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Nikon D7100

ううっ、つい出来心でこちらを購入しちゃいました;;。

IMG_1655 DSC_5091

つい思わずうっかり手を出してしまった D7100。2 年前から使っている D5100 はすでにシャッター回数が 1 万回を超えているのですが、そろそろ中級機にステップアップしてもよかろう、と思った次第。最近は絶賛値下がり中なのでそろそろ新機種が出るのでしょうが、出てから 1 年ぐらいは高いし、せっかくドバイに行くなら使いたいし、ということで思い切って購入してしまった次第だったりします。

さて、実際に使ってみた感想ですが。

うあー、めちゃめちゃ便利。
というか、なんでもっと早く買い替えなかったのかと小一時間;;。

いやはや、入門機と中級機にこれほどの差があるとは思っていませんでした。センサー素子が同じなら画質は大差なかろうと思っていましたし、実際そうなのですが、それ以外の部分が違いすぎるのですよ。というわけで、いろいろと感想を書いてみたり。

[フォーカス性能]

実は D5100 からの最大の買い替え理由がこれ。D5100 はフォーカスポイントが 11 点しかないためかなり不便。中央一点にして半押し → 撮影をしていたものの、結構不便なのですよね;。しかも合焦速度も今一つということもあり、これが一番の買い替え動機になっていました。

D7100 には D4 や D800 と同じ 51 点のフォーカスシステムが採用されているのですが、実際に使ってみるとこれが雲泥の差。合焦速度も速く、迷うことも少ない上に、合わせたいポイントにきっちりフォーカスを持ってくることができます。完全フルオート時の賢さはそれほどでもないのですが、とはいえこれは非常に便利。

またもう一点重要なのが、OK ボタンでの一発拡大。これは D7100 からの地味な機能強化ポイントなのですが、撮影した写真の再生時に、フォーカスポイント部分を中心に拡大表示するという機能が備わっています。これを使うと、撮影した写真のフォーカス具合を一発で確認できるためとにかく便利。というより、この機能が今までなんでついていなかったのかと小一時間状態です;。

[操作性]

前述した OK ボタンの話もそうですが、実際に使ってみると、D5100 と D7100 での一番の違いは操作性。これは実際に使ってみて初めて実感したのですが、D7100 の方が圧倒的に使いやすいのですよ。絞り/シャッタースピード/露出/AF 設定変更がファインダー覗いたままできるのは大きいですし、Fn ボタンでの水準器表示、OK ボタンでの一発拡大。この二つも地味に便利。いやはや、これほどまでに操作性が違うというのには驚きました。

もっとも、全くのデジイチ初心者がいきなり D7100 を使えるかというと、それはちょっと難しいかもしれません。例えば絞りをどのぐらいにするとどの程度の被写界深度(ボケ)になるのか、あるいはある写真を取るときに 最低限必要なシャッター速度はどの程度か、etc。D5100 のようにボタン・ダイヤル数が少ないものを使うといじれるパラメータが少ないため、最初に基礎を理解するときにはやはり入門機の方がよいと思ったり。私も D5100 を 2 年間使っていたことでこうした基礎が身についたような気がしているのですが、D7100 に移行した直後にマニュアル撮影モードもあっさり活用できたのには自分でも苦笑いでした^^。なるほど、ISO 感度コントロールをしたい場合なんかにはマニュアル撮影モードって便利なんですねー、と。

[画質]

D7100 は撮像素子が 16M ピクセルから 24M ピクセルに増強。A3 引き伸ばし印刷でも 16M あれば十二分なので 24M なんて要らないだろう、というのが正直なところなのですが、とはいえ多いからといって特に不都合があるわけでもないです。さすがに 24M だとピクセル解像しないかなと思っていたのですが、さすが純正レンズ群、自宅にあるレンズはきちんとピクセル解像しました。やはり Nikkor レンズは性能がよいですね。

D7100 では x1.3 クロップと呼ばれる機能が搭載されており、真ん中部分をくり抜いて自動トリミングしてくれる機能があります。クリップ領域はおおよそフォーサーズのセンサーサイズになるそうで、フォーカスポイントが画面ほぼ全体をカバーするというメリットがある……らしいのですが、正直 Lightroom などで加工する前提だとぜんぜん要らないですね;。同様に、各種の補正機能やトリック撮影機能もぜんぜん使ってなかったりします;。

また画質に関する特徴としては、D5100/7000 のセンサー素子と色の出方が若干違います。D5100/7000 はソニー製、D7100 は東芝製のセンサーらしいのですが、D7100 の方がちょっとあっさり目な色合いで、D5100/7000 の方が色映えしやすい写真になるという印象。この辺はメーカーの特性かもしれませんが、Lightroom で補正可能な範囲です。Web を見ていても評価が分かれるところですね。なお高感度耐性はほぼ同等、という印象です。

ちなみに参ってしまったのは、24M ピクセルのおかげで RAW データがとにかく膨らむという点。32MB の SD カードではやや心もとないため、128MB の SD カードを買い足しました;。amazon のトラセンドの SD カードを買いましたが、1 万円で 128MB。いい時代になりましたねぇ^^。

なお、D7xxx 系列はカードスロットが 2 つあるのもよいところ。2 スロット方式だと SD カード 2 枚刺しによる 2 重記録が可能なので、データロストの心配なし。私は以前から使っている 32MB と新しく購入した 128MB の 2 枚刺しにしていますが、これもかなり便利ですね。

[ピントズレ問題]

実は今回の D7100 で一点苦しんだのがピントズレでした。これだけ解像度が上がるとピント合わせが非常にシビアになるのですが、10-24 レンズとの組み合わせで前ピン(=ピント位置が少し前側にずれてしまうためにピントが微妙にずれる)現象が起きてしまったり。中級機以上では、こうした微妙なピントズレに対応するための機能がついており、D5100 にはないのですが D7000/7100 にはこの補正機能(AF 微調整機能)が備わっています。

前ピン/後ピンの補正をするには、ピント合わせのテストチャートが必要。これ、普通に買うと結構高いのですが、Web でキットを配布しているところがあるのでこれを利用すると自作できます。超しょぼいチャートにもかかわらず、その効果はてきめん。レンズ単位に補正を登録することができるので、これはやっておいて損はないでしょう。ちなみに私の場合、

  • レンズ : 10-24mm, 18-105mm, 18-300mm(f6.3), 35mm
  • ボディ : D7000, D7100

の組み合わせで確認したのですが、ピントズレが出たのは D7100 + 10-24mm の組み合わせのみ。補正で問題なく調整できましたが、いやはやこんなこともあるのかと初めて知りました。ちなみにピントズレに気付いたのはテスト撮影した結果を自宅のモニタで確認したときで、なんか拡大してみると微妙にピンボケでピクセル解像していない写真ばかりだったことから気付きました。ぶっちゃけ、通常の用途ではぜんぜん気付かない程度な気がします;。

というわけで新規導入した D7100。ボディサイズはちょっとだけ大きくなり、ボディもちょっとだけ重たくなりましたが、重さの差以上に快適さの差がありました。ぼちぼち使っていきたいと思います^^。


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コメント(1)

ハマってますねぇー。でも初めからこんなん(失礼)だったっけ?
と思って読み返してみたら、一眼レフは新婚旅行前に"勉強"し始めたのがきっかけで、その後早々に転落して行った様ですねぇ(笑)。


因みにお酒の方は・・・記録に無いぐらい初めの方からなのかな?

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