2012年2月のアーカイブ

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というわけでゴールデンサークルを見終えたところで、グトルフォスの滝の近くにあるレストラン Gullfosskaffi でお昼ご飯~。

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この日のお昼ご飯は、ミネストローネ、鮭のオーブン焼き、アイスクリーム。さすがに海鮮系はおいしいですねー。でもアイスクリームはちょっと多すぎ^^。

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ご飯を食べ終えたら、午後は東のスカフタフェトル目指して長距離ドライブ~。地味に 200km 近くのドライブだったりします。距離的にはたかがしれているものの、路面があまりよくないので速度はそれほど出せません;。

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途中のガソリンスタンドに立ち寄って食べたのが、こちらの skyr (スキール)というもの。食感的にはヨーグルトなんですが、ギリシャヨーグルトなどと同じく、濾過して乳清を取り除いたヨーグルトだそうで、厳密な分類としてはチーズなんだとか。アイスランド人にとっては国民食で、年間 11kg、一日に直すと 40g ぐらい食べているほどだそうで、スーパーやドライブイン、あるいは朝食などいろんなところで見かけました。ヨーグルト同様、様々なタイプがあり、飲むタイプやフルーツフレーバーがついているタイプなどがあります。私は飲むタイプに挑戦してみましたが、普通においしかったです。うまうま~。

そんなわけでひたすらバスで移動して、目的地キルキュバイヤルクロイストゥルに着いた頃にはすっかり夜でした;。

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宿泊したのはホテル ラキ (Hotel Laki)。地図上に全く表記がなくて、どこなのかさっぱり不明でしたが、キルキュバイヤルクロイストゥルの街から南東方向に数 km ほど外れた場所にあるホテル。周囲には明かりらしい明かりが全くないような場所で、なるほどこれはオーロラ観測に適しているところだなぁと思ったり。

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こちらがホテルの夕食。まず前菜は、ミンク鯨とスモークラムの前菜。全世界的に捕鯨が禁止されつつある今日において、アイスランドは未だ捕鯨を続けている数少ない国なわけですが、とはいえまあそれほどおいしいかと言われると結構微妙;。続いてステーキ……なのですが、まさかラム肉のステーキとはちょっとびっくり;。こんな草履みたいなラム肉ステーキ見たのは初めてでした。臭みもなくてなかなかおいしいステーキ。そしてデザートはフレンチチョコレートケーキとアイスクリームでした。

さてさて、夕飯が終わったら、いよいよ外へと繰り出しますよ~。このホテル、各部屋から外へ出ることができるようになっていて、一歩外に出るとそこは満天の星空。遮るものが全くないので、素晴らしい夜景が楽しめます。……いや、目的のオーロラは結局出なかったんですけどね;。かなり晴れていたのでちょっと期待したのですが、残念ながらオーロラは全く出ず;。むー、残念;。

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……というか、実はオーロラ見るのはそんなに簡単ではない、ということもわかってきたり;。今回、アイスランド旅行で痛感したのは、オーロラなんてそう簡単に見られるもんじゃない、ということ。確かに今回の旅行は、アイスランドでも近年稀にみる悪天候に見舞われたという悪条件もあったのですが、それを差し引いても、オーロラを旅行で見るのはそもそも難しいもの……なのですねぇ;。

や、どういうことかというと、オーロラを見るためには以下の 2 つの条件が満たされている必要があります。

  • ① オーロラが、自分の現在地付近で発生していること。
  • ② 空が晴れていること。

何を当たりまえのことを……という感じでしょうが、この 2 つの条件の両立が意外に大変のですよ。今回、ガイドさんがかなりのオーロラ好きだったり、さらにはツアー客の中にもオーロラ好きの人がいたりして、いろいろ聞いてわかったことをざっとまとめてみると、以下の通り。

まず一つ目に関して。オーロラというのは、太陽からの磁気嵐が原因で起こると言われており、北極・南極(正確には磁極)の周りにリング状に発生します。これがいわゆるオーロラベルト。このオーロラベルトにかかっている地域でオーロラが見られます。磁極を中心にしてリング状に広がっているため、オーロラベルトは地図に対してやや斜めに走っている。このため、ヨーロッパ圏では北欧だけでなく、アイスランドでもオーロラ観察ができます。アイスランドが比較的低緯度にもかかわらずオーロラを見られるのはこのため。

……なのですが、問題なのは、このオーロラベルトが動くということ。簡単に言うと、磁気嵐が強くて強いオーロラが出る場合、リングが広がるために、やや南の方で強いオーロラが発生することになり、逆に弱いオーロラしか出ない場合には、このリングが小さくなるために、やや北の方でオーロラが発生することになります。アイスランドの場合、悩ましいのは首都であるレイキャビックから北へ行くべきか南へ行くべきか、という点。中央の山脈の北側にオーロラが出てしまうと南側では観察できないし、逆もまたしかり。今回のツアーは南側のルートを取っているのですが、逆に言うと、それなりに強いオーロラでないとなかなか見られない、ということになります。残念ながら自分たちが行ったときにはオーロラ活動が弱かったため、南側のルートを取っているのがかえって裏目に出た格好に。

とはいえ、オーロラは地球規模で大きく揺れ動くため、実際には 1 時間単位で活動場所が結構動きます。先のオーロラ予報ページの "Current Aurora Activity" を定点観測しているとわかるのですが、オーロラ活動が弱くても、たまたま南の方にリングがさしかかることはあって、そうしたタイミングが今回のケースではオーロラチャンスということになります。でも、そもそもそのときに晴れていなければ見えるわけがない;。

ところが今度はこの晴天率が結構厄介。アイスランドは暖流に囲まれているためにオーロラ観察ができる場所としては恐ろしく暖かい(せいぜい札幌程度の寒さしかない)のですが、問題なのはそれゆえに天気が変わりやすく、雨が降りやすい、ということ。オーロラが見られる場所で晴天率が高いのは、カナダのイエローナイフやフェアバンクスなのですが、そもそも晴天率が高いのは、これらの場所が内地であり、海流の湿気が山脈にブロックされるから。それゆえに、恐ろしく冷え込みます。簡単に言えば、オーロラ観察に関しては、暖かさと晴天率が両立しないのですね;。実際、今回のアイスランド旅行ではほぼすべての日程で雨に降られており、雨に降られてなくてもかなりの分厚い雲に空がおおわれていることが多かったです。……っつーか天気予報見れば一目瞭然なんですがね;。こんなに晴天率が悪くて天候がころころ変わるとは予想もしてなかったのですよ;;。感覚的にはほとんど山の中のような天気の変わり方;。

そんなこともあって、本場ではオーロラハンティングとかいうツアーもあるのだとか。これ、簡単に言うと、車に乗って雲がない場所(天候の良い場所)に行ってオーロラを見よう、というもの。なるほど確かにちょっと車で動くだけで雲の切れ間に行くことはできるわけで、そういうツアーがあるのも理解できます。

ツアー客の中には、オーロラが大好きで、そのために北欧ツアーに数回行ったという人もいたのですが、その人いわくすべての回で全滅だったとか;。結局のところ、確かに北欧やアイスランドは、ずーっとそこに住んでいれば稀にびっくりするようなオーロラに出会えるのでしょうが、旅行客が数日~1週間ぐらいしか滞在しないでオーロラに出会うためには相当な運が必要、というのが実態の様子。今回、自分たちが北欧ツアーではなくアイスランドツアーを選択した理由のひとつに、オーロラが見られなくてもそれなりに大自然を楽しめそう、という目論見があったのですが、その目論見が不幸にも的中した格好に;;。いやはや~;、高い勉強代でしたよ、ええ;。

# まあそりゃツアーガイドとかにこんなぶっちゃけ話なんて書かないよね、という;。
# 実際、運が良ければなんの苦も無く普通に見られるはずなわけで、まあなかなか難しい問題ですねー。

さてさて、今回のアイスランド旅行、実は地味に強行軍です。今回回った場所を地図上に描くとこんな感じ。アイスランドは決して広い国ではない(北海道と四国を合わせた面積ぐらいしかない)ですが、とはいえ、首都レイキャビック近郊だけを回るのではなく、南側の海岸線に沿って東南部の海岸まで行って戻ってくるツアー設計なので、バスでかなりの移動をすることになります。

 
なので初日も夜中の 1 時半にチェックインにもかわらず、出発は 8 時;。軽く仮眠して、とりあえず朝ごはん~。
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まあよくある朝食なわけなのですが、どこのホテルでも判を押したように全く同じ朝食なのには参りました;。しかもマヨネーズとか塩コショウとかもほとんどないのね;、状態。もっとも判を押したように同じだったのは朝食だけではないのですが、まあそれはまた後程。

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早速、バスに乗って出発……なわけですが、写真が今回のツアーで使われたバス。今年のアイスランドはなんでも 1984 年以来の豪雪だそうで、当初予定していた普通のバスではとても危険、ということで、急遽 4 輪駆動の大型バスに変更することに。うむむ、これどんな強行軍ツアーになるんですか、状態;;。

ちなみに写真は真っ暗ですが、この時点でも午前 9 時。緯度が高いので、冬場の夜はやたらと長いです。この時期で、日の出が 10 時、日の入りが 4 時ぐらい。もっとも、9 時半頃になると空は明るんでくるし、夜は 5 時過ぎぐらいまではなんだかんだで残光が残ってそれなりに明るいです。現地の人はこういう生活に慣れるんですかねー? と現地ガイドさんに聞いたところ、実際、現地でもメンタル系をやられてしまう人は多いとか。アイスランドは抗うつ剤が最も普及している国のひとつらしく、国民 14 人に一人が抗うつ剤を処方されてるらしいです;。

そんなわけで、まずはアイスランド銀行に移動して、日本円からの両替です。

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さすがこの辺はパックツアー、今回は一銭も両替をしていかなかった(日本円しか持ち込まなかった)のですが、ちゃんと両替のタイミングを用意してくれていました。ホテルだと 1 アイスランドクローナ = 0.68 円でしたが、こちらなら 0.63 円、ということで 1 割近く違ったりします。ここで 1 万円ほどをアイスランドクローナに換金。

それにしても、現地ガイドさんがアイスランド銀行のことをこれでもかというぐらいにボコボコに説明していたのには苦笑い。アイスランドって 2008 年に経済破綻を起こしていて、その引き金になったのが金融政策だったりしたのですよね。簡単にまとめるとこんな感じ。

アイスランドという国は、もともと国土的には北海道と四国を合わせた程度の小さな国。人口 30 万人程度、豊かな自然を利用して水力発電や地熱発電を進めている環境先進国であり、みんなマナーも良くて、ゴミが落ちているようなこともない、世界平和度指数ではトップを取ってしまうような理想的な国だったりもします。がしかし、資源的には貧しい国であり、主力産業は漁業。アイスランドは今でも捕鯨を行っている数少ない国の一つなのですが、かつてはその領海権の維持・拡大のためにイギリスとの間でタラ戦争を起こしたことも。そんな経済状況を打破すべくアイスランドが取った政策が、金融立国化だったりしました。

ユーロを導入していないアイスランドは、金利政策を自国内で自由に決定できるため、金利を高めて海外から投資マネーを呼び込んで繁栄を押下。海外から集めた資金を証券化商品で運用しつつ、自国民には外貨建てローンを提供して国内消費を煽る。ところがサブプライムとリーマンショックで証券化商品が暴落した結果、このモデルが破綻してアイスランドクローナが暴落したとのこと。

おかげで一時国内はかなり荒れていたらしく、私も行く前はちょっと不安だったりもしたのですが、実際に行ってみればそうはいっても世界一平和な国。落ち着いてるなぁという印象でしたが、まあそれでも国民的にはいろいろ思うところがある様子で、現地ガイドさんはボロボロに言ってました;。

ちなみにこの国はクレジットカードが恐ろしく発達しており、それこそペットボトル一本からカード支払いが可能。逆に言えばカードがないとなんにもできない国、という感じでした。現金は 1 万円の両替で十分、というより端数が出ない分カードの方がかえって安上がりかもしれません。

とまあそんなわけでアイスランド銀行で両替した後は、バスで観光地に向けて出発。この日はゴールデンサークルと呼ばれる、アイスランドの観光名所のメッカを巡ります。ゴールデンサークルというのは、レイキャビック近郊にある 3 つの観光名所、ギャオ、ゲイシール、グトルフォスの総称で、アイスランド観光に来る人は必ずといっていいほど行く場所だとか。そんなわけでバスで移動~。徐々に日が空けてくるのが面白いですが、ちょっと山の方に入ると大量の雪が残っていたりします。

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最初に辿り着いた場所は、地球の割れ目、ギャオ。

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アイスランドは、北米プレートとユーラシアプレートが作り出される場所。この二つのプレートは、巡り巡って地球の裏側に位置する日本でぶつかり合う形になっているのですが、こうしたプレートが生み出される裂け目のことをギャオと呼びます。通常、ギャオは海中にあってほとんど見ることはできないのですが、アイスランドはこれを見ることができる数少ない台地のひとつ。アイスランドは南北に沿ってこのギャオが走っているのですが、シングヴァトラ国立公園のそばにあるこの場所では、そのひとつ、アルマナギャオと呼ばれるものが見られます。(正確には北米プレートとユーラシアプレートの境界ではなく、その間にある中間プレートと北米プレートの境界とのこと。)

ここは観光用に整備されていて、このギャオの上を渡って歩いたりすることが出来ます。……いやまあもっとも、ギャオ自体はアイスランドを縦断するような形で突っ切っているので、バスで走っていればいたるところで見ることができるのですけどね^^。

ちなみにこのギャオ、昔はその隙間を歩けるように整備した場所もあったそうで、Web 上で検索してみるとギャオの隙間を歩いている写真を見ることができます。が、現在は巨大な陥没が発生したらしくて歩けないとか。補修計画がまだ決まっていない、とか言ってましたが、おいおい冷静に考えたら結構あぶない場所なんじゃね??状態;。

でもそんなギャオのすぐ横を見ると、美しい広大な土地が広がっています。さすがは国立公園ですね。

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さて、ギャオを見終えたら、今度は少し離れた場所にある間欠泉ゲイシールへと移動。間欠泉のことを英語で geyser と呼ぶのですが、その語源になったのがこの間欠泉。最も大きい間欠泉であるグレート・ゲイシールは 1935 年以降、ほとんど活動しなくなってしまったとか。実際、行ってみるとどう見てもただの温泉池;。

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しかし周辺には多数の温泉や小間欠泉があります。地味に地面からポコポコと蒸気や泡が吹いていたりするのにはちょっとビビったり;。おいおいここ大丈夫なのか??;状態。イメージ的にはまるっきり地獄谷な感じですね;。ちなみにアイスランド観光客で一番多い事故はやけどだそうです;。確かにまあ触りたくなりますが、どこも普通に 100 度近くあります。

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グレート・ゲイシールが噴出しなくなったためなのか、近くにはミニ・ゲイシールなる場所もありました。っつーかこれはミニ・ゲイシールというよりもぷち・ゲイシールみたいな感じ^^。間欠泉のように噴出はしませんが、ずーっとぼこぼこやってました。

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さてさて、ここの現在の一番の観光名所は、グレート・ゲイシールに近くにある、ストロックル間欠泉。こちらは 6~ 7 分ごとに最大で 20m ほどの噴出が起こる間欠泉で、多数の観光客がカメラを待ち構えて噴出の様子を撮影していました。……ってまあ私はムービーで撮影してたので、瞬間の撮り逃しもなかったわけですが^^。(動画はこちら

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間欠泉を間近に見るのは初めてだったのですが、非常に面白かったのは、噴出する瞬間が見ていてわかるという点。間欠泉の口のところの水面が波打つように盛り上がったり引いたりを繰り返し、エネルギーを溜め込んで一気に噴出する、という感じ。その場に居座ってみんなで 3 回ほど見ましたが、噴出間隔が短いと溜めが小さくて噴出量が小さくなったりと、なかなか面白かったです。

# それにしても面白かったのは、今回のツアー、携帯電話で写真を撮っている人が一人もいなかったです。
# 全員、デジカメ or 一眼レフ。若い人が少ないツアーということもあったんでしょうが、それにしても
# 全員が全力で写真を撮っていたのはちょっと面白い光景でした。
# もっとも、さすがに三脚を 2 本も持ってきてたのは自分たちだけでしたが……;;。orz

さて、間欠泉を見終えたら、今度は超巨大な滝、グトルフォスへ移動~。

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ででーん。っつーかでかいwww。

最大幅は 70m、最大落差は 1 段目 15m、2 段目 30m、アイスランド随一の規模を誇る滝。とてつもなく巨大な滝に思わず見入ってしまいましたが、いやまあもうスケール感がぜんぜん違う。滝の巨大さもさることながら、自然のスケール感も素晴らしくて、まわりの広大な景観もとにかく美しかったです。大自然に囲まれてるってこういうことよねー、という感じ。……いやまあ実際のところはぶっちゃけめっちゃ寒かったのですけどね;;。

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というわけでゴールデンサークル観光はこれで終わりですが、まだ実は午前中だったり^^。午後の Part 2 へ続きます^^。

いや~、そんなこんなで久しぶりの blog エントリ。今月頭に地味に新婚旅行に行ってたのですが、帰ってきてからはデータの整理と溜まった仕事の片付けで一苦労;。ようやく落ち着いてきた今日この頃なわけですが、忘れないうちに blog を書いておかないと~、というわけで、少しずつエントリ化しようかと思っていたりします。いろいろ書き出すとキリがないのですが;、思い出の整理ということでまあお付き合いいただければ~;。

そんなわけで、まずは初日の思い出(?)から。

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今回は JAL のパックツアーを使ったのですが、せっかくの新婚旅行だし、ということでちょっと高めのパックツアーを利用。フライトに関してはさすがに JAL のビジネスクラスを使うほどの予算はないですが;、まあせっかくだし今回は結構強行軍だし、ということで往路だけはプレミアムエコノミークラスを利用することにしました。プレミアムエコノミー使うと、JAL のラウンジ利用券がくっついてきます。私は何度か使ったことがあるので珍しくもなかったのですが、奥さんは初めてだったので地味に喜んでたり^^。

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ラウンジのクッキーはキルフェボンのもの。おいしいもの置いてるなー、という感じでした。ちょっと苦笑いしてしまったのは、JAL のラウンジが 2 層に分かれていたこと。ファーストクラスのラウンジは別なのですねー。自分たちが使ったのは、下側のフロアのサクララウンジでした。

そんなこんなでアイスランドへのフライトなわけですが、当然のように直行便はなく、ヨーロッパのどこかの空港を経由する形になります。代表的には、コペンハーゲン経由とロンドン経由があるみたいでしたが、JAL の定期便の関係で、今回はロンドン経由のフライトに。コペンハーゲン経由の方がトランジット待ち時間は少なくて済むようですが、ロンドン経由だとロンドンで恐ろしく待たされます。(6 時間とか……;;。)

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さてさてプレミアムエコノミーですが、なるほどこれはなかなかに居心地いいかも~、という感じ。正直、JAL だとエコノミークラスでも十分というのが私の感覚なのですが(JAL はエコノミーでも割と座席が広めなので)、プレミアムエコノミーだとさすがにかなり快適。座席はこんな感じで、後ろの人を気にせずにずるっとシートを斜めにできるのが便利。シートごとに電源が確保されていたり、プライベートモニタが結構大きかったり、テーブルが大きかったりとちまちまと余裕があります。地味に便利だったのが、センターコンソール(肘掛)の下にある小物入れ。デジカメ入れたりペットボトル入れたりできるちょっとした隙間がありました。

機内のビデオサービス類も結構充実。ヱヴァンゲリオン新劇場版とかがあったのには驚きました。内容自体はエコノミーとまったく同じです(この辺は機内サーバが同じなんでしょうね)。

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さてさて、お楽しみの機内食~。機内食はさすが JAL だなー、という印象で、どれ食べてもまあまあ美味しいです。チョイスメニューを分かりやすくするために、写真を用意しているあたりも地味に感心。これ、欧米の航空会社だと「Beef or Chicken?」とか無愛想に聞かれておしまいなんですよねぇ……;。食事には暖かい味噌汁がついてくるのも日本人的には嬉しいところ。加えてデザートにハーゲンダッツが出てくるのもちょっとびっくり。コスト的にはたいしたことないはずなんですが、こういうところが満足度には大きく響いたりするんですよねー^^。

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おやつにはデニッシュに加えて、ローソンのウチカフェスイーツが登場。コーヒー風味の生チョコでした。うまうま~。

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そして到着間際には、中身が入っているのか激しく不安になる AIR 肉まんが登場。っつーかこのネーミングは果たしてどうなんだ....(苦笑) あ、ちなみに中身はちゃんと入ってました;。暖かくて落ち着く一品ですが、機内が乾燥しているので袋から出して食べてるとあっという間に乾いていくあたりが要注意、ですね。

ところでこの機内食、プレミアムエコノミーといっても実はエコノミーとまったく同じ食事。違う点としては、飲み物にシャンパンがあるぐらいです。アメニティは割と充実していて、アイマスクやらマスクやらをいろいろプレゼントしてくれました。エコノミーだと、この辺はお願いしないと出てこないものですね。おいしい食事がよければビジネス以上……なんでしょうが、価格差がちょっとありすぎますね^^。(プレミアムエコノミーだと片道 +6 万円ぐらい、ビジネスだと片道 +30 万円ぐらい)

# にしてもうちの奥さん、めっちゃ機内を堪能してました。
# ホラー映画とかビデオもかなり見まくってましたが、ここから疲れてどうする^^、状態。

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そんなわけでイギリスのロンドン ヒースロー国際空港に到着~……したのですが、いやはやここの空港、予想以上に広いのですね;。ヨーロッパのハブ空港なので当然といえば当然なのですが、ターミナル間の移動のバスとか結構面倒。まあトランジットの待ち時間が 6 時間もある(午後 3 時到着、次のフライトが夜 9 時)のでいい時間潰しになると言えばそうなんですが、とはいえめっちゃ暇~;。(← もっともうちの奥さん、海外経験がそもそも少ないこともあって、空港歩いているだけでも十分楽しんでましたが^^。)

そんなわけで時間もたっぷりあるので、夕飯がてらその辺のお店に入ってみたり。「イギリスに来たんだからフィッシュ&チップスを食べてみたい!」という奥さんの鶴のひと言で注文してみたわけなのですが。

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……なんすかこの巨大な魚フライは;;。
っつーか私の知ってるフッシュ&チップスとは似ても似つかないものが出てきたんですけどっ;;。

いやー、すみません、単に自分の無知をひけらかしただけになりましたが;、本場のやつはこんな感じの食べ物なんですねー;。日本だと、おつまみっぽく小さな魚の切り身を揚げたものが出てくると思うんですが、まさかこんなまるまる一匹の形で出てくるとは思わなかった;;。これ、フリッター状に揚げてあって、しかも味がついてない;。後から Wikipedia で調べてみましたが、お酢と食塩をかけて、マッシイピー(潰した緑色の豆)と一緒に熱いうちに食べるのが伝統的かつ一般的だとか;。正直私の口には合わなかったのでケチャップで食べてましたが、魚自体は普通においしかったです。ちなみにビールは現地で最もポピュラーと言われる LONDON PRIDE というもの。正直、軽すぎてビールとしてはイマイチな気も……;。やや残念;。

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そんなわけでアイスランド航空に乗り換えて現地へ。ロンドンヒースローからアイスランドのケプラヴィーク国際空港までは約 3 時間のフライト。そこからさらに首都レイキャビックまでは約 1 時間のバスでの道のり。なんだかんだでホテルに着いたのは夜中の 1 時半とかでしたよ;。時差を加味すると、door to door で 27 時間ぐらいかかっている計算なんですが、ここまで移動にかかったのは、昔、マイアミに行ったときぐらいだったような気が。さすがにみんなクタクタですよ、ええ;。しかも現地は地味に大雨~;。まあオーロラなんて見れそうにない、という割り切りが効くおかげで速攻で寝られたあたりは助かりましたが、とはいえさすがに土砂降りの雨には泣きそうに;。

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ホテルはアイスランド国内一番と言われるだけあって、ごく普通に綺麗で立派な感じでした。いわゆる海外の一流ホテルに比べたら見る影もないですが、とはいえ十分に立派 & 綺麗な建物。ここにまったり宿泊できたらいいんですが;、翌日は地味に移動なので荷物を展開できないのが苦しい....orz そんなわけで、仮眠を取って翌日に続きますよ、ええ^^。

というわけで先日の話ですが、おでかけのついでに奥さんを呼び出してこちらを襲撃してみたりー。

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ええっと、東京駅の地下、ラーメンストリートにあるお店、蟹専門 けいすけ 北の章。海老ラーメンをやっていたけいすけがリニューアルオープンした一軒で、今回は蟹をベースにしたラーメンを展開。注文したのはこちらの極上渡り蟹の味噌らーめん 全部入り \1,200。

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まあなんというか、器がおかしいとしか言いようがないのですが^^、味の方はというと蟹の風味がしっかりと出たスープで普通においしい一品。ただ、前回の伊勢海老そばのようなインパクトがあるわけではなく、リピートするほどの味ではないかなーという印象。理解に苦しむのはトッピングのショウガ。確かに和風ベースなのでニンニクを入れるのは違うとは思うのですが、かといって風味の強すぎるにんにくを入れてしまうと蟹の風味と完全にぶつかってしまうのですよねぇ;。入っている蟹ボール(蟹のつくね)もスープにマッチしているとは言い難く、なんか全体的にピントが合っていない感じのする一杯でした。ちょっと残念。

それにしても東京ラーメンストリート、かなり拡充されたんですね。お店がかなり増えていてびっくり。他のお店も機会をみつけて襲撃してみたいものです、はい^^。

先日の話ですが、おいしいカレーうどんの話があるという紹介をしてもらったり。なんでもそのお店、別にカレーうどんのお店じゃないんだけど、曜日限定でやっててそれが強烈においしい……という話だったのですが、そんな話を聞いてみたらやっぱり行ってみたくなるじゃないですか^^。

がしかし、そのお店の正確な名前がわからない;。だいたいの場所は聞いていたので食べログで索敵しながら行ってみたのがこちらのお店。

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その名もカレ衛もん。カレーの専門店で、いろんなカレーライスを出しているのですが、その中にあるのがこちらのカレーうどん。さすがに専門店が出すカレーだけあって、味もしっかりしていてうまうま^^。なかなかにおいしかったです。

……が、ふと冷静になってみて、なんか違うぞ??状態。そもそもカレーなんか出しそうにないお店が出している、というのがポイントだったような……? というわけで再検索してみると、ここから数 10m ぐらいのところに別のお店が;;。

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こっちが正解かーーー;、というわけで辿り着いたお店がこんぺい。こちらは鶏肉メインの居酒屋さんで、焼き鳥なんかがおいしいお店。ここで自家製 21 種のスパイスを駆使したカレーうどんを出している次第だったりします。こちらも食べてみましたが、これまた美味い。前述のカレーうどんは純和風な昔ながらのカレーうどんですが、こちらはかなりスパイシーな感じでおいしい。どちらも違う方向でそれぞれおいしいカレーうどんでした。こちらのお店はその後また行きましたが、カレーうどん以外もおいしくて、唐揚げ丼などもかなりイケてました。食べログポイントは低めですが、地味にいいお店かも^^。

カレーうどんなんてあんまり食べる機会がないものですが、たまにはこういうのもいいですね~^^。

実は発売日に購入していたのですが、なかなかインプレを書けませんでした><。というわけでこちらの話をひとつ。

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ええっと、XBOX360 用のゲーム、KINECT Disneyland Adventures。これ、発売予告を見たときから欲しかったんですが、どんなゲームかというと、カリフォルニアアナハイムの本家 Disneyland をまるごとゲーム化した、というトンデモゲーム。XBOX360 の KINECT を駆使して、バーチャル体験として Disneyland を丸ごと楽しもう、というゲームになっています。まあまずはひと言。

いやー、ホントによくやった!
っつーか地味に神ゲーです、これ^^。

遊び方はなかなかに単純。パークにインしたら、両手のジェスチャーを使ってパークの中を駆け回る。腕を伸ばした方向に走っていくことができるのですが、まずは早速、キャラグリですよキャラグリ!

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ジェスチャーでキャラクターと戯れることはもちろんのこと、ツーショット写真を撮ったり、サインを集めたりすることも可能。

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そしてもちろんアトラクションに乗ることも可能。アトラクションは全部で 18 種類、それぞれがミニゲームになっている仕組みですが、これがなかなかに面白い^^。オリジナルのアトラクションを意識したゲームになっているところが good で、例えばバズではシューティングゲームになるし、マンハッタン・ボブスレーでは本当にボブスレーを楽しんだり^^。ピーターパンでは、空を飛ぶことができたりします。

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いやー、正直、よくやった! としか言いようがないゲームで、パーク内をぶらぶらと歩きまわっているだけでも十二分に面白いんですよ^^。舞浜の TDL ではなくアナハイムの本家をデジタル化しているので、もしかしたら違和感を感じる人もいるかもしれませんが、アナハイムの本家を知っている自分としては、あの懐かしさがそのまま蘇ってくるような印象。なにより、パークの中のあの独特の雰囲気が、ものすごくよく再現されているのですよね。

しかもアホみたいに広すぎて、とてもじゃないけどプレイしきれない;;。このボリューム感もびっくりで、ホントによくぞここまでやった!という気がします。さすがに amazon でも好評で、特にライトユーザ層にウケているような感じですね。口をそろえて評価しているのが、子供に非常によい、という点。Wii と違ってコントローラを持つわけでもないし、キャッキャいいながらプレイできるソフトだろうなぁとちょっと感心。

もちろん難点もあって、センサーの反応がイマイチ悪いとか、操作がよくわからないところがあるとか、なによりアバターがあまりにもかわいくないとか、いろいろツッコミどころはあるんですが、そうしたところを差し引いても十分お釣りがくる、という印象。いやー、これは私の実家にでも投入しておこうかな、とかろくでもないことを考えたくなるソフト(笑)。日本でのネックはリビングの広さですが、実家だったら思う存分プレイできるかも?という感じですねー。

先日の話ですが、お仕事で東京駅近辺の某会社へ。せっかく東京駅まで来たんだから、ということでなんかランチを~、と思って立ち寄ったのがこちらのお店。

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東京キッチンストリートにあるパスタのお店、HiRo PRIMO。青山にある、リストランテ・ヒロのパスタを気軽に食べられるようにしたお店だとか。ちょろっとパスタをいただいてみました^^。

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この日のパスタは、揚げ茄子と手作りモッツァレラチーズ・バジリコのトマトソーススパゲテイ。仕上げにチーズを目の前でかけてくれる、というおまけつき。お味の方はさすがにおいしかったですが、まあお値段考えればまあ値段相応かな? という印象も。

とはいえ、ここはロケーションはいいですね。東京駅界隈だと私はほとんどお店を知らないこともあって食事に困ってしまったりするのですが、駅中でさくっと入れるお店でこのクォリティは有難いところ。お店に困ったときにはまた来よう~^^。

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