2013年12月のアーカイブ

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さてさて、今年もついに大晦日。今年は去年までよりはちょっとはたくさん blog を書いている……とは思うのですが、とはいえ昔に比べたらまだまだ低いペース。こんな blog にお付き合いいただいている皆様に感謝しつつ、今年も何か締めくくりなエントリを書いてみようかと思ったり。……といっても例によってたいしたネタはないので;、今年もちょっとお仕事関係の話を書いてみようかと思ったりします。

実は今年の後半はむちゃくちゃ仕事が忙しかったのですが(というか今も忙しい;)、こんな状況に追い込まれているのは、とにもかくにも組織のひどさ;。いや~、その昔、「どんな組織にしたって、誰がマネージャやってもそんなに大差なんて出ないだろう」と思っていた時代もありましたが、すみません、大きな間違いでした;;。あ゛ー、組織って構造が悪いと本当に崩壊するのか、と肌身で感じた一年間でした。いやまあ、数年前からなんとなくこんな予感は感じてたのですが、やっぱりそうなのね、と;。

私のいる組織は数年がかりでの組織改革に取り組んでいて、今の本部長も、以前の本部長が鳴り物入りで指名・採用した人。最初の年は凄まじい売上を記録したものの、その後は成長が鈍化。このままいくと明らかにまずいよね、という状況になり、今年は大幅に組織構造を改変。さらなる飛躍のために予定を一年早めて組織を変えたと説明されたものの、根底には売り上げの減少傾向があり、そこへの起死回生の一発として投入された施策でした。けれどもまあ、ぶっちゃけ起死回生の一発って、ハイリスクハイリターンな施策なわけで、そんなにうまく成功するはずもなく、まあ見事なまでに散々な結果に;。

失敗した理由はいろいろあれど、なにより大きなところは、組織や人の状況を度外視して、トップダウンで枠組みを作ってきたところ。組織の人数がクリティカルマスを超えていない上に、人の成熟度も不足している状況で無理に導入されたため、レポートラインと実務ラインとがぐちゃぐちゃになって一気に組織が骨抜きに。加えてこういう状況になると、売り上げがよくないという理由で営業担当者をころころと買えるため、見込み案件がどんどん減っていく。悪循環が悪循環を呼ぶという最悪のサイクルに;。私は同じ組織に 10 年以上いて、本部長もその間に 4 回ぐらい変わっているのですが、結果、過去に類に見ないほどの業績悪化に。あ゛ー、これは何割の人が整理されるんだろう、という悲惨な状況になる始末;。

いやはやもうこれは「笑えばいいと思うよ」としか言いようがない状況なのですが;、組織構造がどれほど重要なのか、加えて上位層のディレクションがどれほど重要なのかというのを思い知った一年間ではありました。けれどもそんな組織の中にいて、それ以上にいくつかの大きな学びもありました。自分の備忘録的にまとめておくと、こんな感じ。

まず最初に、無理な成長は必ず身を亡ぼす、ということ。数年前、組織がゴール比で数十パーセント以上の成長をした折に、その余剰分を未来の投資に回すべき(例えばプリセールスだとか研究開発だとか)だと思ったのですが、本部長が取った施策は「行けるところまで行って記録を作ろう」というもの;;。おいおいありえねーだろ;、と思ったものですが、その結果は言わずもがな。比較に出すのも憚られるほどですが、例えば amazon なんかはどれだけ売上が伸びようとも、利益は出さずにとにかく投資にひたすら回す(こことかこことか参照)。この徹底したやり方には驚嘆するし、実際のところ多くの企業ではここまでの無茶はできないでしょうが、とはいえ未来への投資がどれほど重要なのかは明らかなところ。頑張ることは大切だけれども、身の丈を超えた成長を無理にしようとすると、必ずどこかが綻んで崩壊する、と思うのです。

次に、成長における最大のボトルネックは、人のスキルや成熟度である、ということ。これは組織を構成する人についても言えるし、ターゲットとしているお客様についても言えること。組織を構成する人がついてこられなければ、どんな施策も実現できないし、逆にお客様がついてこられなければ、どんなに優れたサービスも過剰サービスになってしまう。どちらがボトルネックになるのかはケースバイケースですが、往々にして問題になるのは社内の人材。数値化されない or しにくい領域なだけに、ここは本来はマネージャの肌感覚がモノをいう世界……なのですが、往々にしてマネージャは現場と分断しがちで、本部長は数字と本社ばっかり見て、現場を見ずに施策を作ることが多かったりします。が、それでうまくいくはずもない。サイバーフォーミュラじゃないけど、人も組織も同時に成長することが必要なんですよね。

しかし、人材を育てるというのは非常に難しいこと。そもそも人材は育てようと思って育てられるものではなく、どちらかというと自分の思惑を外れて勝手に育っていることの方が多いというもの。人が自ら育っていくためには、適切な環境や気付き、適度な負荷といったものが必要で、そのためには人材を守りすぎてはいけない。往々にして、仕事で失敗を恐れるようになると、部下やメンバーに対して、確実にできる仕事しか与えなくなるものですが、これをやってしまうと仕事の安定性が(一時的に)増す半面、徐々に人材が腐っていってしまう。新たなチャレンジをしなくなり、仕事は誰かが取ってきてくれるものだという思い込みが増し、上司に対して不満ばかりいうクレーマーが増えていく。結局のところは人材を子供のように甘やかしたことによるツケ。聞きかじった話で恐縮ですが、子供を子供として扱うといつまでたっても子供のまま、子供を小さな大人だと思って接することが躾の基本だとか。大人に対しても、実は同じ話が当てはまるのではないかという気がしていたりします。

そして最後に、仕事の根底に求められるのはやはりモラル(規範)だということ。精神論で仕事を語るのは、ビジネスマンとしては失格なのだろうとは思うのですが、その一方で、仕事の根底にモラルや規範は必要だとも思うのです。組織がこんなひどい状況に追い込まれたのは、表面的には成長時期に未来への投資を怠ったことであり、追い込まれたときに起死回生の逆転を狙ったことなのですが、その根底にあるのは、結局のところはモラルのなさ、だとも思うのです。「ダメなときには何やってもダメ」という諦めの覚悟も時としては必要だし、成長しているときにこそ気を引き締めることが必要なもの。根底にモラルや規範がないと、方針にしろ仕事の内容にしろ、追い込まれたときに歪さが出て崩壊しやすくなる、と思うのです。

まあこういう組織の話って、勝てば官軍負ければ賊軍というもので、後だしジャンケンのように何かを語るのは正直アンフェアなのだろう、とは思います。けれども、もしかしたら自分がいつか同じ立場に立たされたときのために、いろいろと思うところをまとめておくことはそれはそれで必要なのだろうとも思います。「人の成長」というのは多分自分にとって最大のテーマなんだけれども、自分も周りも一緒に成長していくというのは本当に難しい。答えがない領域ではあるけれども、慌てずに来年以降も少し取り組んでいきたいなーと思ったりします。

ま、でも来年は厄年なので、まずは健康に気を付けないと、ですねー;。皆様も健康にお気をつけて、良いお年をお迎えください。なにはともあれ、一年間ありがとうございました。また来年も、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

というわけで、あいかわらずですが今年もこちらに参加してきましたよ~?^^

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コミックマーケット 85 の 2 日目。なんだか今年はいつもに比べて人が少なかったような気がしたのですが、まあきっと気のせいでしょう;。今年は温度的には比較的暖かく、風もほとんどなくて割とラクだったような^^。

今回のコミケでちょっと嬉しかったのは、久しぶりに ECO のフレさんがサークルに来てくださったことでしょうか。ECO のゲーム内で知り合った女性と結婚するという話を聞いた後、めっきり連絡が途絶えていたのですが、久方ぶりにサークルに姿を見せてくれたのが嬉しかったところ。加えてびっくりしたのが、実は奥様と一緒にサークルを出している(!)という話。しかも奥様の方がサークル主催で、自らコスプレまでして売り子をしているとか。……コスプレ姿が見られなかったのが激しく残念でしたが;、またいつかの機会に見られるといいなーと思ったり^^。

コミケが終わるといよいよ年の瀬だなぁと感じるところ。明日は大学時代のバイト先の忘年会に参加して、いよいよ年越しですよ~^^。

いや~、これは激うまでした。

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でじくま氏のところからおすそわけいただいた、岐阜県産の富有柿。毎年、奥様のご実家(?)からいただくそうで、今年はグルメ会のメンバーにということで先日の忘年会のときにもらったのですが、紙に包まれてる柿なんて食べたことありません....;

というわけでさっそく切って食べてみたわけですが。

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う、うう、うますぎる....!!
というかこれは本当に柿なのか? という感じ。いや、柿なんですけどね;。

驚かされたのはそのみずみずしさ。とにかく水分たっぷりなのにまず驚かされ、次に甘味にびっくり。こんな柿なんて今まで食べたことないぞ;;、というぐらいびっくりクォリティな柿でした。いや~、美味しかったです。素敵なおすそ分け、ごちそうさまでした^^。

さすがにこのネタは年越しはダメだろう;、ということで年内になんとか取り上げたかったネタをひとつ~。いやはや、久しぶりに自分がオタクであることを呪いましたよ、ええ;。

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ファミリーマート限定発売のクリスマスケーキ、森の小さなおうちケーキ。ええ、いわゆる初音ミクのねんどろいどのおもちゃ付きケーキでございます;;。もともとクリスマスケーキは別のものをちゃんと手配していたわけですが、手配後になって、嫁がこのケーキが存在することを発見。予約締切日をとうに過ぎていたので、嫁が涙を飲んで諦めたのですが、クリスマスイブになんとなくファミリーマートの前で気配を感じて店内に入ったところ、普通に 2 個ほど売られているのを発見;。

……いやぶっちゃけ高いんですよ、このケーキ;。なにしろお値段、実に \3,939(みくみく)。どう考えても高いだろう、というよりいったいどんだけ利幅あるんだろう;;、状態。しかも大量に買い込んだクリスマス用に鶏肉やら野菜やらですでに両手は一杯、というよりすでに手配していたクリスマスケーキはすでにうちに届いている。おまえ、ぶっちゃけここでミクケーキ購入したらアホだろう、と常識という名の自分の中の良心が主張するわけですが、その一方で、オタクとしての格言が頭の中によみがえるわけです。

買わずに後悔するより買って後悔するべし。
あ゛ー、あたしって、ほんとバカ。(涙)

えーえー、買いましたよ;;、というわけで御開帳~。速攻でるんるんしながら嫁がねんどろいどを組み立てていたのは秘密だ;;。

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うおう、確かにこれはクォリティ高いです。あ、もちろんケーキではなくてねんどろいどの方ですが;;。驚くのは、結構なミニサイズの割にかなりきっちりと作りこまれているところ。海外製造でしょうから原価的にはかなり安いんでしょうが、とはいえよくできているなぁと感心。まあそのミニねんどろいどよりもさらに小さいケーキには苦笑するわけですが、ケーキの方はこんな感じ。

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ちなみに山崎製パンでした。ごく普通のチョコレートクリームのケーキでしたが、クリームが超たっぷりなのはオタク向け仕様なんですかね;。ちょっとやりすぎ感が;。でもまあ味はごく普通においしかったです。

それにしても今年は地味にファミマにやられ続けた一年間、だったような気がしなくもありません。なんでこんなところで狙い打ちされるのかと激しくツッコミたくなりますが;、だが後悔はしていない! ……いやすみません、ちょっと後悔してるかも~(苦笑)。

人にあげたことはあるけれども、自分で食べるのは初めてかも?;

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ピエールエルメのマカロン。プレゼントにはたまに使うのですが、自腹で買うには高すぎる><ので、なかなか食べることはなかったり。今回、奥さんが出た結婚式の引き出物でこちらを選んだのですが、なるほどこれは確かに美味しいですねぇ。どの一つを取っても葉いクォリティですが、キャラメルが特に秀逸でした。いやはやすごいものです。

それにしても結婚式もほとんど一巡したのですが、いわゆるカタログギフトも最近はなかなか欲しいと思うものが少なくなってきたり;。本当は消えものとか消耗品じゃない方がいいんだけどなぁと思いつつも、だいたい食器類が一通りそろってしまうとなかなか選ぶのが難しいものですねー。

というわけで、先日は奥さんへの誕生日プレゼントのエントリでしたが、これだけだとひどいので;、一応こちらもプレゼント。

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新宿御苑前にあるガトーショコラの名店、ケンズカフェの特撰ガトーショコラ。ヴァローナのチョコとカルピスバターをふんだんに使い、小麦粉やココアを一切使わずに作り上げるという面白いガトーショコラ。事前に予約しておいて取りに行くのですが、引き取りに行ったところ、直前に焼き上げた一本を受け取ることに。ちなみにここ、通常の特撰ガトーショコラは \3.000 なのですが、ちょっとプラスアルファすると、上の写真のようなちょっとオシャレな化粧箱にグレードアップしてくれます。なかなかに良い感じ。

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常温で 2 日間、冷蔵で 2 週間という日持ちなのですが、面白いのは温度によって食感が変わるというポイント。冷やすと生チョコ、常温ではしっとり濃厚、レンジで温めればとろける味わいに。早速いただいてみました。

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う゛、確かにこれは旨い。
あ゛ー、なるほど確かにこれは好評を博すのもわかるなぁ、という印象。

これ、ぶっちゃけガトーショコラとは別の食べ物です;。なんというか、チョコレートそのもの……ではないけれども、チョコレートとガトーショコラの中間みたいな食べ物。口どけの良さがとにかく驚きで、口の中でふわーっと溶けていくあのチョコレート特有の感覚は、どう考えてもガトーショコラではないです^^。しかもチョコそのものが極めて上質なので、いやこれは確かに美味しいよなぁ、と。

お店に行ったところ、梱包作業でまるで戦場のようになっていましたが;、伺ったところ、やはりお歳暮などの贈答に使われるケースが多いそうで、この時期は発送作業が大変なのだとか。なるほど確かにこれは贈答用にはかなりよい一品かもしれません。何かの折に使いたい一品、かもしれませんね。チョコ好きな方はぜひ^^。

先日の話ですが、奥さんが誕生日にこちらを所望したのでプレゼント。

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……なんだと思います? これ、中身はこんなものです。

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なんとこれ、アイスクリームスプーン。恐ろしいことに、一本 \3,000 もするアイスクリームスプーンなのですが;、アイスクリームイーターを自称する奥さん的には地味にマストアイテムらしいのですよ;。どんなものかというと、カチコチに凍ったアイスでも、容易にほじって食べられるというシロモノ。このスプーン、無垢のアルミニウム素材でできており、熱伝導率が高いためにアイスに手のひらの熱が伝わってアイスが溶けるという仕組みとのこと。さて実際のところはどーかというと。

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う、うーん、なんか微妙っぽくね?;
というかやっぱりそれなりに力が必要な気がするわけですが;;。

……とか思っていたのですが、しばらくすると手の熱が伝わるせいか、確かに普通のスプーンに比べると食べやすかったです。しかし問題なのはこの商品のお手入れ。なにしろアルミニウムなので変色しやすいという難点があり、食べ終わったら速やかに洗い、さらに水分を拭き取って乾燥させる必要がある、というワナ;。う、うーん、これだけ面倒だとむしろかえってアイスから足が遠のくのではないかと思ったり;;。

とはいえパッケージデザイン含めて非常に面白い商品で、ハンズやロフトなどでの取扱いもある様子。ちなみにメーカー名の 15.0% というのもアイスクリームの乳脂肪分の 15.0% から来ているそうで、アイスクリーム好きな友達へのプレゼントとしてなかなか楽しい一品かもしれません。

結局釣られてここを襲撃しました。ええ、ほとんどリリース直後に;。

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もう一か月ぐらい前ですが、吉野家が新メニューである牛すき鍋膳の展開を開始。早い・安い・旨いの三拍子の吉野家が、新機軸としてごゆっくりメニューを開発、それがこちらの牛すき鍋膳。都市部の駅前の店舗だとやっていないお店もかなり多いようで、やっているところでも回転率を高めるためか、コンロを使うところにはまだ当たったことがありません;。味の方はというと、確かに \580 でこれならいいんじゃないかな? という印象。いくらごゆっくり、といっても、実際のところ、牛丼を食べるときの 2 倍まではかからないわけで、吉野家としては正しいチョイスなのかもしれませんね。

最近は吉野家も、アタマの大盛り(ごはんそのままで具だけ大盛り)、ミニサラ(牛丼小盛り+サラダのセットという女性向けメニュー)などのアレンジを加えてきてますが、こうしたちょっとした変化で以前よりも使いやすくなった気がします。なんだかんだで、たま~に食べたくなるんですよねー;。

先日ですが、奥さんのお誕生日会と称して、お母さんたちがこちらのお店に連れていってくれました。

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広尾にあるフレンチビストロ、ラ・トルチュ。パチンコ屋の裏手、マンションの 1F の一角という、なかなかにびっくりなロケーションにあるお店なのですが、銀座や芝などにあるタテルヨシノのシェフ吉野 建さんの、実質的に唯一のオーナー店とのこと(タテルヨシノでは経営は別)。このため、お店のメニューの中にはタテルヨシノのスペシャリテでもある、サーモンミーキュイのステラマリス風まであったりします。お店の外観はまるでラデュレのような紫色でちょっと度胆を抜かれましたが;、店内はビストロといえど、カジュアルすぎず豪勢すぎずとちょうどよい塩梅の雰囲気。お客さんの中にも、ジャケットを着ている人もいれば T シャツ姿のラフな格好の人もいて、割と気軽に楽しめるお店です。

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パンは布袋に入ってサーブされます。これ、乾燥しにくいのがよいところですね~。ちなみになぜか別料金で \200。なぜ別料金なのだろうか....;

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アミューズはサーモンのタルタル。クリームチーズとの相性がよく、つい思わずにやりとしてしまう一品でしたが、びっくりさせられたのがその次の前菜のパテ。このパテは吉野さんのスペシャリテで、正式名称はパテ・アンクルート ステラマリス風。実はタテルヨシノでも出しているスペシャリテだとは知らなかったのですが、いやはやこれは激ウマ。様々な種類のパテが積み重ねられており、舌の上で融けていくような食感といい、肉本来の味わいといい、見事な味わいに驚かされました。しかしこれ、パイ包みになっているのでどうやって作るのかめちゃめちゃ疑問だったのですが、伺ったところ、後から周りを取り崩せる型があって、そこにパイ生地とパテを入れて焼き上げるとのこと。火加減が難しいそうで、いやはやこれは幸せな一品でした。……と、パテで度胆を抜かれましたが、その後の料理もなかなかにすごい。

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続いてサツマイモのスープ。見た目はごく普通ですが、驚かされたのが中のラビオリとの相性。スープにラビオリを入れると、ラビオリとスープが分断されるのが普通ですが(別々の食べ物になってしまう)、このスープはラビオリとスープの間にまるで境界線がないような印象。いや~、これはめちゃめちゃ美味しい^^。……と、スープでこれまた驚かされたのですが、真打ちは次の一品でした。

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こちらの魚料理はナシフグのフライ。外見は、先日オーグードゥジュールメルヴェイユでいただいたタラのフライによく似ているのですが、こちらはナシフグを使ったもの。外はサクサク、中はふっくりの食感も素晴らしいのですが、驚かされるのはそのナシフグの見事な味わい、そしてそれをさらにいっそう引き立てる濃厚なトリュフソース。かつて食べた様々な魚料理の中でも間違いなくトップランクの一品で、強烈な印象として残りました。気になったので伺ったところ、やはりそもそもフグはフランスでは食材として使うことはないとのこと。山口県で捌いたものを仕入れて使っているそうですが、いやはや本当に素晴らしい一品でした。

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続く肉料理は、二種の鶏肉料理。奥に見えるのが鶏肉のコンフィで、手前にあるのが同じ鶏肉を焼いてチーズをのせたもの。こちらも十分に美味しいのですが、いやはやちょっとナシフグの後だとやや霞んでしまったような気も。

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デザートはリンゴのタルトとコーヒー。温かいリンゴにアイスクリームというのは鉄壁な組み合わせですよねぇ^^。

いやはや、というわけでたっぷり 2 時間半ほどゆったりとお料理とアルコールを楽しませていただいたのですが、なんというか、お料理のレベルがとにかく高い。どのひと皿もとにかく安定しており、まあこれは評判になるのもわかる。むしろ理解に苦しむのは食べログの評価で、この味で 3.6 はないだろう、という印象。まあ理由はわからなくもなくて、グランメゾンのタテルヨシノを期待してここに来たら肩透かしを食らうこと間違いなし。実際、フォークやナイフは入れ替えなしだし、オーダーしたアルコールよりも前にアミューズが出てきてしまったり、たった 4 人で調理とフロアを回しているのでなかなかお料理が出てこなかったり;。けれどもお料理そのものは素晴らしいクォリティで、こんな素晴らしい料理をこんな気軽な空間で肩肘張らずに楽しめるというのは非常に素晴らしい。高級店だと肩肘張ってしまう自分なんかにはホントにうれしかったりします。

後でネットで調べてわかったことですが、実はこのお店はコースメニューで頼むよりも、夜にアラカルトで注文するのがよい様子。夜だと各皿のポーションが結構な量になるようなので、お料理をみんなでシェアしながら楽しむのがよいのだとか。また機会を改めて、実家の両親たちを連れて夜に訪れてみたいものです。いやはや、素晴らしいお店でした。

長野からの出張帰りがけに、駅前のこちらのお店に立ち寄ってみました。

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ヤキニクステーションフロント Miszi。駅の交差点向い側にあるビルの 5F に入っているお店で、カラオケ屋さんの隣というロケーションなのですが、その実は割と高級な焼肉店だったりします。黒毛和牛の炭火焼肉のお店で、特上カルビで \2,500 ぐらい。こんなお店で一人焼肉をする自分はどうなんだと激しくツッコミたくなりますが;、まあその辺は出張ということで許していただけると;;。

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で、さらっと食べてみましたが、うん、確かに美味しいです。ぶっちゃけ値段設定は東京価格だと思うので、普段使いのお店じゃないよなぁとは思いましたが、とはいえ味の方は確かなのでその辺はよかったかも。しかし長野に来て焼肉というのもどうよ? とは思いますが、かといって毎日お蕎麦ばかりというわけにもいかず;、この辺、なかなかバラエティに富んだ選択肢がないのが悩みですねー;。

最近、再び長野に出張する機会が増えているのですが、そんな中で訪れたお店をひとつ。

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駅からちょっと離れた西友の裏手にあるお店、いむらや。地元の人たちに聞いたところ、長野の B 級ソウルフードとして有名なお店だそうで^^、あんかけ焼きそばとあんかけラーメンが有名なお店。私はあんかけラーメンと餃子を選択。

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さっそく食べてみましたが、なんというか、麺も伸びているのになぜか美味しく感じるというワナ;;。なんというか昭和な味というか、昔食べた何かを思い起こさせるような、そんな味ですね。ちょっと濃いめのしょうゆ味のスープはなんとも尾を引く味で、ついついスープをすすりたくなります。旨い^^。

他人に全力でおすすめできるお店かというと決してそうではないのですが、でもつい自分は通いたくなってしまう、そんな感じのお店ですね^^。今度はやきそばにも挑戦してみたいものですが、ちょっと駅から離れているのが難点、ですかねー;。

先日、奥さんが会社の同僚の結婚式に行ってきたのですが、傍から見ていて、いやはやめちゃめちゃ大変そう;。もろもろヘマが出来ない & 無難にしなくちゃいけないので、結局ドレスも借りに行ったりとかかなり大変だったようなのですが、そんな結婚式から持ち帰ってきた面白アイテムをひとつ。これ、私は初めて見たのですが、ジェルタイプの小型キャンドルで、蓋の部分のメッセージがキャンドルの炎で浮かび上がるというもの。

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ネットで調べてみましたが、一般的には売られていないのかうまくヒットせず。ただ、結婚式だと割とよく使われている様子なので、もしかしたら結婚式限定で使われているものかもしれませんね。

先日の話ですが、奥さんのお母さんから素晴らしいいただきものを……!

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池袋の有名などらやき屋、すずめやさんの秋限定商品、くりこもち。漢字で書くと「栗粉餅」で、栗を粉状にしたものを求肥のようなお餅にまぶしたもの。栗に目がない奥さんが、和栗やさんとともに目をつけていた一品だったりするのですが、お母さんがわざわざ買ってきてくださった次第だったりします。ありがたや~~m(_ _)m。

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消費期限が当日限りという、日持ちのしないお菓子なわけですが、いただいてみるとこれが激しくうまうま。きな粉のお餅とは全く違っていて、ちょっと粘度のある栗の粉がめちゃめちゃ美味しいのですよ。栗の風味を保ちながらも、ぼそぼそしすぎることもなく重たすぎず、と絶妙なバランスで、思わず二人でぺろりと一気に平らげてしまいました。いやはや贅沢なお菓子です。

今年は 11/30 までの販売で、まさにその日にいただいたのですが、いやはやレアなお菓子をありがとうございました。美味しかったです^^。

というわけで、しばらく前ですがこちらを購入;。

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現在、地味に肋骨骨折中なのですが、肋骨部は手術のしようもないので、バストバンドを巻いて回復をひたすら待つしかありません。というわけで病院でこちらをもらったのですが、さすがに洗濯の替えがないのは困るので、amazon でポチってみた次第だったりします。

しかしよくわからないのは、病院では診察料込で \2,500 ぐらいだったのに、購入したバンドは単体で \2,000 ぐらい。もしかしてバンドって病院で買う/もらうと保険が効いたりするんですかね....? うーん?

しばらく前の話ですが、両家の実家の両親と 6 人で、こちらで食事会~。

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日本橋にあるフレンチレストラン、オーグードゥジュール メルヴェイユ。私のところも奥さんのところも、両家とも食べることが好きということもあり、定期的に食事会を企画していたりするのですが、前回開催は約一年前;。その後、奥さんの実家が引っ越したり、お母さんが怪我したりといろいろあって;、ずるずると開催延期。であれば、せっかくだしちょっといいお店に、ということで、過去行ったお店の中で群を抜いて素晴らしかったこちらのお店をチョイスした次第だったりします。選んだのはランチの \5,000 コースですが、いやはやこれがまた素晴らしかった……コースはちょっと無理をお願いして、3 皿 + 3 皿で 2 種類お願いできないかと頼んでみたのですが、前菜まで含めて 2 種類にしてくださるという気の使いよう。これはめちゃめちゃ嬉しかったです。

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アミューズは、フランスのキノコを使ったカヌレと、シュー生地で包んだ豚のリエット。行ったのは 11 月の始めだったので、秋を感じさせる演出でした。ひと口サイズのアミューズをつまんでいただくのがちょっと楽しかったです。

続いて前菜。左側はマトウダイで、柿や肝と合わせてマスタードとレモンのソースいただくもの。柿とお魚の相性が抜群でうまうま。右側はズワイガニのカニみそのババロア。カニと青りんごとトマトを合わせたタルタルなどが載せられており、こちらも見事な一品。

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二品目は、セップ茸(ポルチーニ)の茶わん蒸しにコンソメスープを流したもの。栗がアクセントに添えられているのですが、なるほどこういう合わせ方があるのかとちょっと新鮮でした。もう片方はブラッドソーセージの一種であるブータンノワール。好き嫌いが分かれそうなところですが、メレンゲやイチジクと合わせていただくことで、ちょうどいい塩梅になるように仕上げられていました。これまたうまうま^^。

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お魚は全員共通で、タラの揚げ物。お菓子に利用する、トルコのカダイフと呼ばれる細麺状の生地で巻き、これを揚げて仕上げた一品。外は軽くてサクサク、中はふっくらに仕上がっており、ブイヤベースのソースとの相性も抜群でした。文句なく美味しい一品。

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メインの肉料理は、牛と豚。牛は赤ワインの蒸し煮、豚は 2 週間熟成させたものを焼いたもの。ここまでのお料理に比べるとどちらも直球勝負な一品ですが、特に豚肉の方が見事な一品。以前にこちらにお邪魔したときにも、豚肉がとんでもなく美味しかったのですが、今回もその実力をいかんなく発揮していたという印象がありました。

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続いてデザートひと品目は、韃靼そばのブラマンジェ。オリーブオイルと塩のアイスが添えられているもの。結構好みは分かれそうですが、そばの風味が前面に出てくるという面白い一品でした。

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最後は珍しい、洋ナシのパフェ。プリンの上に洋ナシのグラニテ、その上にキャラメルチョコのエスプーマが載せられているという多層構造のパフェで、これが激ウマ。洋ナシがグラニテになっているというのが上手で、これがうまくいろんなものをつないでくれているような印象がありました。もうひと皿はチョコのヌガー。チョコにクルミやピスタチオなどを練りこんで作ったお菓子で、これをチョコにはさみ、上から暖かいあんずのソースをかけていただくという一品。これが女性陣にはめちゃめちゃ好評で、シンプルに見えながらもチョコ好きにはたまらないであろうひと皿になっていました。

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いただいたアルコールは 2 本。白ワインが DOMAINE CABROL Picpoul de Pinet 2012、赤ワインが Crozes-Hermitage Rouge。どちらもお料理にぴったりでしたが、驚いたのは白ワインの方。かなり美味しいワインで 2 本注文したほどでしたが、帰ってから調べたところ、驚くほど手ごろな価格帯。今度取り寄せてみよう....^^

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というわけで、お料理含めていろいろまとめてみましたが、いやはやサービスも含めて、やはり高い期待を裏切らない、素晴らしいお店でした。過去いろいろ食べ歩いていますが、C/P も含めて考えたトータルパフォーマンスという意味では未だこのお店を超えるところに出会っておらず、今回もそうした高い期待を裏切らない内容に舌を巻きました。ランチでワイン 3 本を開けて \8,300/人 ぐらいのお会計でしたが、アルコールをあまり飲まない人だとかなり手ごろな金額になってしまうと思われ、いやはやホントにいいお店だなぁと思う次第。決して広いお店ではなく、席数も少ないのですが、温かみのある接客も嬉しいところで、前回同様、居心地の良い時間を過ごさせてもらいました。いやはや、実に二年ぶりの来訪でしたが、今度は奥さんと二人でふらっとランチに来てみたいですねー。

最近のコンビニはホントに面白いものを開発しているなぁと感心した一品。

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これ、ファミマのスイーツコレクションのチーズケーキなんですが、レアとベークドが用意されており、レアについては kiri のクリームチーズが利用されているという一品。食べ比べたところ、リンゴが織り交ぜられているベークドの方に軍配は上がりましたが、レアチーズも普通のものよりは結構イケてるような印象がありました。

……というか、これに限らず、最近やたらとファミマ利用率が上がっているのですが、その理由はこれだ;。

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最近、ファミマでやっているキャンペーンの全プレなのですが、プライベートブランドの商品についているポイントを 30 ポイント集めると、このキモカワ系うさぎマグカがひとつもらえるという仕組み。なぜか嫁が妙にこのキャラを気に入ってしまって必死になって集めているわけですが;、いやはや PB 縛りで \3,000 程度というのはなかなかに厳しいです(苦笑)。とりあえず一個目はゲットしたけど、2 個目までいけるのかなー、という感じ。

初音ミクといいこのモッフィーといい、なんかうちはオタク狙いのファミマに見事に撃ち落されているような気がしますが;、まあこういうのもたまにはちょっと楽しいかも、ですね~。

最近ちょっとハマっている中華料理店をひとつ~。

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高田馬場にある中華料理屋さん、秀永。ちょろっと立ち寄って食べられる美味しい中華料理屋さんってのは極めて使い勝手がよいものなのですが、なかなかそうしたお店ってなかったりするのですよね。しかしこちらの秀永さん、何を食べても美味しいです。

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左はごく普通の回鍋肉定食、右は香港飯(ほんこんはん)。香港飯は、香港の忙しいタクシー運転手がちゃっちゃか食べられるようにということで考案されたメニューらしく、回鍋肉丼のようなもの。どちらも甜麺醤がなかなかにイケてて、その昔、代々木にあった中華料理屋さんの精華を思い出します。

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サラダや点心を取りつつ、何皿か料理を取ってシェアしながら食べるというのもなかなかによい。どの一品も安定しており、お値段もかなりリーズナブル。アルコール込みでもせいぜい \1,500~2,000 といったところでしょうか? いや~、ちょっと中華料理が食べたくなったときにはホントにいいお店です。

それにしてもこういう料理を食べていると、本当に代々木の精華が懐かしくなります。以前のお店が閉店し、居抜きで別のお店が入ってしまいましたが、あのときのオヤジさんはどこに行ってしまったのか……と思って調べてみると、どうもお店は初台に移転している様子(食べログはこちら)。うーむ、これは一度ちょっと無理してでも行ってみたいかも? 相当アクセスは悪そう、なんですけどねぇ;;^^。

断言します。これは神ゲーです。

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先日発売された、Wii U 用ソフト、スーパーマリオ 3D WORLD。2 年ほど前に、3DS 用のスーパーマリオ 3D ランドというソフトが発売され、当時大ハマリしていた(実に 2 周したほど;)のですが、今度出たこちらのソフトはそれの Wii U 版。といっても単純移植ではなく、Wii U ならではのハードウェアを生かしたとんでもないゲームに仕上がっています。

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基本システムはスーパーマリオ 3D ランドを踏襲しており、3D マップ・3D ゲームでありながら、もともとのスーパーマリオの 2D 的な面白さを追求するというもの。スーパーマリオというゲームの本質的な面白さをうまく抽出しており、3D ゲームでありながら、オリジナルゲームを彷彿とさせる楽しさが随所にちりばめられている。ステージは全 8 面構成なのですが、驚くほどバラエティに富んでおり、似たようなコースは 2 つとない……とまで言うと大げさですが、山あり谷あり海ありアスレチックありと、やればやるほど楽しい面ばかり。

そしてなにより素晴らしいのは。
とにかくキャラが激萌え。っつーかむちゃくちゃかわいいんですがwww。

おいおいこれは反則だろう、というぐらいにかわいいキャラ満載。マリオをはじめとする主要キャラはもちろんですが、敵キャラ含めてモデリングが非常によくできており、とにかくかわいくよく動く。中でも妖精さんたちの可愛らしさはどう考えても犯罪です、ええ。(ぉ

それ以外にも素晴らしい点はいろいろあります。ざっとまとめるとこんな感じ。

[グラフィックス]

とにかく美しい、その一言に尽きます。ひときわ目を引くのが水面の美しさ。無機質物とそうでないものとのバランスや調和がよく取れており、どのスナップを切り出しても違和感がないのが素晴らしい。また 3D 対応していないことを意識してか、奥の方のグラフィックスを意図的にぼかして奥行感を出すなどのちょっとした工夫がいいですね。

[BGM & 効果音]

ステージ構成同様、BGM もバラエティに富んでおり、ディ○ニーランドを彷彿とさせるクォリティの高い曲まであったことには驚きました。加えて、水中ステージは水に潜ると音が籠るなど、ちょっとした工夫も心憎いところ。

[同時協力プレイ]

今回のスーパーマリオ 3D WORLD でゲームとして一番感心したのはここ。過去、様々なスーパーマリオで複数人同時プレイがありましたが、ともすると邪魔しあいにもなりがちな同時プレイが見事な協力プレイになっているのは素晴らしいゲームデザインとしか言いようがないです。画面は概ねコースの進行方向に先行しているプレイヤーを追いかけますが、距離が離れてくると画面を縮小することで対応。それでも負えなくなると、遅れている方のユーザが泡につつまれて先行ユーザーに追いつくという仕組み。この辺の動作が非常に自然に行われるのが見事。

またもう一つ面白いのが、最大 4 人の同時プレイにおいて、使えるキャラにそれぞれの特徴を持たせてあるという点。マリオは平均的ですが、ルイージはジャンプ力アップ、ピーチはふわふわと空中に滞留可能、キノピオは高速ダッシュ。このうちピーチは攻略上かなり有利で、初心者でもこれを使えばラクに攻略可能。また、複数人同時プレイ時はマップクリア時に得点順が表示され、次の面では王冠をかぶれるというギミックつき。こうなると特定キャラに人気が集中しそうですが、それを避けるために各面開始時に利用キャラをシャッフルする機能が用意されているという凝りよう。この辺は本当によく考えられています。

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[ソーシャル機能]

そしてシステムとしてもっとも感心したのがこのソーシャル機能。要するに、Mii を使って互いにメッセージを交換したり呟いたりすることができる機能。この手のメッセージ機能、普通はイラストが描けない人だとまるでダメ。ところがこのゲームでは各エリアにイラストスタンプが用意されており、その総数、約 80 個。これをうまく組み合わせてそこにメッセージを書き込むことで、誰でもかわいいイラストつきメッセージを呟けるという仕組み。これには舌を巻きました。

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スーパーマリオならではのコイン集めの楽しさはもとより、それをこうしたソーシャル機能などで強化、WiiU のハードウェアパワーを生かした美しいグラフィックスを見せながらもスーパーマリオらしさは決して失わない。いやはやこれを神ゲーと呼ばずしてなんという、という印象。このゲーム、嫁と一緒に一日やりこむという恐ろしい事態に陥りましたが;、いやはやそれぐらい楽しいし、なにより複数人で楽しめるゲームに仕上がっています。WiiU を持っている人であれば必携と言わざるを得ないこのゲーム、WiiU をお持ちの方はぜひトライしてみてください。

そういやこのネタを書き忘れてました。^^

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福砂屋の五三焼カステラ。先日の長崎訪問の折、自分的おみやげを買わねば! とは思ったものの、特にこれといってめぼしいものが見当たらず、結局最後に購入したのが福砂屋の五三焼。ぶっちゃけ東京のデパートで普通に買えるので、お土産としての価値は極めて低いのですが;、とはいえカステラを買わずして帰れないよ! ということで購入した次第。ちなみにフルサイズなので結構高い(\2,520)です。

そんなわけで御開帳~。……後から気づきましたが、上に切れ目が入ってるだけじゃなくてちゃんと切れてるのですね;。おかげでイマイチ美しくない写真に;。

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早速食べてみましたが、あ゛ー、確かにこれは旨い異人堂も相当にイケてましたが、それと同等ランクという印象。かなり大規模チェーン展開しているのでどうかという気はしていたのですが、それでこのクォリティを保っているのはさすがという感じですね~。いやはや、美味しかったです。今度は普通のカステラもその辺のデパートで購入してみようかと思います。

先日、出張の折にこちらに立ち寄ってきました。

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姫路駅のほど近くにある、姫路城、別名 白鷺城。江戸時代初期に建てられた天守閣などが現存しているという貴重なもので、 国宝や世界遺産にも認定されているというお城。姫路は初めて来たので、せっかくなのでということで立ち寄った次第だったりします。残念なことに現在は補修工事中で、お城はすっかり覆われてしまっているのですが、それでもまあ雰囲気は十分に楽しめました。

まずは駅から歩くこと約 10 分。平日にもかかわらず観光客にあふれていましたが、さすが国宝といったところでしょうか。補修用の外壁にイラストが描かれているのはご愛嬌^^。

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入口付近まで来ると、その高さに驚かされます。天守付近は山になっており、下から見上げるとなかなかの威圧感が。

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姫路城は、当時、非常に攻め落としにくい城として有名だったそうですが、なるほど入ってみるとそれがよくわかります。緩急のついた入り組んだ坂道の数々に加え、要所要所に用意されている大きな門。その門を破ったと思えば、その先には狭間と呼ばれる穴がたくさんあり、弓矢で狙い撃ちに合うという仕組み。また、石落としという仕掛けも面白いです。

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城壁をよく見ると、石垣の四隅の上の方に妙なくぼみがついていますが、これ、中から石やお湯を落とすことができるようになっています。重みを逃がすため、石垣は四隅がややなだらかになっているのですが、こうしたところから登ってくる敵を排除するために用意されているもの。姫路城の石落としは、装飾的にかなりよい出来なのだそうです。

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天守閣に登っていく途中には、皿屋敷(いちま~い、にまい~、の怪談)のモデルではないかと言われるお菊の井戸が。皿屋敷のモデルについては諸説あるそうですが、なんにしてもちょっとびっくり。そしてさらに入り組んだ道を上っていくと、修繕工事中の天守閣にたどり着きます。

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この修繕工事では、天守閣をすっぽりと建物で覆っているのですが、このプレハブ的な建物から修繕中の姫路城が見られるという仕組み。全景が見られないのは残念ですが、こんな高さから間近に見られることもないと思うので、これはこれで面白いところ。

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そして圧巻は、天守閣と同じ高さから見る城下町の様子。びっくりさせられたのは、江戸初期にもかかわらず、現代のビルすらも寄せ付けない高さを誇っていたこと。当時はいったいどんな景色だったのだろうかと思いを馳せたくなりますね。

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天守閣に登った後は、上の写真にもある西の丸へ。姫路城はお城そのものだけでなく、こうした周辺の遺構まで残っているというのがすごいところです。

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千姫に仕えた侍女たちが住んでいたところだそうで、ここから山を拝んだ千姫が休憩していたというのがこの西の丸の端にある化粧櫓とのこと。

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これだけしっかりしたお城をきちんと見るのはなかなかない機会ですが、いやはや相当な見応えがありました。姫路は他にあまり見るものがないというのが悩ましいところみたいですが;、とはいえこの姫路城は素晴らしかったです。全景が見られなかったのが残念ですが、また機会があれば立ち寄ってみたいものです。

というわけで長崎旅行最後のエントリは、グラバー園の話をひとつ。ここは長崎の主要な名所であるにもかかわらず、前回は時間の関係で来られなかった場所。トーマス・ブレーク・グラバーというのは、、武器商人として幕末の日本で活躍したスコットランド出身の商人。長崎に西洋式ドックを建造したり炭鉱の経営をしたり、さらには国産ビールの育ての親だったりと、日本の近代化を支えた主要人物の一人ともいえる人なのですが、その人がこの地に構えた邸宅や、長崎市内にあった歴史的邸宅を移設したのがこのグラバー園だったりします。

グラバー園は路面電車の大浦天主堂下駅から徒歩で歩いていくこともできますが、普通に行くと結構な坂道を登る必要があります。しかし、路面電車の終点である石橋駅の方から行くと、グラバースカイロードと呼ばれる、斜めに移動するエレベーターで一気に丘の頂上に登ることができ、そこからゆったりと下りながら散策することが可能です。ちょっとあの坂道を登る気力はなかったので、エレベーターからアクセス。頂上からの見晴らしはなかなかに素晴らしいものがあります。

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そんなわけで、裏側の入口からさっそく入園。最初の建物は旧三菱第二ドックハウス。ここからの見晴らしもなかなかのものです。

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少し降りていくと、旧リンガー住宅、旧オルト住宅が。中も見学できますが、いやいや幕末時代にこの豪勢な建物というのは見事なもの。写真右側のオルト住宅は、ちょっとシャレたレストランと見紛うんじゃないか(言い過ぎ^^)という気すらします。

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続いて少し降りて旧自由亭へ。明治 11 年に建てられた、日本初の西洋料理店とのこと。現在は 2F が喫茶店になっており、ちょっと休憩することができます。ここでコーヒーゼリーとコーヒーを頼んだのですが、地味にこれが美味しい。水出しコーヒーから作っているようなのですが、しっかりしたコーヒーで素晴らしかったです。観光地にもかかわらず、お値段も結構リーズナブルで、なんでこれで流行っていないのかちょっと疑問。

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そして最後は真打ちの旧グラバー住宅へ。

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……まあ一言いわせてください。
どんだけバブってるんすかwww。

っつーかこれには正直びっくり。日本最古の木造洋風建築物とのことですが、驚いたのはその家の贅沢さと広さ、そして庭からの素晴らしい景観。幕末に武士を匿うための隠し部屋があったり屋内庭園があったり、迷路のような数多くの部屋にもびっくり。冷静に考えてみれば、幕末時代に近代化を進めた武器商人ともなればその富は尋常ではないはずで;、そりゃこれだけ素晴らしい土地にこれだけの建物を持っていても当然だよなー;、と思ったり。いやでもびっくりしましたけど;;。

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長崎の港を一望できるこの丘からグラバーさんは果たして何を思っていたのか。……というかホントにバブってますねー(← まだ言ってる^^)。なるほど、これは長崎に来たら必ず行けと言われるのも分かる気が。なんとなく歴史に気持ちを馳せずにはいられない、そんな素晴らしい場所でした。

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