2008年9月のアーカイブ

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というわけで、ルルーシュ R2 のインプレを軽くざくっと書いてみたり。えと、思いっきり最終回のネタバレが含まれていますので、まだ見てない人は軽くスルーしてください。

いやはやなんというか、振り返ってみれば恐ろしいまでに伏線が張られまくっているのですが(っつーかゼロ・レクイエムとかそのまんまじゃないか、みたいな(苦笑))、半面、急転直下の怒涛の展開による力押しで視聴者の思考力を削ぎ落とし、テーマを意図的にぼかしてきた感もありますね。最後まで全部見るとパズルのピースが恐ろしいまでに噛み合うというのは見事ではあるんですが、半面、「くそーやられたorz」みたいなところも。実に見事なゼロ・リセット的な終劇でした。

でもって、この作品って結局のところ、ディスコミュニケーション世代に送る毒入りポイズンメッセージ、なんじゃないかと思うんですよ。もっとわかりやすく書くと、「世界はあなたの思った通りになんてならない」、と。

どういうことかというと、ルルーシュは、世界中の人々の悪意を一身に受けた上でスザクの手に殺められることによって、結果的に世界(他人)を動かしている。それは一見すると、ギアスを使わずに他人を結果的に思い通りに動かした(=世界を自分の思うように作り替えた)ことのように見える。けれども、それは果たして本当にルルーシュが願い、望んだ世界だったのか? というのがミソ。

ルルーシュはナナリーが平和に幸せに過ごせる世界を願って世界に変革をもたらそうとしたわけですが、そもそもこのゼロ・レクイエムを計画したのはそのナナリーが死んだと思い込んだから。ナナリーのためならなんでもするルルーシュが、ナナリーを失って目指した先は、世界の人々の平和(人々の未来を紡ぐ)という大義名分だったのですが、それはぶっちゃけルルーシュにとっての現実逃避の先でしかない。ところがいざナナリーが実は生きていたという現実を突きつけられたときには、彼は重ねてきた罪によって、戻るべき退路を断たれていた。結果として、彼は大義に生きるしかなくなってしまった、のですよね。そしてその結末は、自らの命を絶つことで世界の変革を図る、というゼロ・レクイエム。それは彼が当然の報いとして受けるべき罰ではあるけれども、結局、そのことはナナリーを悲しませるという最悪の結果にしかならなかった

そしてその結末に至ったすべての原因はどこにあるのかというと、ルルーシュは基本的に人の話を聞かず、他人の想いも理解せず、自分勝手な解釈と思い込みだけで行動する、というところにあるんですね。例えば、#21 でシャルルと対峙したルルーシュは、ナナリーの言う優しい世界について必死になって全力で訴えかける。けれどもそれは本当にナナリーの一番の願いだったのか? あるいは #25 ではギアスに屈することはないと言い切るナナリーを見て、ナナリーはもう立派に自分の考えで生きていける、と自分勝手な解釈をする。けれどもそれは、自分の行動を正当化するための言い訳ではないのか? 彼は、あらゆる自分の解釈を、大義名分という言い訳で塗り固めて正当化していくんですよね。(ナナリーと対峙したルルーシュが重ねる自分勝手な理屈が実に見事。)

「いつ、私がそんなことを頼みましたか!
私は、おにいさまと二人で暮らせればそれだけでよかったのに!

結局ルルーシュは、思い通りにならない周囲の世界に我慢できず、周囲の世界を思い通りにしようとする。けれどもそれによってすべての物を失った。彼は「世界の平和」という、彼が勝手に思い込んだナナリーの願う世界を手に入れたように見えて、その実、「二人で暮らしていく」という、本当にナナリーが願っていた世界を手に入れることができなかったんですよね。それは二人の絶望的なまでの断絶、と言えるんじゃないか、と。

# や、私から見ると、結局ルルーシュ君って、ある意味ホントにつまんないヤツだなぁ、と思うのですよね。
愛する女性を悲しませてまで大義名分に逃避する男なんて、ろくなもんじゃないのですよ(苦笑)。

世界が自分の思い通りにはならないということ。それはごく当たり前のことですが、コミュニケーションをうまく取ることができず、世界との距離感をうまく調整できないルルーシュのような人間が力を持てば、必然的に孤独になっていくしかない。ギアスという力は世界の当たり前の摂理に反する力。そのラストが彼の死であるというのは、なんとも象徴的な結末。一見すると世界を自分の思う通りに作り変えたかのように見えて、その実は彼の壮絶な勘違いによる強烈なまでのバッドエンド。結局、彼は仮面を被り続けることでしか自我を維持できなかった、というあたりがなんとも悲しく、そして凄まじい毒入り作品だった、と思います。

……にしてもまあそんなことはさておき、一言言わせてくださいよ。
名塚さん萌え。ホントに超萌え。(笑)

くそー、ナナリーどんだけかわいけりゃ気が済むんだ、という感じ。 最後にナナリーがルルーシュに触れて事の真相を知るのは制作者としての最後の良心なのですが(設定上は理解できる裏付けがないため)、名塚さんの熱演には心動かされるものがありました。Canvas 2 の名塚さんもびっくりするような名演技でしたが、コードギアスでも見事な演技でした。だぁ!^3 を見てたときにはこんなすごい声優さんになるとはホント想像もしてなかったんですけどねぇ。

# と、あと千羽さんが描くナナリーが凶悪なまでにかわいすぎるのですがっっ。(笑)
# ラストはちょっとびっくりするぐらい凄い作画ですね。マリーベルの時代からこの画力は凄いと思ってましたが^^。

なんにしても、総じて言えばやはり面白いアニメであったことは確か。谷口氏をはじめとするスタッフ陣はやはりさすがだなぁと唸らされますね。次回作にもぜひ期待したいところです。

ようやく第 2 四半期のアニメも一段落してきましたが、今クールでよかった作品はやはりルルーシュとひだまり 365 の 2 本。軽くインプレを。(以下思いっきりネタバレしてます。) ルルーシュだけは別エントリに分けます。

■ スレイヤーズ RETURN

個人的にスレイヤーズシリーズはかなり好き(特に NEXT)なのですが、なんというか RETURN は文字通り不完全燃焼のまま終了してしまった、という印象。無印→NEXT→TRY の3作品は、やはり力のインフレが作品の面白さに繋がっていたと思うのですが(特にギガスレイブやラグナブレードのあたり)、RETURN はそうした迫力を感じる間もなく終了してしまった感が。そもそも 1 クールしかやらないのなら最初から全力投球で行って欲しかった、というのが正直なところで、オールキャストを出すためだけにシナリオを組み上げたような印象が非常に残念な一作でした。うーん。

■ うちの三姉妹

一応、今後も継続するようですが、個人的にはやはりイチオシな作品。基本的に母親が娘たちを見守る視線が温かいので、作品全体がほんわかしているのが良いところ。元ネタとなっている blog に比べるとテンポが悪い印象はありますが、横目に BGV がわりに流すぐらいがちょうどいい作品ですね。

■ ひだまりスケッチ × 365

お気楽癒し系アニメとして個人的には大好きな作品で、今クールもまったり鑑賞していたのですが、最終話のラストが「神」な出来栄え。年末年始の帰省の後に再びひだまり荘に集まった彼女たちのかしましな会話の後、みんなが帰って急に取り残されたような気になってしまったゆのがみんなを追って玄関口まで出る、という一瞬の展開がホントに素晴らしくて、思わず ECO やってた手を止めて食い入るように見てしまったり。祭りの後の静けさの表現が見事でした。

にしても改めてこの作品を見てみて、やはり設定がホント見事だなぁ、という印象。ゆの、宮子、ヒロ、紗英という 4 人の女の子たちは、どれも(原作者である)蒼樹うめさん自身なんだ、というインタビュー記事を読んだことがあるのですが、ホントにその通りだなぁと思わせてくれるものがあって、とにかく 4 人のキャラ配置や掛け合い漫才の統一感が抜群。「365」という数字は 365 日と 36.5℃(平熱)の 2 つの意味を掛けているそうですが、少女たちのまったり日常生活を描くこの手の癒し系作品は見ていて心が和みます。

ちなみに今クールで一番人気(?)だったマクロスフロンティアは実はスルーした(ヒロインがどうにも肌に合わないので面白くなる前に途中で挫折した)のですが、もうちょっと辛抱すればよかったかもですね。来クールの注目作品は CLANNAD After Story とガンダム OO の 2 作品ですが、物理的な本数が多いので、小粒なヒット作をキャッチするのが結構厳しそうな印象が。うむむ。

というわけで今日は祖母のお見舞い → 会社でお仕事 → 帰ってきてお片づけ & F1 観戦というコンボ。今日はあんまり人いないだろうと思って会社に行ったら予想以上にごろごろ人がいてびっくりでしたが;、ホントにみんなワーカホリックだ……(苦笑) そんなわけで今日は F1 のお話ですが、ネタバレなので一応反転で。

いや~、予想以上に面白かった、というのがまずファーストインプレッション。
モナコに続く市街地公道レースですが、ナイトレースに仕上げただけでこうも面白さが増すとは、と感心してしまったり。

もちろん、ナイトレースといってもそれこそリッジレーサーのような感じにはならなくて;、安全確保のために真昼さながらの協力な照明が使われるわけですが、それでも高速道路を音速で駆け抜けるような感じは十分に出ているので、見ていて非常に面白い。

加えて非常に面白かったのがレース展開。2 回のセーフティカーでびっくりするような大混戦になり、結果的にはアロンソ優勝というびっくりな終劇に。マッサの給油ホーストラブルによる転落が残念だったものの、レース全体としてみれば非常に面白かったです。結構見どころ満載なレースでしたね。

シューマッハ引退後、F1 はあまり面白くなくなってしまって見る気を失っていたのですが、昨年も今年も終盤近くはかなりの接戦になっていて、やっぱり見ていると普通に面白い。日本勢が精彩を欠く感じはどうしても否めないので、熱狂するようなシチュエーションというのはさすがに少ないのですが、それでもこういうナイトレースなどを織り交ぜてくれるとやっぱり見てみたくなりますね。

# にしても、このナイトレースは財力と時間に余裕があったら一度でいいから現地で
# 見てみたいものです^^。なんつーか、これぞ贅沢の極み、という感じ。
# F1 はまだリアルで見たことはないんですよねぇ。

というわけで、週末もこれでおわり。今月は仕事で結構忙殺されてましたが(← 2 か月分ぐらいの稼ぎをひと月ぐらいで稼いでたらしい;)、ようやくちょっとは落ち着くので、もろもろ体制を立て直してかんばらねば、ですよ。

今日は祖母のお見舞いに行こうかと思っていたのですが、母親が行ってる時間帯とうまくかみ合わなかったので明日に延期。かわりに今日は家の片づけをしてからお仕事関係の blog をひたすら執筆していたのですが、いやー、なんつーかやっぱり大変だったり;。で、その話を書こうかと思ったら結構長くなりそうだったのでまたその話は改めて。

なので今日はこちらの話題、というかやっとクリアできた;。な、ながかった....orz。

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夏コミで頒布された東方シリーズ最新作、「東方地霊殿」。回を重ねる度に、弾幕の美しさはもちろん難易度もしっかり向上している(と思う)このシリーズですが、ようやくなんとか Normal モードをクリア。東方シリーズって絶対にクリアなんて無理だろ、と思うことしばしばなのですが、回数を重ねるとなんとかクリアできてしまうのが不思議なところで、今回は結構苦戦したものの 20 回目ぐらい?でなんとかクリアすることに。いやでも正直相当キツかったです。

# にしてもいつもクリアするときには神が降臨するとしか思えないプレイになるのですが、
# 今回も偶然が偶然を呼ぶ神プレイで、Stage 6 突入時で残機 6 を確保。これはいけるか?!と
# 思ったらラストのスペルカード「地獄の人工太陽」がもうキツいキツい;。
# ボムごり押しだけだと結構厳しく設定されている難易度がまたなんとも^^。

しかし毎回プレイして思うのですが、ホントにこれだけの大作を事実上一人で作り上げているというのが信じられません。ZUN 氏がプログラミング、ゲームデザイン、美術、グラフィックス、BGM などをすべて作っているわけですが、その高い調和たるや凄まじい出来栄え。この人の作るゲームのすごいところは、ゲームのプレイ画面というキャンバスの上に、弾幕という絵筆を使って見事な絵を描き上げるところにあるのですが、そのどれもが「美しい」という表現にぴったりで、他人のリプレイを見ているだけでも感嘆させられるんですよね。全体構成も見事で、地霊殿ということで洞窟を起点としてスタートするものの、最後には地獄の業火へといざなっていくそのセンスには思わず脱帽。構成の上手さでは妖々夢が素晴らしかったのですが、個人的にはその上を行くかも。

どこかでかつて ZUN 氏のインタビューを読んだときに、複数人で作るとコミュニケーションを取るのが大変で、結局は一人でやった方が出来がよいものが作れるので一人でやっている、という話をされていたのですが、いやいやそれができるのは類稀なる感性と実力を持っているからこそできるもの。特に弾幕についてはこれだけさんざんゲームを作っているにもかかわらず、モチーフが毎回新しくなるというのが凄いところで、どこからこんだけのネタを仕入れてくるのか本当に不思議でなりません。ゲーム自体の凄さもさることながら、そうした感性の豊かさに舌を巻きます。いや~、いつもながら凄すぎる。

でもって、ようやく Extra モード入りましたが。

こんなのぜっっったいクリアできないって;;。
というかどこがラブリーなのか激しく小一時間問い詰めたい。いやホントに;。

まあもうちょっとまったりプレイしようかなと思ってますが、いやはやホントによく出来たゲームです。店頭販売ももう行われている?はずなので、興味がある方はぜひ手に取ってみてほしいところです。他人のリプレイ見てるだけでも感心させられるかと^^。

っと、これも書いておこう^^。先週金曜日にシルクの ZED を見に行ったついでにこちらもまわってきてみたり~。

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えーと、TDL の目の前に作られたディズニーランドホテル。シルクの常設ステージ建設と併せてこちらのホテルの建設の話があり、今年の 7 月にグランドオープン。私は Anaheim の DLR に行ったときに、妹と本家の Disneyland Hotel に滞在していて、同名を冠するホテルが TDR にできるという話でいったいどんな感じになるのかなーと結構興味を持ってたり。で、せっかく舞浜まで行くんならちょっと立ち寄ってみよう、ということで、シルクのステージとは完全に正反対の位置なのですがふらっと回り道してきた次第。

で、ひとことで感想を言うと、いやこれは凄い、という印象。

実は本家の Disneyland Hotel はさすがに年季が入っていることもあってかなりボロい、もとい風格を感じさせるたたずまいなのですが、こちらはハイセンスかつゴージャス。ホテルの中にもちょろっと入ってみましたが、縦の吹き抜け空間に美しいシャンデリアが釣り下がっていて、なるほどいかにも Disneyland Hotel だな、と感じさせてくれるものがありました。他のホテルとのすみ分けも非常にはっきりしていて、例えばアンバサダーが間接照明を中心とした、大人で落ち着いた風格を漂わせるのであれば、こちらは子供たちが抱くワクワク感を感じさせてくれるようなホテル。(けれども安っぽさがないあたりがさすがですね。)

先日のシルクのエントリには書かなかったのですが、ここ数年の TDR の戦略は滞在型リゾートを目指す、というものになっていて、この Disneyland Hotel や ZED などもこの戦略に沿ったものなんでしょうね。もともと US の DLR や WDW は、そもそも泊まり込みじゃなきゃ来れる場所ではない(飛行機に乗って家族でやってくる滞在型リゾート)ので、客単価が非常に高い。これに対して日本の TDR は陸続きで気軽に来やすいデートスポットになっているために、客単価が 1 万円前後になってしまっているとか。さらなる成長のためには滞在型リゾートにしてよりたくさんのお金を落としてもらおう……ということらしいのですが、実際この戦略がうまくいくかどうかは激しく疑問;。確かに下手に海外に遊びに行くよりも、まったり TDR で数日羽を伸ばす、とかの方が結構楽しめるんじゃないかとは思いますが、日本だと近場のホテルに泊まりに行く、なんていう贅沢は一般的な感覚ではないはず。加えて ZED も、ZED を見るためにわざわざ TDR に泊まりに来るのは海外のお客さんぐらいじゃないかと思うのですが、それにしてもどれだけの集客力があるのかは結構謎。

# 私なんかからすると、ZED はそれ単体で見に行く価値があるもの、なんですが、そういう感覚の人は
# たぶん少ないと思うんですよねぇ。実際、ZED のショーの休憩時間にエントランスまで戻って TDS
の花火を見ている人がかなりいたのでかなりしょんぼり、でしたが、多分ふつうはそうなんだろうな、
# とも思ったり。

しかし DLR や WDW ばっかり行ってるうちに TDR も結構様変わりしている様子。まあなかなか行くところではないのですが、サービス業の最先端を行くリゾートとして、ZED なども含めてこれからさらに発展していってもらいたいものですね。ウォッチしてるだけでもいろいろ勉強になったり考えさせられたりするものがあるんですよねぇ、実際。

というわけで今日の話題はこちら。

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えーと、ナショナルホームベーカリー SD-BH101。今年の 5 月に購入したときには、実家やら妹やら多方面から「バッカじゃないの」と素敵なお褒めの言葉をいただきまくっていたわけなのですが、内心私もそんなに続くワケがない(笑)、と思っていたのは正直なところ。私は実はパンがそんなに好きではない(特に食パン類はむしろ嫌いな部類に入る;)こともあって、完全にネタのためだけに購入したのですが、いやいや結果的にふと気付いてみれば実に半年近くも普通に焼き続けていたり。冷蔵庫には常にパンの材料が備蓄されているなど、正直言って購入したときには予想もしてなかったのですが(苦笑)、いやはやこれはなかなか悪くないじゃん、状態。

実際、焼いているパンそのものはごく普通の何種類かだけで、そのローテーション状態になっている(=新しいパンに挑戦し続けているというわけでもない)のですが、それでも慣れてしまうとコンビニパンを購入する気にはなれなくなっている上に、なんだかんだで毎朝パンを食べていても苦にならないという状態。ふしぎなもんだなぁと思うのですが、とはいえこの状態に至るまではいろいろと紆余曲折があったのも事実;。というわけで、今回から何回かに分けて、ホームベーカリー特集をお送りしたいと思います(笑)。

■ ホームベーカリーのメリット

そもそもなぜホームベーカリーなの? という疑問があると思いますが、ホームベーカリーを使うことのメリットをざっと挙げると以下の通り。

  • 安全な食材を使ってパンを焼くことができる。
  • (ちゃんとした材料を使えば)普通においしい。
  • 材料の大半は長期保存が効くため、お遊びとしても手軽。
  • 実用性のある趣味としてはめちゃめちゃコストが安い。

1 点目について。現在市販されている食パンのほとんどはショートニングと呼ばれる植物性油脂を使っていますが、ショートニングやマーガリンはトランス脂肪酸を含んでいるので、あまり身体によくないと言われています。が、ホームベーカリーであればショートニングではなくバターを使えるし、自分で素材を組み合わせられるので、子供に食べさせるのにも安心! ……とよく紹介されてたりしますが;、まあ正直、気にしすぎとしか言いようが;。むしろ大きいのは 2 点目でしょう。後で述べますが、ちゃんとした食材を使えば普通においしく焼ける上に、しっとり系のパンを楽しむことができる。私はパンをトーストするのが嫌い(=水分を飛ばしたパンが嫌い)なのですが、焼きたてのしっとり風味なパンを気軽に楽しめるのはホームベーカリーならではのメリット。加えて、自分好みのパンに多少アレンジを加えることができるのもメリットで、私はメイプルシュガーパンを作るときに、思いっきりメイプルシュガー増量であまあま食パンにしちゃってます^^。(← ブラックコーヒーで中和しながら食べるのが大好きらしい(笑))

そして 3 点目も重要で、材料は冷蔵庫と冷凍庫で長期保存が効くものばかり。いわゆる普通のお料理と違い、食材をダメにしてしまうリスクがほとんどない上に、深夜に家に帰っても、寝る直前にちょろっとタイマーを仕掛けておけば翌朝にはパンが焼きあがっているという次第でかなりお手軽。また、4 点目にあるように、実はランニングコストがほとんどかかりません。ホームベーカリーの機械自体、1 万円台半ばぐらいからあるのですが、日々の材料も食パン 1 斤焼くのに 150~200 円程度、ちょっといい小麦粉使っても 300 円以内。その辺で買ってきても 100 円ぐらいはするわけで、お遊びであることを考えると激安な趣味と言えるかと。

# まあ逆の言い方をすれば、100 円でもあれだけの味のパンが作れるのだから、ある意味
# コンビニパンってのはホントにすごいんですけどね~。

忙しいときには適当にその辺のコンビニでお菓子パンを買いつつ、普段はホームベーカリーで焼いたパンを、みたいなコンビネーションをするとよいと思います。

■ 基本的な焼き方

ホームベーカリーでパンを焼くのは実はめちゃめちゃ簡単。材料を計量して、タイマー仕掛けてスイッチをポンと押すだけ。(なので料理などと呼べるようなシロモノではない……のですがエントリのカテゴリは料理でw) 昔はドライイーストやレーズンなどを投入するのが大変だったらしいのですが、今は下の写真のように専用投入口がちゃんと用意されていて、放置しとけば勝手に投入してくれます。

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焼く上での注意事項はたったの 2 つ。これさえ守れば失敗しようがないです。

  • 必ず冷房の効いた部屋で焼く。
  • 焼きあがったら、すぐにケースから取り出す。

1 点目について。素材の温度やケースの温度が高かったりすると、イーストがちゃんと働いてくれなくなる。このため、材料を冷蔵庫で冷やしておくのが望ましいのですが、それ以上に重要なのは涼しい部屋で焼くということ。特に夏場は夜でもキッチンは結構な温度になるので、寝室などに持ち込んで焼いてしまうのが吉。腐りやすい食材(牛乳や卵など)を使っている場合には、安全性の観点からもおすすめです。(ナショナルのホームベーカリーはかなり静かなので、冷房が効いた寝室に持ち込んで焼いても問題ないのですが、一部のメーカのものは結構やかましくてとても寝室には持ち込めないらしいです。) ちなみに失敗するとこんなかわいそうな感じに……orz。もっとも味の方はごく普通で、ちゃんと食べられるんですけどね;。

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2 点目について。焼きあがったパンは速効でケースから取り出して、 ケーキクーラーで冷ます必要あり。こうしないと、パンがあっという間にしぼんでしまいます。特に夜、タイマーをセットして焼く場合が要注意で、二度寝などしようものならパンがしぼんで悲しいことになるので要注意;。

■ 焼いたパンの保存方法について

当たり前なのですが、私のような独り暮らしだととても 1 回で食べきれる量ではないです。なので、だいたい焼きあがったパンは 4 等分して、ビニール袋にひとつずつくるんで冷凍庫に投入しておき、毎朝ひとつずつビニールのまま 1 分 10 秒レンジで加熱。面白いことに、ビニール袋にくるんだままレンジ加熱すると、焼きあがりのしっとり感を損なうことなく温めることが可能です。

あと、パンの切り方は 2 通り。縦に切るのがオーソドックスな方法ですが、実は横に輪切りにするという方法もおすすめ。切りやすいのに加えて、厚切り食パンの感覚を楽しめます。

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ちなみに冷凍保存の期間ですが、1~2 週間程度は余裕。3 週間ぐらいは持つらしいのですが、私はだいたい 2~3 種類のパンを焼いて備蓄してローテーションしている、という感じ。というかそれ以上は冷凍庫に入らないです;^^。

というわけで、まず初回のエントリはこんなところで。ぼちぼちレポートまとめていきますよ~?

えーと、今日の話題は昨日おすすめされた例の問題作、ということで;。

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先日の本郷氏の結婚式の一次会で隣の席になったヲタさんから紹介されたお勧め作だったのですが、タイトルにウケたらそれで終わりの一発ネタ作品。かと思ったら……。

これがとんでもない快作。
おいおいこれはとんでもない見事な一作じゃないですか、とめちゃめちゃびっくり。 いやすごすぎる;;。

そもそもどんなお話かとゆーと、妹の桐乃は茶髪にピアスのイマドキ女子中学生。中2でありながらティーン誌のモデルをこなし、それでいながら学力優秀、品行方正、さらにはスポーツ万能と、まさに絵に描いたようなカリスマ的存在。植物のような平穏な人生を送りたいと切望している脱力系な主人公 京介と、それを全力で見下す超勝ち組の妹という、もはや階級の差といっていいほどに断絶した兄と妹。

がしかし、そんな妹の秘かな趣味はアニメやギャルゲの重度のオタク。しかもそれが妹ゲーと来たからとんでもない;。モデルのバイトのお金で買い集めた妹ゲーはレアもの含めて数十本。けれどもそんなオタク趣味が周囲にバレたら世間的な抹殺は免れず。この趣味さえやめられればすべてがうまくいく社会的超勝ち組であるにもかかわらず、極度の妹好きという性癖を持つ妹は趣味を捨てることもできず、一人で思い悩むことに。ふとしたきっかけから妹の趣味のことを知ってしまった兄(非オタ)は、妹からの人生相談を受けることになるわけですが、その先に待っていたのは、社会的勝ち組の可愛い妹から、罵倒されつつ妹ゲーの洗礼を受けるという地獄絵図。そんな二人の先行きは……というストーリーライン。

以下、ストーリーについてのネタバレが入るのですが、めんどいのでそのままで。

キャラクター造形的には典型的なツンデレキャラ(ただし 99% 以上がツン)で、一見するとよくあるキャラものか、と思わせぶりなのですが、読んでみるとこれがとんでもなく見事。これは要するに何かというと、(偏見と軽蔑の眼差しを受ける非モテ系人種の代表である)オタクによる、世間から抑圧された自我の解放の物語、なんですよ。

この物語のヒロインである桐乃がやってることは、どう見ても我々のような重度のオタクそのもの。自分たちの好きな作品やジャンルに対する熱い思いを語りまくり、好きなキャラやシナリオをけなされようものなら一歩も引かず主張も譲らず(笑)。周囲に布教活動しようものなら相手のことおかまいなしで自分の好きなものを押しつけまくり、理解を得られなければ軽蔑の眼差しで一瞥。そこそこ年季の入ったオタクであれば、自分たちの若かりし頃の姿に重なること間違いなしで、思わず笑ってしまうこと請け合い。

けれどもその一方で、多くのオタク(偏見を持たれる趣味の持ち主)は自分たちが社会から隔絶された負け組(=非モテ)であることを肌感覚で認知しているが故に、負け犬根性が染みついている。京介が妹に対して感じている劣等感はまさにこれで、幼馴染の世話焼きメガネっ娘麻奈美は、その劣等感を忘れさせてくれる居心地のよいオアシス。けれども負け犬であることを完全に受け入れられているわけでもなく、受け入れているようなそぶりをしながらも、勝ち組である妹の住むモテ世界も気になって仕方がない。(この辺の微妙な卑屈さの表現も見事。)

この作品のキャラクター設定のうまいところは二つ。

  • 桐乃という妹の「ツン」側面に、オタク(非モテ)がうらやむ社会的勝ち組(モテ)という役割を持たせた、という点。
  • 我々オタクの「行動」と「内面」を切り離して、桐乃と京介という二人のキャラに分散して配置させた、という点。

そしてこの二つのポイントが、ストーリー上のカタルシスを生む原動力になってるんですよ。

まず、一点目について。桐乃は何もしなくても周りから男女問わず近寄ってくるような勝ち組だったはずなのに、オタクなコミュニティのオフ会に参加してみれば、むしろそこでは負け組に大転落。いつもならオタクが一般の合コンに参加して負け組になるところですが、そのという構図を逆転させることで、まさに文字通り勝気なモテ組美少女の鼻っ柱を折るという展開。……なのですが、見事なのはそれが単に勝ち負けの構図になるのではなく、むしろ妹キャラとしての可愛さに繋がるという点。負けるのがお隣さんの勝ち組美少女ではなく妹であることで、社会的勝ち組の敗北が、結果的に妹萌えに繋がるという構図を見事に作り上げている。

そして二点目のうまいところは、本来であれば一人のキャラクタが担うべき「行動」と「内面」を二人のキャラに分散させることで、主人公に「非モテだけどもオタクではない」というポジションを確保させている、という点。こうすることで、主人公がオタクにとっての(身勝手な)正論を一般人からぶつけられるんですよ。どういうことかというと、オタクは内面に自分を肯定する論理を持っていることが多いものですが、その自己肯定論理を、あたかも第三者の一般人からぶつけているような構図にすることができるんですよ。

「俺は、この目であいつの『大切なもの』を見てきた。同じもんを大切にしている奴らに、会ってきた。ああ、確かに偏見を持たれたってしょうがねえ、妙ちきりんなやつらだったさ。言動も格好もとにかく変テコでよ――正直、俺にゃあ理解できねーと思ったわ。でもさあ!」
俺は思い出す。あのときの光景を、それを見た、自分の想いを。
「悪くねぇって、思った。だってあいつら、アホみてーに楽しそうなんだもんよ。初めて会ったのに、いきなりバカデケー声で口論始めて、大騒ぎしてさあ。どんだけ大好きなんだっつーのな! 桐乃も、そいつらも、あんなに真剣に怒れるなんて、ただごとじゃねぇよ! 桐乃も、そいつらも、そんくらい自分の好きなもんに夢中だった! 見てるこっちが恥ずかしくなってくるくらいにな! でも、もうそんときにゃあ、あいつらは仲間だった! ハラ割って話せる友達だった!」

偏見モード全開で正論をぶつけてくる親父に対抗する一連のセリフは、京介という狂言回しを通した、オタクの心からの叫びそのもの。ところがそれを非オタである京介から(=第三者的な一般人としての意見として)言わせることで、うまく普遍性を持たせている。いやちょっとマテ、その叫びはぶっちゃけ我々オタクの心の叫びそのものだろう、と思わず苦笑しちゃったのですが、こういう配置でこのセリフを叫ばせることで、オタクという存在(桐乃=京介=読み手)にレゾンデートルを与え、読み手にカタルシスを味あわせることに成功してると思うんですよ。

Web 上のいくつかの書評を読んで回りましたが、この作品では妹がオタクであることには実はあまり重要性がない、と言っている blog がいくつかありましたが、それは 120% 違う。この作品は妹がオタクでなければ成立しない。オタクな妹を偏見に満ちた頑固な父親から守った兄貴のちょっといい話などでは断じてなく(笑)、オタク(=偏見を持たれる趣味の持ち主)である読み手の自己肯定理論やレゾンデートルを強烈に強化するように組み上げられた物語。そしてそれを、ものすごく読みやすく、そして面白おかしく描ききったのが本作、だと思うんですよ。いやはや実に見事としか言いようが。

……とまあ、さんざん書いてきたわけなんですけどね。

あれこれ書かなくても普通に面白い。

のがこの作品の凄いところ。コミカルな展開、オタクによくある衝動的なおかしな言動(笑)、無駄にアツいトーク、オタなら誰しもが思ってやまないツッコミどころへのツッコミなどなど、ひとつひとつのパーツには目新しさはないのにテンポの良さと組み合わせの妙で、一気に作品に引きずり込まれる。一度読み始めたら寝食忘れて一気読みしてしまった、というのが自分でもびっくりで、いやこれ正直そんな名作じゃないだろ(笑)、と思いつつも、げらげらと笑いながら読みきっちゃったんですよね。

そしてなにより、そうした面白さもさることながら、作品の設定と構造がとんでもなくうまい。ある意味、今の時代のオタクにまとわりつく「負け犬な空気」を見事に捉え、それをこんな萌え系作品に仕立て上げるという手腕がホントにとんでもないとしか言いようがなくて、途中からは作品の面白さよりも前に驚嘆してしまった、というのが正直な感想。

一気読みした挙句に一気にこんなインプレを書いてしまったわけですが、いやはやホントに見事な一作でした。正直、続編が作れる作品構造でもないような気がするのですが(非常にまとまっているので)、久しぶりに凄いメタもの作品を読んだ気がします。や、すごい作品を紹介してもらってありがとでしたよ~^^。

ちなみにこの作品のタイトルはものすごく見事。いや~、すいません、参りました;;;。

というわけで今日はこちらに行ってきた~。

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ええっと、この blog でもたまにコメントを書いてくれる本郷弥生氏の結婚式にグルメ会メンバでぞろぞろと出席~。本来、友人であれば二次会からの参加となるところを一次会の結婚式からお招きいただいて、お昼頃から 2 部に渡って参加させてもらったという次第。……なのですが。

いや~、すごかったwww。
や、いろんな意味で(笑)。

実は彼の結婚が決まった頃に一度みんなで食事会をしたことがあったので、新婦さんとは面識があったのですが、奥さんはといえばものすごいヲタク、というかものすごく腐女子(← ※ 一応書いておきますが、本郷氏談です(笑))。もともと新郎の本郷氏はアニメ関係のサークルに入っていて、二人の最初の出会いが大学時代のサークルだという話なわけですから、文字通りリアルげんしけん(身もフタもない;)。新郎である本郷氏も長いこと女っ気のない素敵ヲタクライフを送っていたので、大学のサークル関連でも結婚の報告を受けたときには脳内結婚疑惑が出たぐらいだとか^^。

まあ、グルメ会などで定点観測している我々からするといろんな意味で「まあやっぱりね」みたいな流れはあったのですが(服装、話題、お店、空いてる日などすべての物事が一つの事象に向かっている(笑))、とはいえ実際最初に奥さん(当時は彼女さん)にお会いさせてもらったときには、想像していたよりも遥かにヲタの血の濃い方(褒)だったので、いやはや本郷氏もこれまた見事なパートナーを見つけ出したなぁと感心してしまったり。

グルメ会のメンバはもともと 5 人で、昨年から今年にかけてバタバタと結婚が決まって今回が 3 組目。以前から私が提唱している

若くてまっとうな人から結婚する。

の基本セオリーに従って今回見事に結婚が決まったわけですが、こうして 3 組のカップルを見るといやはやいろんなタイプがいるなぁと思ってしまったり。タイプの違う方と結婚して引出しの種類や数を増やす人もいれば、同好の士と結ばれて引き出しの深さを増す人もいるわけで、本郷氏の場合は後者のタイプ。最後のスピーチではヲタクをやめるつもりはありませんと明言していて思わず笑ってしまいましたが^^、趣味を共有できることは二人が長続きする秘訣の一つ。そして趣味を同じくする二人が二次会に友人を呼べばどうなるかは容易に想像がつくわけで。

なんすかこのヲタクパーティはwww。
ってか参加者の 8 割以上がオタクな上に、異様な男性率の高さはいったい^^。

いや~、新郎と新婦の友人をそれぞれ呼べば、男性・女性がほぼ 1:1 の比率になるのが割と普通。がしかし、アニメのサークル関係の共通の友人を呼べば当然のように男性にやたらと偏るわけで、新婦友人と書かれた席ですら半分以上が男性^^。そしてさらに笑ってしまったのが、

ってかおまいら何の話してやがりますかwww。
というか思いっきりヲタな話題があちこちで展開されまくってるんですけどっ;。っつーかエロゲの話とかやめれww。

いやはや、1 次会は親族を中心とした結婚式だったのでかなり抑え気味だったのですが、2 次会は 8 割以上がヲタクという素晴らしいパーティだったので、複数方面で話が盛り上がりまくるワナ。いやもうみんなどんだけヲタクなんだ、みたいな感じで、私の方も、1 次会からご一緒していた方から 2 次会の最初に渡されたものがこちら。

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ちょwww。

いやなんでも最近話題になってる作品らしいのですが、こんなものを 2 次会で渡してくるとはさすがに超ぶっちゃけすぎるだろう、としか言いようが(笑)。司会者からの二人の紹介も、2 次会の方では超ぶっちゃけモードに変更。コミケの話は出るわ、二人の初デートが実はアニメ映画の鑑賞だったとか、もう大暴露大会に(笑)。

……とまあ、ある意味、堅苦しさのかけらもない結婚式だったのですが、

その堅苦しさのなさこそが二人の絆の証。

だよなぁとしみじみ思ってしまったり。や、私も過去何度かこうした披露宴や二次会に参加させてもらっているわけですが、結婚式は手堅くやるのがデフォルトフォーマット、みたいなところがあって、上司を招待しての堅苦しい無難なスピーチや泣ける演出などなど、決まった手順に沿って進められる側面が結構強い。確かにそれは結婚式の王道ではあるけれども、結婚する当の本人たち二人に似合っているかどうかとなると話は別。

今回の結婚式は、いろんな人たちのアクセスの良さも考慮した場所で開催され、会社関係の上司なども一切呼ばずに親しい親族や友人たちばかりを招いての開催。なので参加する自分も方もものすごく気楽だし、結婚式自体もものすごく柔らかくなっている。肩肘張らずに二人を祝福したくなるような、そんなアットホームさにあふれる結婚式だったんですよね。

いろんな結婚式を見てみて、どんな結婚式にするのかは結局二人の性格をものすごくよく表すなぁと思っているのですが、今回のはまさに二人をそのまま表したようなやわらかな結婚式。旦那さんの方は終始にやけっぱなしだし(笑)、奥さんの方も、ふと気が緩んだとき(?)に見せる笑顔がものすごくやわらかくて素敵だったのですが、そんな二人の暖かい笑顔を分けてもらえるような結婚式でした。

や、素敵な結婚式に招いていただいて、ホントありがとでした~。
これからもずっと末永くお幸せに、そして二人でハッピーヲタライフを満喫してください^^。

というわけで今日はこちらのインプレを一つ。

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えーと、このミス大賞を受賞された海堂 尊さんの2作目、「ナイチンゲールの沈黙」。処女作「チーム・バチスタの栄光」が素晴らしい出来で、そのあとヒット作を連発している、ということは知っていたのですが、2作目以降は文庫本化されていない=とても持ち歩いて読めない、ということもあってしばらく待ってたところ、先日本屋で平積みされているのを発見して購入。でもって実際に読んでみたのですが、

いやこれは処女作に負けず劣らず素晴らしい一冊。
なるほどこれは確かに話題になるのも納得できる、という感じの作品で、前作に引き続いて2日間ほどで上下巻を一気読み。

前回は死亡時画像病理診断(Ai)という技術を鍵としながら、心臓手術チームに起こった謎の連続術中死の原因を明らかにしていくという作品でしたが、本作の舞台は小児科。眼球に発生する癌である網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たちを、前作の主人公である田口がメンタルサポートするという筋書きなのですが、舞台としている小児科の人間模様がとにかく面白い。公私を分けるという建前を掲げて自分への甘えを優先させる小児科医の内山聖美、一方で患児への面倒見もよく、職責範囲を超えるほどの情熱にあふれる看護師 浜田小夜、見事な立ち回りと肝どころの押さえ方で仕事をこなしていく看護師長 猫田麻理といった多彩な取り合わせ。一方で子供たちの配置も実に見事で、網膜芽腫の2人に加えて白血病患者の美少女 杉山由紀を配して、成熟した心を持った少女と、淡い恋心を抱く少年の様を描き出す。

そしてそのストーリーを導くのが、この病院の特別室に入院することになった有名歌手の水落冴子。本作はドキュメンタリー風味でありながらもちょっとしたファンタジー要素も取り入れている。それがこの歌手の持つ「歌を通して人の感情を喚起する」能力。もちろんそれ自体では事件を立証することにはならないのですが、それを手がかりにしながら問題の本質に近寄っていく、という筋書き。

前作もそうでしたが、本作のすごいところはなんといっても、医療現場の問題を適度に普遍化しながらも、優れたエンターテイメント性を持つミステリー作品に仕上げられている、という点。様々な登場人物(総勢 20 人以上)たちがそれぞれのロジックで行動しながらも、いつの間にか紐が解けていくかのように問題解決に向かっていくあたりはとにかく見事で、ストーリー展開にめちゃめちゃ吸引力があるんですよね。しかも単にエンターテイメント性を追及するだけではなくて、ちゃんとそれが社会、あるいは医療現場への提言を含んでいるところが実に素晴らしい。例えばベテラン教授が新米医師に放った以下のセリフなどはとにかく秀逸。

「君は周囲の人間の意見に耳を傾けなさすぎる。
スタッフの声に耳を傾け総合的に判断できる、という資質こそ、医師を医師たらしめている黄金律だ。
医師だって人間だ。決して万能ではない。
だからこそ看護師やその他、多種多様な関係者の手を借りなければ医療はできない。」

なんつーか、取り扱ってる題材だけ見てもいろんな知人にお勧めできそうな一作なのですが^^、まあなにより普通に面白い。小児科の児童ケアの話は素人が首を突っ込める話じゃないので内容についてのコメントは差し控えますが、医療現場で発生する様々な問題や事象の一端を垣間見られるというだけでも非常に興味深い一作なのではないかと思ったり。シリーズものなので、読むのであればまずはチーム・バチスタから、という話になるとは思いますが、どちらもなかなか面白いので興味をそそられた方はぜひ読んでみてください。

今日はひたすら部屋のお片づけ。時間が取れたので、ここ 2 年ほどで積みあがったコミックス類を少し処分。私の住んでる部屋はそんなに広くないので、一定量の「殿堂入り作品棚」を決めていて、そこに入らないものについては捨てる(殿堂入りになった場合には、逆に何かをドロップさせる)というルールにしているのですが、ここ 2 年ほどでは殿堂入りに足る作品がほぼ皆無なのが厳しいところ。最近は作品の数こそ多いものの芯のある作品が非常に少なくなっている(一定のフォーマットにキャラだけあてこんでいるような作品が多い)上に、そこそこ売れると無駄に引き延ばして駄作化する傾向が一層強くなっているのがつらい。まあ、サブカルって数年ごとに、先進的な作家が現れる領域が変わっていくものなので、今はちょうどコミックスが弱い時期ということなのかもしれません。

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# しかしビジネス書とかもぼちぼち読んでるのですが、こっちもいい作品はほとんど皆無ですね。
# 勘違い系みたいな本もあって、アニメやコミックスよりも玉石混合な気がします。

というわけで今日は今週のえころぐをまとめてみたり。えーと、まずは先週書き忘れてたこのネタから。

■ カオス狩り再びw。

そういや先週このネタ書き忘れてたな~、と思ったのですが、最近の Zinnia のマイブームは巫女さんでのカオス狩り。や、Freesia 鯖でもそれなりにカオス狩りはしていたのですが、ブレマスでの無茶狩りと巫女さんでの無茶狩りではかなり違うわけで、Lv98 の巫女さんを連れていろんなところにみんなで遊びに行ってみたり。まずはカオスの代表格、マイマイ夜マップへ。

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マイマイ夜といえばなんといってもワイルドドラゴ狩り。Fre 鯖でもかつてみんなでかなり遊びに行ってたところで、油断するとまわりにいるワイルドドラゴがわらわらと寄ってきて収拾がつかなくなるのが楽しいところ(え?^^)。まあさすがにいきなり無茶するのもなんなので、まずは一匹から。

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……あれ?結構余裕??

ってまあ考えてみれば当たり前で、当時は Lv70~80 台で臨んでいたものの、すでに自分たちは Lv90 台。しかも高 Lv スペルユーザつきとなれば普通に狩れて当然。がしかし、狩れると分かると調子に乗りたくなるのが人間の性というもの。

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……えっとですね。
これえらい楽しいんですけどwwww。

いやー、びっくりするほど安定した狩りに。ソリッドオーラ持ってる人がいたこともあって、3 体ぐらいではびくともしない。一緒に行った回復のドルさんが上手だったこともあって、1 時間とたたずに 30 匹以上を撃破。

# しかし肉があまりにもでかくて CAPA る → エクスプローラ必須、というのは確かになるほど状態。
# 聞いてはいたんですが、このペースで狩る場合には確かに必須ですねー。

がしかし、さすがにモノには限度もあるわけで。

「けっこうキツいとおもうなー^^」
「3体~~~ww」 ← といってるうちに 4 体目も来た;。
「がんばw」
「これは・・・・><」

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すいません。やっぱり無理でした;。幸い全滅は免れてなんとか突破したのですが、

「まじめな話、よく生き残ったと思う(笑」
「ですねwwww」
「ドルさん見事でした。」
「見事ですよね…(感心」
「運がよかったですww」

やー、ドルさんは確かにチームのライフラインなだけに、ドルさんがうまいとめっちゃ助かりますね^^。

そして翌日はクエ品のリンゴを取りに、天まで続く塔の屋上へ行ってきたのですが、すでに先客もいたりしてご一緒することに。

「PTの人数がよければご一緒しませんか?^^」
「直Pしてください!」
「よろしくですー」
「よろしくお願いします~」
「よろろです~。」
「よろしくお願いします^^」
「すごいワテ率w」
「www」

ちなみにこのときの構成は、バウハン99, ドルイド99(カンスト), マリオネスト99, エレメンタラー99(スンスト), バード90, エンチャンター98, ドルイド87, バード89 という構成。実にパーティの半分が回復という構成だったのですが、高火力巫女さん× 2 なのでむしろ回復が充実していることが重要。というわけでみんなで狩り始めたのですが、ぶっちゃけかなりとんでもないことに^^。

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私の方が津波しか覚えてなかったこともあって、もう一人のカンスト巫女さんがラーヴァとラースを中心に攻撃、そして私が津波でかけずりまわり、ドルさんが回復と釣りを兼務。さらにあぶれたやつはニンジンさんと百鬼で撃破していくという構成で、あれよあれよという間に敵をせん滅。

「命がけの暴走です」
「ww」
「やばいこれ楽しいwww このカオスぶりww」
誰叩いてるかいまいちわからないけど^^」
「ライオットがなくてもなんとかなっちゃうものですねー」
「これはみんな疲れます…」
「でもすごい効率ですね;」
「ですね^^;」
「どれくらいなのでしょうねw集まり」

結局 2 時間ほど狩りしたのですが、結果としてはんこんな感じ。(1 キャラあたりの分配数)

禁断の果実 130 個、メダル 8 個、上アメ 8 個、古い紙幣 70 個、あとは細かいのいろいろ。

や、リンゴは 1 クエあたり 2 個消費、古い紙幣は 3 個なので、約 90 クエ分を一気に稼いだ計算に。屋上は PT ドロップするものが多い=人数が多いほうが効率もいいしみんな楽しい、というのがいいところ。また機会があったらみんなで行きたいものです^^。

■ ついに Clo 鯖にも手を出すワナ;。

やめときゃいいのについつい;。

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えと、自分は Freesia 鯖と Zinnia 鯖を中心に狩りしているのですが、先日 Clover 鯖(四葉)のナイトさんが Lv64 に達成。基本的にはゴーレム出して買取→クエ消費だけを繰り返していたので、ぜんぜんゲームとしてはプレイしてなかったのですが、Lv64 ぐらいになるとフシギ団で狩れるようになるので、いよいよちゃんと育成しだすことができるようになるんですよね。とはいえ回復がいないととても狩れないのも事実。どーしようかなぁと思ってたら、きんまさんのドルさんがちょうど Lv64 らしく、ご一緒していただきながら、ついでに 2 キャラ目&3 キャラ目も養殖してみたり~。

「よろしくおねがいしますー」
「あいー。」
「羽要らないですか?」
「はい、なしでOK。む、やはりドルさんがいるとぜんぜん違うw」
「回復要らないのでは?」
「いやなしだと無理でした。あとラウズが結構大きいです。」
「こういう狩り方をしていると、昔に戻った気がしますww」

ええっと、俗にそういうのをですね。
成長していないって言います。orz

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「というわけでありがとでした~。」
「おつかれさまでしたー」
「まあぼちぼちまったり狩ろうかと。Zinniaの育成がもうすぐ終わりですからねぇ。
メリさんのガンナーがLv84まで来たら育成中心での狩りはいったん止めようかと思ってます。」
「ww」
「ラースがあまりにも遠すぎてやる気がうせているワナ;」
「何をおっしゃいますか。言葉ではそういわれても、心の底は別のことを考えておいでなのでしょ?

ちょwww。
ぜんぜん信用されてないですよ自分www。

# すいません今まで狼少年すぎたからですかそーですか。orz

でもまあ実際の話、ラースは正直取る気が失せていたりするのは事実(巫女さん JobLv50 スキル)。理由はいくつかあるのですが、

  • 純粋に遠すぎる。(累積経験値で今までと同じぐらい稼がないと取れない)
  • カンスト巫女さんいわく、ラース取るとつらなくなる(IT やラーヴァの頃が一番楽しかったらしい)
  • おそらく今後の修正で、攻撃力に下方修正が入る。(と推測。)

の 3 つ。Zinnia ではライオ商人を育てるために必死になって育てたのに、いざ使おうと思ったらスキルに修正が入って事実上使い物にならなくなってしまったという泣くに泣けないこともあったので、ラースはもういいや、という感じ。まあ実際、IT でも十二分すきるほど強い、というのもあるんですけどね。

「しかし問題はこのサバどうするか、ですね;残りのキャラ配置を考えないと;」
「そろそろECO卒業なされては? www」
「2アカ目に一人ドルさん作るかなぁ。そして3アカ目は巫女さんかな。」
「あ、だめだこりゃwww」

ちょwww。
いやまーいいんですけどね(笑)。

# まあでもこの鯖はあんまり必死に成長させる気もないので、のんびりクエ消化しながらちょっとずつ育てる予定~。
# というかさすがに無理;。高 Lv PT で遊んでいると、すぐに育成できそうな錯覚に陥ることが多々あるのですが
# 結構危険な廃人的感覚だよなぁ、という気がしなくもなかったり、ですよ;。

Zinnia も概ね育成が終わったので、あとはイベントをぼちぼちこなしていこうかと思っていたり。クエがあるとつい消化したくなるのがよくないところなのですが;、適度に捨てながら進めた方がよいのかも、と最近は思ってたりします。うーん。

というわけで今日も祖母のお見舞いに行ってきたのですが、その帰りに新宿ヨドバシに立ち寄ってこちらをようやっと get ~。

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ええっと、第 4 世代の iPod nano の 16GB 版。私は第 1 世代の iPod nano 4GB 版を持っているのですが、さすがにバッテリがヘタってきていてぼちぼち買い替えようかな、と思っていたところにちょうどこれが来たのでさくっと買い替えてみた次第。第 4 世代の iPod nano の 8GB 版は先週から発売されているのですが、この手のポータブルデバイスはまさに大は小を兼ねるので、多少購入が遅れても大容量版を買うのが基本。なので 1 週間じーっと待ってたわけですが、いやはやなかなか待つのがつらかった;。たかが 1 週間ぐらい待てばいいじゃん、という感じなのですが、今回のはシルエット含めてかなり惹かれたこともあってとにかく発売が待ち遠しかった……^^。

しかしあいかわらず感心させられるのはパッケージングセンスの良さ。コンパクトな透明プラスチックケースの中に、まるで宝石のような感じに本体が収められている。取り外しも非常に面白くて、上下に貼られたシールをはがした上で、プラスチックケースの土台を少しねじって取り出すという仕組み。この辺、購入してから取り出すまでの一連の流れをちゃんとエクスペリエンスデザインしている(ワクワクするような感覚を味わってもらえるように設計している)という印象で、非常に感心させられます。

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付属品も非常にシンプルで、CD-ROM 媒体すらついていない。簡易マニュアルには iTunes をダウンロードしてインストールして使え、ぐらいしか書いてなくて(笑)、シリコンオーディオのデファクトの地位を獲得しているからこそできる技だなぁと思ってしまったり。ケーブルは以前から全く変更されていないので、既存の第 1 世代のケーブルを使いまわすことも可能です。

で、さっそく使ってみたわけですが、

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ふむ、いい映像だ(違ww)。

ってまあこれは冗談ですが、まず目を引くのがなんといっても液晶ディスプレイ。とにかく綺麗、その一言に尽きます。解像度が高いために、映像などもかなり細かいところまで鮮明に見える(いわゆるワンセグなどよりも遥かに綺麗)し、高ビットレートの映像を扱えるので映像自体ふつうに綺麗。またフォントもめっちゃ綺麗。iTouch や iPhone のフォントや UI 設計を iPod にフィードバックしたという印象で、デバイス自体の快適さがかなり向上してますね。

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半面、ダメなところは、第 1 世代に比べると PC 接続時の動作が非常に緩慢。ディスク容量が増えた=メタデータの転送に時間がかかるようになった、ということではないかと推測しているのですが、iTunes 上での操作性がとにかく悪い。

# iTunes って Mac 向けに最適化されてるから遅いとか、そういうことなんですかねぇ?;
# たいしたことはやってないと思うのですが、そのわりにやたらと重たいのが気になるところ。

しかし iPod nano でこれだけ映像系が美しくなり、かつ HDD 容量が大きくなってくると、やはり気になるのは映像配信系。iTunes は音楽配信ですでに結構な成功を収めていますが、これだけ映像系が綺麗になると、今度は映像配信でもデファクト的なデバイスになってくるんじゃないかと思ったり。携帯電話の方もワンセグなどで映像配信系を強化する方向にありますが、iTunes + iPod nano の Podcast ベースの映像配信に比べるとかなり見劣りするのが実際のところ。第 4 世代の nano を起爆剤として一気に映像配信系がブレイクするんじゃないか、という予感を感じさせてくれるものがありました。まだ Podcast の方はあまりいじってないですが、結構使い物になるかも?

もう少しいじりまわして使い込む必要はありそうですが、\24k ぐらいでこれだけ高性能なデバイスが購入できるようになったと考えると、ホントにいい時代になったもんだなぁという気がしますねぇ。

というわけで今日はうまく仕事が狭間になったので、夏休みの残り一日を使ってお休み取得。……といっても結局、家でお仕事関係の blog エントリずっと書いてたので、まあ仕事してたといえば仕事してたわけですが;、夕方からはこちらに行ってきたり~。

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ええっと、ZED の東京トライアウト公演に実家のみんなと一緒に行ってきてみたり^^。

ZED というのは、カナダのサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユが東京ディズニーリゾートでやっているステージショー。もともとシルクはラスベガスなどを中心とした活動をしていて、数年前に実家 4 人でラスベガスに遊びに行ったときに見に行ってきたのですが、それ以来、事あるごとに見に行くようになっていたりします。東京でもこれまで QUIDAM や ALEGRIA、DRALION などを原宿で公演してきたので見に行ってきたのですが、残念ながらこれらはいずれもツアーショー(つまりサーカス用仮設テントで開催されるショー)。そのため、どうしても舞台装置などに限界があったんですよね。で、2005 年に東京ディズニーリゾートの一角にシルク・ドゥ・ソレイユのレジデントショー(常設ステージによるショー)ができるというニュースが飛んで、当時からこの日が来るのを首をなが~くして待ち望んでいたのですが、ついにそれがお目見えした! という次第。

もっとも、正式な ZED の開演は 10/1 で、今回はそのお試し版としての開催。一般にこうしたショーでは、本番公開に先駆けて 1 か月ほど前から実地テストを行って、観客の反応を見ながら舞台構成や演目を変えたりするらしい(なのでお値段も気持ち安くなっていたりする)。今回はチケ取りで出遅れたこともあって家族 4 人の席はバラバラ。まあ、みんなで見るのが目的というよりも全力で楽しむのが目的になってるのでバラバラでもいいよ、という話でチケ取りしてもらったのですが。

これがとんでもない神席www。
ってか 2 列目ほぼ中央ど真ん中じゃないですか;;。

いやもう思いっきりかぶりつきモードで食い入るように見てしまったのですが、肝心のステージそのものはどうだったのかというと。

ハイロープ(綱渡り)がとにかく神すぎる。
というかアーティストの渾身の演技に思わず泣きそうに。よもや演目でここまで感動させられるとは……。

いやもうとにかくこれは興味があるなら是が非でも見て欲しい、としか言いようがないのですが、とりあえずざくっとまとめてみたり。ちなみにかなりネタバレ入っているので、見に行くつもりがあるのであれば極力読まずに行くことをお勧めします

■ バックストーリー

ざくっとまとめてみると、こんな感じ。

天と地の狭間で宙釣りになっている謎に満ちた世界をさまよう、主人公 Zed。彼はこの世界で、偉大なる女神やシャーマン、スフィンクスといった躍動感に満ちた様々なキャラクターたちに遭遇する。全身白の衣装を身にまとった、ピエロにも似たこの主人公は、様々な事物に興味を持ち、様々な経験を重ねて成長していく。そして彼の成長と同時に、彼が生きた天と地という二つの世界が、Zed を通じて再び一つに結ばれていく。

ちなみに物語の主人公 Zed は、作品内での観客。つまり観客が物語に吸い込まれて、そこで不思議な物語を体験する、というのが基本的なストーリーラインになっています。

ZED はシルク・ドゥ・ソレイユのステージショーの中でもストーリー性の強い作品と言われていますが、実際に物語が語られるというわけでもないし、セリフも歌詞も全部想像上の言葉なので、あくまでもイメージとしてそれらが伝えられていくという形になってます。(が、そんなにはっきりとストーリーが前面に押し出されているわけではないので、アクロバットサーカスがバックストーリーにより綺麗に演出されている、と割り切って見た方が楽しめるかもしれません。)

■ ステージセット

銅と真鍮でできたアストロラーベ(天体観測儀)を中心に据えたステージ構成なのですが、これがとんでもなく素晴らしい。大きな仕掛けとしては、中盤のハイロープ(綱渡り)と最後のフライングトラピス(空中ブランコ)の 2 つが仕込まれていますが、常設ステージとして見た場合はどちらも割と地味。素晴らしかったのはこのステージセットの使い方。天球の内側にいるかのような錯覚を覚えさせるステージセットは、時として宇宙となり、時として閉鎖空間となり、時として空になる。

加えて素晴らしかったのが、ステージ内に流れている BGM。入場時間になり、入口の賑やかな喧噪を離れてステージ内に入ると、世界が一転。まるでこれから生まれる世界を待ちわびる、胎動する球体の中にいるような錯覚を覚えるような感じになっていて、ショーの開始前から「飲み込まれる」。(惜しむらくは間にある休憩時間で、この時間帯に外に出ちゃうと思いっきり現実に引き戻された感があって激しく悲しい;。)

最初に見たときには、いわゆる "O" のような常設ステージならではのハデさがない(割と地味なデザイン)だと思ったのですが、ショーが進むにつれて全く印象が変わってきて、このショーではこのステージセットしかない!と思わせてくれるようなものになっていました。いやはや素晴らしい。

■ 演目

書き出してみると、たぶん全部で 11 演目。まだこなれていないものもあって、出来不出来のバラつきや演技ミスなども結構ありました。ざくっとメモ書きがてら書き出してみたり。

① バンジー

中央に宙づりの歌姫を配しつつ、周囲を 4 人のアーティストたちが空中ブランコによる演技で彩を添える、というものなのですが、とにかく空中ブランコが美しい。空中ブランコにバンジーロープを取り付けて、ブランコから飛び降りてバンジーするという演出で、観客席までせり出てきたり、あるいはまるで空中を泳いでいるような演技を見せてくれました。まるで泳ぐ人魚かのような動きに思いっきり見入ってしまったり。

② ラッソ(投げ縄ループ)

中国系アーティストたちによるちょっと面白い演技で、投げ縄でループを作り、これをリボンのようにくるくると回し、そのループをくぐったりしていくというもの。大人数で舞台を縦横無尽に使って、自分でくぐったり、他のアーティストがバック転をしながらループをくぐり抜けていったりする、という演出はダイナミックで爽快感がありました。(これは何回かミスがありましたね)

③ ポール&トランポリン

ステージに、正方形型に 4 本のポールを立てるとともにその中央にトランポリンを配し、トランポリンで跳ねながら 4 本のポールを縦横無尽に駆け巡る、という演目。ポールだけ使った演目であれば目新しさはないですが、トランポリンをうまく使って 4 人のアーティストが入れ替わり立ち替わり動き回るという構成。ただ、パフォーマンスとしては割と地味な印象で、もうひとひねりあるとよかったかなー、という感じ。

④ エアリアルシルク

シルクの定番演目で、空中からつりさげられた布に自分の体を巻きつけて、空を飛ぶような演技をするというもの。目新しさに欠けるのと、動き自体にしなやかさがない感じがして、個人的にはちょっとイマイチでした。

⑤ ハイワイヤー(綱渡り)

今回の ZED での最大最強の神演目。かなりの高さに張られたロープの上で、男性 2 人と女性 1 人が演じるのですが、カレイドスターさながらの驚愕の演技のほぼすべてを命綱なしで演じきるという偉業にはとにかく開いた口が塞がりません。これはとにかくモノを見て驚愕して欲しいので一応反転しておきます。

ロープの上で障害物を避けながら歩くばかりか、ロープの上に寝転がった別の演者の上を歩いてみせたりジャンプして飛び越えて見せたり。さらにはロープの上で高速なわとびをやってみせるなど、人間離れしたとてつもない演技の数々に、文字通り言葉を失ってしまったり。今まで数々のシルクの演技を見てきた自分ですが、正直これはありえないとしか言いようがなくて、最後には綱の上でバック転を決めてみせる(このときだけは命綱つけてました)など、人間離れした技の数々をテンポよく見せつけてくれたのは本当にびっくり。感動を超える感動を次々と見せてくれた感があって、まさに心を揺さぶられる素晴らしい演技でした。この演技を見るためだけに ZED を見に行ってもいい、と思わせてくれるに足る演目だったと思います。

⑥ ジャグリング

ステージ上にかなりの人数の演者が現れて、縦横無尽にバトンを投げ合い、後半は照明をやや落として炎のついたバトンを投げ合うという魅せる演目に。この手のステージショーでは定番の演目ではありますが、かなりの人数のプレイヤーがミスひとつなくとんでもないスピード感じでバトンを投げ合う様はやはり魅せられるものがありますね。ちなみにこの後で 30 分間の休憩。

⑦ バンキン(組体操)

ロシアチームによる組体操。演技自体は凄いのですが、割と動きもゆっくりになるので演技としては地味。ただ、最後の 4 段の直立ピラミッドは一見の価値あり。

⑧ エアリアルストラップ(二人組空中ロープ)

天と地を模した二人の女性が二本のロープを使って空中を美しく舞う、という演目。主人公 Zed との絡みもあるストーリー性ある演目でしたが、アクロバティックな演技としてはちょっと地味。割とまったり見ていられる感じの演目ですね。

⑨ バトントワリング

バトントワリング世界選手権・男子個人シニア部門で前人未到の 11 年連続優勝を果たした稲垣正司さんによるバトン・トワリングの演目。今回の ZED 唯一の日本人出演者で、短いながらもソロの演目になってました。3 本のバトンを高速に回転させまくるというもので、ジャグリング顔負けのバトントワリングは見事。残念ながら途中でミスっちゃったのが惜しかったのですが、ぜひこれからもがんばってほしいところです。

⑩ ハンドトゥハンド

シルクの定番演目の一つにハンドバランスと呼ばれるものがあるのですが(手だけでバランスを取って、とても人間とは思えないような姿勢を取りながら安定させるというもの)、これはその二人版。ステージ上で待ち構える筋肉系の男性のもとへ女性が空からゆっくりと降りてきて、手と手を取り合って、二人ひと組となって様々な形でバランスを取る、というもの。中でも凄かったのが、男性が右腕一本で女性を胸の高さあたりに釣りながら、女性が完全に水平を取るというもので、いったいこの人どれだけ筋力あるんだろう、と思わずにはいられなかったです。ストーリー演出的にも見栄えがよく、二人の手がつながる瞬間の照明効果などはなかなかよかったです。

⑪ フライングトラピス(空中ブランコ)

中央天井に取り付けられた装置を展開して作られる空中ブランコの演技。前後 2 チームに分かれて空中ブランコのショーが繰り広げられるのですが、ラストを飾るダイナミックな演目としてはちょっと残念な出来;。ひとつひとつのトラピスの演技は素晴らしいのですが、とにかくテンポが悪く、ひとつひとつの演技に時間がかかってしまって感動がどんどん冷めていく。大人数がセット上に登っているのにそれをほとんど生かせていないような印象がありました。後半は観客による手拍子つきで結構盛り上がってきたのですが、そこにうまく誘導しきれなかった感があって、本公演までにどのように fix してくるのか興味深いところ。

総じて言えば、前半戦によい演目が集中していて(ハイワイヤー、ラッソ、ジャグリングが今回の 3 大見どころ)、後半戦は(演出面はともかく演技としては)割と地味に収束した感がありました。前半戦の盛り上がりに比べると、という印象がありましたが、それを差し引いても感動させてくれたのが...

■ クラウンによるオープニングとエンディング

これでしょうね。今回の ZED でとにかくよかったのはショーの in と out の部分。強烈なネタバレになりますのでこれも反転しておきますが、ZED という本に吸い込まれ、そこで不思議な体験をして現実世界に戻ってくる、という物語は極めてベタだけど非常にわかりやすいし、加えてとにかく演出が素晴らしくて引き込まれるものがあるんですよね。「あっ」と思わせるあのオープニングといい、ステージの締めくくり方といい、とにかく物語を感じさせてくれる演出がよかったです。

■ まとめてみると。

というわけでいろいろと思いつくままに書きだしてみたのですが、総じて言えば

素晴らしすぎる。
いやもうその一言に尽きるか、と。

実は私はラスベガスの "O" のことをよく覚えていないということもあるのですが(なにしろ最初にわけも分からず見たショーなので;)、ZED はこれまで見てきた QUIDAM、ALEGRIA、DRALION などを圧倒するような素晴らしい出来で、自分的にはシルクの No.1 ショー、そしてまたもう一度見に行きたい、と思わせてくれるステージだったんですよ。それは個々の演目やストーリー構成などの素晴らしさもあるし、あるいは常設ステージショーならではのきちんとしたセットの凄さというのもある。……のですが、それ以上に大きかったのは、ステージ構成や演出が日本人の肌感覚にとてつもなくマッチしている、という点。今回のステージには、様々なところに日本や東洋文化を思わせる演出や美術が盛り込まれているのですが、それらがいわゆる「西洋人が考える(間違った)日本のイメージ」ではなく、「日本人が考える日本のイメージ」に近いものになってるんですよね。そしてそうした肌感覚の近さもあってか、ステージを見ていると、とにかく染み入ってくるような感動があるんですよ。

ステージショーが終了したあと、思わず客席全体が立ちあがってスタンディングオベーションになったのですが、これだけの内容とあればそうしたくなるのも無理はない。過去に開催されたツアーショーではこうしたスタンディングオベーションを見たことがなかったのですが、自然と立ち上がって拍手を送りたくなる、そういうステージだったと思います。

今回はステージに近かったのでとにかく迫力はあったものの、一方でステージ全体の様子が分からなかったというのもあるので、今度はレギュラー席などの後ろの席で見てみたいと思ったり。いずれにしてもまた見に行きたい、と思わせてくれるに足る見事なステージでした。いや~、素晴らしかったです。

# ちなみに帰りがけに父親に車回してもらって西友に立ち寄ったのは秘密だw。
# ってか thx でしたよ~。とりあえず週末の食糧は確保しましたよ、ええ^^。

というわけで今日もまったり会社でお仕事してたらでじくま氏からメールが着弾。

乙です。ゆかりちゃん祭りのチケットですが
12日(愛知・抽選)1枚
13日(京都・無風)1枚
25日(東京・抽選)2枚
26日(東京・抽選)0枚
でした。先生の方はいかがでしょうか?

ってか知らんですよ;;。
というか今日着弾してるのかー、と初めて知るワナ。で、おうちに帰ってみたところ。

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おー、確かに着弾してる。でもって見てみたわけですが、25 日落選、26 日 2 枚当選。ということでうまくでじくま氏と share できる、という結果に。いやはや無事に済んでよかったです。

しかし私は普段の落選通知の仕組みをよく知らないのですが、チケット発送前にわざわざハガキだけ送ってくるというのも結構面倒なオペレーションだなぁと思ってしまったり。や、チケットと返金為替を先に送付しちゃった方が安上がりなんじゃ?と思うのですが、一般販売前にはチケットを流通させないことでダフ屋の防止につなげてるとか、そういう理由なのかな?と思ったり。ホントの理由はよくわかりませんが><。

でも 2 日とも当選したけどさすがに連日行く気は微妙に起こらず;。けろっちゃ氏とか本郷氏とか、どっちか 1 日行きませんかねー? とか振ってみるテスト(笑)。当たらないのも困りますが、当たるのも微妙に困りますねぇ……。(ぉぃこら;)

というわけで今日はこちらのインプレを一つ~。

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コミケで get した眠杜文庫さんの新刊、angel piece。眠杜文庫さんといえば個人的にはプーの一族が大好きな作品なのですが、いやはやこちらの作品もなかなかに素晴らしかったり。

子供がほとんどいない、田舎の農村で大切に育てられてきた主人公のユーファ。不作続きで食べるのにも困るようになってきた村に迷惑をかけまいと、一人、遠路はるばる大陸一の歓楽街であるリトル・ヘヴンにやってきたものの、そこで待っていたのはホームレスな生活。メシのためなら夜の街に身も心も捧げる覚悟で出てきたものの、小娘ではそんな仕事すら見つけることができず、さらには起こしたトラブルで蒼兎とかいう通り名まで付けられて、まさにどこに行っても門前払い。けれども、そんな彼女にとびきり美味しい儲け話が舞い込んできて……といった感じのストーリーライン。

実は眠杜文庫さんのプーの一族は、とにもかくにも甘ったるい話ばかりで、ある意味、黒い部分のない清廉潔癖な物語みたいな側面が強かったのですが、こちらの angel piece の方は歓楽街を舞台にしていることもあって、ちゃんと世界の影の部分をうまく描いている。そしてその影の世界があるが故に、そこに生きるキャラクターたちがものすごく輝いて見える、という面白い構図になっていて、いやはやこれは秀作だなぁと思わずにはいられなかったり。

プーの一族同様、こちらも割と万人におすすめできる一作なので、興味のある方はぜひ^^。

や、思いっきりジャンクな話題ですがw。

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えと、最近吉野家で出されるようになった牛焼肉定食。先日、仕事の隙間で食事しなくちゃいけなくてさくっと吉野家に入ってこれを注文してみたのですが、いやちょっとびっくり。というかですね。

クォリティ高www。
これ普通に美味いんですが、状態。

まあ確かに吉野家って割とどれも比較的クォリティ高い(C/P が高いという意味)のですが、それにしてもこの値段でこの味というのはちょっとびっくり。カルビ肉が普通に美味しいし、キャベツにマヨネーズかけてカルビ肉と合成するとさらにめちゃうま(笑)。あなどりがたし吉野家、としか言いようが。

# というか思わずリピーターになっているのは秘密だw。

最近だと、フクラ家という定食屋さんも C/P の高さに結構びっくりしたのですが、なんかこの値段でこの内容がさくっと食べられるんなら、少なくともコンビニ使う気はなくなるなぁ、という印象。まあせめて料理ぐらい自炊しろという話もあるのですが;、ECO で忙しいときはこういうお店も結構重宝しますね。

というわけで昨日は ECO の話じゃなかったですが;、ECO の話を書く気がないわけではさらさらないわけでw。そんなわけでここ最近の ECO 話をぼちぼち~(ちなみに以前の ECO ろぐはこちら)。

■ さらなる高みへ。

や~、先日 Zinnia 鯖でブースト get して廃人の仲間入り~、とか書いたわけですが。

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……ええっと。
ついに Freesia サーバでも get ですよ~~www。

や、さすがに Zinnia 以外で取れることはないだろう、と自分では思っていたのですが、先日 get した機械時代のヘアカタログをダメ元で 95M で売りに出しておいたら(ちなみにトレード目的だったのですが)、翌日まさかの売り切れ。さすがにこれにはびっくりしたのですが(相場はだいたい 60~80M ぐらいだと思ってたので)、もう一つ大きかったのが Freesia サーバのブーストの相場が一時的に下落していたこと。既存 3 サーバ(Lupinus, Clover, Freesia)の中では Freesia は比較的ブーストの相場が安いのですが(例えば Clo 鯖だと現在で 220M ぐらいですが Freesia なら 140M ぐらい)、それがたまたま 120M ぐらいに落ちていたので、手持ちの全財産を投げ出す覚悟でブースト購入

# っつーか、おかげで思いっきりすっからかんですよ...
# これからどうやって生きていけばいいんでしょうか;。(苦笑)

でも Freesia はキャラごとに種族が違うので転用しづらいのが難点。まあ、メインのこの子中心で使えばいいかなー、とは思ってるんですが^^。

■ どみ界はじめました。

ところで上のキャラ、実は先月、ジョイントジョブである庭師も含めてカンストしたので、エミル界での職についてはオールカンストを果たすことに成功。すでにカンストしていたフレさんいわく、カンストするとやることなくなるよとは言われてたのですが、実際確かにカンストするとクエストをクリアする必要もなくなるし、確かにやることなくなるなぁ……と思っていたのですが。

そうだ、ドミニオン界があるじゃないか。
(おいこら落ち付け自分;)

いや、メインとなるエミル界はすでにカンストしているものの、基本的に時空転送された先の世界であるドミニオン界ではレベルがすべて別扱い。つまりそちらの世界はそちらの世界で育成する必要があるのですが(一応レベルアップはしやすくなっている^^)、そうはいっても今さら低レベルキャラの育成というのはめんどいところ。がしかし、低レベルキャラだとクエストこなすだけでさくさくレベルアップするので、ドミ界の方で余ったクエをこなせばよいことに気づくワナ。でもって、行ってみました。

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ちなみに左を走っているのはチャンプと呼ばれる人で、ドミ界で対人戦闘(PvP)をこなして上位にランキングされた人。この人はチャンプスキルと呼ばれる特殊スキルを使うことができるようになるのですが、ドミ界はデスペナルティ(自分が死んでしまうと経験値が 10% ほど差し引かれるペナルティ)があるのでおいそれと PvP できないんですよねぇ;。まずはまったり育成するよん~、というわけで育成ちう。少しずつ使えるスキルも増えてきてなかなか楽しくなってきたり~w。ようやく洋服もほとんどエミル界の見かけと変わらなくなってきましたよ、ええ^^。ついでに BaseLv も 25 になったのでドミニオンドラゴンと戦ってリザーブスキルも入手~。

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ウェストフォートも今までと雰囲気の違う街なのですが、SS がなかなかにかっこいい(というか非常に映える)ですね。

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でもって、本番はこちらですよ、こちらっ。

■ ドミニオン界都市攻防戦

というわけでついに SAGA8 最大のアップデート、ドミニオン界の都市攻防戦がついにスタート。といってもまだテストなので本番ではないのですが、なんとか頑張って参加してきてみたり~。

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っておいおいいったい何人集まってるんだ、状態(ちなみに上の SS に映ってるのはたぶん全体の 1/5 ぐらい?)。初回テストは 9/10(水)、つまり平日の夜というスケジュールだったにもかかわらずとてつもない人数の人たちが参加。たぶん Freesia サーバで数百人規模(場合によっては 500 人とかかも)で参加していたんじゃないかと思うのですが、見渡す限りの人・人・人。ってかみんな暇人…… テスト開始が若干遅れたことも幸いしてかなりの人数が参加できたようなのです。が。

これがとんでもなく面白いww。
いやこれは素晴らしい出来じゃないですか。

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やることは、都市(ウェストフォート)に湧いて出てくるモンスターたちから、上の SS の中央部にあるようなシンボル(町の中に 7 つある)を守り切る、というものなのですが、なによりみんなで一致団結して迫ってくるモンスターたちと戦うという趣向がとにかく楽しい。特に湧いてくる敵の傾向がシンボルごとに違っている上に、どのキャラもそれなりに弱い(ドミ界はみんな弱い(笑))ので、協力しないととてもじゃないけど戦えないんですね。まあみんなリザーブしてる JobLv50 のスキルをぶっ放しまくるので、シンボル近辺はとてつもなく重たくなるのですけど;。

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# なので自分はちょっと離れた場所であぶれた敵を個別撃破^^。
# 意外に沸きが多いのでそういう戦い方も結構必要~。

とはいえ、一歩間違うとそれはもう何人倒れてるんだか、状態に;。後半になると DEM が大量に沸きまくって文字通りシンボル周辺は袋叩きにされる上に、リザレクションできる人が限られているのでなかなか大変~。

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まあ初回テストということもあって、どこのサーバも防衛には成功していたみたいですが、いやはやこれは面白い。PvP システムの導入に関しては ECO 運営チームがかなりの大失敗をした感がありましたが、最終的に実装された都市攻防戦を実際にプレイしてみるとびっくりするほど面白くて、いやはやこれはいい方向に転んだな、という印象。デスペナルティがもう少し軽減されるとかなり楽しく遊べそうですが(というか重たすぎて訳も分からずやられてることがあると泣きそうになるワナ;)、この辺は調整予定もあるようなので、来週の本番稼動を楽しみにしたいところですね。

そして最後の話題はこちら~。

■ 飛空庭コンテスト ~ Master of Gardener ~

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ええっと、4 サーバ合同開催のユーザ主導企画、Master of Gardener、通称 MoG。ECO の楽しみのひとつである飛空庭をいかに見事に飾るかを競うコンテストで、9/13(土)の Freesia サーバでの開催を皮切りに、9/14(日) Clover 鯖、9/21(日) Zinnia、9/22(月) Lupinus というスケジュールで開催され、最後は各サーバから選出された 5 台の飛空庭に対して Web 投票で雌雄を決する、というとてつもない企画。毎回、出店されている庭がとんでもなく素晴らしいので、まずは 都市攻防戦終了後にそのままの足でモーグに向かってみたり。

お庭のスナップショットはそのうち MoG のサイトで公開されると思うのでここには貼りませんが、度肝を抜かれるような庭もいくつか。Freesia サーバの方もすごかったのですが、それを上回っていたのが Clover サーバの庭の数々。もちろん庭自体が凝っているということもそうなのですが、とにかく演出が凄い。例えば家を設置したり外したりして庭自体を 2 通りに見せたり、さらにはそこにストーリー性を織り込んで物語仕立てにしていたり。あるいは空中庭園の形式にしながら、上から覗き込むとクローバーの形になっていたりするのは凄いとしか言いようが。というかぶっちゃけどんだけお金かかってるんだと言いたくなるような庭の数々。人口が多いこともあってか庭の数自体も多かったのですが、いやはやとにかく凄かった……。

# ちなみに自分が Clo 鯖で投票した「タイムスリップ」の庭は得票がぜんぜん集まってなくて、
# こんなにいい庭が落選なのかーー?!と思ってたんですが、最後に主催者特別選考枠
# 見事に特別選出。あれはかなり嬉しかったですねぇ。自分のことのように喜んでしまった^^。

来週以降もまだ庭コンテストは続くみたいなので、また遊びにいってみたいところです^^。

というわけで貯め込んだ ECO ネタもだいたいこれで一掃?^^ いやはや、なかなか話題の尽きないゲームですよ、ええ。

って、今ちょうど F1 見てたのですが、なにげに超大乱戦じゃないですか^^。以下ネタバレで。

おおお、トロロッソ & ベッテル、まさかの初優勝で超びっくり^^。史上最年少優勝というのも凄いですが、トップを快走しながら最後までスロットルを緩めなかったその心意気や良し。チーム初優勝ということだけでも大きな話題なのに最年少というおまけまでついて、いやはや盛り上がりました。雨のレースはこういう予想しえない波乱が起こるものですが、(最近見てなくて)たまたま見たらこんなに面白いレースとは^^。いや~、楽しかったです。

ところで私は全然知らなかったのですが、次回のシンガポールGP ってナイトレースなんですか。ちょっとみてみようかしらん~^^。

というわけで移行先のこちらのサイトでの一発目のエントリはこちら~。

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ECO のエントリだと思った方、残念でしたw。

ええっと、これ、OXO と呼ばれる会社が作っている特殊な計量カップ、アングルドメジャーカップ。ユニバーサルデザイン(できるだけたくさんの人が使いやすいもの)の考え方のもとで製品を設計・製造している会社さんで、この軽量カップもその中の一つ。これ、計量目盛が斜めについているので、横から覗きこまなくても計量できるというシロモノ。以前から欲しいと思ってたのですが、先日ハンズに立ち寄った際に取り扱われてたのでさくっと購入。

でもって、使ってみました。

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ほほー、なるほど確かにこれは使いやすい^^、という感じ。この計量カップの面白いところは、逆三角形型(▽)に近い形をしていて、少ない量の液体を測りやすくしているという点。10~100ml までは 10ml 単位ですが、逆に 100~200ml は 50ml 刻みになっているという非常に割り切られた設計なのですが、そうであるが故に確かに使いやすい。なるほどこれは考えたなぁ、という印象。

もっともお値段に見合うかと言われると微妙なところもあって、この計量カップの定価は 1,050 円。グッドデザイン賞も取っているとはいえ、普通の計量カップが数百円であることを考えると別にいいんじゃね? という考え方も(苦笑)。まあ計量カップなんて一度買えばそれで済むものなので、まだ持ってないのであればお勧めできますけど、敢えて買い直すほどのものかどうかは^^。

とはいえ、こういうアイディアグッズは見ていて楽しいですね~。……って感覚が主婦だよ、おい;。orz

というわけでようやく新しい blog サイトの方に移行。いやはや、予想はしていたけどきっちり一日仕事になっちゃいましたよ;。新しいこのサイトは Movable Type 4 で構築しているのですが、前のサイトの表示に合わせたスタイルシートの作成とヴィジェットのカスタマイズでかなり苦戦。スタイルシートはもともとかなり苦手なのですが、他人の作ったスタイルに合わせてスタイルシートを定義するというのはやはり予想以上の手間。Movable Type を扱うのは初めてなので、このシステムの構造を理解するところからえらい苦労しちゃいましたよ;。

まだいろいろ慣れてなくて、現在は Live Writer で全角スペースを入力できないというトラブルに遭遇;。慣れるまではしばらくかかりそうですが、だいたい以前のサイトとほぼ同じ機能が使えると思うので、適当に遊んでみていただけると嬉しいかも、です。

ではでは、これからも Pastel Gamers をよろしくです~^^。

2014年9月

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