2012年3月のアーカイブ

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先日、有楽町にお買いものに出かけたときに、奥さんとこちらに立ち寄ってランチしてみました。

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鳥ばか一代というお店。その名のとおりに鳥料理の専門店なわけですが、注文したのは鳥づくしコース。2 人で \3,000 のセットメニューです。

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コースは、前菜のすくい豆腐を皮切りに、鳥のから揚げ、焼き鳥、親子煮の全 3 品。これにご飯とお味噌汁、あとは生卵(これは自由に食べて OK)がつくという形なのですが、いやはや驚いたのはどれも非常に美味しい。最初のすくい豆腐もちょっとねっとり感があって非常に美味、続く鳥料理 3 品も、そもそも鶏肉そのものが非常に美味しくて驚かされました。いやー、美味しい鶏肉っていいですねぇ^^。

お店の雰囲気もなかなかよくて、カウンター席とボックス席の組み合わせ。デートにも使えそうな雰囲気のよい一軒で、有楽町で \1,500 でこれだけ美味しい鶏肉が食べられるのなら十二分に合格点だろう、という感じ。実際、土曜日の 12 時ちょっと前に飛び込みましたが、しばらくしたら満席になっており、人気のほどがうかがえました。まあこの人気もわかるかも^^。有楽町に行く機会がある場合には、ちょろっと立ち寄ってみてもよい一軒かなと思います。

少し前の話ですが、こちらのファミリーセールに行ってきてみました~。

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ええっと、BURBERRY のファミリーセール。もともと会社のお友達が行く予定だったところ、行けなくなっちゃったので、ということで譲っていただいたもので、これはちょっと面白いかも? ということで見に行ってみた次第。奥さんと二人で行ってきましたが、私はこちらのネクタイをゲット~。

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一本 \5,250。あんまりバーバリーっぽくない一品ですが、まあこの値段で買えればいいかな? という感じ。奥さんはカーリガンとスーツをゲット。スーツはサンプル品なので一着 \30k ……や、やすい;。

とまあ適当にちょろっと購入しては見たものの、まあこれはなかなかに難しいかなぁとは思ったり。見た目の値引き率は確かに高いものの、元々の値段がめちゃめちゃ高いので値引いたところでそれなりのお値段なことに加えて、基本的には在庫処分セールなので、なかなかフィットするものは少ないなぁ、という感じ。(← 行ったのが 2 日目だったのも災いしたのでしょうけれども;。)

とはいえ、二人でお出かけするにはなかなか面白いイベントではありました。チケット頂いたお友達には感謝、ですねぇ^^。今度なんかお返ししとこう~。

さてさて、昨年は食べログで国内最高峰のチョコレートランキングポイントを持つラ・メゾン・ドゥ・ショコラ、そして今年はル・クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラで 5 タブレットを獲得した新進気鋭のパティスリー・エス・コヤマのチョコと、2 年連続でこれでもかというぐらいのチョコを、奥さんのお母さんからバレンタインで頂いてしまったわけですが;、さすがにこうなるとぶっちゃけ困るのはホワイトデー。いやなぜって、返すチョコがありません;;。国内で入手できる最高峰クラスのチョコをこうも立て続けにもらってしまってはもはや打ち手がないわけですが、うーーーん、と頭をひねって絞り出したのは。

もうこうなったら個人輸入してやるwwww。
しかも国内未販売のやつをwwww。

というわけで、こちらのチョコに手を出してみました。

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Jacques Genin(ジャック・ジュナン)。元メゾン・ドゥ・ショコラのパティシエ、ジャック・ジュナン氏が独立して 2009 年にオープンしたお店なのですが、オープン直後から非常に高い人気で、今ではパリを代表するショコラティエのひとつに数えられているのだとか(← Web で調べただけなんでホントかどうかは不明w)。

なにはともあれ、購入したのは 9 ピース入りのもの。カラフルなチョコの中には様々な素材が織り込んであるのですが、実際に食べてみると。

う、うまいwww。
こ、これは確かになかなかいいかも?^^

素材の味と風味が恐ろしいほど際立っているのが素晴らしい。たとえばビターチョコであれば全力でビターチョコだし、ミントであれば全力でミント。風味に対するこだわりはケースなんかにも表れていて、これ、アルミケース入りなんですよね。湿気と温度変化を嫌うチョコを保管するために、専用に作ったものなのだとか。いやー、確かにこれは話題になるだけのことはあります。うまうま~。

……などと思って頑張って輸入してみたわけですが、ネットでこの blog 記事を書くために調べてみたところ。
うあー、高島屋で取り扱いがっっっ(苦笑)。
(バレンタインやホワイトデーの時期にはデパートの催事場で取り扱うこともある)

まあ限定 10 個だけだったみたいですが、いやはややっぱりデパートには敵わないらしいっすorz。まあそりゃそうでしょうけどねぇ;。

ちょっと前の話ですが、バレンタインに奥さんのお母さんからこんなチョコを頂いてしまったり~;;。

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PATISSIER eS KOYAMA (パティスリーエスコヤマ)のチョコレート、DNA 京都 2011。いやはや、箱からしてめちゃめちゃオシャレだなぁと思ってちょっと調べてみたら、ちょwww、実はとんでもないチョコじゃないですか;;;。

いわゆる食事の名店といえばミシュランですが、チョコレート版ミシュランともいえるのが、「ル・クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」、略称 "C.C.C."。1981 年に設立された由緒あるチョコレート愛好会で、数年ごとにガイドブックを発行しているのですね。で、2011 年までに最高位の 5 タブレットに輝いたショコラティエは全部で 14 人。ジャンポール・エヴァンを筆頭に、ピエール・エルメや、ラ・メゾン・ドゥ・ショコラなど錚々たる面々が並ぶのですが、日本人も 3 名入っており、最近、このランキングに入ったのが、小山 進氏(PATISSIER eS KOYAMA)なのですね。いやー、昨年はラ・メゾン・ドゥ・ショコラのチョコを頂き、そして今年はこんなチョコを頂いてしまうとは……ガクブルですよ、ええ;;。

でもチョコ自体は全力で楽しみますよ、ええ^^。

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この DNA 京都 2011 の面白いところは、日本の食文化のテイストが存分に凝縮されたチョコになっているという点。京番茶や抹茶などはまあいいんですが、黒大豆醤油とか大徳寺納豆とか黒七味とか、およそチョコの素材とは思えないような素材が使われていたりします。お味の方もなかなかに面白い。日本人的な味覚では微妙に外し気味なものもいくつかありましたが;、しかし柚子プラリネ絶品。いやー、さすがに話題になるだけのことはあります。

それにしても、奥さんのお母さんはいったいどこからこんなチョコを見つけてくるのかと驚くのですが、聞いてみたところ、伊勢丹の通販で押さえたのだとか。さすがにデパートの仕入部はこういうところ、ちゃんと調査が行き届いているのですねぇ。

噂に聞いていたこれに手を出してみました^^。

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ええっと、TV 版 CLANNAD の Blu-Ray ……なのですが、これ、海外版。自分の場合、DVD 版は全部持ってるんですが、今度見ようと思って DVD ディスクだけを別に取り分けて置いておいたらそれをなくすワナ;;。まあ急いで見るもんでもないし、と放置していたところ、こちらの海外版の話を聞いて取り寄せてみた次第。さすがは海外版、日本の超豪華装丁とは違ってパッケージも簡素です。

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で、見てみたのですが、おお、これは全く問題なくイケる^^。っつーかこんなんでいいのかと小一時間;。もうちょっと細かく説明すると、

  • Blu-Ray は DVD と異なり、リージョンの縛りがやや緩くなっているため、米国と日本とが同じリージョンコードでいける。つまり、米国で売られている Blu-Ray は特殊なことをしなくても、日本の Blu-Ray プレイヤーで再生可能。
  • もちろん収録されているのは英語版ですが、英語吹き替えと、英語テロップつき日本語とを切り替え可能。英語テロップつき日本語に切り替えた上でテロップを非表示にすると、テロップなし日本語になる
  • Blu-Ray 3 枚組なので圧縮率が心配になるところですが、普通に見る分には十二分に綺麗なハイビジョン画像。

という次第。しかもですね。

  • 怪しげな DVD ショップなんて使う必要なし。安心の amazon.com で買えます。難しいところはせいぜい配送先の入力ぐらいで、自宅の住所をどうやって英語表記するか、程度。(でもこれもおそらくいいかげんな入力でも OK。DHL (国際郵便)で来るのですが、配送直前に、DHL から(日本語で)メールで配送方法に関する問い合わせがありました。心配ならここで日本語で配送先情報を伝えればよいでしょう。)
  • 米国は Blu-Ray の値引きも結構大きい。このため、お値段は $50.99。配送料は配送方法によって若干変わる(お急ぎ国際便、通常国際便、格安まったり配送便の 3 種類)ものの、中間グレードのもので $9.98。今は円高ということもあって、トータルで \5,127。っつーか 国内アニメ DVD 1 枚以下の値段なんですが;;。
  • 配送にかかる時間もたかがしれていて、通常国際便の場合で 4 日程度。1 週間かからなかったのには驚きました。(通常は 1 週間ぐらいっぽい)

……とまあちょっとびっくりな感じ。以前に夏のこたつさんから話は聞いていたものの、まさかこんなに簡単だとは思っておらずさすがにびっくりしました;。

しかしこれだけ安いと他の Blu-Ray にも手を出したくなりますが、残念ながら Kanon や AIR はない様子。Angel Beats! やフルメタルパニック & ふもっふ、そらのおとしもの、鋼の錬金術師あたりはあるようですが、この辺はいろいろ研究しているホームページとかあるみたいなので調べてみると吉かも。まあ頻繁に手を出すものではないような気もしますが、それにしてもこの内外価格差はさすがにちょっと;、と思ってしまいますねー;。

先日のテーブルウェアフェスタで買ってきたお土産の話をひとつ~。

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Reon という面白アイテム。これ、いったいどーやって使うのかというと。

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こんなふうにポットの注ぎ口に取り付けて利用するアイテム。右の写真を見ればわかるように、これを取り付けておくと、茶葉が注ぎ口のところに留まってくれる上に、取り付けたところがガイドになるため周りにこぼれたりしない、という優れもの。なるほどなかなかに便利なアイテムだなぁと思ったり。

しかしなぜこんなに便利なアイテムがなかなか普及してないのかなー、どっかに落とし穴があるのかなぁ? と一瞬首を傾げたのですが、洗う段階になって納得。ああ、なるほどこれって茶葉をゴミ箱に捨てにくいのですね;。ボンとゴミ箱に茶葉を捨てられる手軽さがなくて、うーん、実に惜しい;;、という印象。着眼点はめちゃめちゃいいアイテムなんですが、あとちょっと、ですねー。うむむ^^。

長野の出張ではいつもおやきをおみやげに購入していくのですが、なかなかヒットに巡り合えず。今回、たまたまお客さんから情報を聞くことができて、東京の人だったらこのおやきがいいですよー、と薦められたのがこちらの いろは堂というお店。

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その場で食べるおやきと、お土産用の冷凍おやきがあります。全 9 種類なので、10 個注文~。1 個 180 円、おやきとしてはちょい高め?

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というわけで、さっそく食べてみましたよー。

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う、これはうまいwww。
なるほどこれは関東圏の人が好きそうかも~、と思ったり。

このおやき、揚げ焼きと呼ばれるタイプのおやき。おやきは作られる地域や時代によっていろいろな製法があり、焼き、蒸かし、蒸かし焼き、焼き蒸かし、揚げ焼き、などがあるのだとか。揚げ焼きというのはその名の通り、いったん油で揚げてから焼くタイプのおやきなのですが、こうして作ると皮が非常に香ばしくなるので、おやき特有のもそもそ感が薄れて非常に食べやすい一品になるのですね。食感的にはドーナツ的な面もあって、なるほどこれは関東の人が好むというのもわかります。現地の人に言わせると、ちょっと邪道だと思う人もいるらしいですが^^。

ちなみに冷凍したものの場合、レンジで解凍してからオーブンで焼くことで、だいたい元の食感に復元できる次第。いやー、これはなかなかおいしいなぁと思っていたら、東京でも割と簡単に入手できるワナorz。通販はもちろん、大宮 ecute、立川 ecute、渋谷 東急百貨店などでも入手できる他、3/14~3/20 は新宿伊勢丹 B1F でも催事に出店する様子。もし機会があればちょっと挑戦してみると面白いかも?^^ですね。

先日の話ですが、こちらを襲撃~。

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ええっと、ニューオータニの中華料理のお店、Taikan En。こちらのホテルで結婚式を挙げて 1 年近くになりますが、特典でくっついてきた 1 周年記念ディナーの方に行ってきた次第だったりします。お店はインターナショナル料理、中華、イタリアンからのチョイスになるのですが、食べログを見ているとどこもなんかイマイチな気が……;。というわけで、変わり種の中華をチョイスしてみた次第だったりします。

まずはサービスのシャンパンで乾杯~。

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……ドンペリグラスが使われてるように思いますが、シャンパンはドンペリじゃないですorz。ま、なにはともあれお料理はこんな感じ。

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お料理は全 7 品、いずれもごく普通においしいのですが、なんというか、華がない食事だなー、という印象;。北京ダックがあるわけでもなし、酢豚があるわけでもなし、アワビがあるわけでもなし;。せいぜいフカヒレスープぐらいでしたが、それにしたってちょっと寂しい;。まあ一周年記念のサービスディナー特典なんてこんな程度かなぁと思ったり。

ただ、それ以上に思ったのは、このお店の厳しさ。食べログの評価を見ていると、サービス品質が悪いというツッコミが多かったのですが、行ってみたところ、サービス品質が悪いというよりも物理的にホールスタッフの絶対数が少なすぎる、ということ。個々のスタッフのサービス自体は決して悪いものではないのですが、物理的に数が足りていないため、各テーブルに目が行き届いていない。結果、例えば自分たちのテーブルの場合には、最初はぜんぜん食事が出てこなかったにもかかわらず、3 品目あたりからはまだ手前の食事が終わっていないにもかかわらず次々と食事が出てくるような有様。

数は足りていないのにサービスは普通にこなす必要がある(例えば料理の取り分けしかり、北京ダックのようなもののテーブルでのサービスしかり)ので、これじゃ回らないよ状態で、これはやっているホールスタッフもつらいだろうなぁ、と思った次第。

中華は安くてもおいしいお店は多数あるだけに、サービスが悪いとなると使いどころが難しいお店、という印象。味はそこそこでもサービスが上質なら、何かの機会に使うこともあるのでしょうが、味はまあまあ、値段は高い、サービスイマイチ、となると使い勝手が悪いような……;。ホールスタッフの個々人は頑張っているだけに、経営層の方々にはもうちょっとなんとかしていただけないかなぁと思ったりしました。うむむ。

いや~、先日の話ですが、これはちょっと参りました;。

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TSUTAYA TV というオンラインサービス。先日、奥さんがマクロス F 劇場版を見たいという話になって、TSUTAYA で借りてきて見てたのですが、最新作はまだ店舗ではレンタルしておらず、ストリーミング配信でのレンタルのみ。で、調べてみると、現在は一般家庭のテレビにインターネットのケーブルを繋けば TSUTAYA TV につなげることができ、そこでマクロス F もレンタルしている様子。お値段はちょっと高めの \840 ですが、でもハイビジョンならまあいいか、と思ってレンタルしてみたのですが、これが大ハマリ;。

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まず夜中の 11 頃に見始めたところ、画像がしょっちゅう止まってしまう。テレビまで 3 段ぐらいハブをかましているのがまずいのかな? と思って FTTH 回線に直結したところ、多少は改善されるものの、それでもしょっちゅう止まってしまう。うーん、これは夜だからサーバ混んでるかねぇ? と思って、翌日の日曜の日中にやってみたところ、かなり改善されはしたのですが、30 分ぐらい見たところでこんな表示が……;。

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ちょwww;、マジっすか;;。
っつーか夜中はともかく、日中時間帯でサーバ混雑で見られないってどういうことよと小一時間;;。

しかもこのストリーミング配信、致命的なポイントがいくつか。

  • 基本的に、一番最初からの連続再生しかできない。一時停止、巻き戻し、早送りは一切不可。
    つまり、なにかの拍子に通信障害が起きた場合(上記のサーバ混雑とか)、最初からもう一度見るしかない;。
  • HD 版をレンタルした場合、通信障害で問題が発生した際でも SD 版にダウングレードできない。
    つまり、もう一度、お金を払ってレンタルし直すしかない;。
  • レンタルの再生可能時間は 48h。仮にトラブルで見られなかった場合でも、2 日以内に見終えないとパー。
  • クレーム入れようと思って電話しても、ヘルプデスクの電話は全くつながらない;。メールなどの受け口はなし;。

というわけで、途中で見るのを諦めました;。まあそのうちレンタルが開始されたら借りてきて見ますかねぇ;。

しかしこれはちょっと残念だなぁと思うところもあったり。こうしたオンライン型の VOD サービス、あれば便利だし確実に使うのですが、今回初めて使ってみて、本格普及にはまだもうちょっと時間がかかるのかなぁと思ってしまったり。一般の人でも心配ごとなく気軽に使えるような環境が整って欲しいなぁと思う今日この頃。自宅でもそれ相応に快適な視聴環境を構築できるだけに、この手のサービスはもっと充実して欲しいところですね。

先日の長野出張、初日は夜に着いたのですが、時間もなくてこのお店を襲撃。

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ええっと、味噌ラーメンのお店、みそ家。信州みそを使ったラーメンを出すお店ということで、現地でもなかなか評判のよいお店だったので行ってみたり~。味の方はというと、ごく普通においしいラーメン。東京だとラーメン店も多いので、各店ちょっとひと工夫していることが多いのですが、ここの味噌ラーメンは本当にオーソドックス直球勝負。特にスパイシーなわけでもなく、油ぎってるわけでもないのですが、味噌の風味がしっかり出ていて、きちんとスープが麺にからんで、そしてモヤシとの相性もよい。正統派な味噌ラーメン、という表現がピッタリな一杯でした。お値段 \650、チューシュー味噌でも \850 という良心価格もたいしたものです。

長野というと、どうしてもそばの方向に流れてしまいますが、たまにはこんなラーメンもよいものですねー^^。

というわけで、本日はこちらの披露宴にお呼ばれしてきました~。

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ええっと、でじくまっちゃ氏の結婚式。ゆかりん大好きなでじくま氏が結婚というだけでも驚愕だったわけですが(ぉぃ;)、さすがは大物、ご招待された披露宴会場はなんとあのホテル新新御三家の一角を占めるマンダリン。そちらにグルメ会の夫婦全員が揃ってご招待された次第だったりします。

それにしても驚くのは彼の交友範囲の広さ。披露宴は二部制で、第一部(13:30~)が親族の部、そして第二部(17:00~)が会社と友人たちの部、という構成。事前に聞いていた話だと、親族だけで 40~50 名になってしまうらしく、他の参加者と併せると軽く 150 名近くになってしまう;。さすがにそれだと、ということで、完全二部制を取ったそうな。いやはや、人数だけでもびっくりしますが、それがマンダリンともなれば驚かずにはいられません;。(いや庶民なんで;。)

そもそもマンダリンを選んだのは、食事の美味しさ。A 級グルメを食べ歩きまくっているでじくま氏がこの会場を選んだ理由は、ズバリ食事の美味しさだったそうですが、だからってウェルカムスピーチで期待を煽るような発言をしたのにはビビりました;。お、おいおいマジか~~;;、と内心思ったわけですが。

う゛、さすがはマンダリン様でございます;;。
いやー、さすがに美味しいですわ;。言うだけのことはあるなぁ、と;;。

とりあえず写真をぺたぺた。

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最初の一皿は、完熟トマトのヴェールを纏った近海の海の幸と季節野菜のマリネ バジル風味シトラスソース 可愛らしいハーブとイクラを添えて。(な、ながい;) 上にゼラチンが乗っているのですが、見た目の色とは裏腹に見事なトマトのテイスト。エビやサーモン、アワビなどの海の幸をふんだんに使ったヘルシーな一皿なのですが、凄いのはこの一皿に乗っている食材、ほとんどどれもが一切れずつ全部違う種類であること。見た目もさることながら味の方も素晴らしかったです。続く二皿目は、宮崎地鶏胸肉のグリル 八丁味噌風味のポルト酒ソース 菜の花と "夢むすび" のサフランリゾット。旦那さんは九州出身、奥様は名古屋出身ということで、そこにかけた創作料理とのこと。オリジナルメニューまで飛び出すとはさすがとしか;;。

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3皿目は、瀬戸内産桜鯛と比内地鶏のコンソメ ポトフ仕立て 大根のプレゼと根野菜 森のキノコのソテー。しっかりした身の桜鯛はさすがのお味。全般して、野菜たっぷりのヘルシーメニューなのも凄いところ。4皿目はお口直し、日向夏のソルベにロゼシャンパンのジュレを添えて。単純なソルベではなく、シャンパンジュレと組み合わせるのはなかなかに素晴らしい。ちょっと切れ込みが入っているお皿もセンスがあっていいですね。

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そしてメインは京鴨胸肉のロースト ブラックビーンズソースとバルサミコのレデイクション レンコンのタイム風味 サツマイモのマッシュとガーデングリーン。(レディクションという言葉は知りませんでしたが、「煮詰めたもの」という意味とのこと)。さすがはマンダリンのコースメニューのメインを飾るだけあって非常に美味い。柔らかい鴨肉は全く癖もなく、誰にでもウケそうなお味でした。デザートは、ホワイトチョコレートと桜の軽いムース 赤い果実とピスタチオナッツのアイスクリーム。春を感じさせてくれる、見た目にも楽しい一皿でした。

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最後はコーヒー。プチケーキつきなのですが、プチケーキがたくさん盛られたお皿から自分でチョイスする形式になっていて、おおお、さすがだなぁと感心^^。正直、コースの量はかなり多めだったのですが、脂っこさがなく、どれもヘルシーなお料理ばかり。野菜多めなのも嬉しいところで、これは女性にも喜ばれそうなコース。さらに感心したのは、どれもフレンチコースの直球勝負ではないにもかかわらず、素晴らしくハイレベルなお皿ばかりだということ。さすがはマンダリン、グルメなでじくまっちゃ氏がチョイスするだけのことはあります。

……とまあ、肝心の結婚式そっちのけでお食事レポート書いてどーする;、なわけですが;。
はい、本題に戻ります;。

私はそんなにたくさんの結婚式に出てきたわけではないのですが、結婚式は本当にその人たちのカラーが出るものなのだなぁ、と改めて思ったり。普段からお付き合いのある障碍者団体の方々に席次表の制作を依頼したり、多忙を極める生活の合間を縫って 100 人からの座席札にメッセージをひとつひとつ丁寧に入れたり。そして、ゆかりんの名曲 "レゾンデートルの鍵" を思い出ムービーの BGM に使ったり、決して明るい曲とは言えない For フルーツバスケットをエンドロールの曲として選曲していたり。でじくまっちゃ氏は、公私を区別せず、地続きのものとして捉えているところがあるのですが、そういう意味でこの披露宴の様々なところに、彼の『今』を形作るものを垣間見られたのが、参列者の一人として、また一人の友人として、非常に嬉しかった次第だったりします。

そして改めて驚かされたのは、でじくまっちゃ氏自身もさることながら、奥様の堂に入った貫録ぶり。もともとでじくま氏自体が相当な大物ということもあって、ともすれば陰に隠れてしまいかねないようなところもあると思うのですが、その存在感たるや素晴らしいものがありました。気品あり、気立てよし、美人となればそれだけでも十二分と思いますが、それ以上に彼の奥様としてこの上なくバランスが取れた方だということに、改めて驚かされました。やはりこの奥様ぐらいの方でないと、そもそもでじくま氏の奥さんは務まらないだろう、と思うだけに、いやはやでじくま氏も本当にいい奥様を見つけたなぁと思った次第だったり。

マンダリン・オリエンタルでは、結婚式を「レジェンダリー・ウェディング」という名前でプロデュースしていたりするのですが、やはりこういう結婚式場というのは、でじくま氏や奥様ほどの輝かしい経歴と貫録を持つからこそ映えるものなのだなぁと改めて思った次第。彼はすでに自分なんかでは手の届かない高みに行っているわけですが、生涯の伴侶を得て、果たしてどこまで登っていけるのか。見果てぬ高みに上っていく彼をずっと見続けていたいなぁと改めて思った披露宴でした。

なにはともあれ、お二人とも末永くお幸せに~^^。

これまたちょっと古いネタですが;、先日こちらを襲撃~。

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東京ドームで開催された、テーブルウェア・フェスティバル 2012。簡単に言えばテーブルウェアの博覧会なわけですが、電車か何かで広告を見かけてから何かの機会を見つけて行きたいなー、と思っていたところ、奥さんのお母さんも興味があるという話なので、3 人で行ってきた次第だったりします。

……が、これがまあびっくりするような場所でした;。さすがは入場料で \2,000 も取るだけのことはあります^^。

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東京ドームの中をまるごと使った博覧会なのですが、展示あり即売会ありと見どころ満載で、ぶらぶらと歩いているだけであっという間に時間が経っていくワナ;。しかも地味に広いので結構疲れます;。面白かった場所をいくつか~。

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こちらは HARIO のガラス楽器。実際に演奏デモなどもありました。ガラス食器類は見ていて綺麗ですね^^。

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キティちゃんの有田焼。企画を持ち掛けたら先方が乗ってきてくれた、と話していましたが、ぱっと見でキティちゃんには見えないのが面白いです^^。

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こちらはテーブルコーディネートコンテスト。これがなかなか面白くて、テーマやシチュエーションを自分で設定し、それに沿ったテーブルコーディネートを行って展示する、というもの。どのテーブルも創意工夫にあふれていて、見ごたえ十分でした。ただ、実用性という観点だと全くないだろ、とツッコミを入れたくなるテーブルもあって(上の写真のチェスとか^^)、ネタに走っているようなものも結構あり、それはそれで面白かったです。

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一方、芸能人プロデュースの空間演出展示もありました。写真左側は萬田久子さん、右側が黒柳徹子さん。なんというか、個々人の個性が前面に出ていて結構面白いです。

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こちらはロイヤル系のテーブルウェア。モナコのロイヤルウェディングのテーブルウェアだそうですが、いやもうどんだけ宝飾品、という感じ。庶民としてはお値段が気になってしまうところですが、軽く数十万する品物が並んでいます。っつーかテーブル全体でいくらするんだ;。

続いて、洋食器類の有名ブランドのコーナーを。その中でも、私と、奥さんのお母さんの目をひときわ引いたのがこちらのブランド。

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ニュンヘルブルグという陶磁器メーカーの展示。このブランド、私は聞いたことも全くなかったのですが、この食器類が恐ろしく素敵;。調べてみたところ、1747 年に創業、以来 260 年間に渡って伝統を保ち続けているメーカーなんだそうですが、品質と手作業による伝統技術へのこだわりもあり、現地でもあまり手に入らない一品なんだとか。値段もぶっとんでいて、写真のカップ&ソーサーのセットで \210,000 です;。もうちょっとお安いラインもあるみたいなんですけどね^^。

やっぱり庶民には、こっちの方がよっぽど落ち着きますよ、ええ^^。

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というわけで、定番ロイヤルコペンハーゲンも展示、やっぱりブルーのカラーは綺麗だねー、と思っていたら。

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なんすかこれは;;。
っつーか見たこともないロイヤルコペンハーゲンがっ;;。

どうやらこちらが本当のロイヤルの様子。フローラ ダニカと呼ばれるラインで、世界一豪華なディナーセットとして不朽の名作と謳われているそうな;;。Wikipedia によれば、創立初期の 1885 年に作られたもので、フローラダニカ植物図鑑から 2,600 点の植物を食器に描くという壮絶な企画の元に作られた食器だそうな;。このラインは現在もデンマークの公式晩餐会の食器として使われているそうですが、いやー、これはお恥ずかしながら知りませんでした;。

これ以外にも見どころ満載なイベントでしたが、いやはや、ホントにいろいろあるんですねー。カメラ撮影が OK なので、カメラのテストにももってこいのイベントですね(ぉぃ;)。なんにしても、テーブルウェアを満喫させていただきましたよ、ええ^^。

先日、長野出張の折にこちらのお店を襲撃~。

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ええっと、長野の駅前にある、とくべえというお店。ごくごく普通の居酒屋さんなのですが、食べログで 3.85 という高評価を得ているお店だったりします。早速、同僚 2 人と攻略してきたり~。

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中は本当にごく小さな地元の居酒屋さんという印象なのですが、どれを食べてもごく普通においしい、という印象。お店の顔になるような激ウマな一品があるというわけではありませんが、平均してレベルが高かったです。チーズ入りコロッケも、超巨大なサイズで出てきてどーするよ?状態でしたが、味は相当においしかったり。一番最後の写真が郷土料理「やたら漬け」ですが、香味がたくさん入ったお漬物でなかなか美味しかったです。3 人で食い散らかしましたが、トータルで 1 万円ちょっとと、かなりリーズナブルなお値段でした。

しかし惜しむらくはこのお店イチオシの馬刺しが食べられなかったこと。すでに行ったときには売り切れでした。何かの機会にまた攻略して、ぜひ食べてみたいものです。

というわけで、久しく  blog が止まっていたおかげでネタ的にはいろいろ溜まっているのですが、まずは早めに上げた方がいいかもしれないこちらのネタから。……いやもうネタ的には激しく古いかもなのですが;、2/26 にでじくま氏と共にこちらのイベントに参加~。

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ええっと、田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2012 *I Love Rabbit*、千秋楽の横浜アリーナ公演。今回は新婚旅行の余波が去り切らない状態での参加になったために、事前予習も準備もナシでの参加となりましたが、まずは総評をひとこと。

……うーん、激しくびみょい;。
過去最低だった PTP (Pinkle☆Twinkle Party)ほどではないけど、この微妙さはどうよ?;

何が微妙なのかというと、このライブ、最高点を狙おうとしているのではなくて、失敗しないことを最重要視しているように感じられるライブだったのですよね;。建て付けはなんとか体裁を保っているけれども、根幹の骨格の設計思想が従来と全く違っている、という印象。これは正直、監督さんとかが変わったのかなぁ? という感じがありました。

今回、特に大きく変更されているのは以下の 4 つ。

  • MC が極限までに減らされている。衣装替えなどはすべてムービーでつなぐ流れに。
  • 一方、曲数は 26 曲程度へと拡大。(従来比 数曲増し)
  • 花道などを小さくし、極限まで客席数が増やされている。(結果、ゆかりんの移動範囲も狭い。)
  • 客席参加タイプの曲が少ない。当日その場で振り付けを覚えるようなものは一切なし。

セットリスト、ライブバンド、バックダンサー、衣装、演出などは従来通り、あるいはそれ以上だし、ムービーも凝っていて普通に面白い……のですが、なんというか、ライブに参加している面白さがまるでないのですよ。ライブというのはその名の通り、「生モノ」であることに最大の価値がある。ライブコンサートが一番輝く瞬間は、舞台と客席とが一体となった瞬間に生み出されるものだと思うのですが、今回のステージはまるでステージと観客との一体感がなかったように思うんですよね。

ぐだぐだ MC トークは、確かに進行上のリスクはあっても、ステージと観客との距離感を近づけるために必要だし、ステージ上のハプニングだって、生モノであるライブであるからこそ起こること。確かに MC をムービーにすることによって失敗のリスクは確実に下げられるけれども、それは最高峰を目指して挑戦する姿勢ではなく、むしろ低め安定を狙う安全策。見ていてゆかりん自身に関しても、あまりテンションが乗っていないように感じられる瞬間は多くて、特にあのハッピーバースデーソングの噛み合わなさにはなんとも歯がゆいものがありました。(※ 2/28 がゆかりんの誕生日なので、観客席から MC の際にハッピーバースデーソングが歌われた)

確かに、どの一部を切り出しても最低限のクォリティは満たされていて、及第点は取れる。けれどもそれは最高峰を目指したものではなく、だからこそこちらも熱が入らない。ひと言でいえば、これじゃただの、DVD/Blu-Ray ディスクの公開録画イベントじゃないか、と思うわけですよ;。なんだかなー、うーん、という感じ;。演目ラストで、ダブアンをややしつこくコールしていた一群がありましたが、正直なところ、不完全燃焼だったという意味ではダブアンを要求したいという感覚が自分にはありました。

ただ、私自身疑問なのは、もしかしたら多くの参加者はむしろこういうイベントを求めているのではないかという気もすること。改めて周囲を見回してみると、30 代だけでなく 20 代の参加者も相当に増えているのですが、おそらく 20 代の参加者ってそんなに目も舌も肥えていないだろうし、全力で飛び跳ねることに楽しさを覚えるのかもしれないのですよねぇ。帰りがけの電車の中で、「今日のゆかりんの衣装めっちゃかわいかった!」「いやー DVD になるのが楽しみだねー」とか語り合っている若手の参加者がいて、結構自分の目線が肥え過ぎているなぁ……とは思うのですよね。例えば Love Me Now!なんかはもはや忠誠のポーズを取るほうが圧倒的少数派になっている(じっとしていられない)あたり、かなり客層が変わっているのだろうなぁ、と思うところもあります。

とはいえ、低め安定を狙うことでは決して安定は狙えない、と私は思うのですよね。失敗を恐れず挑戦していくからこそ人はその姿に魅せられるのであって、安定した作品ではそうした感動は生まれない。商業的な成功、安定性を求めることで、かえって自分たちのクビを締めている、というワナにハマっているように感じられるのですよね。一度や二度ならまあこういうライブもアリかもしれませんが、こんなライブを数回続けたら、いよいよ本格的にゆかりんも終わりだろうなぁ……と思わずにはいられないライブでした。いい意味で、今回をリセットポイントにして、再び不死鳥のように羽ばたいてもらいたいものです、はい。

というわけで、自分の備忘録も兼ねて 10 個以上もエントリをつらつらと書いてきたのですが;、最後に、ここまでの blog エントリには書けなかったその他もろもろを書きたいと思います。

[なぜアイスランド?]

今回の新婚旅行で必ずみんなからツッコまれるのは、なぜにアイスランド? という質問。まあおっしゃることごもっともで、人気の新婚旅行先としては、トップはハワイ、そしてヨーロッパやオーストラリアが続く、というのが普通で、ちょっとひねりを入れたい人が選ぶのがリゾート色の強いバリ島やニューカレドニア、モルディブといったところでしょう。ツアーで同行したお客さんの一人からも、「新婚旅行でアイスランドを選ぶなんてちょっと変わってない?」とも言われましたが、実際、この人自身も、またその他のお客さんも相当に旅慣れている人ばかり。他に行くとこねーよ、状態な人が選ぶ場所なんだろうなぁ、とは思ったりします。

自分たちがアイスランドをチョイスしたのは、以下のような理由から。

  • 史跡よりは大自然を見たい。(← オーロラ見よう! という企画はここから出てきています。)
  • どうせだったら、新婚旅行でしか行けないところに行きたい。ドイツなどのヨーロッパやハワイとかなら、普通でも行けそう。
  • みんなとはちょっと違うところに行きたい。(← ややひねくれ者な傾向がある二人ですw)

加えて、私自身が結構あちこちに行ったことがあるというのも問題でした。(アメリカ、オーストラリア、ドイツ、スイス、フランスなど) 上記の条件を満たす旅行先として、最初に浮上したのがカナダのオーロラ鑑賞地(イエローナイフなど)でしたが、他に何も見るものがないので NG。続いて浮上したのが北欧 3 国でしたが、こちらもあまり見るものがないので NG。さてどーしよう? という話になったときに、アイスランドでもオーロラ見られますよ? と旅行会社で紹介されたのがきっかけでした。

[観光地としてのアイスランド]

実際、調べてみると、アイスランドが有利なところは多々ありました。

  • 国土全域でオーロラが見られるため、旅行中すべての日でオーロラが見られる可能性がある。(北欧だと北の方だけ)
  • もともと火と氷の国と言われるだけあって、大自然系の見どころが充実している。
  • 北極圏に属さず、暖流に取り囲まれているため、気温が結構暖かい。せいぜい日本の札幌程度。

この辺がメリットになって、今回アイスランドを選んだのですが、実際に行ってみてわかったことも多々ありました。

  • 気温は確かに札幌程度だが、予想以上に天候の変化が激しい。
  • オーロラはそんなに簡単には見られない。(これは Day-2 で詳細に解説した通り)
  • 大自然は確かに充実しているが、冬場だとあまり傍まで近づけないところが多い。(路面凍結など)
  • 食事がどうしても偏る。美味しいものとなると、羊とタラぐらいしかない。
  • 旅行としてとにかく気楽。安全性が高く、水の心配もない。(水道水はミネラルウォーターで生水が飲める。温水は温泉水のため NG)
  • あまり観光地らしくはない。全体的におみやげ屋さんが充実していない。

また、冷静に考えてみると、治安に関して安全な国でも自然に関しては結構危険な国。5 年に 1 度ぐらいの頻度で割と頻繁に噴火している火山もそうだし、洪水や地滑り、雪崩もそうだし、地震にしてもそう。このリンクにまとめてあるのを見ると、意外に危険な国だなぁ、という感じ。(← もっとも、日本と大差はない程度でしょうが;) 特に怖がることもないのですが、ツアーに乗っからないと非常に面倒だし危険だろうな、という気がしました。

ちょっと面白かったのは、自己責任が割と徹底されている国であるらしい、ということ。自分たちの行った観光場所はメジャーなこともあって、それ相応に柵などが整備されていましたが、実際には柵などが整備されていないところの方が多い様子。例えば日本だと、あまりにも風が強くなって危険になると、国が道路を封鎖したりしますが、アイスランドではそんな懇切丁寧なことは一切してくれない、とか。滝に関しても、結構間際まで近づける場所も多いみたいです。

[今回のツアー]

今回のツアーは JALPAK のものを利用したのですが、結構感心したのは、オーロラが見られなかった場合でもそれなりに満足出来るように設計されている点。オーロラは結局、5 日目の晩にほんのちょっと見られただけですが、それでも大自然を満喫できたのでなかなかよかったという印象。3 日目の妖精の城へのお散歩なんかは正直要らないという感じでしたが、とはいえおそらくこうした部分も、オーロラが見られた場合にはお休み可にできるようになっていたんでしょうね。加えて、添乗員さんによる現場での臨機応変な対応(午前と午後を入れ替えたり、追加でオーロラテラスを確保したり、etc)もあって、総じていえば結構楽しめたなぁ、という気がします。

にしても面白かったのは、実はこの JALPAK のアイスランドツアー、旅行が成立したのは今回が初めてなんだとか。旅行のパンフレットには予定日がたくさん書かれていますが、実際には集客できずにツアーキャンセルが発生することも多く、アイスランドツアーに関しては一度も催行できていなかったそうな;。添乗員さんもアイスランドは初めてだそうで、自分が書くレポートが次の添乗員さんに引き継がれていくんだとおっしゃっていました。……にしても初めての土地であれだけの采配が下せるのは、さすが手馴れているなぁという印象。この辺は百戦錬磨を思わせるものがありました。

[服装]

アイスランドに行くにあたって地味に苦労したのが服装。なにしろ雪国に行くことを想定した服を全く持っていないこともあって、旅行に行く前はとにかく服装探しにかなり苦戦したのですが、結果的にはユニクロ大活躍;。一番寒かったのが、夜中の氷河湖ツアーでしたが、このときはインナーのダウン+アウターのダウン、下は通常のズボンにユニクロの暖パンの重ね着で対応。この程度でまったく寒さに困ることもなかったです。ダウンなどの重ね着は、コストパフォーマンスも高いのでおすすめ、という印象でした。

ただ、地味に入手に苦戦したのが

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寒さが分からず、とりあえず ABC マートに行って暖かそうなスノーブーツ(写真奥側にある靴)を \5,000 ぐらいで購入してみたのですが、ぶっちゃけ歩きづらい;。で、行きついたのが防寒靴(ウィンターシューズ、写真手前側にある靴)。私はこの手の防寒靴は高いと思い込んでいたのですが、実際にはさほどムチャな金額ではないのですね。神保町に行くと、割とどこのお店でも売っていました。ちょうどバーゲン時期に差し掛かっていたこともあり、The Northface の防寒靴(-22℃対応)で \8,000 ぐらいでした。こちらは実質的には運動靴みたいなものなので歩きやすいです。(奥側の靴は、もったいないので寒がりの奥さんが普段の日常使いにしてたりします。)

[写真・カメラ類]

今回、写真・カメラ類として持ち込んだ機材は以下の通り。

  • ベルボン カーボン三脚 × 2 本
  • Nikon D40 + ズームレンズ(スペック忘れた;)
  • Fujifilm X10
  • Canon PowerShot S95
  • Sony ハンディカム HDR-CX370V
  • Fujifilm FinePix F10 (防水ハウジング付、温泉用)

正直、おまえどんだけ機材持ち込んでんだ、とツッコミ受けそうですが;、今回の旅行で改めて感じたのが X10 の万能ぶり。朝から夜まで事実上この 1 つのカメラで対応できてしまう。私の場合には、日中は D40 と CX370V、食事では S95 と、適度に使い分けながら対応したのですが、機材の重さを考えると面倒すぎる、という印象。普通に考えると、三脚+X10+CX370V という構成で十分だったかも、という感じでした。

ただ、やはり動画は貴重、というのが今回のツアーで改めて痛感したポイント。臨場感はどうしても素人のカメラだと限界があるという印象で、ムービーだと編集は大変なんだけど現地の思い出がしっかり残ります。ぐるっとビデオカメラで風景をパン撮影しておくだけで、現地の雰囲気がかなりわかるというものです。(今回、ツアー後、blog 整理までかなり時間が空いてしまったのはこのせいで、実は 2 週間ぐらいずっとムービー編集をやってました。さすがに 5,000 ファイルもあるとそうそう簡単には片付かない;)

あと、今回面白かったのは、ツアー客全員が何らかのデジカメを持っていて、携帯電話やスマホで撮影している人が全くいなかったこと。比較的シニアなメンバーが多かったのが原因だとは思いますが、やっぱりわざわざアイスランドに来ようというぐらいなので写真撮影はひとつの醍醐味になりますね^^。ちなみに一眼レフは自分も含めて全部で 4 人。一眼レフ持ってる人は、だいたい小型デジカメも持ってきていて併用してました^^。

[電源関係]

アイスランドは 220V/50Hz、プラグは丸型 C タイプ。このため変換プラグ類などが必須なのですが、私はこんな感じにしてました。

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まずはこの手の海外旅行用変換プラグを 1~2 個ほど購入。(ヨドバシなどでは 1 個 \200 ぐらい) 日本から電源タップを持ち込み、この変換プラグを挿して、壁面のコンセントに差し込みます。そうすると、この電源タップの口が、220V の電源の口になるのですが、そうしたらここにカメラ類の AC アダプタを差し込みまくれば OK。ごく稀に NG なものもありますが、最近の AC アダプタや充電器の多くは 100~240V すべてに対応しているので、この形にしてしまえば簡単に充電ができます。注意したいのはドライヤーぐらいですが、これは海外対応のドライヤーを買ってしまった方が、変圧器などを買うよりよほど安上がり。最近だとシェーバーも充電タイプが主流なので、200V 対応のものが増えてますね。

また、携帯電話類などはそれぞれの充電器を持っていくのではなく、USB 充電ケーブルを買ってしまい(100 円ショップなどで買うと安い)、極力、すべての充電を USB に統一してしまうのがよいです。充電類を USB に統一してしまうと、充電時には 4 ポートの USB 充電器を使うことができ、外出先で電池が切れた場合でも、eneloop のような USB バッテリで充電することができます。(初期投資は若干かさみますが、今後、スマホなどが普及してくることを加味しても悪い投資ではないです。私は出張などでよく使うので、この手のアイテムが結構必需品だったり。)

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[ネット関係]

もうひとつ、今回の旅行で改めて必需品だと思ったのが、グローバルデータさんがやっている MiFi レンタルルータ。簡単にいえば、海外で使える PocketWiFi なのですが、これが恐ろしく便利。だいたい \1,500/日 ぐらいのレンタル費用でちょい高めではあるのですが、これがあるとスマホや iPad の類が現地でフル活用できるのですよ。特に GPS 搭載のスマホや iPad の類なら、今どこにいて、次の目的地まであと何分ぐらいかかりそうなのか、というのが一目瞭然な上に、着いた場所を地図上でマーキングしておけば、あとから行った場所の整理をするのにもめちゃめちゃ便利。私自身、ここまで便利だとは思っていなかったのでちょっとビビりましたが;、これは海外に行くときは必需品かもー、という感じです。覚えておいて損はないかと。

難点としては、MiFi レンタルルータの電池の持ちが悪い、という点。でもこれも、上に書いた eneloop のバッテリを 1 個持っていれば済む話。スマホも結構電池食うことを考えると、eneloop を 2 個持っていると安心です。

[最後に]

というわけでいろいろつらつらと書いてきましたが;、やっぱりたまに旅行するのはいいなぁと改めて痛感。もともとめっちゃひきこもりな自分 & 奥さんではあるのですが、たまに外に出てリフレッシュするというのが、いい意味で次の仕事などへの活力にもなるものですね。一週間単位で休暇を取るのは、入社してから 2 回目になるのですが、こういう休暇もたまには必要だなぁと思ったり。またどこかに遊びに行きたいものです^^。

なんにせよ、長々とエントリにお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。……というわけで、明日からは普通のエントリに戻ります^^。

さて、もうあとは日本に帰るだけ……とお思いでしょうが、いやいやまだお楽しみが付いてたりします。このツアー、帰りのロンドンのトランジット時間をうまく使ってちょろっと市内観光をしてくれるのですよ^^。ヨーロッパに行ったことはあったけれどもロンドンに行ったことはなかった自分的にはこれは非常に嬉しかったり^^。

がしかし問題はなかなかこれがトンデモなスケジュール。アイスランドからロンドンへのフライト出発時刻は朝 9 時。逆算していくと、だいたい朝 4 時ぐらいには起きないとダメ、という計算なわけですが、前日のオーロラフィーバーの余波もあって、なんとか起きたもののめっちゃ眠い~;。

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とまあ、なんとかロンドンにはたどり着いたものの、出発は遅れるわ、到着時に到着ゲートの故障で後ろのタラップから降ろされるわ、さらには現地ガイドとの合流に手間取るわとアクシデント連発。空港からロンドン市街地に向かおうとする頃には軽く予定から 1 時間以上は遅れていて、おいおい間に合うのかな~;、という感じでの移動に。

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とはいえ、やはり初のイギリス、車窓から景色を眺めるだけでも面白いもの。いやー、なんというか、絵に描いたようなイギリス的な街並みがあるのだなぁと思ってしまったり。半地下の建物といい、街の色合いといい、煙突といい、やはり独特なものがありますね。

さてこれだけ時間が押していると、正直、昼食なんてどーでもいいと思いたくなるところですが、ツアーなのでそこはあまり自由が効かず;。そんなわけで案内されたのが、ロンドン市内にある高級中華料理店 Princess Garden of Mayfair。ロンドンの中にある中華料理店の中ではトップクラスのものだとか。

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グループシェアの形で、確か 6~7 皿ぐらい出てきたと思いますが、全般すれば味はなかなかのもの。正直、東京だったら中程度のランクのお店ではありますが、海外でこの味なら十分及第点でしょう。とはいえ、タイ米で作ったような味のない炒飯なんかは激しく微妙だった……;。時間が押していることを考慮して、一気に食事を供してくれたおかげで 1 時間弱で終了。かなりお腹いっぱいいっぱいな感じでしたが;、もともとの計画にムチャがあるのでこれは仕方ないですねー;。

そんなわけで、食事後はバスで市内観光~。バッキンガム宮殿を回りながら、ウェストミンスター寺院の方へと移動。ここではちょっとバスを止めて軽く歩きます。

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さすがにイギリスっぽい建物だなー、と感心していたのですが、ここからちょろっと交差点まで歩くと……

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うぉぉぉぉ、時計塔! ビッグ・ベンですよビッグ・ベン!! 魔術協会の総本山!(違)
いやー、一度はこの目で見てみたいと思っていたのですが、それが叶って大満足ですよ、ええ^^。

残念ながら徒歩で近くまで行くことはできませんでしたが、バスで周辺をぐるっと一周。テムズ河をはさんだ逆側からの眺めが実に素晴らしいです。さすがは世界遺産のひとつとして登録されているだけのことはあります。国会議事堂からビッグ・ベンまでの並びの荘厳さは、確かに魔術協会を思わせる佇まいがありますね。

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なんか逆光の写真が妙にかっこよく見える……; とまあそれはともかく、残りわずかの時間で、今度はピカデリーサーカスへと移動。

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めっちゃ恥ずかしい話ですが、ピカデリーサーカスって、どっかの劇団だと思ってました;orz。← お前アホか、と言われそうですが;、サーカスとはサークルの意味で、通りの合流地点における円形の場所のことを指す言葉なのだそうな;。つまりピカデリーサーカスって、日本語訳はピカデリー広場なのですね;。うわーん;、我ながらマヌケすぎる……orz。しかし笑ってしまったのは、初めて来た場所にもかかわらず見覚えがあったということ。ええ、ここ、Xbox のレーシングゲーム、Project Gotham でめちゃめちゃ走り込んだのですよ;。思わず「うおー、ここだったのか!」状態で、我ながら苦笑い^^。近くには三越もあるので、ちょっとした買い物なんかも可能です。

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そんなわけで一路、ロンドンヒースロー国際空港まで戻って、日本への帰路に着きます。現地 19:00 発、日本 16:00 到着の約 12 時間のフライトでしたが、あまりにも疲れ切っていたのでフライト中は超ぐったり状態で熟睡;。というか過去の海外旅行でここまでフライトでぐっすり寝入ってしまったのは初めてかもしれない……;。とはいえ機内食だけはぺたり^^。

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帰りは残念ながらハーゲンダッツではなかったです;。というか途中のおやつ時間帯、熟睡しすぎてて寝飛ばしたー;orz。

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無事に日本到着~、NEX でおうちへと直行。久しぶりに接続が良くて、待ち時間ほぼゼロで自宅に帰れたのは超ラッキーでしたよ、ええ^^。

そんなわけでつらつらとアイスランド珍道中日記を書いてきたわけですが、細かいまとめは次のラストエントリーにて~^^。

そんなわけで、昨日に引き続いて、今度は Part 2~。午前中にレイキャビック市内観光を終え、今度はブルーラグーンへと向かいます。

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レイキャビックから南西に約 40km の場所にあるブルーラグーンは、巨大な人工温泉。もともとは、隣接する地熱発電所が汲み上げた地下熱水の排水を、溶岩台地に流して温泉としたのが最初だそうですが、溶岩台地の表面は岩でごろごろしてケガしちゃうので;、きちんと整備して人工温泉として作り上げたのがこのブルーラグーン。面積は約 5,000 m2(うち入ることができるのは半分ぐらい)、露天温泉としては世界最大。白濁した水と、美しい水色が印象的な露天温泉です。

……といってもまずは腹ごしらえ。到着後、ブルーラグーンのレストランで昼食です。

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さすがにオシャレな観光地だけあって、お料理も見た目が結構シャレてました。味はまあ普通においしいですが、とはいえこれだけタラを食べているとちょっと飽きてきます^^。

さて、いよいよブルーラグーンの温泉に入るのですが、その前に展望台に出て、全景を撮影^^。

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いやー、さすがにでかい、というか広い^^。自分たちが入ったときには 400 人ほどのお客さんがいたらしいのですが、これだけ広大だとその人数を全く感じさせないですね。というわけでバスタオルを借りて水着を着て、早速温泉へ~。

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今回は防水ハウジングつきのデジカメ(FinePix F10 という相当古いカメラ)を持っていったので、露天風呂の中でもバッチリ撮影できたのですが、ぶっちゃけで正直なところを言えば……

寒い。めっちゃ寒いwww。
いやー、これに尽きます;;。

もちろん温泉の中に浸かっていれば寒さは感じませんが、ちょっと風景を撮影するために立ち上がって身体を水面から出そうものなら容赦なく冷気が襲うワナ。まあそりゃ気温数度なわけですから、寒いに決まってますorz。

また、シリカを主成分とする温泉パックもありましたが、激しく微妙なのでちょっとだけ試しておしまいに。この温泉、実はかなりの塩分を含んでいるんですよね。理由は、温泉に利用している地下熱水が、海水と真水とが入り交ざっているものであるため。なので出た後は髪の毛とかがえらいことになってました;;。こんなんで本当に肌に効くのかと問いたくなる温泉でしたよ、ええ;。

まあそれでもこれだけ広大な温泉は相当に気分が良かったです。奥の方まで行って戻ってくるだけでも結構ふつうに遊べるし、サウナや滝などもあるのでなかなかに楽しかったです。最終日にこういう解放感ある温泉を持ってきてもらえるのは有難いですね~^^。

というわけでブルーラグーンでひとしきり遊んだ後は、レイキャビックに戻ってショッピングモールへ。

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さすがに超巨大ショッピングモールなので、まあいろいろ揃ってました。にしても困ってしまったのはお土産。いろいろ探してはみたものの、アイスランドっていわゆる観光地としてはあまり成熟していない場所なので、あんまりこれといったおみやげがないのですよねぇ;。雑貨屋さんとかにも立ち寄ってみたものの、アジア圏を何か勘違いしてるんじゃなかろうか、みたいな品物がゴロゴロ;;。

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驚いてしまったのはキャンディーの量り売りコーナー。アメリカでもこれだけ大きなものは滅多にお目にかかれません。……いや、別に買う気は起りませんでしたが^^。そんなわけで、仕方ないのでちょっとした食料品をお土産代わりに買い込んでホテルに戻ってきたり~。

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いよいよ最後の晩のディナー、ということで向かった先は国会議事堂近くにあるシーフードレストラン、Vid Tjornina(ヴィッド チョルトゥニーナ)。1900 年頃に建てられたビルの一角にあるお店で、花嫁学校として使われていたアパートを、1986 年に現在のオーナー一家が当時の面影を残しつつレストランにしたのだとか。アイスランドでは結構いいお店らしいのですが、お店が手狭ということもあり、ツアー客で枚挙して行くお店としてはちょっと狭苦しい感じでした。

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アラカルトからチョイスしてコースを組み立てるシステムでしたが、私はラム、奥さんはタラをチョイス。いやもうタラとかいいから;、と思って肉を選択したのですが、これはタラの方が正しい選択で、そっちの方がぜんぜん美味しかった……;。まあでも、ホントに食事に関しては全般して、あんまりチョイスのない国だなぁという印象でした。ツアー設計の問題かなぁとは思いましたが、食べやすいものという意味だとあんまり幅がないのかもしれません。

ちなみにこの日の夜もオーロラテラスを利用できたのですが、この日はあいにくの悪天候に加えて、吹き飛ばされそうなぐらいの強風に見舞われたおかげでとても無理と判断して早々に解散;。結局、オーロラを見られたのは 5 日目夜のちょっとだけ、でした;。ま、こればっかりは仕方ないですねー;。

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そんなわけで、明日はいよいよ日本へと帰ります~^^。

というわけでオーロラフィーバーから一夜明けた、アイスランド最終日の Day-6。……といっても目覚めた部屋はオーロラテラスなわけですが;、とりあえずさくっと部屋に帰って軽く朝食。たまには自室で、ということで、スーパーで買っておいたスキールなどを食べることに。

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奥さんいわくリンゴはイマイチだったそうですが、こちらの品種の問題なのか、それとも単に安いリンゴだったからなのかは不明;。夜 3 時頃に 2 度目のオーロラを見てから仮眠 → 6 時起き → 8 時出発、という流れだったので正直めっちゃ眠い状況ではありましたが、まあバスに乗ってしまえばうとうとできるw。

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そんなわけでまず最初に案内されたのは、迎賓館ボウジハウス。1986 年に、レーガンとゴルバチョフの会談が行われた、冷戦終結の舞台。海辺にある小さな一軒家で、そうと知らなければただの民家にしか見えない……^^。でもまあさすがに綺麗でした^^。ちなみにアイスランドがレーガンとゴルバチョフの会談に使われたのは、もともとこのアイスランドがニューヨークとモスクワを直線で結んだ際のちょうど中間地点に位置するため。なので、実は戦略的にも重要な位置にある島だったりするらしいです。

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続いて、レイキャビックの街の中心の小高い丘の上にある、ハットルグリムス教会へ。ここは入場することができます。

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さすがに街の中心に位置するだけのことはあって、荘厳な教会だなぁと感心。まあそれでも内装は割と簡素で、ステンドグラスとかが大量にあるというわけでもなかったです。ここまでに回っている無人教会とは違って管理はちゃんとしてましたが^^。

さて、ハットルグリムス教会を見たあとは、教会からの坂道を下っていったり。ここはショッピングストリートになっています。

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と、ここでびっくりしてしまったのが下の写真の建物。これ、なんと刑務所だとか。いくら世界一平和な国だからって、さすがに街のど真ん中にあって、しかも塀もない刑務所って果たしてどーよ??とみんなでびっくりしたのですが;、これもさすがはアイスランド、といったところでしょうか?

このまま街を少し散策して、そのまま国会議事堂まで歩きます。時間にして 10 分ぐらい? 国会議事堂にしても、さすがに小さな国だけあってサイズは市庁舎並み。加えて警備員が全くいないというのもさすがは治安の良い国、といったところでしょうか?

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さてこの後、国立博物館へ移動したのですが、ちょっとミスがあって国立博物館が開館していない;。どうも夏場は 10:00 からだけど冬場は 11:00 から、というのを見落としていた様子。このため、予定順序を変更して、街外れにあるベルトランへとバスで移動。このベルトランは、町全体を見下ろすことができる大きな高台の上にある建物です。いやー、さすがにいい見晴らしでした。ハットルグリムス教会もしっかり見えます。

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再びバスに乗車して、再び国会議事堂周辺へ。今度は国会議事堂のすぐそばにある、チョルトニン湖に向かいます。

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この湖、冬場は氷が張ってしまうのですが、一部に温泉を流すことで暖かくして氷を溶かしているのだとか。おかげで水鳥たちがうようよと集まってくる上に、餌付けされているのか人間がいくら近寄ってもまるで怖がりません。まさに写真好きにはたまらないロケーション^^。というわけで、私も奥さんも写真を頑張ってみるテストw。なかなかよい写真が撮れましたよ、ええ^^。

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……とまあこんな感じで少し時間調整しつつ、再び国立博物館へ。

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5 日目に、スコーガ村の私設の民族博物館に立ち寄りましたが、こちらはアイスランドの国立博物館。さすがにかけてるお金が全く違う、という印象。えらい展示がきれいです(笑)。

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にしてもまあこの辺はよくわかるんですが、先に進んでくるとだんだん意味不明になってくるワナ;。

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……なぜマリオブラザーズとかドンキーコングが展示されてるのか意味不明としかww。一応、年代別に展示されていて、最後の写真はここ数十年ぐらいの展示なのですが、いやそれにしたってwww、という印象。とはいえ、さすがにしっかりお金かけているだけのことはありますねー。

というわけで、引き続き Part 2 へと続きます^^。

というわけで、ロブスターをさんざん食べた後は、レイキャビックへ移動。宿泊するホテルは、初日と同じ、Hotel Grand Reykjavík。ホテルにチェックインしたあと、オーロラテラスへと案内されます。オーロラは当然、街明かりなどがないほうが綺麗に見えるのですが、レイキャビックは(街としては)比較的明かりが少ないこともあり、オーロラが見られるのだとか。……といっても雨が降ってりゃ見えるはずもないのですが;。

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ということで案内されたのは、ホテル最上階にあるオーロラテラス……っつーかこれは会議室って言うんじゃないか??と小一時間ツッコミ;。さすがに苦笑いしてしまいましたが、まあ要するにこの手の多目的会議室を、冬場はオーロラテラスと銘打って貸し出しているだけでした;。なるほどそれでホテルに案内はあっても写真はなかったのか……とはいえこの会議室、一応テラスはあって、周囲三方向(この部屋の場合は東・南・西)すべてを見渡せるようにはなっていました。レイキャビックの場合、弱いオーロラだと北方向に出るので、北側の会議室を取った方が確率は上がるんじゃないかと思うわけですが、残念ながら北側の会議室は別の旅行客チームが陣取っていたらしく NG だったとか。

雨は降るわ雲は厚いわという敗戦ムード漂う中、仕方ないのでとりあえずみんなで乾杯~^^。お酒のつまみも、他の旅行客から供されました^^。

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というわけでみんなでまったりお酒を飲んでいたのですが、私は往生際が悪いので、とりあえずダメ元でカメラを夜空に向けてぱちぱち撮ってたり。いやはや、夜景が綺麗に取れます。……まあ雲は分厚いけど;。

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……ん?? これオーロラじゃね???

写真 4 枚目、北の山脈方向に向けて撮影した写真、よーく見ると山の合間にグリーンの色がついているのが見えます。肉眼で見てうっすらと色がついている気がしたので撮影してみたのですが、この辺はさすがデジカメ。高感度撮影が可能なため、肉眼でははっきりしない色もきちんと見えます。

なんというか、そもそもこれは雲が晴れなきゃ話にならん、と思っていたわけですが、なにげに神風が! 風が強くなって雲に切れ間が出来始めたため、とりあえず奥さんと分担して、東方向、西方向でカメラを待ち構えることに。こうなってくると旅行客チームも俄然ざわつきだします。さらにオーロラ予報ページを見ると、オーロラリングが南方向にぶれてレイキャビック上に差し掛かり、さらに添乗員さんがチェックしていた他の地方のオーロラカメラにオーロラが映り出す(← 全く知らなかったのですが、オーロラが出るときは全世界同時に出る傾向があるらしいです)。そんな中、奥さんのカメラがオーロラらしき映像を捉えることに!

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おおお、これはオーロラっぽい! ……と、このあと一気にフィーバータイムに突入(笑)。

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いやこれには驚いたのですが、オーロラ、出るときには一気にあちこちに出るのですよ。おかげでテラスではカメラチームが文字通り右往左往。だいたいひとつのオーロラの持続時間が 5 分程度という非常に弱いものが多く、肉眼ではっきりと緑色がわかるオーロラは数回しか出ませんでしたが、とはいえほぼ諦めていただけに旅行客陣も大騒ぎに。いやー、ちょっとこのフィーバーな様子には傍目で見ていて笑いました^^。いや、私も思いっきり当事者ですが^^。

もっとも、本場のアラスカなどでオーロラを見ていた人いわく、オーロラとしては相当に弱いもので、「こんなちっぽけな程度じゃオーロラとは呼べない」とか言い出すワナ(笑)。まあおそらくはその通りなのでしょうが、全く見たことがない人もかなり多く、いやー、ちょっとでも見られて本当に良かったじゃん状態^^。フィーバータイムは 23:30~24:00 ぐらいでしたが、いやはやゼロじゃなくて本当によかった状態ですよ、ええ(苦笑)。

このあとは再び雲が出てきてしまったためにいったん解散になったのですが、諦めきれない私は、添乗員さん(← 夜の番をしてくれる)に、出そうだったら電話くださいとお願いしていったん仮眠。夜 3 時頃に晴れてきたということで電話をもらったのですが、添乗員さんから「あれ、怪しいんでカメラで撮ってみてくれません?」とのこと。撮影してみると、

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おおお、確かにオーロラが^^。しかもかなり広い^^。せっかくなので、連続的に写真を撮ってみるテスト。

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なるほど、確かに通常の雲と違ってちょっとずつ移動していくのですね。これぐらいの薄いオーロラだと、正直肉眼で見るとほとんど雲と見分けがつかないのですが(色がほとんど見えないため)、ちょっとずつ移動していったり揺らいだりする場合にはオーロラということになります。とはいえこのオーロラ、残念ながら 10 分ほどで消滅。オーロラであることが確認できたあと、ツアー客のみんなに電話したのですが、上がってきたときにはすでにほぼ見えなくなってしまっていました。結局、その晩は私はこのオーロラテラスのソファーで寝てしまいましたが、ホントに撮影するのはなかなかに難しいものなのですねぇ。

ちなみにオーロラの撮影ですが、最近のものならコンパクトデジカメでもそれなりに撮影可能、というのが実態の様子。例えば下側の写真は Fujifilm X10 で撮影したものですが、こちらの場合は f/2 ISO-200 4sec という設定。他の写真は D40 で撮影したものですが、こちらは f/5, ISO-800, 30sec という設定での撮影。やはり f 値が小さくないと話にならない、という印象で、f/2 クラスのデジカメなら非常に短い露出時間で撮影可能なのでかなり簡単です。むしろ一眼レフデジカメの場合、f 値が小さいレンズは値段が高くて手が出せないのが実態だと思うので、(画角が狭いことを我慢すれば)かえってコンパクトデジカメの方が撮影しやすいのかもしれません。

というわけで、今回のツアー、オーロラは絶望視していたのですがちょっとでも見られたのは不幸中の幸い、という感じでした。ふうー、よかったですよ、ええ^^。

さて、新婚旅行も後半戦に入った 5 日目。今日はスカフターフェルからレイキャビックまで一気に戻るという、超強行軍バス移動日なわけですが、とはいえ途中でアイスランド南部の様々な滝などを観光しながらの移動です。この辺は飽きさせないようにうまくツアーが設計されてますね。

まずは朝 9 時から移動開始、1 時間半ほどかけて、一気にアイスランド最南端のレイニスフィヤトル絶壁付近まで移動します。レイニスフィヤトル絶壁の東側でバスストップすると、これから見に行こうとするデュールホライエ断崖が遠くにちらっと見えます。

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ここからレイニスフィヤトル絶壁の西側へと移動。レイニスフィヤトル絶壁自体は空から見ないと今一つ分からないのですが、下から見上げてもかなり大きいなぁという印象。

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ここから海辺の方に移動すると海辺に洞窟っぽい穴があったり、デュールホラエ断崖などを見渡したりすることができます。このアイスランド最南端の場所は特に風の強いところだそうで、いつも海は荒れるらしい。一眼レフ組が海に近寄ると、ガイドさんたちが「危ないから近寄らないで~;」と注意しまくり。いやでも実際、ホントに怖いですよ~;。海の荒れっぷりはこちらのムービーでどうぞ^^。

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最後の写真は海辺の石。あまりにも海が荒れすぎているので、石がどんどん削れて碁石のように丸くなるのだとか。実際にはソラマメみたいな石も多かったですが^^、いずれにしても踏むとじゃりじゃりと音がして気持ちがよかったです。

引き続いてバスで少し移動して、スコーガフォス(スコーガ村の滝)へ。なかなか大きくて気持ちのいい滝です。ムービーはこちら

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この滝、水しぶきを上げてなかなか見た目の気持ちはよいのですが、実は上流から結構な火山灰を持ってきています。このため、水しぶきに混ざって火山灰が飛び散るため、近づくときにはマスクをしていかないと喉をやられてしまうとのこと。この辺は現地ガイドさんでないと分からない & 知らないノウハウですねー。

続いて、スコーガフォス近くにある、スコーガ村博物館へ。

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ここは民間でやっている博物館としてはアイスランド最大とのことで、国立博物館とはまた違った素朴な味わいがあります。所狭しと並べられた品物の数々はなかなかに面白かったです。ヴァイキング船の展示もありましたが、こんな小さな船でこの島に渡ってきたのかと思うとちょっとびっくりするものもありますね。

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そして博物館の外には、芝生屋根の家の数々が。昨日、芝生屋根の教会を見ましたが、実はこの建て方って昔はそんなに珍しいものではなかったのでしょうね。洞穴のような家もありましたが、これは相当に古いものかも。

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博物館を一通り見終わった後は昼食へ。この辺は全くお店なんてないのですが、少しバスで走って Hotel Anna(ホテルアンナ)というところに案内されました。

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こちらのホテルアンナは、スコーガフォスとセリヤランドスフォスの中間に位置するカントリーホテルで、2010 年に噴火を起こしたエイヤフィヤトル火山のふもとにあります。1927 年に建てられた家を改装してホテルとしてもてなしているのだとか。ホテルアンナの名前の由来になっているアンナさんは、20 世紀にアイスランドに大きな影響を与えた女性で、簡単に言えば、女性の権利が全く認められていなかった時代を変化させた立役者の一人だった様子。もともとは織物職人だった彼女は、学を身に着けて海外に旅行したり政治的活動を行ったりして、国内の政治にかなり影響を与えた様子。昼食中には彼女の略歴を紹介するビデオまで上映されていたのですが、日本語版字幕が用意されていたのにはびっくりしました。そういえばゲイシール間欠泉では、コイン投げ込むなという標識の中に「¥」マークの表記があったのですが、思ったよりも日本人観光客はいるのかもしれませんね。

昼食後はやや西に移動して、セリアランズフォスへ~。

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なんだか滝ばっかり見ているような気がしますが(苦笑)、まあでも滝ぐらいしか見るものがないので仕方がないです;。ここの滝は本当は裏側から見ることができるのですが、この日はあいにくの悪天候(写真で見てもわかりにくいですが実は結構雨が降ってます)に加えて路面凍結もあって、ちょっとさすがに危険という話で取りやめ;。まあこれは仕方ないですがちょっと期待していただけに残念;。

滝をひとしきり見終わった後は、アイスランドの第 2 の規模の町、セルフォスへと移動。こちらのスーパー Krónan でみんなでお買い物~。

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巨大なスーパーということもあるのでしょうが、ざっと見たところ、だいたいの食材は揃っているという印象。値段はアイスランドクローナが 1 ick = \0.65 ぐらいなので、例えばカリフラワーだと 1 株 160 円ぐらい。現在のレートだと物価はまあまあ安いなぁという印象を受けますが、以前はレートが倍近くしていたはず。かつてアイスランドは物価が高いと言われていたのにも頷けます。お店にあった珍しいものとしては、左下の写真にある羊の頭。形がそのまま分かるってどーよ;、みたいな感じですが;;。

ひとしきり買い物を楽しんだあとは、南海岸に位置するストックセイリ(Stokkseyri)にある Vid Fjorubordid というロブスター専門店へ。自分たちは比較的早い時間帯(17:30 頃)に入店したのですが、帰りがけにはお店はごった返していました。観光客だけでなく、現地一般客と思わしき人も多かったので、おそらく結構イケてるお店なのだろうと思います。実際、味はかなりおいしかったです。

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まずはロブスタースープと前菜類。ホワイトボードを見るとメニューが書かれていますが、ここのロブスターは量り売り。250g で 3,550 ick、300g で 3,990ick (約 2,600 円)。今回のツアーでは、たっぷり一人あたり 300g の注文になっていたのですが、

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ででーん。
っつーか量、多すぎるよ……どーすんのよこれ;;。

というか、実はお昼ご飯が 2 時頃、夕飯が 6 時頃なわけで、そもそもそんなお腹減ってないよ、状態;。しかし味自体はかなりイケてるのですよねぇ。というわけで頑張って食べる^^。ちなみにこの小型ロブスター、指で押しつぶして背中を割ると、簡単に皮が剥がせるのでちゅるちゅると食べていけます。2 つのテーブルに分かれていたのですが、なにげにテーブル対抗戦状態になるワナ^^。

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でもさすがにどちらのテーブルも完食は無理でした;。っつーかなんだか夢でエビに襲われそうですよ、ええ;。まあここまで減らしたことを褒めてくださいよ状態(苦笑)。

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お店を出たときにはすっかり夜。ここから 1 時間弱かけてレイキャビックへと帰ります。

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というわけで後半戦へと続きます^^。

というわけで、前回エントリに続いてアイスランド日記 Day-4 Part 2。午後に向かった先は、スカフターフェル国立公園。ヴァトナヨークトル氷河に挟まれた一帯が国立公園に指定されているらしく、よく整備された散策コースになっていました。1km ほどの散策コースを歩くと、スヴァルティフォスという滝を見ることができます。まずはバスで途中まで登り、そこから散策開始です。

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さすがは国立公園、冬場とはいえなかなか気持ちはよいものです。高台に上るので、ちょっと後ろを振り返ればめちゃめちゃよい見晴らしになります。

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それにしても驚いたのは、みなさんめっちゃ健脚。一人だけお婆さんと一緒に来た学生さんがいましたが、それを除けば年齢的には自分たちが一番下。50~60 代の人が多かったにもかかわらず、普通にさくさくと登っていったのにはびっくりしました。確かにこういうところに旅行しに来ようという方は健康なのでしょうねぇ^^。ちなみにこの学生さん、4 月からの就職が決まっているそうなのですが、お婆さんの手をいつも握って付き添っている優しい子でした。なんというか、見ていて心が温まりましたよ、ええ^^。

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多少ぬかるみもあるので注意しつつ、ちょっと見晴らしのよい高台に到着~。ここまで着くと、少し先にスヴァルティフォスという滝を見晴らすことができます。ここから先はちょっと急勾配もあるので、若い人たちだけ、ということでメンバーを絞って攻略。他の人たちはこちらで一時休憩です。

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歩くこと約 10 分ほどでこちらの滝壺に到着~。ムービーはこちら^^。

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おお~、これは地味に絶景^^。火山で流れ出た玄武岩が結晶化することで作り上げられた、まさに自然の芸術。玄武岩がぽきぽきと折れてこの光景を作り出したのでしょうね。実際、川辺には下の写真のような六角中の柱がかなりごろごろ。……ってかこれ落ちてきたらどーすんのよ;;、状態ですが;、滝壺近辺には危険なので近づくな、という標識も;。いや~、すごかったです。

滝壺から戻ってくると雷鳥も。いやー、なかなかに充実した国立公園めぐりでした。

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……とまあこれで終われば恰好よかったんですが。

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あ゛ーーー;。やっちゃいましたか;;。

というわけで奥さんが見事にぬかるみに足を沈めてしまうワナ;;。「旦那さん、見てくれてなかったの?」「うん、そうなんですよ~。」って、ちょ、そこ何話してるんですかっ;、状態でしたが^^、まあ帰りがけの川で洗い流して事なきを得たり。この靴、防寒だけでなく防水対応にもなっていたことが幸いしました。

さて、下山してきた後は、日没までの残りの時間を使って、ホテル裏手にある氷河、スヴィンナフェルスヨークトル氷河を見に行くことに。この氷河、ヴァトナヨークトル氷河とつながっているいわば支流のような氷河ですが、横に道があり、かなりそばまで近づくことができます。

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ここまで見てきた氷河も凄かったですが、そばまで近づくとまた迫力が一段と違う、という印象。

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写真だけだとまったくサイズ感がわかりませんが;、目の前に氷の山が迫るというのはまさにこんな感じかも、という印象。目の前に見える氷の表面の小さなでこぼこ一つとっても軽く人間の高さぐらいはあるような壮大さで、いやはや凄い迫力でした。ちなみに氷河がマーブル色になっているのは、火山灰が間に挟まっているため。側面から見ると、火山灰と氷とが層をなしている様子がよく分かりますが、これこそがまさにアイスランドの火山の歴史、なのでしょうね。

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氷河の先端部はどこもこのような湖になっているのですが、この湖は寒さゆえに表面が凍ってました。でもって、みんな石投げをして遊ぶワナ……;。まあこんな童心に帰りたくなるのも、大自然の為せる技ですね。ちなみに現地の人いわく、この氷河の上を歩くトレッキングツアーがあるとのこと。もっとも、クレバスが多量にあるのでガイド抜きでは極めて危険で、この氷河でも 4 年ほど前にドイツ人の探検家が行方不明になっているそうです;。うむむ~;。

さてさて、氷河の色は水色なわけですが、これは密度が高い氷は青の色だけ乱反射することが原因。少量だけ取り出せば普通に透明の氷です。ガイドさんが持ち帰った氷河の氷が、クラッシュされて夕食時に供されました。

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この氷、食べても別に害はありませんが、よーく見ると中に黒い粒がちらほらと。火山灰がところどころに混ざっているのでこれだけ要注意、らしいです^^。地球何万年の味……がするかどーかは謎;;。ちなみにこの日の夕食は、牛肉のマリネ、北極イワナのハーブ焼き、スキールパンナコッタでした。

さて、このツアーの目的はオーロラハンティング。この日は、夜 10 時過ぎにヨークルサルローン湖にバスで出向き、湖面に映るオーロラを楽しもう! というトンデモ企画があったりしたのですが、空はどう見ても分厚い雲に覆われていてとてもオーロラが見えそうな雰囲気ではない;。しかもオーロラ予報的にも悪条件で、こりゃダメでしょ、と思いつつも、やっぱりツアーなのでそこは強行;;。そんなわけで行ってみたわけですが……

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ええ、とてもじゃないですがオーロラが見えるような状況ではなかったですorz。

まあこんだけ雲ってればねー、という感じなのですが、とはいえせっかくなので何枚か写真を撮影してみたり。写真は結構明るく映ってますが、実際にはほぼ完全な暗闇。例えば上側の写真だと、f/3.8、ISO-1600、露出 25sec という設定。なにしろ雲が分厚くて月明かりすら届かないので、ホントになにも見えないのですよ;。しかも写真ではわかりませんが、現地は地味に暴風。午前中に来たときの倍は吹いていようかという突風で、これにはさすがに参りました。このおかげで一眼レフを載せていた三脚が台ごと倒れるというトンデモな事態が起こり、D40 のボディがお亡くなりに……orz。っていうかお父様、お借りしていたカメラ壊しましたごめんなさい;;;、状態でした;;;。レンズが無事だったのは不幸中の幸いでしたが、いやはやとんでもない悪条件でした。

# 一応、ツアー自体はよく考えられていて、天候が悪かった場合に備えて、この夜の湖観光ツアーも
# この日か前日かどちらかに変更できるように設計されているのですが、今回の悪天候はその程度じゃ
# どうにもならない、という感じでした;。いやはや、晴天率が悪いとどうにもならないっすねー;。

というわけでアイスランドの東南部を攻略するツアーもこれで終了。翌日は、レイキャビック方面に向かって戻りつつの観光です。

さてさて、アイスランド旅行も 4 日目、いよいよ折り返し日です。ちょっと早めに目覚めたら、なんと雨が止んでる!

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アイスランドでオーロラが見られるのは、だいたい夜の 12 時前後が多いのですが、諦めの悪い私はとりあえずデジカメを夜空に向けてシャッターを切ってみたり。弱いオーロラの場合、肉眼では雲と区別がつきにくくて、デジカメじゃないと判断できないのですよねぇ。……と思ったら、写真に何か色がついてる!

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……ええ、どう見てもただの朝焼けです、本当におつかれさまですorz。ま、そんなもんさー;。

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そんなわけで軽く朝ごはん。どこに行っても似たような朝ごはんですが、このホテルはキュウリやらツナが出たのが有難かったです。……というかなぜ塩コショウやマヨネーズがないのかと小一時間。調味料の類があればぜんぜん食べやすいと思うんですけどねぇ;。

とまあ気を取り直して、今日はツアーの最東端の地であるヨークルサルローン湖へと出発~。途中、海上に竜巻と思われる雲が出ていたのがちょっと驚きでした。初めて見ましたが、かなり圧巻でしたよ、ええ。

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というわけで、1 時間ほどかけてヨークルサルローン湖に到着~。この湖、ヴァトナヨークトル氷河の先端部の一つにできている巨大な湖なのですが、いやー、着いてみてびっくり、とにかくでかい

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時間帯としてちょうど朝日が昇るタイミングだったこともあって、時々刻々と光の表情が変わっていくのもまた見ごたえがありました。とにかくそのスケール感にびっくりでしたが、見ていても、写真を撮っていても、思わず時間を忘れてしまうようなその風景は素晴らしかったです。当日は、天候の読みから午前と午後のスケジュールを入れ替えての行動だったのですが、この読みは見事に当たっていました。

……とはいえ、現地は地味に暴風。どれぐらい風がひどかったのかは、こちらのムービーに入っている音から想像に難くない感じですが、いやはやとにかくすごい風でした。おかげで体感温度もかなり寒く、気温はたかがしれているもののしっかり着込んでいないとつらかったです。

さて、ひとしきりヨークルサルローン湖を楽しんだあとは、ちょっとだけ海岸の方に移動。この湖、海岸の間近にあるのですが、氷が結構、海辺の方まで流れ着いているのでなかなか凄い景色になっているのですよ~。

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上側の写真、よーくみると左側の方に人が映り込んでいるのでサイズ感がわかると思いますが、結構大きな氷がごろごろしていてこれまた写真写りのよい景色^^。けれども風が強いので地味に波は高いです。あの人、撮影のために海辺に近づいてますが普通にあぶないです;。

下の写真が、この海辺の方からヨークルサルローン湖を見た景色。これまた絵になる景色ですね~^^。

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さてさて、ヨークルサルローン湖はあまりにも広大すぎて全景を撮影しにくいのですが、ここからホテルへ戻るルートの途中でヴァトナヨークトル氷河の別の先端部に立ち寄り~。

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いやいやもう氷河を見過ぎて感覚が麻痺してきますが;、全景が見られるという意味で非常によいスポット。山の上の方から氷河が流れてくる様子がよく見て取れます。写真だとどうしても限界がありますが、眼前にこの巨大な自然のパノラマが広がるのはやはり圧巻でした。

さて、氷河をひとしきり見終わった後は、近くのホプ村にある、芝生屋根の教会へ。屋根が芝生で覆われているという独特の作りの教会……なのですが、どうもこうした作りというのはこちらの伝統様式の様子。5 日目に立ち寄った博物館でも歴史的な建築として芝生屋根の家が展示されていました。

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……ってか微妙にバチ当たりな気がしなくも^^。ちなみにここもやっぱり牧師さんはいなかったのですが、笑ってしまったのは、ここの管理をしているのがバスの運転手さんの親戚だったということ^^。携帯電話で連絡して、「今から行くから教会開けといてー」みたいな話になっていたのが面白かったり。アイスランド、地味に人口が少ないので身近なところで人が繋がるみたいです。

そんなわけで、再び Fosshotel に戻って昼食~。ブロッコリーのスープとチキン。デザート撮影し忘れた><。

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腹ごしらえが終わったら、午後はスカフターフェル国立公園へ移動~、ですが長いので Part 2 に続きます^^。

そんなわけで 3 日目~。軽く朝食を取った後でホテルの周りを見てみると、随分と景色が違います。昨晩はわかりませんでしたが、ホテルのまわりに結構たくさんのコテージが。さすがに冬場は使われてませんが、夏場には避暑地として観光客が結構来るんでしょうね。

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さてさて、午前中はまず周囲の散策から。ガイドには「妖精の城」へのお散歩とか書かれていてなんじゃらほい?と思ったわけですが、別に観光名所でもなんでもなくて、ホテルのオーナーが子供の頃に妖精さんを見たとかいう場所に案内されるワナ;。おいおいなんだそりゃと全力でツッコミ入れたくなりましたが;、アイスランドの文化的背景を知ることのできる一幕ではありました。とはいえ、ホテルの倉庫に案内されて昔話を聞かされるのは……うーん、激しく微妙;。ぶっちゃけやや時間調整な印象が拭えなかったイベント……というかこの時間、ゆっくり寝かせてくれたらよかったのに;、状態;。

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そんなわけで気を取り直して、キルキュバイヤルクロイストゥルの周辺観光にバスでおでかけ~。まずは溶岩台地の散策から。

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こちらはエルトフロイン溶岩台地。キルキュバイヤルクロイストゥルの街から西に 10km ぐらい走ったところで散策したのですが、別にここまで走らなくてもこの辺一帯がまるごと見渡す限りの溶岩台地。この溶岩台地、近づいたときの印象と、遠目で見たときの印象が結構違っているのが面白いです。近づくと石がごろごろしているのですが、遠目で見ると全体的にそれが波打っている。聞いたところによると、夏場に噴火した場合はゆっくり冷えるために、比較的なだらかな溶岩台地になり、冬場に噴火した場合は急激に冷えるために、ごつごつとした溶岩台地になるのだとか。ちょろっと登ってみましたが、かなり見晴らしがよくて気分よかったです^^。

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さてこの後、キルキュバイヤルクロイストゥルの街の観光をしたわけなのですが、天候が徐々に悪化;。路面も凍結しまくりで、バスは普通にスリップするわ、下車したところでまともに歩くことすらままならなかったです;。修道女の湖 シストラヴァトンのある丘はとても近寄れず、修道女の滝 シストラフォスはなんとか根性で行って写真撮影はしたものの、斜面にある関係でまともに帰れないワナ;。結局、靴に取り付けるかんじき(滑り止め)を借りてなんとかバスまで戻りましたが;、いやはやこういうものを持っていないと雪国には対応できないのかと痛感;。防寒対策の靴はしっかり購入していったのですが、この落とし穴には気づきませんでした;。

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……とまあ生きた心地がしない危険な散策を終えて、再びホテルで軽く昼食。暖かいポタージュスープ、チキンのホワイトワインソース、アップルパイのクリーム添え。味はまあ見たまんまでした^^。暖かいスープはこういうときは有難いです。

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引き続き午後は、途中いくつかの場所に立ち寄りながら、次の目的地であるスカフターフェルに向かってバスで移動~。最初に立ち寄ったのが街の教会。

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さすがは田舎というべきか、教会が開けっ放しになっていたことにはびっくり;。牧師さんは巡回だそうで、1 週間に一度ぐらいのペースでここを訪れるのだとか。おかげで上に行ったり写真撮ったりとやりたい放題^^。聞いたところだと、最近は多少治安が悪くなってきたこともあって、たまにトラブルが起こることもあるらしい……ですが、日本に比べたら圧倒的にいいのかもしれません。

続いて立ち寄ったのは、キルキュゴルフと呼ばれる場所。

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この辺は岩山があちこちに表出してますが、割と近寄ってみられる観光スポットのようで、確かに写真的にも映りの良い場所ですね^^。玄武岩の岩山の隙間の遙か向こうに滝が映るという構図もなかなかよい感じ^^。カメラ好きには結構たまらないかも^^。

さて、ここからどんどん東に移動していくと、いよいよヨーロッパ最大の氷河、ヴァトナヨークトル氷河が見えてきます。

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雲が多いので写真だとちょっと分かりにくいのですが、下側の写真、横幅めいいっぱいまでが氷河。このヴァトナヨークトル氷河、アイスランドの東南部にあるのですが、国土の 8% を覆うほどの広大なもの。地図を見てみれば一目瞭然なのですが、その氷河の先端はいろんな方向に伸びており、写真に見えているのはそのひとつでしかありません。イメージ的には、山の上にある巨大な湖からいろんな方向に川が伸びており、その湖と川がすべて凍っている、と思えばいいかも。しかしその川幅は想像を超えるほどの大きさで、写真にあるように、視界に収まり切らないほどだったりする、というわけだったりします。

どのぐらいスケール感がトチ狂っているかは、この場所で撮影したこちらのビデオを見ていただけるとわかるかも。ビデオのうち、最初に見えている氷河が上の写真の氷河で、地図から調べてみると、だいたいこの川幅が 5km~7km ぐらい。次に見えてくる二つの氷河が下の写真の氷河。この氷河でも、川幅はたぶん 2km ぐらいあります;。巨大すぎる;;。しかもこれらの氷河が実は上の方で繋がっているというのだから驚きです;;。

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しかもさらに怖いのは、見えないけれどもこの氷河の下に火山がある、ということ。アイスランドはよく火と水の国、と言われるわけなのですが、火山噴火で怖いのは大洪水なのだそうです。氷河の下で火山が噴火すれば、氷河が溶けて水になって流れてくるわけですが、写真の氷河の水が一気に流れてきたときのことを想像すると恐ろしいものがあります;。最近だと、2010 年の火山の噴火ではアイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル氷河が溶解して 2 度の大規模な洪水が発生し、近隣住民 600 人が避難する事態になったとか。専門用語では氷河湖決壊洪水と言うらしいのですが、英語のヨークルフロイプという用語は、アイスランドでしばしばこの氷河湖決壊洪水が起こるからなんだそーです。

ちなみにガイドさんいわく、このヨーロッパ最大の氷河であるヴァトナヨークトル氷河の下の火山活動が最近活発化してきているらしく、そろそろヤバいんじゃね?というのが現地で言われているとのこと。そんなこと言ったら誰も観光客来なくなるんで言いませんけどねー、とか言ってましたが、おいおいwww、と全力でツッコミ(笑)。まあ確かにアイスランド、聞けば聞くほど地味に危険な国です。(苦笑)

この日は残念ながら氷河には近づきませんでしたが、翌日以降に近づくのでそれはまた別途。とりあえずはホテルに到着です。フォスホテル (Foss Hotel)という名前のホテルでしたが、地図上は Hotel Skaftafell (スカフターフェル)という名前。どうも買収されたっぽい……;。ホテルといっても平屋建て、山小屋風味なホテルです。高速インターネットが使えたのは便利でしたが、3 日間チケットで 3,000 isk (日本円で 2,000 円ぐらい)でした。

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ホテルには氷河の写真がありましたが、この右側の氷河の先端部に位置しているのがこの Fosshotel。このホテル、氷河が目の前に迫る……という触れ込みでしたが、実際には氷河の先端部からは 1km ぐらいはあり、しかも間に小さい丘があるので、ホテルから氷河はまったく見えません;。うぐぅ;。本当に周囲になんにもない孤立したホテルで、近くにガソリンスタンド(と併設のコンビニ)が一軒あるだけ。ここでオーロラが見えたら最高……なんでしょうけど、天気は普通にあいにくの曇り……どころか夜はめっちゃ土砂降りでした;。

まあそんなことを言ってても仕方がないので、気を取り直して外に出てみるテスト。いやはや、本当にここで放置されたら確実にヤバいです、みたいに周りにはなんにもありません;。

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下側の写真にあるのが道路標識。下段が現在いる場所の風向、風速、気温。上段がこの先の風向、風速、気温。見てわかるとおり、アイスランド、気温的にはそんなに寒くないです(現在 +3 ℃)。東京より一段階寒いかなー? という程度。ただ、風が強いときは体感温度はぐっと下がります。ガソリンスタンド併設のコンビニに行ってみましたが、まあこれといってめぼしいものはぜんぜんありませんでした;。

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そんなわけでこの日の夕食の写真をぺたり。エビのスープ、羊のすね肉の煮込み、アイスクリーム 3 種盛り。ラム肉が豪快すぎる盛り方でさすがに笑ってしまいました^^。こんなラム肉は日本だとなかなかお目にかかれないですねー。といっても実際には結構見かけ倒しで、骨は後から取り付けたものでした^^。

ついでに小話をもうひとつ~。

キャプチャ

この日は早めにホテルに着いたわけですが、あいにくの雨……どころか土砂降りなので、事実上ホテルに幽閉;。なのでまったり部屋でアルコールを飲んでいたのですが、実はこのアルコールがなかなかに入手しにくかったりします。アルコール販売はしっかり管理されており、酒屋さんでしか売られておらず、しかも基本は平日の販売のみ。土日も数時間程度しか店舗が開いていないのだとか。スーパーでビールは売られているものの、度数の少ないものしか売られていないので、いわゆるお酒はちゃんとした酒屋さんに行かないと get できないという仕組み。今回のツアーでは、バスでの移動の隙間を狙って酒屋さんに立ち寄ってくれたおかげでワインが購入できましたが、それでも一度だけしか買えませんでした;。まあ、ホテルでちょっとお金出せば飲むには飲めるんですけどね^^。

2018年12月

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