2011年6月のアーカイブ

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……というかお願いだから寸止めプレイはやめて欲しい(苦笑)。

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というわけで、アクセルワールド最新刊の vol.8 運命の連星。実は発売日当日に購入 → 一気に読破していたのですが、インプレを書くのが激しく遅れた次第。前巻に引き続いて THE DISASTER の話が続いているのですが、完結してくれるのかなぁと思ったらぜんぜん完結しない(苦笑)。っつーかとっとと vol.9 を出してくれと言いたくなるところですが、続刊は今年の初冬の予定らしく、うーん、分かってたら適度に積んでおいたんだけどなー、という感じ。一気に読むと素性の良さが際立つ作品ですが、ちまちまと読むとつらい作品なんですよねー、寸止めプレイだけに;;。

ただ、読めば読むほど分からなくなってくるのは、いったいこの作品、全何巻ぐらいの作品として設計されているのか、という点。最初の方からかなり設定が緻密だなぁと感心しながら読んでいたのですが、7 つの神器の話が出始めた頃から、これはそうそう簡単に終わる話じゃないなと思ってしまったり。面白いんだけど、完結するまでにあと 5 年ぐらいかかるとしたらそれはそれでちょっとつらいぞー、という感じ。長編ラノベの厳しいところはこの辺なんですよねぇ。……そういや狼と香辛料も途中で挫折したような気が;;。

非常に面白い作品なんですが、こうも先の見通しが立たないと、いつおすすめできるのかは難しい感じもしますね。全力でお奨めしたい作品ではあるんですけどねぇ……うむむ。

うあーーーん(涙)。

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というわけで、相当久しぶりにホームベーカリーを起動。や、なにげにパンを焼くのは結婚式後初めてじゃないかと思うのですが、冷蔵庫の中を見たらなにげに粉が余っていたので消費しようかと思ったりした次第。

がしかし、久しぶりに焼けたパンを見てあまりにもしょんぼり;;。いくらなんでもこれはひどすぎる、と思ったわけですが、ちょろっとパンをかじってみたら、

うげげげ、塩と砂糖を間違えてやがる;;;。
っつーかそんなマンガみたいなことしてどーするよ自分;;

……というわけで、もう一回リベンジしましたよ、ええ;。

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今度は無事に完成~;。久しぶりに作ったパンはさすがに市販のパンに比べるとよい味ですが、奥さんのお母さんの作ったパンに比べるとやはり相当落ちますね;。むー、やはりさすが教室の先生には敵わないですか、状態;。せっかく再起動したので、もうちょっとぼちぼち焼いていきますかねー?

というわけで激しく久しぶりですが、奥さんと一緒にこちらを襲撃~。

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新宿にあるフレンチビストロ、ル・クープ・シュー。でじくま氏やけろっちゃ氏などとも若い頃によく訪れた一軒ですが、最近はあんまり行ってなかたのですよねー;。というわけでさくっとランチのコースを注文してみたり。

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前菜は仔牛のタンのサラダ。適度な脂身が美味しい一品。そしてスープはトウモロコシのポタージュ。長年ここに通っていますが、コーンポタージュは実は初めてかも。ここのスープは何を飲んでも美味しいのですが、このコーンポタージュはなかなかの絶品。相当おいしかったです。

あ、ちなみにホリデーなのでしっかりアルコールも付けましたよw。

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そしてメインはポークヒレ肉のロースト。これは割とごく普通の一皿でした^^。ちなみに奥さんはスズキのソテーを注文してましたが、今回はそっちの方が当たりだったかな?^^

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最後のデザートはココナッツのブラマンジェ。

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というわけで、全 4 皿 \1,680 のコースなのですが、あいかわらずここは何を食べても美味しいなぁと感心。この安心感と手軽さは何物にも代えがたいなぁと改めて思ったり。

……とはいえ、ですね。

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いやいくらなんでも定食はないだろう;;;(笑)。
せめて A ランチとか B ランチとか書こうよ、状態(苦笑)。

まあでもこのお店、おそらく新宿で 30 年を超える老舗なはず。今だと \1,000 ちょっとでもそれなりのものを出すお店が増えてきているし、昭和の香り漂いまくりの美しくない店舗は正直全く今どきではないのですが;、それでも肩肘張らずに手堅いお料理を楽しめる気軽さはなにげに便利ですね。クイックランチを見たときに、おそらく客足が遠のいているんだろうなぁとは思ってしまいましたが、長年通い続けているファンの一人としては、これからもなんとか続けて行ってほしいものだなぁと思ってしまいました。また新宿に来た折には使いたいものです。

ふう~、というわけでなんだかバタバタする毎日が続いているわけですが;、最近は組織改革の一環で、なぜか私が新しい組織図を描いているワナ;。なんでマネージャでもない一兵卒に過ぎない自分が組織構造なんか検討しているんだとツッコミが入りそうですが;、まあその経緯はさておくと、現在やってるのは新しい組織の構造設計。簡単に言うと、トップから末端までの間にどういう役職を置いて、それぞれの役職にどういう Role & Responsibility (役割責任)を持たせるか? を考える作業。もっと簡単に言うと、こんな絵を描く作業です。

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普通こんな絵は、別にどっかから持ってくれば済みそうな話なんですが、自分の所属している組織はちょっと特殊なプロフェッショナル集団ということもあって、普通の組織図が役に立たない;。また、過去数年やってきたモデルが正直破綻していたというところがあって、新しい方向性が求められているのですが、予想はしていたけどこれがまあなかなかに難しい;。全社的に定められているルール(例えばマネージャの人数制限だとか権限や責務など)がまずあり、そのルールの中で、どれだけ組織のトップが目指す方向性をうまく実現できるのか? となると、これがまあ激しく難しいわけです;。

今回の場合、どちらかというと、現在そもそもうまく組織が回っていないので、発生している問題をいかにうまく解消するのか? というところに主眼を置けばよい。なので、まずはいろんな人からアイディアを聞き取ってみたわけですが、知らなかったことやら自分では気付けなかったこともかなり多くて激しく勉強に。改めて、「聞く」ってことは大切だなぁと思ったわけですが、なかなか面白かったのは、人によって組織の作り方に対する考え方がものすごくバラついている、という点。人を配置する『箱』(及びその人が何をするのか)を決めることが重要で、人選については二の次に考える人もいれば、人選こそが重要で、『箱』を決めたところで実際には現場での臨機応変な対応の方がよほど重要だと主張する人もいる。

現実的には、「箱」を作ることも「人」を選ぶことも重要なのですが、私自身が考える最も重要なポイントは、「評価指標」の作り方、だと思ったりします。評価指標(KPI, Key Performance Indicator)とは、簡単に言えば、その人なり組織なりのパフォーマンスを測定するための数値指標のことで、分かりやすく言えば「売上」だったり「利益率」だったりする。しかし問題なのは、単一指標に偏った KPI の取り方は、不正行為やモラルハザードにつながりやすいという点。ビジネスである以上、売上や利益率というのは達成しなければならない重要な指標なのですが、一方でそれのみを指標にしてしまうと、短期的な売上ばかりを気にするようになり、品質や従業員満足度の軽視、ひいては持続的・長期的な成長のための基盤を損なってしまう。

そうならないようにするためには、何らかの逆指標を加える必要がある。簡単に言えば、モラルハザードに陥ったときに逆方向に動く指標を加えておくのですよね。分かりやすいのが、上記に書いた品質や従業員満足度の指標。こうしたものは、無理に売上や利益を追求したときに逆方向に振れやすい指標なので、こうしたものを加えておくことで、健全な組織成長を目指せる、という仕組み。

……とはいえ実際にはこんなに単純な話ではなくて、例えば単に従業員満足度を指標に加えれば解決するかというと、そうでもない。というのは、うっかりするとマネージャが部下に対して従業員満足度として高スコアを付けるように指示を出しちゃったりすることもあるから;。なので、どんな逆指標を使うのか、また逆指標をどうやって測定するのかというのは、実はものすごく大きな問題。いろいろ頭を悩ませているわけですが、なかなか突破口が見えなかったりするところでもあります。

MBA とかを取っていれば、それなりにいろいろと基礎知識やら常識やらが身に付いているんでしょうが、現場での野生のカンを基に組織設計をしていくのは激しくムチャ振りもいいところだろう、と言いたくなるところもあったり;。まあでも、私が作るのはあくまで素案レベルまでなわけだし、たまにこういうことをいろいろ考えてみるのも、頭脳トレーニングになって悪くないですね。

というわけで昨晩ですがなぜか奥さんとこちらを鑑賞;;。

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ええっと、昨日から公開されている、劇場版 そらのおとしもの -時計じかけの哀女神(エンジェロイド)。っつーかなぜこんなエロアニメを奥さんと見に行ってるんだよとツッコミを受けそうですが;;、実のところ、見に行きたいと言い出したのは奥さんの方;。私は原作もアニメ版も全然見てなかったんですが、奥さんが TV 版の 2 期シリーズ(フォルテ)を見てかなり気に入っていたようで、わざわざ劇場版をチェックしていた次第だったりします;。

# 日中は奥さんの友人たちと会う用事があったのでレイトショーを見に行ったのですが、
# まあ予想通り、男女比率はだいたい 95:5 ぐらい;。っつーか傍目から見たら絶対に
リア充はここに来てんじゃねーよ状態だと思うわけですが、すみません、実体は
私が連れられてきてるのですよ状態;;。うわーん;;。

東京は新宿と池袋の 2 館のみの上映で、初日の初回は舞台挨拶もあった様子。声優さん?のサインが書かれたポスターも展示されてました。お客さんの入りは、レイトショーとはいえ初日でこれは……という感じの厳しい状態。作品設定も知らずに劇場版を見るのはどーよと思いつつも、直前に Wiki で予習して約 90 分間、ざっくりと作品を見てきたわけですが、

これが意外に面白い。
ああ、なるほどこういう作品だったのねー、これは確かに良作品かも。

最初に TV 版を見たときには、ああ、よくある厨房向けエロアニメかと思って見向きもしなかったわけですが;、エロをギャグと割り切って期待値を下げて見ると、非常に素性の良い骨格を持った作品。カギになっているのが、主人公である桜井 智樹のキャラ造形。表面的にはただのエロガキなわけですが、その実、内面的には非常に優しい心を持っており、その行動力や情熱が正のベクトルの方向を向いたときに、彼の魅力がいかんなく発揮される。

作中ではこの点が上手く使われていて、表面的には嫌がらせとしか思えない行為が、実は思いやりから来る行動、といった具合に、うまく二面的な描き方がされているのですが、見事なのはその適度な浅さ。いわゆるエロゲーなどでは、必要以上に分かりにくい優しさというものが描かれたりすることもありますが、この作品はそういう難しさがない。どこまでも智樹というキャラクターが中学生的に描かれていて、それが逆に作品の良さに繋がっている。

劇場版で非常に気に入ったシーンは、ラストで和音を救えなかった智樹が涙を流すシーン。ストーリーもベタベタだし、いやいやお前、どんだけ努力したよ?とツッコミを入れたくなるなど、見方によっては荒唐無稽にもなりかねないシーンなんですが、けれども中学生にとってはあれはリアルな涙。これを見たとき、作品のキャッチコピーである「人は誰もみな、中二という翼を持っている」の意味が納得できたんですが、何かになりたくて、あるいは何かを成し遂げたくてたまらなかった思春期の子供の、等身大の心の姿を描いた作品なのですね。自分が子供の頃、力が届かなくて流した涙とか、こんなふうになりたいとか、そういうものを思い出させるに足る何かがある、そんな作品という印象でした。

ある意味、自分なんかはアニヲタ歴が長すぎるせいもあって、こういうシンプルな作品はぜんぜん見なくなってしまっている(もっと内容的にも濃い作品ばっかり好んでしまう傾向がある)のですが、なるほどこれが若い世代にウケるのは納得できます。調べてみたところ、現時点でコミックスが累計 230 万部を突破するなどなかなかの人気ぶりみたいですが(例えばバクマンだと 750 万部ぐらい)、適度にエロくて適度に感動するアニメって、入りやすくてよい作品なんでしょうね。

# ちなみに劇場版作品としても非常によく出来ていて、90 分間の尺の取り方が非常に上手。
# TV 版を知らない人でも十分見られる作りになっていたのには感心しました。
# 逆に、ファンの人には物足りなさを感じるところもあっただろうと思われますが;。

このサイトに来ているような濃い方々に強烈にお奨めできるというほどの作品ではないのですが;、なかなかによい作品でした。時間があったらコミックスも軽く流し読みしてみたいところです。

というわけで先日ですが奥さんがこちらを入手^^。

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これ、なんだかわかります? なんとなく送風機っぽいことはわかるものの、どうやって使うものなのかが問題だったり。私は最初見たときまっっったく使い方が分からなかったのですが、実はこうやって使うものだったりします。

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これ、ケースの上側に送風口がついていて、前面の吸気口から吸った空気を上方向に送り出してポータブル扇風機として使うというもの。実際に使ってみるとなにげによく出来ていて、単純な装置ながらなかなかに涼しかったりします。

もっとも、見た目は超ダサいので、これを自宅以外で使うのは相当な勇気が必要だろうとは思いますが、今年の夏場はそんなことを言っていられないほどの猛暑かも;。気になる方は、ちょっとチェックしてみてもよいかもしれません^^。ちなみに 1 個 1,000 円ぐらいですよー^^。

先日の静岡の帰りに、前から行ってみたかったこちらのお店を襲撃~。

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ええっと、葛湯のお店、桂花園。静岡の掛川のお土産としてかなり有名なようですが、以前、奥さんのお母さんから頂いてかなり気に入ったので、さくっと購入してきてみた次第。さすがに本店なのでかなりいろいろな種類もありましたが、オーソドックスなこちらを購入^^。

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作り方は簡単で、ねるねるねるね~、な感じで、熱湯を入れてこねこねとまぜるだけ^^。本葛を使っているので、ポットのお湯だと固まらず、しっかり沸かした熱湯が必要です。うちはケトルなので問題なし~^^。

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ちなみに、今の時分にこんな熱いもの買ってどーするよ?とツッコミ受けそうですが、練って固めた後に冷蔵庫で冷やすのがオススメ。まあ要するにくずもちになるわけなのですが^^、いろんな味がついているのでかなり美味しい感じ。食欲が落ちる夏場にはかなりお奨めできる一品かもですね。

# にしても震災の影響なのか、保存食としてオススメ、と書いてあったのには苦笑い。
# いやまあ確かに葛湯って保存食にもなりますけど^^。

そうそう、ついでにこれも買ってみました。

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同じお店で売っていた、昔カステラ。昔ながらの製法のままで一本ずつ焼いている、との話でしたが、お味の方はなかなかに美味しかったです。1 本 500 円でしたが、軽くさくっと平らげてしまいましたよ^^。カステラ、なにげに好物なのですよねぇ。ちゃんと作られているので、普通に美味しい一品でした。

というわけで、こちらのパズルについてこっそりまとめエントリを~^^。

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このパズルの秀逸なところは、ピースに裏表がないという点。また、ピースの噛み合わせに方向があるため、組み合わせていく順番にも注意が必要、というのが非常に面白いところです。ピースが透明なため、エッジの形が判別しづらくて適度に惑わされるあたりも good。最後の頃は、目視ではなく手で触ってエッジの形状を確認しながら組み上げていました。

さてさて、最初のときはどんなものが出来上がるのかさっぱり分からなくて(パズルのピースだけ受け取ったため;)本当に途方に暮れたのですが;、ケースの箱の完成図を見ると、攻略方法もある程度見えてきます。私の場合は、まず側面が斜めになっているピースを抜粋し、そこから宝箱の上面だけを先に組み立て。

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ここまで出来てしまえば後は一直線。底面からパーツを少しずつ積み上げていけば自ずと完成します。

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難しいのは最初に戦略を立てるところ一点だけなのですが、初めて見るパズルで臨機応変にどれだけ戦略を立てられるかが勝負の分かれ目ですね。正直、改めて頭悪くなってるなぁと実感;;。昔だったらもうちょっとサクサクと考えられたような気がするのですけどねぇ;。

いやー、これは久しぶりに超 GJ!でしたよ~。

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クリスタルパズル TREASURE BOX  52 ピース。奥さんが私の誕生日に合わせて買ってきたもので、これを組み立ててから中に何かを入れてプレゼントしようと試みた……らしいのですが、難しくて組み立てられずに断念するというワナ(笑)。話を聞いて大笑いしてしまったのですが、んじゃ私がやってみますかね~、というわけで挑戦してみたのですが。

なんですかこの途方もない難しさは;;;。
すみません、激しくナメてましたごめんなさい;;、状態。

いやー、これ、実は blog ネタにするために写真を撮影していたのですが、ちょっと実際にやってみてもらいたい一品。やり方を書いてしまうとネタバレになるので、敢えて完成写真だけをペタリ。

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お恥ずかしいことに完成まで 1 時間では足りなかったのですが、いやはや、この手さぐり感は久しぶりにたまらなく楽しかったです。組み立てていくたびに「あ゛あ゛あ゛、なるほど」と謎が解けていくこの感覚、パズル好きにはたまらない一品かと。奥さんは東急ハンズで get してましたが、定価でも \1,000 程度。楽天amazon でも購入可能なので、だまされたと思ってぜひ挑戦してみてください。面白さは折り紙つきですよ、ええ^^。

というわけで今日はこちらの話をひとつ^^。

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ええっと、いわゆるトウモロコシ~^^。先日、奥さんの実家に行ったときに、叔母さんが持ってきてくれたものだったのですが、なんでも早朝からこのトウモロコシを求めて、直売所に行列ができるほどなのだとか。生でも食べられるトウモロコシは最近よく見かけますが、さすがに早朝から行列ができるなんて話は聞いたこともなかったり;。聞いたところによると、日が昇ってしまうと栄養が葉っぱの方に行ってしまうため、日が昇らないうちに収穫しないといけないのだとか。

品種名は「甘々娘」」(かんかんむすめ)。食べ方はごくごくシンプルに塩ゆで……は大変だったので、ラップに巻いて電子レンジでチン(笑)。

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さてさてそのお味は?というわけで食べてみたわけですが。
これは美味い、ってかめちゃうますぎる;;;。

いやはやこれにはびっくり、かつて食べたトウモロコシの概念を一変させる美味さ。ほどよい甘みがあり、しかもちゃんとトウモロコシの味がある。糖度はメロンに匹敵するそうですが(とはいえ完熟メロンほどの甘みはもちろんないですが)、これは確かに行列ができるのも納得、という印象。

一昨年あたりにネットで購入したトウモロコシも決して悪くはなかったですが、これを食べてしまうと霞んでしまうなぁ、という印象。これでコーンクリームスープとか作ったら激ウマだろうなぁと感じましたが、素材そのままでこれだけおいしいのにはとにかく驚きました。調べてみたところ、ネットでもバイヤーが買い付けをしているみたいでしたが、こういうのは配送だとちょっと厳しいかも;。地元の人しか味わえない贅沢ってあるもんなんですねぇ^^。

先日、新宿に行ったときの話なわけですが、駅地下でとんでもないビデオを流しているワナ;。

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というかどう見ても寧々さんなわけですが、なんだこりゃ??と思っていたら……

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ちょwww。
っつーかなんてビデオですかこれはwww。(ちなみにフルバージョンはこちら^^)

というか公衆の面前でなんつービデオを流しているのかと小一時間問いたかったわけですが;、しかし最初に遠目で見たときには 3D キャラとは気付かなかったワナ;。技術の無駄遣いしているなぁという感じだったのですが、せっかくなのでご祝儀買い^^。

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ホールズなんて買うの何年ぶりだろうか^^。まあ明らかにキャラが印刷されてなかったら絶対に買わなかったわけですが;、最近この手の大人アニオタ向けなお菓子類が増えてますね。先日はけいおん!のチロルチョコを見てびっくりしたクチですが、財布の口が緩みやすい大人世代を狙うのは戦略的には正しいのかも、ですねぇ(苦笑)。

というわけで、今日は奥さんの実家に行ったときに連れて行ってもらったお店を一軒ご紹介~。

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ええっと、掛川にあるお店、蕎菜 まさ吉。駅からはちょっと離れているので車じゃないとちょっとアクセスは無理なのですが、住宅街のど真ん中にある一軒家のお店。地方だとこういうお店が結構ありますね。

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とりあえず私はおろしそばを大盛りで注文してみたのですが、食べてみてびっくり。
これはうまいwww。というかこのレベルの高さはいったいなんなんだと小一時間^^。

おそばの味に関しては、おそらく先日エントリに書いた もり に匹敵するレベル感。つゆもぴったりとキマっていて、いやはやこれは極めて美味しい。行ったのは平日の 13:00 頃で、最初はたまたまお客さんがいなかったのでびっくりしたのですが、直後にあっという間に満席に。なるほどこれは繁盛するのも分かります。

値段的には決して安くない(東京だったらまあ普通、地方水準で言えばかなり高い)のですが、この内容であれば十二分に納得という印象。いやはや、これにはホントにびっくりしました。また何かの折に食べに行きたいものです、はい^^。

相当に今さらですがこちらの一台を amazon でゲット^^。

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ええっと、BUFFALO の BHR-4RV。静岡の奥さんの実家方のおじいちゃんの家に設置するために用意した一台だったりします。この機械、VPN ルータと呼ばれる装置で、簡単に言えば外出先から自宅の中にネットワーク接続できるというシロモノなのですが、実は発売が 2004 年であるにもかかわらず、後継機が出てこないために今でも現役機として販売されているという驚きの一台だったりします。

しかも驚くのはその故障率の低さ。歴代の BUFFALO の製品でも故障率がかなり低いと巷では言われているようで、実際、私の自宅でも 5 年以上も経過しているのに故障もせずに未だ現役で駆動しているというびっくり状態だったり。いやはや、凄い機械もあるものなのですねぇ。

# 設置自体は割と簡単。初期設定にちょっと手こずりましたが、まあ 1 時間もあれば設置可能。

それにしても、この機械を入れたおかげで、おじいちゃんの家のマシンをメンテするのに静岡まで行かなくても済むようになったわけなのですが、どうせだったら私の実家の方にも入れた方がいいんじゃないかとも思ったり^^。まあ私の実家の方は簡単に行ける距離なので無理に入れる必要もないのですが、あると何かと便利ではあるのですよねー。……なんて考えてしまうのは、やっぱり私があまりにもサイバーだから、ですかねぇ?^^

というわけで先日の話ですが、週末を使って静岡の奥さんの実家の方に行ってきてみたり^^。えらいまったりしてきてしまったわけなのですが、その際におみやげ?がてら持っていったのがこちらのデッキ。

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SHARP の DV-HRD200。調べてみると、実に 2004 年 7 月発売の HDD レコーダ。長い間、地デジレコーダとして使いまくった一台だったりするのですが、さすがに 7 年も経つと現役引退に。最近では電源も入れずにそのまま放置状態だったのですが、奥さん方の両親から地デジを映すにはどうしたらいいか? という話が。なんでもビックカメラに行って説明を聞いてみたものの、何だかまったくよくわからないという話で、アンテナ工事が必要なのかどうかもわからないし、地デジ対応テレビもどれを買ったらいいのかどうも分からないとか。

確かに考えてみれば当たり前の話で、私のようなオタク人間にとってはテレビや HDD レコーダーは生命線そのものなわけですが、高度な家電と化しているテレビはもはや一般人にとってはかなり厳しい世界;。実際、最近はテレビでもいろんな付加機能が付きまくっていて、それ相応に勉強しないと選ぶことすらままならないのですよねぇ;。

で、とりあえずアンテナ工事が必要かどうかの切り分けをするために、上の廃品 HDD レコーダーを持っていって、既存のアナログテレビにつないで映してみた次第なのですが、壁面からのアンテナ線だけ取り替えたら何の問題もなくさくっと映るワナ;。おおー、ということはアンテナ工事は不要ですねー、という話になったわけですが。

「……これで十分きれいだし、テレビも映るし、いいんじゃない?

ちょwww(笑)。ってまあ、うーん、気持ちはまあ分からなくもなかったり(笑)。もともとテレビをそんなに見ているわけではなく、それこそ映ればいいぐらいの気持ちでいる(だからこそ今の今まで地デジに移行していなかった)人たちにとっては、確かにこれで十分なのですよねぇ;。というわけでビデオデッキを廃品処分そのままプレゼントして帰ってきた次第。ちょっと助かったのは秘密だw。

地デジテレビの売り場の人からすると、10 万円からするテレビがサクサクと売れていく昨今は非常に嬉しい時代なのでしょうが、ある意味、地デジ移行という強制力での特需ともいえるこの販売手法は果たしてどうなのかなぁ、と思ってしまったり。よくわからない人にオーバスペックなものを売りつけるのは個人的には感心しないのですが、地デジ販売などはそういうことが割と横行しやすい現場なのかもしれません。うーん、ちょっと考えてしまいますねぇ;。

ネタはあれども忙しくてあんまり書き込みができない今日この頃~;。や、なんか仕事をムチャ振りされてて、いやいやそれはあなたの仕事でしょう;、とツッコミたくなる毎日なわけですが、とはいえスコープ外の仕事をやるからこそ価値があるのも確かなわけで、どうしても blog が滞りがちに;。うぐぅ。

優先順位は落ちてしまうとはいえ、自分の備忘録な意味もあるので、まあ少しゆっくり目でもちまちまとはエントリを上げたいと思う今日この頃、なのでまずはさくっとこちらの話をひとつ~。

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まあとりあえず何歳になったのかは聞くな。orz
っつーか考えたくないよ自分;;。まあ大台まではまだリーチじゃないさー、と開き直るw。

というわけで先日は 3x 回目の誕生日だったわけですが、奥さんがケーキを買ってきてくれた次第。個人的にはまあもうケーキでお祝いする歳でもないよなぁとは思いつつも、奥さんのケーキなら喜んでお受けしますよ、ええw、状態。

が、しかし。

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「……なんすかこれは?;」
「いやまあ見ればわかるっしょ?」

……いやまあ分かりますけどね、そりゃね。でもね。

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これはさすがにあんまりじゃね??;
っつーか所せましと並びまくるロウソクってさすがにどーよ??;;

「……いやこれはやりすぎじゃね?;」
「いやー、大変なんだよ? だって本当は 30 本以上立てる必要があるんだよ?」

いやそういう問題じゃなくね??;;
というわけで点火~。

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ちょwww、全部つけ終わる前にキャンドルが溶けまくってるんすけどっ;;;。
いやだからさすがにやりすぎだろうと小一時間;;。

# なんでも大量のキャンドルを立ててみたかったらしい....;
# いやまあそれにしても(苦笑)。

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というわけでいただきやす~♪ そんなわけで今回のケーキですが、お店は L'OLIOLI 365。思いっきりロリロリ 365 と読んでしまったのは超秘密ですが(ぉぃ)、新宿伊勢丹に入っているケーキ屋さんで、実は以前にも紹介したことがある、早稲田にあるケーキ屋さん Anniversery (アニバーサリー)の姉妹提携店。なるほど確かにケーキの雰囲気は非常によく似ていて、いかにもかわいらしい雰囲気を醸し出している一品です。かわいいもの好きには確かにたまらないかも、ですねぇ^^。

……っつーか奥さんよ、なんでこのケーキを選んできたのかと私はツッコミたいわけですが;;。orz
いやまあかわいいんですけどね、まー確かに(苦笑)。

ちなみにこのお店、残念ながらアニバーサリー本店と違って、オリジナルデコレーションケーキ(ウサギとかのアニマルケーキ)はないそうです。そちらがほしい方は本店に行ってみるといいかも、ですね^^。

地味になにげに初挑戦?;

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ええっと、材料から簡単に想像がつくわけですが、餃子づくり^^。先日、西友で餃子用の刻みキャベツを見つけて、奥さんから「作ってみない?」のひと言。私自身、餃子は作ったことがなかったので、んじゃやってみよう~、ということで挑戦してみた次第、だったりします。おいしくないと悲劇なので、さくっと餃子の素も購入。まあこれがあればそんなにひどい味になることはないだろう、と推測(笑)。

まずは材料をボウルに入れてこねこね。意外にキャベツが硬いので混ぜるのが大変なのですねぇ。

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続いて餃子の皮に巻いていくわけなのですが、ここで「?」となってしまったのが皮の表と裏。皮そのものには裏表はないですが、打ち粉が振られている面をどちら側に持ってくればいいのかが謎。とりあえずあんまり意識しないで作りましたが、後から考えてみたら、この粉がハネになるんじゃないかという気も。ネットで調べてみましたが、やはり粉つきの面を外側にしている人が多いようでした。

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というわけでさくさくと巻いて行ったわけですが、予想通り奥さんの方が圧倒的に速くて上手いワナ;;。というかもう見た目からして出来がぜんぜん違うわけですよ;;。意外に難しいのが整形処理。少なくともちゃんと圧着すれば具が出てきてしまうようなことはないのですが、思ったような形にヒダを作れないんですよねぇ。まあこれはおそらく慣れなんだろうな、と思いつつ製造を継続。

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というわけで作り終わったのでさくさくっと焼いてみると。

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おー、なんか割とそれっぽい?^^ ちょっと焼きムラがあるのはご愛嬌;。でも、実は焼いてしまうと最初の形の悪さなんてあんまり気にならなくなるものですねぇ。(負け惜しみ;)

しかしまあ、手間だけ考えればこれは自分で作るもんじゃないなぁとは思いましたが、二人であれこれ話しながらちまちまと手を動かして作るのはなかなかに面白いもの。奥さんからは「子供のとき作らなかった?」と聞かれましたが、少なくとも記憶にはなし;。なるほど、親子揃って家族でコミュニケーションを取りながら作る料理としてこれほど手軽でおいしいものはないのかもしれませんね^^。

先日の話ですが、こちらを襲撃~。

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ええっと、江戸前つけ麺 サスケ。浜松町の近くで仕事をする用事があって、お昼どこにするかなぁと迷ったのですが、近場の評判良さげなステーキハウスはランチグラスワインが付いてしまうようなので断念;(← いや飲まなきゃいいだけですが、我慢できなさそうで(笑))。そんなわけで、近場の評判よさげなラーメン屋さんに入ってみた次第だったりします。

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注文したのは特製つけ麺。サイズは並~大盛りまでありましたが、ここはごく普通に並を注文。味は最近流行りの濃厚魚介系スープで、特別に特筆すべきものはなかったのですが、バランスが取れていてなかなかよかったです。これがビルの地下街に入っていて手軽に食べられるのは羨ましいなぁ、と^^。

個人的に感心したのは、付けスープの再加熱が可能だったこと。この手のつけ麺では付けスープが冷めていくのが問題だっただけにこれはちょっと嬉しい話(自分は使いませんでしたし、使ってる人もいませんでしたが;)。これ以外にも、大盛りでは付けスープのおかわり可能、もちろんスープ割は誰でも可能。またつけ麺も、野菜つけ麺のようなあっさり系のものもあるようで、なるほどこの品揃えなら繁盛するのも分かります。機会があったら今度は野菜つけ麺にも挑戦してみたいところです。

「それが普通じゃないんだよ。
個性の強い連中と付き合うのは、面倒だし、疲れるし、むかつくし、ウザいし……
そういうのを飛び越えて人と向き合えるのは、間違いなくお前の長所だよ。
その点は、俺が保証してやる。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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さくら荘のペットな彼女、最新刊 vol.5。今回はバレンタインデー話ではありますが、なかなかに上手いのはそれぞれのキャラクターにとって大切な話が並列で進む点。空太はゲーム企画のプレゼン、妹の優子は受験、七海はオーディション、仁と美咲は卒業と、いろんなイベントが同時並行で進んでいくのですが、それぞれが抱える悩みがそれぞれの人にとっての等身大の悩みである、というのが面白いところ。凡人であるが故に、天才にどうしても引け目を感じてしまう空太や仁の悩みや苦悩、一方で、心惹かれる人からどうしても距離を置かれてしまうましろや美咲の悩みや苦悩。

「そんな覚悟とっくに決まってる仁さんが、今さらなに言ってんだ!」

この二人がぶつかり合うところは(予定調和的とはいえ)見ていてつい力が入ってしまうところですが、冒頭の仁のセリフは本当に綺麗にこの作品を総括していますね。ただその一方で、そうであるが故に逆に個人的にはこう思うわけです。

七海たんかわいいよ七海たん。
っつーかめっちゃかわいいんですがどうすればいいんですかこれ(笑)。

この作品の場合、天才の巣窟にあって、凡人として淡々と努力を続ける七海の魅力が異様に引き立っている感があるんですよねぇ。確かにこの作品、仁や七海が切って捨てたように、凡人が天才と渡り合えることを、互いの誰かに証明して欲しいという構図があって、それが凡人グループ(仁、空太、七海)の絆に繋がっているのですが、その一方で、凡人はどう努力して逆立ちしても天才には敵わない、という挫折の構図もいろんなところで示されている。天才は天才なりの苦悩があり、凡人には凡人なりの苦悩がある、というだけの話なのですが、この作品はどうしても空太目線で書かれていることもあって、やはりより近い世界の住人である、七海の努力に共感したくなってしまう。それがたとえ、仁や七海の言うような、夢や理想の押し付けであったとしても。

# まー個人的には、お母さんの言うように、七海たん一押しなわけですよ、ええ(笑)

まあ正直、七海ルートに入るとはとても思えない本作品ではありますが、ましろルートに進むためには、空太と七海の関係をどこかに着地させる必要があるわけで、そこが今後の展開として結構気になるところですね~。

というわけで前回に引き続きさらにえころぐ~。
面倒くさくなってきたのでここからは写真ダイジェストでお送りします。

■ アンデッド城 60 武器~。

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■ クィーンの鍵 65 職業服

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……まあひとこと言わせてください。
どんだけ育成早いんですか自分ら;;;。

っつーかこの育成速度には正直私もびっくり状態;。や、確かに Lv100 キャラを憑依させてパワーアップさせてはいるものの、それにしたって毎日 1~2 レベルずつ上がっているのはさすがにおかしいだろうと小一時間;;。っつーか過去を振り返っても自分もここまでの廃狩りはしてない……かどうかは微妙に怪しい気がしなくもないですが;、でも正直ちょっと奥さんを見くびってました;;。

でもまあこれだけ廃狩りができたのはやっぱりこれのおかげですかね。

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飲みながら狩り。
ってかこれは危険、危険すぎるよorz。

いや何が危険って、飲みながらだと正常な判断力がなくなる=永遠に狩り続けられる、のですよ;(ぉ)。なにしろ ECO は別にデスペナがあるわけでもないし、ある意味、機械的な操作を続けていればいつまでも延々と狩り続けることが可能。だらだらと飲んだりだべったりしながらレベル上げというのは果たしてどーよ?;と思いつつも、効率としてはなかなか悪くないから困ったもの;。おかげですでに前衛のブレマスさんは Lv75/35 になっているワナ;;。いや早すぎですって、状態;。

# でも遺跡荒らしできっちり 2 時間以上狩りをしたときにはこの人モノホンだ、と思ったのは秘密;。
# 最初に遺跡荒らしで狩ってた頃って、そんなに長時間狩り続けるのは無理でしたからねぇ自分。
# さすが RO 仕込みだけのことはある....;;

Lv75 ともなるとさすがになかなか成長しないですが、もうちょいしたらマイマイ遺跡とかいろんなとこに行けるようになりそうな気配。ディメンジョンダンジョンで狩れれば効率も上がるんでしょうが、まだもうちょいレベル上げが必要っぽい感じですね。それにしてもフシギとかぜんぜん人がいないあたり、みんなどこで狩りしてるんでしょうねぇ....?

奥さんからリクエストされてたこちらを購入~。

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ええっと、新しい食器棚^^。以前、一人暮らししていた頃の食器棚を今の家でも使っていたのですが、キャパの問題もあって、新しく購入しようか?となった次第。調べてみると、なかなかサイズとデザインがフィットするものがないものですね;。相当調べた挙句、ようやくたどり着いたのがニッセンの食器棚。正直、食器棚としてはかなりお値段高めでしたが(\25k ぐらい;)、まあでもモノも良さげなのでいいかな?と購入した次第。

組立をお願いすると \2,000 ぐらい取られるので、簡単そうだし自分たちでやっちゃおうかなー、とやってみたりしたわけですが。

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……うあー、激しく後悔;;。いやー、なんか巨大な段ボール梱包で来たのですが、これをそのまま置いていかれるワナ;。組立は簡単ですよ、とか書かれていて油断しましたが、そういや段ボール箱とか片付けないと、なのだよなぁと思ったり。ニッセンなので割と梱包が厳重で、ゴミを片づけるのに苦戦しました。今度、この手のものを注文するときは組立をお願いすることにしよう……

ちなみに実際の使い勝手はなかなかに悪くない感じ。作りが割としっかりしているし、カラーリングも落ち着いたブラウンなので部屋にも無難に合います。もうちょっと早くに購入しとけばよかったかも、ですねぇ;^^。

というわけで引き続きえころぐ~^^。

■ Lv45 職業服。

さてさて、転職したらまず手始めにやることと言えば、Lv45 職業服の入手。Lv45 職業服は 2 次職に転職していないと着ることができないので、今まではスルーしちゃってたのですよねぇ;。しかし 2 回目のプレイともなれば余裕もあるわけで、みんなで取りに行ってきた次第だったり^^。

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って、おおお、ウィザードさんめっちゃかわゆすwww。そういえばこの服は二次職のイラストのだったなぁと思い出してみたり。とりあえずみんな苦労して二次職に転職したのでお祝い~♪

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……いやなんか露店で購入したんですが、派手派手しいなーこれ(笑)。ちなみにソーサラさんの服があまりにもかわいいのでデコイを出してみたわけですが。

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おおお、萌えるwwww。
ってかめちゃめちゃかわいいじゃないですかーーー(笑)。

※(注意) デコイは萌えスキルというわけではないです、念のため(ぉ)。

……とまあそれはともかく。

■ 丈夫な剣を壊す件。

そんなわけでちょっと気は早かったですが、引き続き Lv55 防具の入手に着手。先日ゲットしたマリオネットホムラを使えばちゃっちゃか壊せるはず~^^。

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この丈夫な武器を壊す基本は、要するに「なるべくダメージを与えない」ように攻撃を加えること。ダメージが出にくい状況を作って攻撃を加えることでどんどん削れていくため、一番簡単なのが、赤い花の種を使って炎の花を咲かせ、これに対してホムラのバックドラフトで攻撃する、という方法。この方法だと、攻撃が当たらない=比較的削れやすい状況になる上に、周囲に 8 個の炎の花を咲かせれば、一回に 8 攻撃できる計算になるため、削れていく速度も速い。

気を付けなければならないのは、マリオネットは、変身が解けたあと、再変身まで 3 分間のクールダウン時間があるという点。炎の花はしばらくすると枯れてしまうため、複数のキャラ(今回は 3 キャラでした)でかわるがわるホムラを受け渡して、効率的に各キャラの丈夫な武器を壊していきます。……がしかし、丈夫な剣だけ耐久度が 50 とちょっと高いこともあって、なにげにブレマスさんが武器を壊しきれないワナ;。

手持ちの赤い花の種も尽きてしまったのですが、調べてみたらこの赤い花の種はなにげにレアドロップなのですよ;;。うあー、これは困った、というわけでどうやって壊せばいいものかと途方に暮れかけたり;。Wiki にはいろんなアイディアが書かれているものの、どれも決定打には欠けるためちょっと厳しい。うーん、と悩んでいるときに思いつく。

ああそっか、要するに属性剣使って高速攻撃すりゃいいのか^^。

気付いてしまえばやり方は簡単。まず、ステータスリセットして AGI に全振り(A.SPD 800)。そしてファイアウェポンを使うか炎のコロンを使って、剣に火属性をつける。あとは火属性の敵(例えばアンダンテ)をひたすら切りつけるだけ。

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属性による補正が以前に比べて強くかかるようになったこともあり、これを使えばさくっと丈夫な剣を壊せますね。スピエンも併用したおかげであっという間に破壊完了。最初は途方に暮れましたが、実はえらい単純ですねぇ;。

とはいえ防具を入手したところで Lv が足りてなきゃ意味がなかろう……と思ってたんですが、とある平日に年休を取った奥さんからメールが。

「ちなみに現在二人とも 59 歳♪」

ちょwww。
おいこら今朝は Lv 53 じゃなかったっけか;;;;。

いやはやさすがにこれにはビビるワナ;。いやまあ確かにうちの奥さん、RO では相当な廃狩りをしていたらしいので別に驚くべきことではないのかもですが;、それにしたって 2PC 狩りでそこまで上がっているのはさすがにびっくりですよ;;。

そんなわけでソーサラーさんがちょっと成長が遅れましたが、それでも全員で Lv55 達成したので、みんなで職服記念撮影~。

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って、うあー、これまたソーサラーさんの服がめっちゃかわいい(笑)。なんかソーサラーさんだけ職服がえらい優遇されているような気がするのは気のせいだろうか....^^ まあ高 Lv 職服は微妙ではありますが;;。

以前から行ってみたかったこちらを襲撃~。

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ええっと、目白にあるケーキ屋さん、エーグル・ドゥース。食べログの東京のスイーツランキングでは 11 位というなかなかのポジションにランキングされている一軒なのですが、目白駅から約 8 分というロケーションの悪さをものともせずにこの評価を得ているのはなかなかに凄い。そんなわけで、奥さんと一緒に襲撃してケーキを購入してきてみたり~。

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見た目はこんな感じ^^。鮮やかな印象はないのですが、落ち着いた色彩が逆に高級感を漂わせるといった印象。私はこの中からミルフィーユをチョイス^^。

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で、食べてみましたが、なるほど納得、これは美味い。本当に直球勝負のミルフィーユ。普通、ミルフィーユはもうちょっと層を重ねることが多いと思うのですが、これは 3 層と少な目。けれどもカスタードもパイもホントにおいしい。一番上の層はキャラメルで軽く固めてあって、これがちょっとしたアクセントにもなってました。他のケーキもちょっとずつつまみましたが、どれも一口食べて分かる味の違い。なるほどこれは評判になるのも納得できるという印象でした。

ちなみに驚いたのがその店の盛況っぷり。日曜日とはいえかなりの雨だったのですが、お客さんがひっきりなしに来てるし、お店の中にはカウンターに 3~4 人、厨房には 5~7 人ぐらいの人たちが休む間もなく仕事をしていて、いやはやなかなかに凄かったです。

今回は生ケーキ中心でしたが、焼き菓子にも今度は挑戦してみてもいいかなー^^。ちょっと場所が悪いのでなかなかアクセスできそうにないのですが、また足を運んでみたいものです。

というわけで最近はうちに帰ってきてはひたすら奥さんと ECO ばっかりやってたりするのですが(ぉぃ;)、おかげでネタは溜まれどなかなか書き込みができない状況に陥るワナ;。とはいえたまには時間を取ってちゃんとログを残しておかないと記録ができないよ~;、というわけでざくっとえころぐですよ~。

■ ほむらたん。

といってもあのほむらたんではなく、マリオネットホムラ。Lv55 帯が見えてきたこともあって、そろそろ Lv55 防具の入手の準備をしなければならなくなったのですが、Lv55 帯装備で面倒なのは丈夫な武器の破壊。これについては様々な方法があるのですが、一番簡単なのがマリオネットホムラを使う方法。以前、Zinnia ではたまたま知り合ったフレさんにお願いしてホムラを借りたのですが、今回はせっかくだしホムラをちゃんと取ろう、と思った次第。

しかしホムラ入手でめんどいのは、入手のためのアイテム集め。まずアンダンテの灰。これはウィザードの知識ドロップ(魔法知識)なので以前は入手できなかったのですが、現在はウィザードさん育成中なので簡単に入手可能。まあそのままアンダンテと戦うと死ぬので、護衛を付けて中から攻撃してゲット^^。

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次に問題なのがホムラのハネ。こちらはレグルスゲッコのレアドロップ品である健康栄養ドリンクとの引き換えで入手できるのですが、これが意外にドロップしない;。ブースト蒸かせて必死狩りした結果、1 時間近く狩ってようやく 2 個ゲット。ちょっと泣きそうになりました;。めんどい;;。

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あとはホムラに会えばおしまい~。なんとかマリオネットホムラをゲットですよ~^^。いや~、意外に面倒なもんですねぇ;。

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■ コンテナをバカにしてはいけません;。

というわけでまだまだレベルも低いのでひたすらアンデッド城で狩りをしていたのですが、アンデッド城での狙いどころはなんといっても丈夫な骨。クエスト品ということもあって結構な高値で取引されています。これを大量に持ち帰るためにはやはり倉庫がわりに買い取りゴーレムを出しておくのが便利なのですが、奥さんがコンテナも買い取れと言い出すワナ。

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「いやまあコンテナってあんまりいいもの出ないから、真面目に集めなくてもいいと思うよ?」
「でも持つと重いし、とにかく買い取ってよー」

……まあ別にいいかな、というわけでわざわざリログインして露店を出し直し。結構めんどいなぁと思っていたわけですが、10 個ほど入手したコンテナを開けてびっくり玉手箱。

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ちょwwww、ウリエガノフきたぁぁぁぁぁぁぁぁ;;;;。
おいおいマジですか? 状態;;。

いやいやこれは本気でびっくりして思わず画面の前で叫んでしまいましたが;;、私が 1st キャラを育てていたときには結局この Lv80 武器であるウリエガノフを最後まで入手できなくて、Lv70 武器のチェインブレードで頑張ったのですよねぇ。まさかウリエガノフがこんなに簡単にドロップするとは;;。

ちなみにその後、さらに古の弓までドロップしてびっくり;。もしかしたらドリップ率が調整されているのかもしれませんねー;。

■ そしてフシギ団へ。

しかしアンデッド城の狩りの速度を見ていると、これって普通にフシギ団で狩れるんじゃ?と思うワナ;。というわけでちょろっと挑戦してみると。

20110601g 

おー、保護者つきなら十分に狩れる^^。や、実際には相当チューニングしまくっていて、ソードマンの右腕には Lv102 ブレマス、鎧には Lv100 タタラベなどをつけてたりします。おかげで VIT が初期値なのは秘密だw

というわけで、だったらここで狩るぞー、というわけで。

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さくさく狩りして JobLv50 達成~^^。さすがにフシギ団で狩れるようになると育成も早くなるものですね^^。そんなわけでさくっと転職クエストですよ~。保護者のドルイドつきだと割と簡単にこなせます^^。

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いや~、意外と簡単に転職できるもんなのですねー、今は、状態^^。意外に育成が大変だったのが JobLv 40 → 48 ぐらい。適性な狩場はあるものの、そもそも狩る速度が出せないのでどうしても育成に時間がかかっちゃいますね。

んー、じゃまあせっかくですからご褒美しますか!(笑)

20110601k

「おおおおおおお!」 (← 奥さん驚愕の声)

「あれ?これ知らなかったっけ?」
「ぜんぜんしらなかったー、どうやるの?」
「モーション一覧にはないけど、/kiss ってコマンド打ち込むとできるのですよ。
まあ女の子同士だとちょっとヤバめなんだけどねぇ。」(でもよく自作自演してたのは秘密だw)

「………」(← なにやらごそごそやっている様子)
「なにやってるの?」
「/kiss って打ち込んでるのに何もできない……」

そりゃそうだろう;;;。
っていうかこれ、女の子限定モーションですから、男の子とかそんなことしなくていいですからっ;;;。

というわけで無事に転職も完了~^^。さらに上を目指しますよー? というわけで次回に続くw。

―――あの人が《強い》だって?
違う。そうじゃないことを、僕はもう知っている。
あの人は、ただ《強くあろうとしている》のだ。
自分のために。誰かのために。胸の中で輝く、大切なもののために。

―――僕も。
僕も、いまは力も知恵も何もかもまるで足りないけれど、でも前を向くことはできる。
それこそが、誰もが最初から持っている、本当の強さなんだ。

というわけで、今日はこちらのインプレをひとつ~。

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アクセル・ワールド、現在の最新刊 vol.7 までを一気に読破~、というか読み止まらんかった;。というかこれはとんでもない秀作じゃないですか;;。

緻密に練り込まれた設定も素晴らしいですが、何より素晴らしいのはその直球勝負のテーマ、そしてその描き方。5 巻ラストのスカイ・レイカーのエピソードには久しぶりに魂が震える思いをしましたが、これすらも全体からすると一部のエピソードでしかない、というのが驚愕としか言いようがない。

「あなたは夢を諦めてなんかいない。
あなたの目指した空は、僕よりもずっとずっと高かったんです。」

作品中のあらゆるピースがひとつずつ、かちっ、かちっと揃っていく、その痺れるような快感。あらゆるところに待ち構えるバッドエンドのイメージを覆していくその見事な様は、そりゃ引き込まれない方がウソというもの。そして作品から伝わってくるメッセージは、愚直すぎる直球ストレートなもの。

「負けて、転んで、失敗しても、それでも諦めずに前に進むことが本当の強さだと。」

いやはや、これは凄まじい作品ですね。これだけの秀作でなぜまだアニメ化されていないのか? と思うところもありますが、これは中途半端なアニメ化はしてほしくない作品。ちゃんと全巻出しきってから、じっくりと 2 クールぐらいの作品に仕上げて欲しいですね。ここ最近読んだラノベ作品の中では間違いなく群を抜いてトップの作品。最初の掴みがあまりよくない作品なのですが、これはぜひ読んでみて欲しいところですねぇ。

というわけで先日の話ですがこちらを襲撃~。

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ええっと、京橋千疋屋。最近スイーツ食べてないねぇ、という話になって、お買い物がてら奥さんと食べに行ってきた次第だったりします。まあスイーツというとタカノが定番なのですが、たまには別のとこにも行ってみよう、というわけで^^。ちなみに襲撃したのは東部池袋内にあるお店。西武池袋には千疋屋総本店があるのですが、まずはこっちに行ってみました。

お昼がてらということもあり、私はフルーツワッフルを注文~。奥さんの方はマンゴーパフェ。

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食べてみましたが、フルーツワッフルはアイスクリームと生クリーム、そしてカットフルーツの饗宴を楽しむ一皿で、適当にワッフルを切りながら食べていくとなかなかに美味しかったです。ただ、難点を言うならお皿に華がない、という印象。味は確かにおいしいのですが、フルーツをバラバラと盛り合わせただけという印象もあって、見た目で「おおお」と唸らされるものがない点は減点対象かも。この辺、タカノフルーツパーラーの方は見た目へのこだわりが強い印象がありますね。でも味は十二分においしいです^^。

それにしてもでじくま氏の blog を読んで、ちょろっと調べてみてわかりましたが、京橋千疋屋と銀座千疋屋は、千疋屋総本店からののれん分けだったのですね。独立した別々の株式会社だったというのはぜんぜん知らなかったです。なるほどそれでメニューもぜんぜん違うのか....他のお店も回って食べ比べもしてみたいものですねぇ。

「もちろん、あたしは、ゆかりの意思を、尊重する。
いちおういっておくけれど、ゆかりがどちらを選んでも、あたしは、―――ゆかりの友だち。
それは変わらない。
……でも、あたしはやっぱり、ゆかりに転校してほしくない。」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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ええっと、紫色のクオリア。何度か Web 拍手で推薦してもらっていて、購入はしておいたのですがなかなか消化できず;。でもって、最近ちまちまとラノベを消化している最中にようやく読めた次第だったりします。

Web 拍手では、シュタゲやまどかと比較される作品なので読んでみてください、みたいな触れ込みで紹介してくださっていたのですが、いやいやこれは表層が似ているだけで中身はぜんぜん違うだろう、という印象。簡単に書くと、こんな感じです。(もう古い作品なので、とりあえずネタバレ全開で。)

この作品で題材とされている「クオリア」とは何かの事物を観察したときや感じたときに心の中に浮かび上がる「質感」のこと。日本語では「感覚質」と訳されるのですが、まあ簡単に言えば、何かを見たときに頭の中や心に広がる感覚や意識。このクオリアは、極めて身近な現象でありながら他者と共有することができず、しかも他者と同一であることの証明ができない。クオリア自体は最近の脳科学の研究で、脳内ニューロンネットワーク内の電気信号であることがわかっており、これを再現することで、ある人のクオリアを別の人にも発生させることができるのではないか?と言われているらしいのですが、まあこの辺は御託の前置き。重要なのは、少なくとも現時点では、自分が感じる心や感覚は自分だけのものでしかなく、他人と共有することができないということ。もっと簡単に言えば、今、自分の目の前にある世界や人が、(心を持った存在という意味で)自分と本質的に同じ存在なのか、それとも異質な存在なのかは、残念ながら証明のしようがない、ということ。

このことは、いわゆる自我・他我問題と呼ばれる哲学的テーマとして、いろんな作品で取り上げられるのですが、この作品の場合はその取り上げ方がかなり変化球。なんと、ヒロインの女の子ゆかりが、他の人間すべてがロボットに見えてしまう、というもの。おいおいどんだけ変化球なんだよ、と苦笑いですが^^、ストーリーが展開していくうちに、話がどんどんディープになっていく。主人公のマナブはゆかりによって並行世界線を移動して情報を共有することができる存在になり、しかも時間を遡ることすらできてしまうようになる。そして、ヒロインであるゆかりが死んでしまうという過酷な現実を、その能力によって必死に改変しようとする。

さて、これだけの特殊能力を持った主人公(自我)は、果たして何を考えるのだろうか? という点。

この作品のオチを書いてしまうと、実はマナブはいくら時間軸を繰り返してもゆかりを助けることができない。でも、その理由は、救いのなさを極限まで追求したまどか☆マギカのような「自分で自分の首を絞めていくから」というようなものではない。ただただストレートに、「本人の意思や願いを無視して、その人の未来を他人が勝手に改変することは許されない」というもの。これが、この作品の基底にある世界観(世界のルール)なんですよね。

これは実は非常に大切で、シュタインズゲートでは意識的に無視されていた部分でもあります。シュタゲのインプレにも書きましたが、シュタゲの場合、なぜオカリンだけが特殊能力を持つのか?という点については一切踏み込まなかった。ここの部分はシュタゲでは意図的に除外されていて、自我・他我問題には踏み込まない、という原則を貫いている。本来、自我から見た世界において自分だけが特別な人間になるのは当たり前のことなのですが、じゃあ他我から見た世界においては? という問題には一切踏み込まず、あくまでたまたま主人公が特殊能力を持ってしまった、という前提を引いている。これが、シュタゲという作品の基底にあった世界のルールだったんですよね。

けれども、自我を認めるのなら他我も認めなければならない、というのが対等性の原則。この作品では、繰り返し、ゆかりとマナブが対等な存在か否か?(すなわちロボットが見えるゆかりは異質な存在なのか、それとも自分たちと同じ人間なのか?)が問われているのですが、もしゆかりとマナブが対等だというのであれば、ゆかりの自我も、マナブの自我も、対等に扱わなければならない。ものすごく簡単に書くと、どちらの心や気持ちも対等なもの、同じく価値を持つものとして認めなければならない。だから、マナブが行おうとした、本人(ゆかり)の気持ちを無視して、本人の至る結末をマナブの意志で改変する、ということを作品として認めなかった、のですよね。これは作品としては非常に分かりやすい結末ですし、腑に落ちるところ。

これらの 3 作品に関して、敢えて自分の好みを言うのであれば、至る結論としては、この「紫色のクオリア」に一番の軍配が上がります。けれども問題は、だからといってそれがめちゃめちゃ面白いかどうかとなるとそれは全く別、という話。この作品の最大の問題は、読んでいて盛り上がりに今一つ欠ける、ということでしょう。作品で取り扱っているネタ自体は悪くないし、着眼点も、また物語の帰結点も悪くない。けれども、文章の読みやすさ、展開のテンポの良さ、思わず次のページをめくりたくなる衝動などがこの作品にあったかというと、残念ながらそれらには欠けていました。いや、もちろんまどか☆マギカのように、展開の面白さを極限まで突き詰めて、さらに救いのなさを極限までロジカルに突き詰め、最後の最後にはルールブレイカー的な願いで話をまとめる、というやり方は正直反則だろう、と思います。けれども読んでいる最中の面白さは圧倒的にまどかが上なわけで、やはりどんなに作品の素性が良くても、エンターテイメントとして話を面白く作り上げる技量、というのはそれはそれで必要だと思うのですよねぇ。

そういう意味で、この作品、素性が良いだけにもったいない作品ですね。十分に面白い作品ではありましたが、うーん、惜しい、という感じでしょうか^^。でも、結末の清々しさはかなり気に入りました。こうやってあれこれとインプレで書けるだけの逸材はなかなかないので、こういう作品があったらまた紹介して欲しいところです^^。

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