2009年4月のアーカイブ

バナー

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

20090425d

えと、咲 –Saki- のコミックス版全 5 巻。や、アニメ版が面白すぎてもう何度見返したか分からないのですが(えw、我慢しきれずコミックス版も一通り購入してみたり。……思いっきり一気読みしちゃってえらいことになりましたが、いやー確かにこれは面白い^^。

感覚的にはヒカルの碁にも近いものがあるのですが、魑魅魍魎が集う麻雀を素材にして、いろんなクセのあるキャラクターたちを登場させて、いかにもゲーム的な無茶なストーリーを展開するお話。展開自体はホントに無茶としか言いようがなくて、おいおいそのリンシャンツモとかあり得ないだろうとか言いたくなるわけですがw、面白いのはいろんなキャラクターたちの特性バトルにしているという点。主人公の咲はリンシャンツモ、のどっちはデジタル確率論者、優希はタコスによる東場加速、まこは過去の譜面からの統計麻雀、久は勝負強さといった、それぞれに違う個性と強さを持っている。それらのキャラクター同士がぶつかったときに、当然、相性の良し悪しが発生するわけで、そうした特性バトルに持ちこんだシナリオ展開にしているのが面白いところ。

咲のライバルキャラになる天江衣のキャラ立ちっぷりがすごすぎるのですが^^、全般的に言えば、やはりこれはコミックスよりもアニメでこそ映える作品だなぁ、という感じ。同じ筋書きでも何倍も迫力が変わってくるという印象。アニメ版は結構いいペースで作品が進んでいるのであっという間に原作を食いつぶしてしまいそうな気配ですが、1 クールものだからいいという判断なんでしょうかね?^^ いずれにしても今後の展開を楽しみにしたいものです。

あう、しまった昨晩エントリアップし忘れ><。や、つい ECO でひたすら経験値稼ぎしてたからなのですが;、そんなわけで先日襲撃してきたこちらの話をひとつ。

20090420

ええっと、ラーメン激戦区と呼ばれる池袋のラーメン屋の名店、瞠(みはる)。ちょっと駅から遠いこともあってなかなか訪れる機会がなかったのですが、割と評判もよさげなので近くを通りかかったときに襲撃してみた次第。濃厚魚介ラーメンをうたっているわけですが、さてはてどんな味かなぁと思ってとりあえずつけ麺にチャレンジ~。

20090420b

んー、なるほどこういう味なのね、という感じ。スープは濃厚……というものの、濃厚系スープでは新宿の風雲児の印象が強烈なせいかそれほど濃厚という感じはない。むしろどちらかというと塩気が強い、という印象。麺もスープもごく普通においしいものの、それ以上の特徴はないかなー……? と思っていたらチャーシューが素晴らしい味。ちょっと固めで、あぶってあるチャーシューは、その風味もさることながら、噛めば噛むほどジューシーな味わいが広がってくるという素晴らしさ。いやはやうまうま^^。

ちょっと味が塩辛いために人を選ぶラーメンのような気がする上に、池袋の駅からのアクセスが悪いという難点もついているのですが、近くを通りかかったらまた食べてみたいラーメンかも~、と思わせてくれる逸品でした。

というわけで今日のインプレはこちら~。

20090425

えと、俺の妹がこんなに可愛いわけがない vol.3。2 巻ではやや失速気味の感もあるこのシリーズでしたが、3 巻の方はどうかというと、これがなかなかに good。

俺は、こいつらの気持ちなんざ分からない。分かるなんて言う資格もない。
でも、凡庸な自分とは大違いの妹が、こっちがいくら頑張っても絶対勝てない妹が、毎日毎日すぐそばにいる惨めさは分かる。勝てない相手と比較され続ける悔しさと、その状況をどうしようもないという、どうにもならないあの感覚は理解できる。
なんで妹ばかり。

この vol.3 の上手かったところは、愛憎含めた感情をうまく吐露させるシナリオの流れ。身近にいる人に対してほど感情というのは出やすいものだと思いますが、その感情は必ずしもよいものばかりではない。「大好きで、大っ嫌い」という、愛憎表裏一体のその感情を表面化させていくプロセスが上手い。

あんなやつ、大大大大大大大っっっっ嫌いだってな! だけど―――
「だけどね、それはそれよ。」

いやはやこのセリフは名言だと思ってしまいましたが、vol.3 の面白かったところは、妹のツンデレ(=愛憎表裏一体の感情)だけでなく、兄側のツンデレを割と前面に押し出してきたところ。もちろん vol.1, 2 も思いっきり兄貴ツンデレなわけですが、はっきりとそれを前面に出してきたのが印象的。ラストの無茶ぶりな展開も健在^^。コンスタントに面白いシリーズになりつつあるので、興味がある方はぜひ読んでみてほしいところです。

昨日ですが、けろっちゃ氏から明日暇になったからどっかにぷちぐる行きません? とのメールが。ふむー、さてじゃあどこに行こうか? とあれこれ悩んで襲撃したのはこちらのお店~。

20090426

えと、新宿の串揚げ屋さん、立吉。以前、塾の社長さんなどからお店の噂は聞いていたのですが、なかなか襲撃の機会に恵まれず。前から行ってみたいなぁと思っていたお店だったので、せっかくということで襲撃してきてみたりしたのですが、これがなかなかに素晴らしい名店じゃないですか^^。

20090426b

お店は 8 席ぐらいのカウンターがいくつかある感じで、それぞれのカウンターでお店の人が次々と串揚げを揚げていってくれるシステム。上のようなお盆に次々とサーブされていくのですが、串揚げの順番は最初から決まっているので、特にあれこれ悩む必要もなし。60 種類ぐらいの串揚げがあるので、飽きることなく食べていくことができる、という仕組み……なんですが。

これがめちゃうま~。
いやちょっと参ってしまったんですけどこれは^^。

もう何が出てきたのか忘れてしまうほど次々と出てくる串揚げは、素材の旨味が凝縮されたような感じでめっちゃ美味い。しかもどれも小さなサイズな上に、油も非常に軽いのでサクサクとお腹に入っていく。付け合わせの野菜もシンプルながらいい箸休めになってる感じ。途中でサーブされたもずくもこれまたいい感じ。

20090426c

ソースだけだと当然飽きが来ますが、塩やしょうゆ、さらにはマヨネーズ系など様々な味付けがなされており、飽きることなく次々と食べていける。私はお昼がちょっと遅めだったのであまりお腹がすいていなかったにもかかわらず、結果的には 20 本以上を軽く食べてしまっていたり;。

ちなみに串はすべて均一で 1 本 170 円。二人で 59 本、アルコールもさんざん飲んで一人 7500 円ちょっと……ってどんだけ飲み食いしてるんだ状態でしたが;(たぶん普通はこんなに食べない; ← 普通は 5000 円ぐらいらしい^^)、雰囲気も含めて話がめちゃめちゃ弾むお店で、いやはやめちゃめちゃいいお店だったなぁと感心。混んでるかなぁと思っていたのですが、それほど待たずに入れた点もマル。期待以上のいいお店でした^^。

というわけで今日はこちらのインプレを一つ~。

20090409

えーと、出社が楽しい経済学。身近で日常的なテーマを経済学から解き明かそう、みたいなノリの一冊。NHK の番組に合わせて制作された本のようで、私はテレビの方は全く知らなかったのですが書店で見かけたので購入してみたり……したのですが、これがなかなか面白い。

取り扱われているのは全 12 テーマ。自分の備忘録も兼ねてまとめてみると、こんな感じ。

  • サンクコスト
    かけたコストの中には回収できないコストがある。回収できないコストに関しては忘れろ。
  • 機会費用
    お金を稼ぐ機会を作るためにコストをかけても構わない。トータルとして黒になればよい。
  • 比較優位
    遊んでる人がいるなら、できる作業を振った方がトータルとしての生産性は高くなる。
  • インセンティブ
    価格などを操作して誘導すると、小さなコストで大きな実効性が得られる。
  • モラルハザード
    取引前や取引後に、持っている情報の格差を利用して不正を働くこと。
  • 逆選択
    悪貨は良貨を駆逐する。悪貨が大量に出回ると、結果として良貨を扱う人がいなくなってしまう。
  • 価格差別
    同じ商品を、高くても買いそうな相手には高く売りつけること。
  • 裁定
    同じ時点での商品の価格差を利用して稼ぐこと。グローバル化が進むとやりにくくなる。
  • 囚人のジレンマ
    正直者は馬鹿を見るため両者が裏切りを行い、結果として両方が損をする構図になること。
  • 共有地の悲劇
    みんながタダで使える共有物を過剰利用した結果、共有物が破壊されてしまうこと。
  • 割引現在価格
    未来のお金は現在時間の価値に換算すると目減りする。
  • ネットワーク外部性
    「つながる」ことに意味や価値があるために、進化が遅れることがある。

割引現在価格などについては普通に知っていましたが、こうした経済学の考え方をうまく日常生活の事例にあてはめたのがこの本の面白いところ。例えばサンクコストのテーマの場合、

Q:「5年間貢いできた彼女がいますが、別れ話が出るたびに高価な品物でつなぎとめました。ここまでお金をかけてきたのでまたプレゼントをしてつなぎとめるべきでしょうか?」
A:「いえ、これ以上貢ぐべきではありません。今まで贈ったものはもう戻ってこないのであきらめましょう。」

みたいな感じ^^。経済学の様々な考え方を身近な素材で楽しく学べるのに、結構深い話まで書いてあったりするのが面白い。

個人的に面白かったのはインセンティブの話。インセンティブというのは高額な報酬を与えて動機付けをする、みたいなイメージがあるのですが、実際にはそうではなくて、ちょっとした方向づけを与えることで、コスト効果の高い実効性を得ることができる、というもの。なるほどねぇと妙に納得してしまったり。

扱われている話題が身近なので読んでいて楽しい一冊。番組が見れなかったのがちょっと残念ではありますが、気軽に読める一冊なので興味がある方はぜひ手にとってみてください。

というわけで今日はプロジェクト終了の打ち上げ飲み会。や、先月末までやっていた結構大変なプロジェクトだったのですが、無事に終了したので打ち上げになった次第。改めて振り返ってみて、ホントにいいプロジェクトだったなぁと思ったわけですが、はてそもそもなんでそう思ったんだったっけか? と思ってしまったり。

これだけ長いこと仕事をしていれば数々のプロジェクトに当たりますが、振りかえってみて良かったなぁと思えるプロジェクトの共通点、それはやっぱり参加している人たちの「人の良さ」。「仕事自体が面白い」とか、「大きなプロジェクトを成功させた」とか、そういうことも確かに「良かったプロジェクト」につながる一因ではあるのですが、ただ、それだけだと自分の場合は「思い出として残る」プロジェクトにはならなかったりするんですよね。どちらかというと、誰かに助けてもらったときとか、気遣ってもらったときとか、そういう琴線に触れるようなことがあったときの方が、ずっと思い出に残るもののように思える。

今回のプロジェクトの場合、お客さんに助けられたなぁと思う瞬間が多々あって、お客さんが礼儀を尽くしてくれるからこっちもがんばろう、そういう好循環サイクルがうまく回るプロジェクトだったんですよね。まあ、見方を変えれば、先方のプロジェクトリーダの人が、「かけたコスト以上の力を引き出すやり方をよく知っている」ということなのですが、実際その通りで、気持よく仕事してもらえる環境を整えると、人によっては期待以上の仕事をしてくれることがある。ある意味それは Win-Win の関係なわけで、お互いがハッピーになれるのですよね。

この歳になると、プロジェクトというのが一期一会であることを知っているだけに、また同じチーム、同じメンバで仕事をすることは絶対にない、とわかっているのですが、それでもやはり残念に感じてしまうのは、いい仕事をさせてもらった、っていうことの証。打ち上げの飲み会で、お客もなにも取っ払ってみんなで笑顔で大騒ぎできるっていうのはやっぱりいいものだなー、と改めて思ったり。

プロジェクトの良し悪しは、人の良し悪し。こういうプロジェクトに当たることはなかなかないのですが、またどこかで素敵なメンバに恵まれたチームと巡り合いたいものです。はい^^。

というわけでヘビーローテ中~。

20090423c

えと、咲 –Saki- の OP テーマ、Glossy : MMM。今期 OP テーマの中では群を抜いての一番のお気に入りですが、なにげに昨日発売。現在ヘビーローテ中ですが、いやー、めっちゃいいわこれ、状態。メロディラインが上を向いている、アップテンポの気分のいい一曲。私はコード進行が非常に綺麗な曲が好きなのですが、この曲はまさにそんな感じ。橋本みゆきさんの歌声もいつもながら素晴らしくてさすがだなぁという印象。

しかし今回助かったのは、割と CD の発売が早かった点。1 クールものでありながらアニメが終わるころになってようやく CD 発売、なんていうものも割と多かったりしますが、4 月中の発売になったのは助かったなぁという感じ。旬を逃すとありがたみが薄れるだけに、さくっと発売してくれるのは嬉しいですね。

新副都心線の登場で随分と様変わりしている池袋。しばらく前にやってた王様のブランチで、Echika がオープンしたという話を聞いていたのですが、なにげに場所を大きく勘違い。私は西武側(東口)のリニューアルのことかなーと思っていたのですが、実は新副都心線の池袋駅のところ……と聞いて、おいおいぜんぜん逆側じゃないか、という話に。まあとりあえず話のネタにでも一度は行ってみよう、ということで襲撃してみたり~。

20090420l 20090420m

……ええっと。
ぜんぜん駅から近くないんですけど><。Echika なのにー;。

というかまあ無理はなくて、もともと新副都心線の池袋駅は、池袋東武側の出口からさらに西側で、丸井の近辺まで延びる地下街。なので JR の池袋駅から見ると結構離れているのですよねぇ。とはいえさすがにできたてなので中は結構オシャレできれい。

20090420n 20090420o

お店はというと、飲食店が数店(ワインバーもありました)、テイクアウト系のお惣菜屋さんとお菓子屋さんがそれぞれ 5~8 店ぐらい。有名店もありましたが、知らないお店も結構ちらほらと^^。

20090420p 20090420q

さすがになんにも買わないのもアレなので、とりあえずこちらでお菓子を購入~。

20090420s 20090420r

えと、チーズケーキ専門店ポトハレ。福岡にあるチーズケーキの専門店で、 なんでも 東京初上陸なんだとか。チーズケーキをカスタードクリームのように絞り出す「しぼ~るレアチーズ」がこのお店の一番人気。クリーミーな食感がたまらない逸品で、8 種類のフルーツソースを添えていただくというもの。いや~、おいしかったです^^。

20090420u 20090420t

それにしても立教大学などの方に抜ける人たちにとっては便利な道なのかもですが、まあわざわざここに行くのは普通はないよなー、と思ってしまったり。オープン直後ということもあって、結構な人でにぎわっていましたが、新副都心線に乗り降りしている人はほとんど見かけられず、単に物珍しさで集まった人が多いような印象。まあ、あんまり来る機会はないかもですが、なにかのついでにでもまたふらっと立ち寄ってみたいものです。

というわけで今日はこちらの書評をひとつ~。

20090423

えと、最後のパレード。ディズニーランドの開業に携わり、パークのスーパーバイザーを 15 年間つとめた著者がキャストに語り伝えていた 33 個のエピソードをまとめたという本。1 つのエピソードは数ページ程度の短編になっており、サクサク読める割には感動的なエピソードが多いというなかなか興味深い一冊。全体的に、障害者や亡くなった家族などの話に傾倒している面はあるのですが、そうしたエピソードの方が琴線に触れやすいのは確かなので、それはまあ仕方ないことなのかもしれません。

ま、それはともかく、この本を手に取ったのは、たまたまベストセラーのコーナーに並んでいたから……なのですが、実はなにげにこの本に関して盗作疑惑が持ちあがっているのだとか;。すでにまとめサイトもあるので細かいことをあれこれ書くつもりはないのですが、あ゛ー、やっちゃったよ、状態(苦笑)。読んでいて、これは誰が書いたエピソードなのかと疑問に思う場所もいろいろとあったのですが(お客様からの手紙がそのまま掲載されているものもある半面、一人称をかたって誰かが書いたような感じのする文章もある)、2ch で語り継がれているエピソードを脚色してとりまとめたようなものもあって、ありゃー、という感じに;。

これらのエピソードが盗作だったのかどうか? という点に関しては、実際に盗作だったのであれば、スタッフ(キャスト)の士気は一気に崩れるだろうし、さすがに褒められたものではない。ただ、そうした議論を横に置いておいて私がこの一冊を読んでいて思ったのは、何のために仕事をするのか、そしてそのためには何が必要なのか、ということ、だったのですよね。

例えばこの本の中に出てくるエピソードのひとつに、こんなものがありました。指輪を板と板のすきまに落としてしまい、取り出せなくなっていたときのこと。キャストの方が、大切にしていた指輪なので必ず取りだすと約束し、後日、その床を壊して指輪を取り出したという話。あるいはジャングルクルーズで落としてしまった指輪を、ダイバーの人たちが捜索して見つけたという話。

これが実話なのかどうかは私にはわかりませんが(でも TDR だと普通に実話なんじゃないかという気がしますが;)、ただ、こうした数々のエピソードを読んでいると、キャストの人たちが何を大切にして仕事をしているのか、というのが伝わってくるのですよね。それは、お客様の気持ちを大切にしている、ということ。お客様の気持ちを汲み取って、素敵な思い出作りのお手伝いをする、というホスピタリティの精神に満ち溢れている。

けれども、それを実現する上で重要なポイントになっているのが、度外視といっていいほどコストをかけていることがある、という点。上のエピソードなどがわかりやすいのですが、これらはどう考えてもコストがとてつもなくかかっているはず。けれども重要なのは、実際にそのコストをかけられる、という点だと思うのですよね。

ビジネス的な観点から見た場合、上のエピソードではぶっちゃけそこまでする必要性は皆無、でしょう。けれどもそこに仁義はない。なぜ TDR のような場所で上記のようなエピソードが成立しうるのかというと、

  • キャストのみんなが一つの方向を向いている。(=その目標や志のために残業や厄介な仕事などが発生してもそれを積極的に進んで快く受け入れる素地がある)
  • 仮にそのために追加のコストが発生したとしても、それを吸収できる経済的余裕がある

の 2 つがあるから。そしてこの 2 つが揃っているからこそ、TDR は入園料を下げなくてもちゃんとお客さんが集まるし、仕事としても良循環のサイクルがまわっているのだと思うのですよね。

結局のところ、ポリシーや志のない仕事のやり方は、短期的には成功しても、長期的には成功しない。コストとサービスはバランスが取れていることが重要。そんな当たり前のことを実践することが、多くのビジネスに共通する基本的なキーポイントなんじゃないかなぁ、という気がします。

盗作疑惑でケチがついてしまったのは残念なところですが、自分にとって仕事をするということがどういうことなのか、ということを考えさせてくれる良著。ちょろっと読み流せる本なので、手にとってみてもよいんじゃないかと思います。……いやまあ、盗作自体はダメすぎですけど><。

……というか前回のえころぐ書いたのいつだ??と思って調べてみたらなにげに 3/27;。実に二週間近くエントリをアップしてなかったわけですが、別に ECO にログインしていなかったわけではなく、単に書くネタがなかっただけ;;。5 月下旬の基本料金無料化への移行前なので、特にこれといった大きなアップデートがないのですよね;。なので淡々とレベル上げはしているもののあんまりネタがなかった次第。あ、でもお花見はちゃんと行きましたよー?^^

20090413g

まあ、ないない言ってもそれなりにやることやってれば書くことはそこそこ溜まるわけでw。

■ たまには屋上狩り~。

先日 Zinnia のエクトプラズム通路で狩りをしていたら久し振りのフレさんから Wis が^^。最近一緒に狩りしてないなーと思っていたのですが、せっかくなので屋上に行かないか、というお誘いが。や、久しぶりに屋上で全力津波狩りを敢行~w。

20090413e

いやー、なんというか楽しい楽しい^^。相当久し振りだったのですが、ちょっと気を抜くと……

20090413f

こんな感じ^^。いや~、一時間ぐらい狩りましたが、紙幣 270、ハーブ 60、魔法 30、りんご 510、カッパ 50 ぐらいの収穫。正直、ここは経験値効率はあまりよいとは言えないのですが、全力で狩りしてる感じになるのでなかなか楽しい~。最近ご一緒してない方だったので、たまにこうして遊べるのは嬉しいですね……と思っていたら。

■ Zinnia からの来訪者。

「明日、フリ鯖いきます。」

って、ちょwww、おいおい突然ですか~><、というわけでこのお方を誘って今度は Fre 鯖へ。がしかし。

20090413

おおう、Lv1 ですかwww。や、Zinnia ではカンストさんなのですが Fre 鯖はまだ Lv1。ぼちぼち Zinnia の育成も一段落していよいよ Fre 鯖進出?!と思っていたりするのですが^^、Fre 鯖であればいろいろご案内できますよ状態だったり^^。やっぱり最初に使い始めたサーバはなにかといろいろモノもちなので接待できるのがいいところですね。結局 30 分ほど Lv17 ぐらいまで養殖したのですが、またこちらの鯖でもご一緒したいものですね~^^。

■ いよいよ。

さてさて、Clo 鯖、いよいよ Lv90 の大台にっ^^

20090413d

いやー、ついについにっ、という感じですが、実のところ Lv80 台→ 90 はほとんど憑依落ちで育てたようなもの。予想以上に拾われ率が高いので、なんかあまり苦労して達成した感がなかったり(苦笑)。そしてドルさんが Lv84 、ナイトさんが Lv85 になったので、マイマイ東西南北も攻略~。

 20090413c

ってか他力本願ですが何か。(ぉ
いや正直なところ、とてもあの装置は自力じゃ壊せません><、というわけで;;。

そんなわけでストライカーさんにオーバーレンジで装置を壊してもらって一件落着。これで Clo 鯖も無事に 3 キャラがマイマイ奥攻略可能になりましたよ~^^。いやはや、ご一緒してくださった方々、ありがとうございました^^。

# それにしてもやはり Clo 鯖は人が多いなぁという感じ。実はこの攻略をしたのは日曜の昼間
# だったのですが、昼間でも割と募集にさくさく人が集まるのはさすが Clo 鯖、という印象。
# しかも集まってくる高 Lv の人いわく「暇だから来てみた」とか^^。いやはや有難い限りです^^。

■ 夢に届くかっ。

20090413i

というわけで最近は Zinnia で時間を見つけてはちまちまと通路でエクト狩り~。というのはなぜかといえば。

image

あとちょっとwww、なのですよ^^。> ラースまで^^

や、5 月下旬の大型アップデートによってかなりのスキルについて見直しが図られるらしいのですが、巫女さんの詐欺的スキルともいえるエレメンタルラースは調整対象の筆頭候補とすら言えるスキル。となると、ぜひこの大型アップデートの前になんとかラースを一度味わってみたいのですよね。

# 以前のアップデートでトレーダーのライオットハンマーが全くの無力化修正をくらって
# なんのためにそこまで育てたんだーーー;、という涙を見たのでその前に一度は味わって
# おきたい、という....

とはいえさすがに育成が間に合うかどうかはちょっと微妙なところ。JobLv49 に突入しているとはいえ、あと 75% = 17M 程度の経験値を稼ぐ必要があって、ざっくり計算すると約 20h ほどの狩りが必要。最近はこのエクト場もかなりの人気スポットになってきているためになかなか狩りづらくなってきたし(早朝でも結構人がいたりする;)、ホントに間に合うのかどうかは微妙なところ。でもせっかくここまで育てたからにはぜひラースを体感したいところではありますね。

20090413j

# しかしなんだかんだいいつつ Zinnia も随分と育ったものです....(苦笑)

■ ところでそれはともかく。

先日の ECO の無料化のエントリへのコメントでこんなコメントをいただいたり~。

> 日々ポコポコと新作が出てくるネトゲ業界と
> 同業他社の参入があまりないテーマパーク業界を
> 娯楽というだけでひとくくりにするのは
> いかがなものかと。
> というか、無料で来る人間がアイテム課金するわけないというのは間違ってます。
> 各社のIR情報などを見ても、無料化した場合
> 売り上げが数倍に上がります。
> こういうことが起こるのは、アイテム課金の客単価が高いから。
> 月額課金というのは、薄利多売ですし。

うーん、無料化→アイテム課金への移行でも成功事例と失敗事例があるので、単純に無料化→売上が数倍になる、とも言えないでしょうし、瞬間的に売上が数倍になってもそれが長続きしなければ意味がない、という点も問題かなとは思います。実際、もし単純に無料化→アイテム課金への移行の方が必ず売上が上がるのなら、真っ先に RO を無料化するのが正しいわけでw、そうなっていないということは、

  • ECO のユーザ数減少に歯止めがかかっていない。
  • ECO のアイテム課金率が比較的高い。

の 2 つの前提条件があった、ということなのだろうと思います。ただ、アイテム課金ゲームの客単価については私もずっと気になっていたので、ちょっと調べてみました。少し古いデータなのですが、

このデータの中盤に、オンラインゲームに投入する金額データが掲載されています。FFXI はアバター要素が少ないでしょうから、どちらかというとパンヤあたりを中心に考えるといいかな? と推測(ちなみにパンヤは基本料金無料のアバター要素課金)。1 万円以上使う人たちの平均投資金額がどの程度なのか分かりませんが、仮に 3 万円だと仮定すると、売上全体に占める各金額層の割合は、

  • 無料:0%
  • 1~1000円:2%
  • 1001~3000円:23%
  • 3001~5000円:19%
  • 5001~10000円:20%
  • 10001円~:36%

という感じ。つまり、3000 円以下のユーザ層が売上に占める割合は高々 1/4 程度だから、アバター要素の強いゲームの場合には、ユーザ数を増やした方が売上が上向く可能性がある、ということになりますね。(もちろんサーバの増強など必要経費もそれなりに増えますけど;。)

もちろん、RO が無料化されていない=集客力の強いゲームであれば無料化する必要性はなくてハイブリット課金を続ければよい、ということだとは思うのですが、昨今の ECO を見ていると、一時期ほどの勢いがすでに失われているのも事実。個人的には、ちゃんとゲームがずっと存続してさえくれればどういう形態でも構わないと思っているので、細く長くちゃんと続いていってほしいですね。

というわけで今日はふらっと本郷弥生氏の引っ越しのお手伝いへ~。や、彼は引っ越し直後に奥さんと結婚したのですが、さすがにすぐに転居というのもどうかというわけで、やっと今日になって引っ越し。大きな荷物類はお手伝いが多少でもいた方がいいだろう、ということで物件を見にお手伝いに行ってきた次第~。や、なんだかんだいって他の人のおうちを拝見するのはいろいろ勉強になるのですよね^^。でもってどんなおうちだったのかというと。

ううっ、私もこんなおうちに住みたい~><。
というかひろいよ~、ひろいよ~(笑)。

まあでじくま氏のおうちに比べたら狭いものの、築浅の良物件。60m^2 弱程度だそうなのですが、間取りがとにかく使いやすい。約 13 畳の素敵なリビングに、 6 畳と 4 畳の洋室がついた 3LDK の物件。ベランダとバルコニーも標準完備で、差し込む日差しもなかなかに素敵な間取り。……なんですけどね。

どうしていきなり窓を本棚で潰しにかかりやがりますか(笑)。
いやー、ヲタクってそういう生き物だよね、そうだよね、と全力でツッコミ(笑)。

いや私のうちのそうなのですが、間取りがいい家=窓がたくさんあることが多いのですが、窓が多い=収納スペースが少ないということでもある。ファミリー物件の割には収納が比較的少ないため、彼の場合はまず本をどこに置くのかという大問題にぶつかるわけで、大量のホンダ名が設置された様子。……いやこれでもかなりの書籍を処分したそうなのですが、うーん?(笑)

まあしかし、他の友人も含めて何人かでお手伝いに行ったわけなのですが、全力でみんなでツッコミを入れたのはこれだ。

20090419

なんすかこれはwww。
というか彼は本当に結婚しているのか否かと小一時間(苦笑)。

# ちなみに話はこれに留まらず、キッチンカウンターの前面に何を血迷ったか PC デスクを
# 密接させるというとんでもない配置をしていたり;;。いやそこどう考えてもダイニング
# テーブルを置くところなんですけど、状態;;。すごいというかなんというか……;;。

というわけでいろいろツッコミどころ満載ではありましたが、でも広いおうちはやっぱりいいなーと思う今日この頃。まあ独り暮らしではメンテナンスの問題もあるので、今の自分の家でも十二分に広いと感じるのですが、誰かを呼んだりすることを考えると多少手狭なのは確か。……いやまあ誰も来ないのでいいっちゃいいんですけどね;。(苦笑) でも、他の人の家を見に行くのはやっぱり楽しいものですね^^。

というわけで今日はこちらに行ってきたり~。

CAIIF5F6 CAKZJ664

えーと、原宿で公演中のシルク・ドゥ・ソレイユのステージショー、コルテオ。 シルクのショーを見るのはもう何度目なのか自分でもよく分からなくなりつつありますが;、昨年 9 月に見た ZED 以来なので約半年ぶり、という計算。今回も実家の両親+妹夫妻の 5 人で見てきた……のですが、

んー、結構びみょい;;。(苦笑)
いや、まあ普通には面白かったんですが、感動するほどでもなかったかなぁ、という印象。

まあいかんせん、以前に見た ZED が神すぎたのがいけないのですが;、ちょっとこれは自分的にはイマイチなじめないかも~、という感じだったり。端的に言えば、ちょっとクセのあるショーだと思ったのですが、ざっとまとめてみるとこんな感じ。

■ バックストーリー

そもそもタイトルの「コルテオ」というのはイタリア語で「行列」の意味なんだそうですが、作品での意味は「葬列」。コルテオの主人公は、死の床に伏せるひとりのクラウンで、彼が今際の際に自らの人生を振り返りながら自分の葬儀を夢想する……というのがバックストーリー。「コルテオ」というのはそうした葬儀などに集まってくる人々が作る行列のことをイメージしている言葉。

自らの人生を締めくくるとき、そこにどんな人が集まってくるのか、そして自分のことをどんなふうに思ってくれるのか。それは故人にとってのかけがえのない財産。そうしたものをステージ上に表現することで、今、生きている自分たちがどんなふうにそうした財産を作っていくのか、どんなふうに友情や愛情を育んでいくのか、そんなものを訴えかけるショーになっています。

他のシルクのショーに比べてテーマ性が非常に強いこともあってか、日本語や英語で説明が加えられるのもコルテオの特徴(シルクの他のショーは基本的にはイメージ優先で、言葉を使うことはない)。ステージ開始直後に、死の床に伏せるクラウンについての説明が加えられたのがちょっとびっくりでした。

■ ステージセット

今回のコルテオでびっくりしたのはなんといってもステージセット。こちらの座席表を見てみると分かりやすいのですが、ステージに対して左右両側に対称的な配置で座席が置かれており、360 度に近いステージ構成に。座席から見ると、舞台の奥がすっぽり突き抜けたようなステージ構成になっていて、ちょうど演者の向こう側に、向い合わせに座っている他のお客さんたちが見える、という面白い構成。演目も左右の動き(=行列の動き)を強調するようなものが多かったです。

■ 演目

クラウン系の演目(ショートコメディなど)を除くと約 13 演目。ざっと書き出してみると、こんな感じ。

① シャンデリア
主人公が眠るベッドの上で、シャンデリアに 4 人の女性(主人公の過去の恋人という設定)がぶら下がって華麗なアクロバットを繰り広げるもの。清楚な衣装から艶やかな衣装へ変身するなど、テーマ性の強い演出もありました。

② バウンシングベッド
ひとことで言うと、まくら投げ(え?w。トランポリンタイプのベッドを使ってパジャマ姿のアーティストたちが縦横無尽に飛び回り、まくらを組み合わせた演目を披露。……いやこんなアクロバティックな子供たちがいたら凄すぎるわけですがw。

③ シル・ホイール
巨大な金属製のフープを巧みに操って、ステージ上を自在にぐるぐると駆け巡る演目。確か 2 本のホイールを組み合わせたようなフープを使う演目は過去にもあったと思うのですが、1 本のホイールを使うものは初めてかも。ちょっと見たことのないタイプのものでしたが、単に走り回るだけでなく、停止しかけたホイールを力技で起こしていくのにはちょっとびっくり。

④ タイトワイヤー
いわゆる綱渡り……なのですが、トゥシューズを使ったり一輪車を使ったり、さらにはロープ上でフラフープを回すなど、様々な演技を披露。びっくりしたのは 40 度程度の傾斜のある、斜めに張られた綱をゆっくりと登っていくところ。普通に上るのにも苦労するような斜度のある傾斜を、ずり落ちながらもバランスを取りつつ登っていく姿にはかなり驚きました。

⑤ フット・ジャグリング
台の上に寝転がって、多数のフラフープを手と足の両方を使ってジャグリングするという驚異の演目。足によるジャグリングが普通じゃない、という印象で、しなやかかつ正確無比なフープ渡しに思わずうならされました。

⑥ ヘリウム・ダンス
風船に乗って飛ぶ
という子供のころの夢をそのまま形にしたような演目。大量のヘリウム風船に吊り下げられたアーティストがステージから観客席に放り込まれて、みんなでトスしていくというもの。別に技術的にはどうということもないのですが、子供のころの夢を思い起こさせてくれる素敵な演目でした。

⑦ ディーターボード
シーソーを使った宙返りなどのアクロバット……なのですが、構成が面白い。シーソーの両側に配したチームがお互いに技を競い合い、いがみ合うものの、そのうちにお互いを認めて、最後には無二の熱い友情が生まれる、という構成になっていました。

⑧ パラダイス
ステージ上に一直線にトランポリンを配しておき、その上に作り上げられたセットで人間空中ブランコをやる、という演目。びっくりするのがこの人間空中ブランコで、普通であればトラピス(空中ブランコ)を使うところなのに、屈強な男性が腕の力だけでアーティストをぶん投げる、というとんでもない力技を披露。いやちょっと無茶すぎる^^。(ちなみにコルテオには普通のトラピスがなかったです)

⑨ アダージョ・デュエット
ステージ中央に配された小型リングの上で、リトルクラウン・クラウネスが巧みなバランス体技を披露する、というもの。(調べてみたところ、この演目を演じていたのはご夫妻みたいですね。)

⑩ ジャグリング
4 人のジャグラーによるジャグリング。シルクでは定番的な演目なので、大量に飛び交ってもあんまり驚かない……のですが、フープを組み合わせたダイナミックな演技は見事でした。

⑪ ラダー
その名の通り梯子を使った演目で、梯子を華麗に上ったり下りたり、さらにはその上に逆立ちしたりする演目。そのバランス感覚たるや超人的で、ラストで一段高い梯子が出てきてその上に逆立ちしたときにはさすがにびっくり;。

⑫ デュオ・ストラップ
布っぽいロープを使ったエアリアル演目。これもシルクでは定番の演目なのですが、見事だったのは演技そのものよりもテーマ表現に力点を置いていたところ。エアリアルというととにかくせわしなく動く、というイメージが強かったのですが、男女のペアが優雅に空を舞う姿を表現することに力点が置かれていた、という印象。

⑬ ツアーニク
箱型に配置した鉄棒 4 本+左右に配置した鉄棒 2 本を使って、8 人のアーティストが縦横無尽にシンクロ演技を繰り広げていくもの。一人でもタイミングがずれるとアウトな演目で、見事に息の合った鉄棒演技が見事でした。

……と、アクロバティックな演目を中心にざっと書き出してみたのですが、他のシルクの作品に比べると、アクロバットサーカスとしてのハデさには欠ける、のですね。しかし一方で印象的だったのが、演目の間の繋ぎが非常に綺麗だったこと。他のシルク作品の場合、「なぜここでそのクラウンのそのショーになるんだろう??」と疑問に思えるような幕間も多かったりするのですが、そうした違和感がほとんどない。パフォーマンスよりもストーリーを重視している、という印象で、自らの人生を振り返りつつ、天国へ召されていく、というストーリーラインを表現することに力点を置いている、という感じでした。

■ 総じて言うと。

というわけで、今回のコルテオは非常にストーリー性の強い作品。パンフレットにはエピローグとして、このコルテオの演出を行ったダニエル氏のこんなメッセージが書かれていました。

We live in an often sad and baffling world.
I remember my grandmother used to tell me never to look at the floor, only look up.
Corteo is a show that looks up.
(私たちは、悲しみや不可解なことも多い世界に生きています。
それでも下を見ないで、いつも上を向くようにと、私の祖母が言っていたのを覚えています。
『コルテオ』は、上を向いている作品です。)

なるほど確かに非常にわかりやすくて、我々は自分の死や自分の葬式を夢想することを通して、自分たちの人生にとってかけがえのないものは何かを知り、それを育んでいこうとする。その考え方は、おそらく世界中の多くの人たちにとって共有できるものだろうと思うし、どんなふうに見送られたいのか、というのも、かなりの人たちが共有できるものなのだろう、とも思うのです。

ただその半面、そのステージを表現するためのモチーフについては、日本人だと共有できないものがちょっとあるなぁ、とも思ったのですよね。例えば、ステージ上をたくさん舞う天使のイメージや、舞台の幕に描かれた素晴らしい絵画。これらは基本的に西洋にある「天国」のイメージであって、日本人や東洋の人たちの持っている「極楽浄土」的なもののイメージとはかなり違う。私の場合、ここのところのギャップがうまく埋められなくて、見ている最中、なんかずーっと違和感というか、疎外感みたいものを感じてしまっていたのですよね。そういう意味で、コルテオはちょっと人を選ぶ作品だなぁ、と思ってしまうのですよね。(まあ、これはこういうもの、として楽しむことは私にも普通にできるのですが^^)

ステージ構成やテーマ性の設定などいろいろ楽しかったし良い作品だとは思うのですが、感性的には自分とちょっとズレてたかな? という感じの作品。なまじ ZED が日本人に対して直球勝負、みたいな作品だっただけに、コルテオの方はちょっと残念~;、という感じでした。……まあでも全世界を回るツアーショーなんだから、当たり前ではありますけどね^^。

# というかレジデントショーと比べるな、というツッコミはなしで;。
# なんかこう、無駄に舌が肥えてるような気がしてあんまりよろしくないかも~(苦笑)。

ふう~、そんなわけでようやく週末~。いやはやぼちぼち忙しい今日この頃なわけですが、今週は厄介な話に巻き込まれていたり;。来週水曜日に緊急に大型案件の提案があるので手伝ってくれ、と言われて支援に入ったのですが、よーく聞いてみると水曜日は実際に採用するメンバの面接を兼ねてるとかいう話になっていて、万が一それにパスしてしまうと 1 年間ほとんど出向状態で現地で仕事をすることになりそうなワナ。ちょwww、おまwwww、それは完全にワナにハメただろう、という感じで、挙句の果てにその提案書の練り込みのミーティングに行ったら、うちの組織の部門長が出てきて、

「いやでもこの案件、dedicate(フルアサイン)の人を決めないと提案できないですよね?」
「まあそうだねぇ」
「私はどう考えても無理なんですけど、そのアサイン調整が先なんじゃないですか?」
「まあその場合は今やってる案件とか引きはがしてもアサイン調整することになるんだと思うよ」
「……えー、それはつまり強権発動するよってことですか?」
「いやそうは言ってないけど、まあ業務的にしょうがないこともあるよね」

と、超険悪ムードに(笑)。会社間での上位レベルでの合意もあったりするので、ともすると人身売買(別名:どなどな~)されそうな気配になってるわけなのですが、いやはやちょっといいかげんにしようよ状態だったり;。

まあ部門長がここまで躍起になる理由はわからないでもなくて、直近の売上ダウンのリカバリはもとより、この提案の次に続く本提案は数億円規模の売り上げが見込める。となればなりふり構わず人身売買したくなる気持ちも分からなくもないわけですが、だからってそれを自分がやらなきゃいけない理由はない。っつーか、すでに売り上げ目標を上回って達成していて、次のお客さんも見えていたりする中で、組織とマネージャの都合で人を振りまわすなよ状態なわけですが、それよりなにより、そもそもそんな仕事を受けたらなんのために仕事してるのかわからなくなるからイヤ、なんですよね。

私にとって仕事は目的を達成するための手段であって、違う目的を達成するための手段を強要されることは、自分の目的を捻じ曲げることに他ならない。今の組織にいるのは、自分の目的を達成するための手段としてたまたま有益だからそこにいるだけの話。組織に所属することの義務は最低限どころかかなり上回って達成しているのに、自分の目的を捻じ曲げることを強制されるようならそもそもこの組織にいるメリットがなくなる。いやもうそんなことするなら問答無用で会社辞めて別の会社探すよ? 状態なのですよね;。

簡単に言えば、自分にとって会社に所属して仕事をすることは、自分の目的を達成するための手段でしかない。それを、組織の都合で捻じ曲げられるのであれば、会社との契約関係は成立しえない。会社との契約関係は、単に労働力の提供と、それに対する対価のトレードではなくて、本来的にはお互いの目的に対する利害の一致によるものであるべき、だと思うのですね。で、その利害の一致がどうしても一致しなくなったらもうやめるしかないだろう、と。

まあ、別にそんなにクリティカルな抜き差しならない話にはならないとは思いますが(苦笑)、いちいちこういう話を説明しなくちゃならないのが正直めんどい;;。たぶん、マネージャからしたら言うこと聞かない不便な子なんだろうとは思いますが;、私には私の人生や生活があるし、マネージャにはマネージャの人生や生活があるし、組織には組織の理論がある。ちゃんと「自分」を持って、そして組織と対等な関係を持つこと(できればちょっとだけ自分の方が力が強い方がベター^^)、そして曲げられないことははっきり曲げられないということが、ものすごく大切な気がしたりします。

……でもまあどうなるのかなぁ、とは微妙に心配ではありますが。(苦笑) ま、なるようにしかならないんですけどねw。

ちょっと飲みすぎました;。や、会社の飲みだったのですが、つい面白すぎてハメをハズすワナ;。
まともに書けないので今日はとりあえず寝る~;。

というわけで今クールのアニメが始まってぼちぼち経つわけですが、これがなかなか消化が進まず;。あいかわらず作品が多すぎるなぁという印象なのですが、なかなかヒット作が少ないというのも実際のところ。そんなわけで特に目にとまった作品をざくっと書いてみたり~。

■ 地獄少女 三鼎
振りかえってみればなにげに前クールで一番面白かった作品。 終盤に差し掛かって、ゆずきが地獄少女になる、というストーリーラインが示されると共に一気に面白い展開に。ラストの、地獄に流すことしかできなかったあいが最後にゆずきを天国に流して終わる、という逆説的なエンディングが、予定調和的とはいってもよかったです。……もっともストーリーが動き出すまでがとにかく長かった、というのが参りましたが。

■ 戦国 BASARA
話の中身はからっぽなのに勢いだけでとにかく笑ってしまう作品。昨今の「歴女」ヲタさん向け作品だとは思うのですが、男性が見ても普通に面白い作品かも、と思ったり。しかしどうしてこの手の作品に出てくる野郎共は殴り合うことでしか分かり合えないのか....(笑)

■ けいおん!
無駄にギャルギャルしい作品。非常に軽いノリながらもテンポがよいので気軽に見られるのがよいところ……というか女の子がまるっきりかみちゅ!にしか見えないのは気のせいですかそうですか。

■ 咲 -Saki-
麻雀版ミスター味っ子
……とでも書けばいいのだろうか(笑)、見た瞬間に引き込まれてしまった作品。キャラ配置もホントに教科書通り、いかにもあざとすぎるキャラデザ & 声優陣なわけですが、にもかかわらずテンポがいいので見ていて飽きない。特にポリゴン牌の動かし方が絶妙で、非常に爽快感がありますね。優希がキャラ配置的に非常にいいアクセントになってるあたりも吉。個人的にはかなり高ポイントな作品……というか PSP とかでゲーム版出ないかな(笑)。あ、そうそう OP テーマめっちゃ気に入りました^^。Glossy:MMM、4/22 発売予定。

■ Phantom
アホな爽快系作品が多い中で、非常に手堅い一作。ほとんど原作通りなので特に目新しさはないのですが、もとの原作がいいだけに、変に手を加えず作ってほしい作品ですね。

他にもいろいろ見てるのですが(ハヤテとかティアラとかその他いろいろ;)、続投モノ(しゅごキャラやうちの三姉妹など)を除くと割と気軽に見られる作品が多い、という印象。中途半端にテーマを掲げる作品よりも、ライトに徹してくれた方がかえって楽しいですね^^。

というわけで今日は先日お仕事していたときの話を一つ。

昨年末あたりからやってたプロジェクトがようやく一段落しそうな気配なわけですが、今回のプロジェクトでは OJT も兼ねて、若手の一人と一緒に仕事をしていたり。で、説明資料をちょろっと作ってもらったのですが、これがなかなかうまく書けない。特に単純なこと、当たり前なことほどうまく説明できないというのが顕著で、当人も改めて「なんでこんな当たり前なことがうまく説明できないんだろう」と悩んでしまう始末;。

ああ、そういや昨年こんなことがあったなぁ、と思い出したのは新卒向けの講習会。これは別の人だったのですが、通常は経験者向けに実施しなければいけない講習会を新卒向けに噛み砕いて説明する必要があるのに、それをどうにもうまく説明できない。「そんなの常識じゃん?」の「常識」を、さらに分解してうまく説明することができなかったんですね。

これ、考えてみると実はものすごく重要なことで、応用レベルの知識を、ちゃんと基礎レベルから積み上げて理解できているか、それとも上っ面だけ理解しているのか、どっちなのかという話なんですよね。で、実は基礎からきちんと積み上げで理解できていないと、実は応用レベルの知識を、実地でうまく活用できなかったりする(教科書的な知識にとどまってしまう)ことが多かったりするのですよね;。

終わった後でそのメンバが、「素数だと思っていた数が、実はまだ素因数分解できたのに気付かされました」と言ったのを聞いて思わず見事な表現だなぁと感心してしまったのですが、おそらくはそういう話^^。要するにどこまで突っ込んで理解するのかという話なのですが、確かに理解する上で素因数分解はめっちゃ大切ではありますね~。

というわけで、一度行ってみたかったこちらを襲撃~。

CANM8AR5

えーと、新宿西口にあるジンギスカンのお店、だるまや。お店の名前を見た瞬間に、おいおい札幌のだるまのパクリか?! と思ったのですが、実際のところはなんにも関係ないお店だとか。かなり評判がいいお店っぽいので是非とも一度行ってみたかったのですが、夜しかやっていない、という難点もあって襲撃が遅れてしまった次第。ちょうどプロジェクトが終わったので、その打ち上げとして行ってみたり~。フレンチビストロの名店、ル・クープシューの上のフロアに入っているお店なのですが、

いや、これは普通にうまうま~。
おー、これは確かに評判がいいのもうなづけるなぁ、という印象。

CAEOK4EW

まずはたっぷり盛った野菜の中央でラム肉をいただき。ラム肉は生肉厚切りで、あまり火を通しすぎずにいただくのがコツ。まわりの野菜は、長ネギ・タマネギ・もやしの合わせ技。札幌のだるまは長ネギとタマネギだけだったのですが、この組み合わせはなかなかよい。そして韓国海苔サラダをいただきつつ、生ラム肉ステーキに。

CA99UHRH  CAC6VJV1

ってか、でかwww。

ちなみにこのお店、ものすごくラクなのは、調理のかなりの部分をお店の人がやってくれるところ。特に大量の野菜を炒めたりするのは結構大変なのですが、お店の人がやってくれるのでラクでした^^。そしてステーキを焼いている最中に、生ラムをいただき。

CAN37S6N

って、これまたうまうま。ユッケよろしく卵があってもいいかなという印象でしたが、ネギとめちゃめちゃ合っておいしい。焼き上がったステーキはサイコロ状に切ってもらって塩コショウでいただきましたが、これがまたいい感じ。ただちょっと焼き加減が強いせいか臭みが出てきてしまっているので、人によっては苦手かも、という印象でした。そして最後はラム肉のハンバーグ。

CARAT9HZ CASZ328W

って、これがまためちゃうま。ラム肉というと脂身が少ないという印象があるのですが、このハンバーグはなにげにジューシー。この時点でかなりお腹いっぱいだったのですが、お腹にするするっと入ってしまう不思議さがありました。そして最後のデザート。これはいわゆるお取り寄せグルメ系なんだとか。これもなかなかにうまうま。

CAZNE1PE

これだけさんざん食って飲んで、一人当たり \5,600 ぐらい。アルコール含めての値段なので思ったより安いなぁという印象で、なるほどこれは盛況になるのも当然かな、というお店。味は札幌のだるまの方が若干上かな、という感じなのですが、メニューの多彩さではこちらに軍配。カウンターのみ 14 席という狭いお店なので、ちゃんと予約を入れていかないと厳しい様子で、今回は残念ながら予約との兼ね合いで 1 時間ちょっとで撤退せざるを得ず;。今度来るときは予約入れてね~、とは店長さんの談でしたが、またぜひ襲撃したいものです。

……っつーかけろっちゃ氏、東京に帰ってくるんだよな^^。今度一緒にぷちぐるしよう(笑)。

ううっ、なぜか知らないけど iPod nano が行方不明に;。ぜったいどこかその辺に転がってるはずなのですが;、とりあえず PSP とか使えないと困るので急きょ安物ヘッドフォンを調達。

20090405c

というわけで購入したのはこちらの ATH-CK52。確か 1,980 円ぐらいの安いものなのですが、とりあえず聞ければいいや、ぐらいの心持ちで購入……したのはいいのですが、お店に行ってみてびっくり。今ってカナル型(耳栓型)のヘッドフォンが中心になっちゃってるんですね;。実は私はカナル型のヘッドフォンがあまり好きではなくて、以前に一度挑戦してみたものの、自分の耳に合わなくて挫折したことがあるんですよ。で、最近のものなら多少はマシになってるかな? と思って購入してみた次第。

で、実際に使ってみたのですが……うーん、やっぱり微妙、という感じ。イヤーピース(耳栓)が大・中・小と 3 種類ついてくるのは good。加えて装着性もよくて、ちょっとした突起を耳にひっかけるような形になっているので簡単に耳に装着できる。と、製品自体にはあまり問題がないのですが、問題なのはやっぱり耳栓自体に自分が慣れない、という点。いわゆる水の中に入っているような「鼻が詰まったような感覚」がどうしても抜けない。加えてやはり耳栓型だとどうしても音がこもる;。外に音が漏れないというメリットとのトレードオフなのでしょうけど、やっぱり自分には合わないかも、という感じ。

私はしょっちゅうヘッドフォンを壊してしまうので、3,000~4,000 円ぐらいのやつを消耗品的に使っていたのですが、インナーイヤーヘッドフォンは低価格帯と高価格帯とに完全にスプリットしてしまっているのでなかなかちょうどいい品物がなくなっちゃってるんですよねぇ……。また時間を見つけてきちんと探してみることにしますか^^。

というわけで昨日の話ですが、でじくま氏&けろっちゃ氏とこちらを襲撃~。

 20090410

えーと、湯島にあるお寿司屋さん、喜八。以前からでじくま氏が強烈にプッシュしていたお寿司屋さんなのですが、なかなか襲撃する機会も理由もなくて放置プレイ。今月頭にけろっちゃ氏が転勤先から再び東京に戻ってきたので、せっかくだしということでみんなで襲撃してきた次第。……なのですが。

いやー、確かにうまいわこれは;。
なるほど本当に美味い寿司というのはこういうものなのか、と感心してしまったり。

お造りとお寿司で 12 貫ほどいただいてきたのですが、素晴らしかったのはどのお寿司もものすごく仕事の手が込んでいる、という点。中でも群を抜いて素晴らしかったのが穴子と鮪。穴子の方はふんわりと蒸しあがっていて、文字通り口の中で溶けていくような味わい。なんでも特許も取っているそうなのですが、いや確かにこれは納得の味。しかし本当に凄かったのは鮪のヅケ。本マグロを 10 分間ほど漬けダレに漬け込むのですが、いくらでも際限なく旨味がしみ出してくるようなヅケで、これほどまでに美味いヅケは食べたことがない、という驚愕の味。実はヅケの後にこれまた素晴らしい中トロが出てきたのですが、その中トロさえもかすんでしまう味……というかこれはホントにヅケという食べ物なのか、というぐらいとにかく驚きでした。いやはや素晴らしすぎ。

今まで私もいろんなところでお寿司は食べてきたわけですが、いわゆる一流店と呼ばれるところで食べるのは今回が初めて。や、当然のことながらお値段の方もかなりいいお値段(苦笑)で、C/P が高いかというとそういうわけでもない。けれどもやはり素晴らしかったのが大将の匠としてのこだわり

特に鮪に対するこだわりがすごい、という話は事前にでじくま氏から聞いていたのですが、帰りがけに大将からいろいろ話を聞いてなるほどと納得。素晴らしいと思ったのは、なによりすべてが味本位の考え方であること。そもそも鮪には旬があって年間に 3 か月ほど特定の場所からしかおいしい鮪は取れないこと、また一流の鮪であれば生よりも冷凍鮪の方がおいしくなることがあること、冷凍方法も普通の方法ではダメで特殊な方法を使う必要があること、またヅケについても鮪の部位はもちろん漬け込む時間などを見事に調整したり、部位によって出し方を変えるなどなど、いやもうどこまでこだわってるんだとびっくり。しかもびっくりするのは、なかなかそれを語ろうとしないこと。これは別に隠しているわけでもなんでもなくて、中途半端に語るよりもすべては結果としての味である、というこだわりが貫かれていること。プロフェッショナルな職人としてのこだわりや気概に満ち溢れていて、話を聞いていて、とにかく気持ちがいいのですね。

そんなにこだわりがある店主となると頑固なのかと思いきや、これがまたとにかく暖かい。奥様と二人で切り盛りしているそうなのですが、本当に居心地のいいお店で、なるほどこれは湯島の裏手の路地にひっそりと佇むお店ながらお客さんがつくのも当然だなぁと感心してしまったり。

私は今まで寿司というと、とにかく素材がすべて、という印象を持っていたのですが、お寿司で仕事をするというのはこういうことなのか、そして本当に美味い寿司っていうのはこういうものなのか、と勉強させてもらった感があります。や、お値段的にも気軽に来られるお店ではないのですが(← 気軽に来ているでじくま氏とかいう人もいますが(苦笑))、こういうお店に来ないと勉強できないこともあるんだなぁと思った今日この頃。「一流の素材にきっちり仕事をしたら、美味しくならないはずがない」とは店主の談。その言葉に違わぬ見事な味でした。

今朝テレビを見ていてちょっとびっくりした話。昨今の不景気でモノが売れなくなってきている、という話はしょっちゅう聞くのですが、賞味期限間近または賞味期限切れの商品を売るお店が最近増えてきているのだとか。

賞味期限というのは、もともとその日までならおいしく食べられる、というモノなので、その日を過ぎてもしばらくであれば食べられる、というもの。とはいえ、普通の小売店では通常取り扱わないわけで、こうした訳あり品を集めて販売するお店が最近増えてきたのだとか。また、大手の製菓メーカーでもこうした賞味期限切れ間近の商品を売るお店が増えてきているらしく、桔梗信玄餅などは当日限りの賞味期限で袋詰めセールをやっている、とかいう話。

賞味期限が切れたものを販売してはいけない、といった法律がないというのは全く知らなかったのですが、これにはさすがにちょっとびっくり。や、自宅では賞味期限がちょっと切れても普通に食べてしまうことは結構あるわけですが^^、メーカー自らがこれに直接的に取り組んでいるという話にはさすがに驚いてしまったり。

実態としては販売側・購入側の両方にメリットがあるし、廃棄処分にしてきた商品が転用されるのでいいことではあるのですが、こうなってくると賞味期限があるものでも消費期限をきちんと明示しなくちゃいけない、という動きが出てくるのではないか、という気もしてきます。(賞味期限がある商品の消費期限というのがどの程度なのかはわかるようでわからないことが多いので、そういうふうになると実は自分的には助かるんですけどね^^)

いずれにしても、昨今の「モノが売れない」現象はかなり根深いなぁと思うことしきり。この不景気、どこまで続くのかはホントにわからないですが、そうはいっても事態が早く好転して欲しいものだなぁとは思います;。

ようやく読了~。

DSCF0531

ええっと、マリア様がみてるの最終巻、ハローグッバイ。実に 34 巻、足かけ 11 年にも渡る長編大作の完結編で、出たのは昨年末だったのですがなかなか積まれている本が片付かなくてようやく読破した次第。もうネタバレしても問題ないかな、ということで反転せずにざっくりと書いちゃいます。

以下、ネタバレありますのでご注意を。

えーと、実はこれを読み終えて、最後のあとがきを見るまで実はこれが最終巻であることに全く気付かなかったのですが;、逆に言うと「え゛? これ最終巻なんですか??」という印象ではあったり。や、いい話ではあるのですが、ちょっと淡泊かなぁ、という印象があるのですね。

祥子と祐巳の出会いから始まった物語が、祥子と祐巳の別れで終わる。そして祥子と祐巳の物語は、この手前の巻である「卒業前小景」で完結している。だから、ある意味この「ハローグッバイ」は、成長した二人の姿を見せるだけのエピローグ的な一冊、ではあるのですが、やはり読み手としては

もっと浸りたいんだよっっっ。(笑)

みたいなところがあるわけで^^。祥子にしても祐巳にしても、胸に去来するものは山ほどあるわけで、思い出されるエピソードは山ほどある。けれども問題なのは、このハローグッバイで途中途中に差し挟まれるエピソードは、事実としてのネタバレであって思い出ではない。例えば、送辞が 3 人になった経緯を語るエピソードが差し挟まれているのですが、ぶっちゃけそんな理由付けはどうでもよくて、むしろ送辞と答辞そのものを聞きたかった、と思うのです。(いや、後付けでハチが、とか言われても感動できないよ、みたいな;;。)

加えてのオールキャスト登場、そしてすべてのキャラに華を持たせたいが故に各キャラのエピソードが薄まってしまっているというジレンマがどうしてもある。個人的にはこの倍の厚さでじっくりとそれぞれのキャラクターの物語を描きこんで欲しかった、という印象なのですよね;。

とはいえ、黒いリボンのエピソードや、「令ちゃんのバカ」などのエピソード、そして祥子の答辞のエピソードは文句なしに素晴らしかったところ。あ゛あ゛、ホントにこの倍の厚さの一冊だったらー;;。ううっ、激しくもったいない。

というわけで、34 巻という長編大作な物語になりましたが、まだちょっと続く様子ではありますね。個人的にはやはり祐巳が卒業するところまではちゃんとやってほしい、と思っているのですが、んー、さてはてどうなることやら。もうちょっとだけ追いかけていってみたいものです。はい。

以前から一度は行ってみたかった、こちらのお店を襲撃~。

20090405

ええっと、東池袋の大勝軒。もともとサンシャイン 60 の近くにあった超人気の大行列つけ麺屋さんなのですが、ご主人の体調不良により一度閉店。その後、二代目がこれを継ぐ形で、別の場所に改めてオープンした次第。のれん分けしたお店が結構あり、そういうお店なら行ったことがあるのですが、いわゆる本店では今まで一度も食べたことがなく、以前来訪したときはスープ切れで閉店という憂き目に;。今回はちょっと時間帯をはずしていたために、行列もなくすっと入って食べることができた次第。

というわけで、あつもりを注文~。700 円。

20090405b

えーと、とりあえず感想。……いやあんまりにも普通すぎない??という感じ;;。というか普通すぎて書くことないよ、みたいな;;。なるほどこういう味なのか、と妙に納得してしまったり。

もともと大勝軒は魚貝系のつけ汁で有名なお店なのですが、その割にはあまり魚っぽくないのですね。風雲児など、魚貝系の風味を前面に押し出したようなスープを出してくるお店に行き慣れてしまっているせいなのかもしれないのですが、大勝軒の味をひとことで言うと、よく言えばクセがない、悪く言えば特徴がなくて中毒性のない味、という印象。麺もコシが弱いやわらか麺で、スープには合っているものの、うーん? という感じ。

自分的には積極的にリピートしたくなるお店ではないなぁ、という感じだったのですが、その半面、とにかく量は多い、というのがめちゃめちゃ印象的。実は上の写真は少なめの麺のはずなのですが、普通盛りと大差なし;。ここは普通盛りでも 340g もあるそうで、とにかく若いもんにたくさん食べさせちゃる! みたいな雰囲気が漂っているのですね。値段と味と量のバランス、という観点で見ると、なるほど若い人がお腹いっぱい食べられて嬉しくなるお店かも、という感じでした。

# 隣のお客さんが特盛りを頼んでいたのですが、巨大なラーメンどんぶりに山盛りに
# 積まれた麺が出てきたときには思わずびっくり。注文した本人も仰天していて、
# 「ええっと、これ...?」みたいになってました^^。いやあれは食べきれないでしょう....

まあしかし、名前はとにかく有名なので一度は行ってみたかったのですが、思ったよりはごく普通の味のお店だったのがちょっと意外。ただ、このお店は店主の山岸さんという方がカリスマ的な方なそうなので、それを含めてのお店の評価、なのかもしれませんね。

今日はこちらの話題をひとつ~。

CAHHR1W6

ええっと、会社用に自作 PC を一台新調~。や、昨今の経費削減のあおりのおかげで、借りていた共有のノート PC を返せと言われてしまったわけですが、ぶっちゃけ返したら仕事にならんのですが、状態。まあ維持張って借り続けることもできる状況ではあったのですが、冷静に考えると最近は PC のパーツの値段も暴落してるので、いっそ作っちゃった方がよくね? と思ってしまったり。実際、ノート PC だとメモリも 4GB 程度までしか積めないので、8GB メモリとか積もうと思うとやはりデスクトップ PC が必要なんですよね。

というわけで早速パーツを物色したのですが、今回のお題は以下の通り。

  • とにかく小さく。ミニタワーではなくスリムケースがベスト。
  • そこそこ高クロック。具体的には Core2Duo E8500 ぐらい。なぜって後々 ECO やるためには(ry
  • メモリはがっつり 8GB 積めること。

がしかし、意外にこれらの要件を満たすパーツがない。というのも、まずスリムケースに入るという前提だと、マザーボードが microATX、そして電源が 300~350W クラス。この制限が実はかなり厳しくて、microATX だと G31 チップセットを利用しているものが多く、メモリは 4GB 上限のものが多数。そして電源が 300~350W というのが非常に不安。通常、我々がデスクトップで使う場合には 450~500 W 程度の電源を使うことが多いわけで、いやそもそもこの要件って満たせないんじゃ……? と悩んでいる最中に見つけたマザーがこちら。

GeForce9400 を統合した NVIDIA の統合チップセットをオンボードで搭載したマザーで、microATX、メモリ 4 スロットという仕様。統合チップセットの利点は、なんといっても電源が軽くて済むという点。もちろんまともな 3D ゲームでは歯が立たないですが、ECO はどちらかというとグラボよりも CPU 性能の方が重要なこともあって、ああ、いずれ会社から引き揚げて ECO やるときもこれで十分じゃね? という結論に。

マザーが決まれば必然的にケースも決まる。スリム型でそこそこのデザインで……というわけで、AOpen のこちらのケースをチョイス。

というわけでさくっと組立~。ちなみに作業時間、約 1 時間。最近のマザーはホントにフルセット品なのでとにかく構築がラク、ですね。ドライバーでさくさくネジ留めするだけ。

CA1LZ010

そんな感じでマシンを作っていたのですが、居合わせた会社の同僚がいきなりひと言。

「えーと、部品なに使ってるか教えてもらえませんか?」
「ええ、いいですよ? えと、これとこれと....(と説明)。」
「なるほど、じゃ買ってきます。」

ちょwww。や、実はこの人も経費削減のあおりを食らって検証用マシンの支給が受けられなくて、めんどいから自分で買ってしまおう、としていたのですが、私が自作機を安く組んだのを見て自分も購入しよう、と決意した様子。いやまあ確かに、マシンを購入してもらうためにあれこれやるよりも自分で作っちゃった方が早いですもんねぇ、状態。

しかし、会社用に自作マシンを作ったのは久し振り(たぶん 4 年ぶりぐらい)なのですが、やっぱり自分の仕事道具を自分でちゃんと用意することは重要だなぁと思ったり。や、理屈を言えば確かに、仕事で必要な道具は会社からきちんと支給されるべき、なのですが、じゃあスーツや鞄まで会社から支給してもらうのかといえばそんなことはない。なんでも自前、というのも無茶な話だし、(対会社の関係において)それが当たり前になるのも困るのですが、自分が仕事で使う道具に対してはこだわりを持ってきちんと自分で用意する、というプロセス自体が重要なんだなと改めて思った次第。

……といっても、実際には \60k ぐらいしかコストをかけてないのですけどね;。ホント安くなったものです^^。

っと、ようやく届いた~。

DSCF0529

えと、いわゆるゆかり王国の国民証。例によって契約更新したのですが、普段のゆかりんの写真とはぜんぜん雰囲気が違うので一瞬、人違いかと思ったワナ。っつーか遠目に見るとバスロープにバスタオルに見えなくも(ry、なのでちょっと一瞬ひるんだのですが(笑)、ちょっと「ほほー?」となってしまったり。

しかし今回のおまけ特典でついてきた手帳にはちょっと感心。毎回、更新のたびにちょっとしたおまけものがついてくるのですが、今回のおまけ特典は国民証を差し込めるケース。って、自分の過去の会員証どこにやったっけか状態ですが;、こういう実用性のある小物類は便利なので嬉しいですね。

# にしてもゆかりん王国国民になってから早くも何年なのか……思えば遠くに(ry。orz

というわけで今日はふらっとこんなところに行ってきてみたり~^^。

20090405e 20090405d

えーと、お花見@飯田橋~。や、夕方に買い物に出かけなくちゃいけなかったのですが、どうせ外に出るならせっかくだし桜でも見てくるかなぁ、ということで、ちょっとばかり遠出してお花見に行ってきたり。夕方からふらっと 1 時間ほど出掛けてきたのですが、

人多すぎなんですけど><。
いやまあ今日が満開日だから仕方ないんですけど^^。

さて、実はもともと行こうと思っていたのは、靖国神社の隣の北の丸公園。昨年、ゆかりんの武道館ライブのときにえらい桜がきれいだったので今年もせっかくだから見に行こうかなぁ、と思っていたのですが、電車を乗り間違えるというアホなことをしたために、とりあえず飯田橋で途中下車 → 市ヶ谷まで歩いてみたり。

20090405f

お堀のあたりはやはり見事に桜が満開。かなりの人出でしたが、まあこの桜だったらつい来たくなるのも無理はないというもの^^。菜の花とのコントラストが非常にきれいなところもありました。

20090405g

で、さくっと市ヶ谷 → 九段下へと移動して、武道館と北の丸公園を急襲~。いやはや、かなりの人出でした。

20090405h 20090405j

20090405k 20090405i

そのあとぐるっと北の丸公園を回ってみたのですが、実は昨年は行かなかったこんなところがあることに気づくワナ;;。

20090405l

おおう、実はめっちゃきれい^^。これ、要するに北の丸公園の外周部なのですが、ちょっと丘の上に上がると桜がめちゃめちゃ綺麗なんですね。意外に気付いている人が少ないせいか、それほど混雑してなかったのですけど^^。いや~、きれいでした^^。

昨年ここに来たときには、ゆかりんもついに武道館ライブをやるようになったのか、と非常に感慨深いものがって、正直、桜どころじゃなかった気もするのですが(笑)、改めてぶらっと回ってみるとなかなかいいところですね~。……まあ、時間がなかったので 20 分ぐらいで blog ネタ用の写真だけ撮って帰ったわけですけど(ぉ。 また来年にでもぶらりと来てみたいものです。

というわけで今日はこちらを襲撃~。

名称未設定 1

ええっと、市川というか本八幡の住宅街にひっそりと佇む隠れ家的な一軒、市川 ひろの江。実は親戚の家のすぐそばにあるお店で、以前から叔母さんに話を聞いていてぜひ行ってみたいと思っていたのですよね。で、今日どう? という話になって、実家の両親と親戚の叔父さん叔母さん従弟の 6 人で襲撃してきた次第。

自宅を改装してオープンしたお店なので、入口はそのまんま普通の一軒家。玄関からスリッパを履いて通された先は、リビングルームを改装して出来た大きなフロア。今回は横のお座敷の部屋で食事を頂いたのですが、やはり自宅を改装して作ったお店であるが故に、非常にくつろぎながら食事をいただけるのが嬉しいところ。今回は月替わりの華コースをいただいてきたり。

ちなみにコース内容としてはこんな感じ~。

20090404 20090404b

まず前菜は長芋や大徳寺麩のごまあんかけ。インパクトには欠けるものの、ごまあんかけがごく普通に美味しい^^。お造りはカツオなど。魚がおいしいお店はだいたい何を食べてもおいしいものですが、刺身も新鮮で非常に美味しかったです。

20090404c 20090404d

続いて甲州牛と蕨の鍋仕立て。ちょっと火が通り過ぎていて、肉が多少硬くなってしまっていたのがもったいない……しかし牛肉の出汁が出たスープの味は絶品で、おもわずすすりたくなってしまうほど(笑)。その次の焼き物が今回のメイン? 3 種盛りになっているのですが、見た目がなかなかに楽しい一品。タケノコというのが季節感を感じさせてくれますね。

20090404e 20090404f

そして揚げ物は、蛤と椎茸のはさみ揚げ、煮物が穴子のひりょうず(がんもどき)。揚げ物も煮物も非常にオーソドックスですが非常においしい^^。と、すでに結構おなかいっぱいでしたが、

20090404g 20090404h

最後に稲庭うどんと湯葉プリン(豆乳プリンみたいなもの)でしめくくり~。ごちでした^^。

奇をてらったようなものは一品もなく、非常にオーソドックスな印象を受けましたが、どれも洗練されている感があり、味の方もとても美味しい。ボリュームも結構あって、全 8 品、これだけ充実したメニューでお値段、実に 5,500 円。多分、東京だったら 8,000 円~ 9,000 円ぐらいかなという印象のコースでした。さすが、ホテルマウント富士で和食料理長を勤めていたというだけのことはあります。うまうま~^^。

ただ、まあ……不満がないかというとそういうわけでもなくて;、致命的な難点は、アルコールの種類が少ない、という点。これは好みの問題もあるのでなんとも言えない面もあるのですが、自分の好みとこの料理の両方にピッタリと合うお酒がなかった、というのが致命的。日本酒のチョイスが 4 種類しかない、というのはまあ仕方がないにしても、1 合 800 円前後の割と安いお酒が中心というのが非常にもったいない。これ、日本酒だけの話ではなくワインについても同様で、甲州ワインが中心(多分、ご主人が山梨で料理長を務められていたため)なのですが、これもちょっとこの料理に合わない、のですよね。もしかしてご主人がお酒にあまりこだわりがないからなのかなぁ? という気もするのですが、お酒が料理の足を引っ張っている感があって、せっかくの美味しい料理が台無しになってしまっている感もあるのですよね。もうちょっとランクの高いお酒を複数置いてもらって、それをグラス 1 杯 800 円ぐらいで出せば満足度がかなり高まるんじゃないか、という気がするのですが、うーん、もったいない;。

# あと、もう一つの問題は駅からとてつもなく遠いこと、ですね;。
# うちの親戚の家からは徒歩数分、なんですが(笑)、普通にはちょっと行きにくい^^。

しかし親戚の家から実に徒歩数分のところに、こんなに居心地のいいお店があるというのはとにかく羨ましい、としか言いようがなかったり。靴を脱いで上がってゆったりとくつろぎながら美味しいお料理をいただくのはやっぱりいいなぁ、という印象で、まさにおうちで最高の料理をいただく感覚なのですよね。こういうお店は東京にはあるようでないわけで、非常に貴重な一軒。親戚の家に行く機会があったらまたぜひ行きたいと思わせてくれるお店でした。

というわけで今日はこちらの話題をひとつ。

DSCF0524 

ええっと、船橋屋さんのくず餅。先日、錦糸町のベビーザらスに行ったときについでに買ってきたもの。や、昔はおみやげでよく買ってきてもらっていたのですが、駅の構内で見かけて「あ゛ー、懐かしいなぁw」というわけで買ってきた次第。まあ実はそんなに珍しいお店というわけではなくて、新宿や池袋のデパ地下にも普通に入ってるのですが、やっぱり錦糸町で買うのがオツなものだよね、というわけで購入w。早速食べてみるテスト~。

DSCF0527

んまい(笑)。

やっぱり船橋屋さんいいよなぁ、状態(笑)。ちょっとひとりで食べるには多いのが難点ですが、まあ朝ごはんがわりに食べればいいや、ということで^^。子供の頃に食べたこういうお菓子って、やっぱりなんだかんだで身体が覚えているものですねぇ。

いや~、ついに魅力に負けて購入してしまいました....(笑)

20090329

えーっと、お掃除ロボット、ルンバ(Roomba) 532。どんなものかはこちらのムービーを見ていただくとよいかと思うのですが、簡単に言うと、スイッチ押しておけば勝手にお部屋を掃除してくれる便利な自動掃除機ロボット。すでに先行してでじくま氏や本郷氏が導入済みなのですが、うちは部屋も狭いしまあいいや、と思ってたんですよね。でも最近は掃除すら億劫にになってきた掃除してるぐらいならもっと時間を有効活用しよう、ということで誘惑に負けて購入;。ちなみに購入したのは日本未発売モデルの Roomba 532。ま、実際には 530 とほとんど同じらしいのですが、ペットの毛とかをよく吸ってくれるのだとか^^。

ちなみになぜ日本未発売モデルが購入できたのかというと、並行輸入している個人から購入したため。もともとルンバはアメリカだと $300 程度で売られているかなり安いモノなのですが、これが正規代理店経由で購入すると 7 万円ぐらいになってしまう;。個人輸入すると、輸送代+関税がかかるものの、それでも本来 4 万円ぐらいで購入できてしまうのですね(しかも今円高だし;)。業者によっては保証もつけてくれるので、割安価格で買えるあたりは good。(ちなみに私はここで買いました。ヤフオクなどでもかなり出ているので、安く購入したい人はそちらから買ってしまってもいいかも。) 並行輸入なのでサポートが受けられない問題はありますが、並行輸入ならそれなりに安いので、まあ壊れたら買い直せばいいか、ぐらいの気持ちで購入してもいいんじゃないかと思います。

セット一式はこんな感じ。梱包は非常に大きくて、最初に届いたときにはあまりのサイズに呆然。でも開けてみるとまあそんなにひどい大きさでもないです。予備のブラシや充電器、バーチャルウォール(後述)などが一式入ってます。

DSCF0497  DSCF0501 

使い方は簡単で、充電しておいて、真ん中のボタンを押すだけ。ちゃらっちゃらー♪ とかいう BGM と共に動き始めて、室内をまったり掃除してくれます。静穏性はそれほど高くなくて、通常の掃除機よりはまあ静かだけど、夜中とかにはとてもじゃないけど使えない、という感じ。実際には家を出かける前にぽちっとボタンを押しておくだけなので、問題ないのですけどね。

DSCF0526 

一般的にこの手のお掃除マシンには、コンピュータ的に地図を作りながら掃除するタイプと、地図を作らずにファジーに掃除していくタイプがあるそうですが、ルンバは後者のタイプ。本体にバンパー(上の写真だと下側の突起部)がついていて、これがぶつかると方向転換する仕組みになっています。段差は 1.5cm まで乗り越えることができ、絨毯も 2cm までなら対応できるとか。また掃除したくないところには下図のような小さな装置(バーチャルウォール)を設置しておくと、赤外線が出てそこから先にはいかなくなってくれます。(ちなみに単一電池 2 本駆動、135 分で自動的に切れる。)

DSCF0525

掃除が始まると、だいたい約 40 分ぐらいあっち行ったりこっち行ったりしてお掃除。ホームベース(充電器)からは赤外線センサーが出ており、これを検知して自動的にホームベースに戻ってくれる、という仕組みになっています。離れた部屋についても、とりあえず手で持っていって放り込んでスイッチ押しておけば OK。

ちなみにゴミについてはごみパック方式ではなく、最近流行りのサイクロンなどと同様、溜まったごみをゴミ袋にぽいっとするタイプ。ゴミ貯めの容量が小さいので、3 回に 1 回ぐらいは捨てないといけない様子。この辺はちょっと手間。

DSCF0511

にしてもですね……
いやー、こいつがめちゃめちゃかわいいんですよwww。

使い始めのとき、まず充電がきちんとできていなかったようなのですが、ボタンを押してスタートしたかと思いきやホームベースに戻ることに。がしかし、 途中で力尽きて。

DSCF0508

ちゃらりら~♪orz みたいな BGM を発してそこでダウンw。あるいはフレームラックの下がわに入り込もうとしたものの、

DSCF0512  

家に帰ってみたら抜け出せなくなってた、とか(笑)。いやもうめっちゃラブリーですよwww、状態。

しかしこの Roomba、これは予想以上にイイ、という印象。先行購入していたでじくま氏や本郷氏からは、ルンバを購入してから床を片付けるようになって部屋が綺麗になった、という笑い話を聞いていたのですが、確かに実際その通り(笑)。加えてもう一つのメリットは、

家に帰ってくると勝手に部屋が綺麗になっている。

これが大きいです。私は出社するときにルンバの電源を入れていくのですが、帰ってきたときに気分よく家に上がれる、というのはかなり大きなメリット。なんつーかおうちにメイドさん(ry

ちなみに掃除そのものの実力はというと、まあ正直そんなに凄くはなくて、ごく普通の掃除機と大差はないです。たぶんダイソンとかの掃除機と比べたら負けると思うのですが、それでもまあこれだけ綺麗になってくれれば十分すぎる、という感じ。結構いい買い物をしたものです^^。

というわけで今日は 10 年ぶり? ぐらいに昔のパソコン通信の知人と会ってきたり。や、同じ業界だったもののなかなか会う機会もなくて今までずるずると来たのですが、仕事の相談が……という話もあって久しぶりの再会に。いやー、結局ファミレスで 4 時間以上話し続けたんですけどね。

変わってないなーー。(笑)
や、その趣味の広さも話のテンポもスピードも^^。

いろんな意味で私の人生に大きな影響を与えた人なのですが、下手するともう二度と会うこともないかなぁ……ぐらいに思っていたので、こういう形で再会できたことがなにより嬉しかったり。加えて駆け出しのエンジニアだった 10 年前とは違って、私もそこそこ話についていけるようになってるなー、というのもちょっと自分的には嬉しかったり。受けた仕事の相談話も内容的に面白くて、ついつい聞き入ってしまったのですが、やはり第一線のトップエンジニアと話すとホントに刺激になりますね。自分も負けずに頑張らねば~^^。

# と、そういや今日はエイプリルフールだったのですね^^。ぜんぜん考えてなかった(苦笑)。

というわけで先日ですがこちらを襲撃~。

CAKVA2PF

えと、赤ちゃん向け用品店、ベビーザらス。実は会社の同僚に赤ちゃんが生まれたのでそのお祝いの品を聞いたのですが、フォトフレーム兼用のアルバムがご所望とのこと。でもって百貨店やハンズ、ロフトあたりをいろいろ探してみたのですが、そもそもアルバムの取り扱いがロクにない;。確かに最近はデジカメとかが中心になってるので、かえってヨドバシとかビックカメラの方があるのかなと思って探してみたのですが、アルバムは確かにあるものの、これまたやはりベビー系のものはさすがにほとんどない;。で、困った挙句に考え付いたのがこちらのベビーザらス。いや行ったことなかったから一度行ってみたかった、というツッコミはさておき。ちなみに首都圏だと錦糸町にあるので行ってきてみたり~。

CAJDZ7FZ CAKUGZ23

とりあえずさらっと回ってみたのですが、さすがにトイザらスとは違ってベビー用品の品揃えがハンパなし。ベビーカーもこんなにいろいろ種類があるのか(しかも値段も結構ピンキリ)と感心することしかり。がしかし問題が。

ほとんど種類がない;;。
ってなぜだーーーー;;、と小一時間。

まあ要するに、赤ちゃん&子供向けの日用品はたくさん売られてるのですが、いわゆるメモリアルグッズとか贈答品の類はほとんど置かれてないのですね。ご所望の品も一応あったのですがあんまりピンとくるものではなかったので、しょぼーん、と帰ろうと思ったのですが。

CA2O61LD CAMEYRN5

おおうw。近場にこんなお店がっっ(笑)。ちなみにこちらはアカチャンホンポ(赤ちゃん本舗)。札幌に行ったときに駅ビルに入っていて、おおー、こんなお店がと感心してたのですが、まさか錦糸町にあるとは全く思ってもいなかったのでびっくり。品揃え的にはこちらの方が多くて、ギフト類もかなりたくさん揃ってる感じ……といってもたいした量ではないのですけどね;。結局こちらのお店でなんとかフォトフレームアルバムを get~。

# 予想外に安かったので助かりましたが^^。

今まで何回か出産お祝いの品物を探したことはあるのですが、やっぱりなかなかチョイスが難しいなぁという印象。そして改めて思ったのが、amazon の品揃えの良さ。実は購入したのはこの中の 12 か月ベビーフレーム MB21-130 というヤツなのですが、正直言って amazon の方がよっぽど品揃えがよい、という印象。現物を見て確認したかったのと、ラッピングの問題もあったので店舗には行ってみましたが、やはりこういうときには通販の強さを感じるところではありますね。

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Monthly Archives

Recent Comments