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秋だ、一番!ゆかりちゃん祭り!! @ JCBHALL Day-1

というわけで今日はこちらに行ってきたり^^。

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ええっと、水道橋の JCB HALL で開催された、田村ゆかりんのイベント「秋だ、一番!ゆかりちゃん祭り!!」。タイトルがどう考えても懐かしすぎる(というか世代的にどうよ?w)のですが、一方でタイトルだけみるとまるでどんな内容なのかがさっぱり見当がつかず。ライブコンサートならこんなタイトルにはしないだろうし、一方でファンクラブイベントのような内容……というのも一般集客している以上は微妙。半分期待、半分不安で参加してみた今日のイベントだったのですが。

いやいや、これは素晴らしいじゃないですかww。
なるほどこれはよく考えたなぁとめがっさ感心しちゃったり。

簡単にまとめてみれば、要するに FC イベと通常のライブコンサートのいいとこどりをしたようなライブイベントで、適度な緩さと盛りだくさんの内容に大満足でした。詳細レポはでじくま氏がまとめてくれるはずなので私の方はざっくりまとめてみると、こんな感じ。

■ ライブイベントの内容

全体としては、

  • イントロダクション(新曲を含む全 3 曲)
  • 唄声喫茶黒うさぎ(パセラもどきのセットを使って、カラオケ風味でキャラソンを 1 曲歌う)
  • アコースティックライブ(スピガなど 3 曲を生バンドでしっとりと歌い上げる)
  • ゆかりん歌の大辞典!(曲の人気投票の上位 10 曲を歌う)

という 4 つのパートの構成で行われたのですが、これが実に見事。司会としてみっしー(三島さん)を迎え、彼がナビゲーションしながらイベントを進行させていくという構成なのですが、ライブ(歌)を中心にしながらも、それを緩やかな MC でつないでいくという構成が非常に楽しい。各 MC が数分ごとに切れる(次の曲に進む)ので FC イベントほどのグダグダ進行にもならず、それでいながら FC イベントで見られるようなゆかりんの魅力あふれるトークが炸裂しまくり。この人のトークはホントにお腹抱えて笑い転げるぐらいに実に上手くて、これを聞くためだけにライブイベントに行っても十分もとが取れる、という人なのですが、普段だと FC イベントなどでしか見ることのできない「ゆるいトーク」を、一般集客のライブイベントで実現した、というのが今回の凄いところ。私の場合、FC イベは正直緩すぎて微妙なところもあったのですが、今回のライブイベントのバランスは本当に良かったです。

■ ゆかりん歌の大辞典!

このコーナーは、かつてテレビでやっていた番組のモロパクリだったのですが^^、関東地区のファンからの投票結果に基づくランキングと、スタッフ投票によるランキングとを 10 位から順に紹介していき、1 曲ずつゆかりが歌っていく、という構成。やー、どう見ても絶対に DVD 化できないだろう、という感じなのですが(笑)、なにより 1 曲ずつ順に紹介されていくので「果たして上位曲はなんだ??」みたいな妄想を繰り広げながら楽しめるのが面白かったです。ちなみに東京地区のランキングは以下の通り。

1位 Little Wish ~first step~
2位 fancy baby doll
3位 Honey Moon
4位 mon cheri
5位 童話迷宮
6位 Chelsea Girl
7位 恋せよ女の子
8位 バンビーノ・バンビーナ
9位 惑星のランデブー
10位 melody

1 位のメカリルは鉄壁としても、完全な番狂わせが 19 位の Baby's Breath。これらの曲は、10位~6位、そのあと20位~11位(ここは映像で)、そして5位~1位、という順番で発表されたのですが、19 位として Baby's Breath が紹介されると会場が一時騒然とした雰囲気に。京都や名古屋では上位に入選していただけに、この選外は相当びっくりだったでしょう。(っつーか私もさすがに声をあげて驚いてしまった;)

ただ、セトリ(セットリスト)を振り返ってみるとある意味分かりやすいランキング。ざっくりいえば、新しくて、アニメなどのタイアップがされていて、コールを入れやすい飛び曲が上位にランクイン。バンビーノや mon cheri などは特に新曲補正が効いている感じですし、Honey Moon がかろうじて上位ランクインしたものの、candy smile や Lovely Magic、Baby's Breath などのゆかり定番曲がことごとく落選しているのは、やはり新規ファン層が全体数として増えている、ということなのでしょう。個人的には、童話迷宮が入選して Princess Rose が落選だったのが意外(個人的には童話迷宮より Princess Rose の方が好きなので)でしたが、まあとにかくその場であれこれ推測するのが楽しかったです^^。

ちなみに個人的には Honey Moon があんまり好きではないのですが(コードとメロディの進行が多少おかしい曲なので聞いててものすごく違和感がある)、なぜこの曲が上位ランクインするのか疑問に思って聞いてみたところ、古参のファンにとっては思い入れのある一曲なんだとか。Little Wish なんかもそうですが、思い入れのある曲はやはり扱いがちょっと別格になるよなぁと改めて思ったり。あと、個人的にはバンビーノ・バンビーナの振り付けに違和感がありました。この曲、今回初出の曲で、コール入れることもなくじっくり聞きいって&見入ってたのですが、なんかちょっと違うような??という感じ。そんなふうに感じたのは私だけですかねぇ?;

■ 機転の効くスタッフ一同に拍手

にしても今回のライブイベントで感心させられたのが、スタッフの機転の素晴らしさ。コンサートだと DVD 化などを念頭に置くこともあって、かっちりとしたスケジュール通りに進行させていくことがなによりも求められるのですが、それだと遊び心がないんですよね。今回のライブイベントでは、会場からヤジやコールをちゃんとゆかりんやみっしーがうまく拾って楽しく進行させてくれたのですが、それを見事に支えていたのがバックヤードのスタッフ陣。唄声喫茶黒うさぎのコーナーでは、会場からのみっしー歌ってコールに呼応して、ゆかりんが歌い終えたカラオケ映像をアドリブでリピート。頃合いをみていったん切るものの、会場の空気を読んで再度リピート。これ以外にも照明効果のスタッフを交えて照明で遊んでみたり、パーカスのスタッフにお願いしてめろーんをやってみたり、とサービス精神あふれる見事なアドリブの連発。みんなホントにすごいなぁとかなり感心。

しかしそうしたアドリブサービスの中でも度肝を抜かれたのが、ゆかりんの倍速早送り歌声芸。曲数が多くなると全部の曲をコンサートで歌えない、という話の流れから、「だったら倍速で歌えばいいんでしょ?」と、瞬間芸ながら実際に曲をテープの早巻きのごとくトーンを上げて倍速で歌いあげたというびっくり芸。ゆかりん自身は実に事もなげにネタのひとつのようにさらっとそれをやってみせたのですが、私も隣にいたでじくま氏も「おおお?!」と感嘆の声を上げるワナ。終わったあとに軽く食事している最中にも話題に上ったのですが、これはもっと評価されてしかるべきだろう、という印象。いやはや確かに声優さんだからというのはあるでしょうけど、これにはホントにびっくりでした。

■ 総じていえば。

というわけでざくっと書いてみたのですが、総じて言えば、会場全体が笑いと暖かさに包まれる、そんな雰囲気が非常に魅力的な 3 時間でした。や、もともと 2.5 時間でスケジュールされたイベントがぐだぐだ進行で 3 時間に延びているのですが、無理に締めることもせず、会場の空気を大切にしながらうまく進行させた今回のライブイベントは非常に良かったです。特に最近のゆかりんライブは、とにかく人気曲が多い → それらの曲を限られた時間の中にいかに詰め込むのか、というところが重視されてしまっていて、遊び心の幅がものすごく小さくなってしまっている。しかし今回のイベントは選曲すること自体を観客側に丸投げ。結果、3 時間というライブでありながら歌っている曲数は 16 曲と比較的少なめなのですが、にもかかわらずライブ終了後の満足感という意味では十二分にお釣りが来る。

もちろん、こうした型破りなイベントをやってのけるためには、本人の実力に加えて周囲のスタッフのサポートが欠かせないわけですが、そうした難しさを見事に乗り越えて素晴らしい 3 時間を作り上げてくれた、そんな印象がありました。今回のようなライブイベント形式はたぶんそんなに何度もできるものではないと思う(来年 2 月は通常のコンサートツアーになる予定)のですが、こういうチャレンジング精神はぜひこれからも続けてほしいところです。

……とまあそれはともかく。

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いや実は明日のチケットもあるんですが果たしてどうしよう??(笑) という……^^。


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