さてさて、引き続いて今度はダウンタウンの話を。ダウンタウンは世界最高の高さを誇るバージ・カリファを中心とした商業施設群で、主な見どころとしてはドバイモール(世界最大)、ドバイファウンテン(これも世界最大)、ドバイアクアリウム(これまた世界最大)と、世界最大づくしの観光施設だったりします。まずはドバイモールから。
[ドバイモール]
水族館やスケートリンクまで有する、世界最大のショッピングモール。店舗数 1,200、飲食店数も 200 を超えるというメガモールで、端から端まで歩くだけでも結構な距離があります。数ばかりかと思いきや、各店舗も結構な面積のものが多く、雑貨店に入ってみたらとんでもなく広くてびっくりしたり;。まっとうに見ているとキリがないので、興味があるゾーンだけ集中的に見る、というのが現実的です。我々は雑貨が好きなのでそのへんをふらふらめぐってみたり。
さすがはイスラム圏というべきか、飲み食いしながら歩いているような人はまるでいません。が、休憩するためのカフェは至るところにあります。さっそくおなじみヨーグルトランドを見つけてひっかかる嫁;。
もっとも、モール内は外と違ってかなり冷房が効いています。あまりの温度差に体調を崩しやすくなるので、日本人の場合はきちんとした上着が必須です。っつーかどうしてこの寒さの中を半袖とかで歩けるのかと小一時間;。
ショップもいろいろあるのですが、自分たちが立ち寄ったのは VIVEL というお菓子屋さん。小菓子の詰め合わせや紅茶などをいろいろ取り扱っているお店です。数十種類の小菓子を自分の想いのままに組み合わせて詰め合わせることができます。基本的にはお土産用のハコに詰めていくら、という形なので、箱のサイズを選ぶと値段が決まる仕組み。カスタマイズするのが大変であれば、事前に詰め合わせられているものを購入してしまえば OK。その場で味見もさせてくれますし、イートインコーナーで紅茶と共に楽しむこともできます(紅茶はポットでサービスしてくれるので、二人で 1 つとかで十分です)。小箱なら \1,000 弱ぐらいからあるので、手軽なお土産にはちょうどよいですね。
[ドバイ・アクアリウム(水族館)]
さて、続いてはこちらのドバイ・アクアリウム。ドバイモールのほぼ中央に位置している水族館で、一番の目玉である巨大水槽は全長 32.88m、高さ 8.3m で世界最大のもの。この水槽は、特にチケットなどを買わなくてもそのままモールで見ることができます。写真を見るとその巨大さは一目瞭然ですね。1F・2F をぶち抜く形で水槽が存在するので、2F から見ると水槽を斜め上から見ることもできて気分がよいです。
水槽の周りにはロープが引かれており、この水槽の右横にあるチケットカウンターで入場チケット(約 3,000 円ぐらい)を購入すると、このロープの内側に入ると共に、この水槽の中央部にある通路へと進むことができます。
入場券にはいくつかの種類があり、多少プラスすることで、この水槽を上から眺めるツアーにも参加できます。ちなみにさらにお金を出すと、下の写真に見える檻の中に入って水中に沈むだとか、さらにはこの推測の中でスキューバダイビングができるとか。……いやどー考えても晒し者なわけですが;。
さて、この水槽が一番の目玉ではあるのですが、この水槽の上側には普通の水族館を併設しており(アンダーウォーターズーと呼ばれています)、入場券はこちらとの共通パスになっています。モールの中にあるので油断してましたが、中に入ると結構広く、様々な生き物が展示されていました。砂漠の生き物ということで、サソリまで展示されていたのにはびっくりでしたが;。
そして一番の目玉は King Crocodile、巨大ワニ。重さは 726kg で、オスとメスの二匹だそうですが、びっくりしたのはワニが展示されている横で、このワニをどのように捕獲してどのように連れてきたのかを紹介するムービーを流していたこと。オーストラリアから一番生きの良いワニを捕獲し、空輸で連れてきたらしいのですが、そのドナドナムービーたるや涙を誘います;;;。ちょっと苦笑い。
全部ひととおり回って、2~3 時間ぐらい。割とたっぷりとみられる水族館だったのには驚きました。
[スーク・アルバハール]
さて、お次はドバイモールの隣にあるスークアルバハール。こちらはドバイモールの隣のドバイファウンテンを超えた先にあります。一瞬照明が暗くて不安になるのですが;、スークといってもオールドスークのような場所ではなく、完全に商業用に作られた施設なので気軽に見て回ることができます。
中にはスーパーマーケットなどもあり、なかなかの充実ぶり。建物や装飾品が綺麗に作られているので、写真が絵になるのがよいところです。ショップとして我々が利用したのはこちらの Bateel というデーツ屋さん。デーツというのはあまり日本では馴染みがないと思うのですが、ナツメヤシの果実で、北アフリカや中東ではメジャーなスイーツ。長期保存が可能なことや、雨が少ないところでも育成可能なことから、昔から貴重な食料として栽培されていたそうです。熟したものを食べるのですが、これがなかなかに美味しい。こちらのお店では、いろいろなものをデーツの中にサンドしたものをグラム売りしていました。
スークアルバハールは、一通り歩いて 30 分ぐらい。ドバイファウンテンを見る際の時間調整なんかにちょうどよいんじゃないかと思います。というわけで、ドバイファウンテンについては次のエントリにて~^^。
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