2013年6月のアーカイブ

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というわけで最後は写真いろいろな話を。

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やはり Disneyland といえば写真撮影がかなり楽しい場所。今回は、最近使い倒している D5100 + 18-105 レンズを投入して挑戦してみましたが、いやー、なかなかに面白かったです。

せっかくなので、ということで、ちょっと今回初めて頑張ってみたのが、Lightroom による補正。実は Lightroom は以前から持っていたのですが、真面目に使ったことがなくて、せっかくだしちょっと使ってみるかなーと。で、何枚か補正してみたりしましたが、いやはや、これがなかなかにびっくりだったりします。

例えばこの写真。ポジション取りが悪く、もう逆光になっちゃっててどーしよう;、という感じなわけですが。

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補正してトリミングするとこんな感じ。いやー、びっくりするぐらい補正できます。逆光なんてなんのその^^。

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RAW データから補正すると実はかなり補正できる、というのを知らなかったのですが、いやはやここまで起こせるものだとは思ってませんでした。こうなると頑張ってみたくなるのがやはり夜のパレード。こちらも少し頑張ってみました。

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ちなみに設定は、だいたい f/3.8、1/25sec、ISO-800 ぐらい。シャッター速度固定で連射しながら流し撮りし、ブレていない写真をピックアップしてみたのですが、RAW データから補正すると結構きれいに出せるのでびっくり。まあ歩留りは決して高くはない(だいたい 20 枚に 1 枚ぐらい?)のですが、綺麗な写真はこんなふうに頑張らないと撮影できないものなのでしょうねぇ^^。

続いては食べ物な話をいろいろ~。さすがに Disneyland、なかなかに面白い食べ物があります。

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まずは 30 周年の記念グッズつきアイテム。マグカップつきのプリンとかですが、面白かったのは、アイテムが汚れないように工夫されているところ。例えばマグカップであれば、プリンが直接入っているのではなくて、内側にもう一層容器が入っている形になってたりします。さらにはレジでプチプチまでくれたりするあたり、よくわかってらっしゃる、という感じ(苦笑)。この辺はさすが Disney Quality ですねぇ^^。

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続いてはお昼ご飯。ミッキーの手の形をしたふかふかサンドもなかなか面白かったですが、特筆すべきはミッキーの形のゆで卵。作り方はかなり厄介らしく、まず黄身と白身を分離、そのあと黄身の部分だけを茹でて整形したのち、専用の器具で白身を流し込んで作り上げるとのこと。.ミッキーの形は作れないものの、類似品は世の中に存在しているようで、いやはやなかなか面白いものがあるのですね。

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続いておやつのポップコーン。ご存じのとおり、パーク内にはいろんなフレーバーのポップコーンが存在しており、お目当てのポップコーンをわざわざ買いに行く、というのが定番なのですが、今回の狙いはポップコーンシーズニング。+\100 で 2 種類の粉を買うことができるのですが、キャラメル味のポップコーンを 1/3 食べたあとに一つ目の粉を入れるとバナナ味に。さらに 1/3 食べたあとに 2 つ目の粉を入れるとガラムマサラのスパイスの効いた味へと変化。びっくりしたのは、前の味が完膚なきまでに消え去ることで、ここまで変わってしまうのかとかなりびっくりしました。これまた面白いものを考えるものですね。

そして最後は思わず笑ってしまった一品。

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リトルグリーンまん。TOY STORY に出てくるエイリアンで、オリジナルの名前はリトル・グリーン・メン。この辺のネーミングセンスも抜群なのですが、なによりこのクォリティの高さはいったいなんなのかと小一時間www。

しかし本当にすごいのはここから。

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ぶにょっ。

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ちょwwww。
シュ、シュールすぎるwww。っつーか思わず吹いたwwww。

果たしてこのビジュアルまで想像して作ったのかどーかはわかりませんが、むちゃくちゃ大笑いしました^^。なんつーものを作るんだと小一時間www。ちなみに中身はカスタード、ストロベリー、チョコレートがひとつずつ。無駄に懲りすぎです^^。

ちなみに購入場所はスターツアーズのお隣の建物の 2F にある、ちょっとした休憩カウンターみたいなところ。調べてみたら、ディズニーシーでも普通に売ってるみたいですね。……それにしても今回の食べ物類、私はひとつも探してなくて全部嫁が探してきたのですが、こういう食べ物類の索敵は我が嫁ながら恐ろしく精度が高いですよ;。ええ;;。

さてはて、TDL は久しぶりということもあって、今まで乗ったことのないアトラクションにもいくつか挑戦してみました。

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まずはシンデレラのフェアリーテールホール。その昔はシンデレラ城ミステリーツアーをやっていた場所ですが、現在はアトラクションを変更して、シンデレラにまつわる様々なアートを見せるギャラリーに変わっていました。が、これがなかなかにすごい。

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圧巻だったのは、シンデレラのストーリーを紹介する数々のアート。折り紙で作られているもの、金属で出来上がっているもの、木彫りの彫刻など、様々な素材を使ってシンデレラのシーンが表現されており、一点一点非常に見応えがあります。正直これは子供向けというよりも大人のためのアートギャラリーという感じでしたが、そこはディズニー、ちゃんと最後には子供たちにも嬉しい仕掛けが。

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最後の壁の絵の前でフラッシュ撮影をすると、壁に埋め込まれた素材で光が反射し、ピクシーダストのような魔法の光が映り込むという仕組み。単純な仕掛けではありますが、こういうのは親子連れなどだと楽しいところでしょうね。

続いては、ファンタジーランドにできたアトラクション、フィルハーマジック。

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こちらは WDW と香港にあるアトラクションで、私も WDW では見たことがあったのですが、国内のは初めて。さてはたしてどんな感じかと期待してみたわけですが、完全にそのまんまでした;。オチまで含めて完全に同じでしたが、ちょっと残念だったのは映像のクォリティが今一つ高くないということ。内容面という意味ではなく、技術的にちょっと古いせいなのか、映像が今一つ綺麗に見えないのですよねぇ。最近は 3D 映像技術はかなり進化しているだけに、どうせなら同じ内容でも画質をクォリティアップして再作成してほしかったというのが本音なところ。15 分程度のショートアトラクションですが、一度は見てみる価値があるかと思います。

そして最後は、今回の 30 周年に合わせてリニューアルされたこちらのアトラクション。

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STAR TOURS – The Adventures Continue。かなり昔からあるものの、最近は私も久しく乗っていなかったアトラクションだったのですが、リニューアルされたとあっては乗らないわけにはいきませんw。

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ウェイティングレーンからかなり大規模な改修がなされており、なかなか凝った作りに。今回のスターツアーズは、映像が 3D 化されたことに加えてランダムでストーリー展開が変更されるようになっているとのことで、2 回乗ってみましたが確かに異なる展開に。非常によくできているなぁとは思いましたが、半面、展開によっては中途半端な話になってしまうという問題もあり、以前のように無意味にデススターに突っ込んでいくようなアツい展開にはならなかったのがちょっと残念なところ。加えてどうもこのアトラクション、私は酔ってしまうという問題もあって、うーん、再訪はなかなかないかも;、という感じでした。とはいえ、なかなか面白いのは確かなので一度は行ってみるとよいと思います。

というわけで、激しくかなり久しぶりな感じですが、こちらに遊びに行ってきましたよ~?

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浦安にある夢の国、Tokyo Disneyland。いつから来ていないのかまるで思い出せないほどですが、ちょうど 30 周年ということに加えて、最近仕事が忙しくてやってられん! ということで、手近なリフレッシュのためにやってきた次第だったりします^^。金曜日とはいえ平日なので当然大丈夫だろう、と思ってやってきたわけですが、意外に混雑してました。スプラッシュマウンテンで最大 120 分待ちぐらい? 週末ということもあって、アフター 6 で入ってきたお客さんも多かったようで、夜の帰りがけになっても絶叫系ライドから人が途絶えることはなかったです。

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普段、TDL に行くのはせいぜい 10~12 時ぐらいなんですが、今回は何を血迷ったのか、開園 08:30 ちょうどに到着するという暴挙に。その理由は、こちらの予約を取るためでした。

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まあおそらくマニアな方であれば今さら説明するまでもないであろう、ディズニーランドの特別クラス、Disney Drawing Class。インストラクターの指示に従って、ミッキーやミニーなどのキャラクターを描いてみましょう、というもの。このクラスは有料なのですが、定員が 1 回 30 名ということもあって予約制。人気のあるコースは朝早くに売り切れてしまうということで、急ぎで行ってきた次第だったりします。初級~中級コースは 30 分で 500 円、上級コースは 60 分で 1000 円という設定。時間枠が設定されているので、その中から予約をかけておくという仕組みになっています。クラスが空いていれば複数コースの予約も可能、ということで、我々は午前中に初級コースをひとつ、夕方に上級コースをひとつ、という形で予約してみました。時間になったら、予約表を持って、エントランス近くにあるディズニーギャラリーという建物にレッツゴーです。

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時間枠は連続しているため、前のコースの人たちが必死になって描いている様子が^^。さてさてどんな感じになるのだろう、ということで午前中のクラスに参加したわけですが、最初のお題はこちら。じゃん!

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絶対無理だろうwwww。
っていうかあんなのどないせいっちゅーんですかっ;;。

……というか、ここに来るべきではなかったんじゃないかという絶望感にさいなまれる中、テーブルの上には紙と鉛筆が;。まあもうここまで来たらやるしかありません><。

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進め方は非常に面白い。スクリーンでインストラクターのキャストさんが、ひとつひとつ丁寧にアタリを取っていくやり方を教えてくれるのですが、このときポイントになるのが、一切消しゴムを使わないという点。消しゴムを使うことなく次々と描いていくことで、迷いなく突き進んでいくことができる仕組みになっています。これは面白い^^。左がスクリーン、右が私の描いているものです。

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……ホントにこれできるのか?? と思ったりしたわけですが、最後はこんな感じ。

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すごい! ミニーに見える!!(笑)
いやこれはちょっとびっくりなんですがwww、状態。

私の方は絵心なんて皆無なわけですが、それでもこれだけそれっぽい絵になってしまうのには激しく驚きました。しかもとても上手いと思ったのは、コース前半戦で少し時間をかけて顔の部分をしっかり描いてもらったあと、後半戦のボディや手の部分は恐ろしい速度で描きあげていったところ。後半戦では脱落者続出でしたが(嫁もついてこられなかった;)、多くの人は少なくともミニーの顔はしっかり描けているので満足して帰れる、という仕組みになっていました。それでも前半戦で脱落しそうな人たちについては、個別に別のキャストがついてフォローアップ。いやー、さすがこの辺は見事ですね。

というわけで前半戦で割と味を占めた我々だったわけですが、感覚がつかめれば上級編もなんとかなるだろう……そう思っていた時代がありました、はい;。では上級編のお題です。

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ちょwwwwww。
なんでフルカラーになってるんすかwwww。

おいおいそんな話聞いてねーぞ、と思いきや、テーブルの上にはご丁寧に色鉛筆まで用意されてます;;。

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……まあもうやるしかないですねー、これは;;。というわけで、頑張ってみます。

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というわけで終了~。

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おおお、なんかそれっぽい???(笑)
かわいいかどうかはともかく、とりあえずミッキーとミニーに見えるじゃないっすかw。

いやー、さすがにこちらの 50 分コースは激しく厳しかったですが(とにかくペースがハンパなくて休む暇もなく一気に進んでいくため)、それなりに絵になるのはかなりびっくりしました。いや~、これは問答無用で面白いです。

人数限定ということもあり、土日はコースの予約を取るのがかなり難しい様子ではありますが、とはいえ一度は行ってみても損はしないコースです。来月ぐらいからは新たな上級編コースとして、チップ&デールも登場予定だとか。30 分とか 1 時間とか座って絵を描くことになるため、園内を歩き回る疲れの実質的な休憩にもなったりします。興味がある方はぜひ一度は挑戦してみてください。

先日、仕事の関係で蒲田に行く機会があったのですが、せっかくなのでと駅近くで美味しそうなお店を探したところ、こちらを発見。

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とんかつのお店、檍(あおき)。ランチよりちょっと早目に行ったので大丈夫だろうと思いきや、11:45 ですでに店外に 6 人ぐらい並んでいるほどの人気店。とりあえず、ノーマルのヒレカツ \1,300 を注文してみました。

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見た目はオーソドックスですが、食べてみるとこれが美味い。とんかつの名店というと、高田馬場の成蔵があるのですが、低温じっくり熟成とは違って、こちらはしっかり揚げてあるような色づき加減。しかし素晴らしいのはその肉の味わい。なんというか、肉本来の旨みがそのまま出ているような味わいがある。ジューシーなわけではないのにここまでしっかりとした肉の存在感があるのは、まるでステーキでも食べているような感覚。しかもこのお店、なんと 5 種類もの塩が用意されており、さらにはお醤油やソースまで。これらを適宜変えながら食べていると、最後まで飽きなく食べられます。いやー、これは美味しい。

なんでもこのお店、SPF (無菌)豚を使っているそうで、要するにあまり火を通さなくても食べられる豚肉を使っているのだとか。関東で最近よく使われている豚なのだそうですが、なるほど最近おいしいトンカツ屋さんが増えているのはそうした豚が増えていることが原因なのかもしれませんね。いやはや、ごちそうさまでした。

ここはまたなんとも珍しいお店を見つけてしまいました;。

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静岡おでんのお店、ガッツ。高田馬場駅前の線路沿いにある一軒で、立席と着席の両方のテーブルのあるお店だったりします。くろはんぺんを使った静岡おでんはかなり有名で、その昔、けろっちゃ氏にごちそうになったことがありますが、こうしてお店が出ているのはちょっとびっくり。静岡出身の嫁と一緒にとりあえず行ってみた次第だったりします。

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感覚的には、気軽に立ち寄れる立ち飲み居酒屋という感じで、どれも結構安い値段で楽しむことができます。おでんも一個 100 円とかなので、気軽な注文が可能。味の方は特筆するところはないのですが;、逆にその気軽さがちょうどいい感じ。サラリーマンがふらっと帰りがけに一杯ひっかけて帰るにはちょうどいいお店な感じですね。また何かの機会に使ってみたいものです。

前々から気になっていて、一度は行ってみたいと思っていたお店を襲撃してきました。

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尾山台にあるケーキ屋さん、AU BON VIEUX TEMPS (オーボンヴュータン)。その筋では超が 3 つぐらいつくほど有名なお店で、奥さんもお母さんもめちゃめちゃお気に入りな一軒だそう。先日の BBQ 大会に持っていくお菓子を見繕うために、せっかくなのでと足を運んだ次第だったりします。

ここの特徴は、生菓子ではなく焼き菓子のクォリティが恐ろしく高いという点。例えば目白にあるエーグル・ドゥースや京橋にあるイデミ・スギノなどはどちらも食べログポイント的にはここと大差ないのですが、どちらも生菓子でないとダメというお店。生菓子=日持ちしない、ということなので、お土産に使うことができないということなのですが、その点、このオーボンヴュータンは焼き菓子が見事なお店のため、まさにお土産にするには絶好の一軒。嫁曰く、絶対に外せないお土産には必ずここを使うと言わしめるほどで、そこまで言われるとさすがに気になります。

ちなみに先日の BBQ 大会用に買ったのはこちらの小菓子セットなわけですが、

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このお店の奥の方にはかなりの種類の焼き菓子があります。とりあえず、適当に見繕って買ってきてみたり。

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早速食べてみましたが、なるほど確かにこれは美味しい。重厚で複雑な味わいは、そんじょそこらの焼き菓子では全く歯が立たないと思わせる出来栄え。特に驚かされたのはカヌレ。いやだって、普通のカヌレとぜんぜん食感も味も違うのですよ。表面のカリカリ感じと中のもっちりねっとり感、なるほどカヌレはこういう食べ物だったのかと知らされました。

それにしても参ってしまったのはこのお店、一人で訪問しちゃったのですよね;。前日まで忙しかったせいで嫁がちょっとダウン気味だったりしたこともあり、SMS を打っても反応がなかったのでそのまま行ってしまったのでずか、実は SMS の遅配が原因だったようで、帰宅後、なんで連れていかなかったのだと泣きつかれるハメに;;。おいおいたかがお菓子屋さんでそこまで言うかー? と最初は思ったわけですが、食べてみて納得、確かにこれはそれだけの価値があります。店員が男性しかいない(おそらくお弟子さんとして男性しか取らないため)という珍しいお店ではありますが、味の方はピカイチ。日本橋にも支店があるようですが、焼き菓子の種類はこちらの方がぜんぜん豊富とのこと。また機会をみつけて来てみたいものです。……ええ、今度はちゃんと奥さん連れてきますです、はい;;。

先日の話ですが、大学からのヲタク仲間で集って、昭和記念公園の BBQ に繰り出してみましたw。

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前日までは雨が降るかと思ってヒヤヒヤしていたのですが、フタを開けてみればうってかわっての晴天に。適度な曇り具合に助けられたところもあり、ちょうどよい天候の中でのバーベキュー大会に。ここはもともと全天候型の BBQ ガーデンで、雨が降っても写真のようなテントの中で BBQ ができるというのがウリのひとつ。加えて昭和記念公園の中にあるせいか、価格設定としても比較的リーズナブルで、機材からなにからセットで借りるとかなりお安く仕上げることができます。

実は BBQ 自体は、参加したことはあれど主催したことはなく、おいおいいったいどーすりゃいいんだと手探り状態だったわけですが、優秀すぎるメンバーのおかげで自分自身は当日はほとんどなにもすることなくぼーっとしているだけで OK でした(ぉ;。いやはや、みんな手際よく自分の仕事を探して動いてくれるのが素晴らしく、特に誰かが役割分担を指示するわけでもなく、なんとなくで流れるように BBQ が進んでいったのが印象的。会社もこうだったらい(ry(ぉ

最後に甘味が出てくるのも、このグループのお約束ですね^^。

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それにしても、仲間内でこうしたグルメ会を初めてから実に約 16 年。やさぐれヲタクグループだった我々が、まさかお日様の当たる場所でこんな健康的なイベントを開催するとは当時は誰も想定し得なかったと思いますが(苦笑)、夫婦や子供連れでそろってこうしたイベントが企画・開催できるのはめちゃめちゃ幸せなことですね。まあ子供が大きくなってくる家が出てくると子供の友達圏での付き合いが増えてくるのでなかなか今のようにはいかないでしょうが、出来うる限りはこうしたつながりを続けていきたいものだと思います。BBQ 大会も、またぜひ企画したいものです。

というわけで、自分の備忘録がてら、BBQ 大会の必要物品一覧を掲載しておきます。(ぉ 今回、行く直前に 100 円ショップで必要になりそうなものを大量に買い込んでいきましたが、やっぱり全部そろっている BBQ ガーデンでも、あると便利なものは結構ありますね。黄色は今回の忘れ物。次回はなんとかしようと思います^^。

分類 内容 数量 BBQ ガーデン 備考
食材 8
野菜 4 1パック追加購入
やきそば 8
冷凍枝豆 1
パン 3 ハーフサイズのパンを 3~4 個ぐらい、アテに。
調味料 味塩コショウ 1 下味用
塩コショウ(良) 1 岩塩、ブラックペッパーなど
焼肉のたれ 1
1
バター 1 炭火でアルミ焼きする場合に便利
飲み物 ビール 4 持ち込み
ワイン 1 持ち込み
ノンアルコール 10 持ち込み
甘味 デザート類 適量 持ち込み
調理器具 コンロ 1
鉄板 1
トング 2
やきそばヘラ 2
まな板 1
包丁 1 パンが切れないので持参した方がよい
スポンジ・洗剤 1 BBQ ガーデンにもあるが、持参してもよい
アルミホイル 1 炭火焼用
保冷バッグ 3 食材保存用
食器類 紙皿(盛り用) 3 落ちた時のために大量に
紙皿(小) 1 落ちた時のために大量に
割り箸 1 落ちた時のために大量に
コップ 3 落ちた時のために大量に
ナプキン 1
ウェットティッシュ 1
ティッシュ 1
什器 テント 1 6m x 3m サイズを 1 つ
テーブル 3 追加で 2 個(もう一個あってもよい)
長椅子ベンチ 2 追加で 2 個、荷物用
椅子 8 人数分は必須
レジャーシート 3 テーブルクロスとして利用、テーブル数分
ガムテープ 1 レジャーシートなどの固定に
ゴミ袋 1 分別用
その他 風対策 1 ガムテープでの代用も可能。
日差し対策 1 テント以外に必要であれば
虫よけスプレー 1

先日の話ですが、代々木にあるこちらの中華料理屋さんを襲撃~。

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ええっと、好来 代々木店。代々木のドコモタワーの隣のビルにあるお店なのですが、クーポン利用で激安でコースが楽しめるという話があり、親族一同揃ってなんと 9 人で襲撃した次第だったりします。確か 4,000 円ぐらいで飲み放題つきだったような? コースメニューは以下の 10 品。

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どれも非常にオーソドックスな中華料理。特筆すべきものはないのですが、飲み放題つきの値段としてはかなり激安。本来であれば 6,500 円ぐらいのコースが値引きされてチケット販売されていたらしいのですが、ごまかすことなくきちんとそのコース料理を出してきているのには感心。食べログなどで見ても、もともとコスパは高いお店のようなのですが、それにしても素晴らしいコスパだなぁと感心してしまったり。

しかしこのお店、悩ましいのはお客さんの入り。場所柄、平日はともかく土日はほとんどお客さんが来ないようで、土曜日に行ったところ、お客さんは実質我々のみ。にもかかわらず、厨房や接客含めて 4~5 人はおり、これは採算取れないよなぁと思ってしまったり。こういうテナントの場合、客の入りにかかわらず店を開けなければならないといったルールがあるためだろうとは思うのですが、それにしてもちょっとかわいそうになってしまったり。同じぐらいの値段ならまた来てみたいかもと思える一軒でした。

今はこんなものまで amazon で買えるのか....;

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というわけで、少し前に 10 年来使っていたホチキスが壊れたので、amazon で新しいものに交換……したのですが、10 号針でびっくりするほど分厚いものに綺麗にホチキスが打てることに感心。うおー、こんなに便利だったとは^^。

しかしホチキスなんてめったに買うものではないので別に調べてもいなかったのですが、最近では針なしホチキスなるものも存在するのですよね。多分この辺を見ていただくとわかると思うのですが、要するに切り抜いた紙をうまく折り返して綴じ込むことで針なしで留めてしまうというもの。あまり分厚いものを留められないですが、それにしても頭いいこと考えるなぁと感心したり。先日、ディズニーランドに行ったときにも、レシートをホチキス留めするのに使っていました。針なしなので、危なくないというメリットもありますね。

こういう昔からあるものも、ちょっとずつ進化してるのですねぇ。地味ではありますが、すごいものです、はい。

というわけで、あいかわらずうちのノンフライヤーは大活躍中だったりしますw。

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いろいろ挑戦してみてわかってきたことは、基本的に衣が厚いものはダメ、ということ。例えばからあげ粉を使ってから揚げを作るときも、衣を薄くつけた方が総じてうまく揚がる。肉本体から出てくる油に衣が浸ってくるからだと思うのですが、味を濃くしたくてつい衣を厚くしてしまうクセがあるので要注意、なんですよねぇ;。他には冷凍の春巻やエビフライなども政策可能なのですが、かなりうまくいくのがフライドポテト。

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左にあるのは、シェ松尾のシーズニングソルトなのですが、これを冷凍フライに振ってノンフライヤーで揚げるとかなりおいしいおつまみになります。ポイントは、冷凍フライをちょっと数分置いて溶かすこと。冷凍されたままで塩を振ってもうまくいかないのですが、表面に水分が多少出てきたところで塩を振ると、フライにくっついてうまく揚げることができます。いやはや、なかなかいい感じ。

それにしてもノンフライヤー、とにかく便利としか言いようがなくて、食事を作るのが面倒なときにとにかく大活躍です。冷凍庫から肉を出して解凍し、ビニール袋のままからあげ粉をまぶしてノンフライヤーに入れるだけ。手間いらずでありながらかなり簡単においしいおかずが作れるのは素晴らしいとか。うちには欠かせないマストアイテムになりつつありますよ^^。

少し前の話ですが、奥さんがこんなものをゲット;。

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ええっと、やきそば、といっても焼きそばではなくて焼き蕎麦;。おいおいなんてもの作るんだ!と思いっきりツッコミたくなりますが;、その名の通り、麺の中に蕎麦粉が練り込んであるのが特徴。しょうゆベースの和風つゆを使っており、和風風味の焼きそばになっている次第。作り方は普通の焼きそばと同じで、お湯を注いで 3 分、さらに水を切ってつゆとかやくを入れて混ぜるだけ。ではでははたしてどんなものかと食してみると。

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むむむ、割と普通(笑)。キワモノかと思いきや、割と常識的な味……でしたが、まあ正直、美味いかといわれるとごく普通、という印象。というか、和風風味な焼きそばという感じで、特に蕎麦を焼いた感じもしないです。まあ、ベースが基本的には焼きそばですからね^^。

しかし奥さんに、なんでこんなものを買ってきたのかと聞いてみたところ、その昔、本当に日本蕎麦を焼いたことがあるのだとか;;。で、ご想像の通り、ぐちゃぐちゃのえらいことになったらしいのですが;、そんな経験からちょっと興味を持ったらしい;。まあ確かに、本当の日本蕎麦では焼きそばは作れないですよねぇ;。

さてさて、ここ一か月ぐらいなかなか blog の書き込みができなかったわけですが、その一因がこれでした;。

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先日の結婚式のデータ整理と焼き増し作業。一眼レフをいじっている身としては、結婚式ほど楽しい撮影会はない(ぉぃ;のですが、なかなか回数をこなしていないので実力が上がらないのも確か。とはいえ今回はなぜか私まで呼んでいただいちゃったので、これは気合い入れるしかなかろう! ということで、以下を持ち込んでみました。

……っていうかですね。
お前らアホだろ;;;。

といいたくなるほどの大量な機材持ち込み;。ぶっちゃけ、会場にたどり着くまでに倒れるんじゃないかと;;。

がしかし、その効果は絶大。上二つを嫁が使い、下二つを私が利用。基本的には写真を奥さんに撮ってもらい、ムービーを私が撮影する、という役割分担でやってみたのですが、これが見事に機能。特に奥さんの撮影した写真が地味に素晴らしい。昨日掲載した写真がそうなのですが、10-24 の広角レンズがこれほどまでに生きるとは思わなかったです。なにより近距離でもドレス全体が撮影できるのですよ。これは 18-105 クラスのレンズでは全く無理で、いやはや、かなり結構なお値段だったんたですが、その価値は十分にあったという印象。

そしてもう一つ特筆すべきは、ムービー作成。結婚式関係で 10 本ぐらいのムービーを、お手軽な Live Movie Maker で作っているのですが、編集のクォリティというかスキルが無駄に上がっているので、結構な出来の作品に。この手のムービーを作るためには、① 素材のムービーを撮影するときには、基本的にカメラを動かさずに撮影する、② ムービーを作るときには、ひとつのカットの長さを 5 秒程度にする、の 2 つを守るだけで、テンポのよい見やすいムービーになるのですが、今回はそれに加えて素材として使うことを意識しながら撮影したので結構うまくいった感じ。いやー、ついには無意味にフルカラーの DVD ケースまで作っちゃいましたよ;

一応、奥様のご実家用と、本人たち用の 2 セットを作って送ってみましたが、いやはやこういう作業は同人誌っぽくて楽しいものです^^。最近は民生品でも結構なものが作れるというのもやっぱりいいものですねぇ。

というわけで 5 月中旬の話ですが、奥さんの幼馴染の結婚式に参列してきました。

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参加したのは湘南にある、茅ヶ崎迎賓館というゲストハウスでの挙式 & 披露宴。ゲストハウスでの結婚式に参加したことはありましたが、海沿いのゲストハウスへの参加は初めて。とにかく天気が心配でしたが、当日は見事な晴天に恵まれて素晴らしい式でしたよ~。写真にもあるように、海側は一面のガラス張り。披露宴会場も非常に高い天井で開放感があり、見渡す限り一面の青空と海の景色に思わず見とれてしまいました。いや~、これはお酒がなくてもよっぱらいそうな感じ^^。

お料理もなかなかに素晴らしい。新鮮な野菜もふんだんに使ったフレンチコースで、どの一皿もおいしくいただきました。フィレステーキも、フォアグラとの組み合わせではなくシイタケとの組み合わせというのが、見栄えはイマイチですがw、適度に軽くて食べやすかったですねぇ。

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そして素晴らしかったのはその進行。来賓スピーチから友人スピーチ、ファーストバイトに友人たちの出し物、そしてご両親への手紙と、いわゆるフォーマット通りの進行ではあったのですが、全体のバランスが非常によく取れていたので、本当にあっという間の 2 時間半。泣きあり笑いありの素敵な披露宴でした。

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このお二人、実は昨年 7 月に私も参加した結婚式で知り合ったとのこと。新郎友人代表、新譜友人代表としてそれぞれスピーチした二人だったのですが、新郎新婦がこの二人をつなぐきっかけを作ったことで交際が開始。静岡と東京という遠距離恋愛だったこともあり、一時危うい時期もあったそうですが、そこは新郎新婦のサポートもあって無事にゴールイン。そんなこともあって、今回の友人代表スピーチはキューピッド役となった新郎新婦を交えての 4 人のトークショーという形式になったのですが、いやはやこんな幸せな話もあるのですねぇ^^。うちの奥さんの友達である新譜の方は、静岡での保育士さんを退職して東京の方に出てきて、今は幸せな二人暮らし。ゆっくりまた話を伺いたいものです。

そんなわけでまずはヲタクな話から。発売日に速攻で読破。いや~、いいお話でした。

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というわけで、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、最終巻 vol.12。第一巻を本郷氏の結婚式で紹介されてから 5 年、ようやく完結した物語なわけですが、いやはや見事な幕引きで感心。途中からはごく普通の兄妹話に変わってしまって、落としどころも割と平凡かつ常識的なところに落ち着いた感はありますが、それでもまあ十二分に読み応えのある作品でした。

……なんですが、amazon の書評を見てびっくり。おいおいどんだけ炎上してるんですかと小一時間(笑)。まあ、炎上する理由もわからなくはないのですが、それにしたって脳髄反射な書評が多いのにはさすがに苦笑い。せっかくなので、ちょろっと書いてみようかと思ったりします。

★ 以下ネタバレなので、まだ読んでない人は読まないことをお勧めします。

ストーリー展開的には、桐乃との話にケリをつけて、黒猫とくっつけて終わるかとも中盤ごろには期待したのですが、最終的には誰ともくっつかない展開になりましたね。amazon では桐乃 END だとか近親相姦 END だとか評している人が多いんですが、おいおいどうやってこれを読んだらそうなるんだと小一時間;。

この物語、ひとことでまとめてしまえば、桐乃が子供の頃に抱いた幼心に折り合いをつけていくという、家族愛のストーリー、なんですよね。

物語の全体像を振り返ってみると、お兄ちゃんっ子だった桐乃が小 3 のときに自分の気持ちを認識し、さらに小 6 のときに麻奈美の余計なひと言のおかげで関係をこじらせていくことになる。本来であれば、仲良し兄妹として過ごしていくうちに、適度に飽きてきて適度な距離感を見つけ出してそれぞれが一歩を踏み出していくのが「普通」なわけですが、麻奈美のおかげでそれができなくなってしまう。努力してどんどん磨きがかかっていく桐乃と、まるで冴えない兄貴という現実的なギャップ。兄貴を軽蔑しつつも、封印したはずの幼い恋心も覚えているという矛盾。桐乃は現実の兄貴に絶望して、バーチャルな世界に耽溺していく……というのが作品の入り口までの流れ。もちろんこのまま二人の道が断絶したまま分かれていく筋書もあったのでしょうが、桐乃は黒猫や沙織といった友達との出会い、そして父親とのやり取りなどを通じて、兄貴のカッコ良さを再認識してしまう。それが、かつて麻奈美に邪魔されたことでできなかったことのやり直し、つまりお兄ちゃんに甘える妹と、妹に甘えられるお兄ちゃんという兄妹としての通過儀礼のやり直し、すなわち二人のこじれた関係の修復につながっていくのですよね。

そういう目線で見てみると、京介はどこまで行ってもお兄ちゃん、なのですよ。この作品、スーパー京介モードのときの独白や行動が中二病よろしくぶっ飛んでいるので誤解しやすいのですが、京介の桐乃に対する目線や行動は、どこまで行っても妹の幸せを願うお兄ちゃん、なんですよね。兄と妹の関係、つまり「お兄ちゃんは無条件に妹を守るもの」、それは普通は普通は兄妹がもっと幼いときに通過しているべきものなわけですが、桐乃と京介の場合、本来通過すべき年頃に本来通過すべき儀礼を通ることができなかった。だから結果としてこんなに話がこじれて大きくなるわけだし、常識人な京介はスイッチを入れてスーパー京介モードにならなきゃ対応できなくなる。けれども結局のところは、最後の恋愛ごっこや結婚ごっこも含めて、京介は兄貴として妹に対して本来昔にやっておくべきことをやっただけに過ぎないのですよ。

ラストシーンを切り出して桐乃 END だとか言う人もいるようですが、いやいやラストを見れば明らかなように、二人は恋人としての対等の目線にはなっていない。京介はラストで桐乃に不意打ちのキスをするわけですが、動揺する桐乃に対してまるで動じない京介とという構図は、結局のところは妹を見守る優しい兄の目線なんですよね。だからこそ最後は、「桐乃が走っていく先には――どんなやつが待っているのやら。」となる。(この辺のセンスの良さは抜群でした。……っつーか、あのラストを読んでどうして桐乃エンドという解釈になるのか小一時間ぐらい問い詰めたい;;;。書くのもアホらしいですが、最後の自己紹介は、未来の桐乃の彼氏に向かってのセリフですよ、念のため;。)

作者の伏見氏が、京介の言動について「桐乃のことは嫌いだけれども妹のことは大好き」と語ったそうなのですが、なるほど言い得て妙。簡単にいえば、京介は桐乃の兄貴になりたかったけれどもなれなかった。それをやり直す物語なんですよ。

兄貴になれていない。だから他の女の子たちとも恋人関係になれない。不幸だったのは、黒猫やあやせ、加奈子といったサブヒロインのキャラたち。黒猫やあやせ、加奈子は京介の「お兄ちゃんとしての頼りがい」の部分に惹かれていくわけですが、本来的に京介がお兄ちゃんになり切れていないのだから、他の女の子と結ばれるはずがない。つまり、他の女の子たちと出会ったタイミング、関係が発展したタイミングが悪いのですよね。一番身近にいる異性である桐乃との関係がうまく構築できた後であれば(=この物語の後であれば)、誰とでもうまくなれる可能性があったはず、なのですよ。もうね、黒猫とかかわいそすぎるとしか言いようが(涙)。(というか、あの黒猫展開ってキャラ人気投票に基づいていたはずなのですが、ストーリーライン的には悲劇のヒロインにしかならないわけで;、かなりあんまりな扱いではないかと;;。作者の伏見氏には物語の着地点は最初から見えていたはずなんですよねぇ。)

そういう目線で見るとわかるのですが、同情の余地がないのが麻奈美;。なんでも京介のことを思って行動してくれるかのように見えていて、実のところは自分の利益中心に動いているという、実は作品中で最も腹黒なキャラ。筋書を振り返ればわかるように、こうなったのも自業自得なのですよ;。他の女の子たちは直球勝負で京介にアタックしているのに対し、麻奈美だけは策略で京介を捕まえようとする。「……うううう! 桐乃ちゃんさえいなければ! 全部上手く行ってたんだよ!」という上から目線な発言からもわかるように、麻奈美の場合、京介と対等な関係が築けない。だからこそ麻奈美にとっては自分の感情をさらけ出して京介にぶつかることが必要になるし、腹パンwも必要になるのですよね。

結局のところ、他の人と恋愛ができるほど、桐乃や京介が大人ではなかった、というのが物語の要点。兄貴になれなかった京介が兄貴としての役割を果たし、兄貴に甘えられなかった桐乃が一度思いっきり京介に甘えることで、幼かった頃の自分の気持ちに踏ん切りをつける。本来、幼いころに通過すべきだった兄妹の儀礼をやり直したことでようやく新しいスタートラインに二人が立つ、というストーリーになっているわけで、いやはや、ものすごくすっきりとしたお話でした。

……とまあいろいろ書いたわけですが、スーパー京介モード含めて書きっぷりや言動が暴走しまくっている上に、京介の捻ったセリフも多いので、表層に踊らされやすい、本質を見失いやすい作品ではある。こと兄妹ネタに関しては反射的に嫌悪感を覚える人も多いと思うので、そういう意味で amazon の書評がえらいことになるのもよくわかる。けれども家族愛としての筋書自体は非常に綺麗で、自分的には心に響くストーリーではありました。自分のようにリアルに妹がいる人間とかだと、京介みたいにいいお兄ちゃんにはどうやってもなれなかったよなぁとか、いろいろ昔を思い出してちょっとセンチメンタルになったりとか、そんなことをあれこれ考えさせられるかもしれません。作品的にも、if のストーリーを PSP 版のゲームで回収してみたりとか、メディアミックスをうまく使ったという意味でいろいろ興味深いものがありましたが、自分的にはこのラノベ版が、ジェットコースターのように連れまわして楽しませてくれたという意味で、非常に気に入りました。全体像がわかってから読み返すとまた別の面白さがありそうなので、また近いうちに読み返してみたいものです。

なにはともあれ作者の伏見さん、5 年に渡る作品、おつかれさまでした! また次回作にも期待したいところです。

うあ~、ふと気づけば実に一か月近く blog を放置;。会社でめんどいプロジェクトに巻き込まれたりとか、奥さんの友達の結婚式に参加してその写真を整理してたとか、まあいろいろあったわけですが、blog をまとめている時間がぜんぜん取れなくて放置状態になってしまったり。

とはいえようやく今日は久しぶりに時間が取れたので、ぼちぼち blog をまとめてみようかと思ってます。まあ、こんな感じで超まったりな blog ではありますが、よかったらこれからもお付き合いのほど~^^。

2014年9月

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