかりにぶつけてきた本作は、さすが庵野監督といわずにはいられません。

ただその一方で思ってしまったのは、いややっぱりこの後半戦の展開そのものが虚構だよなぁ、ということ。

この作品、欧米のような強烈なリーダーシップがなくても、小さな個人の努力の積み重なりで大きなことを成し遂げられる、というある意味わかりやすいストーリーラインなのですが(なので作品としても圧倒的な情報量で個人に目が行き過ぎないように工夫している)、問題なのはその転換点となっているのが、ゴジラ退治を害虫駆除と位置付けたところ。これにより超法規的措置による自衛隊の防衛出動や無制限火力使用が始まり、その後、官民そろって国家が一丸となっていくのですが、果たして今の日本において、人々をそれだけ強固に束ねるビジョンというのは存在しうるものなのかどうか。

日本人は追い詰められたときに本領を発揮する、という話にはなっているものの、実態は追い詰められても本領を発揮できない。だからこそこういう作品にカタルシスを感じるのではないか? とも思ってしまうんですよね;。(← まあちょっと悲観論的すぎる見方だろう、というのもその通りなのですが。) 願わくば、ここまで本気で追い詰められなくても本領が発揮できる、そういう国民であってほしいと思う今日この頃。3.11 にしろ北朝鮮情勢にしろ、不安定な世の中だからこそそう願わずにはいられません。

しかしそれにしても庵野監督、エヴァ放り出してなにやってるんですか、と散々たたかれた作品ですが、ふたを開けてみればとんでもない作品ですね。膨大な情報量で見ている人を圧倒しつつ、それでもテーマは見失わず、さらに様々なところに共感できる要素や小ネタを織り込みまくる作り込みの細かさ。CG のクォリティの高さも相まって、すごい作品になっているなぁととにかく感心。ヤシマ作品(違)には思いっきり笑いましたが(BGM 含めて)、まあなにはともあれ、そろそろ本家のエヴァに戻ってきちんと完結させてほしいものです、はい^^。

先日ですが、夏のこたつさんの紹介でこちらを購入しました。

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なぜに今さら赤毛のアン、と聞かれそうですが;、購入のきっかけになったのはこちらの話。簡単にまとめるとこんなところ。

  • 赤毛のアンの正式タイトルは、「グリーンゲイブルスのアン」。
  • 1908 年に出版された作品で、児童文学として書かれたものではなかったが、1952 年に翻訳家・児童文学者である村岡花子さんがこれを翻訳し、児童文学として日本で普及していくことになった。
  • しかし完訳ではなく省略がかなりあり、ニュアンスが変わっている場所も数多く存在している。(この理由は様々に推測されているが、正確なところはわかっていない)
  • こうした背景から、最近、原典に極力忠実な翻訳を目指した新しい訳本が出版されるようになってきている。

いくつか完訳版が存在していますが、その中でも amazon の書評が高く、かつイラストの萌え度が高そうなこちらを読んでみたのですが、

いやマジでびっくり。なにこのすごい作品は;;;。
すみません、不覚にも感動で涙が。これは確かに世界中で名作といわれるのも当然でしょう。

こちらの書評が言い得て妙なのですが、

「うちの養女が妄想癖なんだが育て方を教えてくれ」あるいは「ツンデレ喪女と妄想養女」、ラノベ風に改題するならこんな感じでしょうか(褒めてます)。

いやまさにこんな感じ。とにかく恐ろしいほど面白い。アンを「妄想幼女」、もとい養女と呼ぶのはまさにその通りで、まさか数ページにわたってびっちりとアンの妄想トークがぶちまけられるとは^^。翻訳も素晴らしく、今の時代のラノベと比較してもほとんど遜色ない読みやすさ。

そしてなにより素晴らしいのは、この作品、アンの成長物語であると同時に、ツンデレ喪女のマリラの成長物語でもあるというところ。基本的にはアン視点で描かれているものの、アンに振り回されながらちょっとずつ徐々に変わっていくマリラの様子が綺麗に描かれており、これがまた感動を誘います。いやまさかこんな作品だったとは。

やはり世界の名作は名作たる所以があるものなのだと改めて感じさせてくれた一作。気軽に読める作品だと思いますので、萌えラノベ好きな方にはぜひおすすめしたいところ。私はぜんぜん知らなかったのですが、赤毛のアンはシリーズもので、続きもある様子。こちらもまた挑戦してみたいものです。

最近、amazon プライムビデオで子供用のアニメを探しているときに見つけた作品なのですが。

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こねこのチー ポンポンらー大冒険というアニメ。毎週日曜日テレビ東京系列で放映しているショートアニメで、当然のようにまったくのノーマーク作品だったのですが。

いやこれマジでヤバすぎるんですがwww。
っつーか、マジでチーが可愛すぎるんですけどなんとかなりませんか、状態;;;。

いやもう何がヤバいかって、

ころみさんのチーがマジでめちゃ萌えすぎるんですがwww。
ってか誰ですかこんな最強の声優さんを当てた人はwww。

その他の声優さんの布陣もびっくりするラインアップで、絶対このスタッフさんたち確信犯だろうと思わずにはいられなかったり。マリーベルでユーリに激萌えな私としては、こんなところでまさかこおろぎさとみさんの萌え声に再び萌え転げるとは思っていませんでした;;。

にしてもこの作品、萌え声だけではなくチー自体が相当にかわいく描かれているのも見事。なんというか、見ていて子供や幼児のような可愛さに溢れかえっているのですが、これが子猫萌えというヤツですかねぇ^^。3D アニメなのですが、いい意味でチーのまるっこさがかわいく表現できているあたりも good です。amazon プライムビデオで見られるので、興味がある方 or かつてころみさんに萌え転げた方はぜひ^^。

というわけで、例年通り今年もコミケ 91 に参戦してきました。

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今回はサークルが 2 日目の割り振りだったのですが、じわじわとサークルの売り上げが下がっているのが痛いところ。もともと流行を追いかけているサークルではないのでジリ貧になるのはやむなしというところもあるのですが、とはいえコミケの人の流れがずいぶん変わってしまっているなというのが正直な印象。昔は落ち穂拾い含めて閉会間際まで巡回している人が結構いたものですが、最近はバラッと入ってきてバラッと捌ける感じで、お目当てのサークルだけざっと回ったらとっとと帰る、という人が増えているのではないかなという気配。バズったもん勝ちになりつつある今の世相を反映しているかのようで、2 時ぐらいからまるで売れなくなったのには参りました。

そして久しぶりに大手行列にも並んでみたり。たまたまサークル近くにシャッター前行列が出来て、何かと思って調べてみたら appricot+ という、蒼樹うめさんのサークルの行列でした。まあせっかくのコミケだし、ということで並んでみたのですが、まさかサークル参加者だけで西ホールをぐるっと取り巻く行列になるとはびっくりしました。カッタとか東方クラスの行列じゃないですかこれ;。てっきり血だまりスケッチの二次創作でも作っているので激売れなのかと思ったら、割とペラいイラスト本だったのには驚きました。まあ蒼樹うめさんなのでかわいいですが^^。

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そしてコスプレ広場もうろうろしてみましたが、今回は比較的混雑が緩和されていたのが幸いなところ。西 4 ホール横の屋上はあいかわらずの混雑ですが、海沿いや駐車場などはかなりゆるゆるで、割とラクに撮影できました。ギャラクシーエンジェルやら CC さくらやら、さらにはマリみてのコスプレなど古い作品のコスプレが見られたのは眼福。最近のはわからない作品も多いので、ちょっとうれしいですねー^^。

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ちょっと時間が取れたので、ふらっと 2 日目のコミケに行ってきました。

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東京オリンピックに向けた工事の影響で、企業ブースが 1, 2 日目のみ、しかも西 1, 2 ホールでの開催という形に変更されており、企業ブースを見たければ 1, 2 日目に参加せざるを得なくなりました。サークルは最終日配置なので、企業ブースの様子を見る目的で参加したのですが、なんともいろいろ違和感を感じるところも多かったり;。なんとなく企業ブースは面積的にも増えているのではないかと思うのですが、運営費考えると企業ブースからの上がりはかなり大きいであろうだけに、2 日間にする代わりに面積を増やすという苦肉の策をとったのかもしれません。

# コスプレ広場も面積縮小の割には大きな混乱もなかったのですが、レイヤーさんの立ち位置をうまく誘導する形になっていたのが功を奏したのでしょうね。加えて 2 日目終了後に企業ブース撤収、そこから測量してサークル机の配置というのは凄まじい突貫工事だなぁと思うのですが、こういった無茶を可能にしてしまうのがコミケの力なんでしょうね^^。ブレインとなっているスタッフの層の厚さを感じます。

ところでそれはともかく、昨晩はこれに苦しみました;。

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いつも委託を受けているサークルさんのコピー本の製本が間に合わなくて私の方で引き受けたのですが、20 ページ本 70 部の製本を完全にナメてました;。送られてきたコピーの量を見て思わず心が折れそうになるワナ;。ちなみに上の写真は全体の半分量なのですが、正直これ終わるのかと心配に。やってみたところ、結果的には 4~5 時間ぐらいで片付いたのですが、最後の方は無心でひたすら折り続けてました^^。いや~、なんというかコミケっぽくなってきたよ! 状態(笑)。

というわけで明日はサークル参加。今日は早めに寝ようー;。

先日の話ですが、母親の骨折が発覚して、緊急入院 → 人工股関節への置換手術。家のフローリングが滑るせいで足を取られて転倒したのですが、捻挫程度と思って放置していたら状況が悪化。結局、転んでから数週間後に病院に行ってみたら、骨折が発覚 → 緊急入院、という流れに。

一週間程度で手術になり、それ自体は無事に成功したものの、並行して糖尿病まで発覚するワナ;。しかも数値が相当悪く、おいおい普段のかかりつけの病院で測定してもらってたんじゃないのかと家族全員でツッコミ;。感染症リスクも上がるのでとにかく何事もなくリハビリが進んでくれることを祈るばかりなのですが、まあ年齢的にもぼちぼちいろいろ起こるよねー;、という感じです。

……とまあそれはさておき、先日ですが久しぶりにこちらを鑑賞。

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天空の城ラピュタ。少し前に金曜ロードショーで放映していたものが地引網に引っかかっており、せっかくなので導入したプロジェクターで鑑賞してみよう、ということで見てみたのですが。

いやこれはすごい。
というか、今見てもこんなによくできた作品なのかと改めて驚くワナ。

この作品、振り返ってみれば自身のアニヲタ化のきっかけにもなった作品なので好みに合っているのはまあ当然なのですが、それを差し引いても驚かされたのが作品の作りの良さ。これだけさんざんサブカル見てきたにもかかわらず、エンターテイメントとしての最高傑作だなと改めて感じさせられるモノがありました。

  • 壮大な舞台装置とシンプルなストーリーライン
    天空の古代文明ラピュタという壮大な仕掛けを持ちながらも、話の根幹はものすごくシンプルなボーイミーツガールもの。パズーの行動原理が究極的には「好きになった女の子を守りたい、助けたい」という極めてシンプルで実直なところが、小難しくて理屈っぽい話になった最近の作品と全く真逆で、かえって心にストレートに響きます。あれやこれやとテーマを詰め込まず、『男の子の冒険活劇』という一点にすべてを合わせ込んでいるところが素晴らしい。
  • 緻密に作りこまれたコンテ
    とにかく尺の使い方に全く無駄がない。極限まで無駄を排除していて、窮屈に感じる直前ぐらいまできっちりと詰め込んでいるそのバランス感覚が凄い。(まあこれが許されるのは、今と違って採算度外視のようなカット切り替えや作画が許容されたから、なのかもしれませんが。)
  • 古さを感じさせない動画クォリティ
    さすがにセル画時代ということもあり、今のようなこなれた色塗りなどはないですが、それでも全く古さを感じさせないのは、手書きならではの味が 120% に出ている動画だから、なのでしょう。漫画的な動き、という表現をすればよいのかな、と思いますが、物理的にはありえねーよ、的な動きでありながら、思いの丈がそのまま映像に乗っているような迫力はさすがです。

これが今から 30 年も前の作品なのかと思うと、ぶっちゃけこの 30 年間、本質的な意味でアニメは進化していないんじゃないか、とも思わされてしまいます。その昔、新條まゆさんが、漫画はネーム力だと言っていたことを思い出しましたが、アニメも本質的にはやはり同じだよなと感じさせられます。どんなに見た目が良くなっても、本質的なストーリーラインの良さと魅せ方の良さの二つが噛み合わないと、やはりよい作品は生まれないのでしょうね。

……などと言いたいところですが、ラピュタって興業的には割と大失敗なんですよね(苦笑)。セールス的には観客動員、収入ともにジブリワースト記録。ちなみに一位は千と千尋の神隠し、二位がハウルの動く城なので、個人的にはなんとも悲しくなりますねぇ;。

というわけで、今年も行ってまいりました~^^。

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恒例の冬コミケ 1 日目。今回は委託を受けているサークルさんが 1 日目の配置だったのですが、思いのほか人が少なくて、気づいたら対前年比で 2 割ほどの売り上げダウン。固定のお客さんもいらっしゃるのが救いではあるのですが、新規のお客さんがまるで入ってこないのでなかなか厳しいなぁ、という印象。とはいえ、創作少女サークルは細く長く続けているサークルさんが多いので、これからも続けられるといいなぁと思ったり。

ところで今回は、α6000 を持ち込んでコスプレ広場の方に写真撮影に行ってみた……のですが。

これはひどい;;;。
というかなんですかこの人混みは;;;。

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写真は西駐車場のコスプレ広場の様子なのですが、ぐるっとかなり遠回りさせられた挙句、あまりの混雑ぶりに企業ブースの方に逃げたのですが、パルテノン階段を登っている最中に後ろを見て驚愕;;。これはさすがにどうにもならないでしょう;;;。ここ最近、かなりカメ子が増えている(という自分もぶっちゃけその一人;;;)のですが、それにしても場所を確保しないとこれはさすがに危険じゃないかと思ったり。庭園のところは多少空いていたのでそこで撮影してましたが、いやはやさすがにこれには驚きました。

しかし返す返すも残念なのは、うまるちゃんの UMR コスプレを撮影し逃したこと。かなりハマり役だっただけに激しく残念です;;。

先日ですが、前クールで放映されていた Charlotte を全話一気鑑賞。麻枝氏による作品ということもあり、事前の情報を完全にシャットアウトして見たのですが。

いやはやなかなか面白いじゃないですか。
っていうか友利がなかなか新鮮なんですが^^。白痴系でない毒舌ヒロインが妙に新鮮な気も(ぉ。

とはいえさらっとネットのレビューを見てみると、まあびっくりするほど叩かれている様子。叩かれるのもわからなくもないのですが、いやそこまで叩くほど悪くもないんじゃないかな? という印象も。確かに設定はどこかで見たようなものばかり(厨二願望超能力、タイムリープ、ギアス、能力略奪)。だけれどもそれらを使ったストーリーの組み立て方はなかなか上手。Charlotte のタイトルも、能力者の能力の頭文字になっている、なんてあたりの作り込みも悪くないです。(よくこれ見つけたなぁと感心しましたが。)

Collapse(崩壊)
Hypnotism(催眠)
Ascertainment/Assimilation(検知/同化)
Remove memories(記憶消去)
Looting(略奪)
Obscure(秘匿)
Time leap(時空移動)
Teleport(瞬間移動)
Evocation(降霊)

中盤あたりの展開では SF 展開からヒューマンドラマに持ち込みましたが、このあたりは麻枝氏の真骨頂とも言えるところ。孤独が人を捻じ曲げていくその描写、いつ捻じ曲がってもおかしくない心を支えている周囲の人たちの存在の大切さ、そして生きていることへの感謝。こうしたヒューマンドラマ的な描写は、ベタではあるけれどもやはり上手いなぁと感心せざるを得ません。

ただ、全話を通して見た感想として一番ひっかかったのは、そもそも麻枝氏の持ち味ってこういうのだったっけか? という点。この作品、各所のレビューを見ていると、批判はだいたい以下の 2 つに集約されます。

  • 作品のテーマがよくわからん。
  • 最後の #13 が詰め込み過ぎ。

これは実際その通りで、この作品はテーマ主体なのか物語主体なのか、軸が作品中でころころぶれているのですよね。1 クールものの中で、前半は家族愛や兄弟愛、中盤は人生賛美、終盤は恋愛と自己犠牲。あれやこれやと手を広げ過ぎていて、話の組み立て方も非常にテクニカルすぎる、と思うのです。じゃあテクニカルな観点で超一流かというとそんなこともなくて、実際、最後の #13 は尺を延ばしたらむしろとんでもないことになるだろう、という印象。というのも最終話の「全世界の能力者の能力を奪う」という根幹部分にテーマ的な必然性がないため、尺を延ばしたらおそらく味がなくなる。善悪の概念がグレーになっていき、人を巻き込んで殺めてしまっている状況で、そこからハッピーエンドに持ち込もうということ自体に相当無理があるわけで、その中であのエンディングにつなげようとすれば力技で押し切るしかない。もし綺麗に終わらそうと言うのなら、この作品は、もっと手前のタイミングでオレタタエンドで畳むか、あるいは右目を治してチートプレイで完全ハッピーエンドを目指すか、どちらかしかなかったんじゃないか、と思うんですよね。

そもそも麻枝氏って、技術で物語を組み立て上げるやり方で感動を作り出せるほど技術力(物語の構成力)が高いわけじゃない、と思うのです。それにもかかわらず麻枝氏がこれほどまでに絶大な人気を誇っているのは、人の琴線に触れてくるような繊細な感性があってこそのもので、どんだけ作品が粗削りでも、すなわちぶっちゃけストーリーが破綻してようとキャラクターが白痴だろうと、そんなもの目をつむってもよいと思わせるだけの力がある作品を描けるから、だと思うんですよね。確かに Charlotte という作品は、「そこそこ上手く作られている」作品だとは思うのですが、それじゃ凡百の作品と何が違うのよ? となってしまうと思うのです。

確かにまあまあは面白かった作品だし、十分に佳作レベルではある。けれども麻枝氏なんだから、と期待してしまうのは、やっぱり AIR や CLANNAD に魅せられた往年のファンだから、なんでしょうかねぇ?; なんにしても、次回作もまだまだ期待したいものです、はい。

先日ですが、なぜか嫁の趣味でこちらにふらっと立ち寄りしてみました。

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渋谷パルコで開催されていた、漫画家のカナヘイさんの個展。りぼんとかで連載されてる方のようですが、ゆるキャラ系な方の様子。コーナーはそれほど広くありませんでしたが結構にぎわってました。

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個展ということでいろいろ展示されてましたが、見てると吹き出してしまうものも多くてなかなか面白かったです。しかし我が嫁ながらよくこんなもん見つけるなぁと感心^^。どこで情報を get してるのやら;。

最後はこちらのラノベの話を。

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ソードアートオンライン #16。アリシゼーション編がだらだらと続いているのですが、物語終盤に向けていよいよストーリーを収束させていく一冊。というか、終盤ではまさかそこまでキャラクターを集めるのか! と本気で驚かされたものですが、AW/SAO の連携ぶりといい、本気でこの 2 作品を終わらせるつもりなのか? と一瞬期待してしまったりするところもあります。……いやまあきっと続けるんでしょうけれど^^。

とはいえ、作品全体としては必ずしも褒められたことばかりではなく、やはり物語を意図通りに進めるためにちょっとト書きが多くなりすぎてる気配がありますね。分量に比べるとやはり内容の薄さは否めず、この辺はもうちょっと頑張ってほしいところ。いずれにしても、AW 同様、次の #17 を早く出してもらいたいものです、はい;;。

こちらはちょっと前に出た一冊ですが。

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アクセルワールド #18。最近、かなり停滞感のあるストーリーで、なかなか遅々として進まない物語に業を煮やす作品になりつつあったのですが、SAO 側の展開と並行してみていると、意識的に 2 作品の歩調を合わせようとしている感もありますね。っつーか、二刀流でバーチカルスクエアとかスラントとかやられた時にはさすがにビビるワナ;;。SAO 側にもインカートネートシステムに関わる内容が出てくるなど、この 2 作品をどう重ね合わせていくのかが興味深いところ。この辺の期待感の持たせ方は、さすが川原氏と言わずにはいられません。

次の 19 巻、いつ出るのかまるでわかりませんが;、なんとか早く出してもらいたいものですねぇ、いやホントに^^。

ここからは少しラノベの話を。

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なれる! SE 13 巻。全巻で話的には一段落して、もうさすがにネタ切れじゃね? と思っていたら、まさかの新人育成の話。今回の話はネタとしての普遍性も高いので、SE じゃなくても十分に共感して読めるんじゃ? という気もしました。テーマ的には、新人とのジェネレーションギャップをどう捉え、新人たちの個性をどう仕事に生かすのかという点で、まあもちろんフィクションらしいきれいごとな話にはなっているものの、日々の忙しさでついつい疎かにしたり忘れてしまったりしがちな視点に改めて気づかせてくれる良作でした。

しかし 14 巻は総務部へ異動……って、さすがにネタ尽きてないですかねぇ?^^ 良シリーズなだけに、頑張って続けてほしいものなのですが。

コミケ当日、でじくま氏に教えられて無事にゲットできた一冊です。

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コミックマーケット 40 周年史。過去 40 年間の歴史を振り返る一冊で、340 ページの超特大ボリュームの中には、晴海や幕張メッセよりも昔からの歴史がぎっしりと詰まっています。座談会や対談も充実しており、どこを取っても読み応え抜群で、資料性も非常に高く、過去からコミケに参加している人であればかなり懐かしく読める一冊ではないか、という気がします。

様々な記事の中でも特に印象的だったのは、前代表米沢氏の逝去に伴う代表交代劇のエピソード。それ以外にも、米沢氏への交代やクーデター事件など、コミケの内幕がこうした形で語られるのは珍しいことですし、ここまでの内容を公開した関係各位には頭が下がる思いです。

# 敢えて難点を挙げるとするのなら、本がむちゃくちゃ重たいということ;。
# まあこれも同人誌っちゃ同人誌なのですが;、普通に持って帰るには相当な重さではありました;。

人々の思いの連なりが今のコミケにつながっているということを感じられる素晴らしい一冊。まだ手に入るのかどうかよくわかりませんが、年季の入ったコミケ参戦者であれば、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

ふう~;、なんかえらいバタバタしていてまるで blog が更新できていない今日このごろ。さすがに夏休み中の宿題は夏休み中に片づけねばなるまい……! というわけで、最近ため込んでいたネタをぼちぼち書いていこうかと思っていたり。

まずはお約束でこちらのネタから。

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すでに一週間前になっていますが、コミケ 88。今回は 3 日目だけの参戦でしたが、いつも売り子の委託を受けているお友達さんが今回バタバタしていて、もろもろ直前の作業に。コミケ前は久しぶりにプチ修羅場な感じでしたが、こういうのがやはりコミケの醍醐味ですねw。製本も無事に片付いて、なんとか無事に出店となりました。

今回もふらっとコスプレ広場に行ってみたのですが、最近はもう撮影とかかなり無理がある感じになりつつありますね。コスプレ広場を分散させたものの、カメ子の総数が増えているためか混雑がどうにもならない感じ。たまに素晴らしいコスプレがいるのですが、そういうところはたいてい行列になってるので撮影とかとても無理;。荷物も重たくなるので次回からはカメラ持っていくのやめようかしらん....と思いつつ、いつも持っていく悲しい性;。まあ次回以降はまた考えよう....

それにしても複数方面で話題に上がっていたのですが、2020 年のコミケは果たしてどうなることやら。オリンピックにぶつかる関係で会場が使えなくなるはずなのですが、数回お休みになるのか、それとも別の開催手段を目指すのか。いろいろアイディアは出ているようですが、開催しないという選択肢はコミケにはなさそうwなので、どんなウルトラ C なアイディアが飛び出てくるのかはちょっと楽しみなところです。

超いまさらですが、アニメ版 CLANNAD を全話鑑賞……って今まで見てなかったんかい! とツッコミ受けそうですが;、正座して見るべきアニメということもあってついつい延ばし延ばしにしてたら結局見ずじまいで現在に至るワナ;。先日、部屋の片づけをしている際に発掘されたので、いいかげん見ようと心に決めて、嫁と一緒に全話鑑賞した次第だったりします。

でもって、感想。

おいこらなんですかこのアニメ版は;;;。
っつーか、すいません、見ていてブチ切れそうになりました。ねーよこれは;、状態;;。

もちろん酷評されるべき点ばかりというわけではなく、相応に評価されてしかるべきところも多いです。各ヒロインルートの違和感のない融合や、各種エピソードの見事なまでの再編成。一部、オリジナル展開もあり、特に杏・椋・智代をまとめて片付けたテニスのエピソードなどには本気で舌を巻きました。

けれども致命的なのは、おそらくはアニメ化スタッフ陣が、作品全体を俯瞰して見たときのストーリーの流れ、そして「CLANNAD(家族)」の意味を正しく理解せずにアニメ化してしまっている、という点。

確かにこのアニメ版では、様々な家族の姿を丁寧に描いてはいました。けれどもそうした「多彩な家族の在り方」を描いているから「CLANNAD」なのではない。そんなのは超薄っぺらい作品理解でしかないし、それでは渚のいう「町も大きな家族」だというセリフの意味が分からない。

「なぁ、朋也。俺はこう思うんだ。
結局、人が生きる意味は、家族や愛する人の中にあるんじゃないかってな…
だから俺たちは…
あの日、自分たちの夢を諦めて、それを渚に託すことができた…
ひとりで生きてたって、いいことなんてありゃしねぇよ…
遠い星で、ひとりで暮らしてみろ。何を糧に生きていける?
なんにもねぇだろ。
だから、人は繋がってる。
誰かと繋がっていて、初めて、生きている、と実感できる。
喜びも生まれる。
だから、それを否定するなんてことはしたくねぇんだよ…俺は…」

この作品でいう「家族」というのは、大きな意味での「人と人との繋がり」のことであり、そしてこの作品は、人と人との繋がりにある様々な思いやり(=自分の生きる意味や夢、幸せを他者の中に見出すこと)の形を描いている。(実際、原作には恐るべき数のサブヒロインルートが存在していますが、そのほぼすべてがそうした様々な思いやりの形を描いていました。)

そしてこの「(自分のことを顧みず)他人のことを常に思いやり続ける」ことの究極形が「親から子への愛情」であり、ここを基軸にメインストーリーが進んでいるんですよね。

そのことを踏まえて渚ルートの全体像を振り返ってみると、ストーリーの流れは(原作の方では)

  • 心も身体も弱かった渚が、汐を身籠ることで、母としての強さを見せていく。
  • 渚のように強くはなれなかった朋也も、渚の死後にそれを理解して大人になっていく。

となっている。特に原作の方では、渚が卒業してから汐を出産するところまでの二人の描写が秀逸で、

  • 渚を支えてきたはずの朋也が、いつの間にか渚に支えられている。
  • 汐を身籠った後は、渚が母親としての心の強さを見せまくる。
  • その心の強さに朋也がまるでついていけなくなる

という様子が丁寧に描かれているんですよね。ところがアニメ版ではこの部分の描写が皆無であるために、なぜ渚が自らを母体の危機に晒しながらも汐の出産にあれほどまでにこだわったのかがわからず、『泣かせるシーンを作るために』汐を産ませて殺してしまう、という、安っぽい作り手の薄っぺらい物語に見えてしまうのです。

ちなみに原作にはこういう重要なセリフがありました。(アニメ版では軽くカットされてましたけど;。)

「なぁ、渚。ひとつ訊きたいんだ。
おまえが、強く生きること…
強い母として、新しい命を生んで、育くんでいく、ということ…
それは、おまえにとっての何なんだ…? それを教えてくれ…」
「わたしのやるべきことです」
「それは…一番か?」
「はい…わたしの一番です。
今までずっと弱かったわたしが…母として最初にやるべきことなんです…
ここで負けたらわたしは…人の親になんてなる資格もない…弱い子です…
それでは…わたしのお腹に宿ってしまったこの子が…あまりに可哀想です。
だから、絶対に産まないといけないんです…
朋也くんとの間にできた…この子を…強い母として。」

渚が汐の出産にこだわったのは、いつも誰かに守られ支え続けられてきた「弱い自分」ではなく、誰かを支えて生きていくという「強い自分」になりたかったから。この After Story はものすごく簡単に言えば、渚と朋也が「子供」から「大人」になっていく物語なのですが、この大人と子供の分水嶺になっているのが、「自分のことより他人のことを優先できるかどうか?」「人を幸せにすることを自分の幸せにできるかどうか?」という点なのです。(この作品の「大人」である秋生や早苗、直幸(朋也の父親)はそういう描かれ方をしています) だから、ストーリーの終盤になって朋也がしみじみと次のセリフを語るのです。(このセリフもカットされていましたが)

「…渚」
その名を呟く。
「時間かかっちまったけどさ…」
「やっと、家族になれたよ、俺…」
「人を幸せにして、自分も幸せになる家族の仲間に…」

これらの点を踏まえてアニメ版を振り返ってみると、

  • 「渚」というキャラクターの成長をうまく描けていない。
    渚は最初から純粋で人のことを疑わず、誰のことも嫌いにならないキャラとして描かれており、しかも体も心も弱々しい、それ故にギャルゲーらしい「男から見た場合に都合のよい女」「守ってあげるべきマスコット的な存在」のようにも見えます。しかし原作では After Story まで含めると、実はそうした「人のことをまず真っ先に考える」思いやりの形こそが作品のテーマの一つであり、弱かった彼女が成長して、母親としての強い心を得て大人になっていくことこそがこの作品で描きたかったモノだとわかります。
    麻枝氏は、電撃姫 (2004/07)のインタビューで、「渚シナリオは結局、弱かった渚が母親になるまでの過程を描く物語」なのだと語っていたそうですが、アニメ版ではこの成長がまるっきり描けていない。「守るべき可愛い彼女 & お嫁さん」というキャラクター像のまま、最後までマスコットキャラ的に描かれ続けてしまっていました。
  • 「朋也」のヘタレっぷりがまるで描けていない。
    この作品のキモは、母親になっていく渚と対照的に、親になることの意味を理解できなかった朋也が、5 年以上経って初めてそのことを理解していく、というところにあるのですが、「朋也が何を理解できていないのか?」という点、そして「朋也が何を理解することで親になっていくのか?」という点がうまく噛み砕けていません。(これは「母親になった渚」を描写できていないのだから当然と言えば当然)

これらが描けていないと、上っ面の感動はあっても、心の底に響くような感動にはならない、と思うんですよね。自分よりも他人を優先させること。他人の幸せを自分の幸せにしていくこと。誰かに支えられている立場から、誰かを支えていく立場へと変わっていくこと。それらが一気に腹落ちすることで、朋也は父親を受容し、渚の思いを理解し、その死を受容していくことができるようになるのです……が、おそらくアニメ版だけを見ていた人たちにはこの辺がからっきし伝わらなかったと思うのです。

AIR の場合も残念ながらバックボーンストーリーとしての「大きな全体の作品構造」が理解されていなかったですが、CLANNAD も同じ失敗に陥ってしまっていることを鑑みると、本当に京アニはこうした「物語作り」が弱いのだと感じてしまいます。現在に至っても、京アニは「ハイクォリティな映像化」という点で高い評価は得ていても、オリジナルストーリーではヒット作を生み出せておらず、この点が課題なのかも。アニメ評価データベースのスコアを見てみると、中央点が 95 点で歴代 2 位のハイスコアでありながらも、レビューの中を見ると結構評価が割れており、納得できないという人が多いのもよくわかるところ。体裁は上手く取り繕っているけれども、けれども肝心の物語には十分な魂がこめられなかった……と思います。今どき珍しい 4 クール作品で、商業的には成功したのでしょうが、返す返すも残念でなりません。

……まあ、そんな感想を抱いてしまうのは 10 年ちょっと前に CLANNAD をプレイして、人生を大いに反省した自分だからこその思い入れ故のものなんでしょうかね;^^。

先日の話ですが、撮り溜めてあった映画類やらなにやらをぼちぼち消化。その中に、少し前に TV ロードショーで放映されたかぐや姫の物語が。会社の同僚が、昨年の映画の中で頭一つ抜けている作品だと推していたこともあって見てみたのですが……

うーん、なんですかこれは;。
泣けるという同僚がいたので見たけど、どうしてこれで泣ける;;。

ストーリーラインを振り返ってみると、ざっくりこんな感じ。

  • 純潔で清浄な月の世界では、人間界における感情や欲望は罪とされる。
  • かぐや姫は人間界に興味を持つという罪を犯し、月から地球に降ろされる。
  • かぐや姫は罪人なので、幸せになることを許されない。翁に財宝が与えられたことで何かが狂い始め、田舎から都会に引きずり出され、権力の塊のような男性陣に翻弄される。
  • 挙句の果てに本当に大切なものが何かわかったときに記憶を奪われ月に回収される。

薄っぺらい感情のない世界である月世界との対比により、人間の持つ感情の多彩さとそのかけがえのなさを描出する。本当の幸せは、シンプルに心赴くままに生きるところにある、というのがかぐや姫の至った結論なわけで、つまり作品テーマは人間賛歌、ということなのでしょう(たぶん)。

けれどもその一方で、この作品における人間の描かれ方の薄っぺらさがどうにもひっかかってしまうんですよね;。

  • 権力は悪、都会は悪、男性は悪、というステレオタイプな設定。
  • かぐや姫視点で見ると、環境が悪いのであって自分が悪いのではないとも読み取れるストーリーライン。
  • 最後は心赴くままに生きたいと願う、という現代受けしそうなテーマ設定。

人物描写にしろ舞台設定にしろ、ステレオタイプなところばかりが目に付き、愛憎入り混じるようなカオスさがほとんど見られず、非常にシンプルに作られてしまっている。それは確かに竹取物語という原作の筋書に沿っているが故のものかもしれませんが、それにしたって薄すぎやしないか? と思ってしまうのです。

技巧的には確かに見るべきところは多く、竹取物語をうまく再解釈して現代的ストーリーに仕上げたことや、あの絵を動かした技術力などは凄いの一言に尽きます。ただ、それはストーリーが面白いのかどうか、あるいは深みがあるのかどうかとは別の話。よくできてはいるのですが、ちょっと自分とは合わなかったなーと思ったりしました。うむむ。高畑監督の作品とは相性悪いのかもしれませんねぇ自分;。

これまた先日の話ですが、池袋西武で開催されていた、うさぎのモフィの展示会にふらっと足を運んできました^^。

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最近、嫁がハマっている(?)キャラのひとつで、ファミマポイントの景品でマグカが出ていたりするもの。私はぜんぜん知らなかったのですが、日本人のクリエイターが作った絵本が最初で、そのあとヨーロッパのスタジオでアニメ化されていたのですね。世界初のコットンアニメだそうで、クレイアニメと同様、コットンを使ったキャラクターを細かく動かしてアニメを作っているらしく、いやはや気が遠くなるような作業だろうなぁと思ったり。今回の展示はその実物展示やアニメ制作現場の雰囲気を展示するというものでした。

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小さな展示なので 30 分もあれば見られてしまうものでしたが、いやはやなかなかに雰囲気よいですね。ひつじのショーンのようなクレイアニメは作品の面白さはともかくキャラ的には日本人の感性にはあまり合わないなぁという印象もあったのですが、コットンで作ったキャラクターは独特の柔らかさがあり、これはクレイアニメとはまた違った可愛さがあります。アニメはノーマークで見たことがなかったのですが、第 3 シーズンが企画されているようなので今度こそは見てみたいものです。

う゛ー、ちょっと仕事が忙しくてまたしても blog 放置状態;。ネタが溜まりすぎてどーするよ?; な感じですが、ぼちぼち書いていこうと思います^^。まずはこちらから。

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少し前から劇場公開されている、劇場版 PSYCHO-PASS。ちょうど前クールの PSYCHO-PASS 2 を全話見てから鑑賞しに行ったのですが、TV 版本編とは完全に独立したストーリーになっていました。……といっても、TV アニメの方を見てないとまるでなんの話なのかさっぱりわからないとは思いますが;;。以下、ネタバレあるので反転にて。

シビュラシステムの輸出、そして狡噛を軸に海外を舞台にして展開されるストーリーはなかなかに見応えがあり、特にシビュラシステムを用いていない周辺国がとてつもなく荒廃しているという舞台設定には、いい意味で驚かされました。確かにそういう世界設定でなければシビュラシステムというものが受け入れられるはずもないのですが、逆にその世界設定を明らかにしたことで、PSYCHO-PASS という作品が投げかけているテーマが如実に明確になっていましたね。すなわち、順法精神とは何か、と。

「歴史には敬意を払いなさい、シビュラシステム。」

この宮守朱のセリフこそがこの作品の真骨頂。宮守朱は順法精神の塊のような存在なのですが、そもそも法とは皆が幸せになるために皆が定めたルール。法の裏付けは民意による合意や同意であり、そうでなければそれは為政者やシステムによるルールの押しつけになってしまう。だからこそ、法を法たらしめるために人は多大な努力を払っている。まわりくどい合意形成プロセスを踏んで法を作り、そのルールの下で悪しき人を裁き、時としてルールを見直してよりよいものに変えていく。人によるそうした試行錯誤の積み重ねの歴史によって、法はより優れたものになっていき、人々の暮らしもより幸せなものへとなっていく。

宮守朱というキャラの面白いところは、そうした順法精神の持ち主でありながらも、シビュラシステムの功績を認めているというところ。法が法たりうるのが人の合意だというのなら、シビュラシステムは確かにその縮図とも言える。けれども、もしシビュラシステムが自らの判断で幸せというものを定義し、その結果としての幸せを速やかに得るために、途中の過程でルール破りや誤魔化しをしたらどうなるのか? シビュラシステムは、詭弁のような論を展開し、自らの手を汚さず第三者をうまく使うことで、結果としての平和を速やかにもたらそうとする。けれどもそれは、言ってみれば法と秩序を守るシステムであるはずのシビュラがルール破りをしているようなもので、そこを朱は断罪するのですよね。人間が法を守るためにどれだけの苦労をしてきていると思っているんだ、と。

人は幸せになるための法というルールを作るけれども、幸せを目指す上ではそのルールが枷になることもある。遠回りなアプローチであってもその積み重ねが歴史そのものなわけで、正しい段取りを踏めという朱のシビュラに対する主張は、こういう観点から一貫していてシビれるセリフでした。

それにしても今回ちょっと驚いたのは、割と女性客が多かったこと。女性二人組で見に来ているグループも多くて、さすが幅広い層から人気があるなぁと感心したのですが、右も左もどの女性客もやたらと話題が濃すぎるのには思わず苦笑いでした^^。ライトなファン層にウケているというわけではないんですね、多分^^。

ふう~、すっかり  blog 更新をサボって一か月弱。仕事はもちろんのこと、ゲームやらコミケやらに追われて blog エントリをサボってしまっていたのですが;、ようやくもろもろ一段落したのでぼちぼち blog 化していきますよ~^^。

というわけでまずはこちら。これが終わるとようやく年末って感じがしますねー^^。

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コミケ 87 初日。今回もサークルの委託を受けて売り子参戦。サークル配置が初日に移動した関係で 28 日参戦となったのですが、正直このタイミングだとまだまだ年の瀬という感じはないですね^^。ジャンル自体が斜陽なのかコミケ自体が大規模化しすぎているのか、売り上げは残念ながら右肩下がりではあるのですが;、とはいえこうしてサークルを出しているとみんなが集まれる場になるというのが非常に有難いところ。冷静に考えてみれば半年おきに定期的に顔を合わせるってなかなかすごいことなわけで、こうした貴重な場を作ってもらえている絵描きのお友達にはめちゃめちゃ感謝です。調べてみたら、最初に委託を受けたのが 2005 年夏なので、今回でちょうど 20 回目という節目のタイミング。これからも続けられる限り、サークル委託をずっと続けていきたいものです。はい^^。

先日、注文していたこちらの商品が無事に到着~。

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これ、日本おもちゃ大賞 2014 を受賞したバンダイのおもちゃハコビジョンの初音ミク版。手のひら上で 3D ホログラムの初音ミクを躍らせることができる、という触れ込みで売り出されており、まるでプロジェクションマッピングのような映像になるのだとか。お値段もひと箱 500 円、2 個で 1,000 円とリーズナブルなので、ちょろっと購入してみた次第だったりします。

まずは開封~。

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……申し訳程度にガムがついているのは食玩だからですかそーですか;。いやもうこれガムいらねーだろ;;、状態。

さて、早速組み立てです。作り方は簡単、半透明のプラスチックを斜めに立て掛ける、これだけ。そして上側にスマホを置き、箱の横に書いてある QR コードから YouTube の映像を呼び出し、これを箱の上に置くと、初音ミクライブの出来上がりです。

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って、おおおお。これは確かになかなかにすごい。やっていることは至極単純で、ただのダライアスなのですが;、スマホを使って映像を流すというアイディアには脱帽。ネットではプロジェクションマッピングなどと書かれていたりしたのですが、いやこれどー見てもプロジェクションマッピングじゃないだろう、と;。けれども、単純でありながらも素晴らしいアイディアで、いやはやこれは感心しました。原価はタダみたいなもんなので、これはバンダイもかなりがっつり稼いでるかもしれないですが^^。

ちなみに 2 種類のハコが売られていますが、中身は同じで QR コードだけが違う、というものなので、ムービーを YouTube で検索すればそのまま他のものも見られちゃうかもしれませんね。ちょっと面白いので、買ってみてもよいかも?^^

最近、なんだかバタバタしていて blog 書きを少しサボってましたが;、ネタが微妙に溜まってしまったのでとりあえずざくっと書いてみたり~。まずはこちらから^^。

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というわけでいつも通りのいつもながらの Comic Market 86。今回は、いつも委託を受けているサークルさんの主宰が久しぶりに東京に出てくるということで、一緒に参加させていただいた次第だったりします。コミケは実に 9 年ぶりの参加になるとか。逆に言えば、委託を受け始めてからもうそんなになるわけで、月日の経つのは早いものですねぇ^^。今回はご本人にサークルの荷物搬入をほとんどお任せしてしまったのでかなりラクをさせてもらっちゃいました。

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今年は昨年ほどの気温ではなく、コミケ雲も発生しませんでしたが、逆に雨にたたられてとんでもないことに;。搬出時の宅配便が 14:00 頃にいったんクローズ、その後場所を移動して再開となったのですが、このおかげで多くのサークルが一斉に宅配便に並ぶことになり、コミケ最大の行列になるワナ;;。これはダメだろうと適当に見切りをつけて、その辺のコンビニで荷物を出すことにしたのですが、あの行列は掃けるのに果たしてどれぐらいかかったのだろうか....

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前日のぷち修羅場とかちょっと楽しかったですよ~^^。(← 修羅場もぷちだと楽しいですw) 次回は創作少女系が 1 日目に移動するそうなので、果たしてどんなふうに客層などが変わるのか、ちょっとどきどきですね~。近いうちに今度はこちらから大阪の方に遊びに行きたいものです、はい^^。

先日ですが、こちらをさくっと読破。

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アクセルワールド、ソードアートオンラインの川原氏による最新作、絶対ナル孤独者。アクセルワールドやソードアートオンラインの発刊間隔が 2 か月置きになっているのですが、多忙を極めているためにこのスケジュールを守ることも難しくなってきているそうで、そのために間つなぎで昔の作品を単行本化したらしいのですが、いやそれはハマりパターンだろうと小一時間;。実際、やはり発刊にあたってかなり原稿に手直しを入れたようで、9 割近くを書き換えているらしい;。もうなにをやってるのやら、という感じ;;。

作品は AW や SAO とは随分異なり、現実世界での SF もの。地球外生命体が人間に取り付いて異能を与え、それが 2 派に別れて戦うという設定になっているのですが、設定上、いくつか AW のプロトタイプっぽいものも見られます。ただ、全体としてはやはり古めかしさは否めないという上に、最近の川原氏の悪いクセ(やたらと地の文が多くて説明がしつこい)が出ており、作品のレベル感としてはごく普通、という残念な印象もある一作でした。……というか、これで 2 か月引き延ばすぐらいなら素直に AW/SAO を 1 か月遅れで出した方がいいんじゃないかと思ったり;。

# これ、基本的に出版業界がページ数依存ビジネスをしている弊害なんでしょうね。
# そこそこのページ数の単行本を定期的に出さないと売上にならない、と;。
# コンテンツの質に価格がつくようなモデルにならないと、こういうことはずっと起こるのでしょうねぇ;。

そういえばアニメの方は SAO II が始まりましたが、こちらはこちらでなかなかの出来栄え。GGO 編は結構好きなので、ちょっと期待したいところです。

嫁の所望で、封切直後にこちらの映画を見に行ってきました。

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日曜朝 9:00 であれば良席がまだ取れるということで、日曜日の朝っぱらから新宿のバルト9に出撃。ここは初めて使いましたが、比較的新しい劇場なだけに設備類はなかなかによいですね。特に感心したのはポップコーンや飲み物のホルダー。このホルダー、座席のカップホルダーにひっかけることができるようになっており、ひとつのカップホルダーを拡張して 2 個の飲み物が置けるようになるという仕組み。これはよくできています。

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さて肝心の映画の中身の方ですが、いやはやびっくり、地味によい作品でした。ストーリーラインがめちゃめちゃ綺麗で、2 時間という尺の中ですっきりとまとめてくれています。観客が犯しがちなミスリード(ネタバレ : ディズニー → キスの魔法)をうまく誘いながら大団円へと持ち込む手腕は、まるで日本のアニメを見ているかのようで、ちょっとびっくりしました。……個人的にはあれやこれやの三角関係を期待したのは秘密ですが、思考が腐ってますかそーですかw。

そしてもう一つ、とにかく驚かされたのが CG の技術力。雪の質感もさることながら、氷の美しさが素晴らしい。透明ながらも歪みの入るあの独特の質感がしっかり表現されていてびっくり。しかし本当に驚かされたのは、アナとエルサの豊かな表情。微妙な心情の変化を CG で見事なまでに表現しており、まさに魂が宿っているかのごとき素晴らしい表情でした。調べてみたところ、CG の上に手書きで修正を加えているらしく、なるほどそれでここまで豊かな表情が表現できているのかと納得。

作品は全体通してミュージカル仕立てに近い形になっており、音楽もなかなかに素晴らしい(私は字幕版で見ているので吹き替えではどうなのかは不明ですが;)。ラストの見せ場で音がピタリと止むあたりも、使い古された手法とはいえ実に見事。ディズニーでありながら(悪者は存在するが)魔女が存在しないというあたりも面白く、万人受けしそうなストーリー。全体通してきわめて手堅い作りで、これは人気が出るのもうなづけます。アカデミー賞 2 部門、全世界興行収入が 10 億ドル突破といった話も十分納得できますね。いやはや、見事な作品でした。

また、本編と同時上映されている(というか本編の前に上映される)ミッキーマウスの映画が手放しで褒めたいぐらいに素晴らしい出来栄え。これなんなんだ??と思って帰ってから調べてみたところ、”Get a Horse!” (ミッキーのミニー救出大作戦)という作品だそうで、驚いたのは、ミッキーマウスの声に、ディズニーアーカイブスから抽出されたウォルト・ディズニーの声を利用しているのだとか。2D/3D の組み合わせ方がとてつもなく見事な作品で、私はこれを見ただけで十分に元を取った気になっちゃいましたよ、ええ^^。

というわけでざくっと感想を書き連ねてみましたが、いやはや久しぶりにヒットな作品でした。ディズニー映画なんて、と思われている方も多いでしょうが、いい意味で裏切られる、万人にオススメできる作品かなと思います。興味がある方はぜひ。

よ、ようやく終わった……のか?;

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ちょっと前に発売されていた、アクセルワールド 16 巻をようやく読破。いやもう、クロムディザスター編いつまで引っ張るんだよと内心呆れていたのですが、ようやく一区切りついてひと安心。ストーリーライン的には SAO と AW とで設定的に重なる部分も出てきて、いよいよ盛り上がってきた感もありますが、まだまだ明かされていない設定が多すぎるので、ちょっと推測するにしても情報が足りないですね。驚かされるのは、これらの設定は作品の開始当初から作りこまれていたであろうことで、よくぞこれだけの作品設定を作りこんでいたなぁと感心せずにはいられません。この膨大かつ緻密な作品設定は、TYPE-MOON の Fate/Stay night あたりを想起させますが、ああいった作品に比べても遜色ないどころか上回っている感もあるのはすごいところ。

……でもまあなによりの不満は、とにかく発刊に時間がかかることでしょうか;。これ、物語の完結まであと何年かかるのやら;。特に AW にその傾向が強いのですが、最近の刊は地の文が増えているので、文章量ほどには中身がないという側面もあり、全体的にちょっと展開が遅くなってますね。とはいえ、このクォリティの作品はなかなか出てこないところ。次の新刊も楽しみに待ちたいところです。

先日の話ですが、自宅でこちらを視聴してました。

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3/9 に開催された、Project DIVA のライブ&ミニトークイベント、MATSURI DA DIVA。開催されること自体ほとんどノーマークだったりしたのですが(最近きちんと追いかけてないので;)、たまたまネット上で、\1,000 で生中継をできる、という話を見かけ、当日に突発でライブ中継を見てみた次第だったりします。

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自宅のテレビでライブ中継って果たしてどんなもんかなぁと半信半疑だったのですが、いやこれは普通にイケる、というのにびっくり。もちろんネット配信なのである程度は画像が粗くなるものの、42 インチのハイビジョンテレビに出しても十分に鑑賞に堪えうるレベル。自宅で「ながら見」をする形になるので、のんびり食事をしながら嫁と一緒に見ていたのですが、いやこれはぜんぜんアリじゃね?? という感じ。というか、このレベルで見れるんなら他のライブも配信してくれないかな? と思ってしまったり。もちろん現地で見るのに比べたら熱気がぜんぜん違うでしょうが、それでもレコーディング・編集されたものを見るのではなく生中継されているものを見るというのはひと味違うわけで、これで \1,000 なら十分イケてます。(ちなみに現地だとチケットは \3,900 + 1 ドリンク代みたいですね)

それにしてもこういうのを見ていると、これからの時代はライブとかも、そのあり方が結構変わってくるのかもなー、と。今までリアルタイム生中継なんていうのはテレビ局にしかできない芸当だったわけですが、ネット配信でこういうのができる時代になったというのは隔世の感がありますね。生でしか味わえないものがある半面、自宅でアルコールとおつまみ片手に見たい場合もあるわけで、これからますますこういうのは流行ってくるかもしれませんね。

というわけで、でじくま氏のお誘いで、掲題のライブに参加してきました。

前日に大雪が降ったものの、公演は予定通り開催。地味に空席がちらほらと目立ちましたが、やはり地方からの参加者で来られなかったという方は少なからずいたのでしょうね。ゆかりんのご家族も、九州からのフライトが遅れて途中からの参加だった様子。18:10 頃にスタートして、終了したのは 21:30 過ぎ。いつも通り 3 時間超えの長丁場のライブでしたが、しっかりと 24 曲を歌いこなしたその力量は、相変わらず素晴らしいとしか言いようがない、という印象。今回は Cutie Cutie や惑星のランデブーなど、古めの曲も交えながらの選曲で、最近、ゆかりんの曲をあまり聞いていない自分にも割とやさしいラインナップでした。

相変わらずすごいなぁと思ってしまうのは、そのプロ気質というべきか、芸人根性というべきか^^、エンターテイナーとしてのマインドの素晴らしさ。前半戦では下からのアングルのカメラを使って素足を見せて遊んだかと思えば、後半戦では特撮魔法少女ものに自ら扮するという自虐っぷり。客席のいじり方しかり、MC の回し方しかり、この安定ぶりはさすが。

ただ、一方で今回ちょっと微妙な感がしたのは、方向性のバラつき。劇中ムービーは「恋を探しに行く」というテーマのものでしたが、笑い中心かと思いきや、なぜか割と真面目な作り。ピュアな雰囲気で作品作りするのかと思いきや、その流れをぶった切っての特撮魔法少女もの。加えてさすがにあの必殺技はあんまりだろう;、と頭を抱えましたが;;;、ここで笑いを取るにしてももうちょっと質を考えた方がいいんじゃないかと思ってしまったり;。良く言えば、あの手この手で楽しませよう、ということなのでしょうが、方向性に迷っているような印象もありました。確かに年齢的にも結構な歳になりつつあるので、この辺、さじ加減が難しいのかもしれませんね。

# そういえば、今回のステージセットって近くで見るとどんな感じだったんですかね?
# 自分は目がちょっと悪いこともあって、なんか遠目で見ていると枝垂桜にスポットライトが当たる
# 心霊スポットみたいな感じだったんですが;。近場だとずいぶん違ったのかしらん?;

なんだかいろいろと考えさせられてしまうようなところもありましたが、とはいえたまに参加すると、ライブもやはり楽しいものですね^^。振って飛んでの 3 時間でしたが、なかなかの充実した時間でした。私は今回のツアーは初戦のみ参加ですが、王国民のみなさまは引き続き頑張ってくださいませ~^^。

というわけで、あいかわらずですが今年もこちらに参加してきましたよ~?^^

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コミックマーケット 85 の 2 日目。なんだか今年はいつもに比べて人が少なかったような気がしたのですが、まあきっと気のせいでしょう;。今年は温度的には比較的暖かく、風もほとんどなくて割とラクだったような^^。

今回のコミケでちょっと嬉しかったのは、久しぶりに ECO のフレさんがサークルに来てくださったことでしょうか。ECO のゲーム内で知り合った女性と結婚するという話を聞いた後、めっきり連絡が途絶えていたのですが、久方ぶりにサークルに姿を見せてくれたのが嬉しかったところ。加えてびっくりしたのが、実は奥様と一緒にサークルを出している(!)という話。しかも奥様の方がサークル主催で、自らコスプレまでして売り子をしているとか。……コスプレ姿が見られなかったのが激しく残念でしたが;、またいつかの機会に見られるといいなーと思ったり^^。

コミケが終わるといよいよ年の瀬だなぁと感じるところ。明日は大学時代のバイト先の忘年会に参加して、いよいよ年越しですよ~^^。

お前それはいったいいつのエントリだとツッコまれそうですが;;、備忘録的に~。

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先月下旬ですが、さいたまスーパーアリーナで開催された、Revo’s Halloween Party に参戦。Sound Horizon はアニメ版進撃の巨人の OP テーマを担当している人たちですが、奥さんが地味に Sound Horizon が好きで、一度行ってみたいという話になって今回の襲撃になった次第。以前、DVD を見せてもらったことはあって、なんというか、90 年代のゲームに inspire された楽曲で演劇をやる、みたいな面白い舞台にちょっと興味を持っていた次第だったりします。

今回はハロウィン特別版ということで、Sound Horizon オリジナルというわけでもなく、Linked Horizon (Sound Horizon のコラボ企画レーベル)というわけでもなく、かなりごった煮の構成になっており、本来の Sound Horizon がどんなものなのかはちょっとわからないところもありました。が、大量のキャストを使っての舞台進行はなかなかに面白く、気づいたらあっという間の三時間。奥さんは、CD 音源のときの Revo 氏の歌声とライブの歌声とのギャップに頭を抱えていましたが、ゆかりんなどに聞きなれているとちょっとショックかもしれませんね;。でもまあ、Revo 氏はボーカルとしての力量よりも、コーディネーターとしての手腕のほうが高そうな印象もありますし、あんなものかな? という印象はありました。あ、でも紅蓮の弓矢はやはりライブに限ると思います、はい^^。というかあれを聞けただけで元は取った感がします^^。

それにしても今回面白かったのはこちら。

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今回のライブはサイリューム持ち込み禁止だったのですが、かわりに配布されたのがこちらの機器。電波制御で光る色を変えることができるというモノなのですが、これはなかなかに圧巻でした。ライブ会場が一面同じ色に埋め尽くされたかと思えば、いきなり一気に違う色に変わったり、あるいは右ブロックと左ブロックとで発色を変える、音楽とシンクロさせるなど様々な演出に使われていました。電子回路が単純そうに見えるので、一瞬、クラッキングされたらライブ台無しじゃないかともちょっと心配になりましたが;、とはいえ非常に面白い装置ですね。ゆかりんライブに導入されるとはちょっと考えにくいですが、多くのライブではこれから割と一般化していくのかもしれませんね。

おともだちから話を聞いて、ちょろっと amazon で注文してみました。

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何年ぶりに購入したのか思い出せないほど久しぶりに購入したなかよしなんですが^^、見てみたかったのは付録の方。毎年 1 回ぐらい、漫画家セットと題した付録をつけているらしく、ホントにマンガが描けるセットがついてくるらしいのですよね。ネットでは実際にこれを使って描いてみたという人も結構いて(しかもプロとかw)、結構な評判になっているのだとか。

実際に中身を見てみましたが、確かにこれは本体価格の何割を占めるのだろうかという印象。まあ確かに子供がこの手の雑誌を買うときはおまけ目当てだったりするものですが^^、それにしてもこれはすごいなぁと思ったり。ネットでの情報によれば、付録の選任チームが半年ほど時間をかけて企画検討、そして手配するそうですが、でもこういう付録は子供はとにかく喜びそうですね^^。こういうのが、明日の漫画家を育てていくのかもしれません。

……ちなみに自分、買いはしましたが描いてはいません^^。というか時間がない~;;。

# いやホントにないのは時間じゃなくて絵心なんですけどね(ぉ。

うお;、ここに移転していたのですか....

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先日、池袋の Labi に行ったときに裏手に見つけたアニメイト池袋の本店。移転したという話は聞いていたのですが、まさかこんなに池袋駅寄りに進出しているとは思いもよらず。さらにびっくりしたのはその腐女子向けラインアップ。もともと乙女ロードがある池袋なので腐女子向けラインアップは充実していて当然なのですが、客層が 8:2~9:1 ぐらいで女性客になっており、ちょろっと中に入っただけで思わず場違いですいません状態になってしまいました;。

それにしてもアニメイトって実に 26 年前からあるそうなんですが、いやそうだよね、自分が中学生の時代からあったよね;、と思わず苦笑い。や、実は中高生時代にさんざん池袋のアニメイト本店に通っていたのですが;、昔のことを思うとよくまあここまで大きくなったよなぁと思わずにはいられません。まあ貢いだ人間の一人が言うのもどうよ?状態なんですけどね^^。

少し前の話でずか、俺妹に続いてこちらも完結しましたね。

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さくら荘のペットな彼女 12 巻。一人でパンツも穿けないけれど、類まれなる画家としての才能を武器に一流の漫画家を目指すヒロインましろに対して、ごくごく平凡で挫折ばっかり味わっている主人公 空太という、能力格差カップルをテーマにした作品。作品中では才能を発揮しまくって成功し続ける彼女に対して、現実の壁にぶちあたって挫けそうになる主人公という対比が幾度となく描かれると共に、空太のエゴにも鋭く切り込む切れ味の良さを見せ続けた作品ではありましたが、物語の終着点としては無難極まりないところに落ち着きましたね。

(ネタバレ反転)仕事では全くいいところなしでましろの後ろばかり追い続けている空太という構図に対し、プライベートの関係性では冷静に二人の理想の関係を模索できる空太の後ろを自分の感情を持て余すましろが追いかけてくるという構図を持ち込むことで、空太にも見せ所をうまく作った……わけなのですが、個人的にはちょっと微妙な感じがしなくもなかったり。そもそも「どうやっても彼女に勝てないみじめな主人公」という構図を作品の軸として進めてきたのに、最後の最後にそこを逆転させてしまうのはちょっときれいごとが過ぎるだろう、と思わなくもありません。いったん距離を置こう、というプラトニックラブな展開は、まあ物語としての妥当な帰結ではあるのですが、ちょっと物足りなさは残る終わり方でした。……とか思うのは、ななみんを振りやがった空太への恨みとかいう気がしなくもありません(ぉ。(※ ななみんはある意味、平凡であるが故に振られてしまったわけですが、ななみんと空太こそが平凡カップルとして釣り合っている、という構図で描かれていたので、最後にましろんと空太がバランス取れてます、という構図になるはちょっと反則じゃないかなーと思ったりするわけです。はい。)

賛否両論で炎上しまくっている俺妹に比べると、amazon ではかなり高い評価が並んでいますが、重たいテーマだった割にはちょっと綺麗すぎる結末だったのが自分的には少し残念なところでした。よい作品であることには違いないのですけどねぇ^^。

先日のコミケで、おみやげがてらこんなものを買ってみましたw。

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写真が小さいのでちょっと引き延ばしてみましたが、どう見てもイタいクッキー;。笑ってしまうのはピクトグラムのクッキーで、こんな感じでいろいろな図柄が書かれています。なかなか趣向を凝らしたピクトクラム満載で思わず爆笑。

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それにしても惜しいのは、クッキーが全種類入っているわけではないという点。ランダムで適当に枚数を入れているだけで、せっかくのピクトグラムすべてを楽しめなかったのがかなり残念。まあネタグッズなので仕方ないところではあるのですけどねー;。うむむ。

というわけで例年の恒例行事に参加してまいりました^^。

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夏コミ 2 日目。今回は土日月という変則スケジュールでの開催で、しかも配置換えもあって日曜日に参加。久しぶりに西館ではなく東館での参戦と相成りましたが、いやはや想像以上に過酷な環境に。開始直後は人も少なく割と快適だったわけですが、開場後徐々に温度と湿度が上がり始め、ついにはコミケ雲まで現れる始末;;。そりゃまあ倒れる人も出るよね状態で、来てもらった嫁にもさすがに悪いことしたなぁと反省;。

加えて当日はでじくま氏、りゅうくんさん、夏のこたつ氏という鉄壁の布陣のおかげで、買い出しに行くこともなくまったりとさせてもらったり。……というか炎天下の中並ばせてごめんなさい;;、状態;。ろくにサークルチェックもしてなかったのに無事に CUT A DASH もゲットさせてもらったり、いろいろラクさせていただきました^^。いつも thx ですよ~^^。

そういえば今回、伝統だった開幕/閉幕のチャイムが BGM に変更されたのですが、ちょっと時代の流れを感じてしまった瞬間でした。ある種の伝統だったんじゃないかと思うのですが、日程も含めてこうやってちょっとずつコミケも変わっていくものなんですよねぇ。自分もいったいいつまで参加するのかわかりませんが、楽しめる限り全力で楽しみたいと思いますですよ、ええ^^。

先日の話ですが、でじくま氏に誘われて、こちらのライブに参戦してきました。

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田村ゆかり LOVE LIVE 2013 *Cute'n Cute'n Heart。最後のところは「きゅんきゅんはーと」と読むそうですが(読めません;^^)、開催されたのはなんとびっくり、さいたまスーパーアリーナ。ここは 2 万人クラスを収容できる、関東圏でも屈指の巨大ホールで、水樹奈々さんが女性声優としては初めてソロで利用して話題になった会場だったと記憶しているのですが、我らがゆかりんもついにこの会場を使うことに。私もこの会場に来るのは、以前に一度、水樹奈々さんのライブで来たとき以来で、いやはやゆかりんも大きくなったなぁと意味もなく上から目線になりつつ;、参戦してきた次第だったりします。

最近はゆかりんの新曲をチェックすることもほとんどなくなってしまったので、内心ちょっと大丈夫かなぁと思いつつの参戦でしたが、新旧取り混ぜたバランスのよいセットリスト。2 日間の連続開催でありながら、1 日目と 8 曲も入れ替えている(実に約 1/3)という凝りようだったらしく、話を聞いてびっくり。加えて驚いたのが、つなぎに使われている映像の展開とオチが初日とまったく違ったらしく、いやはや驚くほど凝ってました。

そして今回冴えわたっていたのが MC トーク。もともと MC には定評のあるゆかりんではありますが、適度な客席いじりと自虐ネタの折り込みが相変わらず絶品。イタリアンのレストランに一人で行ったという勇者な話もありましたが、パスタが 3 皿も出てくるお店って結構いいお店なんじゃないかと^^。そこからのメタうさ姫への雪崩れ込みなど、ゆかりんのみならず、カメラやオケのメンバーもいい仕事しているなぁという印象。

また、相変わらず素晴らしいのは、少しでも観客との距離を近づけようという心配り。さすがにこれだけの箱のサイズとなると、ゆかりんなんて米粒みたいなものなのですが^^、花道を活発に使ったり後方のステージを使って 1 曲歌ってみたり、さらには空中ゴンドラを左右に動かして 2F 席のお客さんのところに少しでも近づけたりと、かなり頑張っていました。こういうファンを大切にする地道な積み重ねが、この大会場を埋め尽くす一面のピンクの光になるのでしょう。これだけの規模のライブとなると、ライトなファンも多くなって一体感が取れなくなるものですが、これだけの大会場ですらファンの一体感があるというのは驚くほかありません。

以前、この会場で行われた奈々さんのライブに参加したときには、観客の統一感のなさもあり、総花的かつ無難で味気のないライブ、と称さざるを得なかったのですが、この会場でこれだけの濃さを保てるゆかりんのライブは、やはりファンと一体となって作り上げてきた奇跡のようなもの。それだけに、最後の〆で涙目になりながら語った、「こんな大きな会場に立たせてくれて、ありがとう。」という言葉に、その言葉の重みとゆかりんの万感の想いを感じずにはいられませんでした。さすがに本人の年齢も年齢なだけに(現在 37 歳)、ストイックに仕事に打ち込む様子を見ているとこれからも頑張ってほしいとは書きづらくなっているのが本音なところではありますが、どんなふうになってもきっとファンはついてきてくれる、そんなふうに思ったりもします。いやはや、素晴らしいライブでした。

そんなわけでまずはヲタクな話から。発売日に速攻で読破。いや~、いいお話でした。

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というわけで、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、最終巻 vol.12。第一巻を本郷氏の結婚式で紹介されてから 5 年、ようやく完結した物語なわけですが、いやはや見事な幕引きで感心。途中からはごく普通の兄妹話に変わってしまって、落としどころも割と平凡かつ常識的なところに落ち着いた感はありますが、それでもまあ十二分に読み応えのある作品でした。

……なんですが、amazon の書評を見てびっくり。おいおいどんだけ炎上してるんですかと小一時間(笑)。まあ、炎上する理由もわからなくはないのですが、それにしたって脳髄反射な書評が多いのにはさすがに苦笑い。せっかくなので、ちょろっと書いてみようかと思ったりします。

★ 以下ネタバレなので、まだ読んでない人は読まないことをお勧めします。

ストーリー展開的には、桐乃との話にケリをつけて、黒猫とくっつけて終わるかとも中盤ごろには期待したのですが、最終的には誰ともくっつかない展開になりましたね。amazon では桐乃 END だとか近親相姦 END だとか評している人が多いんですが、おいおいどうやってこれを読んだらそうなるんだと小一時間;。

この物語、ひとことでまとめてしまえば、桐乃が子供の頃に抱いた幼心に折り合いをつけていくという、家族愛のストーリー、なんですよね。

物語の全体像を振り返ってみると、お兄ちゃんっ子だった桐乃が小 3 のときに自分の気持ちを認識し、さらに小 6 のときに麻奈美の余計なひと言のおかげで関係をこじらせていくことになる。本来であれば、仲良し兄妹として過ごしていくうちに、適度に飽きてきて適度な距離感を見つけ出してそれぞれが一歩を踏み出していくのが「普通」なわけですが、麻奈美のおかげでそれができなくなってしまう。努力してどんどん磨きがかかっていく桐乃と、まるで冴えない兄貴という現実的なギャップ。兄貴を軽蔑しつつも、封印したはずの幼い恋心も覚えているという矛盾。桐乃は現実の兄貴に絶望して、バーチャルな世界に耽溺していく……というのが作品の入り口までの流れ。もちろんこのまま二人の道が断絶したまま分かれていく筋書もあったのでしょうが、桐乃は黒猫や沙織といった友達との出会い、そして父親とのやり取りなどを通じて、兄貴のカッコ良さを再認識してしまう。それが、かつて麻奈美に邪魔されたことでできなかったことのやり直し、つまりお兄ちゃんに甘える妹と、妹に甘えられるお兄ちゃんという兄妹としての通過儀礼のやり直し、すなわち二人のこじれた関係の修復につながっていくのですよね。

そういう目線で見てみると、京介はどこまで行ってもお兄ちゃん、なのですよ。この作品、スーパー京介モードのときの独白や行動が中二病よろしくぶっ飛んでいるので誤解しやすいのですが、京介の桐乃に対する目線や行動は、どこまで行っても妹の幸せを願うお兄ちゃん、なんですよね。兄と妹の関係、つまり「お兄ちゃんは無条件に妹を守るもの」、それは普通は普通は兄妹がもっと幼いときに通過しているべきものなわけですが、桐乃と京介の場合、本来通過すべき年頃に本来通過すべき儀礼を通ることができなかった。だから結果としてこんなに話がこじれて大きくなるわけだし、常識人な京介はスイッチを入れてスーパー京介モードにならなきゃ対応できなくなる。けれども結局のところは、最後の恋愛ごっこや結婚ごっこも含めて、京介は兄貴として妹に対して本来昔にやっておくべきことをやっただけに過ぎないのですよ。

ラストシーンを切り出して桐乃 END だとか言う人もいるようですが、いやいやラストを見れば明らかなように、二人は恋人としての対等の目線にはなっていない。京介はラストで桐乃に不意打ちのキスをするわけですが、動揺する桐乃に対してまるで動じない京介とという構図は、結局のところは妹を見守る優しい兄の目線なんですよね。だからこそ最後は、「桐乃が走っていく先には――どんなやつが待っているのやら。」となる。(この辺のセンスの良さは抜群でした。……っつーか、あのラストを読んでどうして桐乃エンドという解釈になるのか小一時間ぐらい問い詰めたい;;;。書くのもアホらしいですが、最後の自己紹介は、未来の桐乃の彼氏に向かってのセリフですよ、念のため;。)

作者の伏見氏が、京介の言動について「桐乃のことは嫌いだけれども妹のことは大好き」と語ったそうなのですが、なるほど言い得て妙。簡単にいえば、京介は桐乃の兄貴になりたかったけれどもなれなかった。それをやり直す物語なんですよ。

兄貴になれていない。だから他の女の子たちとも恋人関係になれない。不幸だったのは、黒猫やあやせ、加奈子といったサブヒロインのキャラたち。黒猫やあやせ、加奈子は京介の「お兄ちゃんとしての頼りがい」の部分に惹かれていくわけですが、本来的に京介がお兄ちゃんになり切れていないのだから、他の女の子と結ばれるはずがない。つまり、他の女の子たちと出会ったタイミング、関係が発展したタイミングが悪いのですよね。一番身近にいる異性である桐乃との関係がうまく構築できた後であれば(=この物語の後であれば)、誰とでもうまくなれる可能性があったはず、なのですよ。もうね、黒猫とかかわいそすぎるとしか言いようが(涙)。(というか、あの黒猫展開ってキャラ人気投票に基づいていたはずなのですが、ストーリーライン的には悲劇のヒロインにしかならないわけで;、かなりあんまりな扱いではないかと;;。作者の伏見氏には物語の着地点は最初から見えていたはずなんですよねぇ。)

そういう目線で見るとわかるのですが、同情の余地がないのが麻奈美;。なんでも京介のことを思って行動してくれるかのように見えていて、実のところは自分の利益中心に動いているという、実は作品中で最も腹黒なキャラ。筋書を振り返ればわかるように、こうなったのも自業自得なのですよ;。他の女の子たちは直球勝負で京介にアタックしているのに対し、麻奈美だけは策略で京介を捕まえようとする。「……うううう! 桐乃ちゃんさえいなければ! 全部上手く行ってたんだよ!」という上から目線な発言からもわかるように、麻奈美の場合、京介と対等な関係が築けない。だからこそ麻奈美にとっては自分の感情をさらけ出して京介にぶつかることが必要になるし、腹パンwも必要になるのですよね。

結局のところ、他の人と恋愛ができるほど、桐乃や京介が大人ではなかった、というのが物語の要点。兄貴になれなかった京介が兄貴としての役割を果たし、兄貴に甘えられなかった桐乃が一度思いっきり京介に甘えることで、幼かった頃の自分の気持ちに踏ん切りをつける。本来、幼いころに通過すべきだった兄妹の儀礼をやり直したことでようやく新しいスタートラインに二人が立つ、というストーリーになっているわけで、いやはや、ものすごくすっきりとしたお話でした。

……とまあいろいろ書いたわけですが、スーパー京介モード含めて書きっぷりや言動が暴走しまくっている上に、京介の捻ったセリフも多いので、表層に踊らされやすい、本質を見失いやすい作品ではある。こと兄妹ネタに関しては反射的に嫌悪感を覚える人も多いと思うので、そういう意味で amazon の書評がえらいことになるのもよくわかる。けれども家族愛としての筋書自体は非常に綺麗で、自分的には心に響くストーリーではありました。自分のようにリアルに妹がいる人間とかだと、京介みたいにいいお兄ちゃんにはどうやってもなれなかったよなぁとか、いろいろ昔を思い出してちょっとセンチメンタルになったりとか、そんなことをあれこれ考えさせられるかもしれません。作品的にも、if のストーリーを PSP 版のゲームで回収してみたりとか、メディアミックスをうまく使ったという意味でいろいろ興味深いものがありましたが、自分的にはこのラノベ版が、ジェットコースターのように連れまわして楽しませてくれたという意味で、非常に気に入りました。全体像がわかってから読み返すとまた別の面白さがありそうなので、また近いうちに読み返してみたいものです。

なにはともあれ作者の伏見さん、5 年に渡る作品、おつかれさまでした! また次回作にも期待したいところです。

というわけで、先日ですがこちらを鑑賞してきました。

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Steins;Gate の劇場版新作、負荷領域のデジャヴ。原作やアニメ版の出来が良かったので、完全新作との話に期待して嫁と一緒にふらふらと見に行ってみましたが、うーん、結論としては結構びみょい感じでした;。

あらすじとしては(ネタバレあり)、並行世界線の記憶を持ち続けることにより、シュタインズゲート世界線上でのオカリンの存在があやふやになってしまい、少しだけずれた別の世界線にオカリンがジャンプして消えてしまうという事態が発生。ツンデレ助手の紅莉栖が過去に遡って強烈な原体験を刷り込むことで、オカリンをシュタインズゲート世界線上にとどめることに成功する、というものなんですが、まあ一言でいうと、物語として薄っぺらいのですよ;。確かに、そもそもたった 2 時間程度の尺の中で描かれる物語なので大きな物語を期待する方が間違っているというツッコミはその通り。けれども、もともとの原作が、血を吐くような世界の再構成を繰り返すことによって、ようやくひとつの世界線にたどり着く、という重さを持っている作品なだけに、この手ぬるさはなんだと言われても仕方のないところじゃないかとは思うのですよね。や、確かに紅莉栖が並行世界線を行き来してしまえば、今度は紅莉栖がこの世界に留まれなくなってしまう危険性が出てくるから、という言い訳はちゃんと用意されているのですが、それでもなお、ぐらいの描写があってもよかったんじゃないか、と思ったりもするのですよね。

見終わった後で感想を聞いたところ、「苦しみ方が足りない」というのが嫁の評。いやまあそうは言っても紅莉栖はヒロインだしねぇ、と返したところ、「いや違う、作者の苦しみ方が足りない」と切り返されましたが、いや確かに言い得て妙かもしれません。制作費の問題もあろうとは思いますし、ファンディスク的な作品なのでまあこんなもんかな? と思う面もありますが、もったいない尺の使い方だなぁと思うカットも多数あり、もちょっとなんとかならなかったのかなぁという気も。ちょいと物足りなさが残った作品でした。

というわけでまたしても blog が放置状態になったわけですが;、気づけばいよいよ年の瀬に。そんな中、今日からコミックマーケットなわけですが、今年も例年通り 2 日目のみの参加の予定。いろいろと準備を進めているわけですが、昨晩はこんなことをちまちまとやっておりました^^。

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今年もおともだちのサークルさんの売り子をするわけなのですが、今回はギリギリになったために製本ができずにそのままうちに来た次第。で、作業をひきついでひたすら製本してました^^。1~2 時間で終わるかなぁと思っていたのですが、綺麗に製本してたら意外に時間がかかって 3 時間ぐらいかかりました。綺麗に製本できると気持ちがよいものですねぇ^^。

そんなわけで、あとは今日はパネルを印刷して準備完了になる予定~。もう少ししたらいろいろ買い出し含めて実家に行ってこよう~^^。

や、すみません、まだやっていたことに驚きました><。

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秋葉原のメイドカジノ、その名もアキバギルド。その昔、4 年ほど前にバカラにハマったでじくま氏に連れられて遊びに行ったことのあるお店なのですが、まさか今もやっているとは驚いたり。や、実は来月ちょっとラスベガスに遊びに行ってこようと画策していたりするのですが、8 年前に行ったときにはルールがわからなくてプレイできなかったゲームがたくさんあるのですよね;。そのために結局スロットマシンぐらいしか遊ぶことができなかったのですが(まあそれでも十分面白かったですが^^)、せっかくなので今回はなんとかして他のゲームでも遊べないかと画策していた次第だったりします。とはいえ、ディーラーがいるゲームはとにかく実地でルールを覚えないとどうにもならず。で、ここの存在を思い出した次第だったりします。

# まあ奥さん連れでこんなところに遊びに行くのは少数派だろうとは思いますが;;。

さすがにあれから 4 年、場所は変わって現在はかなり秋葉原駅に近くなり、さらにフロアも非常に広くなっているという印象。なんか確かここってその昔、パーツ屋さんかなにかがあって足しげく通っていたような記憶がありますが何の店だったか....ま、それはともかく、まずはとりあえずルーレットを覚えてみよう! ということでプレイしてみたのですが....

終わらん、まるで終わらんよ;;;;。
っつーかチップがまるで減らなくてぜんぜん終わらないんですけどっ;;;。

まあちまちまとチップを賭けていたからというのもあるんですが、それにしても 2 時間以上プレイして、チップが減るどころか増えてるのはいったいどういうことかと小一時間;;。開いた口が塞がらなかったのは奥さんの方で、なんと元のチップを 4 倍以上に増やしているワナ;;。おいおいいくらビギナーズラックにしたってこれはひどいだろうとびっくりしましたが、当の本人は超大真面目に出た目をメモって賭けていたりして、いやはやこれには驚かされました;。

それにしても昔とは結構レートが変わっているのかかなりリーズナブルになっているなぁという印象もあり、結局二人で二時間以上遊んだものの追加料金まったくなし。女性客がいたり会社帰りのサラリーマンがいたりと客層も結構幅が広く、なるほどこれはもうお店としてしっかり定着しているなぁと感心したり。実際、カジノのルールが覚えられる他のお店も探してみましたが、圧倒的にここが安価。適度な金額でしっかり遊べる、というのはやっぱりお店として長く続けるコツなのかもしれません。いずれにしても他にもいくつか覚えたいゲームがあるので、来月までにあと何回かは通いたいところ。うーむ、時間あるかなぁ……;。

というわけで今日はこちらに行ってまいりました~。

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ええっと、コミケ 82 Day-3 の最終日。今回もいつも通り、お気に入りのサークルさんの委託を受けてのサークル出店だったり。今回もあいかわらずのハイクォリティな作品を仕上げてくださっていたので自分的には満足だったりするのですが、いやはや参ってしまったのは売り上げがなかなか伸びなかったこと。本のクォリティが落ちているわけでもなく、来客数に対する販売率は以前とさほど変わっている印象はないのですが、

  • そもそも一見さんの数が減っている。
  • 東館から西館に回ってきたと思われる客層が物理的に減っている。

の 2 点が特にクリティカルな印象;。改めて過去の売上傾向を今一度調べてみたのですが、売り上げのピークだった C73 の頃に比べて新刊売上が半減していて、いやはやこれはコミケがかなり様変わりきている様相そのものなんだろう、と思わずにはいられなかったり。実際、私もあまりの人の多さゆえにコミケでは開拓をする気になれないというのが実態で、うっかりすると普段チェックしているサークルを回ることすらままならなかったりする有様。おそらく他の人たちも大差がないだろうと思われるだけに、ちょっと何か考えないといけないなぁと思ったり。

今回、でじくま氏やベルナさんが参加できないという話を聞いて地味にびっくりしたのですが、いやはや、コミケ幼稚園居残り組といえどもまわりの時代は確実に変わっていっているのだということを思わずにはいられなかった今日この頃。こんなときこそ、ちょっとした知恵を絞らないといけないのかもしれませんね。

とはいえ、毎年こうやってコミケに参戦できるのは楽しいもの。年 2 回のコミケに参加しないと生体バイオリズムが狂いそうな気がするあたり、やっぱり自分は生粋のヲタだなぁと思わずにはいられませんでした;。ま、そんなわけで冬も頑張って参戦しよう~^^。

というわけで最近すっっかり blog をサボっていますが、やることはちゃんとやってますよー^^。

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そんなわけで明日はコミケ 3 日目。いつも通り、サークル委託を受けての参戦予定なのですが、今回はちょっとびっくりすることが。なーんと、サークル入場チケットが余るワナ;;。例年、3 日目のチケットが余るなんてことはあり得ないのですが、でじくま氏は仕事で不参戦、ベルナさんも私用で参加不可、本郷氏は別系統でチケット入手、こたつさんはお昼からまったり参戦……って、おいおいマジか;;、状態。昔は(というか今も)3 日目のチケットなんてプラチナチケットだろうと思うわけですが、いやはやこれには驚きました。時代は流れていくのねー;;。

# という自分はコミケ幼稚園居残り組ですがwww。

まあでも、一年に 2 回のお祭りは、何をするでなくても行かないとバイオリズムが狂うというものw。今年もまったり楽しく参戦してきますよ~?^^

発売日に購入して、そのまま読みふけってしまったわけですがw。

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というわけで、アクセル・ワールド vol.11、超硬の狼。ようやくクロム・ディザスター編にケリがついて新展開に入り始めたため、今回はちょっと小休止的な展開 & やや振り返り気味な内容でしたが、それにしてもあいかわらず膨大な設定と伏線に基づいて組み立てられた作品ですごいなぁと感心。普通に面白かったです。

とまあ最新刊の感想は適当にしておいて(ぉ)、どちらかというと書きたかったのはアニメ版の感想だったりするのですが。

すげぇ。っつーか超クォリティじゃないですかw。
いやー、これはめちゃめちゃ先が楽しみになるというか^^。

もともとアニメ向きな作品ではあるのですが、それにしたってこの映像クォリティは素晴らしい。思わず食い入るように見入ってしまいましたが、あの緻密な文章表現を見事に映像化しているのですよね。そして非常に上手いのが、原作の削り方。AIR アニメ版を最初に見たような錯覚に陥ったのですが、作品の本質をうまく抽出して、もろもろの枝葉をことごとく切り落としていき、時間をかけるべきところにしっかり尺を使うという、基本中の基本がきちんと出来ているのですよ。映像で表現する、という当たり前のことがきっちりとできていて、さすがはサンライズと感心してしまったり。

絶妙なコンテの切り方(例えばテーブルを下から見上げると、再現不能なテーブルの裏側が妙な色合いになっているとか)など細かな作り込み、ゲームを意識した BGM なんかも素晴らしい。#1 ラストでアッシュ・ローラーに乱入を受けるシーンは思わず鳥肌が^^。現実世界が再構成されて世紀末ステージ化していくところは実に見事でした。

もっとも、原作読んでないと割とちんぷんかんぷんかも;、なので、アニメ版が気に入った人はぜひ原作を読むことをお奨めしたいところ。いやー、今期は楽しみな作品が多くて good ですよ、ええ^^。

噂に聞いていたこれに手を出してみました^^。

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ええっと、TV 版 CLANNAD の Blu-Ray ……なのですが、これ、海外版。自分の場合、DVD 版は全部持ってるんですが、今度見ようと思って DVD ディスクだけを別に取り分けて置いておいたらそれをなくすワナ;;。まあ急いで見るもんでもないし、と放置していたところ、こちらの海外版の話を聞いて取り寄せてみた次第。さすがは海外版、日本の超豪華装丁とは違ってパッケージも簡素です。

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で、見てみたのですが、おお、これは全く問題なくイケる^^。っつーかこんなんでいいのかと小一時間;。もうちょっと細かく説明すると、

  • Blu-Ray は DVD と異なり、リージョンの縛りがやや緩くなっているため、米国と日本とが同じリージョンコードでいける。つまり、米国で売られている Blu-Ray は特殊なことをしなくても、日本の Blu-Ray プレイヤーで再生可能。
  • もちろん収録されているのは英語版ですが、英語吹き替えと、英語テロップつき日本語とを切り替え可能。英語テロップつき日本語に切り替えた上でテロップを非表示にすると、テロップなし日本語になる
  • Blu-Ray 3 枚組なので圧縮率が心配になるところですが、普通に見る分には十二分に綺麗なハイビジョン画像。

という次第。しかもですね。

  • 怪しげな DVD ショップなんて使う必要なし。安心の amazon.com で買えます。難しいところはせいぜい配送先の入力ぐらいで、自宅の住所をどうやって英語表記するか、程度。(でもこれもおそらくいいかげんな入力でも OK。DHL (国際郵便)で来るのですが、配送直前に、DHL から(日本語で)メールで配送方法に関する問い合わせがありました。心配ならここで日本語で配送先情報を伝えればよいでしょう。)
  • 米国は Blu-Ray の値引きも結構大きい。このため、お値段は $50.99。配送料は配送方法によって若干変わる(お急ぎ国際便、通常国際便、格安まったり配送便の 3 種類)ものの、中間グレードのもので $9.98。今は円高ということもあって、トータルで \5,127。っつーか 国内アニメ DVD 1 枚以下の値段なんですが;;。
  • 配送にかかる時間もたかがしれていて、通常国際便の場合で 4 日程度。1 週間かからなかったのには驚きました。(通常は 1 週間ぐらいっぽい)

……とまあちょっとびっくりな感じ。以前に夏のこたつさんから話は聞いていたものの、まさかこんなに簡単だとは思っておらずさすがにびっくりしました;。

しかしこれだけ安いと他の Blu-Ray にも手を出したくなりますが、残念ながら Kanon や AIR はない様子。Angel Beats! やフルメタルパニック & ふもっふ、そらのおとしもの、鋼の錬金術師あたりはあるようですが、この辺はいろいろ研究しているホームページとかあるみたいなので調べてみると吉かも。まあ頻繁に手を出すものではないような気もしますが、それにしてもこの内外価格差はさすがにちょっと;、と思ってしまいますねー;。

いや~、先日の話ですが、これはちょっと参りました;。

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TSUTAYA TV というオンラインサービス。先日、奥さんがマクロス F 劇場版を見たいという話になって、TSUTAYA で借りてきて見てたのですが、最新作はまだ店舗ではレンタルしておらず、ストリーミング配信でのレンタルのみ。で、調べてみると、現在は一般家庭のテレビにインターネットのケーブルを繋けば TSUTAYA TV につなげることができ、そこでマクロス F もレンタルしている様子。お値段はちょっと高めの \840 ですが、でもハイビジョンならまあいいか、と思ってレンタルしてみたのですが、これが大ハマリ;。

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まず夜中の 11 頃に見始めたところ、画像がしょっちゅう止まってしまう。テレビまで 3 段ぐらいハブをかましているのがまずいのかな? と思って FTTH 回線に直結したところ、多少は改善されるものの、それでもしょっちゅう止まってしまう。うーん、これは夜だからサーバ混んでるかねぇ? と思って、翌日の日曜の日中にやってみたところ、かなり改善されはしたのですが、30 分ぐらい見たところでこんな表示が……;。

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ちょwww;、マジっすか;;。
っつーか夜中はともかく、日中時間帯でサーバ混雑で見られないってどういうことよと小一時間;;。

しかもこのストリーミング配信、致命的なポイントがいくつか。

  • 基本的に、一番最初からの連続再生しかできない。一時停止、巻き戻し、早送りは一切不可。
    つまり、なにかの拍子に通信障害が起きた場合(上記のサーバ混雑とか)、最初からもう一度見るしかない;。
  • HD 版をレンタルした場合、通信障害で問題が発生した際でも SD 版にダウングレードできない。
    つまり、もう一度、お金を払ってレンタルし直すしかない;。
  • レンタルの再生可能時間は 48h。仮にトラブルで見られなかった場合でも、2 日以内に見終えないとパー。
  • クレーム入れようと思って電話しても、ヘルプデスクの電話は全くつながらない;。メールなどの受け口はなし;。

というわけで、途中で見るのを諦めました;。まあそのうちレンタルが開始されたら借りてきて見ますかねぇ;。

しかしこれはちょっと残念だなぁと思うところもあったり。こうしたオンライン型の VOD サービス、あれば便利だし確実に使うのですが、今回初めて使ってみて、本格普及にはまだもうちょっと時間がかかるのかなぁと思ってしまったり。一般の人でも心配ごとなく気軽に使えるような環境が整って欲しいなぁと思う今日この頃。自宅でもそれ相応に快適な視聴環境を構築できるだけに、この手のサービスはもっと充実して欲しいところですね。

というわけで、久しく  blog が止まっていたおかげでネタ的にはいろいろ溜まっているのですが、まずは早めに上げた方がいいかもしれないこちらのネタから。……いやもうネタ的には激しく古いかもなのですが;、2/26 にでじくま氏と共にこちらのイベントに参加~。

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ええっと、田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2012 *I Love Rabbit*、千秋楽の横浜アリーナ公演。今回は新婚旅行の余波が去り切らない状態での参加になったために、事前予習も準備もナシでの参加となりましたが、まずは総評をひとこと。

……うーん、激しくびみょい;。
過去最低だった PTP (Pinkle☆Twinkle Party)ほどではないけど、この微妙さはどうよ?;

何が微妙なのかというと、このライブ、最高点を狙おうとしているのではなくて、失敗しないことを最重要視しているように感じられるライブだったのですよね;。建て付けはなんとか体裁を保っているけれども、根幹の骨格の設計思想が従来と全く違っている、という印象。これは正直、監督さんとかが変わったのかなぁ? という感じがありました。

今回、特に大きく変更されているのは以下の 4 つ。

  • MC が極限までに減らされている。衣装替えなどはすべてムービーでつなぐ流れに。
  • 一方、曲数は 26 曲程度へと拡大。(従来比 数曲増し)
  • 花道などを小さくし、極限まで客席数が増やされている。(結果、ゆかりんの移動範囲も狭い。)
  • 客席参加タイプの曲が少ない。当日その場で振り付けを覚えるようなものは一切なし。

セットリスト、ライブバンド、バックダンサー、衣装、演出などは従来通り、あるいはそれ以上だし、ムービーも凝っていて普通に面白い……のですが、なんというか、ライブに参加している面白さがまるでないのですよ。ライブというのはその名の通り、「生モノ」であることに最大の価値がある。ライブコンサートが一番輝く瞬間は、舞台と客席とが一体となった瞬間に生み出されるものだと思うのですが、今回のステージはまるでステージと観客との一体感がなかったように思うんですよね。

ぐだぐだ MC トークは、確かに進行上のリスクはあっても、ステージと観客との距離感を近づけるために必要だし、ステージ上のハプニングだって、生モノであるライブであるからこそ起こること。確かに MC をムービーにすることによって失敗のリスクは確実に下げられるけれども、それは最高峰を目指して挑戦する姿勢ではなく、むしろ低め安定を狙う安全策。見ていてゆかりん自身に関しても、あまりテンションが乗っていないように感じられる瞬間は多くて、特にあのハッピーバースデーソングの噛み合わなさにはなんとも歯がゆいものがありました。(※ 2/28 がゆかりんの誕生日なので、観客席から MC の際にハッピーバースデーソングが歌われた)

確かに、どの一部を切り出しても最低限のクォリティは満たされていて、及第点は取れる。けれどもそれは最高峰を目指したものではなく、だからこそこちらも熱が入らない。ひと言でいえば、これじゃただの、DVD/Blu-Ray ディスクの公開録画イベントじゃないか、と思うわけですよ;。なんだかなー、うーん、という感じ;。演目ラストで、ダブアンをややしつこくコールしていた一群がありましたが、正直なところ、不完全燃焼だったという意味ではダブアンを要求したいという感覚が自分にはありました。

ただ、私自身疑問なのは、もしかしたら多くの参加者はむしろこういうイベントを求めているのではないかという気もすること。改めて周囲を見回してみると、30 代だけでなく 20 代の参加者も相当に増えているのですが、おそらく 20 代の参加者ってそんなに目も舌も肥えていないだろうし、全力で飛び跳ねることに楽しさを覚えるのかもしれないのですよねぇ。帰りがけの電車の中で、「今日のゆかりんの衣装めっちゃかわいかった!」「いやー DVD になるのが楽しみだねー」とか語り合っている若手の参加者がいて、結構自分の目線が肥え過ぎているなぁ……とは思うのですよね。例えば Love Me Now!なんかはもはや忠誠のポーズを取るほうが圧倒的少数派になっている(じっとしていられない)あたり、かなり客層が変わっているのだろうなぁ、と思うところもあります。

とはいえ、低め安定を狙うことでは決して安定は狙えない、と私は思うのですよね。失敗を恐れず挑戦していくからこそ人はその姿に魅せられるのであって、安定した作品ではそうした感動は生まれない。商業的な成功、安定性を求めることで、かえって自分たちのクビを締めている、というワナにハマっているように感じられるのですよね。一度や二度ならまあこういうライブもアリかもしれませんが、こんなライブを数回続けたら、いよいよ本格的にゆかりんも終わりだろうなぁ……と思わずにはいられないライブでした。いい意味で、今回をリセットポイントにして、再び不死鳥のように羽ばたいてもらいたいものです、はい。

つわものどもが夢の跡~。

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というわけでコミケ 81 が無事に(?)終了~。今回もいつも通り、お友達のサークルさんの委託を受ける形での参加でしたが、いやはやなかなか楽しい一日でした^^。奥さんは午後からの参戦でしたが、コスプレ広場で撮影しまくるという新たな遊びを覚えたこともあって(ぉぃ;)、なかなか楽しいことに。サークルの売上的には多少微妙な感じでしたが、新しいお客さんも来てくれたりしてよかったですよ、ええ^^。

しかし激しく微妙だったのが、打ち上げで訪れた、両国のちゃんこ料理のお店。

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江戸沢という、ちゃんこ料理の大型店舗。なんと 6F 建て、300 席もあるマンモス級のお店。冬の打ち上げなら鍋がいいだろう、ということでみんなで行ってみた次第だったり。注文したのは横綱ちゃんこコース。\3,800 で 9 品ぐらい出てくるお値打ちコースだったわけですが……

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コースが出てくるのにあまりにも時間がかかり過ぎて最後までたどり着けないワナ;。鍋が先に出てきてしまい、これを食べきって時間が経ってしまったらとても他の料理がお腹に入るような状況にはならず;;。もうこれは諦めよう;、ということで、結局打ち切って帰ってきてしまったわけなのですが、いやはやまさかコースで最後までたどり着けないとは思いませんでした;;。帰りがけにお店の人に平謝りされたのですが、聞いてみたところ、1F と 2F の注文が集中して捌き切れなくなったのだとか;。厨房の供給キャパぐらいコントロールしようよ、状態でしたが;、まあ年末年始に無理をするとこういうことが起こるのかもしれません;。

とはいえ、ちゃんこ鍋の方の味はなかなか美味しい。肉もびっくりするほどたっぷり入っていて、肉のダシがしっかり出たスープはかなりイケてました。味がおいしいだけにちょっともったいない感じでしたが、値段もリーズナブルだったのでまた何かの機会にチャレンジしてみたいものです。

というわけで明日はいよいよこみけっと……というかすでに今日から始まってますが;。

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いやはや今回は準備が楽しかったですよ~。というのも、委託を受けているサークルさんのプリンタが直前に壊れたりしまして^^、コピー本の製本作業を引き継いでいたりしたんですよね^^。

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このサークルさんのコピー本を作ったのは初めてでしたが、なるほどこうやって作るのかー、と感心することしきり。A4 用紙からなるほどこうやってこの B5 変形本を作るのか、と目から鱗。いやー、勉強になりました。しかしこれ、裁断機がなかったら絶対に作れなかったわけですが、うちに裁断機があるって知ってたのだろうか……(笑)

なにはともあれ、明日のコミケ、全力で楽しみたいと思いますよ~♪

だから僕はその疑問を口にした。
「あの、『生きる』って……どういうことでしょうカ?

というわけで、今日はこちらのインプレをひとつ~。

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電撃文庫のライトノベル、雨の日のアイリス ~Iris on rainy days。夏のこたつさんから紹介された一冊だったのですが、いやはやこれはとんでもなく素晴らしい一作。驚くほど綺麗で、美しく、切なく、哀しく、そして愛しい物語じゃないですか、これ。

主人公は、今どき流行の(?)人型メイドさんロボット、アイリス・レイン・アンヴレラ。ロボット研究所に勤める若き天才研究者、アンヴレラ博士の家にいる家政婦ロボットさん。最初はいわゆるちょっと百合もの系なストーリーラインかなと想定したのですが、いい意味で予想を 120% 裏切られました

何を書いてもネタバレになる(& 実際に読んでみて欲しい)ので敢えてストーリーには触れませんが、物語として綺麗にまとめられている上に、とにかく文章が美しいのが本作の特徴。同じく雨を題材にした作品という意味で、シンフォニック=レインを思い出しましたが、あの作品にあったような情緒的な雰囲気が漂う一作で、その筆致力は実に素晴らしい。特に驚かされたのはその表現ので、細やかな感情の機微を伝える繊細さもあれば、大胆に生々しくキツい表現で強烈なインパクトを与える力もある。それはまるで、文章で起伏に富んだ音楽を奏でているかのよう。この力量にはちょっと驚かされました。

# この作者さん、かなり面白い経歴の持ち主みたいですね。
# 新人作家さんというわけでもなく、ガンガンリベルズや新風社などいろんなところから
# すでに作品を出している作家さんなんですねぇ。

にしても、これが 4 次選考作品止まりというのは正直解せないところ。確かに商業的に成功できる作品かといえば決してそうではないという意味で、商売っ気のある作品ではないのですが、完成度の高さという意味では(ベクトルこそ違えど)とある飛空士などに比類する作品じゃないかと思ったり。作品内容としても万人におすすめできる作品だし、テーマ的にもいろんなものを感じ、考えさせてくれる作品。こういう作品こそライトノベルとしてもっと評価されるべきで、口コミベースでもっと話題になって欲しい一作だと感じました。表紙に騙されるととにかくもったいない作品なので、ぜひ騙されたと思って読んでみてください。いやはや、ホントにいい作品でした。

というわけで、少し遅ればせながら奥さんとこちらを鑑賞してきたり~。

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とある飛空士への追憶の劇場版。原作はラノベの素晴らしい一作で、この blog でも紹介したことがあるわけですが、映画化されると聞いていたときからかなり期待していたり。タイミングが悪くてなかなか見に行くことができなかったのですが、ようやく奥さんと行くことができた次第。

で、その出来栄えの方ですが……うーん、かなり微妙な出来かも、という印象;。

いろいろとツッコミどころ満載なのですが、不満点をひと言でいえば、至極平凡な映像化に留まってしまっていて、原作の持つ神々しさがまるでない、という点。原作の素晴らしさはストーリーラインもさることながらその恐ろしいまでの筆致力にある。原作ではファナの儚い恋心、シャルルの心の迷いや機微、苦しみなどが美しくも切なく綴られていたわけですが、そうしたものがうまく映像化できていない。致命的だったのが、シャルルとファナの声優さん。それぞれ俳優・女優さんで、声優初挑戦、みたいな人たちで、相当に努力はしているものの、そりゃそもそもムチャだよと言いたくなるワナ;。あの微妙な筆致を微妙な声質に載せて運ぶには、声優さんだとしてもよほどの器量が必要なわけで、うわー、なんてキャスティングしてるんだよ、とツッコまずにはいられず;。加えて残念だったのが BGM。ひとことで言うと、音楽が軽い。もともと壮大な物語なのだから、軽いシーンだからといって軽い BGM にしちゃいけないと思うのですが;。キャラデザも確かに原作に忠実なんだけど、何かが違う;。特に違和感があったのがファナで、爽やかな今どき女性っぽいキャラデザは正直違うだろう、とツッコミたくなってしまう。

確かに教科書通りに映像化するとこうなるんだろうなぁ……とは思うのですが、これでは単なる映像化。作品の「空気」を映像化することには失敗しているよなぁ、と思ってしまうのですよね;。こういう不幸は偉大な原作であればあるほどよく起こるものですが、昨今はこうした素晴らしい原作を、原作に負けないクォリティで映像化することに成功している作品も増えつつあるだけに、個人的にはかなり残念でした。

とはいえおそらくこの意見はあくまで原作ファンだからこそ、なんでしょうね;。隣で見ていた奥さん(原作未見)はふつーに感動していたので;、そういう意味では十二分に魅力的な作品なはず。しかし……うっかりするとラピュタを超える名作にもなりうる可能性を秘めた作品(言い過ぎ?;^^)だっただけに、うう、もったいない、という感じではありますね、ホントに。

なにはともあれ、あまりアニメ慣れしていない人でも十二分に見られるラブロマンス作品ではあるので、夫婦やカップルで見に行くのも十分におすすめできる一作です。公開されている劇場数は少ないですが、興味がある方はぜひ^^。

というわけで今回の大阪襲撃の最大の目的のネタを;;。ようやくたどり着いた;;。

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ええっと、コミックトレジャー18。今回の大阪襲撃の目的は、いつもお世話になっているお友達のサークルさんのところに行くことだったりしました^^。インテック自体は人生 2 度目で、前回はもう 10 年近く前になるのですが、そのときは一般での参加。今回は朝、弁天町で合流して車で拾ってもらい、インテックに向かって車での入場になったのですが、まさかインテックの裏手に屋上駐車場があるとは^^。そんなわけで会場には裏手から入ったのですが、ちょっと面白い体験でした^^。

即売会については特に書くことなし……と思っていたのですが。
うあー、めっちゃ面白いじゃないですか^^。っつーかこんなに違うとはw。

コミケ慣れしてしまっているせいもあるんでしょうが、それにしても東京の即売会とは全くといっていいほど違う雰囲気に思わずテンションが上がってしまったり^^。会場にはライブの放送局があり、いろんなサークルさんの紹介をしたり BGM を流したり。さらには無料飲み物コーナーでメイドさんが様々なドリンクを提供してくれたり。コスプレスペースもちょっと特殊で、ちゃんと写真が撮りやすいようについたてが用意されているんですよ。いやはやこれは面白い^^。それほど規模的に大きな即売会ではなく、さらにオールジャンルだったこともあってごった煮感満載なイベントではありましたが、昔ながらの手作り感漂う即売会で非常に面白かったです。東京でも小さな即売会だったらきっとこういうイベントもあるんでしょうね^^。ちなみに戦利品はこんな感じー。

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手前側にあるのがだめだしごはん。手抜き料理を題材にした同人誌なんですが、これがめちゃめちゃ面白い^^。後にあるのは 3Q という同人誌で、ねんどろいどの初音ミクを撮影したフルカラー本。いやー、これがめちゃめちゃかわいくて癒されるのですよ^^。雰囲気は、この同人誌の撮影を担当しているレノーオフさんの blog で確認できると思いますが、いくつかびっくりするような写真もあって驚かされます。いやー、どちらもよい本でした。

# ちなみにだめだしごはんの方はうちの奥さんが見つけてきました。
# なにげにいつの間にかすっかり即売会になじんでいるうちの奥さん....;;

それにしても、コミトレは 11:00~15:00 と、コミケに比べて 2 時間ほど短い開催スケジュールなのですが、これぐらいの時間だとかなりラクですね、やはり。コミケと違って途中で帰ってしまう人も少なかったですし、中だるみすることもなく、一気に走りきって終了という感じで楽しかったです。いやはや、面白い即売会でした。

ようやく出ましたねー^^。といいつつ、出たのはそれなりに前ですが^^。

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ええっと、ソードアートオンラインの最新刊、vol.8。今回はサイドエピソード集で、SAO 時代のエピソード 2 本と、ALO のエピソードが 1 本、という構成。脇道に逸れる、といっても内容的には非常に面白いエピソードで、特に ALO でまさに全キャラ勢揃いなキャリバー攻略クエストはかなり読み応えがありました。まあでもこの巻はなんだかんだでひと言に尽きるかも。

「シノンさん、マジかっけぇ―――――――!」

# すいません、読んだ人にしかわからないと思いますが^^。

それにしてもこの作者の芸幅の広さには驚かされますね。本巻の 1 本目のエピソードはミステリーものですが、精緻な設定を基に巧妙なストーリーを紡いでいくその手腕はとにかく驚きます。ソードアートオンラインとアクセルワールドという全く性格の異なる作品を同時に手掛けるところからも相当な力量を感じていましたが、いやはや自分が思っていたよりも遙かに芸幅がありそうな印象。次はアクセルワールドの vol.9 みたいですが、いやはや楽しみになりますねぇ^^。

というかもう相当に浦島太郎なネタなんですが、自分の備忘録用に^^。

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先月の 7/24 に、都産貿で開催された marche mignon (マルシェ・ミニョン)というイベントに奥さんと参加してきたり。I Doll(アイ・ドール)という、ドール関連の手作りグッズ即売会と併設で開催されていた、服飾・手作り雑貨の即売展示会だったりします。コミケやコミティアでは雑貨系のスペースを良く回っているのですが、オンリーイベントだとどんなもんなのかねー? ということで行ってきてみた次第だったりします。

サークル数が少ないこともあって、雰囲気的にはいわゆる都産貿のオンリーイベントだよなぁという感じだったのですが、なかなかに驚いたのは全体的なレベルの高さ。本職との狭間のようなところで活動されている人も多いようで、びっくりするような商品もいくつか。なるほどこれは凄いなぁと感心したり。その一方で、見るからにどのサークルも売れてない、という印象;。そもそも売ることを目指しているのかどうかもわからないのですが;、やはりグッズというのは頒布が難しいものなのかもしれません。単価も高くてそんなにサクサクと出ていくものでもないでしょうし。

30 分とかからずさくっと回れるぐらいのサークルしかなかったんですが、こういうゆったりしたイベントもたまにはいいものですねー。コミケとかはもはや戦場、ですからねー;;。

……ううん、冷静とか、そういうことじゃない。この人は、ただ、全力なんだ。
自分に言い訳せず、全力を尽くして戦うことを選び続けているんだ。
それが―――それこそが、この人の強さ。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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ソードアートオンライン vol. 5,6 ファントム・バレット。舞台を新たに GGO (ガンゲイル・オンライン)に移して、今度は銃器を使った VRMMO を描いていたわけですが、いやー、これまたとんでもなく面白いじゃないですか。なるほど夏のこたつさんがこのファントム・バレットを推すのもよく分かります。私もかなり好みかも^^。

4 巻までのシリーズとちょっと違うのは、とても心の弱いヒロインを軸に据えたこと。4 巻まではキリトやアスナの芯の強さが目立っていましたが、5, 6 巻は現実世界でトラウマを抱えた少女をヒロインに据えて、彼女がそれを克服していく物語になっている。

あらゆる強さは、ただ過程の中にこそ。

おそらく上のセリフがこの作者の思想をひとことに集約していると思うのですが、アクセルワールドにしろソードアートオンラインにしろ、彼らの強さは物理的な強さもさることながら、精神的な強さとして描かれている。そして成長の物語は、挫けそうになる自らの心を叱咤激励して、何度でも立ち上がっていく過程の中に描かれていくのですが、一度思いっきり挫けた人が、自らの力を振り絞って立ち上がり、そして歩き出していくというテーマは心に響きます。いやはや、いいお話です。

正直、銃器の描写は非常に弱い(ニトロプラスみたいにびっくりするほど詳しい人たちもいるので;)のですが、物語としては非常に素晴らしい。シリーズ通してここまでハズレもないので、ぜひ手に取って読んで欲しいところですね、これは^^。アクセルワールドと違って、2 巻単位ぐらいでちゃんと話が完結してくれるところも読みやすいですしねー^^。

「これは、ゲームであっても遊びではない。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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ソード・アート・オンライン。先日ご紹介した、アクセルワールドと同じ作者が手掛けているもうひとつの作品。アクセルワールドがなかなか面白い、という話をした友人複数から、「同じ作者のソード・アート・オンラインの方が面白いよ」と薦められて読んでみたのですが、いやはやこれは恐ろしく面白いじゃないですか^^。

アクセルワールドと同様の、仮想 MMO を題材とした一作で、舞台設定としては、仮想世界に閉じ込められてしまった主人公たちが、生き残りをかけてゲーム世界を攻略していくというもの。題材はアクセル・ワールドと全く同じなのですが、作品の方向性は全く異なる。こちらの作品は、内面的な心理描写を楽しむ作品というよりは、純粋なエンターテイメント作品という傾向が強く、ストーリー展開そのものを楽しむ作品ですね。ネタバレになるのであんまりあれこれ書けないですが^^、力強く真っ直ぐ世界を切り開いていく主人公キリトは、一昔前のカッコいい主人公像、という感じですね。

# そういう意味では、ソードアートオンラインとアクセルワールドが人気を二分している、
# というのもよくわかりますね。ライトユーザー層にとってはソードアートオンラインの方が
# 受け入れられるでしょうし、逆に日常的に迫害を受けている(?)ヲタク層にとっては
# アクセルワールドの方がどっぷりとハマりそう。ちなみに私は友人から「絶対にソード
# アートオンラインの方が面白いと思う」と言われましたが、どっちかというとアクセル
# ワールドの方が好みですねー。どっちも十二分に楽しめますが^^。

それにしても、こちらの作品も引き込み度合いは尋常じゃない、という印象。や、実際、1 巻を読んだ後、2 巻を読んだらサイドストーリーだったので、思わず 2 巻を飛ばして 3 巻を読み始めてしまったほど。まだ 4 冊しか読んでいませんが、まあとにかく引き込まれる作品ですね。アクセルワールドが面白いという方に限らず、ゲーマーであればどなたでもオススメできる一作かも、と思います。ぜひ手に取ってみてください。

というわけで先日の話ですが、たまたま近くに用事があったついでに立ち寄ってみたw。

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ええっと、アニメイト新宿店。なにげに新規開店 100 店舗目という記念すべき店舗らしいのですが、紀伊国屋書店の隣、旧さくらやの店舗を使って開店した様子。地下 1F から地上 3F まで 4 フロアですが、新宿の一等地という前提で考えるとかなり大きな店舗です。いやはや、まさか入場に整理券が必要になるとは思わなかったですよ><。

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店舗の方は新規開店とはいえ、別に目新しいものは特になし。もしかしたら時間帯が早かったらいろいろと目玉商品があったのかもしれませんが;。

それにしてもアニメイト、もう 15 年ぐらい前から池袋にある店舗に通っていましたが(いくら貢いだのかは考えたくない;;)、よもやこれだけの大きなお店になるとは思ってなかったです。とらのあなといい、アニメイトといい、時代の潮流に乗ったお店はホントにすごいものですねぇ。

……っつーか、この作者の人はいったい何者なのかと小一時間;;。

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ええっと、なれる! SE vol. 3~4。萌える SE 残酷物語、などという煽り文句が帯には付いているわけなのですが、いやいや見た目の緩さとは裏腹に、中身がとんでもなくよく書けているのですよ。1 巻は SE、2 巻は運用、3 巻は営業、4 巻はプロジェクトマネージャという、全く異なる職種をネタに取り上げているにもかかわらず、それぞれの内容が、その職種において本質的に重要なポイントを扱っている。いやもちろん、ストーリー展開には荒唐無稽なところが多いし、そんなにうまくいかねーよ、とツッコミを入れたくなるところは多々あるのですが、それでも長年の経験からしか得られない本質的なポイントをストレートに描いているのには驚くことしきり。私は IT 業界に入って 10 年以上の人間なのですが、読んでいてその本質論には頷くところが非常に多くて、いやはやこの作者はいったい何者なんだと言いたくなることしきり、だったりします。

難点は、業界人でなければ楽しめない一冊かな?と思うところ。専門用語の説明などは十分なのですが、「そうそう、それそれ」という感覚がないと今一つ面白くないんじゃないかな?という印象がある。SE じゃない人とか、これから SE を目指そうという学生の人が読んだらこれどう思うのかなー?というのはちょっと聞いてみたいところだったりします。

それにしても、vol.5 以降はどんなネタを取り上げるのかが気になります。ひととおり美味しいネタは使ってしまった気がするので、あとは、派遣や請負 SI の話とか、コンサルタント業務の話とか、テスターやアーキテクトの話とか、その辺ぐらいしかネタが残っていないような気もしたり。なかなか面白いシリーズなので、取り上げられるネタがある限りは続けて欲しい作品、という印象ですねー。

というわけで先日の話ですが、劇場で見逃してしまったヤマトをようやく鑑賞^^。

木村拓哉主演、3D 映像化ということで昨年末に話題を博した作品で、劇場に見に行きたかったのですが結局うまくタイミングが取れず;。でもって、ぼーっとしてたらいつの間にか DVD & Blu-ray が発売&レンタルされていた次第だったりするわけなのですが;、とりあえずさくっとレンタルして鑑賞してみた次第、だったりします。

でもって、感想としては。
おおお、これはなにげにめちゃめちゃよく出来てるじゃないですか^^。

というか、見るまではまあ 3D ポリゴンで再現されたヤマトが見れればいいや、ぐらいに思っていたのですが、なにげに作品自体が普通に面白い。や、確かにいろいろとツッコミどころ満載で、なんで森 雪がブラックタイガーに乗ってやがりますかとか、いつの間に佐渡先生は女医さんになったんですかと小一時間問いたくなったり(苦笑)。

けれども感心したのは、映画化に合わせた設定変更やストーリーの組み方。まあ原作マニアにとってはこういう改変は許せないのかもしれないわけですが;、ライトファンな私からすればこれらの変更は非常に上手い。尺に合わせて適度に設定が簡素化されているあたりが見事で、イスカンダルとガミラスの関係や、デスラーの設定なんかは舌を巻きました。一歩間違うと安っぽい設定になりそうなところをうまくまとめているのはたいしたもの、ですねぇ。

また 3D 映像もなかなかよく出来ていて、ヤマトの重厚感が CG でありながらもよく出ている、という印象。どうしてもこの手の 3D ポリゴンは安っぽく & 軽くなりがちなのですが、色調の調整が上手でなかなか見ごたえがありました。いやはや、たいしたものです。

加えて素晴らしかったのが配役。特に真田さんはハマりすぎとしか言いようがなくて、これだけのために見てもいいかも、状態(笑)。他の配役も実に見事なキャスティングで、木村拓哉もなかなかの熱演ぶり。唯一しっくりこなかったのは森 雪でしたが、まあこれは性格付けから何からまるごと変わっているので仕方がないところ、かもしれません。

現代風味にリメイクされた本作品、予備知識がなくても普通に楽しめる一作。私は奥さんと一緒に見ましたが、これは確かにカップルで普通に楽しめる作品です。往年のファンならニヤリとするシーンもたくさんあるので、一見の価値はある作品、という印象。原作の知名度におんぶにだっこの駄作かと思いきや、予想以上によく出来た作品にびっくりしました。ネットの評判ではやはり原作ファンからは酷評されていますが、TV シリーズのあの内容はそもそも 2 時間という尺に収まるはずもなく、この作品は原作とは別物の原作のオマージュ作品だと思って見るべき作品、でしょうね。そういう観点で見れば十二分に良く出来た作品、だと思います。いやはや、なかなか面白かったです。

……というかお願いだから寸止めプレイはやめて欲しい(苦笑)。

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というわけで、アクセルワールド最新刊の vol.8 運命の連星。実は発売日当日に購入 → 一気に読破していたのですが、インプレを書くのが激しく遅れた次第。前巻に引き続いて THE DISASTER の話が続いているのですが、完結してくれるのかなぁと思ったらぜんぜん完結しない(苦笑)。っつーかとっとと vol.9 を出してくれと言いたくなるところですが、続刊は今年の初冬の予定らしく、うーん、分かってたら適度に積んでおいたんだけどなー、という感じ。一気に読むと素性の良さが際立つ作品ですが、ちまちまと読むとつらい作品なんですよねー、寸止めプレイだけに;;。

ただ、読めば読むほど分からなくなってくるのは、いったいこの作品、全何巻ぐらいの作品として設計されているのか、という点。最初の方からかなり設定が緻密だなぁと感心しながら読んでいたのですが、7 つの神器の話が出始めた頃から、これはそうそう簡単に終わる話じゃないなと思ってしまったり。面白いんだけど、完結するまでにあと 5 年ぐらいかかるとしたらそれはそれでちょっとつらいぞー、という感じ。長編ラノベの厳しいところはこの辺なんですよねぇ。……そういや狼と香辛料も途中で挫折したような気が;;。

非常に面白い作品なんですが、こうも先の見通しが立たないと、いつおすすめできるのかは難しい感じもしますね。全力でお奨めしたい作品ではあるんですけどねぇ……うむむ。

というわけで昨晩ですがなぜか奥さんとこちらを鑑賞;;。

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ええっと、昨日から公開されている、劇場版 そらのおとしもの -時計じかけの哀女神(エンジェロイド)。っつーかなぜこんなエロアニメを奥さんと見に行ってるんだよとツッコミを受けそうですが;;、実のところ、見に行きたいと言い出したのは奥さんの方;。私は原作もアニメ版も全然見てなかったんですが、奥さんが TV 版の 2 期シリーズ(フォルテ)を見てかなり気に入っていたようで、わざわざ劇場版をチェックしていた次第だったりします;。

# 日中は奥さんの友人たちと会う用事があったのでレイトショーを見に行ったのですが、
# まあ予想通り、男女比率はだいたい 95:5 ぐらい;。っつーか傍目から見たら絶対に
リア充はここに来てんじゃねーよ状態だと思うわけですが、すみません、実体は
私が連れられてきてるのですよ状態;;。うわーん;;。

東京は新宿と池袋の 2 館のみの上映で、初日の初回は舞台挨拶もあった様子。声優さん?のサインが書かれたポスターも展示されてました。お客さんの入りは、レイトショーとはいえ初日でこれは……という感じの厳しい状態。作品設定も知らずに劇場版を見るのはどーよと思いつつも、直前に Wiki で予習して約 90 分間、ざっくりと作品を見てきたわけですが、

これが意外に面白い。
ああ、なるほどこういう作品だったのねー、これは確かに良作品かも。

最初に TV 版を見たときには、ああ、よくある厨房向けエロアニメかと思って見向きもしなかったわけですが;、エロをギャグと割り切って期待値を下げて見ると、非常に素性の良い骨格を持った作品。カギになっているのが、主人公である桜井 智樹のキャラ造形。表面的にはただのエロガキなわけですが、その実、内面的には非常に優しい心を持っており、その行動力や情熱が正のベクトルの方向を向いたときに、彼の魅力がいかんなく発揮される。

作中ではこの点が上手く使われていて、表面的には嫌がらせとしか思えない行為が、実は思いやりから来る行動、といった具合に、うまく二面的な描き方がされているのですが、見事なのはその適度な浅さ。いわゆるエロゲーなどでは、必要以上に分かりにくい優しさというものが描かれたりすることもありますが、この作品はそういう難しさがない。どこまでも智樹というキャラクターが中学生的に描かれていて、それが逆に作品の良さに繋がっている。

劇場版で非常に気に入ったシーンは、ラストで和音を救えなかった智樹が涙を流すシーン。ストーリーもベタベタだし、いやいやお前、どんだけ努力したよ?とツッコミを入れたくなるなど、見方によっては荒唐無稽にもなりかねないシーンなんですが、けれども中学生にとってはあれはリアルな涙。これを見たとき、作品のキャッチコピーである「人は誰もみな、中二という翼を持っている」の意味が納得できたんですが、何かになりたくて、あるいは何かを成し遂げたくてたまらなかった思春期の子供の、等身大の心の姿を描いた作品なのですね。自分が子供の頃、力が届かなくて流した涙とか、こんなふうになりたいとか、そういうものを思い出させるに足る何かがある、そんな作品という印象でした。

ある意味、自分なんかはアニヲタ歴が長すぎるせいもあって、こういうシンプルな作品はぜんぜん見なくなってしまっている(もっと内容的にも濃い作品ばっかり好んでしまう傾向がある)のですが、なるほどこれが若い世代にウケるのは納得できます。調べてみたところ、現時点でコミックスが累計 230 万部を突破するなどなかなかの人気ぶりみたいですが(例えばバクマンだと 750 万部ぐらい)、適度にエロくて適度に感動するアニメって、入りやすくてよい作品なんでしょうね。

# ちなみに劇場版作品としても非常によく出来ていて、90 分間の尺の取り方が非常に上手。
# TV 版を知らない人でも十分見られる作りになっていたのには感心しました。
# 逆に、ファンの人には物足りなさを感じるところもあっただろうと思われますが;。

このサイトに来ているような濃い方々に強烈にお奨めできるというほどの作品ではないのですが;、なかなかによい作品でした。時間があったらコミックスも軽く流し読みしてみたいところです。

「それが普通じゃないんだよ。
個性の強い連中と付き合うのは、面倒だし、疲れるし、むかつくし、ウザいし……
そういうのを飛び越えて人と向き合えるのは、間違いなくお前の長所だよ。
その点は、俺が保証してやる。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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さくら荘のペットな彼女、最新刊 vol.5。今回はバレンタインデー話ではありますが、なかなかに上手いのはそれぞれのキャラクターにとって大切な話が並列で進む点。空太はゲーム企画のプレゼン、妹の優子は受験、七海はオーディション、仁と美咲は卒業と、いろんなイベントが同時並行で進んでいくのですが、それぞれが抱える悩みがそれぞれの人にとっての等身大の悩みである、というのが面白いところ。凡人であるが故に、天才にどうしても引け目を感じてしまう空太や仁の悩みや苦悩、一方で、心惹かれる人からどうしても距離を置かれてしまうましろや美咲の悩みや苦悩。

「そんな覚悟とっくに決まってる仁さんが、今さらなに言ってんだ!」

この二人がぶつかり合うところは(予定調和的とはいえ)見ていてつい力が入ってしまうところですが、冒頭の仁のセリフは本当に綺麗にこの作品を総括していますね。ただその一方で、そうであるが故に逆に個人的にはこう思うわけです。

七海たんかわいいよ七海たん。
っつーかめっちゃかわいいんですがどうすればいいんですかこれ(笑)。

この作品の場合、天才の巣窟にあって、凡人として淡々と努力を続ける七海の魅力が異様に引き立っている感があるんですよねぇ。確かにこの作品、仁や七海が切って捨てたように、凡人が天才と渡り合えることを、互いの誰かに証明して欲しいという構図があって、それが凡人グループ(仁、空太、七海)の絆に繋がっているのですが、その一方で、凡人はどう努力して逆立ちしても天才には敵わない、という挫折の構図もいろんなところで示されている。天才は天才なりの苦悩があり、凡人には凡人なりの苦悩がある、というだけの話なのですが、この作品はどうしても空太目線で書かれていることもあって、やはりより近い世界の住人である、七海の努力に共感したくなってしまう。それがたとえ、仁や七海の言うような、夢や理想の押し付けであったとしても。

# まー個人的には、お母さんの言うように、七海たん一押しなわけですよ、ええ(笑)

まあ正直、七海ルートに入るとはとても思えない本作品ではありますが、ましろルートに進むためには、空太と七海の関係をどこかに着地させる必要があるわけで、そこが今後の展開として結構気になるところですね~。

―――あの人が《強い》だって?
違う。そうじゃないことを、僕はもう知っている。
あの人は、ただ《強くあろうとしている》のだ。
自分のために。誰かのために。胸の中で輝く、大切なもののために。

―――僕も。
僕も、いまは力も知恵も何もかもまるで足りないけれど、でも前を向くことはできる。
それこそが、誰もが最初から持っている、本当の強さなんだ。

というわけで、今日はこちらのインプレをひとつ~。

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アクセル・ワールド、現在の最新刊 vol.7 までを一気に読破~、というか読み止まらんかった;。というかこれはとんでもない秀作じゃないですか;;。

緻密に練り込まれた設定も素晴らしいですが、何より素晴らしいのはその直球勝負のテーマ、そしてその描き方。5 巻ラストのスカイ・レイカーのエピソードには久しぶりに魂が震える思いをしましたが、これすらも全体からすると一部のエピソードでしかない、というのが驚愕としか言いようがない。

「あなたは夢を諦めてなんかいない。
あなたの目指した空は、僕よりもずっとずっと高かったんです。」

作品中のあらゆるピースがひとつずつ、かちっ、かちっと揃っていく、その痺れるような快感。あらゆるところに待ち構えるバッドエンドのイメージを覆していくその見事な様は、そりゃ引き込まれない方がウソというもの。そして作品から伝わってくるメッセージは、愚直すぎる直球ストレートなもの。

「負けて、転んで、失敗しても、それでも諦めずに前に進むことが本当の強さだと。」

いやはや、これは凄まじい作品ですね。これだけの秀作でなぜまだアニメ化されていないのか? と思うところもありますが、これは中途半端なアニメ化はしてほしくない作品。ちゃんと全巻出しきってから、じっくりと 2 クールぐらいの作品に仕上げて欲しいですね。ここ最近読んだラノベ作品の中では間違いなく群を抜いてトップの作品。最初の掴みがあまりよくない作品なのですが、これはぜひ読んでみて欲しいところですねぇ。

「もちろん、あたしは、ゆかりの意思を、尊重する。
いちおういっておくけれど、ゆかりがどちらを選んでも、あたしは、―――ゆかりの友だち。
それは変わらない。
……でも、あたしはやっぱり、ゆかりに転校してほしくない。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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ええっと、紫色のクオリア。何度か Web 拍手で推薦してもらっていて、購入はしておいたのですがなかなか消化できず;。でもって、最近ちまちまとラノベを消化している最中にようやく読めた次第だったりします。

Web 拍手では、シュタゲやまどかと比較される作品なので読んでみてください、みたいな触れ込みで紹介してくださっていたのですが、いやいやこれは表層が似ているだけで中身はぜんぜん違うだろう、という印象。簡単に書くと、こんな感じです。(もう古い作品なので、とりあえずネタバレ全開で。)

この作品で題材とされている「クオリア」とは何かの事物を観察したときや感じたときに心の中に浮かび上がる「質感」のこと。日本語では「感覚質」と訳されるのですが、まあ簡単に言えば、何かを見たときに頭の中や心に広がる感覚や意識。このクオリアは、極めて身近な現象でありながら他者と共有することができず、しかも他者と同一であることの証明ができない。クオリア自体は最近の脳科学の研究で、脳内ニューロンネットワーク内の電気信号であることがわかっており、これを再現することで、ある人のクオリアを別の人にも発生させることができるのではないか?と言われているらしいのですが、まあこの辺は御託の前置き。重要なのは、少なくとも現時点では、自分が感じる心や感覚は自分だけのものでしかなく、他人と共有することができないということ。もっと簡単に言えば、今、自分の目の前にある世界や人が、(心を持った存在という意味で)自分と本質的に同じ存在なのか、それとも異質な存在なのかは、残念ながら証明のしようがない、ということ。

このことは、いわゆる自我・他我問題と呼ばれる哲学的テーマとして、いろんな作品で取り上げられるのですが、この作品の場合はその取り上げ方がかなり変化球。なんと、ヒロインの女の子ゆかりが、他の人間すべてがロボットに見えてしまう、というもの。おいおいどんだけ変化球なんだよ、と苦笑いですが^^、ストーリーが展開していくうちに、話がどんどんディープになっていく。主人公のマナブはゆかりによって並行世界線を移動して情報を共有することができる存在になり、しかも時間を遡ることすらできてしまうようになる。そして、ヒロインであるゆかりが死んでしまうという過酷な現実を、その能力によって必死に改変しようとする。

さて、これだけの特殊能力を持った主人公(自我)は、果たして何を考えるのだろうか? という点。

この作品のオチを書いてしまうと、実はマナブはいくら時間軸を繰り返してもゆかりを助けることができない。でも、その理由は、救いのなさを極限まで追求したまどか☆マギカのような「自分で自分の首を絞めていくから」というようなものではない。ただただストレートに、「本人の意思や願いを無視して、その人の未来を他人が勝手に改変することは許されない」というもの。これが、この作品の基底にある世界観(世界のルール)なんですよね。

これは実は非常に大切で、シュタインズゲートでは意識的に無視されていた部分でもあります。シュタゲのインプレにも書きましたが、シュタゲの場合、なぜオカリンだけが特殊能力を持つのか?という点については一切踏み込まなかった。ここの部分はシュタゲでは意図的に除外されていて、自我・他我問題には踏み込まない、という原則を貫いている。本来、自我から見た世界において自分だけが特別な人間になるのは当たり前のことなのですが、じゃあ他我から見た世界においては? という問題には一切踏み込まず、あくまでたまたま主人公が特殊能力を持ってしまった、という前提を引いている。これが、シュタゲという作品の基底にあった世界のルールだったんですよね。

けれども、自我を認めるのなら他我も認めなければならない、というのが対等性の原則。この作品では、繰り返し、ゆかりとマナブが対等な存在か否か?(すなわちロボットが見えるゆかりは異質な存在なのか、それとも自分たちと同じ人間なのか?)が問われているのですが、もしゆかりとマナブが対等だというのであれば、ゆかりの自我も、マナブの自我も、対等に扱わなければならない。ものすごく簡単に書くと、どちらの心や気持ちも対等なもの、同じく価値を持つものとして認めなければならない。だから、マナブが行おうとした、本人(ゆかり)の気持ちを無視して、本人の至る結末をマナブの意志で改変する、ということを作品として認めなかった、のですよね。これは作品としては非常に分かりやすい結末ですし、腑に落ちるところ。

これらの 3 作品に関して、敢えて自分の好みを言うのであれば、至る結論としては、この「紫色のクオリア」に一番の軍配が上がります。けれども問題は、だからといってそれがめちゃめちゃ面白いかどうかとなるとそれは全く別、という話。この作品の最大の問題は、読んでいて盛り上がりに今一つ欠ける、ということでしょう。作品で取り扱っているネタ自体は悪くないし、着眼点も、また物語の帰結点も悪くない。けれども、文章の読みやすさ、展開のテンポの良さ、思わず次のページをめくりたくなる衝動などがこの作品にあったかというと、残念ながらそれらには欠けていました。いや、もちろんまどか☆マギカのように、展開の面白さを極限まで突き詰めて、さらに救いのなさを極限までロジカルに突き詰め、最後の最後にはルールブレイカー的な願いで話をまとめる、というやり方は正直反則だろう、と思います。けれども読んでいる最中の面白さは圧倒的にまどかが上なわけで、やはりどんなに作品の素性が良くても、エンターテイメントとして話を面白く作り上げる技量、というのはそれはそれで必要だと思うのですよねぇ。

そういう意味で、この作品、素性が良いだけにもったいない作品ですね。十分に面白い作品ではありましたが、うーん、惜しい、という感じでしょうか^^。でも、結末の清々しさはかなり気に入りました。こうやってあれこれとインプレで書けるだけの逸材はなかなかないので、こういう作品があったらまた紹介して欲しいところです^^。

む~、困った、これは面白いじゃないですか^^。

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というわけで、前回のエントリに引き続いて、3~4 巻をさらりと読破。内容的には決してさらりという軽いものではないのですが、食い入るように読みふけってしまうので、あっという間に読破しちゃいますね;。なんというか、もったいないので惜しみ惜しみ読みたいんだけど、でもページをめくる手が止まらない、みたいな感じというか^^。

それにしてもこの作品がすごいと思うのは、手垢がついたような定番設定を持ち出しながらもそれを見事に作品に取り込んでまとめ上げる手腕。この巻で登場する心意システム(IS)なんてまさにそれ。意志の強さが力になる、というのはこの手のバトルものでは定番中の定番な設定。幼馴染3人の微妙な三角関係なんかもホントに定番なんですが、にもかかわらず物語に引き込まれる。後出しじゃんけんのように次から次へと設定が出てくるにもかかわらず、俯瞰するとそれらが決して無理な後付け設定とは思えないあたり、最初から相当緻密に物語を練り込んでいるんだろうなぁと思わせるものがあります。シトロン・コールの本当の効果とか、フタを開けてみればああなるほど、という感じなのですが、初見ではあっさり騙されたあたり、久しぶりに骨太の作品を読んでいる、そんな印象がありますね。

しかしそれはともかく、巻を重ねるごとにヒロインである黒雪姫が他の女の子キャラの影にどんどん埋もれていくのは果たしてどーなのかと小一時間(笑)。や、まあ黒雪姫は黒雪姫で魅力的ではありますが、出てくる女の子キャラがいちいち魅力的。早いとこ 5 巻以降も買ってきて読もう....(笑)

強さとは断じて相対的なものではない。
対戦に勝つとか負けるとか、誰より上だとか下だとか、そんな皮相な基準など無価値だ。
自分だ。唯一絶対の基準は自分の中だけにある。

というわけで、今日はこちらのインプレをひとつ。

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電撃文庫のライトノベル、アクセル・ワールド。実は相当前から夏のこたつさんに薦められていて、本自体は購入していたのですが、ようやく手が付けられた次第。でもって読んでみてびっくり。これは実に素晴らしい作品じゃないですか^^。

おおまかなストーリーラインは、VR(バーチャルリアリティ)空間にダイブしている、デブでいじめられっ子の中学生ハルユキが、校内一の美貌と気品を備えた美少女「黒雪姫」と出会い、謎のソフトウェア「ブレインバースト」により加速世界へと入ることによって、人生を一変させていく、というもの。ストーリーラインにしろ作品設定にしろ、どこにも目新しさはないのですが、非常に素晴らしいのはその作品テーマで、ひと言で言えば、自身の心の強さを問う物語。リアルでもバーチャルでもいじめられるハルユキですが、それでもなおどこか高潔なところを持っていて、やられたからといってやり返さず、物事を正しい方向へと導いていく。劣等感の塊であるにもかかわらず、追い詰められたときに垣間見せるその心の強さは、読者に憧れを抱かせるに十分な魅力を持っていると思います。

後出しじゃんけんのように次から次へと出てくる細かい設定は、正直微妙なところもあるのですが、それでもなお素晴らしいと思うのは、作品自体の素性の良さゆえ、でしょうね。いやはやたいしたものです。現在 7 巻?まで出ているようなので、ちまちまと読み進めてみたいと思います。

いやはやそれにしても、ここ近年はラノベに秀作が多いですね~。私は追いきれないのでもっぱら夏のこたつさんに教えてもらってばかりですが;。

「元気出しなってば。
あたしはあんたの、味方だからさ。
―――だから、元気出せ、兄貴。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがないの最新刊、vol.8。前巻ラストでは、黒猫が京介に告白して二人が付き合い始めるという衝撃の展開を見せたわけですが、なるほどこういう展開に持ってきたか、という印象。全体的に技巧に寄り過ぎている気がするのと、「え゛ー、さすがにこれはないだろ;」というところもあり、総合的には結構微妙な出来。けれども、断片的に真実が含まれていて、微妙に苦笑いしつつも読みふけってしまいますね。

個人的にはもうこの巻あたりで最終巻にしてもいいんじゃね?と思ったのですが(こどものじかんなどが好例ですが、無理に引き延ばすことで踏み込まなくてもいい方向に作品の舵を切らなければならなくなってしまう)、まだ続刊するようでちょっと心配に;。自分的には、(好みの問題はさておいても)黒猫ルートでさくっとケリをつけてもらえればそれはそれで納得感があったんですが、無駄にややこしい方向に話を進めているような印象もあり、墜落しないといいなぁと思ってたり。どうなるんでしょうねぇ?

おお、そういやこのインプレを書き忘れてた><。

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ええっと、DOG DAYS のオープニングテーマ、水樹奈々さんの 23 枚目のシングル、SCARLET KNIGHT。OP を見たときから気に入っていたのですが、CDS が割と早くに発売されたのでさくっと購入してみた次第だったりします。

曲についてはあいかわらずの水樹奈々さん節が炸裂しているのですが^^、ちょっと興味深かったのは販売スタイル。この CDS、\777 と格安の値付け。昨今の CDS の標準プライスが \1,200 程度であることに逆行する流れでちょっと驚き。かわりに収録されているのはボーカル曲のみで、off vocal は全くなし、凝ったピクチャーレーベルもなくて、真紅のレーベルと赤いプラケースという、実にシンプルな作りになっています。

正直、最近の CDS の値上げには結構閉口していて、「3 曲入って \1,200」とかのプライシングが当たり前になりつつあるのですが、私はだいたいこのうちの 1 曲目だけをヘビーローテーションする人間なので、曲数が入っていてもあんまり嬉しくないし、どうせ iPod に取り込んで聞くので、ジャケットが美しくてもあまり嬉しくない。むしろ iTunes で 1 曲 \200 で購入してしまう方が、ジャケットのイラストまでついてくるので有難い、という話にすらなってしまう;。\777 という価格は、水樹奈々さんぐらいのブランド力がないと実現できない価格だろうとは思うのですが、こういう取り組みは 1 ユーザとしては嬉しいですね。

価格を下げることで販売数を増やして売り上げを高めよう、というアプローチは吉野家やマクドナルドなどでお馴染みではありますが、この CDS だと結果はどうなったのでしょうね?^^ ちょっと気になるところです。

今日はこちらのインプレを~。

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ええっと、羽月莉音の帝国の最新刊 vol.7。あいかわらずの暴走ぶりをいかんなく発揮するストーリーラインには微妙に苦笑いなところもありますが、今回の一冊は通貨戦争を題材にして、国自体を破綻に追い込もうというムチャクチャな内容。けれども世界経済に疎い自分にとってはいろいろと目から鱗な話が多くて、ロシア経済が原油に大きく依存しているというのはそもそも全く知りませんでした;;。もちろん、この本で書かれているような単純な話でいいのかよ、というツッコミは当然あるのですが、経済を比較的単純化して本質を抽出する、というところに長けた筆者なのでしょうね。その辺は非常に感心。

なんだかこういう本を読んでいると、いろいろと知識欲が出てくるところ。今は時間がないのでどうにもならないけど、時間が取れるようになったら世界経済とか世界史とかも改めて勉強したいなぁと思わせてくれるあたり、こういう本を中高生が読むと興味や視座が広がっていいのだろうなぁと思います。私も学生時代にこういう本を読んでみたかったですねぇ^^。

というわけで昨日の話ですがこちらを襲撃~。

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ええっと、コミティア 96。GW 中はめいいっぱい引き籠ろうと思っていたわけですが、奥さんがコミティアに行きたいという話なので、とりあえずさくっと襲撃。後から聞いたらりゅうくんさんも来ていたそうで、うわー、しまったとちょっと後悔;。

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今回は東 1,2 ホールを使っていたのでかなり広かったですが、それでも相当な人出だったのには驚きました。コミケほどではないにしても、割と盛況という印象。私は例によって少女まんが系を中心に回りましたが、グッズやらなにやらいろんなジャンルがあって、ざらっと見て回るだけでも楽しいものです。そんなわけで今回の戦利品はこんな感じ~。

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コミティアのよいところは、ティアズマガジンと呼ばれるカタログがかなりしっかり作られていること。同人誌のレビューなども載せられていて、私はいつもこのレビューをもとにいくつか新しいサークルに挑戦してみたりするのですが、今回もなかなかに当たりの同人誌をいくつか引きました。この辺についてはまた今度~^^。

それにしても、コミティアはお客さんが少ないので、ゆっくり良本を探すのにはもってこいの即売会だったのですが、ここまで混雑してしまうとなかなかそんな余裕もなくなってきますね。正直なところ、コミティアがこんなに混雑する即売会になってしまった理由がよくわからないのですが、これは単純に、オタク人口が物理的に増えている、ってことなんですかね?^^

というわけで昨晩の話ですが、まどかマギカのラスト 3 話を奥さんと一緒に一気鑑賞。なにげに奥さんがハマりまくっていた作品ですが;、いや確かにこれはアニオタじゃなくても十二分にハマりうるクォリティを持った作品ではありますね~。

以下、ネタバレなのでまだ見ていない方は読まないでください。
(反転すると読みにくくなるのでそのままにしちゃいますが;。)

なるほどこれはよく考えられた作品で、1 クール作品とは思えないほど深みを持った作品ですね。とはいえ、個人的にはなんだか綺麗にまとまりすぎている感もあり、かえってそれが消化不良な感につながる妙な作品、という印象もありました。まどかがルールブレイカーな願いをかけない限り、物語としてはまとまらないだろうと思う半面、逆にそれは作品としてちょっと反則だろう、と思っていたところもあり、多少肩すかし感もありました。

結局のところどういう作品だったのか? についてはおおざっぱには Wikipedia がよくまとまっているのでそちらを参照してもらった方が早いと思うのですが、一部、憶測や作品解釈も含めて要点をまとめるとこんなところ。

■ 作品設定

  • インキュベーターは、目減りしていく宇宙全体のエネルギーの枯渇問題を解消するため、感情をエネルギーに変換するテクノロジーを発明する。しかし当のインキュベーターが感情を持ち合わせていないため、人類から感情エネルギーを入手することにする。
  • 入手効率を高めるため、彼らは少女の第二次性徴期の希望と絶望の相転移に着目し、魔法少女システムを構築する。願いを叶える代価として魔法少女(ソウルジェム)になってもらい、それぞれの希望(例えば人々の平和、誰かの幸せなど)を願って、魔女やその使い魔(=人々の呪い)と戦ってもらい、人々の呪い(感情)を回収してもらう。しかしその希望が決して叶わないと絶望したとき(=呪いや絶望が希望を上回るとき)、ソウルジェムはグリフシードへと転換し、その際に膨大なエネルギーを発生させる。(※ この作品には、「人々の呪いは決してなくならない」という思想が根底にあって、魔法少女になった少女は遅かれ早かれ、回収・蓄積した呪いが希望を上回り、必ず魔女になるという設定になっていることに注意。この辺はなんとも Nitroplus 風味ですね^^。)
  • インキュベーターは、エネルギー回収のため、魔法少女から呪いが溜まりきったグリフシード(=呪いなどの負の感情の塊)を回収しているが、これは小さな感情の塊であり、回収効率が悪いため、彼らの本命ではない。本命は「ワルプルギスの夜」。
  • 魔法少女システムの巧妙なところは、魔法少女が「希望を上回る呪いや絶望を回収する」システムになっているという点。魔女を倒すためには、魔女の絶望よりも大きな希望が必要になるが、その希望が絶望に変わることによって新たな魔女になる。ここで生まれた新たな魔女は、最初に彼女が倒した魔女よりも大きな絶望を抱えていることになる。つまり、魔法少女から生まれる魔女は、倒されて世代を重ねるごとに、より強大な絶望を抱えていくことになる。
  • そうして進化を重ねた結果に生まれたのが「ワルプルギスの夜」。もはやこれほど巨大な魔女(絶望)となると、そうそう普通の魔法少女(希望)では倒すことができなくなり、人間たちからは、稀に起こる「災害」として認知されるようになる。(作品中では「スーパーセル」として認知されている)

■ まどかとほむらの物語

  • 当初(時間軸の 1 ループ目のとき)、ほむらは病弱な存在。まどかはマミさんに救われたのちに魔法少女となるも、ごく普通の魔法少女だった。このため、まどかたちはワルプルギスに敗退。ほむらは「過去に遡り、まどかとの出会いをやり直す」「まどかを守る私になりたい」という願いをかけ、因果律に逆らって時間干渉できる(=時間をやり直せる)魔法少女へと変化する。
  • これにより、ほむらは病弱ではなくなり、過去に戻ってまどかたちと共にワルプルギスに立ち向かう。しかし、ワルプルギスとの戦いで呪いを溜め込みすぎたまどかが魔女になってしまったのを見て、インキュベーターたちの企みに気付く。
  • インキュベーターのたくらみに気付いたほむらはまどかたちを説得しようとするが失敗。今度はまどかを守るために、まどかを魔法少女にさせないように何度も時間軸を繰り返すが、それが逆にまどかに因果の特異点としての力を溜め込ませることにつながり、最後には、ワルプルギスの夜を一撃で倒せるほどの最強の魔法少女としての素質を持たせることになってしまう。(これが第 1 話のオープニング)(※ ワルプルギスの夜を撃破した直後にまどかが魔女になるのは本当はおかしいのですが、この点については「遅かれ早かれ結末は一緒だよ」と語られているので、おそらく作品の作りの都合上でしょうね。)
  • この絶望的な状況に対して、まどかは魔法少女システムの根幹である「希望と絶望の相転移」を破壊する願いをかける。

「わたし……すべての魔女を、生まれる前に消し去りたい。
すべての宇宙、過去と未来のすべての魔女を、この手で。」
「神様でもなんでもいい。今日まで魔女と戦ってきたみんなを、
希望を信じた魔法少女を、私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいて欲しい。
それを邪魔するルールなんて、壊してみせる。変えてみせる。
これが私の祈り。私の願い。
さあ、叶えてよ……インキュベーター……!」

■ 新しく構築された世界

  • 過去から未来に渡って、希望と絶望の相転移を防ぐためには、あらゆる時間と空間に「魔法少女まどか」が存在しなければならない。これはまどかが通常の魔法少女という存在であるだけでは実現できないため、時間軸や空間に干渉可能な「一段階上の存在」になる必要がある。(=概念存在になる、神になる、という表現がされていますね) この願い(=新しいルール、希望から絶望への相転移を利用して魔女を生み出すことができなくなる)によって世界が再構成され、「魔女が生まれない世界」が作られるが、その代償として、まどかは新しい世界に存在できなくなる(=消滅する)。(※ なお、まどかの願いは「魔法少女の絶望を消し去る」というものであるため、まどかがまどかの絶望を消し去ることで、まどか自身が魔女化することを防いでいる。ここは言葉のアヤですね^^。)
  • とはいえ、新しい世界でも、人間から呪いがなくなることはない。このため、呪いを糧にする魔女のかわりに、呪いを糧にする魔獣が出現するようになる。またこの世界では、呪いをその希望の総量以上に溜め込んだ魔法少女は、魔女にならずに(まどかに救われて)消滅することになる。呪いは適宜、結晶化してインキュベーターに食わせることができる。
  • インキュベーターは、希望と絶望の相転移をうまく利用できないことになり、(魔女を生み出すことを目的とした)魔法少女システムを使った効率的なエネルギー回収ができなくなる。このため、インキュベーターは、魔法少女に魔獣を倒してもらって呪いをちまちまと回収させる非効率的なやり方しかできない。半面、人間との共存共栄が可能になる。
  • 新しい世界では、普通の人間からまどかの記憶が消失しているが、因果律ルールから外れたほむらだけは、まどかのいた時間軸の記憶を保持し続けている。新しい世界でもほむらは魔獣と戦い続けるが、それはほむらの願いが「まどかを守る私になる」こと、つまり「まどかが守ろうとした世界を守り続ける」ことであるためである。

「例え魔女が生まれなくなった世界でも、それで人の世の呪いが消え失せるわけではない。
世界の歪みは形を変えて、今も闇の底から人々を狙っている。
悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界だけれど。
だとしてもここは、かつてあの子が守ろうとした場所なの。
それを、覚えている。決して忘れたりはしない。だからわたしは、戦い続ける。」

  • エンドロールの後の荒廃した世界の果てで、ほむらは世界の呪いと戦う。もともと白かった翼も幾多の戦いで黒く濁り切っており、最後の戦いでほむらはさらに呪いを蓄積して消滅するが、最後にまどかに救われる。

……とまあ、ざっくりとまとめてみればこんなところだと思うのですが、いやはや、見事にやられた! と思ったのは、主題歌であるコネクトが、実はほむらの曲だった、ということ。関東圏では #10 が放映されなかったのでわからなかったのですが、まさかこういう展開になるとは全く想像もしておらず。確かにゲームではよくある展開ではあるのですが、アニメでここまで完成度高くやられるとは……正直参りました;;。

半面、個人的にちょっと消化不良気味だったのは、このきれいな結末を導くために、まどかがルールブレイカーな願いを叶えてしまったこと。どこまでがルール範囲内で、どこからがルール範囲外なのかの境界線は引きにくいものですが、(いろいろと論理的に閉じているのはわかっていますが)これがアリなら別の願いもアリじゃね? 的なところもあり、そこはやや残念なところでした。虚淵さんの持ち味を考えると、もっと絶望的なエンディングであっても良かった気もしなくはありません。絶望の中に一筋の希望が残る、というあたりが虚淵さんの真骨頂のようにも思えるし、逆にそういう乱暴な作品だからこそ、長く心に残る作品になるような気もするのです。まどかマギカは、あまりにも小奇麗にまとまりすぎているが故に、話題性は抜群であっても、10 年後にも評価される Phantom of Inferno のような作品にはならないのではないか? と。そこが私的にはちょっと残念だったりします。まあ、贅沢すぎる話ではあるんですけど^^。

いずれにしても、震災の影響で放映スケジュールが変更されたとはいえ、こういう形で全話放送してくれたのは有難かったです。正直、明るい作品ではなかったし、「人の世の呪いは決して消え失せない」という前提条件に基づく作品世界は今の日本にとって気持ちのいいものではない、とは思いますが、逆にそうだからこそ、いろいろと考えさせられるところもある作品ですね。久しぶりに歯ごたえのある作品だったと思います、スタッフの皆様、おつかれさまでした。

ぬあ~;、エントリ書くのめっちゃ遅れるワナ;;。

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というわけで先日の土曜日の話ですが、ゆかりんライブに二連戦で参戦。土曜日の方は、でじくま氏、そして奥さんの友人夫妻の 4 人で行ってきました。二日連続でライブに参戦するのは久しぶりですが、いやはやなかなか楽しかったです^^。やや賞味期限切れなネタなので、ざくざくっと感想を~。

■ 座席

2日目は、1F席の南東ブロックの中段あたりだったのですが、なにげにこれが神席。会場全体を見渡すことができ、前日にはよくわからなかったステージの様子がよくわかりました。アリーナ席は確かにあの熱狂感の雰囲気はよいのですが、ステージがよく見えないっていう問題があるのですよね;。

おかげでゴンドラが持ち上げられたときのレーザー光の演出が非常によく分かったのですが、なるほどあのレーザー光は立体感を出すためのものだったのかと納得。レーザー光がゴンドラの下側に広げられることで、まるでレーザー光の雲の上に浮かんでいるような見え方になる。おかげで高さを錯覚するような視覚的演出になっていて、かなり感心しました。

ついでに桃色メイツキッズにも思わず反応(笑)。めろ~ん音頭で子供たちが参加していたのですが、1 日目はぜんぜん見えなかったのですよね~。(ステージ上に小さな子がいても全く見えない^^)

■ スタンプ

イベント限定の名物スタンプ。金曜日はスタンプが場外にあったと聞いて入場後に愕然としたのですが;、土曜日は無事にスタンプ get。おそらく見落としが発生することや、混雑を避けることを見越したのでしょうが、ちゃんと両日がまとめて押せるようになっていたのは助かりました。でもできればちゃんと当日にもっとしっかりアナウンスして欲しかったところ。日曜日のみの参戦の人は気付けなかったのではないかと思います。

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■ ついでに継続申込み。

と思ったら、ちょうど横にファンクラブの新規入会・継続申込みの受付が^^。ついでにちょろっと継続申込み~。たまたま切れるタイミングと一致していたので継続申込みができたのですが、正直、向こう 1 年を切っている場合ならいつでも会場申込みできるようにしてほしいところだったりします。しかし今回で自分、何年目なのかなと思って調べてみたら、地味に 3 年目ですね。(2008 年 5 月から入会してました。)

■ ぐだぐためろ~ん。

うまく行くか失敗するか二極化しがちなめろ~んコーナーですが、今回は超ぐだぐだ展開に;。まあこれは無理もないよなぁ……と思ったのですが、何が起きたのかというとこんな感じ。

  • 定番のめろ~んコーナー(ゆかりがステッキを振ると、みんなが「うあーっ」と言いながらめろめろになる振り付けをする名物コーナー)に入るときに、ゆかりから「ゆかり以外の人がやってもみんなめろめろになりがち」と前振り。
  • バンドメンバーが順番にやってみると、観衆みんなでめろめろに。ゆかりから「き・み・た・ち・は、バ・カ・で・す・か?」「ゆかり以外の人がやったらこんなボーズにならなきゃいけないの」とドアラのぼーっとするポーズが示される。

このあと、再度バンドメンバーがめろ~んをやったのですが、ここはどちらに流れるのか会場の参加者もみんな様子見。しかしなんとなくみんなめろめろになる方向に流れたので、多くの観衆がめろめろになることで協調……したのですが、問題はここから。

  • さらにゆかりから「お・い・お・い・キ・ミ・た・ち・は・バ・カ・で・す・か・?」と前振りがあって、今度はゆかりんがステッキを振る。ここでは当然、めろめろにならないのが正解。多くの人はめろめろにならなかったものの、1 割程度の人はうっかりとめろめろになってしまう。
  • それ(めろめろになる)は間違いだろう、とさらにツッコミが入り、もう一度やってみるね~、とリプレイ。がしかし、まだ一部の人はめろめろになって大声を上げてしまう;。繰り返すうちに徐々に目立ちたがり屋さんは減っていくが、それでもゼロにはならない。
  • 挙句、ゆかりから「今、キャーって言った人は空気を読めていない人じゃなくてわざと空気を読んでいない人です、ゆかりは正直そういう人がちょっと苦手です」とバッサリと切られるにもかかわらず、やはり大声を発する人が数人残る;。

私は正直、この展開において最後まで大声を挙げる勘違いさんは絶対にゼロにはならないと踏んでおり(一万人もいればそういうおかしな人は絶対にいる;)、おそらくゆかりんも同じだった & 収録入ってたのでムチャはしないだろうと思っていたのですが、バンドメンバーの太田さん(でしたっけ?)が「もう一回だけやってみよう、もう一回やらないと先へ進めない」と振っちゃったのがまずかったですね;。結果的に気まずさが残ってしまったのは残念なところ。あれはそのまま収録されるのかなー;。

でもまあ、(みんながドアラポーズになるのは)絶対に無理だと頭ではわかっていたのですが、それでももしかしたらゆかりん王国なら……! と奇跡に期待しちゃった自分もちょっとはいたんですけどね(苦笑)。まあやっぱり無理でしたか^^。

■ というわけで総評~。

そんなわけで二日間連荘でのライブ参戦でしたが、実はもともとは二日間連荘の予定ではなかったんですよね^^。けれども二日間参戦というのも、違いがよくわかってなかなか楽しいもの。特に二日目の方は周囲にやたらと濃いメンバー(奥さん連れてきてたら軽くドン引きしそうなぐらいの^^)が集まっていたのですが、ライブの場合はこういうハイテンションな空気も悪くない。自分も久々に、つられるように飛び跳ねまくってました。やっぱりライブは「人が支えるモノ」ではありますね^^。

次回のゆかりんライブはいつになるのかわかりませんが、本人が望む限りはまだまだ頑張って欲しいものですね~。

というわけで昨日はこちらに参戦~。

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ええっと、田村ゆかり LOVE LIVE 2011 SPRING *Mary Rose* Day-1 @ 日本武道館。今回はでじくま氏や奥さんと 3 人での参戦で、自分と奥さんはアリーナ席から鑑賞。高さがない分、ちょっとステージが見にくいところもありましたが、それでもステージまでの距離を考えればなかなかの良席でした。桜の時期は一週間ほど過ぎてしまいましたが、アリーナから見上げる一面見渡す限りのピンクのサイリュームは、あいかわらず圧巻そのもので、やはりさすがはゆかりんライブだなぁと感じさせてくれるものでした。セットリストや進行などの詳細レポは例によってでじくま氏の blog に譲ることにして、私の方は全体的な印象とかをつらつらと書いてみることにします^^。

■ セットリスト

今回は MC 少な目、楽曲大ボリュームの全 25 曲。個人的には MC コーナーが好きなのと、どうも楽曲数が多いと全体的にライブが薄まる感じがするのですが、それでも充実度の高いセットリストではありました。特に注目したいのは古参メンバーキラーとも言える楽曲で、Spring fever や Super Special Day がピックアップされたのは嬉しいところ。終了後にでじくま氏からツッ込まれて思い出しましたが、Spring fever は私が初めてゆかりんライブに参加したときのテーマタイトルでした^^。

敢えて難を挙げれば、fancy baby doll や Super Special Smiling Shy Girl を始めとする終盤の楽曲リストはややマンネリ化が目立つ感もあり(特に Super Special Smiling Shy Girl は Little Wish 並みに使い古されつつある気が;)、この辺はもうひと工夫欲しかった気がしなくもありません。……まあもっともこの辺はみんな SSD (好き好き大好き)ゾーンなのかもしれませんが;。

余談ですが、16 曲目の新規投入曲「めろ~ん音頭」、会場全体の振付はなかなかに圧巻でした……ってか全力でアホかと^^(褒)。振付がかなり多いものの、定番の振付だけで構成されているのでさすがに覚えやすかったですね。今日の公演ではかなり揃った振付が見られるかも?

■ 舞台・音響装置

今回非常に残念だったのが音響。もともと日本武道館はどう考えてもライブ向きの会場ではないので期待する方が間違いと言えば間違いなのですが、それにしても音が割れかけていたりハウリング起こしていたりするのはさすがに考え物。ちょっとボリュームを無理に上げている感じもあり、もうちょい下げた方が良かったんじゃないかなぁと思ったりもしました。

その一方で舞台装置の方はかなり頑張っていて、ゴンドラやレーザーライトアップはなかなかに見ごたえがありました。ゴンドラは CCC (Cutie Cutie Concert)のときに懲りたんじゃなかったのか?と思ったのですが、今回はあのとき以上に揺れていたような^^。傾いていたので見ている方もちょっと怖い感じでした。でも、人力の台車による花道で会場中央あたりまで移動してきて、大量のうさぎぬいぐるみを放出していたのはちょっとびっくり。今までの倍ぐらいの量だったんじゃないでしょうか^^。投げ込む場所については結構偏っていましたが、まあこれはご愛嬌ですね。

そうそう、今回、入国スタンプを押す場所が会場外だったのは反則だと思いました;(← 今まではずっと場内だった)。っていうかちゃんと場外でアナウンスしてよ状態で、会場に入ってから聞いてみたら外と言われて完全にアウトでした;。まあ今日行ったときに押してこよう....

■ ステージ

いつも通りの桃色男爵によるライブ生演奏に加えて、桃色管係による生ブラスバンドが構成されていたのが大きな見どころ。LOVE ME NOW! や Super Special Days ではブラスバンド演奏が相当に映えており、非常に聞きごたえのある曲に仕上がっていました。お金かかりそうだけど;、こういうのはなかなかに嬉しいところですね。

桃色メイツのバックダンサーもびっくりするほどの充実度で、武道館ぐらいの箱のサイズならもうちょい人数減らしても良さそうなところ、桃色メイツジュニアなども含めてかなりの人数が投入されていたのは驚きました。ずいぶんとお金に余裕が出てきたのかもしれませんねぇ^^。ただ、他のバックダンサーが全員、光物を避けた衣装を着けている中、桃色メイツのリーダー(かな? 名前忘れましたが;)が唯一、胸のラインにゴールドの入った衣装を着ていたのはちょっと閉口しました。別にゆかりんに目立って欲しいからとかそういう意図は全く抜きにして、あれはプロとしてやっちゃいけないでしょう;。もしリーダー格であるのならなおさら、です。(← まあ、衣装を自分で選んだのか、衣装担当の人が選んだのかはわからないですけどね;。)

■ 客層

今回はアリーナからの参戦だったので周りの客層がよく見えましたが、予想以上に女性のお客さんが増えたなぁという印象。最近は女性客や年齢などのネタで観客をいじることが少なくなった気がしますが、地味に増えているような気が。その一方で若いファン層の新規流入も結構目立っている感もありました。実際、今回のライブでは You & Me のラップの恐ろしいほどの揃い具合に比して、古めの曲でのコールが極めて揃いにくく、その差が歴然。ゆかりんが初めて作詞したという baby blue sky という約 10 年前の曲が来たときも周囲は激しく「ぽかーん」状態だったりしており、ちょっと象徴的でした。今年で 35 歳になるゆかりんが若年層ファンをこれだけ新規に獲得できるというのはある意味非常に凄いことですね。

ただ、やはり残念なのはこうした武道館ライブぐらいの規模になると、KY なお客さんも多少混ざってしまうということ。私の席の何席か横に、UO でバルログしている人(やたらとよく光る、明るいウルトラオレンジのサイリュームを両手に 10 本ぐらい持って振り付けしている人)がおり、さらに通路に進出して激しく周囲の迷惑を買っていたり、何か所かで黄色いサイリュームをバルログしている人などもいました。若さゆえになんとか周りと違うことをやって目立ちたいんだろうなぁとは思う一方、この空気を共有できないあたりに関してはかわいそうだなぁと思うところもあったり;。ま、仕方ないかもなのですけどね;。

■ 総評

とまああれこれいろいろと書いてきましたが、終わってみれば実にいつも通りのあっという間の 3 時間。今回のライブでは、余震などもまだまだ続いていることから安全対策もいろいろ取られており、参加するまでは実際どうなることやら読めないところもありました。しかし実際に始まってみれば見事なもので、本当によくやったと言いたくなる見事なライブでした。出だしの 2 曲目で思わず涙腺が緩んで歌詞が止まってしまったり、ゆかりんにとってもこの一ケ月間、様々なことがあって、万感の思いでスタートしたライブだったのでしょう。象徴的だったのが最初の MC。このライブでめいいっぱい楽しんで幸せな気持ちになってもらって、帰ったら周りの人をいっぱい幸せな気持ちにしてあげてください、というトークがありましたが、このひと言に観客から暖かい拍手が寄せられたとき、「み、みんななんで拍手してるの? ゆかり意味わかんない」と懸命にかわすひと幕もありました。ゆかりんがまともにこの拍手を受けていたら、参加者もゆかりんも、みんな泣き出してライブを進められなかっただろうなぁと思ったり。おそらく参加者にとっても、ゆかりんにとっても、本当にいろんな想いがある中でのライブになりましたが、ラストの締めも湿っぽくなく、笑顔に溢れる明るい雰囲気の中、上を向いて終了したのは見事でした。

というわけで初日は見事なかじ取りでライブ終了となりましたが、さてはて 2 日目はどうなることやら。今日は少し早目の 16:00 開演になりますが、期待して参加したいものです、はい^^。

というわけで今日はこちらの話を~。

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ええっと、以前にエントリを書いた、なれる!SE のシリーズ 2 冊目。ついつい業界ってことで購入してしまったわけですが、いやはやこれがなかなか面白いじゃないですか^^。

今回の一冊のテーマは、構築部門と運用部門の引き継ぎ問題。これも実際のシステム構築の現場ではよくある話なのですが、専門領域の違いなどから、設計・構築・運用を別々の担当者あるいは部門、場合によっては別の会社が行うことも実際には少なくない。そうすると、責任境界点を明確化するために様々なオーバヘッド(引き継ぎ資料の作成や責任の所在切り分け定義など)が必要になってくるのですが、これが実際の現場ではいろんなトラブルを引き起こす。それをテーマにした一冊なのですが、いやー、よくわかっていらっしゃる、という感じ^^。

加えて感心したのが、ラストのトラブルシュートの展開。あの緊迫感はいやはやどうしてたいしたもので、しかも私もエンジニアの端くれなので、「あ゛ー、あそこが原因かなぁ」などといろいろ考えつつ読みましたが、これが面白い^^。これは実際に業界にいる人だったらかなり面白い一冊なのではないかなと思います。

敢えて難点を言えば、そうした内容面での面白さがあるにもかかわらず、萌えキャラとしての造形がどうにも古臭いというか、いかにも型どおりであるという点。この作品の場合、キャラで萌える作品なのかなー?と思うと、ちょっとそれは違うんじゃないかと思うだけに、あんまりそこで無理に作らなくても、という感じも。

まあ、昨今だとシステム業界にかかわる人は多いと思うので、こういう作品もウケるのかもですね。……いやまあ、こんなに女子率が高い開発現場なんて絶対にないと思うんですけどねー;;。

というわけでまずはこちらのエントリをひとつ~。

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ええっと、今度の金曜日・土曜日に開催される、ゆかりんライブのチケット。震災の影響で開催延期になるかなと思っていたのですが、電源車を確保するなどして開催する方向で動いているのだとか。無事に開催してくれるとよいのですが、さてはてどーなることやら。

しかしそれはともかく驚いてしまったのがこのチケット。今までのチケットはぴあのチケットなどをそのまま売り払っていたのですが、なんと今回からはゆかりん FC 独自のチケットを印刷して使うことになった様子。おいおいさすがにこれはやりすぎだろうと小一時間。正直これにはビビりました;。ヤフオクなどでの転売防止を目的としたものだとは思うのですが、それにしたって、という。ここまでやられると、もはや一般ライブというよりも FC イベントとしか思えなくなってくるのですが;、まあそれだけヤフオクの転売が問題になっているのでしょうね。

なにはともあれ、ちょっと気分を変えて楽しんできたいところ、ですね。さすがに状況が状況なだけにちょっとどういうイベントになるのか予測がつかないのですが、楽しいライブになることを期待したいものです^^。

というわけでようやくこちらを読破~。

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羽月莉音の帝国、最新刊の vol.6。いやはや、vol.5 あたりを読んだときからこれいったいどーすんのよ??と思っていたのですが、そのムチャクチャな展開は vol.6 でも健在。いやはやこれやりすぎだろう、と思っていたのですが、巻末には本シリーズが目指した 3 つのポイントが。

  • 人類史上最大のスケールにする
  • ぼくにしか書けないものを書く
  • きちんと意味のあるものを書く

なるほどこれには納得。確かにこの作品、この方の経歴を考えるとなるほどなぁと納得するところがあって(起業家だったとのこと)、こういう系統の作品はこの方にしか書けないだろうなぁと思う次第。金融、企業、政界、国際社会、裏社会などの知識を総動員して書かれている一冊で、読んでいて「これぞラノベにしかできない世界だなぁ」と思う次第。もしドラなども似たような系統ではありますが、こちらの方が詰め込まれている情報が圧倒的に多い感じですね。

それにしても読んでいて思ったのは、それぞれのキャラクターが思い至っている達観が非常に興味深いという点。裏社会も含めて政財界のトップの面々が、全く一般人と違った思考をしながらも、それでいて納得感があるあたりはなかなかに見事。もちろんラノベなので単純化されている面もあるでしょうし、いろいろと創作はされているのでしょうが、読んでいていろいろ唸らされるところがあります。シリーズも折り返し地点を突破したようですが、この作品、着地点が全く見えないだけに果たしてどういう結末を迎えるのか。いろいろと楽しみなところです。

ふう、ようやく vol.4 まで到達~。

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ええっと、ココロコネクト vol.4 ミチランダム。目新しさはないのに、時代感覚的には新しいという、ココロコネクトシリーズの最新刊。

今回の 1 冊は、ある意味、予定調和的な展開。もうひとひねりあるかなぁと思ってたんですが、ベタに永瀬伊織が壊れていく話だったので、ちょっと拍子抜けな感も。けれどもこれはこれで、作品テーマを考えれば直球勝負なんだろうなぁと思ってしまったり。シリーズに共通するテーマは、自己受容と自己解放。自分という存在を受容し、認め、そして自己を解放してコミュニケーションを取っていく。このテーマからすると、ペルソナをかぶって擬態してこの世の中に存在している伊織が壊れていくのは当たり前の展開なのですが、その展開が若さゆえの暴力的なものになっているというのが面白いところ。心をむき出しにしてぶつかり合うことができるのは、ある意味、若さゆえの特権なわけで、そうしたところがストレートに出るからこそこの作品は生き生きして見えるのでしょうね。

とはいえ、さすがに 4 冊とも同じような展開だとやや食傷気味になるのも事実なのですが、vol.5 以降は果たしてどういう展開になっていくのか。ある意味、最も壊れているキャラクターは主人公の太一だったりするわけですが(なんとなく Fate を思い出しますね^^)、なかなかそっちに話が振られないのでこれからどういう展開になるのかは楽しみなところです。

……いやすんません、どう見てもダメっぽいのですがタイトルに惹かれて^^。

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というわけで購入してきたのは「なれる! SE ~ 2週間でわかる? SE 入門」。なんというか、いかにもあざとさばかりが目立つ一冊で、帯からして「萌える SE 残酷物語」とか^^。筆者は過去に SE になり、あまりの過酷な労働に心身を壊しかけて退職した、という経歴の持ち主らしいのですが、いやはや、読んでみるとこれがなかなかに面白いのですよ^^。

何が面白いって、その無意味なまでのリアルさ。社員よりもよっぽど優秀なのに派遣を続け、定時になるときっちりと会社を上がっていく派遣社員とか、暴走した社長が取ってきたムチャクチャな案件に振り回される社員たちとか、どう考えても出来るはずのない仕事のムチャ振りとか、インターネットで検索した設定をそのままコピペして怒られる新人社員とか、おいおいそれはどこの会社のことデスカ?? みたいな妙なリアルさが至るところに満載。

にもかかわらず見事だったのは、そんな残酷物語のどこに救いがあるのか? というポイント。

「でもなんだかんだ言いながらみんな仕事続けているのよね。だから、理由を訊いてみたの。
なんで仕事辞めないの?何が楽しくて仕事続けているのって」

この質問に対する答えは敢えてここには書きませんが、うあー、この作者、この業界のこと、ホントによくわかってるよ、と^^。かくいう私もやはりこのポイントに魅せられて、未だこの業界に留まってしまっている一人なわけですが、なかなかにたいしたものだなぁと感心してしまったり。

ストーリー展開はかなり荒唐無稽なところもあるのですが、キモの部分はなかなかによい作品。さらさらっと読める一冊なので、興味がある方は手に取ってみてください。

というわけで先日ですがこちらを閲覧~。

や、これ何かとゆーと、テレビ版の最終話 #12 のパラレルストーリー。テレビ版 #12 はテレビシリーズとして完結させるために桐乃が結局アメリカに留学しない、という展開で幕を閉じるのですが、こちらは原作通りの展開として作られている次第……なのですが。

うああぁぁぁ、それかぁぁぁぁぁ(笑)。
何が TRUE ROUTE なのかさっぱり分からなかったけど、そういうことかぁぁぁ(笑)。

と、最後まで見て分かった次第^^。や、人によってはだから何?状態だとは思いますが、うんうん、確かに True Route だよね、という感じ^^。

3/8 まで期間限定で Web で公開されているので、原作好きの方は見てみるとよいかも~。流し見で十分よいと思いますが^^。

というわけでこちらの CDS を購入~。

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ええっと、現役女子中学生ユニット ClariS のセカンドシングル、「コネクト」。魔法少女まどか☆マギカの OP テーマ曲で、デビューシングルの irony (俺の妹が~の OP 曲)とは方向性が違うものの、アップテンポの素晴らしい曲でついついヘビーローテ中。メロディラインと編曲の素性がいい曲は何度でも聞き込んでしまうものですが、まさにこの CDS はそんな感じですね。

それにしても、魔法少女まどか☆マギカはなかなかにとんでもない作品ですね。以下、見てない方のためにネタバレ文字反転しておきます。

この作品、毎週毎週、ネット界を騒然とさせている様子ですが、まあそりゃこれだけやらかしてくれたら騒ぎにならない方がおかしいわな、という感じ。猫の皮をかぶった狼としか言いようがない作品で、蒼樹うめさんのほんわかキャラデザに、虚淵 玄氏による冷徹な脚本、梶浦 由紀さんによる民族調 BGM、劇団イヌカレーによる気持ち悪さ抜群の異空間描写、そして新房 昭之氏による個性的な映像化。混ぜるな危険、としか言いようがないこれだけの要素を、よくもまあ同一作品としてまとめ上げたなぁというのが正直な感想。作品自体が先進的か? と問われると、別に要素単位に切り出してみると別に目新しさはないのですが、これらをひとつの作品に束ね上げることで、それらが恐るべき化学反応を起こしていて、今まで見たこともないような作品に仕上がっていますね。

# っつーか作品がすでに折り返しているにもかかわらず、未だ魔法少女にならないあたり、
型破りにもほどがあるだろう、としか言いようが(笑)。

そういえば、この作品に関して「10 年後にも語り継がれる作品になりうるか?」といった話を聞いたことがあるのですが、その話を聞いたときに、「今どきの作品の楽しまれ方ってちょっと違うんだろうなぁ」と思ったり。まどかマギカを見ていて思ったのは、作品そのものの出来が芸術品のように評価されるわけではなく、その作品を消耗品的にどれだけみんなで騒げたか、その思い出が共有されるという類のものではないだろうか、と。10 年後に想起されるのは、色褪せない作品のクォリティではなく、色褪せてしまった作品に対する、色褪せない思い出なんじゃないかなぁという気がしました。そういう意味で、こういう作品はリアルタイムで楽しむことが重要なのかもしれませんね。

この作品、1 クール作品らしくすでに折り返しに差し掛かっているのが残念なのですが、残りを存分に楽しみたいところ。魔法少女好きな方に限らず、いろんな方におすすめできる作品です。

# でも、見るのであれば、情報は完全にシャットダウンしたうえで見ることをおすすめします^^。

いやはや、これはまたとんでもない展開に^^。

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や、出ていることに気付かなかった 羽月莉音の帝国 の 5 巻目。とりあえず買って積んでおいたのですが、読み始めてみるとやはりあっという間に読んでしまいますね。なんというか、ストーリーはもはや 4 巻目まで以上にぶっ飛びまくっているのですが、それでもぐいぐいと作品に引き込まれてしまうのは面白いところ。

ストーリー中、中国の歴史に触れている部分が結構あって、これがどこまでフィクションなのかがよく分からないところなのですが、それにしてもここまで幅広いネタを使ってくるというのはなかなかにびっくりなところがあります。というかこの作者はいったい何者なんだ、という感じすらしますが^^、面白いのは、作者の目線や視点が一般人的ではないところ。なるほどそういうふうに見る方法もあるのか、と感じさせてくれる瞬間がたくさんあって、こういうところに政治や経済の面白さがあるのかもなぁ、といろいろ考えさせてくれました。

やややりすぎ感もある作品ですが、経済をネタにしたラノベとしてはなかなかに秀逸なので、興味がある方にはおすすめかも。狼と香辛料みたいな方向性とは全く異なる方向性ではありますが、こういう経済ラノベも面白いものですねぇ。

さて次は?……と思ったら、すでに vol.6 が出ている様子;;。うむむ、完全に乗り遅れてますねぇ自分(苦笑)。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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この blog でも何度か紹介させてもらった、とある飛空士シリーズの最終巻、とある飛空士への恋歌 vol. 5。前巻の 4 巻目を読んだときには「これ次で終わるのか?!」と思ったものですが、フタを開けてみればびっくり。

とんでもない秀作じゃないですか;;。
いやこれは近年稀に見る傑作のひとつかと、という感じ。

何を書いてもネタバレになるよなぁと思わず頭を抱え込んでしまうところなのですが;、それにしたってとにかくキャラクターが誰一人を取っても魅力的。まさに青春の群像劇そのものですが、序盤の緊迫感あふれる交渉に始まり、明かされる世界の謎、イスラとの別れ、そして続く物語への流れなどなど、見どころを書き始めると枚挙に暇がない。何より素晴らしいと感じたのは、作者のキャラクターへの愛情を感じるところ。一人一人の物語をきっちりと描き上げたその手腕は見事としか言いようがありません。終盤に近付くに連れて目頭が熱くなることといったらありゃしない^^。

この「恋歌」シリーズは、「追憶」に比べて話を大きく広げすぎた感はあるし、カルエルとクレアの物語としてはやや甘いハッピーエンドの物語にはなっている。けれども、周辺のキャラクターたちの恋歌が素晴らしいため読みごたえは十分で、逆に終盤はカルエルとクレアの物語は少しかすんでしまった感もありますね。特に、シリーズ全体をアリエルの視点で追いかけてみると、これほどまでに切ない物語はないわけで……ううっ、思い出すだけで目頭が;;、という感じ。

割とリアルタイムで読んでいたために、次の巻が出るまでなんともじれったく思うところがありましたが、今なら全部ぶっ通しで読めるので、ぜひ手に取っていただきたい名作、という感じ。もちろん読むのであれば「とある飛行士への追憶」からですが^^、ううむ、しばらくしてからまたじっくりと読み返してみたい作品ですねぇ、ホントに^^。

というわけで、今日(というか昨日)は結婚記念日。ふと気づけばもう一年も経ってるのかー、という感じなのですが、そんな自分は悲しきことに出張続き;。まあ幸い、今日は帰ってくることができたのですが、明日もまた早朝から日帰り出張だったりして、なんとも忙しい日々続き;。

どうしても年度末が近くなると忙しくなって当然っちゃ当然なのですが、それでもやはり出張してると家が恋しくなってしまう自分に改めてびっくり。や、最近は同僚から「まちばりさんもあんまり残業しなくなったんですよ」とツッコミを受けましたが(← 実体としてはそんなに残業時間は変わってないのですが;)、まあ周りにそう誤解される程度にはサクサクと家に帰るようになったんだなぁと思ったりします。……うーん、仕事三昧だった数年前の自分を考えるとちょっとびっくりしますが;、それだけ Happy Life ってことなんだよなぁと改めて思う次第。帰りたくおうちがある、というのはやっぱり幸せなことです、はい^^。

……でもまあ、ヤフオクでついこんなものに手を出してしまうのはお約束ですw。

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ぜんぜん成長してないとかゆーなw。
いやまあ、オタクはなるものじゃなくて、生まれるものですからねっ。(ぉぃ)

まあなにはともあれ、今週もあとちょっと、がんばりまっしょい~!

自分はダメな人間だと思っていた。
自分に自信がなかった。
自分のことが嫌いだった。
けれどもそんな自分を、好いてくれる存在がいる。
そんな自分に、頑張れと言ってくれる存在がいる。
それは決して、そいつにとってメリットばかりがある訳でもないのに。
なんて、強いんだろう。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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ファミ通文庫の作品、ココロコネクト。とりあえずシリーズ 2 冊目まで読破。順番がわかりにくいのですが;、ヒトランダムが 1 冊目、そしてキズランダムが 2 冊目。なんか夏のこたつさんがやたらとプッシュしているのでとりあえず購入してみた次第なのですが、

これは確かに名作。
ああ、なるほどこういう話はあるようでなかったなー、と。

作品設定は極めて古典的なもので、例えば 1 冊目はランダムに人格が他人と入れ替わってしまうというもの、そして 2 冊目はランダムに思ったことをそのままストレートに言ってしまうというもの。どちらもすでに手垢がつきまくったネタであるにもかかわらず、現代的な物語に仕上げている手腕はさすがとしか言いようが。内容的にどうしてもネタバレになるので、文字反転しておきたいと思います。

この作品、要するにディスコミュニケーション世代における、心の救済の物語、なのですね。登場人物である 5 人は、それぞれに悩みを抱え、でも表面上は仲良し 5 人組としてなんの問題もなく、サークル活動をしている。それはよくある日常的な光景……なのだけれども、結局のところ、近づくのは怖い、だけれども離れるのは寂しいからもっとイヤ、という微妙な距離感の関係。承認欲求はあるけれども、かといって近づく勇気もない。リスクを取ることができずに足踏みして、うだうだと泣き言のようなことをつらつらと考えてしまう。そうした無限ループを断ち切るためには、結局のところ、自分を認め、怖くても他人に飛び込んでいくしかない。

そんな「荒療治」をするのが、作品中の「ふうせんかずら」という存在。ふうせんかずらには、「心の種」という属名がありますが(種のカタチがハート)、彼は『超法規的な力』を使って、彼らの関係を無理矢理かき回す。それはどう見てもムチャクチャで、一見すると厄介ごとに他ならないわけだけれども、そうした『イベント』があって、初めて彼らは心をつなげていくことができる。1 巻目は、ありのままの自分の心を受け入れる物語。そして 2 巻目は、そうした本音の心を他人にぶつけて心をつなげていく物語。それは時として、自分や他人を傷つけることもあるけれども、そうした過程の中で自分を見つめ返して謙虚に考え、反省していくことで、初めて他者との心のつながりを得ていくことができる。そういう物語だからこそ、「ココロコネクト」という作品名がついているのですね。

物語自体は正直青臭いとしか言いようがないにもかかわらず、それでも清々しさを感じるのは、やはりこの作品が青春物語であることの証左、なのでしょう。読んでいるとなんだか心が若返ったような気がしますが(笑)、非常によい作品なのでぜひ興味がある方は読んでみてください。

「もし失敗したら、また最初からやればいいじゃない」
「またゴミ漁りからかよ……」
「人生、成功も失敗も時の運。大金持ちになりたいだけなら、ここまで綱渡りする必要もない。
でもね、私たちの目的は、あくまで新生国家を創ることだもの。
そのために一番早い方法なら、勝負を賭ける価値はあるでしょう?」

というわけで、今日はこちらのインプレをひとつ。

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ええっと、羽月梨音の帝国 vol.1~4。以前に紹介した、電撃 SS ガールを執筆された至道流星氏の作品で、全くノーマークだったのですが夏のこたつさんから紹介されてさくっと読んでみた次第……なのですが。

いやはやこれめっちゃ面白いんですが^^。
やー、荒唐無稽だなぁとは思いながらもついつい読みふけってしまう面白さ^^。

内容としては、幼馴染 4 人組が、独立国家の建国を目指して革命部という部活動を始める、という話。これだけ聞くとなんだそりゃ?という感じですが、実際のところは経済をネタにした一作。建国するためにはカネがいる、というわけで、ベンチャー企業を設立し、没落気味の二部上場企業を買収したり、大企業への買収戦を仕掛けたり、と、なかなかに意欲的な一作。正直なところ、あまりラノベ作品としての書き方がうまい作品ではないので、最初、話が軌道に乗ってくるまでが一番つらい;。しかし 1 巻目を半分ぐらいまで読み進めた後は、堰を切ったように一気に vol.4 まで読破。破天荒な主人公、どんどん膨れ上がっていくストーリー、取り上げられているネタといい、いやー、かなり面白い作品です。展開は荒唐無稽なのにここまで引き込まれるというのがなかなかに素晴らしい。

個人的にはかなり好きな作品なのですが、電撃 SS ガールと共通する作品思想は好き嫌いが分かれるところかな、という気がします。青臭い理想を圧倒的な個人の能力で実現しようとするヒロイン像は両作品に共通するところ。確かにその理想像には多くの人が共感するでしょうが、それを実現しようとするのが少数精鋭のチーム、というあたりがなんともムチャクチャだなー、という気がします。まあだからこそラノベであり面白さがあるのですが^^、リアルっぽいところもあるだけに、ちょっと好みが分かれそうなところですね。

なにはともあれ、vol.5 以降が早く読みたいところ。いつ頃出るんでしょうねぇ^^。

というわけで、ようやくコミケ全日程が終了しましたよ~^^。

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いやー、昨日からの流れとしては、Day2 サークル参加 → 売り子 → 打ち上げ(1回目) → サークル整理&売上報告 → 深夜の忘年会 → 仮眠 → Day3 一般入場 → いろいろ購入 → 打ち上げ(2回目)、という感じ。めんどいのでまとめて貼り付けるとw。

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……とまあこんな感じでした。(おいこらwww) ちなみに 2 日間の参加での購入物もせいぜいこんなもん。最近はサークルの売り子の方が主体になっていて、買い出しはどちらかというと自分のものよりもお友達の買い出しのお手伝いとかが多くなりました。……いやぶっちゃけ、商業だけでも手が回っていないような状況ですからねぇ;。

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それにしても今回のコミケ参加で予想外だったのが、3日目の入場。今回は体力温存を意識して、あまり無理せずに遅めの一般入場にしたのですが、なんと国際展示場に 10:40 到着だったにもかかわらずすでに西館側の行列が皆無。ぞろぞろと流れに乗って入場するだけで、これには正直驚きました。加えて CUT A DASH に並んだわけですが、こちらもせいぜい 15~20 分程度の行列で終了。今回、男性向け創作本を西と東に分散させたらしいのですが、それにしても行列少なくないか??という印象で、自分的にはラクなコミケでした……とまとめたいところだったのですが、ひどかったのが館内

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って、おいおいいったいどーしろと、状態;。特に中央付近の行列サークルがどうにもならないという印象で、まるで身動きが取れずもみくちゃにされるワナ;。なんとか頑張りましたが、ホントに事故が起こっていないのが不思議としか言いようが。いやはやホントにすさまじかったです。

なにはともあれ、以前のアルバイト先の忘年会とかコミケに参加しないとなんとなく年越しの気分になれないというのが本音なところ。なんだか結婚してもやってることは全く成長なし、という気もしますが^^、でもこういうイベントはやっぱり楽しいものですね~。参加した皆様、本当におつかれさまでした~!

というわけで今日はコミケの日。

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残念ながらもろもろの作業で 1 日目は参加を見送ったのですが、今日は頑張ってサークル参加、ですよ~^^。ではでは、いってきますw。

「少し前のお前は、もっとやってたよ! とことんまでクォリティ上げるのに専念してただろ!」
「……」
「描くことを許されてるやつが、手ぇ抜くようなことをするな!」
「……そんなこと」
「連載代わってほしいやつなら、いっぱいいるんだぞ!」
「そんなこと言うなら……」
「なんだよ」
「そんなこと言うなら、わたしから出ていって!」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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さくら壮のペットな彼女 vol.4。天才少女画家だけれども生活能力ゼロのましろ、その生活世話役を命じられた空太、そして二人を取り巻く多彩なキャラクターたちの物語……なのですが、相変わらずいい味を出している作品だなぁ、という印象。

この作品の軸になっているのが、天才少女と凡人彼氏、という構図。凡人がどれだけ努力しても得難い才能を持つ少女たちに劣等感を覚える彼氏、というのが基本的な構図で、それが故に、本来であればスムーズにいくはずの恋愛関係がうまく進まない。割り切って堕ちてしまえばラクなものを、その眩いばかりの才能に気後れせずにはいられない彼氏という構図……なのですが、天才視点、凡人視点のどちらにもそれ相応の言い分がある、というのがこの作品の面白いところ。冒頭の引用は、どうしてもオーディションに合格できない凡人彼氏が、恋愛感情で仕事がおろそかになっている(それでもきちんと最低限の仕事はこなしている)彼女に対してイライラをぶつけてしまい、それに対して言い返されるシチュエーションなのですが、こういうテーマって、本当にいろいろ考えさせられるのですよね。それは、天才は天才としての生き方しか許されないのか?というテーマ。

空太の言い分は、才能を持った人間にはそれ相応の責任が伴うべきだ、というもの。確かにそれはノブレス・オブリージュ的な思想として(少なくとも本人が望む限りは)納得感のあるものではあるのですが、では才能を持った人間は、その生き方しかしてはならないのか?という話になると、そういうものではない。命や人生というものは、人間それぞれに与えられたたったひとつのものであって、それをどのように生きるのかを選ぶのは本質的に本人の自由。だから、才能を持っている人がノブレス・オブリージュ的な思想(=才能を持った人間はその分恵まれているのだからその才能を社会に還元すべきだという思想)を持たずにごく平凡な人間として生きるという選択肢を取ったとしても、それは誰からも責められるべきものではないはず。けれども、平凡な人間からすると、それは至極羨ましい選択に見えてしまう、のですよね。

実はこれを呼んだときに真っ先に思い出したのが、先日のゆかりん Live の千秋楽ダブルアンコールでのゆかりの MC 発言。仔細はでじくま氏の blog が詳しいのですが、発言の要点をまとめると、歳を取れば取るほどゆかりのようなライブは難しくなるけれど、ファンがいる限りは続けたい、というもの。私はこの発言を聞いたときに、「ああ、この人は選んじゃった人なんだな」と思ってしまったのですよね。もちろん、本来的に二者択一なものではないとは思うのですが、誰か好きな人と二人だけの暖かい幸せを作っていくことよりも、たくさんのファンからの声援と期待を背負って、アイドルという偶像を演じ続けてこの世界を維持し続けることを選んでしまった人なのだな、と。それは良し悪しの話とは別次元の、その人の人生の選択そのものなので、良し悪しを議論すべきものではない……のですが、それでもなお、一抹の寂しさを感じたところではあるのですよね。確かに、それだけを目指すことでしか到達できない高みもあるけれども、それはひどく歪な生き方かもしれないわけで、人間、そこまで割り切れる心の強さをいつまでも持ち続けられるものなのだろうか、と。

これって結局、永遠に答えが出るテーマではなくて、もうケースバイケースで本人が納得する答えを出すしかない(or 答えを出さずにずるずると行くしかない)ものだとは思うのですが、才能を持った人の責任と自由、というテーマは何度見ても考えさせられるものです。いや、こういうテーマは考えることにこそその本質的な意味があるのかもしれないのですけれどもね。

というわけでこちらをげと~。

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や、年末のコミケカタログ。夏のコミケでは CD-ROM カタログを買い逃すというあり得ない失態を犯したのですが、今回はきちんとちゃんとゲット。いやはや、さすがに ROM カタログがないと話にならないですからねー;。

というわけでサークルチェック自体はさくっと終了したのですが、併せて探したのが iPhone/iPod touch 用のビューア

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とりあえず iComiket というビューアを入れてみたのですが、これがめちゃめちゃ便利。特にサークルマップに連動してサークルカットなどが出てくるのは極めて便利で、視認性も高いし素晴らしいの一言。しかも PC 側でのカタログのチェックデータをそのまま突っ込むことが可能なので、チェックは PC で行って、当日は iPod で、という運用が可能。私はさほど回るサークル数が多くないので問題ないですが、たくさん回る人は、回ったサークルに巡回フラグを立てることもできるようになっているのでかなり便利ではないかと推測。当日の突発チェックも可能だし、いやー、よく出来てます。

それにしても、大昔のカタログを知っている世代からすると、ホントに隔世の感がありますね。いい時代になったものです、はい^^。

「そんなものを使わなくても、分かるもの」
「じゃあ、なんで」
「……私があなたのことを、見ていたからよ」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない vol. 7。いやはやこれ果たして展開がどーなるのよ?状態だったのですが、まあまずは一言書かせてくださいよ。

黒猫かわいいよ黒猫。
っつーかなんだこの凶悪なかわいさはwww。

いやはや超絶展開に思わず頭を抱えましたが^^、この黒猫の可愛さは凶悪すぎ、としか言いようが(笑)。展開上、黒猫押しになってきたなぁとは思っていたものの、こういう展開に発展するとはちょっと予測していませんでした。テーマ的には、妹と恋人は別腹、というところを明確に出してきましたが、さてこれから先、どういう方向に展開していくのかが気になるところ。京介のキャラ造形から考えて、一度くっつけた二人を離すとはとても思えず、あくまで京介・黒猫の線で行くのでしょうが(耐性のなさから黒猫の方が京介から離れるという線はあるでしょうがそれでも元鞘だろうなぁという感じがしますし)、そうなると今度は地味子とかどーするんだろう、というところがひっかかってきますね。まあ、首を長くして vol.8 を待つことにしたいと思います。

それにしても、妹や幼馴染に対する割り切れない想いを抱える京介の描写はなかなかに悪くなかった、という印象。よく言えば人情があり、悪く言えば子供っぽい、となるのでしょうが、こういうキャラ造形はどうしようもない奴だよなぁと思いながらも、なんとなく人間味として惹かれるところがありますね。不思議なものです。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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ええっと、俺の妹がこんなに可愛いわけがない iP。これ、iPhone/iPod touch 版アクセサリーアプリで、中身は非常に単純、単に桐乃が iPod touch の画面内で動くだけなのですが、びっくりしたのはその動き。いやなにがって、ホントに文字通り桐乃がぬるぬる動くのですよ。いわゆる 3D→2D 変換技術を使っているのですが、ここまで違和感なく動かせているというのにちょっとびっくり。古くはときメモの時代に出てきた技術ですが、いやはやここまで静止画としても通用するぐらいのクォリティで動かせるようになるとホントにすごい、としか言いようがないです;。

PSP 版に先行して、無料アクセサリーアプリとして配布される形になっているので、ちょっとダウンロードしてみるとよいかも? いやはや、うっかりヘタに電車内で開いて桐乃に罵倒されたりすると危険なアプリなんですけどね^^。

すでに話題に出遅れている感はありますが、こちらのネタをひとつ。

このサイト、ラブひななどでおなじみの赤松 健氏が代表取締役となって立ち上げた、マンガのネットダウンロードサービス。絶版扱いになったコミックスについて、広告を差し込んだ .pdf ファイルをダウンロードして無料配布するというもので、なるほどこれはなかなかに面白いサービスだなぁと感心したり。特に、昨今は iPhone をはじめとしてリーダとして便利なデバイスが増えているため、これはなかなかによいんじゃないかと思った次第。

J コミ立ち上げの趣旨については様々なところで赤松 健氏がインタビューに答えているのですが、絶版漫画に限定して配信するというのはなかなか上手いモデルを考えたなぁと感心。最近のコミックスはとにかく絶版になるのが早くて、うっかりすると数年程度ですぐに絶版になってしまう。このため、現役作家の作品ですら過去の作品を読むのは困難になってきている状況で、こうした形で読めるのは嬉しい限り、ではあります。しかも便利なのは、著作権保護機能つきの配信機能を使っていないという点。出版社が書籍販売で利用している、著作権保護機能つきのファイルの多くは取り扱いが不便。エンドユーザ的には、落としてきた .pdf ファイルを友達にすぐにコピーできる、というのはとにかく便利なところ。

そしてさらに感心するのは、J コミが広告収益のピンハネをしないという点。電子書籍ビジネスに限らず、こうした運営会社の運営コストをどう捻出するのかはビジネスであれば必ず問題になりますし、実際、コンテンツのダウンロードビジネスはそれなりにシステムの運用コストがかかります。たとえばラブひなの場合、高解像度版をダウンロードすると 1 巻あたり 1~2 円程度のダウンロードコスト。ラブひなはスタート直後に 170 万ダウンロードがあったそうなので、ざっくり 200 万円ぐらいの運用コストがかかっているはず。赤松 健氏はおそらくこれをポケットマネーで賄っているのだと思いますが、これは赤松 健氏だからこそできること、でしょう(著作権保護機能つきの配信機能を使わないのは、この「ランニングコストを落とす」という狙いも大きいはず)。

もちろん見込みが甘いであろう点は多々あって、広告ページのクリックが 5,000 回、1 冊あたりの広告収入を約 70 万円と見ているのはさすがにどーよ? と思いますが(それだけ広告収入が見込めるコミックスが絶版になるとは思えない;)、ただ、いわゆる海賊版に完全に占拠されている絶版コミックス市場(?)に楔を打ち込む、という意味では非常に大きい一歩だなぁ、と思ったり。

個人的には、レンタルコミックスと同程度のコストであれば普通に使いたいと思えるサービスなのですが、さてはてどうなることやら。うまく軌道に乗ってくれることを祈っているのですが。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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俺の妹がこんなにかわいいわけがない、の OP テーマ曲、irony。この作品、ツンデレ系の超絶美少女妹に純情無垢な兄貴が罵倒されまくるというかわいそすぎるアニメですが(ぉぃ;、なにげに展開の面白さと基本的なストーリーラインの素性の良さでついつい見てしまうワナ。個人的には今季一番のお気に入りアニメと化しているのですが、OP テーマもなかなかに中毒性が高いのですよ、これが。

irony とは「皮肉」の意味ですが、歌詞とメロディラインが見事なまでにシンクロ。最初から最後まで流れるように進んでいくメロディラインの運びが実に素晴らしく、ポップな印象と共に感情的な含みを感じさせる一曲に仕上がっています。ずーっと気になっていた一曲だったのですが、なかなか購入しに行くタイミングがなくてようやく購入……したのですが、おかげでヘビーローテ中ですよ、ええ;。

原作の方はもはやどこに向かうのかさっぱりわからなくなりつつありますが;、アニメ版の方はまだまだ前半戦をアニメ化していることもあり、すっきりとまとまっていて面白いですね。文字で読む面白さの強い作品でしたが、映像化してもなかなか楽しい一作。……もっとも、これを公共の電波で流してもいいのか、というツッコミは激しくあるのですけどねぇ;^^。

奥さん奥さん、事件デスヨ事件!

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というわけで出張中のでじくま氏からいきなり緊急指令が。読売新聞の夕刊を押さえておけ、という指令だったんですが、いったいなんの話かと思いきや....

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って、おおおお(笑)。
なにげにゆかりんの特集記事(しかも見開き)じゃないですか!^^

いやはや、でじくま氏はいったいどこからこういう情報を仕入れてくるのか謎すぎですが、それにしても結構参ってしまったのは夕刊を売っている場所がなかなかないということ。昨今、地方紙での夕刊の廃刊が相次いでいるという話は知っていたので、買える場所は少ないだろうなぁとは思っていたのですが、コンビニとかが全滅だった(朝刊しか売っていない)のには参りました。結局、駅まで出向いて売店で購入;。いやはや、最近新聞離れが進んでいるとは思っていましたが、なかなか大変なのでしょうねぇ。

# という私は最近は iPod で産経新聞を読むようになってしまいましたが^^。
# 意外に閲覧性が高くて便利なものです。はい。

「それでいいんだよ」
エイゴが望んだのは、まさにそういう生活だった。
小さな魔王城が育てる、数人の魔人。
彼らがひとりひとり目指す将来のために、魔王は戦ったのだ。
「それで、いいんだ」
もう一度、エイゴは呟いた。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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以前エントリで紹介した魔王城シリーズの最終巻、五限目。怒涛の急展開から一気に大団円を迎えるというストーリーラインでしたが、まずはひと言。

もったいない、本当にもったいなさすぎる;。
なんでこのシリーズ、もっと長編化しなかったのかと小一時間;。

五限目を読んでいて思ったのは、とにかく決着をつけるために展開で無理をしている、ということ。特に惜しむらくは各キャラクターの掘り下げの浅さ。魅力的なキャラクターが多い本作では、それこそ 1 人のキャラクターにつき 1 冊の本が出せるぐらいの勢いではないかと思うのですが、そうしたことが行われることもなく、5 巻目でシリーズ完結となってしまったのがとにかく惜しい。

# 勇者の正体はちょっと引っ張りすぎな感じもありましたね^^。
# というか、コマの数を考えれば他にはないじゃん、みたいなところが(笑)。

それにしてもこのシリーズ、ライトノベルかくあるべし、という感じの作品ですね。わかりやすいテーマ、魅力的なキャラクター、きっちりとしたモラル(道徳性)、適度な伏線など、万人におすすめできる安心できる作品、という感じ。方向性はまったく違えど、さすがはガーゴイルの作者さん、と思わずにはいられないのですが、こういう読みやすい作品はもっと増えてほしいという気がします。小中学生ぐらいの子にも安心して読ませられる秀作、という印象もあり、素敵な作品でした。ホントに終わってしまったのが残念なシリーズでしたが、田口氏の次のシリーズに期待したいところです。

というわけで昨日はコミケの 3 日目に参戦~。

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あいかわらずすごい人出;。聞いたところによると 3 日目だけで 20 万人の参加だとか。といいつつ、3 日目は知り合いのサークルの委託を受ける形でサークル参加~。いつも通りサークルをこなしていたわけですが。

持つべきものはお友達だ。
ななな、なんとこちらをゲット~^^。

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いわゆる東方の新作、妖精大戦争。2 日目にサークル参加していたりゅうくんさんが購入してくれていて、分けてくださった次第だったりします。うあー、これはめっちゃうれしいwww。いやー、ホントにありがとうございました^^。

ちなみに今回のサークル委託運営の結果なわけですが。
残金誤差ゼロ^^。おー、今回もバッチリでしたよ^^。

そんなわけで終了後はみんなで月島に移動して、もん吉で打ち上げ~^^。

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や、こんな暑い最中にお好み焼きとかどーよ??なのですが;、他に思いつくところもなく;。国際展示場からの移動という前提だと、月島って意外に便利、なのですよね^^。疲れていたのでタクシーで移動しましたが、確か \2,000 ちょっとぐらいだったので、乗り合いすると電車移動と大差がないワナ;。このお店、結構混雑しているのでだらだらと飲み食いできるところではないのですが、でもみんなでわいわいがやがややりながらの打ち上げは楽しいものですね^^。サークルに遊びに来てくださった皆様も、ありがとうございました!^^

なにはともあれ、これで真夏の祭典も終わり。あとはゆっくりコミケの成果物をチェックしますよ~^^。

というわけで今日はさくっとこちらに行ってきてみたり^^。

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ええっと、コミケット78 2日目。昨日は疲れて行く気が起こらなかったものの、なんか行かないというのもさびしいのでさくっと行ってきてみた次第。がしかし、

東方、売り切れですた……;。
うーん、最近サークル入場で get していたからなー;。

11:30 頃に会場到着、入場して 11:45 頃に東方のところに行きましたがすでに完売。いったいいつ頃売り切れたんですかねぇ^^。とりあえずニコニコに上がっていたリプレイを見てみましたが、ゲームシステムはかなり面白そうな気配。連鎖的に弾幕が凍っていくというのは斬新、よく考えたなぁという印象。店売りは一か月後ぐらいじゃないかと思いますが、まったり待つことにします^^。

ついでながら、見かけた小ネタをいくつか~。

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ええっと、いわゆるラッピングバス。その昔、秋葉原までのコミケエクスプレスというのが出ていた時代があって、それがなくなってからもうかなり久しいのですが、今回のこのラッピングバスがその手の類かどうかは不明。ただ単にコマーシャル用だったんですかね?^^ でもどちらかというと。

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こっちの方がすごかった(笑)。ねこねこソフトの搬入車ですかね?^^ これを運転する運転手さんが微妙にかわいそうな気がしてきましたよ、ええ;。

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最後はこちら。毎年恒例の西又葵さんのペットボトルなんですが、今回は「痛茶」という名前をひっさげて登場。ネーミングセンスが絶妙でつい大笑いしてしまいました。こういうギャグセンスはなかなかですね。

ちなみに全体的な印象を言うと、さすがにもうこの会場では飽和しているな、という感じ。今回、11:30 頃についたにもかかわらず入場行列はほとんどなく、東館ホールの入り口で多少待たされる、という程度。つまり、一気に会場内に入れてしまう方針を取っていたのですが、その分、会場の中は地獄絵図。コミケ運営側も考えたもので、いろんなところに迂回路を設けて人の流れをよくする措置を取っており、よくここまで最適化したものだと感心する一方で、これ以上の最適化は無理だろう、とも思ったり。拡大路線を取ったコミケではありますが、流入者はいても退出者は少ないという特性を持っているだけに、そろそろ限界かなーと思わずにはいられませんでした。

というわけで明日は 3 日目、サークル参加なのでがんばりますよ~^^。

「……なんだ、いるじゃねーか」
「何がだ、軍曹?」
吐き捨てるエイゴ。
まさかいるとは思わなかった。
魔人より恐ろしい存在が。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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ええっと、田口仙年堂さんの最新作、魔王城。現在 4 巻まで発刊されており、次の 5 巻目で完結するそうなのですが、

いやはやこれは素晴らしい作品。
というか思わず一気読みしてしまった^^。

ざっとしたストーリーラインとしては、かつて勇者によって魔王が打ち倒されたことによって平穏を得た世界。しかし、平穏になったはずのその国には、稀に強大な魔力を秘めて生まれてくる子供たちがいた。生まれた瞬間に村を消し飛ばす魔力を持ったその子供たちは、魔王の落とし子の意味を込めて「魔人」と呼ばれるようになり、王国の危機管理のために、辺境の村一か所に集められて育てられていた。村人からも忌み嫌われ、隠れるように住む魔人たち……しかしその実は、魔力が膨大だというだけで、何らその辺の町中の子供たちと変わらない、無邪気さや優しさを持っていた。そんな村に派遣されてきたのは、司令官に逆らった罪で左遷されることになった、エイゴ・ノイマン軍曹。彼は魔人たちの学校の「先生」として、彼らと触れ合っていくことになる……という物語。

ストーリーラインの肝は、人間たちの恐怖心から来る偏見、そして魔人たちが無抵抗であることに起因する彼らへの迫害。力を持っている、他者と違うというだけで虐げられる子供たちは、文字通り不幸そのもの。そんな彼らを守るべく、エイゴは様々な人たちに立ち向かっていくことになるのですが、素晴らしいのはやはりその対立構図の作り出し方。登場人物それぞれに、それぞれの立場による「正義」がある。しかしその一方で、立場と権力をタテに暴力をふるう一軍もあり、果たして誰が正しいといえるのか? イメージで物事を判断することで目を曇らせる大衆、自分の目できちんとものをみて、自分で正しさを判断するエイゴたち、そして卑怯かつ卑劣な策略を張り巡らせる大人たち。読んでいていろいろと唸らされるところの多い作品な上に、ぐいぐいと引き込まれる吸引力のある作品でした。

それにしてももったいないと思うのは、この作品、なんでも次の 5 巻で終了になってしまうのだとか。正直、これほど筋の良い作品だったらもっと続けてほしいと思うのですが、おそらくこの作品、あんまり売れない作品なんでしょうねぇ;。自分的にはかなりクリーンヒットな作品なんですが、萌えがあるわけでもなく、エロがあるわけでもなく、むしろそこには誠実さがある、という感じの作品なので、一般受けはしにくい作品かもしれません。けれども個人的には、読んでいて「数の暴力と力の暴力」というのがいろんな意味で心に刺さる作品でした。非常にいい作品なので、未読の方にはぜひお勧めしたいところです。

しかしこれを書いたのが「吉永さん家のガーゴイル」と同じ人だというのにはびっくり。確かに言われてみれば作品の芯の部分の「良心」のところが似ている気はしますが、多芸な方っているものですねぇ^^。

っと、危なかった~;。

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ええっと、今年の秋に行われる、ゆかりんライブツアーの申し込み。ふと気づいてみたら申し込み期限ギリギリになっていて、しかも日中は出張やら会議やらが目白押し;。おいおい郵便局行ってる時間ねーよ、状態だったのですが、たまたま出張先で時間が取れることに気付いて、名古屋で入金した次第、だったりします;。いやはや危ない危ない;;。

にしても、ふと気づいてみれば結構とんでもない納金額;。そりゃまあ全ツアー合計 10 公演、一部にしか出ないといっても東京だけで 3 公演あるわけで、ちょっとこれはやりすぎだろう、状態に;。個人的にはどこかで一回だけ見れれば十分なのですが、まあ保険の意味も兼ねて複数公演に申し込み。最近はファンクラブ会員じゃないとチケット取るのは至難の業になっているようですが、さすがに 10 公演になれば薄まりますかね....というか薄まることを期待したい^^。

そういえばゆかりんといえば、先日また再び伝書鳩企画(ゆかりんにメールを書くと、運がよければお返事が貰えるという企画)が勃発。先月やったばっかりじゃん、ということでめちゃめちゃ驚いたのですが、一年に一度ぐらいの特別イベントをこんな短期間で再実行するあたり、なんかいろいろ予定調和路線かなー、と勘繰ってしまうところだったり。ま、勘繰ったところでどうなるものでもないのですけどね^^。

なにはともあれ、早いもので気付けばライブまであと数か月。どんなツアーになるのか今から楽しみです。

ふう~、というわけでついに鋼の錬金術師も #63。#64 はおそらくおまけエピソードでしょうから、事実上の最終話が #63、といったところでしょうか。いやはや、見どころ満載な作品でした。軽くネタバレなので文字反転にて。

この作品、テーマはストレートに「生きること」でしたが、そこに作者ならではの哲学がしっかり根付いていたのが非常に素晴らしい作品でした。その哲学とは、簡単に言えば「自助努力」。要するに、自分で考え、自分の足で立ち、自分で努力し、自分で願いや望みを叶えること

「お前が己を信じないからだ。
他人の力を盗み、人から生まれたもののくせに、神とやらにしがみついていただけだ。
お前自身が成長しておらん。七つの欲を切り離せば、人を越えられるとでも思ったか?
笑わせるな!」

嘘をつかないことを信条としていたグリード(強欲)は、最後に一つだけ嘘をつき、仲間のために自らを捨てる。自らを中心に考える「強欲」において、自己犠牲は相容れないものなのに、最後に自らを「捨てる」ことで、逆に彼が一番ほしかったものを「手に入れる」。

一方、ホムンクルス(フラスコの中の小人)は、自らの願いを神に託し、他人の力(賢者の石)を使って自らの望みを叶えようとする。この世のすべてを知りたかった、と語るにもかかわらず、自分が切り離した 7 つの欲を手足のように使い、自らは最後まで動かなかった、というのも象徴的。だからこそ、最後には再び「閉じた扉の向こう」に永遠に囚われ続けるのでしょう。

そして最後に、自分の真理の扉=自らに与えられた「神の力を使う能力」を捨て、自らの足で歩き出すことを誓うことで、対価としてアルの身体を救う。結局、彼は誰も殺さず、誰も犠牲にしないでアルを救ったわけですが、それは、作品のテーマである「自助努力」とも綺麗に沿った流れなわけで、いやはや、実に見事な大団円でした。

それと、明確な答えが出ているわけではないのですが、この作品に出てくる『真理』という存在、たぶん自分自身の「心」そのものなんじゃないかな? と。アニメ版では、おそらくこの『真理』の声が対峙する人によって変わっているんじゃないかと思うのですが(エフェクトがかかっているのではっきりしませんが)、エドが最後に真理に打ち勝つ、というのは、自分の心の弱さ(他の人にすがろうとする生き方)に打ち勝つ、という意味が込められているのではないかな、と思ったりします。

どんな作品であれ、作者ならではの信念が垣間見える作品というのは生き生きして見えるものですが、この作品はまさにそんな作品であったという気がします。アニメも非常に丁寧な作りで、月刊誌連載作品のアニメであるにもかかわらず、密度の濃い作品だったと思います。

来週の最終回は果たしてどうするものなのか。テーマ的には終了しているだけに、どんなふうに残り 30 分を使ってくるのか楽しみなところです。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ~。

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ええっと、田村ゆかり最新シングル……じゃなかった、もう発売されてから相当経っているシングル 2 枚、「おしえて A to Z」と「My wish My love」。見てみたら、今年の 1 月と 4 月に発売されてたみたいなのですが、先日(といってもこれも相当前;)のゆかりん FC イベントの際に、複数枚購入のでじくま氏から配給を受けたのがこちらの CD、だったりします。

My wish My love の方は、劇場版 リリカルなのは 1st MOVIE の ED テーマ。なのはの ED テーマらしい一曲……なのですが、自分的にはやはり劇場で聞くことが出来なかったのが痛い;;(涙)。(結婚や引越しが忙しくて、結局劇場版を見に行けなかった;orz) こちらのシングルだとお気に入りはやはり Tiny Rainbow でしょうか。ツアーのアンコールで使われていた曲ですが、そういうシーンにとてもいい、余韻を残す一曲という感じですね。

そしてもう片方のおしえて A to Z。こちらはアニメの B 型 H 系の OP テーマですが、いやもうベタベタな一曲だなぁ、という感じ。一昔前のアニソン的なノリの曲で、ついついリピートしてしまう一曲ですね。ちなみにアニメの B 型 H 系も先日ちらっと見たのですが、あまりにも厨房妄想炸裂なアホ展開で楽しすぎる、という印象^^。というか、ゆかりんがこんなキャラを演じるというのはちょっとびっくりでしたが、こういうキャラも演じられるあたりは芸幅の広さを感じますね。

# エントリとは無関係ですが、B 型 H 系を見てたときに、LOVERS のキャラデザを思い出しました。
# キャラデザがいわゆる今時風ではないなぁと思った半面、アピールの強いキャラデザってやはり
# 古今東西、こういう方向に寄るんだろうな、と。おねティとかも、これに近いキャラデザですね。

あいかわらず高水準で安定した CD だなぁ、というのが全体的な印象。ホントによく頑張ってるだけに、これからもさらなる活躍を応援したいものです^^。

というわけで今日はこちらのインプレを~。

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さくら荘のペットな彼女。今のところ 2 巻出ていて、夏のこたつさんのおすすめによりさくっと購入、さくっと読破してみたり……したんですけどね。

いやこれはダメだろ、絶対www。
いやなんつーか、読んでる自分がダメすぎる;;;。orz

作品の舞台となるさくら荘、それは学園の問題児の巣窟。主人公・神田空太は拾った猫を捨てられずにこのさくら荘へと追いやられたものの、他の住人とは違っていたって平凡な人物。そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家。管理人であり美術教師でもある千石千尋に言われてましろを出迎えに行った空太は、彼女の強烈な印象に心惹かれてしまう。そんな天才美少女を寮の変人たちから守らねば!と意気込んだものの、実はそんな彼女も相当な問題児。なにしろ外に出れば必ず道に迷い、部屋を片付けることはままならず、ぱんつすら誰かが選んでやらないと穿けない始末;。絵を描くことしか知らずに育ってきた、生活破綻少女のましろのサポート役として、さくら荘の満場一致で選ばれた空太は、それはそれは大変な生活を送ることに……;、というストーリーライン。

とまあ、設定だけ見るとよくある白痴系美少女ラブコメモノかなという感じがするわけですが、これが驚くほど面白い。「ほふればいいのね」には思わず腹を抱えて笑いましたが^^、そういうぶっ飛びまくったギャクもあるかと思えば、直球ストレートど真ん中な情熱と挫折、といったテーマも含まれている。特に後者はこの作品の中核にあるモノで、ましろ(天才画家)と空太(心優しき凡人)、美咲(天才アニメータ)と仁(イケメン脚本家)のキャラ配置が実に見事。そしてこの 4 人のキャラのバランスブレイカーとして登場する七海がまたとてつもなく魅力的なキャラ。頑張り屋さんで超一途、常識に囚われて柔軟性に欠けるけど、心の優しさは人一倍。いやもうどんだけ私好みなんだと小一時間(笑)。か、かわいすぎるwww。

と、読めば読むほど私好みな作品なわけですが(苦笑)、やはり作品のポイントは天才と凡人の対比、でしょう。天才には天才の世界と苦悩があり、凡人や常人にはまたその世界と苦悩がある。それが交わるのがこのさくら荘という場所。近くにいるが故に、お互いの住む世界の違いがはっきり見えてしまう。例えば今のところメインには据えられていませんが、美咲と仁の二人についてはそれぞれが抱える心の闇の深さがちらほらと出てきていたり。凡人の心を理解して近づきたいと思うけれどもなかなか捉えられないコミュニケーション不全なましろや美咲の苦悩、一方で天才の努力と才能に尊敬しつつもその失敗や挫折を心のどこかで喜んでしまうアンビバレンツな気持ちを抱えて苦しむ空太や仁。それぞれの持つ苦悩はまさに若さゆえの青春そのものですが、それでもなお前に進もうとする様子は、非常に良い読後感を与えてくれます。

読み口も軽く、さくさくと読める作品なので、割と万人におすすめ、という印象。すでに累計で 15 万部近くというかなりのヒット作になっているようですが、なるほどこれなら納得できます。興味がある方はぜひ読んでみてください。

# それにしてもどのキャラもキャラデザがかなり好み^^。挿絵とかめちゃ好みですねぇ。
# ポニーテールなななみんも最強ですよ、ええw。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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ええっと、ガガガ文庫から一冊、ほうかごのロケッティア。Web 拍手コメントで推薦してくださった方がいて、さくっと購入して読んでみたのですが、なるほどこれはなかなか素敵な読後感の一冊、じゃないですか^^。

舞台となるイトカ島、それは問題児ばかりが集められた流刑島のような場所。オタクでいじめられっ子だった過去を持つ主人公褐葉貴人は、クラスを影から操ってそのバランスを取りながら、自身は中学時代とは打って変わった平穏な学園生活を送っていた。しかし、そこに彼の過去を知る電波女が現れる。久遠かぐや、それは彼がオタク時代に愛してやまなかった元歌手。しかし彼女は、彼からのオタク電波全開のレターの数々で壊れてしまい、歌うことが出来なくなってこの島へと流れてきた。自身が持つ携帯電話を、宇宙からやってきた友人だと言い張る彼女は、そこにすがって自分の心を守り続ける一方で、過去を振り切るためにその携帯電話を衛星軌道に乗せようとする。過去の秘密を握られている貴人は、彼女の指示に従ってロケットの制作に取り掛かり始める……という、まあそんな感じの奇想天外なストーリー。

……なんですけどね。
これがかなり面白い。いやはやちょっとびっくり。

正直なところ、ストーリー自体は王道まっしぐらな青春もので、高校生たちが荒廃する日常の中で、自分達の生きがいを何かに見つけ出していく、というもの。初めはなりゆきで始めることになったロケット制作が、次第に自分達にとって大切なものになり、そしてかけがえのない生きがいになっていく。見方によっては一種の現実逃避、けれどもそこには若い情熱があり、夢見る若者たちの熱気がある。中学・高校生時代に熱中するものは、傍からみると馬鹿げたもののように見える(この作品の場合にはロケット)わけだし、実際、少なからず馬鹿げたものもあるわけですが;、それでもそこに本気で取り組む姿、一心不乱に何かに打ち込む姿には、やはり心惹かれるものがあります。

そうした「熱気」がホンモノに感じられるのは、やはりギミックであるロケット、なのでしょう。ロケットというモチーフは「何かを突破していく」という、若さゆえの熱気をストレートに表現できるわけですが、このロケットに関する描写が極めて緻密でリアリティがある。私はロケットに関しては門外漢ですが、二段式ロケットや液体燃料などのギミックが満載で、そういう部分だけをかいつまんで読んでいても十二分に楽しめるようになっていますね。

加えてこの作品、中学生や高校生の悩みを極力、等身大に描こうとしているところも非常に好感度が高いところでしょう。恋愛に悩み、生き方に悩み、自己愛に溺れ、みんなを掌握しようと策に走り、心の逃避のために理由を付ける。ちょっと説明が過ぎる感があるのは減点事項ですし、高校生というよりは大学生ぐらいの子たちが悩みそうな内容も多い気がしますが、こうした作りこみの細かさも上手いといわざるを得ません。

全体的に理系色が強い印象があり、小説を読んでいるよりも説明文を読んでいるような印象があるのがもったいない気もしますが、それを差し引いても十分よく出来ている、という印象。読み始めは憂鬱ですが;、読後感がなかなか爽快な一冊なので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

たぶん結構前に届いてたんじゃないかと思いますが、開けたのは今朝ですw。

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というわけで着弾していためろぷり会報を開封。今回は先日の FC イベントの様子のレポートがメインでしたが、返す返すも PV 撮影が夜になってしまったのがむちゃくちゃ残念。開放感溢れる野外ステージで、ボンボンを振りまくる素敵な PV 撮影だっただけに、夜になっちゃったのはホントに残念でした。というか、夜にひっかかるんだったらいっそサイリュームでも良かったんじゃ?などと思ってしまうのですが、まあこればっかりはなんとも、という感じですね。

そういえば先日、伝書鳩企画が勃発。これ、ゆかりんのメールサービスである伝書鳩メール(毎日数行の短文メールが送られてくる)に時間を区切って返信ができる、というもので、運がよければゆかりんからの返信メールがもらえる、というのが企画のミソ。出張先でたまたまメールを受けて、返すかどうか迷った挙句、まったり 14:15 頃(締め切り 15 分前)にちょろっと返しておいたのですが、びっくりしたのはかなり夜遅く(20:39)に返信があったこと。や、もちろん返信といってもひと言だけなんですが、いやいやいったい何時間パソコンに張り付いてレスを返しているんだろうかと正直びっくり;。ゆかりん FC は先日ついに会員数 10,000 人を突破したらしく、退会者を想定しても実数で 3,000~5,000 人ぐらいはいるんじゃないかと推測。その 1/10 が返信を返したとしても 500 通ぐらいは送られてきているはず……なのですよね。

いやはや、遅い時間までちゃんと一通一通丁寧に読んでくれてるんだなぁ……と感心したのですが、会員数が増えても奢ることなく、きちんと丁寧な仕事をできる人からこそ、今の人気と地位があるのでしょうね。改めてゆかりんの凄さを感じた一瞬でした。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第 6 巻。もう vol.6 なのかー、というのがちょっとびっくりな感じなのですが、中身の方はいやはやどーして、なかなか面白いじゃないですか^^。

マンネリ気味な展開になってたのですが、今回の vol.6 は非常に面白い。vol.5 で渡米したものの、圧倒的な実力差の前に挫折して帰ってきた桐野。それを追いかけて、ルームメイトのリアが日本にやってきてしばらくホームステイする、という話なのですが、ストーリーの軸を「天才の資質のタイプ」に置いているところが非常に面白い。リアは「走ることしか知らない子」であり、人生すべてを陸上に費やしているのに対し、桐野はオールラウンドプレイヤー。アニメもやり、ゲームもやり、オタクもやり、いろんなことをこなすことで、それらの相乗効果で最大の力を発揮するタイプ。桐野の帰国直前に桐野に負けたリアは、その理由を求めて桐野を追いかけてくるのですが、主人公(兄貴)を見て納得して帰っていく、というストーリーラインになっていて、なるほどこれは面白いなぁ、という印象。「陸上」というアウトドア要素に対して、「アニメやゲーム」といったインドア要素、そして恋人というメンタル要素が相乗効果でインフレスパイラルを引き起こす、という理屈。

# 敢えて言えば、アウトドア要素に対してインドア要素が相乗効果を引き起こす、という
# あたりにやや違和感を覚える人もいると思うのですが、実際、オタクというのはアニメや
ゲームを摂取しないと心が死んでしまう人たちなので^^、まあこういう描写もアリかな、
# という感じ。

でも、スポーツマンの場合はどうか分かりませんが、ビジネスの世界だと、こういう「複数の様々なジャンルや要素に手を広げて、それらの組み合わせから最大限の力を引き出す」というタイプの人って確かに存在していて、どちらかというと、一つのものを掘り下げるタイプの天才よりも人口的には多いような気がします。実際、他の分野やジャンルからインスピレーションを得られることはままあるわけで、そうしたところから抽象化した形でエッセンスを抜き出し、他のジャンルに再適用する、という好循環スパイラルはうまく乗ると非常に強い、とは思います。私自身もそういうタイプを目指したいとは思っているものの、この道はなかなか遠いもの;。そういうテーマをストレートに扱った作品は少ないので面白いですね。

というわけでこちらのインプレをひとつ~。

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えーと、鋼の錬金術師 vol.25。実は TSUTAYA でコミックスのレンタルをやっていることを知って、24 巻まではレンタルで一気読みしたのですが、vol.25 は先日出たばかりの新刊だったのでレンタルせずにさくっと購入。新刊だとレンタル期限が短いので返却が面倒、という理由なんですけどね;。

まあそれはともかく、この巻に限らずの一連のコミックス全体にいえることなんですが。
クォリティ高い。
いやマジで面白いじゃないですかこれは^^。

私はアニメ版(しかも今回の分)でストーリーを追いかけているのですが、アニメ版はコミックス版を忠実にトレース。そういう意味で目新しさはなかったのですが、なるほどコミックスでこのクォリティだったら人気を博するのも当然だよな、と思った次第。アニメ版もすでにこの vol.25 最新刊の途中まで来ているのですが、このクォリティだとやはり先を読むのが待ちきれなくなります。いやはや^^。

それにしても、普通には面白いんですが、先日のエンヴィの最期ほどの見せ場がなくてちょっと消化不良。どうしてもストーリーを追いかける方が中心になってしまっているのと、意外にもキングブラッドレイの見せ場がアクションに偏ってしまっているのが消化不良の原因かなという印象。vol.26 になるとまた随分違うのでしょうが、……うーん、いつ発売されるんでしょうね?;

というわけで今日はこちらのお話をひとつ~^^。

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「シブすぎ技術に男泣き!」。奥さんが「面白いよ~」といってお奨めしてくれた一冊で、リクナビNEXT Tech 総研で大好評の連載を一冊の本にまとめたもの。ものづくり日本を影で支える男たちを取り上げて、エンジニアたちの哀愁をつづった一冊……になっているのですが。

これが面白い、っつーか泣けるwww。
いや確かにシブすぎ技術に男泣きですわ、これはwww。

のっけから「六角レンチの回し方でそいつが何年目かわかる」というセリフが出てきて大爆笑してしまったのですか^^、そう、エンジニアっていいものを作るためなら寝食を忘れて仕事に没頭するところがあるのですよね。そのこだわりは、時としては無駄であり、報われないことも多々ある……というより報われないことのほうがよっぽど多いのですが;、それでもなお魅せられてしまうのが技術というもの。そんなエンジニアの魂とその哀愁を描いた一冊になっているのですよね。

著者の人は製造業の現場に 10 年ぐらいいてから漫画家に転進したという異色の経歴の持ち主で、だからこそこんな異色な漫画が現れたのでしょうが、いやはや業界は違っても魂の部分では通じるものがあるのかもなー、と思ってしまったり。私自身は製造業の人間ではないですが、ものづくりという意味では似たようなところがあって、そこにかけるこだわりや情熱にも似たようなところがある。そういう意味でいろいろと惹かれるところがあった一冊でした。

本当の製造業の第一線のエンジニアの人から見ると、いろいろとツッコミどころも多そうな一冊ですが、それでもなお、そこで描かれる悲哀には何か感じるところがあるのでは、と思います。泣ける、といいながら笑ってしまう(苦笑いしてしまう)、そういう楽しさがある一冊でした。こういう本はもっと増えて欲しいところですね^^。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ~。

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ええっと、昨日参戦してきた、田村ゆかり FC イベント。今回はなんとよみうりランドの屋外ステージを使ったイベントだったのですが、晴天にも恵まれてなかなか素晴らしいイベントに。あまり期待もせずに行ったのですが、いやはやこれがまたどーして楽しいイベントでしたよ^^。

■ イベント構成

今回のイベントは、ライブコーナー、ゆかりん 2 カードトーク、○○友達 100 人できるかな?、ゆかりんビンゴの 4 部構成。ある意味、非常にベタな作りでもあり、安心感もある作りといったところ。

  • ライブコーナー
    ゆかり王国のテーマや Sugar Time Trip(ふ、古い^^)、B 型 H 系のテーマ曲などを含めてまずは 4 曲。FC イベントはもともと「ゆかりんと遊ぼう!」な企画なのでいわゆるライブとはホントは住み分けして欲しいところなのですが、まあ今の国民特性を考えるとライブコーナーはどうしても必要なんでしょうねぇ。
    しかし、ステージに物々しいクレーンカメラが入っていて、「???」となってしまったのですが(※ FC イベントはそもそも門外不出な内容なので、外向けにビデオを発売したりすることがない)、これの理由が分かるのはずっと後のことでした;。
  • ゆかりん 2 カードトーク
    ボックスからカードを 2 枚引いて、その組み合わせで質問を考えて即興トークをするというコーナー。「スタッフ」「洋服」ときたら、「スタッフの洋服についてどう思いますか?」といった具合。今までは国民からの生質問コーナーだったのですが、なるほどこれはうまいなぁと感心。当然、カードの引き方によってはハプニングもあって、「去年」「最近」みたいなカードの組み合わせに「どーするよこれ?」になってしまったり(笑)。それでもうまく切り替えしているのはさすがでした。
  • ○○友達 100 人できるかな?
    入場時に血液型にあわせたリストバンドを嵌められるのですが、各血液型から「指輪をはめている人」などが抜粋されてステージ場に呼ばれ、玉入れしたりダンスしたりでうまく出来た人が 100 人を越えたらゲーム成功、というコーナー。さじ加減が難しいのは、壇上に上げる人数調整と、壇上で 100 人前後の人たちに成功してもらう、というポイントで、うっかり「A 型でバスタオル買った人ー」なんて最初にやっちゃったもんだからステージ上にえらい人が来てしまったり^^。でもこういうハプニングがかえって和やかな雰囲気をかもし出してしまうのは、やはりゆかり国ならではといったところかもしれません^^。
  • ゆかりんビンゴ
    これは実はなにげにかなり面白いコーナーだったり^^。
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    入場時に、ひとり一枚、上のような用紙を渡されるのですが、「ゆかりんの好きな寿司ネタ」「ゆかりんの飼ってみたい動物」「ゆかりんの好きな歴史上の人物」「ゆかりんが行きたい・行ってみたい都道府県」などをあらかじめ想像で埋めておき、これをゆかりんからの発表で潰していく、というもの。当選者にはプレゼントがあるわけですが、当然ながらそんなにたくさんのプレゼントがあるわけがないので、かなりビンゴの人を絞る必要がある → かなり変化球な答えが来るはずで、その変化球な答えをいかに予測・推測できるのか、というのがこのゲームの面白いところ。これを入場時までの 1 時間ほどで必死に考えることになります。がしかし。

    あ、当たらないwww。
    っつーか絶対無理ですよこれwww。

    という感じ。なにしろ好きな寿司ネタで「うずら納豆」「メロン」とか、好きな歴史上の人物で「遣唐使」とか絶対あたらねーよwww、といいたくなるわけなのですが、

    なんでそれでビンゴできるんですかあんたらwww。
    っつーかあり得ないでしょそれ、状態www。

    いやまあ要するに、3,000 ~ 4,000 人ぐらいいれば一人か二人ぐらいは変化球ネタで当たる人がいるという、まさに文字通り数の暴力みたいなビンゴゲーム(笑)。自分が当てられたのは「ウサギ」「聖徳太子」「劉備玄徳」「福岡」「鹿児島」の 5 マスだけ;。いやはや、やはり無茶でした;。

それにしても非常に良かったのが、最後のビンゴゲームでのゆかりんの機転。最後の商品はゆかりんとのチェキ写真(ポラロイドでのツーショット写真)だったのですが、正解者が思ったよりも出てしまって 6 人ぐらいになってしまったのですよね。当初は 3 名様限り、だったのですが、ジャンケンで絞るのも……ということで、「枚数あるならみんなと撮ろうよ」ということに^^。女の子の当選者も多かったので、なかなかいい絵になっていました。

……とまあここまでの進行は普通だったのですが、びっくり進行はここからだ;

■ PV 撮影

今回、司会進行を勤めたのは、いつものみっしー(三嶋プロデューサー)ではなく鷲崎さん。放送作家からラジオパーソナリティに起用されて現在に至る方のようですが、みっしーから鷲崎さんへのチェンジは他のイベントとのバッテイング(三嶋 P は奈々さんもプロデュースしているため)かなぁと思っていたのですが、実は後ろにみっしーも控えていたワナ;。ひととおり FC イベントが終了してからみっしーが出てきて、なるほどこれは世代交代のためなのか、と半ば感心したのですが、だったらなぜいまさらみっしーが顔を出すんだろう……と思ったら、

まさかのここでの PV 撮影。
「今からここでみなさんと一緒に PV 撮影やります」って、おいおいおいおい(笑)。

ゆかりんは秋に超巨大ライブツアー(実に 10 公演!)を予定しているのですが、それに併せて制作する新曲 "Love me now" の PV を撮影することに。「みんなで一体になっている PV を作りたいじゃないですか」とはみっしー P の弁でしたが、なんとその場で振り付けを覚えてみんなで飛びまくるというとんでもない暴挙に出るワナwww。っつーかですね。

これはゆかりん王国じゃないと無理だってのwww。
というか学習能力高い国民おおすぎwww。

私は後方席から見ていたのですが、2~3 ループ目にはほぼ全員の振り付けが揃い、最後には全員が一糸乱れぬ見事な振り付けに。ラストのあたりで微妙に飛びのタイミングがずれるのですが、みんなあっという間に学習。数千人規模のボンボンが全くブレることなく見事に揺れるその様は圧巻の一言でした。……っつーかみんな新曲なんですけどなんでそんなに覚えるのが早いんだwww、状態。

ただ、それにしても残念だったのが、PV 撮影が夜に差し掛かってしまったために日が暮れてしまったこと。今回、野外ステージを使ったわけですが、青空を背景に歌うその姿は驚くほどに映像的に映えたので、できれば日が暮れるよりも前に収録してほしかった、というのが本音でした。とはいえ考えてみればこの企画、万が一雨でも降ったら一発でアウトなわけで、天候が落ち着きやすいこの時期とはいえ、かなり無茶したなぁ、という印象はありました。なによりいい絵が取れて良かったなぁ、という感じ^^。

■ 全体を通して

そんなわけで PV 撮影まで通すと実に約 4 時間にも渡るイベントになったわけですが、予想以上に充実していて内容的にも濃い、楽しいイベントでした。特に PV 撮影を見る機会は完全に初めてだったのですが、段取りも非常にスムーズで、あの場に居合わせられたことは非常によかったなぁ、という印象。

実は今回、私は制御室の前の席にいたのですが、ゆかりんが一度、PV 最中に撮影された自分のビデオを確認するために近くまで来ていたのですよね。通路では愛想を振りまきながらも、ビデオを確認しながら自分がミスした場所をチェックして補正していく彼女の眼差しはまさに真剣そのもの。素人目には何が失敗なのかさっぱりわからなかったのですが;、プロ意識の高い人だけが持つあの特有の表情というか視線を生で見れたのは僥倖でした。ああいう自分のクォリティにこだわれる人って、やはり刺激を受けるところがありますからねぇ^^。

しかし、今年秋口の 10 公演の巨大ライブツアーにはちょっとびっくり。9/23 の新潟を皮切りに、10/30 の東京国際フォーラムホール A まで 10 公演を 1 ヶ月ちょっとで突っ走る、というトンデモ企画なのですが、まさかゆかりんがこんな巨大ツアーを組んでくるとは、という驚きもあったり。前回のツアーもやや規模縮小気味でしたし、なによりぼちぼちいい年齢(現在 34 歳)ということもあるのでそろそろ引退?と囁かれてもいい時期なのですよね;。ある意味、この 10 公演が引退ツアーになってもおかしくない(逆にそう考えると、今回の PV 撮影も「みんなとの思い出作り」という穿った見方もできなくもない;)と思うのですよね。さてはてどうなることやら、実際のところはわかりませんが、どちらに転んだとしてもいいツアーになることを願いたいところです。

それにしても、本当に天気に恵まれて素晴らしいイベントになったのは嬉しいところ。屋外ステージもこんなにいいものなのかー、ということを認識できた非常によいイベントでした。なかなか機会はないかもしれませんが、またぜひ使ってみて欲しい会場ですね^^。

というわけで昨日は奥さんと一緒にこちらを襲撃~。

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ええっと、国際展示場で開催された、コミティア92。いつもコミケでサークル運営の委託を受けているお友達が、今回は久しぶりに東京に出展するということになり、それは是非に!ということで自分たちも参加してきた次第。調べてみたところ、最後に直接お会いしたのが 2004 年の冬コミ。ということは実に 6 年ぶりの再会だったりします^^。

今回のコミティアは拡大スペシャルということで、東 1,2 ホールの 2 つを利用。サークル数も実に 3,500 もあったようで、いやはやそれはすごいなぁと感心することしきり。なんといってもコミティアは創作オンリーイベント(二次創作禁止)なので、数を集めるのはそれなりに大変なはず……なのですが、いやはやすごいなぁと感心。創作オンリーということもあって、事前知識不要というのもいいところ。適度な混雑度&まったり度に加え、展示コーナーなどもあるので、奥さんも普通に楽しめるイベントになってるのが有難いところですね^^。ちなみに戦利品はこんな感じ~。

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といっても半分ぐらいはいただきもの^^。ほとんどお手伝いらしいお手伝いもしてないのに、なんかいろいろ頂き物しちゃって本当に申し訳ないというかありがとうございます;;、状態;。

がしかし。
本日最大の収穫品はこちらだ。

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これ、ポプルスの企業ブースで配布されていた用紙。このサイズの原稿を作ると、オリジナルの缶バッチが作れるという仕組みだったりします。だったら!というわけで、無理を言ってお友達にイラストを描いてもらいました。(ぉぃこらw

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って、おおおおwww、か、かわゆすwww。
予想以上の素晴らしい出来に感激ですよwww。

そしてこれをブースのところに持っていって、300 円でプレスしてもらいます。プレス自体は専用の装置を使っていて、位置とサイズをあわせてバチンと圧着するような仕組み。

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そしてこちらが完成品~。

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うおおおお、神www。
っていうか恐ろしく素晴らしい出来なのですがwww。これは家宝ですよ、家宝www。

これはとてつもなく素晴らしい出来栄え。しかも直径約 7.5cm のなかなかの巨大サイズ。予想を遥かに超える出来に思わずうめき声を上げるワナ(笑)。思わずじーっと見入ってしまう自分に、奥さんとお友達の二人の冷たい視線生暖かい視線が痛かったですよぅ;。

# でもかわいいからいいんだもんw、と書いてみるw。

それにしてもびっくりだったのは、このイラストを描き上げるお友達の腕前。以前から筆が速い方だなぁとは思っていたのですが、実際に直接見る機会がなかったのですよね。今回、スケブとかこの缶バッチイラストを描く様子を横で見ていたのですが、とにかくびっくりするほど速い。ページを開けたとたんに、下書きもせずにいきなり描き始め、それでいながら全く違う絵が次々と出来上がっていくのですよ。上の缶バッチのイラストにしても、手をつけ始めたときにはすでに構図が出来ていたんじゃないかと思うのですが、出来上がってみれば缶バッチの丸型にピッタリのイラストになっているし、しかも周囲の折り返しすらも完全に見切ったイラストになっているところがすごいとしか言いようが;;。いやもう驚愕としか言いようがなかったです。大阪から夜行バスで出てきて、一日イベントというかなりの強行軍で結構お疲れモードだったと思うのですが、笑顔で次々とスケッチブックをこなしていく様子はかなりすごかったです^^。ホントにいいモノ&すごいモノを見せていただきました。びっくり;。

ちなみに終了後は、月島に移動してもんじゃ焼きを 3 人で。その後は東京駅までお見送り~

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# ちなみに当日は、おうちに帰ってきてばたんきゅう~、でした;^^。

いやはや、本当に怒涛の一日でしたが、とにかく楽しかったです。GW を締めくくるに相応しい、楽しい日になりました。ホントにいろいろありがとうです~^^。今度は私の方が大阪の方にお伺いしますよ~。またぜひぜひ、宜しくお願いします^^。

というわけでメロプリさんからこちらが着弾~。

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えーと、田村ゆかりん FC、Mello Pretty からの会期延長受領の報告~。今回で何回目になるんだろうと調べてみたら 4 枚目の会員証だったので、足掛け 4 年目に突入ということに。いやはやちょっとびっくり^^。

毎回、会員証と一緒におまけミニグッズが送られてくるのですが、今回はドッグタグが送られてきました。んーでもこれはちょっと微妙;。や、私はドッグタグは使わないのですよねぇ;。以前送られてきた、会員証ホルダーが便利だったので似たようなものを期待していたのですが、ちょっと残念でした。

まあそんなわけで結婚してもゆかりん FC からは脱退しませんですよ、ええw。

というわけで昨日のコメントより~。

> はじめまして。数年前からこちらのブログを拝見させていただいています。
> ここならではのアニメなエントリーが好きなんですが,最近全然無いですね。
> なんだかゆかりんが出てるB型H系とかはどうでもいいのみたいな・・・。

うぉう^^。いやー、確かに最近アニメ系のエントリ書いてないんですよねぇ。実は Angel Beats! に期待しているのですが、ちょっとやや肩透かしなところもあるのでこれといったエントリを書けず。そういう意味では最近一番面白いのはなんといっても鋼の錬金術師。毎週楽しみにしてアニメシリーズを追いかけているのですが、まさかこんなに面白くなるとは予想もしてなかったのでびっくり、状態だったり。特に先週の #54 が素晴らしい出来で、思わず食い入るようにテレビに見入ってしまいましたよ、ええ。

以下、ネタバレありなので文字反転~。

「エンヴィー……お前……人間に嫉妬してるんだ……
人間は……お前らホムンクルスよりずっと弱い存在のはずなのに、
叩かれてもへこたれても、道を外れ倒れそうになっても、
何度でも立ち向かう。周りが立ち上がらせてくれる。
お前は……そんな人間がうらやましいんだ……。」

このシリーズ、中盤になるまで作品のテーマがよく分からなかったのですが、ホムンクルスや魂の練成などのネタが投入されてくるようになって、人が生きることを直球勝負で問う物語になってきましたね。各キャラクターのセリフに魂がこもっており、名言だらけの作品だなぁと感じるわけですが、その中でも「やられた;」と思ったのが前述のセリフ。

この作品には、人間の7つの大罪を形にしたホムンクルス(人造人間)が出てくるのですが、その中の一人が前述したエンヴィー(嫉妬)。その名前には意味が籠められていて当然なのですが、完全に油断していて全く気付かなかったワナ;。エンヴィーは人間を軽蔑した態度を取り続け、自らの計略で彼らがもがき苦しむ様を見て、それを至上の喜びとする。それは極悪非道の極みなのですが、それはとどのつまり、清濁併せ呑んで歩んでいく、力強い人間への嫉妬の裏返しだった、という設定。

ところが、最後の最後に、その彼の心の内の嫉妬を「おチビちゃん」とバカにし続けたエドに看過されてしまう。行き場を失ったエンヴィーに残された道は自決のみだったわけですが、ある意味、マスタングの業火の炎で焼き殺された方がまだマシだったかもしれません。なぜなら、エンヴィーは自分を理解されてしまったことを「屈辱の極み」だと語るわけですが、それは最も残酷な、エンヴィーのレゾンデートル(存在理由)の否定だから。最後には人間を認めざるを得なかった(最後の最後にエドの本名を呼ぶ)のは、彼自身が完全に自らの敗北を受け入れた証。

最後の最後に自らの心の内を最もバカにしていた少年に暴かれ、辱められて朽ちていくエンヴィーの描写は、それまでエンヴィーが犯してきた罪に対する「罰」としてあまりにも強烈な描写でした。確かに罪に対する罰をきちんと描くのは、この作品の「等価交換」としての大原則なわけですが、この辺りは正直舌を巻きました。いやはやお見事。

しかしこうなってくると気になるのは、キングブラッドレイの設定のほうでしょうか。彼はラース(憤怒)の二つ名を持つわけですが、これに関しても多重の意味を持たせていそうな気配。どんな展開になるのかが楽しみです。

遅ればせながらこちらを読破^^。

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都築さんの作品でも最大のシリーズ作品として発展してきたリリカルなのはシリーズの第4期シリーズのコミックス 2 冊。今回のこの 2 作品は非常に作りが面白くて、どちらもコンセプトは原点回帰。いずれの本にも巻末に都築氏のコメントがあるのですが、ViVid が目指す原点は、「少女と少女の心の触れ合いと成長」、そして Force が目指す原点は、「戦う力を持たなかった主人公が大きな力を手にすることで、自分自身の世界が変わり、周囲を変える影響力を持ってしまう」というもの。いやはや、これはどちらも非常に面白いシリーズ作品です。

というのも、リリカルなのはシリーズは、シリーズ作品として見た場合の最高傑作は無印だと思っていて、その理由はなによりストーリーラインの完成度の高さ。A's, StrikerS と続けていくにつれ、キャラ数の増加、プロットの増量などでストーリーラインが分かりづらくなり、テーマの掘り下げ方が不完全になってしまったという印象が私にはあるのですが、無印は簡潔明瞭なテーマを、必要十分に綺麗に描き出している感があり、単体パッケージとしての完成度が高いと思うのですよね。

この ViVid と Force に感じる印象もそれに近く、軸がはっきりしているために、てんこもり幕の内弁当的な作りにはなっていない、という印象があります。ストーリーもわかりやすくすっきりしていて、キャラクターの魅力も出ているし、いやはやこれはたいしたものだなぁと思ってしまったり。

# 加えて言えば、やはりストーリーと作画が分かれているのもいいですね。
# 都築さん自身は絵も描ける人ではありますが、やはり迫力有る絵となると、そちらの専門家に任せた方がよい。
# 特になのはシリーズはすでにバトルものとしての性格が強い作品になっているので、作画力はかなり重要ですね。

どちらもそれなりに大きな話になりそうな気配ですが、途中で打ち切りにならずにきちんと最後まで続いて欲しいものです。や、メディアミックスがなくなると作品って簡単に打ち切られたりするものですからねー;。

キモうさではなくてティモうさですw。

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ええっと、これ、ゆかりんがライブで客席に投げているうさぎのぬいぐるみ。実は市販品で、三英貿易さんというメーカーから発売されているぬいぐるみ。オフィシャルな説明では、ウサギの食べる牧草ティモシーにちなんで名付けられた……とありますが、どう見てもティモテですおつかれさまです、状態^^(笑)。なかなかにかわいいウサギのぬいぐるみですが、値段的にはごく普通で、1 個 \924。でじくま氏のサイトで見かけて amazon を覗いてみたら在庫があったのでさくっと注文してみたのですが、予想以上にかわいくてびっくり。

……がしかし、家に転がしておいたら奥さんが速攻で見つけてフィーバーモードに;;。

「な、なにこれなにこれ??」
と、いきなり私の机をあさり始めたかと思うと……

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ちょwww。
いきなりリボンで加工ですかそーですか(苦笑)。

# っつーかどうして私の引き出しの中にギンガムチェックのリボンが入っていることを
# 知っているのだ....(苦笑)  > 奥さん

がしかしこれでは飽き足らず、いきなり amazon で自分の分を注文しはじめるワナ;。

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……自分の分はピンクより黒のがよかった様子(苦笑)。はいはい、黒うさぎですかそーですか;。

# しかし自分の分には絶対にリボンをつけないらしい;。

にしても確かにこれはかわいいですねぇ。モニターの上に鎮座してますが、サイズ的にも値段的にも手ごろでいい感じ。割とおすすめかもです(笑)。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ~。

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えーっと、劇場版 Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS。実はつい最近まで劇場版が制作されていたということをまったく知らなくて、封切されてから知ったというオチなのですが;、Fate の中で最も好きなルートである UNLIMITED BLADE WORKS がアニメ化されたとあれば見ないわけには行くまい! ……というわけで行ってきました。

でもって感想。
……いやダメだろこれは;;。orz

まあもともとそれほど期待していなかったとはいえ、やっぱりなぁという印象でかなりがっかりな感があったり;。……というか、まあそもそも企画自体に無理がある、のですよね;。

もともと Fate/stay night は普通にプレイしたら 60 時間とか 100 時間とかかかる超大作。その中の 1 ルートに絞ってみても、軽く数 10 時間分の分量があるわけで、それを .1.5 時間ちょいに収めようということ自体、もともと無茶な話。確かにこの映画版、ストーリーラインは完璧なぐらいきちんとなぞっている。けれども、ストーリーラインを追いかけるのに手一杯になってしまっていて、何を見せたいのか、そこにどんな意味があるのかがごっそりと抜け落ちてしまっているように思うんですよね。

このルートの最大の山場は、士郎が自分の信念を貫いた先にある未来と対峙し、その決意を確固たるものにするところにあると思うのですが(だからこそ士郎とエミヤとの戦いが最大の見せ場になる)、ただ、その山場が山場になる理由は、そこまでの細かいシーンの積み上げがあるからこそ。原作では、聖杯戦争を背景にしながらこうした細かい描写が積み上げられていくわけですが、これだけシーンの展開が早いと、ストーリーラインを追いかけるので手一杯になってしまう;。もしそうした士郎とエミヤの戦いをクローズアップしたいのであれば、ある意味、細かい先頭シーンをばっさりと削ってしまって、二人の戦いにフォーカスするように作品を作りこむ必要があるのですが、全体的に「激しい戦いをカッコよく映像化」することに注力されてしまっていて、細かい物語の描写がごっそりと落ちてしまっているのですよねぇ。これでは「間違いじゃないんだから!」の言葉に籠められた意味が全く生きてこない。

まあこれは劇場版そのものの問題というよりも、企画自体に無茶があるというところであって、与えられた企画の枠の中ではまあよく頑張りました、と言えるとは思うんですが……しかしまあ正直に言えば「もったいない」、ということになるでしょうね。同じストーリーを、京アニ制作の 1 クールアニメとしてみたかったものです。……いやそれこそ無茶ゆーな、かもしれませんが(苦笑)。

なまじ原作が神掛かったルートだっただけに非常に残念でなりませんが、こういう企画はホントに謹んで欲しいなぁ、と思わずにはいられません。まああれこれ言っても仕方ない話ではあるんですが、うーん、やはり本音を言えば残念ですねぇ;。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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ええっと、ツンデレ相対性理論。「キュンキュンわかる E=mc^2」とか書かれていて、これだけでも理系出身の自分的には激萌えなのですが(笑)、中身の方はというと、いやいやどうしてやたらと濃すぎな一冊じゃないですか^^。

ストーリーは、2015 年、誤った科学の暴走によって世界大戦が勃発し、全人類の 9 割が死滅。その後、一切の科学研究を禁止する「ノーサイエンス」という国家が出現。そんなノーサイエンスの学院に通う少年が、ある日偶然出会ったツンデレ少女・ひかりに一目惚れ。がしかし、彼女は実は秘密裏に科学を論じる反体制組織「アインシュタインクラブ」の一員だった……という内容。

……なんですが、実態としてはストーリーなんておまけ以下;。(笑)
実態としては、超わかりやすい相対性理論のオモシロ本、じゃないですかこれ^^。

相対性理論は、我々の日常的な感覚とは大きく乖離した世界を提示してくれるのですが、しかしそうした相対性理論の世界は極めてわかりづらいのも事実。ところがこの本は、光の速度が不変であることの意味、マイケルソンモーレーの実験、時空のゆがみ、質量の変化、などなどを、極めてわかりやすく、なおかつ体系的に順序立てて説明してくれている、のですね。

びっくりしたのは、これらの内容を、ほとんど数式を使わず、なおかつ直感的に理解できるように説明しているという点。舌を巻くような説明の数々で、いやこれはホントによく説明できてるなぁと感心してしまったり。おそらく内容自体は、中学生でも十分に理解できるんじゃないかというぐらい易しく書かれているのですよね。

実は私自身は、かつて高校生に物理を教えていたのですが、そんな自分が読んでも「これはわかりやすい」と思ってしまったり;。いや、この本に書かれているのはいわゆる「受験に必要な(パズルのような)物理」なのではなくて、どちらかというと、物理を一種のファンタジーのように説明する類のものなので、これを読んだからといって物理ができるようになるわけではない。けれども、おそらくこういう本に若いうちにめぐり合えたら、物理学という学問そのものに興味を覚えるんじゃないかなぁと思ってしまうのですよね。

最近の萌え本ブームも玉石混合ではありますが、この本は間違いなくお勧めできる真面目な一冊。「これ以上やさしくできない現代物理学の基本のキホン!」と書かれていますが、確かにその看板に偽りなし、という印象。興味を持った方は、ぜひお手にとってみてください。

しかしその喧騒は、次の瞬間静まりかえった。
黒猫が、ぺこりと頭を下げたのだ。
「お願い、私と一緒にゲームを作って。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ^^。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがないシリーズの最新刊 vol.5。このシリーズ、最初に出たときには途中で失速するだろうと思っていたのですが、いやいやどうして見事なもの。華麗に続巻をいいペースで出し続けており、内容もなかなか悪くないじゃないですか^^。

今回の巻は、妹である桐乃が不在の中でストーリーが進むわけですが、黒猫を擬似的な妹に見立てた形で組み上げてあるストーリーはお見事、と思ってしまったり。兄弟関係というのは少なからず他人との対人関係の基盤になるものなので、読んだときには「なるほどこういうストーリーの作り方があるのか」と舌を巻きました。いやはやお見事。

このシリーズ、とにかく読みやすい上に読後感もよいので、割と万人におすすめできる作品です。興味がある方は手を出してみてもいいんじゃないかなと思います^^。

というわけで今日のエントリはこちら~♪

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しゅわしゅわ~♪ な一曲、ひだまりスケッチ×☆☆☆(ほしみっつ)、オープニングテーマ曲「できるかなって☆☆☆」。や、ひだまりスケッチの OP/ED テーマは名曲が多いのですが、今回のひだまりスケッチもこれまた見事な一曲。この手のにぎやかな曲が好きなこともあるのですが、曲展開の緩急のつけ方が上手くて、気付くとなんか頭の中でリピートしているのですよねぇ。聞いてて楽しい一曲です^^。

ちなみにアニメ版の方も見ていますが、学年が変わったのはともかく、新キャラが投入されることになったのはちょっとびっくり。もともとこの作品、女の子 4 キャラがかしましなトークを繰り広げるのですが、この女の子 4 キャラというのが、原作者の分身(自分の中の 4 つの異なる性格)になっているのですよね。なので新キャラが投入されるということはあんまり考えてなかったのですが、まあ長寿作品になってしまうとこういうテコ入れもあるのかなー、と思った次第。違和感なくキャラクターが増えてるので、また別の設定があるかも、なのですけどね^^。

うおおお、これは素晴らしい一冊。

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講談社 BOX ブランドで出版されている一冊、雷撃☆ SS ガール。少し前に Web 拍手で教えてくださった方がいて、せっかくなので読んでみたのですが、

これが実に素晴らしい。
いや内容が面白いだけじゃなくて、なかなかに素晴らしいじゃないですか^^。

「そうね。この人間社会、昔も今も、お金の大本が世界の頂点。
ほとんどの大衆は、お金を創るのは政府の造幣局だと誤解してる。
でも実際には、頂点に君臨する一握りの金融資本家がお金を創るのよ。
もし人類が後1000年文明を維持することができたなら、
後生の歴史教科書にはきっとこう記述されるはずだわ。
『産業革命以降300年に渡って人類は、貨幣システムを媒介にした
持続不可能な奴隷制度を採用していた』ってね」

この本、体裁こそライトノベルの形式を取っていますが、中身はれっきとしたビジネス書。特に昨今のお金がお金を生み出す金融ビジネスの歪みを見事に捉えていて、体裁のゆるさとは裏腹に、内容そのものは「へぇぇぇ」と頷きまくること請け合いの内容になっています。

「いいことジン? せいぜい渡したちに出来ることっていったら、
他の投資家を喰っているという事実を、肝に銘じておくことよ。
『自分が儲かったのは努力したからだー』みたいな短絡思考に陥らないことね。」

ストーリーラインは、人類史上最高の IQ を持つと言われるリンという少女(ヒロイン)が、零細ダイレクトメール企業を足掛かりにして世界征服をたくらむ、というもの。世界征服、といっても世界を支配することが目的ではなく、現在の歪な経済システムをいったん破壊し、300 年に渡って持続可能なシステムを再構築しようというもの。……なのですが、明かされていくその手法には舌を巻くこと請け合い。

いやはやこれはいったいなんなのだろう、と思ってあとがきを読んでみると、なるほど納得、この著者の方はもともと文筆業出身の方ではないのですね。どうりで文章が硬くてぎこちないと思ったのですが、本業は様々なビジネスを手がける会社の経営者。しかもこの作品に登場する数多のビジネスはこの著者自らが関わってきたものだそうで、なるほどどうりでリアリティがあるはずだなぁ、と思ってしまったり。

しかしなぜこの方はこんな本を書こうと思ったのか? 著者の至道流星さんはあとがきの中でこんなことを書かれています。

普段の仕事を通して、あまりに酷いモラルハザードを間近に見ることがたくさんありました。
本当に由々しき事態です。そんな中、「なんかもうこの世界、ダメだな……」という想いがつのり、
「ならばこの世界を変えるため、自分にできる最適で最短な方法は何だろう?」と模索すること一ヶ月…
どういうわけか、小説を書いてみることにしたのです!

あー、なるほどと納得。ビジネスの世界でたくさんの人と関わっていると、確かにモラルハザードと思しき事態というのはホントにたくさんある。特に、お金でお金を稼ぐ金融ビジネスは、一般投資家からお金を搾取する見事なシステムで、いわば現代版の「成金」を生み出しているような側面もある。最近、リーマンショックからの流れで崩壊しかけている経済を指して、子供たちの世代に誇れるモラルのある仕事をすべきだ、といった論調をテレビで放送しているのを見てちょっと驚きましたが、モラルのある仕事をする、というのは実際問題としてとても大切なこと、だと思うのですよね。

非常に読みやすい切り口で、わかりやすく「この世の経済の仕組み」を解き明かす本書のアプローチには舌を巻くことうけあい。大人も子供も楽しめる経済書という意味では、有名なビジネス書「ザ・ゴール」に近いものを感じました。非常に素晴らしい一冊なので、興味を持った方はぜひ一読してみてください。

# ちなみに読み終わった方にはこちらがおすすめ。原作者による解説があります。

―――生きていてほしい。
―――どんなことがあっても。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

20091227r

「とある飛行士への恋歌」のシリーズ最新作、vol.3。いよいよ物語が動き出す 1 冊になるわけですが、本屋で見かけてゲットしてからというもの思わず一気読み。っつーかこれはまた素晴らしい 1 冊じゃないですか。

リードにある通り、もう言うまでもなく誰かが死ぬ物語。しかし、問題なのはその事実をどのような形で描くのか、というポイント。あっさりと人が死んでいく「戦場」と、のどかな学園生活という「日常」との対比を細やかな筆致が見事に描出しているあたりは、当然といえば当然ながら、実に見事という印象でした。

それにしても、このストーリーがこうやってつながっていくのか、というのはかなり感慨深いものがあったり。いやはや、設定の細かさも見事ですが、まさかこういう展開で前シリーズとつながってくるとは驚き。果たしてこれからどんな展開になるのかはわかりませんが、期待して次の巻を待ちたいところです。

というわけで今日はこちらの話題をひとつ~。

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ええっと、昨日開催された、田村ゆかりんのライブツアー "Princess a la mode" の千秋楽公演に、彼女とでじくま氏の 3 人で参戦~^^。いやはや、まあなにはともあれ言わせてください。

うあ~、さすがに疲れた~^^。
いやまあ心地よい疲れではありますけど、それでもやっぱり疲れた><。

昨日はそのままばったりと倒れてしまったので、今ごろになってエントリを書き始めた次第。ツアーの内容そのものは、年越しカウントライブの内容とそれほど違いがないので、ここでは今回の公演に限った話をつらつら書こうかと思います。

まずは会場。横浜アリーナはだいたい 1 万人規模の参加者を収容できるのですが、ゆかりんがステージ上でちらっと数字をもらしたのでだいたいこの数字で正しいのでしょうね。がしかし、会場に入ってみると「あれ? 意外と小さい?」という印象。1 万人規模の会場が小さいはずがない(&実際小さくない)のですが、こういう場所に来ると遠近感が妙に狂ってしまうせいで小さく感じてしまうのでしょう。がしかし、実際に始まってみればピンクのサイリュームはやはり圧巻。さすがに規模が大きいこともあって、ちらほらと青や緑のサイリューム、あるいは UO (ウルトラオレンジ、輝度の高いオレンジのサイリューム)も混ざっていたのですが、それでも十分な揃い具合という印象でした。

# にしても笑ってしまったのが、会場で、彼女のお友達にばったりと遭遇したこと。
# しかも全力でお出かけ洋服を着込んでいた(ピンクのコートに白ウサギ)ので「おおおお」状態に^^。
# いやはや、あの会場規模で偶然バッタリというのもびっくりな確率なのですが^^。

そして懐メロコーナーは、な~んと、ラムのラブソング(笑)。いや実は高橋留美子系列は来るかなーとは思ったのですが(世代的にスタッフ陣がファンだった可能性が高かったので)、ゆかりんの持ち味とはちょっと方向性も違うよなぁ、と思ってたので予想から外していたのですよね。いやはやこれはやられました、という感じ^^。それにしても直前の MC の前振りは、事前予想のキャンディキャンディへの変化球だったのかどうなのか(← キャンディキャンディには「ひとりぼっちでいると~、ちょっぴり寂しい~♪」という節がある)。まあ真相はわかりませんが、ちょっと流れ的に笑ってしまいました^^。

# でもラムのラブソングは正直ゆかりんの声質には合わないな、という印象。
# 原曲がもっと艶のある声なので、甘ロリなゆかりん声だとちょっと無理がありますね^^。

セットリスト的にはやはり最後の You & Me がとにかく大盛り上がり。この曲、しょっぱな一曲目の曲だったのですが、さすがはツアー、とにかくラップコールのそろい方が尋常ではなくてムチャクチャびっくりだったのですよね。それがオーラスの