さて今日は昨日のえころぐの続きを。まあ正直、よくこのゲームをこんだけやってて飽きないね、とはよくでじくま氏などにツッ込まれるのですが、実際のところ、
狩りだけしかしてないと行き詰る。
というのはあります。MMO をプレイする際に、いわゆるオフラインゲーム的な遊び方、たとえばひたすら敵を倒すとかレベルを上げるとかお金を稼ぐとか、そういう遊び方をしていると、多分そのうち飽きてくる、と思うんですよね。実際、私も Fre 鯖と Zinnia 鯖のどちらにもカンストキャラがいて、レベル上げという意味ではもう残すところ Clo 鯖のみ。Fre, Zinnia のキャラを使えば ECO で行けないところも倒せない敵も全くいないのですが、にもかかわらずなぜ ECO を続けているのかといえば。
こういうのがあるから、なんですよねww。
というわけで、今日はユーザイベントなお話~。
■ SHOW DE SHOW!
10/18 のときに、心ない RMT 業者のおかげでぶち壊しになってしまった ECO の演劇ショー "SHOW DE SHOW!"。あのときはホントにどうなることかと思いましたが、先日 11/2 に場所を変えて実施されることに。その場所は、ノーザリンをはるか彼方北にあがったアイシー島。なるほどこれは考えたなぁと思ったのですが、RMT 業者のような人が安易に来られる場所ではなく、入場にも特殊なレアアイテムが必要、しかも周りに余計な人はいないし、雰囲気もいい。問題なのは事前の告知と他鯖からの来訪者(=低 Lv の人たち)の搬送、そして入場アイテムの収集。……なのですが、そこは MMO のすごいところ。賛同協力者がたくさん出てくれて、レアアイテムも大量に集まるわ、飛空庭による送迎は行われるわ、さらには回りの敵も片付けてくれる護衛までつくわといたれり尽くせり。運営側も RMT 業者に対する取り締まりを厳しくしているようで、余計な部外者の侵入もなく演劇は滞りなく進行……したのですが。
これがとんでもないほどのハイレベルクォリティ。
っつーかホントにすごすぎるとしか言いようが^^。
そもそも ECO で演劇ってどういうこと?と思われる方もいるでしょうが、要するに、ECO のシステムが持っているモーションジェスチャー機能やスキルによるエフェクトなどを駆使して演劇をやろう、というもの。例えばちびちびスクロールを使えば小型化できるし、インビジブルを使えば姿をぱっと消すことができる。あるいは新体操のリボンを使って踊り続けたりすることも^^。
前回の 10/18 のときに、最初のチームの演劇「赤い靴」を見て度肝を抜かれたのですが、今回もまた素晴らしい演技が次々と繰り出されることに。
2 チーム目の㈱その日暮らし演劇部さん。かぼらじでおなじみのヘルベチカさんが参加している RING ㈱その日暮らしの方々による演劇でしたが、とにかく二人のメイドさんの演技が最高。特にこの /orz モーションを、笑いをこらえる姿に見立てたのにはびっくり。
そして最後は客席に仕込んでおいたサクラがぱっと出てきてツッコミを入れる、というアイディアにも仰天。いやはやどんだけアイディア豊富なんですか、状態に^^。おみごとっ。
# ちなみに 2 組目の㈱その日暮らし演劇部さんは、しゃまえこさんのこちらのエントリに
# 制作秘話がアップされてます。かなり泣かせてくれるエントリなので必見ですよ~。
4 組目の劇団ドナルドキノコさんもこれまた細かいところに凝った演劇。とにかく感心するのはアイテムやスキルの使い方で、ホントにみんな熟知してるなぁと感心。
ちなみに演目は白雪姫だったのですが、
自ら服毒ってどうよwww。
いやー、まさに身を呈した演劇としかっ^^。
そして都合 4 チームによる演劇コンテストを制したのは、なんとなんと、劇団ソロリストさんによる演目「石のスープ」。
ソロリストの名の通り、なんと演じたのはサフィールさんたった一人。けれどもあっちへ行ったりこっちへ行ったりしつつ、いくつかのシンプルなアイテムを使って物語を紡いでいくその様に、食い入るように見入ってしまったり。
そしてお一人での演技を最後まで見終えたわけですが。
いや~、これはホントに素晴らしかった^^。
っつーかこれには真面目にちょっと感動しちゃったじゃないですか。
これ、物語のチョイス自体が非常によくて、Sopa de pedra というポルトガル料理の由来となった民話をベースにしたお話。たぶん、原典となるお話を暖かい物語にリメイクしているんだと思うのですが、これがとんでもなくハートフルに仕上がっていて、聞き終わった後、ホントに暖かい気持ちにさせてくれたんですよね。(後日談というか制作秘話をご本人が blog に書かれてますが、やはり原典をリメイクなさっていた様子。)
もちろん、かかっている手間や人数という意味では他のチームの方がよっぽど大変だったとは思うのですが、さらに感動させられたのが、優勝が決まったあとのサフィールさんのコメント。
「それでは発表させていただきます。
第一回演劇コンクール「SHOW DE SHOW!」
金賞は・・・52票獲得いたしました
劇団「ソロリスト」さんです!」
「おめでとうございます! 前にどうぞー!」
「だんちょうさんどうですか今のお気持ちは!」
「あ、あの本当ですか?」
「いやまじです」
「いやあの、うちだけはないと思ってたんでもの凄くびっくりしてます。
今回一人でやったのは、別に友達いないからってだけじゃなくて
一人でも演劇はできる!ってことを見せたかったんです。
一人でできるなら、二人でも三人でもできるんですよ。
だから皆さんにも、ここにいる全員演劇できるんですよ!
それが言いたかったんですよ。ああでも、まさか金賞とはー。
えー、あーでもどうしよう、ああ、とにかく、ありがとうございました~!!」
ちょっとうるっときた(涙目)。
というか、この話を聞けたことが今回の演劇の一番の自分的収穫だった気すらしてきたり。
普通に考えれば複数人でやるのが大前提の演劇なのに、それを敢えて一人で挑戦しようとする勇気と心意気、素晴らしい物語のチョイスとリメイク、そして見事な演技。みんなの気持ちを暖かくさせてくれるという魔法を見せてくれたサフィールさんにはとにかく脱帽。そして他の 3 チームのみなさんにも全力でエールと拍手を。いやはや、ホント素晴らしい演劇でした^^。
■ Zinnia Collection 2008 Autumn
そして月曜日の深夜は Zinnia Collection (略称ジニコレ)に参加~。
こちらのイベントは、Zinnia のトンカで行われたファッションショー。秋にふさわしいコーディネートをしてみんなにお披露目して人気投票を行おう、というものなのですが、これがまたみんなとんでもなくすごいw。一番手の参加者からしていきなり面白すぎるワナ。
「トップをつてめさせていtだきます!!
緊張でかみますがかんべんしてください!! ← これはワザとなのかそうでなかったのか(笑)。
前回のジニコレではうちの常務が出場させていただき案した!!
今回はっ専務でてこいと社長命令がくだりまして、給料半額にされると脅されたのででるっとになりました。」
「で、テーマですが。
秋です!秋といえば!!」
「きのこです!! なので正々堂々ときのこです!!!」
と、そこに横からすっと出てくる社長さん。
「あのね^^。」
「な め て ん の か な !?
前回常務はがんばったよ!?
上司の君はそれでいいの!?」
っていきなり大爆笑なんですがwww。
いやもう腹抱えて笑っちゃったんですけど状態(笑)。
がしかし、凄かったのはここから。ネタで終わるのかと思いきや、ホネホネマネオネットにいったん変身して……
そこから見事に魔法少女に大変身!
ってかすごすぎるwww。なるほど実はこれはそのあとの参加者を見ていてわかったのですが、マリオネット化している最中に衣装替えして出てくるというのはこの手のファッションショーの定番演出なんですね。にしてもネタの繋ぎ方が見事で思いっきり笑わせてもらった上に、魔法少女ノコーディネートがなにげにかわいいのも素晴らしいww。いきなりレベル高くてどうしよう、状態でしたが、そのあとも小ネタ連発でなかなかかわいいキャラ連発。(男の SS がないのは仕様です)
そして今回の Zinnia Collection では、前日に Freesia で演劇をやった劇団 KINOKO さんたちが、なんと Zinnia 鯖に出張してきてくれて演劇を披露! トンカのピーノ前は大盛況状態に。
しかもびっくりしたのは、昨日と演目が違う。「緑キノコと赤キノコ」という題で演じてくださったのですが、もう爆笑セリフのオンパレードなんですよ、これがw。
「お友達がほしいんだ。ボクのフレンドリストは、ECO始めてからずーっと君だけ。
こんなんじゃつまんなくて、休止しちゃいそうだよ」
「PTでもそういうこといっちゃてるからKYなん j(」
「それよりフレンド登録はちゃんと知り合った人にお願いしてるの?」
「そんなこと恥ずかしくて出来るかー!」
などなど、あるあるあるwww、と過去の初心者の頃の記憶を想起させられるようなセリフの数々に思わず爆笑。しかもこれがなにげにお話も完全オリジナルのちょっと心温まる系のほんわかストーリーで、これは上手いなぁと感心してしまったり。なんかまるで演劇やってる姿が、街にやってきたサーカス集団みたいな感じで、かなり面白かったです。今後にもかなり期待ですね~。
そして再びジニコレ後半戦へと進むのですが、群を抜いて素晴らしかったのがこの子。
その服、何なのか教えてください;;;(爆)。
っつーかむちゃくちゃかわいいじゃんっ?! 状態で、思いっきりうちの子にも着せたくなるワナ。たぶん下はバレンタインイベントの報酬のフリルスカートだと思うのですが、上が分からない;。こんなかわいい服あったっけか??状態。
# ちなみにこの子の上の服装はネタ服装(どう見ても夏(笑))で、本番衣装は逆に割と普通でしたww。
……とまあ、思い返してみればここまでは割と普通で平和な展開でした。
が、ここからかなりおかしな展開に;;。
そう、出だしは普通だったんですよ、出だしは;。
「ジニコレに~・・・・
きた~~~~~~~~~!!!!!!!」
が、しかし。
「秋と言えば食欲の秋!!!!
おまえら死ぬ気で~~~~
喰らいついてこいや~~~~~~!!!!!」
ちょwwww。
「今宵は宴じゃ~~~~~!!!」
「うたげ!」
「うたげー」
「ちょwwwww」
「えええww」
「wwwwww」
「ちょwwwww」
「ぶwww」
「ぶwww」
「あんたww」
「wwww」
「ヒューヒュー!!!」
「うけるww」
「∑」
「裸族wwwwww」
「これはw」
「やりやがったwwww」
ごめんなさい。
私もモニタの前で吹きましたwww。ってかどんだけwww。
と、もうこうなるとやりたい放題しまくりww。
「腹が減っては戦はできぬ~~~!!
ガンガン喰らいやがれー!!!!」 (← ここでジャック・オ・ランタンを召喚)
「ナイス酋長!!」
「をまwwwww」
「色々出し始めたw」
「www」
「これこわしてーwww」
「∑」
「ちょw」
「ぶはw」
「Σ」
「Σ」
「人頼みw」
「\(^o^)/」
「まじで?」
← よってたかってみんなで壊すの図(笑)
← 魅了されて客席に入るジャックさん(笑)。
「視聴者参加型!?」
「ちょww」
「魅了ww」
「魅了w」
「ジャック・オ・ラ・・・?」
「最前列に陣取ってるぞw」
そのあともフィーバーは続き、そして最後のオチは。
……もう展開が読めるというかw。
自爆。
「www」
「www」
「こんがり☆」
「いい死に際だ」
「予想できた結果だぜ・・・w」
「上手に焼けましたー!」
っていうかですね。この人めちゃめちゃうますぎるwww。
いやもう中盤から終盤にかけては爆笑の連続で、もはやこれはファッションショーではなくてエンターテイメントショー(笑)。表彰式でもやっぱり文句なしの一等賞だったようで、いやはやこれは凄まじかったです。とにかく爆笑させていただきました^^。
ちなみに個人的に感心したのは、単に人気投票によるランキングで終わらせるだけではなくて、応援賞(イベントを盛り上げてくれた参加者に贈る賞)などもちゃんと用意されていた、という点。主催のめぐみ商会さん、素晴らしい&楽しいイベントをホントありがとうでしたよ~^^。
■ というわけでまとめ。
そんなわけで、最後にまとめてみたり。MMO というのはゲーム会社が素材を提供し、ユーザがそれを完成させる、という側面を持っていますが、ECO の世界の住人を見ていると、ホントにみんないろんなことを考え付くなぁと感心させられます。正直、自分ではとてもイベント主催者側には回れない(発想力もパワーも時間も足りない)のですが、ECO というインフラを使って開催されるユーザイベントの数々を見ていると、システム的な制約が多くても、アイディア次第でいろんなことができるんだということ、そして人同士が集まるとこんなにもすごい力が発揮できるんだということをホントに身近に感じます。もちろんこういう話ってリアルでも全く同じことが言えるとは思うのですが(たとえばゆかりんのイベントなんかもそう)、制約条件の中でいかに凄いアイディアをひねり出せるのかという着想・発想力トレーニング的な観点で見た場合、ECO の世界の中でやっている人たちはホントにアイディアにあふれていると思わずにはいられません。いやー、こういうのって見てるだけでもホントに飽きないというか、驚嘆させられますね^^。
連続 2 日間に渡るユーザイベントでしたが、どちらもめっちゃ楽しかったですよ~。また面白そうなのがあったら参加してみようっと、です^^。
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