2011年2月のアーカイブ

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先日、セカンドマシンがトラブって起動しなくなっちゃった、という話を書いたわけですが、なかなか時間がなくて原因追及できず。Windows Home Server からファイルを取り出せたのでさしあたりは問題がなかったのですが、まあさすがにそろそろ修理するか、ということで原因を調べてみると、なにげに電源トラブル。鋼力を使っていたのですが、まあ壊れるときには壊れますか、という感じ。そんなに頻繁に使うマシンでもないので、格安電源をさくっと近場で購入してきて復旧。

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電源だけの不良であればそもそもリストアなんて必要ないのですが、実はこのマシンの RAID 0+1 の 4 本のディスクの 1 台に不良が出ていたこともあって、RAID を組み直すことに。冷静になって考えてみると、そもそも Windows Home Server を導入したら RAID 1 を組む必要なんてないわけで、生き残っている 3 本で RAID 0 を組み直して、そこに Windows Home Server からリストアを実行。や、意外に簡単にリストアできたのでちょっと拍子抜けでした。

リストア上の注意点としては、① リストアをするための起動 CD-ROM を Microsoft のホームページからダウンロードし、さらに CD-ROM に焼き付けなければならないため、事実上、もう一台別のマシンでの作業が必要になること。② リストア時に、リストアする HDD は元の HDD の物理容量を上回っていなければならないこと(例えばもともと 500GB の HDD に 200GB のデータを入れていた場合、400GB の HDD にはリストアできず、500GB 以上の HDD にしかリストアできない)。この 2 点さえ守れば、CD-ROM からブートした後、マシンが勝手に Windows Home Server を発見し、さらにリストアすべきマシンのバックアップイメージを自動的に検索してリストアップくれる仕組み。あとはイメージを選択してリストアを指定すると、ネットワーク経由でイメージが復元されます。いやはや、これは感心するほどよくできてるなぁ、という印象。

そういえば Windows Home Server と言えば次期バージョンが最近発表されたみたいですが、現行サーバからの移行が気になるところ。調べてみると、新バージョンでは Drive Extender 非サポートというかなり致命的な問題点があるような;。この利便性はなかなか他には代えがたいものがあるのでこの機能は捨てずに実装して欲しいところなのですけどねぇ。

というわけで先日ですがこちらを閲覧~。

や、これ何かとゆーと、テレビ版の最終話 #12 のパラレルストーリー。テレビ版 #12 はテレビシリーズとして完結させるために桐乃が結局アメリカに留学しない、という展開で幕を閉じるのですが、こちらは原作通りの展開として作られている次第……なのですが。

うああぁぁぁ、それかぁぁぁぁぁ(笑)。
何が TRUE ROUTE なのかさっぱり分からなかったけど、そういうことかぁぁぁ(笑)。

と、最後まで見て分かった次第^^。や、人によってはだから何?状態だとは思いますが、うんうん、確かに True Route だよね、という感じ^^。

3/8 まで期間限定で Web で公開されているので、原作好きの方は見てみるとよいかも~。流し見で十分よいと思いますが^^。

お、時間がかかりましたがようやくこちらが到着~。

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これ、結婚式のブーケのプリザーブドフラワー。最近はウェディングブーケをプリザーブドフラワー化するサービスが結構あるのですが、せっかくの記念に……ということでブーケをプリザーブド化した次第。実は工賃が結構高い(うっかりするとブーケそのものよりも高かったりする;)のですが、まあ考えてみれば当たり前。もともと生花のブーケをプリザーブド化するためには、分解・加工・組立をすべてする必要があるわけで、時間もかかれば工賃もかかるのは仕方のないところ。しかもプリザーブド化すると色味も変わってしまう(色がくすんでしまう)という難点はありますが、そうはいっても一生に一度の花嫁ブーケを、少し長めに楽しめるというのは嬉しいところ。

そんなわけで、結婚式グッズの棚に飾っておきました。……ってか結構でかい;;。

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あまり安定性がよくない感じなので、地震が激しく怖いのですが;、こうやってお花が増えるのはちょっと嬉しいですね。奥さん曰く、たぶん数年ぐらいは持つだろうとのことですが、記念日の節目の折にまた振り返ってみたいものです。はい^^。

というわけでこれを買ってみたw。

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ええっと、日立の Deskstar 0S03191。もともとはバルク品のHDS723020BLA642 を購入しようかと思ったのですが、BOX 版である 0S03191 だと 3 年間保障が付くという話っぽいのでこちらを購入してみた次第、だったりします。まあどっちを購入してもそんなに変わらないのでしょうが;、まあ \500 ぐらいしか違わなかったのでこちらをチョイス。

さてこちらを先日購入した HP マシンに取り付けようと思ったのですが、奥さんは自作機しか作ったことがない(=メーカー製 PC の中を知らない)という話だったので、さっくりと見せてみた次第。さすがに HP のケースだけあってよく出来ています。

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取り付け方としては、まず本体に取り付けてあるビスを適当に 4 本ほど取り外して、HDD に取り付け。これをつけると、ガイドレールに沿って HDD を差し込むことができるようになります。

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そしてなかなか感心したのが、HDD が前面からのスライドで入れられる、という点。ガイドに沿わせて HDD を差し込んでいくと、適当なところで側面にある青いプラスチックにカチっとハマるので、これで取り付け完了。あとはケーブルを取り付けるだけ、という素晴らしい取り扱いやすさ。いやはややるなぁ、という感じ。

メーカー製 PC は多少割高感もありますが、こういうケースの作りを見るとやっぱりよく出来てるなぁ、という感じはしますね。さすがにたくさん数を作っている & BTO をしやすくしているだけに、こういうところは入念に作ってあるのでしょうねぇ。

先日の話ですが、おうちで使っていた電気毛布がついにお亡くなりに;。電源ケーブルのところが接触不良になってしまったためだったのですが、さすがにまあ 4 年も使っていれば壊れるよなぁ、と思いつつ、さくっとヨドバシカメラで新しいものを購入。

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一番安い \2,500 ぐらいのものを購入してきたのですが、やっぱりあると便利だなぁ、という印象。ベッドでは結構性能のいい羽毛布団を使っているので、すぐにぽかぽかしてくるのですが、とはいえこれが一枚あると、寝る少し前に軽く電気を通しておくだけで最初からぽかぽかモードに。

消耗品なので特価品でいいや、ということで一番安いものを買ってきてしまうのですが、それでも十二分に便利だなぁと思わせてくれるあたりは嬉しいところですね。

というわけでこちらの CDS を購入~。

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ええっと、現役女子中学生ユニット ClariS のセカンドシングル、「コネクト」。魔法少女まどか☆マギカの OP テーマ曲で、デビューシングルの irony (俺の妹が~の OP 曲)とは方向性が違うものの、アップテンポの素晴らしい曲でついついヘビーローテ中。メロディラインと編曲の素性がいい曲は何度でも聞き込んでしまうものですが、まさにこの CDS はそんな感じですね。

それにしても、魔法少女まどか☆マギカはなかなかにとんでもない作品ですね。以下、見てない方のためにネタバレ文字反転しておきます。

この作品、毎週毎週、ネット界を騒然とさせている様子ですが、まあそりゃこれだけやらかしてくれたら騒ぎにならない方がおかしいわな、という感じ。猫の皮をかぶった狼としか言いようがない作品で、蒼樹うめさんのほんわかキャラデザに、虚淵 玄氏による冷徹な脚本、梶浦 由紀さんによる民族調 BGM、劇団イヌカレーによる気持ち悪さ抜群の異空間描写、そして新房 昭之氏による個性的な映像化。混ぜるな危険、としか言いようがないこれだけの要素を、よくもまあ同一作品としてまとめ上げたなぁというのが正直な感想。作品自体が先進的か? と問われると、別に要素単位に切り出してみると別に目新しさはないのですが、これらをひとつの作品に束ね上げることで、それらが恐るべき化学反応を起こしていて、今まで見たこともないような作品に仕上がっていますね。

# っつーか作品がすでに折り返しているにもかかわらず、未だ魔法少女にならないあたり、
型破りにもほどがあるだろう、としか言いようが(笑)。

そういえば、この作品に関して「10 年後にも語り継がれる作品になりうるか?」といった話を聞いたことがあるのですが、その話を聞いたときに、「今どきの作品の楽しまれ方ってちょっと違うんだろうなぁ」と思ったり。まどかマギカを見ていて思ったのは、作品そのものの出来が芸術品のように評価されるわけではなく、その作品を消耗品的にどれだけみんなで騒げたか、その思い出が共有されるという類のものではないだろうか、と。10 年後に想起されるのは、色褪せない作品のクォリティではなく、色褪せてしまった作品に対する、色褪せない思い出なんじゃないかなぁという気がしました。そういう意味で、こういう作品はリアルタイムで楽しむことが重要なのかもしれませんね。

この作品、1 クール作品らしくすでに折り返しに差し掛かっているのが残念なのですが、残りを存分に楽しみたいところ。魔法少女好きな方に限らず、いろんな方におすすめできる作品です。

# でも、見るのであれば、情報は完全にシャットダウンしたうえで見ることをおすすめします^^。

というわけで先日ですがランチでこちらを襲撃^^。

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ええっと、新宿の小田急にある、中華料理のお店、桃杏花(とうあんか)。以前に奥さんが食べた黒酢酢豚がおいしかったよ、という話だったので、奥さんのお母さんと 3 人で襲撃してみた次第、だったりします。

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そんなわけで黒酢酢豚のランチ定食を食べてみたのですが、なるほど確かにこれはなかなかにおいしい^^。黒酢酢豚らしい複雑な味が見事で、これが手軽に食べられるのは嬉しいなぁという感じ。確か \1,600 ぐらいだったと思いますが、サイドメニューやデザートもついてこのお値段ならなかなかによいですね^^。敢えて難点を言えば、ご飯が少な目という点。男子的にはご飯をがっつりと頂きたいところなのですが、さすがにデパートというロケーションもあってご飯も上品な感じの分量。おかわりとかできたのかなー;、まあそこだけちょっと残念でした。

デパートのレストランは「高くてイマイチ」という先入観があるせいか、あまり使わないのですが、最近はどのデパートもずいぶんと良くなりましたね。また何かの折に使ってみたいものです。

というわけで、ホテルニューオータニでの宿泊ではこちらを襲撃してみたり~。

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ええっと、なだ万のホテルニューオータニ店。実はホテルニューオータニの日本庭園の中には、山茶花荘というなだ万の本店があるのですが、こちらはお料理だけで下が 6 万円からという超 VIP 向けなセレブ店;。そんなお店はとても行けませんが;、ホテルの中にある店舗の方は、割とリーズナブルなお値段で懐石料理を楽しむことができるようになっています。それでもそれなりのお値段ではありますが;、ホテルのお部屋代はタダなわけですから、まあこれぐらいはいいでしょ、ということでこちらに行ってきた次第だったり。その割にケチってるとか言うなw

ここは天麩羅のお店と懐石コースのお店とが併設されているのですが、今回は懐石コースのお店の方を襲撃。窓際の席をお願いしたのですが、自分たちが披露宴で使った会場も遠くに見える、なかなか素敵な席でした。

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いくつか懐石コースのメニューを見せてもらったのですが、前菜類などは共通部分も多かったこと、また惹かれるメニューがいくつかあったことから、一番安い花コースをチョイス。安いコースで大丈夫かなー?と多少心配もしたのですが、いやはやこれがなかなか満足度の高いコースでした。

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まずは先付。白子豆腐、葉牛蒡煮浸し、梅肉和えの 3 点。どれもしっかりだしが効いていて美味しいのですが、葉牛蒡の煮浸しがなかなかに良い。揚げするめのアクセントがなかなかに良かったです。そして続くお吸い物は帆立しんじょ。ごくオーソドックスなお吸い物ですが、見た目が綺麗でよいですね。

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お造りはマグロと車海老、鯛の 3 点盛り。マグロは筋ひとつない綺麗な赤身で、噛むほど味が出てくるような一品。面白かったのは車エビで、軽く湯引きしてありました。海老は生だと苦手な人も多いでしょうし、逆に完全に茹でてしまうと味気がなくなってしまうのですが、ちょうどうまい具合に食べやすく湯引きしてありました。うまうま~^^。

そしてメインの焼八寸がこちら。ででーん! という感じで、さすがに見ごたえがあります^^。

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大きなお皿に盛られてきたのは、白和え、えぼ鯛の味噌焼き & 筍の木の芽焼き、鯖の小袖寿司、くわい松風と合鴨オレンジ煮、そしてタラの芽や白魚などの天麩羅。一品ずつゆっくりと奥さんと味わいましたが、どれもしっかりと味がついていながらも、くどくなくしつこくなく、ほどよい味付けなのが嬉しいところ。二人でわいわい話しながら楽しめるので、美味しさもさらに倍増、という感じですね^^。

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続く煮物がちょっと変わり種で、和牛と蕪のポタージュ鍋 酒粕風味。実はこれがかなり気になって花コースをチョイスしたのですが、なにげにこれが非常に美味しい。基本的にはポタージュなのですが、けれども和食を感じさせてくれる味なのが不思議な感じ。純粋な和風懐石かと思いきや、こういう変化球が入ってくるのがちょっと楽しいですね。

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そしてお食事が梅しらす釜炊き御飯。いやはや、これもものすごく単純な料理なのですが、味のバランスがとてもよく、しらすに混ざった梅が絶妙。思わずごはんをかき込んでしまう美味しさでした。

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ラストのデザートは、なにげに 5 種類からのチョイスが可能。私は抹茶プリンをチョイス、奥さんは白あんのフルーツ汁粉を注文。抹茶プリンはなかなか面白くて、表面にあんこが張ってあって、これを中のプリンと一緒に食べるというもの。カラメルがわりにあんこ、というのはなかなか面白くて美味しいですね。

というわけで全 7 品の懐石コースでしたが、いやはや感心したのはどれも味が美味しいということ。私はよく出張の際になだ万厨房(なだ万のお弁当のお店)を使うのですが、割と味付けがしっかりしていて美味しいのですよね。で、なだ万の店舗も似たような味付けなのかなぁと思っていたら、やはりその通り。味付けの方向性が自分の好みと一致しているので、どの一品も食べていて美味しい、と感じられるのが嬉しいところ。

また、さすがだなぁと思わせるのは、お料理の盛り付け。写真はちょっとホワイトバランスが崩れてしまっているのであまり華やかに見えないかもしれませんが、どの一品も普通に美しい、と思わせてくれます。特にコースの流れの作り方が上手くて、焼八寸が出てきたときには思わずテンションが上がるなぁ、という感じ^^。盛り付けに立体感を出している(=背の高い食器を使っている)ところも面白く、お盆全体でひとつの箱庭になっているような楽しさがあります。この辺は、やっぱり日本の懐石料理ならではの楽しさで、フランス料理やイタリア料理にはない楽しさだよなぁと改めて思ってしまいました。

さすがに本店が近くにあることもあってか、サービスも非常に質が高く、心地の良いひとときを過ごせた点も good。お料理の出るタイミング、お酒を薦めるタイミングなど、どれ一つとっても非常に見事で、お料理だけでなく居心地が非常に良かった点も心に残りました。入籍一周年という二人のお祝いを兼ねての席でもあったので、ちょっと嬉しかったですねぇ^^。また何かの機会に訪れてみたいものです、はい。

というわけで、先日の話ですがこちらを襲撃~。

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ええっと、まあ見たまんまですが;、四ツ谷のホテルニューオータニ。実は結婚式特典のひとつとして、ホテルに一泊できるというものがついていたのですが、当日、宿泊の準備をするのが面倒だったために、別の日にこの特典を使おう、という話になっていたのですよね。で、冷静に考えたらそろそろ特典が失効しちゃうぞ;、ということで、急いで使ってきた次第、だったりします。

結婚式当日は、大安吉日の土曜日、しかも秋という条件が重なりまくっていたために部屋がほとんどなく、本館のデラックスツインしかなかったのですが、今回は先負・仏滅、しかも真冬という悪条件重なりまくりの日程。おかげで部屋がガーデンタワー館最上階のスイートルーム(しかもその中でも一番よい部屋)にアップグレード。特にそうした条件を意識してはいなかったのですが、これは激しくラッキー。私もいわゆる老舗ホテルのスイートルームなんて一度も宿泊したことがないので、これは思わず wktk してきましたよ、状態に(笑)。(いや、老舗じゃなくても泊まったことないですがw)

タワー館のホントの最上階(40F)はレストランなので、実際には 39F なのですが、その角部屋ともなると専用の扉までついております;。さすがにこれはすごい;;。

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というわけでまずは入って写真をパチリと一枚。

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……だったのですが、入ってみてさすがにびっくり。ひ、広いwww

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っていうか、おいおいどんだけ広いんだと小一時間;;。ちなみにこちらが間取り図で、お部屋のサイズは 88.4m^2、通常料金 \126,000(ルームチャージ)。ひぇ~~;、と値段だけでも縮こまりそうな感じですが、自分たちの家より広い部屋に、おいおいいったいどーすんだ状態に(苦笑)。

インテリアコーディネートとしては、どちらかというと一昔前のホテルというイメージ。実際、本館の方はしばらく前に改装されており、Exectutive House Zen というブランド名で黒を基調とした部屋にリニューアルされているのですが、こちらのガーデンタワーはもうかなりの年季が入っている様子。とはいえそれでもやはりスイートルーム。落ち着きを感じさせる部屋のコーディネートはさすがだなぁという印象です。

そしてやはり素晴らしいのは部屋からの眺望

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当日は残念ながら少しガスっていたのでそれほど遠くまでは見通せませんでしたが、それでも新宿のビル群や迎賓館などが一望できるのは嬉しいところ。部屋としては西側だったのですが、逆側だと皇居なども一望できるのかも? 天気がよかったら富士山なども見えるのかもしれません。夜は夜景も素晴らしかったです。

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ところでさすがにスイートルームともなると、選べる朝食も豊富。なんとルームサービスも選べるようになってました。奥さんはルームサービスを使ったことがない、ということなので、だったらぜひルームサービスを取ってみよう、という話に。や、なにしろ素敵なダイニングボードまである部屋なので、これを使わない手はないわけで^^。

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というわけで二人で朝からまったり、窓からの眺望を楽しみながらの朝食だったのですが、いやはやこれが実に美味しい。小さなホテルだと、ルームサービスの食事はホテルに入っているレストランのものだったりするのですが、さすがにオータニは宴会も多いのできちんとした厨房を持っており、ホテルの厨房での料理なのだとか。披露宴のときにも思いましたが、ここの厨房はなかなか見事なもので、朝食も非常においしかったです。宴会でもない限り、オータニさんの食事を味わう機会はなかなかないのでこれはちょっと嬉しかったですね^^。

それにしても改めて思いましたが、スイートルームはさすがに凄いなぁと思う半面、やっぱり自分たちの家に二人でいた方が落ち着くなぁ、というところも。や、貧乏人丸だしな感じではあるのですが;、まあぶっちゃけ、こんだけだだっ広い部屋で何すればいいのかよくわかんない、というところもあるのですよねぇ(苦笑)。それこそ優雅にワイン片手に読書でもしてりゃサマにもなるのですが^^、自分たちにはちょっと無理かも、という感じもありました(苦笑)。や、普通にこういう部屋を使っちゃうセレブな方々と自分たちとは住む世界がぜんぜん違うものなんだろうなぁと改めて思った次第、だったりします。……というか、うっかりするとお互いがどこにいるのか分からなくなる部屋ってどうよ、みたいな(笑)。これぐらい部屋が広いと、かくれんぼが出来そうですよ、ええ;;。

とはいえ、なかなかできない貴重な体験をしてきた一泊二日のホテル宿泊、ゆったりとくつろげて & リフレッシュできて、かなり楽しかったです^^。自分たちのお金でここに泊まるためには相当頑張らなくちゃなぁと思ったりしましたが(笑)、でもたまには奥さんと二人でこういう素敵な体験もいいものですね~。

いやはや、これはまたとんでもない展開に^^。

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や、出ていることに気付かなかった 羽月莉音の帝国 の 5 巻目。とりあえず買って積んでおいたのですが、読み始めてみるとやはりあっという間に読んでしまいますね。なんというか、ストーリーはもはや 4 巻目まで以上にぶっ飛びまくっているのですが、それでもぐいぐいと作品に引き込まれてしまうのは面白いところ。

ストーリー中、中国の歴史に触れている部分が結構あって、これがどこまでフィクションなのかがよく分からないところなのですが、それにしてもここまで幅広いネタを使ってくるというのはなかなかにびっくりなところがあります。というかこの作者はいったい何者なんだ、という感じすらしますが^^、面白いのは、作者の目線や視点が一般人的ではないところ。なるほどそういうふうに見る方法もあるのか、と感じさせてくれる瞬間がたくさんあって、こういうところに政治や経済の面白さがあるのかもなぁ、といろいろ考えさせてくれました。

やややりすぎ感もある作品ですが、経済をネタにしたラノベとしてはなかなかに秀逸なので、興味がある方にはおすすめかも。狼と香辛料みたいな方向性とは全く異なる方向性ではありますが、こういう経済ラノベも面白いものですねぇ。

さて次は?……と思ったら、すでに vol.6 が出ている様子;;。うむむ、完全に乗り遅れてますねぇ自分(苦笑)。

そうそう、岡山のエントリでこれを書き忘れてました;。

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ええっと、駅前にあるパン屋さん、グランヴィア工房。岡山の駅前にあるホテルグランヴィアの横に併設されているハン屋さんで、コンビニと連結した形で運営されている一軒。朝ごはんをホテルで注文していなかったので、だったら近場でどこかおいしいところを……と探してみたらここがヒットした次第。

このパン屋さん、朝一番からパンを焼いているおかげで、朝からおいしいパンがいただけます。

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というわけでつい連日このパン屋さんに通ってしまったのですが;、実際食べてみるとどのパンもなかなかにおいしい。ほとんどはごくオーソドックスなものですが、プリンパンやウサギパン(実体はアンパン)などの代わり風味パンも。しかも朝一番だと作りたて、というのも嬉しいところですね。

# いや実はウサギのパンがなかなかかわいかったので、これを掲載しておきたくて blog を
# 書いたのですけどねw。

通勤客も意識してか、価格設定も全般的に安く(1 個あたり \100~\150 程度)、元気に働いている店員さんを見ているとこちらも元気が湧いてくるようなお店。朝からおいしいパンをごちそうさまでした、という感じでした。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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この blog でも何度か紹介させてもらった、とある飛空士シリーズの最終巻、とある飛空士への恋歌 vol. 5。前巻の 4 巻目を読んだときには「これ次で終わるのか?!」と思ったものですが、フタを開けてみればびっくり。

とんでもない秀作じゃないですか;;。
いやこれは近年稀に見る傑作のひとつかと、という感じ。

何を書いてもネタバレになるよなぁと思わず頭を抱え込んでしまうところなのですが;、それにしたってとにかくキャラクターが誰一人を取っても魅力的。まさに青春の群像劇そのものですが、序盤の緊迫感あふれる交渉に始まり、明かされる世界の謎、イスラとの別れ、そして続く物語への流れなどなど、見どころを書き始めると枚挙に暇がない。何より素晴らしいと感じたのは、作者のキャラクターへの愛情を感じるところ。一人一人の物語をきっちりと描き上げたその手腕は見事としか言いようがありません。終盤に近付くに連れて目頭が熱くなることといったらありゃしない^^。

この「恋歌」シリーズは、「追憶」に比べて話を大きく広げすぎた感はあるし、カルエルとクレアの物語としてはやや甘いハッピーエンドの物語にはなっている。けれども、周辺のキャラクターたちの恋歌が素晴らしいため読みごたえは十分で、逆に終盤はカルエルとクレアの物語は少しかすんでしまった感もありますね。特に、シリーズ全体をアリエルの視点で追いかけてみると、これほどまでに切ない物語はないわけで……ううっ、思い出すだけで目頭が;;、という感じ。

割とリアルタイムで読んでいたために、次の巻が出るまでなんともじれったく思うところがありましたが、今なら全部ぶっ通しで読めるので、ぜひ手に取っていただきたい名作、という感じ。もちろん読むのであれば「とある飛行士への追憶」からですが^^、ううむ、しばらくしてからまたじっくりと読み返してみたい作品ですねぇ、ホントに^^。

さてさて、今年は奥さんからは黒ビールでしたが、両家の母親からもチョコをもらうワナ。えっと、両手に花?(ぉ)

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まずは私の実家の母親からは、定番トイスチャーのトリュフチョコ。毎年、定番のようにこのチョコをもらっているのですが、味の方はさすが、という印象。口の中に絶妙に広がっていくバランスのよい味は見事。いやはや、いつもながらありがとうございますです^^。

……と、このチョコも相当美味しいのですが、奥さんのお母さんからやってきたチョコがさらに上を行く美味しさなワナ;;。

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そのチョコの名は、ラ・メゾン・ドゥ・ショコラ。お恥ずかしながら私はぜんぜん知らなかったのですが、食べログではチョコレート部門で全国ランキング同点一位を誇るというお店。もちろん私はノーマークで、奥さんと一緒に食べてみたのですが。

これはヤバい、マジでヤバすぎる;;;。
というか、こんなチョコが世の中に存在したのかっっっ?!

このチョコレートの味を敢えて例えるのなら、チョコレートの芸術品、あるいは絵画。本気でびっくりしたのは、チョコレートの雑味が全くないこと。雑味はチョコレートの味の複雑さと紙一重なところもあるのですが、そもそもこのチョコは存在している次元が全く違う。洗練され、研ぎ澄まされきったチョコレート。口に含んだ瞬間に、文字通り雪解けのようにチョコが解けていき、口の中にひとつの芳醇な絵画が描かれる……と、本気でどこぞの美食家が書くような文章を書きたくなってしまうような味わいなのですよ^^。いやはや、とんでもないとしか言いようが。

# なんというか、チョコがなくなっても、いつまでも余韻を味わっていたくなるほどの
チョコなんて、私はホントに知らなかったですよ;;、状態^^。

いったいどこからこんなチョコのことを調べたのだろう……と思って奥さんに聞いてみたところ、以前、お友達からフランスで食べたチョコで一番おいしかった、という話を聞いていて、そのツテではないか?とのこと。それにしても本当にこのチョコの味には驚きました。もし何か機会があれば、ぜひ一度は食べてみていただきたい味。いやー、本当においしいチョコとはこういうチョコなのか、と勉強させてもらった気分です。ありがとうでした~^^。

さてさて、先日はバレンタインデーでしたが、奥さんが買ってきたのがこちらの一品。

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ええっと、Sankt Gallen (サンクトガーレン)のチョコビール、Inperial Chocolate Stout。なんかえらいカッコいい名前がついていますが、まあ簡単に言えばめちゃめちゃ濃い黒ビール。黒ビールがある一定以上濃くなると、まるでビターチョコのような感じになるというもので、数年前から話題になっているビールだったりします。私も存在は知っていましたが、残念ながら飲んだことはなく、今回初めて飲むことになった次第^^。

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せっかくなのでシャンパングラスに注いで味わってみましたが、うむむ、確かになんとなくチョコっぽい味(笑)。や、なかなかに不思議なもので、確かに黒ビールなんだけど、あたかもカカオが入っているかのような味なのですよね。まあビールとして美味しいか?と言われると、割とふつう、という感じですが、奥さんが飲んだら「いやちょっとこれは;;」状態に^^。や、ビールが苦手な人にはこれは確かに無理ですね^^。

ちなみに、チョコでできているグラスも販売されているようですが、むしろこっちの方が面白いかも^^。チョコビールはさすがに昔のようなレアもの状態ではなくなり、今年は割と入手しやすかったようですが、こういう変わりものはなかなかに面白いですねぇ^^。

うおー;、これ知らなかったけどすごすぎる;;。

MMD

MikuMikuDance、通称 MMD。詳細は Wikipedia が詳しいのでそちらを見ていただけるとよいと思うのですが、簡単に言えば、3DCG を扱うフリーウェアで、アイドルマスターのような 3D 映像を作ることができるソフトウェアだったりします。MMD 対応の 3D モデル(要するにキャラクター)はいろいろ作られているようで、上のキャプチャ画像はそのデモスクリプト。サクサクと綺麗に 7 人が振付を行うのはなかなかに面白い。

とはいえこれだけだと大したことはないのですが、何がすごいって、これが Kinect 対応している、ということ。簡単に言えば、自分の振付をキャプチャして、初音ミクたちを躍らせることが出来てしまう、のですよ。

Kinect はもちろん XBOX360 のデバイスなのですが、実は PC からのハックがかなり行われており、オープンソースでのドライバ開発や公開が進んでいます。これなんかがかなり面白いですが(最初見たときには吹いたw)、このドライバ開発と上記の MMD が紐付いたというのがびっくり。これによって、昔であれば体中に大量のセンサーをくっつけて行っていたモーションキャプチャーが、たかが数万円のハードによってリアルタイムにサクッと出来てしまうようになったのですよ。いやはや、これは本当の意味での技術革新ではないか、と。

もちろんまだまだ課題は多くて、特に Kinect のセンサーの感度や分解能には課題があります。例えば、このソフトを使って Night of Fire をミクに躍らせてみたムービーがありますが、かなりもっさりとした動きになってしまっている。これは現状の Kinect のソフトウェアとしての限界なのですが(確か XBOX360 の場合には、現状で画像解析のラグが数フレーム~数10フレームあったはず)、それにしてもついにここまで来たか、と思わせる何かがありますね。

それにしても、こういうオモチャを与えるとネット界は祭り状態になるようで(褒)、YouTube やニコ動を見ていると、それはもう面白すぎる遊びを次々と開発してますね^^。このお姫様だっことか思わず吹き出しましたが^^、クリエイターが次々と寄ってたかっていろいろなものを作り出す様は凄いとしか言いようが。なかなか面白いので、動画だけでもいろいろとあさってみるとよいかもしれません^^。

というわけで、先日購入した HP ML110 G5 なのですが、ダイニングボード上のテレビにつないでみたところ。

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地味に奥さん使いまくり;;。や、普段使っているダイニングボード上にパソコンがあるというのは予想していた以上に便利で、例えばテレビを見ている最中にちょっと調べものをしたい、と思ったりしたときにぱっと画面を開いてチェックできるのは地味に便利なのですよねぇ。

がしかし、さすがに GPU があまりにもイケてなさすぎるのでかなり使い勝手が悪い……ということでこちらを購入~。

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ATI Radeon 系カード、RH4350-LE512HD/HS。さてさてさくっと交換しよう……と思ったのですが、いやはや実はこれがなかなかに大変な作業^^。

というのも、通常、デスクトップ向けのこうしたビデオカードの大半は PCI Express x16 のカードになっているのですが、サーバ向けのマシンの多くはこのスロットを持っていない。持っていたとしても、PCI Express x1, x8 などのスロットなので、そのままではビデオカードが刺さらないのですね。もちろん、x1 用のビデオカードも売ってはいるのですが、約 1 万円程度してしまう……や、本体よりも高いビデオカードを購入してどうするよ?状態になっちゃうのですよね;。しかも性能悪いし;;。

こうした問題から、低価格サーバを購入して遊んでいる多くのユーザは、PCI Express x16 系の GPU カードを無理矢理 x8 スロットに差し込んで使う、ということをしていたりします。x16 系の GPU カードの多くは x1 や x8 動作が可能なので、刺さりさえすれば動作しちゃうのですね。ええ、刺さりさえすれば。でも普通はスロット形状が違うので、ビデオカードは刺さりません。

じゃあどうするのか?
ぶつかる部分を削り取る(おい;;)。

こちらのページにその手法がまとまっているのですが、いろいろ調べてみたところ、大別してやり方は 2 つ。

  • 本体(マザーボード)側に加工を加える方法
    黒い PCI Express のスロットの端のところをカッターなどで削り取って、カードがそのまま刺さるようにする方法。こちらのページが分かりやすいです。
  • ビデオカード側に加工を加える方法
    ビデオカードの 50~52 ピンのところをヤスリなどで削り取って穴をあける方法。こちらのページが分かりやすいです。

や、どちらの策を取るにしても超乱暴;;。まあしかし、どうせ \9,000 のマシンだし、ということで私も改造~。どちらかというとビデオカード側の方が使いまわせそうな感じなので、私は本体側に加工を加えました。まずはスロットの周りに、ちょっとした厚紙(印刷ミスしたハガキとか)をくり抜いた紙でガードをし、その端のところをガリガリと削っていきます。ただし、いきなりカッターは危険なので、まずはニッパーでパチパチと崩し、そこをカッターで整形していきます。

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加工上、注意すべき点は、PCI Express のスロットの内側の金属ピンを傷つけないようにすること。カッターを使う場合、一番端の金属ピンが、削るべき場所のすぐそばにあるので、うっかりすると刃が当たってスロットが死にます;。私はスロットを壊しかけましたよ;;。というわけで 20 分ほど頑張って削り終わったのが下の図。真ん中のスロットの端のところに切れ込みが出来たことがわかるかと思います。

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さて、早速スロットにビデオカードを取り付け……ようとすると。

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うぎゃあああ;;、ブザーが邪魔になってビデオカードが刺さらないワナ;;。や、作業がしやすそうな真ん中のスロットを加工したのですが、実際には上か下の黒スロットを加工しないとダメでした;;。というわけで上のスロットを加工して無事に搭載。← もうちょっと考えましょうw。

ちなみにこの状態(ML110 G5 デフォルト + RH4350 増設)で WIndows 7 ベンチマークを走らせるとこんな感じ。

キャプチャ

さすがにビデオカードが x1 動作になってしまうせいか、グラフィックスは全般して低スコア。ただ、このビデオカードのメリットは HDMI によるオーディオもついているところで、これがあるおかげで音源のないこのマシンでも音をつけることができる次第。ビデオカードでサウンドカードも兼用できる、ってのはなにげに便利ですね。

……にしても、まさかサーバマシンを購入してこんな加工をすることになるとは(笑)。ある意味、なんかめちゃめちゃ面白いんですけどね~^^。昔ながらの「ジャンク品でいろいろと遊ぶ」的な感覚を思い出しましたよ^^。

っと、この話を書き忘れてましたw。

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岡山のおみやげ、何にするか結構迷ったのですが、やはり有名どころのお菓子を買いまくるのがいいだろう、ということでお土産屋さんを物色。JR の新幹線駅構内では、いくつかのお菓子についてバラ売りしてくれているため、有名どころのお菓子をばらばらっと購入してきて奥さんと一緒に賞味してみたりしました。岡山というときびだんごが有名なのですが、きびだんごはつまらないなー、ということで敢えて回避して、いろいろ買ってきてみました。では順番に^^。

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まずは大手まんぢゅう。日本三大饅頭のひとつ……らしいです^^。天保 8 年(1837 年)からという話なので、かなり古い老舗なのでしょうね。おまんじゅう自体は小さな紙のケースにくるまれたミニサイズのものなのですが、中身はというと超薄皮の酒まんじゅう。というか、あんこが透けて見えるというよりも、あんこそのものじゃないかとツッコミを入れたくなる一品でしたが、甘すぎず、それほどくどくないあたりはなかなか見事な一品です。サイズ的にも小さいので、お茶請けにちょうどいい感じ。

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続く一品はもなみというお菓子。こちらは大手まんぢゅうと同じメーカー(大手饅頭伊部屋)が作っている最中ですが、こちらは割とごく普通。こちらも一口サイズなのが嬉しいですね。

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そして同じく大手饅頭伊部屋さんが作っている、つぶぞろい。こちらは大納言小豆を丹念に炊き込んだ一品なのですが、いやー、ついつい食べてしまう美味しさ^^。地味な一品ですが、一粒食べてはまた一粒、という感じで、お茶請けには最高ですね^^。

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続いてむらすゞめ。まあ簡単に言えば、薄皮どらやきみたいなものなのですが、クレープ状に焼いた外皮を裏返して使っているというのが特徴。盆踊りでかぶる編み笠を模したもの……だそうですが、見た目的には結構微妙な気も;;。味の方は、まあ正直見たまんま、でした。ごく普通においしいですけどね^^。

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そして最後は調布。古代、租税として朝廷に納められた手織の巻布「調布」に似ているところから命名されたお菓子だそうですが、やわらかい求肥(ぎゅうひ)をカステラ生地の薄皮で巻いたお菓子で、これがなかなかに美味しい。割と定番的なお菓子なのでしょうが、男性は結構こういうの好きなんじゃないかなー、という感じのお菓子ですね。

あ、そうそう、こんなのもありました^^。

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駅の構内にある、いちごゼリーのお店。いくつかの種類のいちごで同じお菓子を作っていて、食べ比べも出来るようになっているという面白いお店でした。ちなみに確か \400 前後だったと思いますが、大粒のいちごが激しくうまうまー、という感じ。ムースタイプのものは、下の方にはオレンジも入っていて、最後まで飽きずに楽しめるのもよかったです。

それにしても、こういうお菓子をちょっとずつ味わえるのは嬉しい限り。JR もなかなかやるなー、と感心してしまいました。や、バラ売りだといろいろ買える楽しさがありますからね^^。

先日、本郷氏のところでノート PC が壊れたという話を聞いていたのですが、不幸は重なるものなのか、私のうちのマシンも一台が起動不可に;。まあサブマシンということもあって急いで復旧する必要もなかったのですが、ちょっとファイルをサルベージしたくて調べてみたところ、Windows Home Server では、過去のバックアップ履歴からファイルを取り出す機能が提供されているのですね。

使い方は簡単で、Windows Home Server のバックアップ画面を開き、サルベージしたいバックアップを選択して、ファイルを復元または表示するだけ。

WHSRestore

おおお、これは便利^^。
というかこういう形になるのかー、と感心。

ファイルの手動復元を選ぶと、過去のドライブの状態がネットワークドライブの形でマウントされるのですね。で、そこから手動でファイルをひとつずつ取り出して復元することができる、という仕組み。これはむちゃくちゃ便利じゃないですか^^。これ、単なるハード障害に対するバックアップだけではなく、ユーザの操作ミスでファイルを消してしまった場合も復元ができるわけで、こんなに便利なものだったのかと感心してしまったり。(← シャドウファイルでもある程度はできるのですが、こっちだったら Home Edition のマシンでもできますからねぇ^^。) バックアップは一日一回、夜中に自動的に行ってくれている(スリープ状態からも勝手に復帰してくれてバックアップしてくれる)のも嬉しいところで(もちろんパソコンがネットワークにつながっていることは必要ですが;)、ユーザ側からすると手間なくハード障害に対応できる、というのが便利なところ。

最初に導入したときには半信半疑だったのですが、これほど便利なものとは思っていなかった、という感じ。Windows マシンが数台以上ある環境だったら、導入しても決して損はないと思えます。せいぜい 4 万円ぐらいで購入できてしまうので、マシン障害が怖い、という方にはちょっとお勧めしたい感じですねー、これは^^。

というわけで後楽園では失敗したのですが、せっかく岡山に行ったからにはおいしいものを……! というわけで攻略してきたのはこちらのお店。

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駅前近くにある小料理屋、竹浜。年配のご夫婦が二人三脚で営まれている小料理屋さんで、いかにも昔ながらのお店という感じの一軒。最初に入ったときには「う゛、なんかヤバいとこ入った?? このお店、大丈夫??」と心配になりましたが;。

とりあえず熱燗を一合頼んだら、おすすめされたのがこちらのママカリ。

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ままかりとは岡山県などの瀬戸内海の沿岸で取れるニシンの小魚。酢漬けにして食べるのが基本だそうなのですが、これは確かに美味しい。マイルドな辛みの辛子酢味噌との相性が抜群で、これはお酒によく合うなぁ、という感じ。さすが「飯借り」(隣の家からごはんを借りてきてしまうほどに美味しい)と言われるだけのことはあります。そして本命は鰆丼

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こちらは鰆のづけ丼なのですが、漬け具合が恐ろしく見事でめちゃめちゃうまうま。とてつもなくシンプルな一品なのですが、鰆ってこんなに美味しい魚だったっけ??と思うほどびっくりな味でした。半分食べたら、残り半分はお茶漬けにしていただくのですが、こちらもまた味わいが変わって見事。いやー、ごちそうさまでした。

それにしても笑ってしまったのは、「鰆ってこんなにおいしい魚だったんですねぇ」という私の言葉に対して、女将さんが「本当においしい鰆が食べたければ、生のお刺身を食べなくちゃダメよ」と返してくれたのですが、横から大将が「おい、オレの漬けは美味くないっていうのかよ」とツッコミ(笑)。思わず吹きそうになってしまうやり取りでしたが^^、そんなゆったりした雰囲気のご夫婦の様子を見ているだけでも心が和むというもの。決して綺麗なお店というわけではなく……というか昭和を彷彿とさせるお店で;、カウンターにはいろいろと荷物が乗ってたり、とツッコミどころ満載のお店ではあるのですが;、でもこういうまったりした雰囲気のお店、私はかなり好きですねぇ^^。また機会があったら訪れてみたいものです。

というわけで、岡山城を訪れた後は、引き続いて日本三大名園のひとつ、岡山後楽園を襲撃。金沢の兼六園は行ったことがあるので、これで 2 つ目の襲撃になります。アクセスとしては、岡山城の裏手から橋をわたったすぐのところ。裏手の門から入ることができます。

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さてさて、どんな景色が広がるのかな? と思ったわけですが。

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しょ、しょぼーーーん;;。
うわー、まるっきり枯草しかないわけなのですが;;。しかもメンテ中かよ、おい;;。

いやまあちょっと考えてみれば普通に当たり前なのですが(苦笑)、そりゃそうだよねぇ、今は冬だもんねぇ、という感じ;;。単に枯草だけならそれはそれで風情があったのですが、メンテナンス中だったというのが痛いところ。ブルドーザーとか入ってるのを見るとさすがにしょんぼりします;;。

実際に緑があったら本当に綺麗な庭園なのだろうなぁ、と思わせる光景がいろんなところにあっただけに、激しく残念な感じではありました。

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でも唯一面白かったのは、流店(りゅうてん)という建物。

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この建物、中央に水路を配した建物で、当時は休憩所として使われていたそうなのですが、なかなかに風情があるという印象。当時としてはきっと画期的な建物だったんだろうなぁと思いますが、ちょっと面白いですね。そんなわけで帰りは正門から脱出^^。

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それにしても、ここは本当にシーズンに来たいものですね^^。当時の時代に思いを馳せるに、果たしてこれだけの庭園を造って維持するのにどれだけの労力が使われたことなのか。まさに贅の極みとしか言いようがないなぁという印象。まあおそらく来る機会はないのだろうなぁと思いつつも、でも一度は一面緑に覆われたこの景色を見てみたいものだと思いました。

や、先日、岡山出張があったのですが、なにげに岡山は初上陸。たった二日間の出張だったのですが、まあなかなか来る機会がない場所で次に来るのがいつかも分からない……ということで、さくっと観光に行ってきてみたり。岡山の市街地の観光地となると、事実上、岡山城と後楽園の二か所しかないので、まずは岡山城を攻略してみたりしました。駅からはバス、路面電車、タクシーの三択ですが、バスは意外に本数が少なく、路面電車からは結構歩くので、時間がなければタクシーがおすすめかもですね。

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岡山城……といってもそんなに大きい城ではなくて、全体としては割と小ぶり。けれどもお城としてはかなり古いものに属するらしく、南北朝時代(1350 年頃)に築かれたものなのだとか。階段をサクサクと登っていくと、真っ黒に塗られた天守閣が現れます。カラスのように真っ黒なので、烏城(うじょう)とも呼ばれるのだとか。

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中は……というと、思いっきり近代化されていて;、階段はもちろん、なんとエレベーターまで設置(苦笑)。や、もう風情も何もあったもんじゃなかったり。まあ観光の都合上、仕方ないんだろうとは思うのですが、当時の面影がよく分からないのはかなり残念ではありますね。天守閣の一番上まで登りましたが、まあ天守閣の狭さだけはなんとなくわかるかなー、という感じでした。ちと残念;。

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ちなみにこれ以外にも、大名かごがあったりお雛様があったり(季節柄?)、それなりに展示は充実していました。それにしても江戸時代のお雛様なんて初めてみましたが、まったくかわいくないですねぇ;。……というかむしろ怖い;;。

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ちなみに、裏手から見た岡山城は下の写真ですが、こちらの方が見栄えはありますね^^。

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大人になってから訪れたらそれなりに発見もあるかなぁと思って行ってみたわけですが、意外に新たな発見はなかったです;。ま、そんなもんかも;;。

というわけで、こんなものを買ってみた^^。

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ええっと、ワイヤレスキーボードとマウスのセット。自宅の 42 インチテレビにパソコンを HDMI 接続したのですが、パソコン自体は離れたところにあるのでワイヤレスキーボードが欲しかった次第、だったりします。こちらはマウスとキーボードがセットになっているのですが、セットになっているものだと本体側に取り付ける USB デバイスが一つで済むというメリットがあること、またこの製品だとかなり安いのでさくっと購入してみた次第。

使ってみた感想としては、予想以上に便利で、しかもこの値段にしてはよく出来ている。キーボード自体はかなり軽いのですが、キータッチには相応の重みがあって打ちやすい。難点としては、キーボード右側のテンキーやカーソルキーのところに隙間がないために、ブラインドタッチをする際にキーの場所を把握するのが難しいということ。まあこれは慣れの問題なのでしょうが、そんなに頻繁に使わない私にとってはなかなか慣れません;。

それにしても、キーボードとかもずいぶんと安くなったものですね。私は未だ、昔から使っている COMPAQ の PS2 キーボードから抜けられないのですが、サブマシンなどはこうしたキーボードで十分ですねぇ。

ううっ、つい衝動買いをw。

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ええっと、HP ProLiant ML110 G5。HP(旧コンパック)のサーバマシンなのですが、最近はサーバマシンがなにげにかなり安価に叩き売られていることが多く、この ML110 G5 の場合は NTT-X ストアで \11,980。私が買ったときには \3,000 のクーポンがあったので、実質 \9,000(しかも送料込)という、かなりびっくり価格なマシンだったりします。

ざっとしたスペックは、Intel Celeron 440 (2.0GHz)、1GB ECC メモリ、160GB SATA HDD、Gigabit Ethernet といったところ。ケースはミニタワー型で、静音マシンとしても使えるよ~、という情報もあり、さくっと購入してみた次第だったりします。さてはて、その実際の使い勝手は……?

というわけでまずは開梱。サーバマシンを自宅で購入するのは初めてでしたが、外見は通常のデスクトップマシンと大差がないです。Made In Tokyo というシールが目立つ場所に貼ってありますが、東京で製造ってマジか……状態;;。写真にはありませんが、キーボードやマウスも普通に添付。\9,000 ともなると、キーボードやマウスの値段もバカになりません(笑)。

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そしてケースの中身。さすがメーカー製かつサーバ用途、中身の作りがしっかりしています。HDD 増設などが非常にしやすい作りになっているなぁという印象。CPU クーラーもなにげに静音型のもの(タワー形状の大量金属板)がそびえたっていて、このクーラーだけで普通に買ったら \4,000 ぐらいするんじゃ??という感じ。電源容量は 385W、サーバ用途であれば十分な容量ですね。

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ちなみに、これだけ安いとケース+CPU クーラーのために \9,000 出してもいいような気がしてくるところですが、残念ながらそうはいかず;。最も致命的なのは、マザーボードのリアパネルが取り外し方式になっていないこと。このため、端子形状の違うマザーボードの取り付けができません。これが出来たら最強だったんですが、まあそういう用途じゃないですね(笑)。

……とまあこの辺まではよかったのですが。
いろいろとワナが;;。

まず最初にひっかかったのが、なんとサウンドがない。いやいや、サーバ用途なので確かにサウンドは要らないってのはその通りかもなのですが、さらに驚いたのが VGA 端子。アナログ Dsub 15 ピンはあるのですが、DVI 端子や HDMI 端子がない。しかも GPU がなんと Matrox G200e。いやいや、Matrox なんてホントに久しぶりに聞いたメーカー名でしたが、ドライバインストールしたときに出てきた名前を見てびっくりしました。

がしかし、この Matrox G200e がとにかく曲者。なにしろ VRAM が 8MB しか搭載されていない(ってかいつの GPU カードだ....;)ので、1024x768 の 16 ビットしか表示できず、しかもとてつもなく描画が遅い。その遅さたるや、Explorer がかろうじて操作できる程度で、他はさっぱり……という感じ。いやいや確かにサーバマシンだけど、ここまでやっちゃダメだろう、という印象。ってかなんで Intel のオンボードチップじゃないんだとツッコミたくなります;。

確かに超激安サーバって、とにかくコスト削減に削減を重ねて安くするものですが、それにしてもここまでとは思っていなかっただけに正直びっくり、でした。……まあこういうスペックだからこそ \9k ぐらいで叩き売られてしまうのでしょうが、いやー、それにしてもびっくりしましたよ、ええ;。

えと、Web 拍手で、水月のインプレを再掲して欲しい、という方がいたのですが、もしよかったら捨てアドでも構わないのでメールいただければ送ります~;。実は手元にはファイルが残っているのですが、Web にアップロードするには加工がちょっと必要で時間が取れず、という;。

申し訳ないですがよろしくお願いします~;。

さてさて、東京と関西で大きく違う食べ物のひとつにうどんがあります。最近ではようやく東京でもそれなりにおいしいうどんが食べられるようにはなってきましたが、それでも関西圏のうどんに比べると雲泥の差。そんなわけで、先日、大阪出張の折に立ち寄ってきたのがこちらのお店。

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ええっと、梅田 はがくれ。大阪ではかなり有名なうどん屋さんで、今から 7~8 年ぐらい前に大阪出張の折に連れて行ってもらったときに生醤油うどんを食べて激しく感動したのですよね。で、久しぶりに食べたいなぁと思って襲撃してみた次第、だったりします。注文してみたのはぶっかけという、様々な具材がトッピングされたうどん。

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でもって食べてみたわけですが……う、うむむ? 正直イマイチ、という印象;。出汁などはそれなりに美味しいのですが、なによりうどんのコシがイマイチ。ちょっと煮すぎたのか、それとも引き締め方がうまくないのか、どちらにしてもうどんの腰がくだけてしまっていて、これはかなりイケてない;。

今回襲撃したのは本店ではなかったのですが、なんかホームページを調べてみると、わざわざ席数を絞って味を維持しているという話があるほど。うーん、これはもしかしたら本店じゃないとダメなのかもしれませんね;。店主が言うように、うどんは釜揚げのタイミングと冷水で締めるタイミングこそが命らしいのですが、ちょっと大きな支店だとこれは実現できないのかも、ですね。ちょっと残念でした;。

この blog、割と結構好き勝手に書いていることもあって、ダメな作品には平然と「ダメ」って書いちゃうわけなのですが;、そんなスタンスを取っていると必ずと言っていいほど出てくるのが「そこまで書かなくてもいいじゃないか、もっと気楽に楽しんだらいいじゃないか」という意見。その多くは匿名投稿として送られてくるのですが、星の数ほど blog が出来たり Twitter に移行しているせいか、最近はあんまり見かけていなかったのですよね。が、数日前に久しぶりにそんな書き込みがあったので、たまにはこれに関して書いてみてもいいかな、と思ったり。や、割と大切な話なんじゃないかなー、と思ったりするので。

■ 「プロ」に対するリスペクト

作品に対して辛辣な意見を述べる人に対してよく言われる意見に、「あなたに同じものが作れるのか? 作れないんだったらそんな偉そうなこと言うな」というものがあります。が、そもそもこれは的外れ。なぜなら、それはクリエイターをプロと認めていない(今回のケースで言えば、麻枝氏をプロと認めていない)ことになるからです。

プロとアマの境界線は明確なものではありませんが、その線引きのひとつに、「その仕事を生業とし、お金を稼いでいるか否か?」というものがあります。要するに、趣味なのか、お仕事なのか、というもの。私も(業界こそ違いますが)普段は一人のプロとして、お客様に接してお金を頂いているわけですが、そうした仕事をする中で、「自分の言っていることややっていることを理解できない・楽しめないユーザ(お客様)が悪い」と考えることはありえないことです。というか、万が一にもそんなことを考える人(=自分の能力不足・努力不足を棚に上げて相手に責任転嫁するような人)はプロ失格、あるいは三流としか言いようがない。

プロフェッショナルというのは、相手に理解してもらう、楽しんでもらうために腐心するものであり、そしてそれと同時に、自分のモラルやメッセージ、考えをいかに伝えていくのかにも腐心するもの。自分を押し出すだけでもダメだし、かといって相手に迎合するだけでもダメ。そこをいかに両立し、バランスするか? そこにプロフェッショナルとしての腕がある。

出された料理に対して、「あなたに同じ料理が作れるのか?」「文句を言うんじゃなくてもっと気楽に楽しんだらいいじゃないか?」というのは、一見正しそうに見えますが、それは一方で、クリエイターたる料理人を貶めている発言である、ということを肝に銘じるべきだと思います。(余談ですが、そういう意味でクリエイターの名前を間違えて書くのはそもそも論外です;。)

■ 批判と非難の違い、意見を発信する側としてのモラル

さて、上に書いた考え方は、一見すると「ユーザ側はお金を払っているんだから、何を言ってもいい」という、ある種のクレーマー的な発想に見えるかもしれません。が、もちろんそういうわけではないと思います。やはり、ユーザ側(お客様側)にも、一定の節度やモラルは当然求められるべきだと思います。

ではユーザ側のモラルや節度とは何か? それは、批判をするなら筋の通った批判をすること。よく、「批判」と「非難」は違う、と言われますが、これがまさにそれ。自分の立ち位置や考え方を示し、ひとつの意見として批判を述べること。もちろん、それが作者の意図と合致しているかどうか……はどこまで行っても分からないものですが、例えば面白くなかったというのであれば、なぜ面白くなかったのか、つまらなかったのか、そう感じた理由や論拠を出来る限り分かりやすく書くことが必要なのだと思います。

私の場合、blog やインプレを書くにあたって気を付けていることは、少なくとも作品をしっかり理解した上で意見を述べるようにすること。それは、褒めるにしてもそうでないにしても、です。前者の例としては CLANNADCROSS†CHANNELSense Off智代アフター ~It's a Wonderful Life~Ever 17、後者の例としては Steins;GateRemember 11、あるいは取り上げられているリトルバスターズ!などを思い出しますが、それは私にとってのクリエイターに対するリスペクトの一環であると同時に、クリエイターとの真剣勝負でもあるのです。

■ 作品に合わせた "TPO" 的な批評

……とまあ、これだけあれこれ書いてきても、おそらくまだ変わらず「そんなにぶつぶつ言わなくてもいいじゃん、もっと気楽に楽しもうよ、いや楽しめないなんてかわいそうに;」といった意見を述べる方はいると思います。いやまあ、気持ちは分からなくもない部分もあるのですが、一方で、いつでもどこでも融和路線的な、日和見的な意見を振りかざして議論をやり過ごそうとするのは、時として必要とされる真剣さが足りないんじゃないか?と思うことがあるのです。

というのも、私だっていつでもどこでも真剣勝負ばっかりしているわけじゃない。PSP 版オレイモをプレイしている時には、頭の中をからっぽにして黒猫と全力でいちゃいちゃして楽しむに決まっている。それはある種の TPO。あらゆる作品が真面目に批評されるべき、というわけではない。けれども、メッセージ性の強い作品であればそれに合わせた楽しみ方や批評が必要だと思うし、作品の特性によらずにいつでも「気楽に楽しもうよ」というのは違うんじゃないか、と。

作品が目指す方向のベクトルに合わせた楽しみ方や批評というものは確かにあり、それに合わせることが大切、だと思うのです。

いつでも殺伐とした批評をしているのも困るけれども、だからといって、いつでもニコニコしながら日和見的な意見ばかり述べているのも違う。時として、真剣になって本気で作品に向き合わなければ、得られない理解や気持ち、感想もあると思うのです。

だから、こういうインプレに関して、「そんなぐだぐだ言わずに、もっと気楽に楽しめばいいじゃないか」という意見を投げてくる人に問いかけてみたい。「あなたは本気で真剣に、人生のすべてを賭けるぐらいの気持ちで何かの作品と向き合ったことがありますか?」と。そして、そうしたものを通して得られる「何か」が、どんなものなのかを知っていますか? と。時として、そういう取り組みが必要になることもあると思うのです。

もちろん、それは「私の」作品の楽しみ方であって、それは別に唯一正しいものでもないし、人によっては「どんな作品も気楽に楽しみたい」という方もいるでしょう。それはそれで別に OK。けれども、「楽しまなくちゃダメでしょう、楽しめないならプレイすべきじゃないでしょう」とまでなると、それはさすがに違うだろう、と思うのですよね。

■ まあでも結局のところは。

……と、あれこれ書いてきたわけなのですが、まあ今回の話、実はもっと単純な話で、この書き込みも含めて、

「自分は面白かった、楽しかった。けれどもなんか Web 見てたら自分と違う意見や批判があった。気に入らん;。」

という、ファン同士のぶつかり合いでしかないんじゃないかと思います;。や、まあ実際そういう気持ちは私にもあって、自分が楽しめた & お気に入りの作品に関して、的外れな非難をしているページとか見かけると、「ちょ;;、それは違うだろう;;」と言いたくなる気持ちとか、潰したくなる気持ちはやはりあるというもの(苦笑)。まあ、人間ですから、そういうのはやっぱりあると思うのです。や、そんなに度量がある人間でもないので;。

とはいえ、「作品に対しての感想は人それぞれ」。当たり前ですが違うのですから、楽しめない人がいたという事実も認めなくちゃいけない。自分と違う意見の人についても、認められる度量の広さを持ちたいものです、はい;;;。難しいんですけどね;。

というわけで、今日(というか昨日)は結婚記念日。ふと気づけばもう一年も経ってるのかー、という感じなのですが、そんな自分は悲しきことに出張続き;。まあ幸い、今日は帰ってくることができたのですが、明日もまた早朝から日帰り出張だったりして、なんとも忙しい日々続き;。

どうしても年度末が近くなると忙しくなって当然っちゃ当然なのですが、それでもやはり出張してると家が恋しくなってしまう自分に改めてびっくり。や、最近は同僚から「まちばりさんもあんまり残業しなくなったんですよ」とツッコミを受けましたが(← 実体としてはそんなに残業時間は変わってないのですが;)、まあ周りにそう誤解される程度にはサクサクと家に帰るようになったんだなぁと思ったりします。……うーん、仕事三昧だった数年前の自分を考えるとちょっとびっくりしますが;、それだけ Happy Life ってことなんだよなぁと改めて思う次第。帰りたくおうちがある、というのはやっぱり幸せなことです、はい^^。

……でもまあ、ヤフオクでついこんなものに手を出してしまうのはお約束ですw。

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ぜんぜん成長してないとかゆーなw。
いやまあ、オタクはなるものじゃなくて、生まれるものですからねっ。(ぉぃ)

まあなにはともあれ、今週もあとちょっと、がんばりまっしょい~!

というわけで先日の話ですが、実家に帰ってこちらを設置。

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ええっと、これ、DELL の液晶モニター U2311H。実は実家で妹の PC が古くなりすぎているという話があり、さすがにちょっと怖いのでそろそろ入れ替えたい……ということだったのですが、パソコンもさることながらモニターもちょっと17 インチの SXGA だと厳しいよね、ということで買い換えた次第。当初は NTT-X や amazon.co.jp あたりで \19k ぐらいの三菱のモニターの購入を検討していたのですが、ふと夏のこたつさんにこちらの液晶モニターの話を聞いたことを思い出してさくっと注文。

液晶モニタには、大別すると TN 方式、VA 方式、IPS 方式の 3 通りがあるのですが、これらの中で最も画質がよいと言われているのが IPS 方式。色度変位が小さい(要するに横から見ても色が変わらない)という特徴があるのですが、IPS 液晶は一般にはかなり高価。たとえば EIZO で IPS パネルとなると、かなり高い製品しか使っておらず、軽く \100k 近くしてしまうのですよね;。けれども DELL のこのモニターは、IPS パネルとしてはかなり安く、価格.com で \26k 程度。法人モデルなどをうまく使うと、実質 \19k ぐらいで購入できてしまうので、だったらこれしか! ということで購入した次第、だったりします。届くのに時間がかかるかと懸念してましたが、ものの数日で届くワナ^^。

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そしてこのモニタのもうひとつのウリはこの液晶スタンド。上下スライド、上下左右振り向き、さらには 90 度回すことも可能という優れもので、いやはやこれは恐ろしくよく出来ている、という印象。

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実際に映してみましたが、いやはやこれが DELL のモニターなのか!とツッコミを入れたくなるほど(失礼)、とにかく綺麗な映りに衝撃(写真は iPod touch で撮影したのでひどいですが;)。とても \20k とは思えない映りに驚きました。いやはや、これは確かに割安なモデルですねぇ。というかうちにももう一台欲しくなってしまった……(← 置き場所ないです;)

というわけで、激安液晶モニタを探している方にはおすすめな一品。ぜひチェックしてみてください。

今日はこちらのインプレをひとつ~。

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ええっと、XBOX360 の KINECT コントローラ専用ソフト、KINECT スポーツ。Wii もそうですが、この手のコントローラはやはりスポーツものが定番だなぁという感じ……なのですが。

これは面白い。
というか激しくびっくりするほど面白いのですが^^。

ボクシング、陸上、サッカー、ビーチバレー、ボウリング、卓球などが入っていて、とりあえずビーチバレーをやってみたのですが、確かにこれは Wii ではできないゲーム。プレイしてみてああなるほど、と納得したのですが、要するに Wii ではジャンプアクションを実現できないのですね。ジャンプしてアタックを決め込むというプレイが予想以上に楽しくて、思わず奥さんと二人で白熱するワナ。いやー、これプレイするためにソファを一時的にどけてしまいましたよ、ええ;。

今さらスポーツゲームなんてねぇ、ぐらいに思っていたのですが、予想以上に楽しい一本。なかなか自宅で環境をそろえるのは大変だと思いますが、店頭で見かけたらぜひ一度、トライしてみてください。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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ええっと、丁葛(ちょうくず)。奥さんの実家の静岡の名産品のひとつで、いわゆる葛湯(くずゆ)。私は葛湯なんて滅多に食べない……というより食べた記憶がないのですが;、奥さんのおかあさんからいただいたので早速食べてみることに~。

作り方は簡単で、まずカップをお湯で温めておき、そこに粉を入れます。

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そしてお湯を注いで、ねるねるねるね~♪ と練りまくり。

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以上でできあがり~、なのですが。
これが激ウマ。ってかめちゃめちゃ美味しいのですがwww。

いろいろと変わり種があるところが嬉しいところで、プレーンタイプだけでなく、お茶や小豆などもあって、これが激しくおいしいのですよ^^。調べてみたところ、全国菓子大博覧会 内閣総理大臣賞を受賞している……らしいのですが、まあなんにしてもうまうま^^。私の奥さんは、風邪をひくといつもこれを食べさせてもらっていたらしいですが、まあこれが食べられるのなら仮病してもいいかなー、という感じ(ぉぃ;。今度、静岡に遊びに行ったときにはおみやげとして使いたいものです、はい^^。

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