2011年9月のアーカイブ

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うーん、なんともこれは切ないなぁ、と思ったお話をひとつ。

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ええっと、高田馬場にあるラーメン屋、味一。半年以上前ですが、愛の貧乏脱出大作戦というテレビ東京の番組に出ていたお店。まあ要するに、ぜんぜんお店が売れてないので、修行を経てリニューアルオープンしようという企画番組。3 店舗の店主が達人のお店に修行に行って、根性から叩き直されるという素敵テレビ番組だったのですが、この味一さんの店主はその中でもとびっきりのダメダメ店主として紹介されていて、それはそれはひどい扱いを受けていたりしたワナ;。テレビを見ていて「さ、さすがにこれはダメだろう;;」と思っていた次第だったわけですが、とはいえ、ちょっと興味はあったので行ってみた次第だったりします。

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注文したのは、私が左側の小田原味噌ラーメン、奥さんが右側の鷹の爪味噌ラーメン。右側のラーメンが、このお店の起死回生のために達人が作って伝授した一品。ラーメン激戦区にありながら旨辛系ラーメンが少ないことに着目して伝授したというもので、現在の味一はこのラーメンを強力にプッシュしている次第だったりします。

でもって、食べてみたわけですが……
お、おいおいこれは味噌ラーメンをちゃんとプロデュースすべきじゃね??;;

や、実は食べてみてびっくりしたんですが、この味噌ラーメン、相当にレベルが高いのですよ。スープの味だけ取ったら過去食べた味噌ラーメンの中でもかなり上位に食い込む内容で、少なくともこのお店の近くにある味噌ラーメンの有名店、純蓮(じゅんれん)東京店よりも圧倒的に美味しい

がしかし問題もあって、とにかくラーメンに華がない。スープも麺も普通に美味しい。けれども、メンマやもやし、チャーシューといった具材の取り揃え方や盛り方がとにかく普通すぎるのですよね。純蓮はこの点、チャーシューやネギなどの具材に華があって、一杯のどんぶりに存在感がある。この違いは小さいようで大きい。またお店にしても全体的に暗めのライティングで、女性一人では入りにくいお店だし、清潔にはしているんだろうけれども清潔感が薄い。味一の名の通り、確かに味はおいしい。けれどもこういうところに無頓着であるが故に、全体として純蓮のようなお店に圧倒的に水をあけられてしまうのだろう、と思うのですよね。ううむ、非常にもったいない;;。昔ながらのラーメン屋ならこれでもいいのでしょうが、今どきのラーメン屋としてはこれじゃだめだろう、と思うのですよ;。

# しかも高田馬場には、先日、駅のロータリーのところに中本が新規オープン。
# 旨辛ラーメン押しの戦略も、かなり裏目に出ちゃった感じがありますね。

朝から晩までの超長時間の重労働、しかもご夫婦とアルバイト数人で回している様子が垣間見えるお店なだけに、相当に大変でつらいとは思うのですが、全体としての印象は、再生のためのボタンをどこか掛け違えている、という感じ。これはテレビ出演のツケなのかどうなのか、いろいろと妄想は膨らみますが、この味噌ラーメンの味はなくなって欲しくないという一店です。うーん、頑張って欲しいですねぇ。

前からこんなグッズがあればよいのに、と思っていたまさにそんなアイテムが発売されてました。

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その名も Zoom for Kinect。XBOX360 の Kinect は非常によく出来たデバイスで、Kinect Sports などかなり面白いゲームも多いのですが、致命的な弱点が、遊ぶのに必要なスペース。公式では、プレイヤーが一人なら 1.8m 程度、と言われていますが、実態としては 2m ぐらいは必要で、正直なところ、普通の家では簡単に取れる距離・スペースではないのですよね。なんでズーム機能がないんだとツッコミたくなっていたのですが、そんな中、発売されたのがズームレンズ。取り付けるだけで、必要な距離がだいたい 30% 近く減ってくれるという優れもので、これがあれば普通の家でも普通に遊べるぞ、という非常に優秀なデバイスになっていたりします。

詳細なレポートはここにあるのでそちらに譲りますが、これのおかげでようやく Kinect でいろいろゲームができるぞー、という感じ。日本だったらこういうデバイスは絶対に必須だよなぁ……と思っていたら、海外でも都市部では似たようなケースがあるみたいですね;。値段はちょい高め(\4,000 弱)ですが、なんにせよ、便利なものが発売されてくれてありがたいものです^^。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ^^。

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ええっと、おうち用のたこ焼き機。先日、名古屋に行ったときにたこ焼きを焼くのがかなり楽しかったわけですが、さぞ高いものなんだろう……と思っていたら、実は激安であることが判明;。ホームセンタに行けば数千円ぐらいですよ? と言われ、調べてみたら amazon で \2,000 ぐらい。安いものだと \1,200 ぐらいからあったりするのですが、メンテナンスの手間を考えるとプレートは外せた方がよかろう、ということでこちらを購入した次第だったりします。

さてはて作り方ですが、市販のたこ焼き粉を買ってきて、水と卵で溶き、あとは真ん中の具材と、ネギや紅ショウガ、天かすなどを入れて作るだけ。とりあえず初回はタコがなかったのでウィンナーで代替。もうひとつは、パイナップル+チーズにしてみました。……いや意外とおいしいのですよ、これが(笑)。

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写真を見ると、おいおいこれじゃ全く丸くならんだろう、と思うでしょうが、いやいやこれが侮りがたい。このどう見てもぐちゃぐちゃな状況から、くるくると返していると、なんとなくボール型になってきます。

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1 回目は正直あんまりうまくいかなかった(やや焼きすぎになってしまった)のですが、2 回目の挑戦ではかなりランクアップ^^

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あー、なるほどだんだんコツがわかってきたり^^。火が入ったところが硬くなってくるわけですが、中途半端な硬さでひっくり返そうとすると崩れてしまうのですね。ここの加減がキーポイントの様子。ただ、これはホットプレートだと限界があるかもという印象も。ホットプレートの場合、ボールとボールとの間の平坦な部分への熱の周りが速いんですね。鉄板のときにはそこの熱の入りが遅かったので割ときれいにくるっとひっくり返せたのですが、ホットプレートだとここが難しいです。……いやまあ本人たちの腕の問題も多分にあるんですが^^。

# というわけで、うちに来ていただければたこ焼きパーティができます(笑)。
# 焼いたことがないという方は、ぜひ遊びにきてくださいなー^^。

それにしても、たこ焼きを焼いている間はなにげに超真剣になりますね(苦笑)。でもみんなでわいがややりながら焼けるのは楽しいかも^^。たこ焼き機、どちらかというと問題は値段というより置き場な感じはしますが;、話のネタにはちょっといいかも、ですね^^。

というわけで昨日のエントリの続きなわけですが、お出かけの本命はこちらです^^。

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東京ゲームショウ 2011。例年、気が向くとちょろっと遊びに行ってみたりするわけなのですが、いろんなゲーム機の新作をざらっと概観できるのが良いところ。あいかわらずどこのブースもバカでかいなぁと感心しつつ、奥さんとざらっと一周まわってきました。まあ、お目当てはここなんですけどね(笑)。

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っていうかやっぱりあるのね(笑)。> 初音ミクコーナー 残念ながらまったり行ってきたので新作をプレイすることはできませんでしたが、盛況ぶりはさすがですね。個人的に目を引いたのは Ace Combat の最新作、Assult Horizon。なにげに発売日までもう一ケ月切ってるのかという事実に驚きましたが;、結構面白そうな印象ではありますね。

しかし今回の TGS、印象としてはとにかく人出が多い。調べてみたところ、過去最高の人出だったそうですが、とにかく人に揉まれてあまりゆっくりゲームを見られないのがつらい。私が TGS に参加したいなぁと思うのは、その昔、ファンタビジョンという超名作をここで発見したからだったりしたのですが、こういう地味でスポットライトの当たらない作品を見つけることができる楽しみはちょっと今の TGS では得られそうにないなぁと思ってしまったり。コミケもそうですが、参加人数が少ないのは寂しいものの、多すぎるのも微妙ですねぇ;。

先週土曜日に、ふらっとこちらに行ってきてみたり~。

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ええっと、南船橋駅の近くにある、ららぽーと TOKYO BAY。主目的は TGS(東京ゲームショー)だったのですが、どうせそっち方面に行くのならちょっと立ち寄って行こう、ということで途中下車してきた次第だったりします。お目当てはこちら。

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ええっと、札幌のラーメンの名店、すみれ。数年前は池袋の東武にも入っていたんですが、撤退してしまったおかげで、現在、関東圏ですみれの味を楽しめるのはららぽーとだけになっていたりします。久しぶりに味わったすみれの味はやはり健在。この濃厚味噌の複雑な味わいはやはりすみれならではだよなぁと改めて思ったり。いやはや、いいお味でした。

# もっとも、一緒に行った奥さんの方は評価的にはイマイチとのこと。
# 卵っぽい麺が苦手というのと、やはり女性にはとにかく脂がキツすぎるというのが難点でした。
# 冬場の札幌で食べるのとは確かにワケが違いますからねぇ;。

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それにしても、南船橋のららぽーとに行ったのは初めてでしたが、とにかく巨大な複合型モールですね。家族連れやカップルでかなり盛況でしたが、確かに近辺の人からすると手近なレジャー施設なのかもしれません。電車だとアクセスは悪いですが、車だったらぶらっと遊びに行っても面白いかもしれませんね。

さてはて、コミトレ終了後にどこかで食事していきましょう、という話になったのですが、お友達が連れて行ってくれたお店がこちらの蛸之徹という一軒。

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このお店、なにが面白いって、自分でたこ焼きを焼くことが出来るんですよ。お好み焼きなら焼いたことはありますが、たこ焼きは焼いたことないよなー、というわけで早速挑戦です^^。

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まずは鉄板に油を引き、そこに大量の具材を投入。続いてそこに生地を流し込み、天かすやら紅ショウガやらを投入していきます。

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しばらくしてくると生地が固まってくるので、そうしたら店先で良く見かけるように、針でこれをころころっと転がすようにひっくりかえしていきます……と書きたいところですが。

これがえらい難しい><。
うがー、なんであんなに簡単にお店の人はやってるんだー;;。

なにがむずいって、まず全く丸くならないのですよ;;。しかもうまくひっくり返せない;;。おいおいこれはどーするんだ、と思っていたわけですが、さすがは大阪生まれのお友達、さらさらっとたこ焼きを作り上げていきます。ぐちゃっと潰れたたこ焼きもちゃんとメンテナンスしてくれるワナ(笑)。

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そしてまーなんとか完成!

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おー、なんとかそれっぽい形にはなるもんだなぁという感じ(笑)。なるほどまずちゃんと外を固めることが大切で、いかに固まった外側の皮をくずさずに転がすかが勝負、と。コツがわかるとなかなかに楽しいもので、なんとなくそれっぽい形に仕上がったときにはかなり楽しいです、はい^^。

お友達に聞いてみたら、やっぱり家にもたこ焼き器はあるそうですが^^、実家のは長年使い込んでいるせいで油のノリが違う、という話を聞いて思わず「へぇぇぇ」と感心してしまったり。まあそりゃ鉄製のたこ焼き器なら当たり前なんですが、ちょっと東京ではなかなかない話ですね。さすがに大阪の友だち同士でこのお店に来ることはないらしいのですが(自分で焼くなら家でも出来る(笑))、東京とか地方の人を連れてくるにはかなりいいお店ですね、ここ^^。いやー、かなり楽しかったです。

というわけで今回の大阪襲撃の最大の目的のネタを;;。ようやくたどり着いた;;。

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ええっと、コミックトレジャー18。今回の大阪襲撃の目的は、いつもお世話になっているお友達のサークルさんのところに行くことだったりしました^^。インテック自体は人生 2 度目で、前回はもう 10 年近く前になるのですが、そのときは一般での参加。今回は朝、弁天町で合流して車で拾ってもらい、インテックに向かって車での入場になったのですが、まさかインテックの裏手に屋上駐車場があるとは^^。そんなわけで会場には裏手から入ったのですが、ちょっと面白い体験でした^^。

即売会については特に書くことなし……と思っていたのですが。
うあー、めっちゃ面白いじゃないですか^^。っつーかこんなに違うとはw。

コミケ慣れしてしまっているせいもあるんでしょうが、それにしても東京の即売会とは全くといっていいほど違う雰囲気に思わずテンションが上がってしまったり^^。会場にはライブの放送局があり、いろんなサークルさんの紹介をしたり BGM を流したり。さらには無料飲み物コーナーでメイドさんが様々なドリンクを提供してくれたり。コスプレスペースもちょっと特殊で、ちゃんと写真が撮りやすいようについたてが用意されているんですよ。いやはやこれは面白い^^。それほど規模的に大きな即売会ではなく、さらにオールジャンルだったこともあってごった煮感満載なイベントではありましたが、昔ながらの手作り感漂う即売会で非常に面白かったです。東京でも小さな即売会だったらきっとこういうイベントもあるんでしょうね^^。ちなみに戦利品はこんな感じー。

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手前側にあるのがだめだしごはん。手抜き料理を題材にした同人誌なんですが、これがめちゃめちゃ面白い^^。後にあるのは 3Q という同人誌で、ねんどろいどの初音ミクを撮影したフルカラー本。いやー、これがめちゃめちゃかわいくて癒されるのですよ^^。雰囲気は、この同人誌の撮影を担当しているレノーオフさんの blog で確認できると思いますが、いくつかびっくりするような写真もあって驚かされます。いやー、どちらもよい本でした。

# ちなみにだめだしごはんの方はうちの奥さんが見つけてきました。
# なにげにいつの間にかすっかり即売会になじんでいるうちの奥さん....;;

それにしても、コミトレは 11:00~15:00 と、コミケに比べて 2 時間ほど短い開催スケジュールなのですが、これぐらいの時間だとかなりラクですね、やはり。コミケと違って途中で帰ってしまう人も少なかったですし、中だるみすることもなく、一気に走りきって終了という感じで楽しかったです。いやはや、面白い即売会でした。

さてさて、海遊館で魚を楽しんだ後は、なんば周辺まで戻ってきて夕食~、だったのですが、帰りの時間が不明だったこともあってお店の予約をしていなかったり;。とはいえそこはさすが大阪、とにかく良店が多いので、かたっぱしから電話をかけていけばなんとかなります^^。そんなわけでお邪魔することになったのが、こちらの Bistro a vin DAIGAKU

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ちょっとオシャレな一軒家レストランで、1F がカウンター、2F がテーブルという形になっていました。予約したら 2F に通されたのですが、どうもアラカルトは 1F のみのようで、2F はコースのみという形態。食べログを見たら夜の予算で \4,000~\4,999 となっていましたが、コースは \4,800 からだったので、おそらくこの値段はアラカルトの人の値段なんですかね?^^

# って、blog 書いてて気づいたのですが、この予算ってユーザの投稿の値段じゃなくて、お店が勝手に
設定している値段なのですね。なるほどどうりで;。ユーザ投稿だと \6,000~\7,999 になってました。
# うーん、この仕組みはどうよ??って感じですねぇ(苦笑)。

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コース内容は、アミューズ 2 品を含む、全 6 皿。ちょっと微妙かな?と思ったのは、冷菜は個人ごとのチョイスが可能なものの、パスタとメインはテーブル単位で 1 品しかチョイスできないという点。まあこのお店、あれこれシェアしながら食べるというよりは、デートコースで使うような感じのお店なので、二人で同じものを食べて時間を共有するのがいいかなという感じではあるのですが^^。味はどれも相当においしいのですが、中でも非常によかったのはパスタ。イタリアンでありながらちょっと和風なテイストがあり、魚の風味がよく効いた一皿でした。まわりに散らしてあるカラスミもちょっと面白かったです。ウズラのディアボラも定番ながら普通においしかった^^。彩り鮮やかで野菜もふんだんに使われているのはよいですね。

それにしても、旅先で味わう料理というのはなかなかいいものですね。東京にも美味しいものはたくさんあるわけですし、同クラスのお店は東京にも普通にあると思いますが、それでもやはり旅先で食べる美味しい料理というのはまた別格だなぁと改めて思いました。まったりよいお食事をありがとでしたよ~^^。

というわけでなんだかグルメな話ばっかり続いてますが;、ごくふつーのデートスポットなところも行きました。雨の定番ってことで、水族館~^^。

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ええっと、大阪の海の方にある水族館、海遊館(かいゆうかん)。Web サイトには「世界最大級の水族館」とあるのですが、おいおいそこまで大きく出てもいいのかよ;、と思ってしまったり。実は私、以前にマイアミの水族館に行ったことがあるのですが、まあとんでもない規模だったのですね。まるでディズニーランドを思わせるような広大な土地に、恐ろしいほどの数の水槽が点在し、そこで数々のショーが行われる。そして次々と行われるショーをハシゴしていくだけで一日が終わってしまうという恐ろしい水族館だったのですが;、そのスケール感が日本で実現できるわけがなかろう……と思っていた次第。そんなわけでさすがに世界最大級、なんてケンカ腰なキャッチフレーズをつけるとはムチャもいいところだなぁ……と思ったのですが、行ってみて納得。なるほど確かにこれは世界最大級です。

# ちなみに、これから行く気がある人は、以下のエントリも見ないで予備知識なしで行くことをお奨めします。
# 初見の驚きは相当なものがあるかも~、と思うので;;。

この水族館、何に驚いたって、まず最初に通されたのがこちらのジャングルゾーン。……いやどー見ても水族館じゃないのですが;;。

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そしてその次に驚いたのが、展示される陸上生物の数々。なにしろ展示の横に、生き物の説明があるのですが、鳥しか出てなくて魚が全く説明されていないところもかなりあるのですよ;;。おいおいここは本当に水族館なのかと小一時間;;。先の方に進むにつれて、ようやくペンギンなどが現れて、水族館っぽくなってきます。

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と、ここまで歩いて奇妙なことに気付くワナ。この水族館、最初に 5F ぐらいまでエレベータで上がって、そのあとらせん階段上にぐるぐるとゆるやかなスロープ(巡回路)を降りていくのですよ。む、これはまさか?? と思ったらその通りでした。この水族館、超巨大な水槽を囲むように巡回路が作られて、非常に深い水槽を、異なる水深から見ることができるようになっているのですよ。その中央に存在するのが、太平洋を模した超巨大水槽の存在。

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いやもうこれは圧巻、としか言いようがないワナ。超巨大なジンベエザメ、飼育が難しいと言われるマンボウ、そしてダイバーの憧れとも言われるマンタ。これらが所せまし……では全くなく、悠々と巨大な水槽の中を自由気ままに泳ぐ様は圧巻としか言いようがないです。いやはやどれだけ巨大な水槽なのかと小一時間。さすがにこのサイズの水槽は今まで一度も見たことがなかったです。すごすぎる;;。

いやー、この巨大さを見ていただくにはやっぱりムービーしかなかろう、ということでちょっと貼り付けてみたり~。(音は出ないので大丈夫です^^)

まあそれにしてもとにかく驚いた、のひと言に尽きるのですが、まさか大阪にこんな水族館があるとはとにかく驚いきました。近場の方にとってはわざわざ行くまでも……みたいな感覚があるかもしれませんが、行っておいて絶対に損はないというぐらいのびっくりな場所。これほどの水族館、確かに世界的に見てもなかなか滅多にないと思いますよ、ええ。

さてさて、わなかのたこ焼きがめちゃめちゃおいしくて、おかわりすべきか散々悩んだのですが、せっかくなので別の店に行こうという話になって次にハシゴで襲撃したのがこちらのお店~。

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ええっと、フランス伝統菓子と紅茶のお店、サロン・ド・テ アルション 法善寺本店。食べログでは 3.80 をたたき出しているお店で、ランチとデザート、そして紅茶が楽しめる一軒です。1F はテイクアウトで、2F の方で食事を楽しめる一軒なのですが、なかなかに内装も凝っていて、さながらアンティーク系メイドカフェを思わせる落ち着いた佇まい。店員さんが女性であることを除けば、イメージ的には執事喫茶スワローテイルに近い感じのお店。……いやいや;、そういう系統のお店ではなく、ごくちゃんとした正統派な一軒です。

# といってもやはりそういう系統の女の子は来ているようで、自分たちの前にはロリータ系の
# 正装に身を包んだ女の子たちの一群がお店に吸い込まれていっていました。

さてさて、今回注文したのは以下の 2 皿。奥さんの好みで無花果のデザート 2 皿になりました^^。

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左側がフィグショコラ。チョコレートのフィナンシェに、コンポート漬けの無花果とバニラアイスを載せ、上からバルサミコソースをかけた一皿。アイスと無花果、チョコをまとめて上からざくっと切っていただくわけですが、バランス感が絶妙でこれがうまうま~♪ な感じ^^。右側はイチジクのミルフィーユ。調べてみたところ、サロンデゼールの一番人気を誇るミルフィーユだそうで、パイのサクサク感が素晴らしい。カスタードとイチジク、パイの相性は鉄壁だなぁという感じ。そりゃ美味いに決まってます(笑)。

そしてこのお店でもうひとつ嬉しいのが、ティーソムリエの存在。

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このお店、紅茶の品ぞろえがなかなか素晴らしくて、いろんな茶葉が揃えられています。そしてそれぞれのデザートには、おすすめの紅茶が提案されていて、ぜひ組み合わせて楽しんで欲しいという心意気が感じられたり。店員さんも本当によく勉強していて、いろんな質問に丁寧に答えてくれました。ティーポットにたっぷりの紅茶がサーブされるのも嬉しいところです。……といいつつ、私は無難にアールグレイを注文しちゃったのですけどね;^^。

# ちょっと面白かったのが、お砂糖をつまむための道具。まるでぽてちの手みたいな一品
# なんですが、初めてみました。どこで買えるんですかねぇ?^^ ちょっと気になる^^。

それにしてもこのお店、雰囲気もさることながら値段設定も良心的で、デザートはどれも一皿 \800、紅茶が \500~\600 ぐらい。まあメイド喫茶水準に比べて安いのは当然にしても、ちゃんとした素材を使って丁寧なデザートを作り、そしてちゃんとした給仕ができるという意味で言えばとても良心的、という印象。お店が手狭な点は減点事項ですが、それでも店員さんたちのちょっとした心配りや優しさが嬉しくなる一軒でした。

お店の場所は、道頓堀のごく近く。商店街からちょっとだけ逸れたところにありますが、アクセスは良好。女性客ばっかりなお店ですが、ある意味このクォリティーを鑑みれば女性に人気が出るのは当然、という印象。一度は行ってみる価値のあるお店です。地元の方はぜひ~……といっても結構有名なのかもですが;;^^。

さてさて、大阪と言えばやはり食い倒れツアー。おいしいもの好きな自分としては、食べ物は欠かせないわけですが、奥さんがどーしても本場のたこ焼きが食べたいとのこと。たこ焼きなんてどうかなー;、と思いつつ、食べログで評価が良さげなお店を探して襲撃してみたのがこちらの一軒。

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道頓堀の近くのアーケード街にある一軒、たこ焼き道楽 わなか。一応、大阪の食べログではたこ焼きランキングでトップ 10 に入るお店なのですが、アクセスが良いこともあってこちらを襲撃してみた次第。店頭でさくさくと手際よく作られるたこ焼きを、次から次へといろんな人が購入していくのはなかなか凄い感じ。お昼ご飯に買って帰る人、おやつに買う人、観光客など様々なお客さんが混ざっていました。

今回頼んだのは、大入りという、いろんな味がまとめて楽しめるセットの一皿。ちなみに 8 個入りで 500 円となかなかリーズナブルなお値段です。おやつにぴったり?^^

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さて早速食べてみたわけですが。
ううう、うまい?!;;;

ってかなんですかこの美味さは、状態;;。カリッとした外の皮に包まれた中には、とろっとした中身と大ぶりなタコが。その食感もさることながら、味の全体バランスが素晴らしい。しっかりとダシが効きながらも、それでいてくどくない絶妙なバランスの味。タルタルソース、ソースマヨ、ねぎしお、かつおしょうゆの 4 種類盛りだったのですが、一番おいしく感じられたのがかつおしょうゆだったのが驚き(ちなみに奥さんはねぎしおがイチオシ)。基本的にたこ焼きって、ソースをどっぷりとかけてジャンクさを楽しむもの……ぐらいの印象があったのですが、いやいや実はたこ焼きそのものにも素晴らしい風味と味わいがある。思わず奥さんと顔を見合わせてしまったのですが、たこ焼きって本来こういう食べ物だったのか、と認識を改めさせられた感のある一皿でした。いやー、とにかくびっくり;。

その土地その土地に行くと、やはり本場の味を楽しむことができるわけですが、こういうのはさすがにちょっとびっくりしますねー;。今まで自分たちは本当のたこ焼きを食べたことがなかったのか?! みたいな感じ。なまじジャンクな食べ物だけに、味に対する要求がいいかげんになってしまうのも、気付きづらい一因なのかもしれないと思いました。いやしかしホントにおいしかったですよー。奥さんが、翌日の朝ごはんに食べられないかなー?とか言い出したのもよくわかる味でした。大阪に遊びに行った折にはぜひ味わってほしい一品でした。

ここ最近は仕事でめっちゃ忙しい日々が続いているおかげでまるで blog ネタが作れていないのですが;、それでもお仕事だけ続けているとなかなか気が滅入ってくるというもの、そんなわけで先週末の話ですが、久しぶりに大阪を襲撃してきたり~^^。や、主目的は日曜日に開催される Comic Treasure というイベントで、いつもお世話になっているお友だちに会いに行くことだったのですが、せっかくなのでということで土曜日から大阪入りしてぶらぶらしてきた次第、だったりします。台風直撃でどうなることやら心配したのですが、少し西寄りの岡山あたりに逸れたために、新幹線も定時着、雨もごく普通の降り方で済んでいる程度、でした。

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まず最初の観光スポットはなんといっても新しくなった大阪駅。前回、大阪に来た時にはちょうど建て替え中だったのですが、完成した新しい大阪駅はまるっきり大型ダンジョン;。立体的で面白い作りになっていて、なかなか見ていて飽きません。アーチ型というかドーム型みたいな巨大な天井とかカッコいいし^^。

# しかし梁になっている場所を見て、「ねえねえあの橋のとこ歩けないのかな?」と言い出す
# 奥さんは激しくどうか、と(苦笑)。いやどう見ても歩けないでしょう....;;(笑)

駅をはさんで両側に大きなビルがあり、それぞれにデパートが入っている形。作られた直後だけあって、デパートは恐ろしいほど綺麗に作られていました。ただ、展望台がなかったのが意外な感じ。名古屋なんかは駅ビルが恐ろしく高くて展望台が綺麗なのですが、大阪駅は違うのですねぇ。

さてさて実は私、大阪へは何度か出張で行ったことがあるのですが、地下鉄を使ってしまうために街中を見たことがほとんどなかったワナ。今回初めてタクシーで道頓堀の方に移動したのですが、真ん中の通り(御堂筋)はかなり整備されているのですね。名古屋や札幌のような綺麗に区画整理された都市を思い起こさせるような美しさ。

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道すがら、タクシーの運転手さんに「あそこが今、日本で一番高いホテルやで」と教えてもらったのがセントレジスホテル(写真ないですが;)。スターウッドホテルの最高級ブランドの日本出展一号なんだそうで、一泊 69,000 円からの宿泊料設定だとか;。しかもすべての宿泊者にバトラー(執事さん)がつくとか……っていったいどんなホテルなのやら;;。ううっ、すみません;、うちは二人で 1 万円の安宿です、はい;;。

がしかし面白かったのは、そんな超高級ホテルの裏手には、大阪のイメージそのまんまみたいなごった煮の商店街が控えていることだったりします。

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なんばから本町のあたりにかけて、オシャレな御堂筋と並走しているごった煮商店街、心斎橋商店街。アメ横みたいな商店街ですが、種々雑多なお店が所せましと並んでいる様子はなかなかに圧巻でした。しかも値段は大阪ならではの激安特価で、棚崩れのセール品なのか、洋服一着 315 円からとか、もうムチャクチャな値段設定のお店も結構ありました;;。セントレジスホテルの裏手が、この商店街のランジェリーショップ……なんていうオシャレなものではなく、どう見ても下着屋さん……みたいなカオスっぷりにはさすがに笑ってしまいました。こういう異質なものの存在を互いに許容できる懐の広さが、大阪ならではの魅力なのかもしれません。

おおっと、そうそう、今回初めてここにも行ってきました。

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いわゆる道頓堀ですが、実は今まで一度も行ったことなかったんですよねー。グリコの看板も見られてよかったです。……しかし我々、どー見てもおのぼりさん、でしたが(苦笑)。

2014年9月

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