5. DLR & WDWの最近のブログ記事

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というわけで、昨日のお話ですがこちらを襲撃~w。

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ええっと、いわゆる TDR@舞浜~。いやはや、いったい何年ぶりだろうという感じですが;、実は私自身は奥さんと一緒に来たかったのですがなかなか奥さんから承諾が下りず;。ところが奥さんが友達の結婚式の二次会でディズニーランドのペアチケットを引き当て、さらにはけろっちゃ氏ご夫妻からプレゼントでさらにペアチケットをもらったおかげで、ついに年貢の納め時w。まずは有効期限がギリギリになってしまった、奥さんの友達のペアチケットを使ってディズニーランドを襲撃してきた次第、だったりします^^。

いやー、それにしてもディズニーランドに行ったのは久しぶりなのですが、かなりいろいろ進化しているんだなぁと感心することしきり、でしたよ^^。

■ アトラクション

やはりディズニーランドに来たらアトラクションは外せないだろう、ということで、いろいろと乗ってきたのですが、ずいぶんと進化しているアトラクションもあるなぁという感じ。

  • スペースマウンテン
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    残念ながらアナハイムの本家と違って BGM こそついていませんでしたが、照明はしっかり落とされていて、コースはほとんど見えなくなってますね。(昔のスペースマウンテンは非常灯などのおかげでコースが結構見えてしまっていた) おかげでスピード感がかなり増したような印象でした。
  • キャプテン EO
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    マイケルジャクソン追悼記念でリバイバル上映されているものなのですが、これが 20 年前の映像だとはとても思えない出来にびっくり。偏光メガネを使った 3D 映像もなかなかよく出来ていてびっくりしました。昔の作品のせいか、上映時間がかなり長いことにもちょっと驚き。調べてみたら、実に 17 分もあるんですねぇ。
  • プーさんのハニーハント
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    実はなにげに今まで一度も入ったことがなかったのですが、これにはかなりびっくり。ハニーハントは WDW の Magic Kingdom にもあって、そちらは乗ったことがあったのですが、WDW 版はレールつきのコースを進んでいくというもの。対して TDL 版はレールのない森の中を 3 つの台車が不思議なコースを描いて進んでいくという形になっていて、乗っていてとにかく楽しいアトラクションになっていました。しかもプーさんをはじめとするキャラクターのかわいいことかわいいこと^^。乗り終わった後には笑顔しか出てこないアトラクション、という感じでした。お見事。

■ ショー

アトラクションもさることながら、ディズニーランドといえばショーも外せない構成要素の一つ。今回は利用したチケットが強かったのか、それともお客さんが少なかったのか、ショーベースの公演もミッドサマーナイト・パニックの公演も両方当選^^。いや~、運がよかったですw。

  • ワンマンズ・ドリーム II - ザ・マジック・リブズ・オン
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    ミッキーマウスの誕生から今に至るまでの歴史をステージ上で描いたミュージカルショー仕立ての一作。かなりたくさんのキャラクターが出てくるショーになっていて、子供たちには楽しめそうなものになっていました。ちょっと気になったのは、あまりにもディズニーマンセーな雰囲気が前面に出すぎていたこと;。日本語の直訳歌詞だと言葉が強すぎて、まるでカルト教団のテーマ曲みたいになってしまうのですよ;;。普段はあまり気にならないのですが、さすがにこれは気になりました;。でもスタート直後のモノトーンのミッキーが動き出すところはホントにお見事。こういうあたりはさすがディズニー、と唸らされますね。
  • ミッドサマーナイト・パニック
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    スティッチがミッキーたちを招いて開いたパーティに、悪者たちが乱入するというストーリー仕立てのミュージカルなのですが、途中で大量の水をまき散らしまくるというおまけつき。チケットを引き換えたときに「濡れるので気を付けてくださいね~」的なことは言われたのですが、割と端の方の席なので安全かなー……と思ってたら、ぜんぜん甘かった><orz。自分たちはバスタオル装備で行ったのですが、丸腰の人も結構いて、空から降ってくる大量の水のおかげで阿鼻叫喚の素敵絵図になってましたよ、ええ(笑)。まあでも終わるころにはみんなゲラゲラと笑っていたあたり、日本人も割と余裕があるのかもしれません^^。(← 海外だとこういうのって笑って済ませちゃうんですよねぇ^^) ちなみにステージ自体は、ラストが見ごたえ十分という印象。日本は消防法のからみで演出に制限が出るのでしょうが、こういう見せ方は上手いですね。楽しかったです。

■ ショッピングモール

実はリアルマイシスターとアメリカの DLR に行ったときに、ちょっとショックを受けたのが、モールでのショッピング。や、昔から私はディズニーランド=アトラクションに乗る遊園地、という印象が強かったので、モールでだらだら過ごすという技を知らなかったのですよ、ええ;。

特に昨日のような猛暑日には、モールの中に退避するという技はかなり有効で、疲れてきたら適宜モールの中で涼みながらいろんなグッズを見て回る、というのがなかなかに楽しい。中央ゾーンのショッピングモールも、今さらながらに見てみるといろんなお店があるものなのですねぇ^^。

……というわけで、お昼頃から出かけて夜までしっかり 10 時間ぐらい楽しんだのですが^^、いやはやなんだかんだいっても奥さんと行くディズニーランドがこれほど楽しいものとはwww、という感じ。なんというか、いろんな意味で話題満載なパークなので、いくらでも話題が尽きないというのがいいところ、なのですよね。よくディズニーランドは待ち時間の沈黙に耐え切れずに破たんするカップルが多い、と言われますが、いやいやこれだけネタ満載なパークであれば話題に困ることは全くないだろう、と思うのですよねぇ;。特に何かすごいことがなくても、十二分な満足感が得られるというのがこのディズニーランドのマジック、というところでしょうか。

次はけろっちゃ氏からもらったチケットを使って、ディズニーシーを襲撃予定。さてはて、どんなふうに楽しめるのか、今からいろいろと楽しみですよ~^^。

というわけで、先日こちらを襲撃~^^。

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ええっと、東京ディズニーリゾートで公演中の ZED。ちょうど開幕から 1 周年ということもあり、記念公演扱いになっていて、入場者へのプレゼント品もあったり^^。

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1 年前のこの時期にちょうど祖母が他界したこともあり、看病していた母親が今の今まで見られなかった次第。せっかくならこの 1 周年の時期に、ということで行ってきたり。私も本公演は見たことがなくて(前回見たのは公演前のリハーサルにあたるトライアウト公演)、さてはてどんな感じなのかなぁと見てきたわけですが。

うーん、微妙、激しく微妙;;。
というか、一年前に比べてグレードダウンしているような気がするのは気のせいだろうか;;。

演目構成は一年前とほぼ同じで、パンジー、ラッソ(投げ縄ループ)、ポール&トランポリン、エアリアルシルク、ハイワイヤー(綱渡り)、ジャグリング、バンキン、エアリアルストラップ(二人組空中ロープ)、バトントワリング、ハンドトゥハンド、フライングトラピス(空中ブランコ)。特に大きな変更点はなく、多少の技の失敗もあったものの、それが致命的というわけではない。でも何が不満だったのか、というと、無難にまとまりすぎている。これに尽きます。

例えば、ZED の神演目の一つだったハイワイヤー。命綱なしで繰り広げられる、神業としか思えない危険な技の数々を見たときに、トライアウト公演のときには「頼むからもうやめてくれ;;」と思ったものでした。しかし今回の公演では、回数を繰り返して慣れてきたせいか、見ていて演技がものすごく安定している、のですね。これはこの演目に限らず、バトントワリングやフライングトラピスなどについても同様。結果として全体的に、無茶をしているという印象が薄くなってしまっているのですよね。

いや、もちろん実態としては、とてつもなく高難易度の神技をたくさんこなしているし、それをミスなく、あたかも簡単な演目であるかのようにこなしていること自体、とにかく凄い。……のですが、問題なのはステージの温度が全体的に低く感じられた、という点。それがとにかくもったいない。手に汗握る瞬間が少なかったのは、決して観賞が 2 度目だったから、という理由ではないでしょう。(← というのは、母親も似たようなことを言っていたため。) 個人的には、演目を失敗してもいいから、もっと無茶な演技をして欲しい。限界ギリギリのせめぎあい、それこそが生命の脈動なのではないか、と思うのですよね。

# あと、個人的にかなり意外だったのは、フライングトラピスの構成がトライアウト公演の
# 内容から変更されていなかった点。テンポが致命的に悪い演目であることに加えて、
# 観客の手拍子などを誘導し始めて、いよいよこれから?! というときに演目が終わる、
# というトンデモ構成なので、絶対に修正してくるだろうと思っていたのですが、いやはや
# まさか修正されていなかったとは....;。

まあ、いろんなことを思った公演ではありましたが、客観的に見てやっぱりちょっとヤバいなぁ、と思ったのは、1 周年記念公演であるにもかかわらず、観客動員があまり芳しくなかったこと。ガラガラというほどではないにしても、三連休の最終日の日中でありながら、6~7 割程度の客入りというのははたしてどうなんだろう、と思わずにはいられなかったり。もともと東京ディズニーリゾート自体が滞在型のリゾートではない、という悪条件に加えて、ZED 自体が作品として安定してしまっていてリピーターを積極的に呼べなさそうに思えるといった点もあり、うーん、これはいつまで続けられるのだろうか、とちょっと心配になってしまいます;。今回の公演を見る限り、別にもう一回無理に見に行かなくてもいいかなぁ、という印象になってしまったのですが;、せっかくのいい作品なだけに、もう一度息を吹き返して欲しくなりました。いやはや、これからも頑張ってほしいものです。

っと、これをエントリにするの忘れてた^^。えと、ちょっと前ですが、リアルマイシスターからもらったおみやげ~。

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や、TDR のおみやげ。確か昨年の誕生日にプレゼントとして TDR のペアチケットをあげたのですが、先日行ったおみやげに買ってきてくれた次第。さてはてこれはいったいなんでしょう??

正解はこちら^^。

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おおー、付箋紙ケースじゃないですか^^。これはなかなかに good なおみやげ^^。私は付箋紙をしょっちゅう使うのですが(特に本を読む時に付箋紙を挟み込むことがよくある)、かばんの中に適当に付箋紙を放り込んでおくとカオスになるのですよね;。しかしこういうちょっとしたケースに入れた上でかばんに放り込んでおけばぐちゃぐちゃになる心配もなし。

家で使う分にはこんなケースは不要なのですが、ちょっとあると便利な小物グッズ。こういうかゆいところに手が届くグッズを作るセンスのよさはさすがだなぁと感心させられますね。……しかしホントにリアルマイシスターはどうしてこういうグッズを発見できるのか、といつも感心してしまうのですが;;。

なにはともあれありがとうでしたよ~^^。

というわけで、先日 DSi を購入したので、今まで使っていたお古の DS Lite は妹にあげたのですが、妹の方が気を遣ってくれてこんなお土産を買ってきてくれたり~。

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ってかそか、今はちょうどクリスマスシーズンですな^^。しかしクリスマスものもらってもしょうがないしなー、と思って開けてみると。

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GJ。
っつーかホントにグッズのチョイスうますぎるよ;;。> リアルマイシスター

おいおいよくまあこんなレアものグッズ見つけたなぁとむちゃくちゃ感心してしまったのですが、これ、ミッキー形の靴べら。こんなの一度も見かけたことなかったのですが、聞いたところによるとホテル内のお店で見つけたのだとか。生活雑貨類のグッズは US の DLR だと結構見かけるのですが、日本ではディズニーストアなどで見かけることがほぼ皆無で、いやはやよく見つけてきたなぁとびっくり。

まあ実際問題として使うのか、というツッコミになるとそんなに使うものではないんですが(笑)、とはいえこういうセンスのあるグッズを選んでくるリアルマイシスターの手腕にはいつもながら驚かされます。いやはやさすがは本業....(笑) いつもながらありがとですよ^^。> リアルマイシスター

っと、これも書いておこう^^。先週金曜日にシルクの ZED を見に行ったついでにこちらもまわってきてみたり~。

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えーと、TDL の目の前に作られたディズニーランドホテル。シルクの常設ステージ建設と併せてこちらのホテルの建設の話があり、今年の 7 月にグランドオープン。私は Anaheim の DLR に行ったときに、妹と本家の Disneyland Hotel に滞在していて、同名を冠するホテルが TDR にできるという話でいったいどんな感じになるのかなーと結構興味を持ってたり。で、せっかく舞浜まで行くんならちょっと立ち寄ってみよう、ということで、シルクのステージとは完全に正反対の位置なのですがふらっと回り道してきた次第。

で、ひとことで感想を言うと、いやこれは凄い、という印象。

実は本家の Disneyland Hotel はさすがに年季が入っていることもあってかなりボロい、もとい風格を感じさせるたたずまいなのですが、こちらはハイセンスかつゴージャス。ホテルの中にもちょろっと入ってみましたが、縦の吹き抜け空間に美しいシャンデリアが釣り下がっていて、なるほどいかにも Disneyland Hotel だな、と感じさせてくれるものがありました。他のホテルとのすみ分けも非常にはっきりしていて、例えばアンバサダーが間接照明を中心とした、大人で落ち着いた風格を漂わせるのであれば、こちらは子供たちが抱くワクワク感を感じさせてくれるようなホテル。(けれども安っぽさがないあたりがさすがですね。)

先日のシルクのエントリには書かなかったのですが、ここ数年の TDR の戦略は滞在型リゾートを目指す、というものになっていて、この Disneyland Hotel や ZED などもこの戦略に沿ったものなんでしょうね。もともと US の DLR や WDW は、そもそも泊まり込みじゃなきゃ来れる場所ではない(飛行機に乗って家族でやってくる滞在型リゾート)ので、客単価が非常に高い。これに対して日本の TDR は陸続きで気軽に来やすいデートスポットになっているために、客単価が 1 万円前後になってしまっているとか。さらなる成長のためには滞在型リゾートにしてよりたくさんのお金を落としてもらおう……ということらしいのですが、実際この戦略がうまくいくかどうかは激しく疑問;。確かに下手に海外に遊びに行くよりも、まったり TDR で数日羽を伸ばす、とかの方が結構楽しめるんじゃないかとは思いますが、日本だと近場のホテルに泊まりに行く、なんていう贅沢は一般的な感覚ではないはず。加えて ZED も、ZED を見るためにわざわざ TDR に泊まりに来るのは海外のお客さんぐらいじゃないかと思うのですが、それにしてもどれだけの集客力があるのかは結構謎。

# 私なんかからすると、ZED はそれ単体で見に行く価値があるもの、なんですが、そういう感覚の人は
# たぶん少ないと思うんですよねぇ。実際、ZED のショーの休憩時間にエントランスまで戻って TDS
の花火を見ている人がかなりいたのでかなりしょんぼり、でしたが、多分ふつうはそうなんだろうな、
# とも思ったり。

しかし DLR や WDW ばっかり行ってるうちに TDR も結構様変わりしている様子。まあなかなか行くところではないのですが、サービス業の最先端を行くリゾートとして、ZED なども含めてこれからさらに発展していってもらいたいものですね。ウォッチしてるだけでもいろいろ勉強になったり考えさせられたりするものがあるんですよねぇ、実際。

というわけで今日はうまく仕事が狭間になったので、夏休みの残り一日を使ってお休み取得。……といっても結局、家でお仕事関係の blog エントリずっと書いてたので、まあ仕事してたといえば仕事してたわけですが;、夕方からはこちらに行ってきたり~。

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ええっと、ZED の東京トライアウト公演に実家のみんなと一緒に行ってきてみたり^^。

ZED というのは、カナダのサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユが東京ディズニーリゾートでやっているステージショー。もともとシルクはラスベガスなどを中心とした活動をしていて、数年前に実家 4 人でラスベガスに遊びに行ったときに見に行ってきたのですが、それ以来、事あるごとに見に行くようになっていたりします。東京でもこれまで QUIDAM や ALEGRIA、DRALION などを原宿で公演してきたので見に行ってきたのですが、残念ながらこれらはいずれもツアーショー(つまりサーカス用仮設テントで開催されるショー)。そのため、どうしても舞台装置などに限界があったんですよね。で、2005 年に東京ディズニーリゾートの一角にシルク・ドゥ・ソレイユのレジデントショー(常設ステージによるショー)ができるというニュースが飛んで、当時からこの日が来るのを首をなが~くして待ち望んでいたのですが、ついにそれがお目見えした! という次第。

もっとも、正式な ZED の開演は 10/1 で、今回はそのお試し版としての開催。一般にこうしたショーでは、本番公開に先駆けて 1 か月ほど前から実地テストを行って、観客の反応を見ながら舞台構成や演目を変えたりするらしい(なのでお値段も気持ち安くなっていたりする)。今回はチケ取りで出遅れたこともあって家族 4 人の席はバラバラ。まあ、みんなで見るのが目的というよりも全力で楽しむのが目的になってるのでバラバラでもいいよ、という話でチケ取りしてもらったのですが。

これがとんでもない神席www。
ってか 2 列目ほぼ中央ど真ん中じゃないですか;;。

いやもう思いっきりかぶりつきモードで食い入るように見てしまったのですが、肝心のステージそのものはどうだったのかというと。

ハイロープ(綱渡り)がとにかく神すぎる。
というかアーティストの渾身の演技に思わず泣きそうに。よもや演目でここまで感動させられるとは……。

いやもうとにかくこれは興味があるなら是が非でも見て欲しい、としか言いようがないのですが、とりあえずざくっとまとめてみたり。ちなみにかなりネタバレ入っているので、見に行くつもりがあるのであれば極力読まずに行くことをお勧めします

■ バックストーリー

ざくっとまとめてみると、こんな感じ。

天と地の狭間で宙釣りになっている謎に満ちた世界をさまよう、主人公 Zed。彼はこの世界で、偉大なる女神やシャーマン、スフィンクスといった躍動感に満ちた様々なキャラクターたちに遭遇する。全身白の衣装を身にまとった、ピエロにも似たこの主人公は、様々な事物に興味を持ち、様々な経験を重ねて成長していく。そして彼の成長と同時に、彼が生きた天と地という二つの世界が、Zed を通じて再び一つに結ばれていく。

ちなみに物語の主人公 Zed は、作品内での観客。つまり観客が物語に吸い込まれて、そこで不思議な物語を体験する、というのが基本的なストーリーラインになっています。

ZED はシルク・ドゥ・ソレイユのステージショーの中でもストーリー性の強い作品と言われていますが、実際に物語が語られるというわけでもないし、セリフも歌詞も全部想像上の言葉なので、あくまでもイメージとしてそれらが伝えられていくという形になってます。(が、そんなにはっきりとストーリーが前面に押し出されているわけではないので、アクロバットサーカスがバックストーリーにより綺麗に演出されている、と割り切って見た方が楽しめるかもしれません。)

■ ステージセット

銅と真鍮でできたアストロラーベ(天体観測儀)を中心に据えたステージ構成なのですが、これがとんでもなく素晴らしい。大きな仕掛けとしては、中盤のハイロープ(綱渡り)と最後のフライングトラピス(空中ブランコ)の 2 つが仕込まれていますが、常設ステージとして見た場合はどちらも割と地味。素晴らしかったのはこのステージセットの使い方。天球の内側にいるかのような錯覚を覚えさせるステージセットは、時として宇宙となり、時として閉鎖空間となり、時として空になる。

加えて素晴らしかったのが、ステージ内に流れている BGM。入場時間になり、入口の賑やかな喧噪を離れてステージ内に入ると、世界が一転。まるでこれから生まれる世界を待ちわびる、胎動する球体の中にいるような錯覚を覚えるような感じになっていて、ショーの開始前から「飲み込まれる」。(惜しむらくは間にある休憩時間で、この時間帯に外に出ちゃうと思いっきり現実に引き戻された感があって激しく悲しい;。)

最初に見たときには、いわゆる "O" のような常設ステージならではのハデさがない(割と地味なデザイン)だと思ったのですが、ショーが進むにつれて全く印象が変わってきて、このショーではこのステージセットしかない!と思わせてくれるようなものになっていました。いやはや素晴らしい。

■ 演目

書き出してみると、たぶん全部で 11 演目。まだこなれていないものもあって、出来不出来のバラつきや演技ミスなども結構ありました。ざくっとメモ書きがてら書き出してみたり。

① バンジー

中央に宙づりの歌姫を配しつつ、周囲を 4 人のアーティストたちが空中ブランコによる演技で彩を添える、というものなのですが、とにかく空中ブランコが美しい。空中ブランコにバンジーロープを取り付けて、ブランコから飛び降りてバンジーするという演出で、観客席までせり出てきたり、あるいはまるで空中を泳いでいるような演技を見せてくれました。まるで泳ぐ人魚かのような動きに思いっきり見入ってしまったり。

② ラッソ(投げ縄ループ)

中国系アーティストたちによるちょっと面白い演技で、投げ縄でループを作り、これをリボンのようにくるくると回し、そのループをくぐったりしていくというもの。大人数で舞台を縦横無尽に使って、自分でくぐったり、他のアーティストがバック転をしながらループをくぐり抜けていったりする、という演出はダイナミックで爽快感がありました。(これは何回かミスがありましたね)

③ ポール&トランポリン

ステージに、正方形型に 4 本のポールを立てるとともにその中央にトランポリンを配し、トランポリンで跳ねながら 4 本のポールを縦横無尽に駆け巡る、という演目。ポールだけ使った演目であれば目新しさはないですが、トランポリンをうまく使って 4 人のアーティストが入れ替わり立ち替わり動き回るという構成。ただ、パフォーマンスとしては割と地味な印象で、もうひとひねりあるとよかったかなー、という感じ。

④ エアリアルシルク

シルクの定番演目で、空中からつりさげられた布に自分の体を巻きつけて、空を飛ぶような演技をするというもの。目新しさに欠けるのと、動き自体にしなやかさがない感じがして、個人的にはちょっとイマイチでした。

⑤ ハイワイヤー(綱渡り)

今回の ZED での最大最強の神演目。かなりの高さに張られたロープの上で、男性 2 人と女性 1 人が演じるのですが、カレイドスターさながらの驚愕の演技のほぼすべてを命綱なしで演じきるという偉業にはとにかく開いた口が塞がりません。これはとにかくモノを見て驚愕して欲しいので一応反転しておきます。

ロープの上で障害物を避けながら歩くばかりか、ロープの上に寝転がった別の演者の上を歩いてみせたりジャンプして飛び越えて見せたり。さらにはロープの上で高速なわとびをやってみせるなど、人間離れしたとてつもない演技の数々に、文字通り言葉を失ってしまったり。今まで数々のシルクの演技を見てきた自分ですが、正直これはありえないとしか言いようがなくて、最後には綱の上でバック転を決めてみせる(このときだけは命綱つけてました)など、人間離れした技の数々をテンポよく見せつけてくれたのは本当にびっくり。感動を超える感動を次々と見せてくれた感があって、まさに心を揺さぶられる素晴らしい演技でした。この演技を見るためだけに ZED を見に行ってもいい、と思わせてくれるに足る演目だったと思います。

⑥ ジャグリング

ステージ上にかなりの人数の演者が現れて、縦横無尽にバトンを投げ合い、後半は照明をやや落として炎のついたバトンを投げ合うという魅せる演目に。この手のステージショーでは定番の演目ではありますが、かなりの人数のプレイヤーがミスひとつなくとんでもないスピード感じでバトンを投げ合う様はやはり魅せられるものがありますね。ちなみにこの後で 30 分間の休憩。

⑦ バンキン(組体操)

ロシアチームによる組体操。演技自体は凄いのですが、割と動きもゆっくりになるので演技としては地味。ただ、最後の 4 段の直立ピラミッドは一見の価値あり。

⑧ エアリアルストラップ(二人組空中ロープ)

天と地を模した二人の女性が二本のロープを使って空中を美しく舞う、という演目。主人公 Zed との絡みもあるストーリー性ある演目でしたが、アクロバティックな演技としてはちょっと地味。割とまったり見ていられる感じの演目ですね。

⑨ バトントワリング

バトントワリング世界選手権・男子個人シニア部門で前人未到の 11 年連続優勝を果たした稲垣正司さんによるバトン・トワリングの演目。今回の ZED 唯一の日本人出演者で、短いながらもソロの演目になってました。3 本のバトンを高速に回転させまくるというもので、ジャグリング顔負けのバトントワリングは見事。残念ながら途中でミスっちゃったのが惜しかったのですが、ぜひこれからもがんばってほしいところです。

⑩ ハンドトゥハンド

シルクの定番演目の一つにハンドバランスと呼ばれるものがあるのですが(手だけでバランスを取って、とても人間とは思えないような姿勢を取りながら安定させるというもの)、これはその二人版。ステージ上で待ち構える筋肉系の男性のもとへ女性が空からゆっくりと降りてきて、手と手を取り合って、二人ひと組となって様々な形でバランスを取る、というもの。中でも凄かったのが、男性が右腕一本で女性を胸の高さあたりに釣りながら、女性が完全に水平を取るというもので、いったいこの人どれだけ筋力あるんだろう、と思わずにはいられなかったです。ストーリー演出的にも見栄えがよく、二人の手がつながる瞬間の照明効果などはなかなかよかったです。

⑪ フライングトラピス(空中ブランコ)

中央天井に取り付けられた装置を展開して作られる空中ブランコの演技。前後 2 チームに分かれて空中ブランコのショーが繰り広げられるのですが、ラストを飾るダイナミックな演目としてはちょっと残念な出来;。ひとつひとつのトラピスの演技は素晴らしいのですが、とにかくテンポが悪く、ひとつひとつの演技に時間がかかってしまって感動がどんどん冷めていく。大人数がセット上に登っているのにそれをほとんど生かせていないような印象がありました。後半は観客による手拍子つきで結構盛り上がってきたのですが、そこにうまく誘導しきれなかった感があって、本公演までにどのように fix してくるのか興味深いところ。

総じて言えば、前半戦によい演目が集中していて(ハイワイヤー、ラッソ、ジャグリングが今回の 3 大見どころ)、後半戦は(演出面はともかく演技としては)割と地味に収束した感がありました。前半戦の盛り上がりに比べると、という印象がありましたが、それを差し引いても感動させてくれたのが...

■ クラウンによるオープニングとエンディング

これでしょうね。今回の ZED でとにかくよかったのはショーの in と out の部分。強烈なネタバレになりますのでこれも反転しておきますが、ZED という本に吸い込まれ、そこで不思議な体験をして現実世界に戻ってくる、という物語は極めてベタだけど非常にわかりやすいし、加えてとにかく演出が素晴らしくて引き込まれるものがあるんですよね。「あっ」と思わせるあのオープニングといい、ステージの締めくくり方といい、とにかく物語を感じさせてくれる演出がよかったです。

■ まとめてみると。

というわけでいろいろと思いつくままに書きだしてみたのですが、総じて言えば

素晴らしすぎる。
いやもうその一言に尽きるか、と。

実は私はラスベガスの "O" のことをよく覚えていないということもあるのですが(なにしろ最初にわけも分からず見たショーなので;)、ZED はこれまで見てきた QUIDAM、ALEGRIA、DRALION などを圧倒するような素晴らしい出来で、自分的にはシルクの No.1 ショー、そしてまたもう一度見に行きたい、と思わせてくれるステージだったんですよ。それは個々の演目やストーリー構成などの素晴らしさもあるし、あるいは常設ステージショーならではのきちんとしたセットの凄さというのもある。……のですが、それ以上に大きかったのは、ステージ構成や演出が日本人の肌感覚にとてつもなくマッチしている、という点。今回のステージには、様々なところに日本や東洋文化を思わせる演出や美術が盛り込まれているのですが、それらがいわゆる「西洋人が考える(間違った)日本のイメージ」ではなく、「日本人が考える日本のイメージ」に近いものになってるんですよね。そしてそうした肌感覚の近さもあってか、ステージを見ていると、とにかく染み入ってくるような感動があるんですよ。

ステージショーが終了したあと、思わず客席全体が立ちあがってスタンディングオベーションになったのですが、これだけの内容とあればそうしたくなるのも無理はない。過去に開催されたツアーショーではこうしたスタンディングオベーションを見たことがなかったのですが、自然と立ち上がって拍手を送りたくなる、そういうステージだったと思います。

今回はステージに近かったのでとにかく迫力はあったものの、一方でステージ全体の様子が分からなかったというのもあるので、今度はレギュラー席などの後ろの席で見てみたいと思ったり。いずれにしてもまた見に行きたい、と思わせてくれるに足る見事なステージでした。いや~、素晴らしかったです。

# ちなみに帰りがけに父親に車回してもらって西友に立ち寄ったのは秘密だw。
# ってか thx でしたよ~。とりあえず週末の食糧は確保しましたよ、ええ^^。

2010年7月

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