2014年11月のアーカイブ

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さて、大阪ではほとんどそのままホテルに直行したのですが、宿泊先が上本町のあたりだったので夕飯をどうしようか悩むことに。お好み焼きにしようか迷ったのですが、新幹線の中で食べたお昼ごはんが遅めだったこともあり、軽くこちらで済ませることにしました。

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ふる里というお店。24 時間営業、タクシーの運転手ご用達のお店とあれば結構イケるのではないかと思って行ってみた次第だったりします。ジャンルがうどん、蕎麦、寿司となっていて、「???」だったのですが、行ってみて納得。お蕎麦かうどんをオーダーしたのち、それができるまでの間に握りや巻物をつまむというシステム。厨房とは別に寿司を握っている人がいて、適当に握った寿司が冷蔵庫にストックされているのでこれを適当に取り出して食べるという仕組みになっていました。

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見てみたら穴子があったので迷うことなくチョイス。こっちだと醤油とかツメとかってハケで塗るシステムなんですね。とまあそれはともかく、注文した山菜そばが到着。

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食べてみましたが、うん、確かにこれはなかなかにイケてます。蕎麦も割と美味しいし、出汁も美味しくて、なるほどこれはタクシーの運転手の人たちに好かれるのも分かります。お値段はごく普通(穴子 3 貫で 500 円ぐらい、山菜蕎麦で 700 円ぐらいだったかな?)ですが、24 時間営業であることを加味すればリーズナブルな印象もありますね。

ふらっと来た運転手さんや町の人たちが、適当にテーブルに向かい合って座って食べる、なんていう気軽なお店。創業 40 年だそうですが、これからも長く続いてほしい一軒でした。

今回はちょっと頑張ってみました~^^。

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艦これ秋イベント、渾作戦。ここまでイベントはまともに参加してこなかったのですが、最近艦これもマンネリ化してきてあまり手をつけなくなっていたのでちょうどよい機会だろう、ということで参戦。が、しかし。

イベントってこんなに大変なんすか;;。
誰ですかこの秋イベはぬるすぎるとか言ってる人は;;;。

そりゃまあ Lv100 超え艦娘で自由に編成を固められるような人たちにとってはぬるそうですが;、私なんかだと正直このレベルでも相当にハードです;;。まあどうせ E-2 あたりまでしか進めないだろう、と思って高レベルの駆逐艦を片っ端から E-1, 2 につぎ込んだのも失敗でした。E-3、どんだけハードなんすか;;;

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参ってしまったのは、そもそも高レベル艦がほとんどないことに加え、ルート固定に必要な艦娘が全く育っていなかったこと;。おかげで E-3 では渦潮つき 5 戦ルートになってしまう確率が 7 割程度、こうなるとボスのゲージを削り切れない;。渦潮回避の 4 戦ルートでも削り切れなかったりワンパン大破徹底を食らうことが多く、こりゃどーしろと;、状態。ゲージはなんとか削ったものの、海域突破にはボス戦 S 勝利が必須。結局、全艦 3 回キラ付け+支援艦隊フル投入で、第二艦隊は夜戦装備、あとは渦潮回避になることを祈るという、どんだけ手間かけてるんだという状態で頑張ったわけなのですが。

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きゃ~、北上さんかっこいい~!!
思わずホレそうですよ、ええwww。

たまに第二艦隊の最後に配備した北上さんが夜戦カットインで 400 近いダメージを与えてボスを撃沈したりするのは気持ちよすぎるとしか言いようがwww。いやカットイン出なかったり、ボス以外を倒しきれてなくて他の敵に逸れたりすると超涙目ですけど;;。

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というわけでなんとか E-3 突破。最後の E-3 突破に燃料・弾薬を約 1 万ぐらい、渾作戦全体でバケツ 100 個ぐらい使いましたが、これを周回している人たちはいったいどうやってプレイしているのやら....;;

というわけで、せっかくなので E-4 も見学に行ってみました。

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……なんすかこの凶悪さは;;。
っつーかゲージ削るのすらまるっきり、なんですが;;。まあここはきっと廃人ご用達マップに違いない;;。

しかしまあ、割とドロップとかはよかったです。SS 取り忘れましたが、あきつ丸もドロップ。後から知りましたが、あきつ丸ってレアドロなんですね。Prinz Eugen さんもかわいくてよろしいですw。

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あとついでに、この子もなんとか Lv99 達成しました^^。金剛さん、比叡さんに続いて 3 キャラ目。次は加賀さんが近いのですがまだ Lv97 なのでちょっと遠いかなー;。ちなみに先日ゲットした武蔵さんは Lv73 まで来ています。

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伊401 とか伊8 とか持ってないので、次は 6-1 あたりでも攻略しますかねー;。

というわけで大阪に出張したら、グランカルビーを買ってこい! と嫁からの指令があったわけですが。

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……軽く売り切れですよ、ええ;。
まあそりゃ普通に買えるとも思ってなかったんですけどね;;。

そんなわけで、少し方針変更して買ってきたおみやげはこちらです。

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バトンドールという高級ウェルカムスティック。現在は大阪の阪急うめだ本店と高島屋大阪店の二店舗でしか取扱いがない、つまり東京では購入できないお菓子だったりします。おかげで大阪のおみやげとしてはかなり定番化しつつある様子。一年前のオープン当時は行列でとても購入できなかったようですが、今はそれなりに落ち着いているので 10 分ほど待つだけで購入することができました。4 本入りが 5 袋程度という形になっているものが 6 種類あるので、とりあえず全種買ってシャッフル → おみやげに使ってみたり。値段はリーズナブルで、だいたい 1 箱 500 円程度です。

それにしても笑ってしまったのは、行列に並んでいる最中の会話。

通りすがりの人 「これ、何の行列ですか?」
並んでいる人 「ポッキーです(即答)」

おいこら身も蓋もないだろうと小一時間;;;。
いや正しいんですけどね、でも一応バトンドールとか言ってるわけだし;;。

ちなみに前出のグランカルビーの方は要するにポテトチップスの高級版。先に仕掛けられたのはバトンドールですが、こちらがあまりにも好評を博したので続いてグランカルビーを仕掛けたのだとか。お値段も適当だし、身近なお菓子だけにちょっと興味がわく商品ではありますよね~、確かに。

先日の話ですが、久しぶりに大阪出張に出かけてきました。

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いや大阪って何年ぶりだろう? と調べてみたら、実に 3 年ぶり。今回もやや弾丸出張だったのでほとんど滞在時間は取れなかったのですが、とはいえ久しぶりに訪れた大阪をちょろっと歩き回ってみました。3 年前はいたるところ工事中だった大阪駅もすっかり綺麗になり、駅前の再開発は続いているものの、ようやく全景を見ることができるようになっていました。阪急うめだの方から見ると、屋根とかもめちゃめちゃカッコいいのですね~。

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しかし改装した大阪駅は、以前にも増して完全なるダンジョンと化していました;;。っつーか、駅から出るのに一苦労するのは果たしてどうよと小一時間;;。そういや確かヨドバシカメラが新しくできたんだよね、ということでそちらにも足を延ばしてみたのですが。

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おいおい横断歩道ないんですけど;;、状態;。というかヨドバシ行くにはどうしたらいいねん?? 状態ですよ;;。地下街経由で行く必要があるのですが、このダンジョンっぷりにはびっくり;;。新宿とか東京駅なんて比較にならないほど難易度高くない?? という感じです。というか大阪の人、これ迷わないのかなぁ;;。

しかし驚かされたのは、大阪駅やその周辺の人出のすごさ。カートを引いていると普通に歩くのにも苦労するような人出の多さにはさすがに驚かされました。駅の中だけかと思いきや、デパートの中も相当な混雑で、これはかなり勢いのある街だなぁとびっくり。ヨドバシカメラに至っては、秋葉原の倍はあろうかという床面積に所せましと商品が並べられており、ここに来ればないものはないんじゃないかと思わせてくれるほどの充実ぶりを見せていました。いやはや、これはホントにすごいですね。

大阪駅だけでなく新大阪駅もめちゃめちゃ綺麗になっているし、5 年前とはうってかわってすっかり近未来的な都市に様変わりしたなぁという印象。ちょっと駅を離れるとまた違うのでしょうが、街並みってこうも変わるものなんですねぇ。うむむ。

……こんな商品があるとは;;。

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山崎製パンがひっそりと地域限定で売り出し、地味に売り切れ店舗が続出しているという噂の商品、メロンパンの皮。要するにメロンパンの皮のクッキー生地の部分だけを食べられるという、非常にわかりやすい一品。お値段は 76 円と地味に安い……いや普通のメロンパンが 100 円ぐらいで買えることを考えればむしろ高めな気もしますが^^、非常に面白い商品です。

ちなみに味の方ですが、確かに食感はメロンパンの皮にかなり近いです。とはいえメロンパンの皮特有の切れ目もなく、表も裏も砂糖たっぷりでかなりしつこいのも事実。どちらかというとこれはパンというよりクッキー菓子だよね、という感じで、ちょっと拍子抜け。個人的にはメロンパンはパンとクッキー生地のバランスあってこそのものだと思うので、ちょっとイマイチかなー、という印象;。まあでもこれがヒット商品になっているというあたり、好きな人にとってはまさに夢の商品、なんでしょうねぇ^^。

先日、俺のそばに行った後でこちらのお店も襲撃しました。

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原宿の The SHEL’TTER TOKYO の一角に期間限定でオープンしていたお店、GELATO & POTATO。これもどうしても嫁が挑戦してみたい、ということで行ってみたお店だったりするのですが、コンセプトとしてはジェラートアイスのような見た目をしたポテトサラダ。ピザやパスタといった食事系フレーバーに加え、サツマイモなどのスイーツ系フレーバーがある、とのふれこみで、ダブルが 500 円、トリプルが 700 円。見た目はなかなか面白いですが、味の方やいかに?!

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……結論。
めちゃめちゃ騙されました;;;。

いやこれジェラートじゃなくてホントにただのポテサラだよと小一時間;;。まずは見た目のショーケースに騙されたのですが、なんといっても商品があまり冷えていない;。そして中身はポテサラなので超ヘビー。困ったことにスイーツ系のポテサラですらサツマイモなどのヘビー系食材を利用しているので、その重たさたるや手加減なし。しかも食事系はぜんぜん甘くなく、スイーツ系もめちゃめちゃぼそぼそするのでムチャクチャ喉が渇くワナ;;。誰ですかこれをオシャレすぎる新感覚フードとかお菓子感覚で食べられるとか称した人は;;、状態;;。ジェラートを求めて次々とお店に人が吸い寄せられていく様子を見て、うああああ、騙されちゃだめだよーーー;、と言いたくなることしきり;;。

これ、コンセプト的には面白いんですが、なんでこんな商品にしたのかはちょっと理解に苦しみました;。実際、ポテトサラダと普通の冷たいジェラートの組み合わせにしていたら決して悪くなかったはずで、重め+軽めで味の変化が楽しめてよかったはずなのに……うーん;。若者ならこれも軽くイケるのかと思いましたが、9 つ離れている嫁の方もさすがにノックアウトされていました;。うーん、まあそうですよねぇ;;。ちなみにお店は期間限定のため、10/31 でいったんクローズ。……まあきっとリピートはないような気もします;。ネタ的には面白かったんですけどねぇ。うむむ。

少し前ですが、こちらに行ってきました。

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ええっと、奥多摩の方にある御岳山(みたけやま)。日ごろの運動不足解消を兼ねて、というか富士山登山で買い集めた装備品の元を取るべくw、嫁と一緒に遊びに行ってみました。東京から気軽にアクセス可能な山というと高尾山がメジャーですが、この御岳山もなかなかにアクセスがよいです。土日には新宿からホリデー快速おくたま号というのが朝に数本出ており、これを使うと新宿駅から 75 分で御嶽駅(みたけえき)にアクセス可能です。……てっきりスーパーあずさみたいなのが来るかと思ったら通常の中央線なので苦笑いでしたが;。

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驚いたのはお客さんの多さ。本数が少ないこともありますが、結構な装備品を担いでいる人も少なくありません。ここからバスとケーブルカーを乗り継いで、ケーブルカーの山頂の駅(御岳山駅)に向かいます。残念ながらあまり天気には恵まれなかったものの、それでも高い場所からの山々の見晴らしと木々の紅葉はなかなかに気分がよいものです。

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そんなわけで、山頂の駅から少し歩いて、御岳山山頂にある武蔵御嶽神社に向かいます。神社まではだいたい 30 分程度。途中、推定樹齢 1,000 年という立派なけやきを見つつ、結構な坂道をつらつらと登っていきます。

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商店街を超えると鳥居になります。ここをくぐってから結構な階段が続くのですが、神社に着いて振り返ってみるとかなりの高さが実感できる見晴らし。うーん、天気がイマイチなのがとにかく残念;。けれども赤く映える紅葉はとても綺麗でしたよ~。

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さて、そのまま帰っては面白くないので、少し道を外れてロックガーデンの方へ。ここは見晴らしの良い展望台や滝、清流などに恵まれた気持ちの良いハイキングコース。一周 2.5 時間程度らしいのですが、自分たちは写真撮りながら歩いていたので 4 時間ぐらいかかってます;。ルートがちょっとわかりにくいので自分の備忘録的にまとめておくと、神社から降りてくる途中に、脇道に逸れるところがあり、ここを少し降りると、売店と分岐路があります。

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ここの分岐路から左手に行くと長尾平の展望台、そして斜め下に下っていくと七代の滝 → 天狗岩 → … の順にロックガーデンを巡回するコースへ、そして一番右の平坦な道はその巡回コースから戻ってくる道になっています。どこから回ってもよいのでしょうが、自分たちはまず長尾平の展望台へ。分岐路から 5 分ほど歩いた先にありますが、とにかく視界が大きく開けて気持ちがよいところです。机や椅子なども結構あるので、ここでコンロなどを広げている人たちも結構いました。自分たちも景色をみながら軽くおにぎりを。

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さて、再び分岐路に戻ったら、七代の滝へと降りていきます。結構な急勾配の斜面を頑張って降りていくと、その先にはちょっとした滝が。……結構巨大な滝を期待していたんですが、ちょっと拍子抜けするぐらい小さな滝でしたが;。

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そこから今度は一転して、急勾配の階段を登っていきます……そりゃまあ降りた分だけ登る必要があるわけですが;、これが地味にとんでもない階段;。横から見てみるとよくわかりますが、斜度が軽く 45 度超えてます;;。上まで登った頃にはもうくたくたですよ;。

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そしてその先にあるのが天狗岩……なんですが、どう見てもこれはヤバい;;。切り立った岩の上に天狗の石像が置いてあるのですが、これは落ちたらシャレにならんだろうと小一時間;;。登る方はとにかく、降りる方がとにかく怖い;;。木の根っこがたくさんあるのでそれを掴みながら登っていくのですが、ついうっかり滑ったりしようものならケガどころじゃすまないです;。これよく事故起きてないなぁと思ったり;;。

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天狗岩で肝を冷やした後は、そのままロックガーデンを道なりに進みます。コケが映える清流ぞいをゆったり歩いていく……などと書きたいところですが、実際には紅葉シーズンなので落ち葉がえらいことに;;。こうなるとなかなか良い写真は撮影できないですねー;。

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そして進んでいくと綾広の滝。これもまたなんとも小さな滝です^^。高さにして 3~4m ぐらいでしょうか^^。これまた期待していくと結構肩すかしくらいますね^^。

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その後は景観を楽しみつつ、天狗の腰掛杉へ。樹の枝が椅子のようにねじ曲がっていることからこの名前がついているみたいですが、どうやったらあんな形になるのやら^^。ちなみに樹齢 350年とのこと。

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あとはひたすら歩くと、30 分程度で先の分岐まで戻る、という感じ。締めはケールカーの駅でのお団子です^^。

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午前 9 時に JR 御嶽駅に到着、その後かなりまったりしながら巡回して、JR 御嶽駅に戻って来たのが夕方 4 時なので実に 7 時間もぶらぶらしていたことに;。標準時間は 4 時間ぐらいらしいのですが、繁忙期だとバスやらケーブルカーの待ち時間も結構あるので割と時間に余裕を見た方がよい感じですね。

今回初めて御岳山に行きましたが、ぐるっと周回してくるコースなので運動にはなるものの、ケーブルカー使ってしまうと山頂まであっという間なので達成感はないですね^^。実はバスを使わずに清流沿いを歩いたり、ケーブルカー使わずに登ったりすると気持ちがよいという話も見かけるので、またの機会があったら挑戦してみたいものです。

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先日、嫁の希望でこちらの店を襲撃してみました。

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俺のフレンチやイタリアンで有名な「俺の」シリーズの蕎麦屋さん、俺のそば GINZA5。銀座の駅に直結する形の地下街にあります。まあお蕎麦だったらいいかなー、ということで嫁と一緒に行ってみた次第だったりします。

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蕎麦だと立ち食いは珍しくないわけで、ある意味ごく普通なスタイルかも。そんなわけで、嫁はのりそば、私は鳥そばを注文してみたりしたのですが。

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で、でかい;;。
すみません、写真だとよくわからないかもしれませんが、ぶっちゃけアホみたいなサイズです;;。

っつーかどう見ても標準的な蕎麦の 3 倍ぐらいはあろうかというほどのデカ盛り。これ二人で一つで十分じゃね?;という圧倒的なサイズの上には、これでもかと盛り付けられた海苔と胡麻。めんつゆは最近よくあるピリ辛系のもので、生卵は使いたい放題。値段的にも安くて結構リーズナブルなのですが、その後に来た天ぷらを見て仰天。

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これはさすがにやりすぎだろう;;;。
すみません、写真だとよくわからないかもしれませんが、ぶっちゃけアホみたいなサイズです;;。

比較できるものが回りにないのが申し訳ないのですが、まあ簡単に言えば軽く男性のげんこつサイズ……より ひとまわりは大きいサイズ;。いやこれどー頑張っても食べきれないんですが、状態;;。俺のシリーズって物量で押すお店だったっけか? 状態;;。

とはいえ嫁からの評判はすこぶる悪く、「ありえない」「俺のシリーズも地に落ちた」とまで酷評;。もともと俺のシリーズは、本来、庶民では手が届かないような高級なお店の逸品が庶民価格で食べられることにこそメリットがあるのだから、味が普通では存在価値がない、と一刀両断していましたが、まあ確かに味に関しては割とどこにでもあるようなレベルかも。ちなみに嫁はめんつゆにラー油が入っていたことが許せなかったらしいですが、まあ確かにこれは正統派とは言えないかも。加えてこのお店、夜には俺のローストビーフ みちば風というスペシャリテを出しているのですが、なんでみちば風なのかというと、道場六三郎さんのお店で修行した方がそのレシピでここでローストビーフを出しているからだとか。……おいおいそれっていいんかいな?;;; 状態;。

とまあぶっちゃけいろいろと微妙なお店ではありますが、ワンコインでそこそこなお蕎麦が腹いっぱい食べられるという意味では、若い人にはまあまあ便利なお店かもしれません。でもまあ、注文するときにはなるべくラー油は抜いてもらった方がよいかも、ですね~;。

先日、近くを通りかかったついでに、本郷の近江屋洋菓子店に立ち寄って、久しぶりにこちらを購入しました。

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大きなプラスチックボトルに入ったフルーツポンチ。結構なお値段なので(\2,520)、普通はお土産&贈呈用かなと思うのですが、最近そういやフルーツ食べてないし、そもそも食べるの手軽だしw、ということで手を出した次第。ここのフルーツポンチの面白いところは旬のものを入れることで、今回は栗が入っていて驚きました。ちょっと楽しいですね^^。

3 日とたたずにサクッと完食しちゃいましたが、甘すぎないフルーツポンチはなかなか素晴らしいです。機会があればぜひ。

前から行ってみたいと思っていた、こちらにふらっと遊びに行ってみました。

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千葉県の房総半島の南部にある山、鋸山(のこぎりやま)。正式名称は乾坤山(けんこんざん)というのですが、鋸山という名称の方が一般的。標高 329.4m という非常に低い山ですが、山頂からは東京湾を挟んで横浜の方まで見渡すことができるという、非常に見晴らしのよい山だったりします。都内からのアクセス方法としては、千葉まで出てから内房線でたらたらと電車で向かう方法と、久里浜の方に出てそこからフェリーで行く方法とがあり、どちらも時間としてはトントン。片道ざっくり 3~4 時間程度と結構な距離ではあるのですが、割と絶景という話があり、嫁と一緒に遊びに行ってみました。

……といっても山の上まで一生懸命歩くのは大変なので、ここはあっさりロープウェイを利用しましたが^^。

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ロープウェイから山の様子がよく見えるのですが、ここは良質の石材の産地として知られており、江戸時代から採石が行われていたとか。その結果として露出した山肌がのこぎりのようになっているために鋸山と呼ばれているそうです。ロープウェイでさくっと山頂まで登ると、いきなり展望台から素晴らしい眺望を楽しむことができます。……や、ちょっと天気がイマイチだったのですけどね;。

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さて、この鋸山は一帯が日本寺の境内になっており、拝観料 \600 を払うことで中に入ることができます。山の中にあるので地味にアップダウンが激しく、歩いているだけで結構な運動になるのですが、なかなかに見どころ満載だったりします。

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まずは百尺観音。岩肌から削り出された観音様ですが、いやはやかなり大きいです。広角レンズでないと収まりません;。

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そして一番の見どころは、この百尺観音の上側にある地獄のぞき。切り立った石切場跡の絶壁の上に突き出したところから下をのぞき込むことができる、というもの。いくつか写真を貼り付けますが、高さは約 100m 程度だとか。

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地獄のぞきは横から見るとなかなかに怖いのですが、実は上から見ようと思っても手すりが邪魔になり、下を覗き込むことができません。この地獄のぞきのちょっと奥にも下を覗き込めるところがあるのですが、なんというかこっちの方がよっぽど怖いです;;。

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それにしてもこの地獄のぞき、祝日ということもあってか観光客でごった返していました。当然のようにみんな写真を撮影することもあり、行列はなんと 1 時間待ち;。まあそうそう滅多に来るところでもないだろう、ということで見てきましたが、平日に来た方がよいかもですね。

境内にはいたるところに石像もあります。ちょっとかわいい石像もあったり^^。

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そして最後の見どころは日本寺の大仏。31m の高さを誇る大仏で、鎌倉の大仏などに比べるとかなり大きい……というか地味に日本一大きい大仏だったりします^^。

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しかしこんなところにこんな絶景ポイントがあったとは全く知りませんでした。東京から気軽に行けるハイキング&観光スポットとしてはちょうどよい感じですね。ただ、境内の中のアップダウンは地味に厳しいので、サポーターとかがないと結構ヒザに来ます;。混雑を考えると、平日にふらっと行くのがよさそうなところですね~。

ううっ、つい出来心でこちらを購入しちゃいました;;。

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つい思わずうっかり手を出してしまった D7100。2 年前から使っている D5100 はすでにシャッター回数が 1 万回を超えているのですが、そろそろ中級機にステップアップしてもよかろう、と思った次第。最近は絶賛値下がり中なのでそろそろ新機種が出るのでしょうが、出てから 1 年ぐらいは高いし、せっかくドバイに行くなら使いたいし、ということで思い切って購入してしまった次第だったりします。

さて、実際に使ってみた感想ですが。

うあー、めちゃめちゃ便利。
というか、なんでもっと早く買い替えなかったのかと小一時間;;。

いやはや、入門機と中級機にこれほどの差があるとは思っていませんでした。センサー素子が同じなら画質は大差なかろうと思っていましたし、実際そうなのですが、それ以外の部分が違いすぎるのですよ。というわけで、いろいろと感想を書いてみたり。

[フォーカス性能]

実は D5100 からの最大の買い替え理由がこれ。D5100 はフォーカスポイントが 11 点しかないためかなり不便。中央一点にして半押し → 撮影をしていたものの、結構不便なのですよね;。しかも合焦速度も今一つということもあり、これが一番の買い替え動機になっていました。

D7100 には D4 や D800 と同じ 51 点のフォーカスシステムが採用されているのですが、実際に使ってみるとこれが雲泥の差。合焦速度も速く、迷うことも少ない上に、合わせたいポイントにきっちりフォーカスを持ってくることができます。完全フルオート時の賢さはそれほどでもないのですが、とはいえこれは非常に便利。

またもう一点重要なのが、OK ボタンでの一発拡大。これは D7100 からの地味な機能強化ポイントなのですが、撮影した写真の再生時に、フォーカスポイント部分を中心に拡大表示するという機能が備わっています。これを使うと、撮影した写真のフォーカス具合を一発で確認できるためとにかく便利。というより、この機能が今までなんでついていなかったのかと小一時間状態です;。

[操作性]

前述した OK ボタンの話もそうですが、実際に使ってみると、D5100 と D7100 での一番の違いは操作性。これは実際に使ってみて初めて実感したのですが、D7100 の方が圧倒的に使いやすいのですよ。絞り/シャッタースピード/露出/AF 設定変更がファインダー覗いたままできるのは大きいですし、Fn ボタンでの水準器表示、OK ボタンでの一発拡大。この二つも地味に便利。いやはや、これほどまでに操作性が違うというのには驚きました。

もっとも、全くのデジイチ初心者がいきなり D7100 を使えるかというと、それはちょっと難しいかもしれません。例えば絞りをどのぐらいにするとどの程度の被写界深度(ボケ)になるのか、あるいはある写真を取るときに 最低限必要なシャッター速度はどの程度か、etc。D5100 のようにボタン・ダイヤル数が少ないものを使うといじれるパラメータが少ないため、最初に基礎を理解するときにはやはり入門機の方がよいと思ったり。私も D5100 を 2 年間使っていたことでこうした基礎が身についたような気がしているのですが、D7100 に移行した直後にマニュアル撮影モードもあっさり活用できたのには自分でも苦笑いでした^^。なるほど、ISO 感度コントロールをしたい場合なんかにはマニュアル撮影モードって便利なんですねー、と。

[画質]

D7100 は撮像素子が 16M ピクセルから 24M ピクセルに増強。A3 引き伸ばし印刷でも 16M あれば十二分なので 24M なんて要らないだろう、というのが正直なところなのですが、とはいえ多いからといって特に不都合があるわけでもないです。さすがに 24M だとピクセル解像しないかなと思っていたのですが、さすが純正レンズ群、自宅にあるレンズはきちんとピクセル解像しました。やはり Nikkor レンズは性能がよいですね。

D7100 では x1.3 クロップと呼ばれる機能が搭載されており、真ん中部分をくり抜いて自動トリミングしてくれる機能があります。クリップ領域はおおよそフォーサーズのセンサーサイズになるそうで、フォーカスポイントが画面ほぼ全体をカバーするというメリットがある……らしいのですが、正直 Lightroom などで加工する前提だとぜんぜん要らないですね;。同様に、各種の補正機能やトリック撮影機能もぜんぜん使ってなかったりします;。

また画質に関する特徴としては、D5100/7000 のセンサー素子と色の出方が若干違います。D5100/7000 はソニー製、D7100 は東芝製のセンサーらしいのですが、D7100 の方がちょっとあっさり目な色合いで、D5100/7000 の方が色映えしやすい写真になるという印象。この辺はメーカーの特性かもしれませんが、Lightroom で補正可能な範囲です。Web を見ていても評価が分かれるところですね。なお高感度耐性はほぼ同等、という印象です。

ちなみに参ってしまったのは、24M ピクセルのおかげで RAW データがとにかく膨らむという点。32MB の SD カードではやや心もとないため、128MB の SD カードを買い足しました;。amazon のトラセンドの SD カードを買いましたが、1 万円で 128MB。いい時代になりましたねぇ^^。

なお、D7xxx 系列はカードスロットが 2 つあるのもよいところ。2 スロット方式だと SD カード 2 枚刺しによる 2 重記録が可能なので、データロストの心配なし。私は以前から使っている 32MB と新しく購入した 128MB の 2 枚刺しにしていますが、これもかなり便利ですね。

[ピントズレ問題]

実は今回の D7100 で一点苦しんだのがピントズレでした。これだけ解像度が上がるとピント合わせが非常にシビアになるのですが、10-24 レンズとの組み合わせで前ピン(=ピント位置が少し前側にずれてしまうためにピントが微妙にずれる)現象が起きてしまったり。中級機以上では、こうした微妙なピントズレに対応するための機能がついており、D5100 にはないのですが D7000/7100 にはこの補正機能(AF 微調整機能)が備わっています。

前ピン/後ピンの補正をするには、ピント合わせのテストチャートが必要。これ、普通に買うと結構高いのですが、Web でキットを配布しているところがあるのでこれを利用すると自作できます。超しょぼいチャートにもかかわらず、その効果はてきめん。レンズ単位に補正を登録することができるので、これはやっておいて損はないでしょう。ちなみに私の場合、

  • レンズ : 10-24mm, 18-105mm, 18-300mm(f6.3), 35mm
  • ボディ : D7000, D7100

の組み合わせで確認したのですが、ピントズレが出たのは D7100 + 10-24mm の組み合わせのみ。補正で問題なく調整できましたが、いやはやこんなこともあるのかと初めて知りました。ちなみにピントズレに気付いたのはテスト撮影した結果を自宅のモニタで確認したときで、なんか拡大してみると微妙にピンボケでピクセル解像していない写真ばかりだったことから気付きました。ぶっちゃけ、通常の用途ではぜんぜん気付かない程度な気がします;。

というわけで新規導入した D7100。ボディサイズはちょっとだけ大きくなり、ボディもちょっとだけ重たくなりましたが、重さの差以上に快適さの差がありました。ぼちぼち使っていきたいと思います^^。

そういえば、スーツケースと合わせてベルトも新調しました。

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まあなんの変哲もない普通のベルト。とりあえず目立つのがよいだろう、ということでちょっと蛍光色っぽい緑をチョイス。微妙に毒っぽいので他に使っている人もなく、あっさりケースを発見できるのがよいところです^^。

しかし参ってしまったのは、行きのフライトでこのスーツケースベルトがあっさり破壊されていたこと。TSA ロックのスーツケースを使っており、こちらのベルトは単にぱちっと止めるだけのタイプなんですが、にもかかわらずうまく外せなかったのか壊されていました;。っつーかなぜこれが外せないのかと小一時間問いたくなりますが;;。ノート PC をスーツケースに入れていたので開けられたのだろうと思うんですが、いやはやちょっと参りました。また注文するほどのものでもないんですが、うーん、どうしたものか^^。

以前からずっと訪れてみたいと思っていたのですが、初めてその機会に恵まれました。

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池袋にある洋食屋さん、UCHOTEN。かなり昔からあり、妹から薦められていたのですが、場所がちょっと外れている(池袋というより雑司ヶ谷に近い)こともあってなかなか行く機会に恵まれず。たまたま近くのお客さんに行く機会があり、せっかくなので狙ってみた次第だったりします。黒毛和牛のハンバーグが定番おすすめなようなのですが、せっかくなのでランチタイム限定のハンバーグシチューとコロッケのセットを注文してみました。

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味の方はというと、なるほど確かにこれは評判になるのもわかる美味しさ。使っている肉がよいのでしょうが、肉汁が実に素晴らしい。シチューも非常にバランスの良い味で、思わずご飯が進みます。シーフードクリームコロッケは美味しかったですが、まあこちらは割と普通だったかなという印象。

12:00 ちょっと前に入りましたが、割と繁盛している様子であっという間に満席に。こういう街中の洋食屋さんは貴重ですね。いつまでも長く続いてほしいものです。はい。

旅行の前の買い出しのために、こちらに訪問してみました。

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入間にある三井アウトレットパーク。三井アウトレットパークは御殿場が最大規模ですが、車がないとアクセスが悪いのが難点。海浜幕張は恐ろしくアクセスがよいのですが、半面、店舗が弱いのが難点。入間はちょうどその間を取るような感じですね。店舗数は約 200 で幕張のほぼ 2 倍、山手線内からは西武新宿線または西武池袋線でアクセスが可能で、1.5 時間ぐらいしかかからないので、山手線の西側からのアクセスだと幕張とそんなに大差がありません。

実際に行ってみると、予想以上に品揃えがよく、これは定期的に来てもいいんじゃないかという気も。なにより電車で 1 時間ちょっとでアクセスできるという気軽さの割に品揃えがよいのはなかなかに素晴らしいです。セール中ではなかったですが、シーズンが終わったものを安く購入できたのでなかなかにラッキー。また改めて訪れてみたいものです。

今回のドバイ旅行では、昔から使っていた大型のスーツケースがそろそろ限界ということもあって、スーツケースをまとめて新調しました。同じメーカーのものだと壊れるタイミングも同じかも、ということで、メーカーを分けて 2 つ購入してみたり。最近のスーツケースは不安になるぐらいペコペコなのですが、一方でびっくりするほど軽量化が進んでいます。正規品を購入するとめちゃめちゃ高いので、楽天で並行輸入品をさくっと購入。壊れた場合は航空会社の保険でまかなえることがほとんどなので、その辺もあまり心配は要らないかと。

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こちらはサムソナイトのファイヤーライトスピナー 75cm。容量 94l, 重量 2.9kg。お値段 \40k。

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もう一つはリモアのサルサエアー84l。重量は 3.2kg。お値段は \46k。

どちらのスーツケースにも共通するのは、まるでプラスチックケースのような素材を使っていること、そしてジッパーで閉じる方式になっているということ。昔はスーツケース=頑丈、というのが基本でしたが、最近のスーツケースはむしろペコペコしており、へこんで衝撃吸収という考え方に変わっている様子。おかげでかなりの軽量化が図られています。正直、最初に持ったときにこんな装備で大丈夫か?と思ってしまうほど軽くて頼りないケースで、特に下図のように重ね合わせたときにまるで噛み合わないあたりはめちゃめちゃ不安になります;。が、実際に荷物を入れてみると普通に入るのだから驚きです。

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両者の違いとしては、サムソナイトはカバーが片側のみ、リモアは両側にカバーがついていること、またサムソナイトはジッパー部分から雨が入ってこないようにするために一工夫されている(上の右側の写真)といったところ。デザイン的にはリモアの方がちょっとすっきりしていてオシャレ感がありますが(女性に人気の様子)、値段的にはサムソナイトの方が数が捌けているのか、多少こなれていますね。とはいえどちらも利用感にはそんなに大差はないです。値段かデザインかで決めてしまってよさそう。

最近、預入荷物に 152cm/23kg 制限(三辺合計が 152cm 以下、重量は 23kg 以下)がつく航空会社が増えたこともあり、これに最適化されたケースは結構重要になりつつありますね。一昔前のケースと比較すると、このケースに変えるだけで 3kg 近くは軽量化できるはずなので、そういう意味でもオススメな気がします。

そんなわけでドバイの旅行記もこれでおしまいなのですが。

[で、結局ドバイってどうよ?]

今回初めて中東に足を踏み入れてみて、欧米や日本との文化的なギャップをものすごく感じたり、やはり繊細な味に関しては日本の右に出る国はないよなー、とか思ったりもしたのですが、それよりもなによりも、この国本当に大丈夫かな?; と思わずにはいられなかったのも事実だったりします。

バブルが崩壊したドバイは 2017 年にはこうなっている、なんていうアート写真があったりしますが、まあこれは極端にしても、このドバイって基本的に観光資源がすべて作り物なんですよね。世界一のタワー、世界一のモール、世界一のスキー場、世界一のホテル、その他もろもろ。しかし冷静に考えてみれば、人が作ったものなんていつかは人の作ったもので塗り替えられてしまうわけで、そうなったとき、ドバイに果たして人を引き付ける魅力がどれだけあるの? と考えると、結構微妙な気がするんですよね。

同じく砂漠に作られた街であるラスベガスは、カジノに加えてエンターテイメントショーを中核に据え、老若男女が楽しめる一大観光都市になっている。世界一のものなんて特になくても、総合的に優れた観光地であれば観光客は集められる、と思うのですよ。実際、今回ドバイに行ってみて、もう一回行きたいか? と言われると、私の場合はそのお金があったらまたラスベガスに行きたい、と思ってしまうんですよね。その差はどこにあるかというと、作られた世界一のもの「しかない」、というドバイの特性にあるように思うんですよね。

結局、これから先、世界一が塗り替えられたらきっとそれを上回る世界一を目指して突き進むしかない、というのがドバイなのでしょうが、いやそれってまさにバブルだよね、という感じ;。ドバイのバブルはまだまだ続くのでしょうが、果たして 10 年後、20 年後にドバイがどうなっているのかは……うーん、という感じでしょうか^^。

とはいえ、やはり文化圏の違いというのはやはり面白かったです。欧米ばっかり行っている自分としては新鮮な空気を吸ったような気がしました。なかなかそうそう行けるものではないですが、こういう旅行はやっぱりリフレッシュになりますね^^。

というわけでここまでいろいろと書いてきましたが、今回のドバイ旅行の最大の目玉はここでした。なのでこちらを最後のネタに^^。

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アラビア湾に浮かぶ、帆の形をした最高級ホテル、バージ・アル・アラブ。ジュメイラグループのホテルのひとつで、場所としてはニュードバイ地区のマディナジュメイラとワイルドワディの間あたりにあります。世界の VIP をもてなす超一流ホテルで、世界一贅沢として 7 つ星を自称するホテルだったりします。……自称というあたりが怪しい気がしますが;、まあそれはさておき、実際問題とんでもないホテルであることは確か。ホテルは全室メゾネットスイート、全室に純金の iPad、アメニティはすべてエルメス、各フロアごとに 24 時間バトラー(執事)が常駐。最も安い部屋でも一泊 15 万円程度で、宿泊者以外は立ち入ることすら許されない。写真の上の方に見えるヘリポートは、実はうっかりテニスまでできちゃったりするという有様で(というか自分では絶対にやりたくないですが;;)、まあ良くも悪くもトンデモすぎるホテルだったりします。

普通に入ることはできないものの、レストランなどを予約すればアクセス可能。我々は Sky View Bar というラウンジのアフタヌーンティーの予約を入れて潜入してきた次第です。ちなみにこの Sky View Bar はここにあります。

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ちなみにアフタヌーンティー、恐ろしいことにお値段なんとお一人 565 AED(約 1 万 7 千円)。以前は 375AED ぐらいだったようなのでどうも着々と値上がりしている様子なのですが;、まあもう二度とドバイにはいかないだろうということで、頑張って行ってきたりしてみたのですが……いやー、これがなんともはや、だったりしましたよ、ええ;;。

[予約について]

予約に関してはメールで行うことができます。希望を伝えると適当に予約してくれますが、予約確定のためにクレジットカード番号を伝える必要があります。基本的に 13:30 からのテーブルのみのようで、席指定(窓際の席の指定)は不可。行ってみてわかりましたが、実質的には入った順で窓から着席させていくので、ちょっと早目に行ってしまうのが吉だったようです。自分たちはタッチの差で窓際席をゲットできず;。無念;。

[アクセスについて]

近辺のジュメイラグループのホテルに宿泊しているのであれば、バギーで連れていってくれます。入口の守衛さんのところで予約番号を確認してもらうと、ゲートを通してもらえる仕組みです。……が、バギーで行くと横からふらっと入る形になる上に、割と豪華絢爛なバージアルアラブの下にみすぼらしいバギーで行く形になるのでかなりテンション下がります;;。これ果たしてどーよ? 状態;。

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入口には超高級車がずらりと並んでいますが、これはホテルに送迎を依頼したときに使われる車らしいです。もっとも送迎代で 450AED~(約 1.5 万円~)なのでとても利用できませんけど;;。

[エントランス]

さすがは自称 7 つ星ホテル、恐ろしく豪華絢爛……ではあるのですが、日本人の感性にはあまり合わないかも。金がふんだんに使われており、看板まで黄金だったのには苦笑い;。中央に噴水、左右に水槽を配したデザインはなかなかによいのですが、オープンしてから 10 年以上たっていることもあり、ちょっと古さを感じるところもありました。

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ただ、やはり建物の構造はすごいです。帆の形をしたホテルは内側から見ると左右に客室が積み重なるように並ぶ形になっており、天辺までの吹き抜けは圧巻です。

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フロアを少し進むと宿泊客用のエレベーターがあり、その先に、Sky View Bar へとアクセスするための直通エレベーターがあります。このエレベーターの形がなかなか特殊で、おそらく一点もののエレベーター。お金かけてるなー;、状態。

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アラビア湾を眺めながら上がっていくと、Sky View Bar への入口になります。

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[Sky View Bar]

Sky View Bar はその名の通りバーラウンジ。窓際にずらっと並ぶ席と、内側には全体を展望できるソファ席とがあります。先に書いた通り、我々はちょっと出遅れてしまったために、窓際の席が確保できず;。まあ、内側の席でもソファ席であればそれなりに眺望は楽しめます。

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さて、アフタヌーンティーのスタートはスパークリングワインから。アミューズのデーツが出されたのち、スパークリングワインが供されます。ルイ・ロデレールという泡でしたが、調べてみたら日本だとボトルで \3,000 ぐらいですね。ちなみにドンペリへのアップグレードも可能ですが、お値段 260AED (約 7,800 円)です。ただでさえアルコールが高い国に加えて、バージアルアラブですからねー;。しかし注ぎ方はえらいカッコよかったです。これは普通には絶対にできないと思う;;。

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スパークリングと共にいただくのはベリータルト。見た目もかわいい一品ですが、なぜか真ん中にはトマトが乗っていたりします;。見た目もよいし、味もまあ悪くはないのですが、なんというか全体的に甘さがしつこいような……;。

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続いて、シェフのおまかせお肉料理。ごく普通のビーフのマスタードソースが出てきました。サイズが分かりにくいですが、上のタルトと同程度で、ほんのちょっとという感じ。味はごく普通に美味しかったです。

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そして次に出てきたのは、フィンガーサンドイッチ。奇をてらったものはなく、どれも普通に美味しかったですが、特にサプライズがなかったのも確か。非常に手堅くまとめているような印象でした。

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ちなみにお茶はいくらでもオーダー可能。冷めた場合には変えてもらうこともできます。紅茶やコーヒーを適宜注文しましたが、ハーブティーの類はどれがよいのか、なかなかにわかりづらいですね。嫁はテーブル係の人のオススメにしてみましたが、かなり気に入っていた様子でした。サンドイッチ類も追加オーダー可能で、回ってきて追加で置いていってくれました。

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続いて、アフタヌーンティーの主役、ホームメイドスコーンとミニケーキ……なのですが、これがなかなかに大問題でした;。スコーンとジャムはごく普通、ストロベリーのケーキ類は甘すぎて完食できず;;。うーん;。

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最後は口直しのライチとローズのシャーベット。……なんですが、なぜ上に砂糖がかかっているのか理解に苦しみます;。

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……とまあ、なんか後ろに進めば進むほど残念な感じになっていったのですが;、ここ、正直なところ噂ばかりが先行していて実態がまるで伴っていない、という印象がありました。

  • 食事について。前半戦のお料理はまあまあですが期待値を超えるものはなく、後半戦のスイーツは甘すぎてとても完食できず;。文化圏の違いもあるのでしょうが、基本的に日本の料理やスイーツにあるような繊細さはまるでない、と思った方がよさそうです。きっといい食材は使っているんだろうとは思いますが、それに関しても実感できるようなものはぜんぜんなかったよーな;。
  • 照明について。ここの内装は緑と青を基調としているのですが、照明がまるで工夫されていないために、とにかくなんでも青く見えるのですよ;。実はここに掲載している写真群はホワイトバランスを片っ端から調整しているのでまともに見えるのですが、もともとの色は(肉眼で見ても)下の写真みたいな感じ。これでは食事がおいしく見えるはずがないです。正直これは理解に苦しむのですが、ドバイとかだとこういう色彩感覚が普通なのだろうか....?;
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  • サービスについて。テーブル係でついてくれた人はごく普通でしたが、あろうことかお客さんが全部帰り切っていないうちから清掃係が掃除を始めるという……; 7 つ星が聞いて呆れるんですが、状態;;。

ちなみにここ、予約の時になんかの記念日であることを伝えるとお花やお土産をプレゼントしてくれます。記念日でなくてもお土産はプレゼントしてくれるのですが、これが絶望的においしくなかったです……;;。

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まあ、味覚のセンスや色彩感覚は国ごとに違うと思うのですが、それらを差し引いても一人 1.7 万円も取るアフタヌーンティーの中身がこれでよいの? と考えると、ちょっとひどくね?; というのが本音なところでした。これが 1 万円ぐらいならまあ納得できるところではあるし、ネットを見ていると必ずしも評判が悪いわけではないのですが、ちょっと昔の評価が多いんですよね。うーん、値上がりがひどいことを考えると、イマイチ悪いタイミングだったのかもしれませんね。

とはいえ、窓からの眺望はなかなかに素晴らしいものがあります。パームジュメイラやザ・ワールド、そして遥か彼方にはバージカリファもうっすらと見え、さすがに眺望はいいですね。うーん、窓際席が取れなかったのは残念;。

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いずれにしても、話のネタに行くのはよさそうですが、過度な期待を抱くのは避けた方がよいかも。1.7 万円という金額を考えると、もうちょっと積んで普通にここの別のレストランに行ってしまった方がよいかもしれず。でもまあ、間違いなく二度と足を踏み入れられない場所なだけに、貴重な経験にはなりました。こういう世界もあるのですねー^^。

ダウンタウン編の続きは、ドバイファウンテンからです^^。

[ドバイファウンテン]

バージカリファ、ドバイモール、スークアルバハールで囲まれた湖というか池。日中と夜とでずいぶん雰囲気が違いますが、立ち並ぶビル群と相まって、非常によい雰囲気を醸し出していました。バージカリファを背景に写真を撮ると、なかなか絵になります。

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しかし写真撮影すると、バージカリファのアホみたいな高さがとにかく目立ちます。なにしろ普通のカメラではなかなか全景が収まらない;。私は Nikon の超広角レンズ 10-24mm (35mm 換算 15-36mm)で撮影したので難なく収まりましたが、普通のカメラで撮影している人は、めいいっぱい下がったり足元から撮影したりと結構苦労してました。さすが 828m の高さは伊達じゃありません。

さて、もちろんドバイファウンテンの一番の見どころは噴水ショー。ラスベガスのベラッジオや東京ドームの噴水を手掛けたロサンゼルスの WET デザイン社の手によるもので、150m の高さにも上る噴水を噴き上げます。全長 275m、電球 6,600 個、カラープロジェクター 25 個、パターン 1,000 種以上という、世界最大の噴水ショーです。

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東京ドーム 2 個分の面積ということもあり、どれほどすごいものかと期待して見に行ったのですが、ラスベガスのベラッジオを見ている自分たちとしてはほとんどそっくりということもあって、やや拍子抜け。何かちょっとした違いがあったらまた印象も違ったかもしれませんが、サイズこそ違えどやっていることはホントにそっくりでした。

夜は 30 分間隔で 5 分間のショーが繰り返されますが、日中は正午あたりに 1~2 回程度しかやらないようで、我々は日中のショーを見逃しました;。なので、見に行くときにはスケジュールをきちんと確認しておいた方がベターです。また、どこから見るかというのも悩ましいところなのですが、この噴水ショーははっきりとした正面がないというのも特徴。左右の幅が異様に広いので、どこから見てもそれなりに絵になります。バージカリファを背景にして写真を撮影したいのなら、ドバイモールとスークアルバハールの間の橋から撮影することになりそうですが(下側の写真)、噴水の真ん中から見たいのであればスークアルバハールの外周から見る(上側の写真)ことになります。が、まあどっちもどっち、という感じですね。

さて、ダウンタウン編の最後はドバイのランドマーク、バージカリファです。

[バージ・カリファ]

高さ 828m、160 階建ての世界一高い超高層ビル、バージカリファ。ブルジュハリファとか書かれることもありますが、その姿たるや呆れるほど高いとしか言いようがありません;。ちなみにスカイツリーは 634m。こちらは電波塔としては世界一です。

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バージカリファは写真からわかるように、高さの異なるタワーを組み合わせるような形で作られており、上空から見ると三方向に足が伸びているような形でそびえたっています。中心部にはジョルジオアルマーニが手掛けるアルマーニホテルが入っており、まさにドバイの顔とも言えるゴージャスな塔になっています。

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夜になるとライトアップも施されますが、かなりイメージが変わりますね。年末年始にはこのタワー全体から花火を打ち上げるというトンデモイベントもやるそうで、まあすごいとしか言いようが;。

さて、これだけ高い塔となれば当然のように展望台もあります。展望台についてはこんな感じ。

  • 展望台は At The Top と銘打たれており、いくつかのチケットがある。124F に位置する展望台に入るものと、これに加えて 148F にも入れるものがある。どちらにも時間帯指定の予約チケットと、予約なしですぐに入れるチケットとがある。
  • 124F のみに入れるものは、時間帯指定チケットが約 5000 円、予約なしチケットが約 1 万円。148F にも入れるものは、約 1.2~1.5 万円程度。
  • 時間帯指定チケットは、当日分は全く買えない。1 か月前から購入可能だが、だいたい 1~2 週間ほど前あたりから Sold Out の時間帯が出てくる。日没の時間帯が人気のようで、この時間帯に見たいのであれば少し早めの購入が必要。(※ 日没時間帯は現地でも 124F まで上がるのに結構時間がかかるそうなので、この点にもご注意を。)
  • 入口はバージカリファの真下ではなく、少し離れたドバイモールの中にある。このため、タクシーで行く場合にはバージカリファではなくドバイモールに行く必要がある。(なので、入口からタワーまで結構歩かされます。)

148F チケットは最近新設されたものみたいですが、自分たちが行ったときにはタイミングが悪く、124F のチケットのみ;。昼にするか夜にするか迷いましたが、結局夜に登ることにしました。入口では日本語の音声ガイドを借りることもできますが(確か 1,000 円ぐらい)、運転免許証を持っていない場合には一時預かりで 500AED (1.5 万円ぐらい)をデポジットする必要があります。

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入口を入った後は、展示物を見ながらバージカリファの方へ。エレベーターもなかなかに凝っており、60 秒で 124F に到達します。ちなみにこれも世界一の速度だとか。

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バージカリファは複数の円筒が組み合わさったような建物ですが、この 124F の展望デッキは上が抜けているオープンデッキ。しかし驚かされるのは、これだけの高さを誇る展望デッキにもかかわらず、高さは 452m でこの上にさらに 400m 近くもタワーがあるということ;。下を見下ろしても上を見上げても、ちょっとクラクラするような高さでしたよ、ええ;。ちなみに東京スカイツリーの第 2 展望台の 2F が 450m なのでほぼ同じ高さですね。

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さすがに夜景も綺麗……と言いたいところなのですが、ドバイはもやが結構立っているため、意外に見通しがよくないのが難点。空気が澄んでいる方が夜景は綺麗なのでここはちょっと残念。とはいえ、上から見るドバイファウンテンは圧巻です。夜ここに登ったのであれば、ちょっと時間を調整してドバイファウンテンを見るのがよいと思います。

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また設備面でちょっと面白かったのはこちら。ちょっと暗くてわかりにくいのですが、液晶画面付きのハンドルを窓の外の方向に向けると、その方角の昼の景色、夜の景色、そして昔の景色を切り替えながら見ることができる、という VR 装置になっています。見たことがない装置でしたが、なかなかに面白かったです。

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というわけでダウンタウンの紹介もこれでおしまい。さすがにドバイのランドマーク地区なだけに、面白いところが多かったです。

さてさて、引き続いて今度はダウンタウンの話を。ダウンタウンは世界最高の高さを誇るバージ・カリファを中心とした商業施設群で、主な見どころとしてはドバイモール(世界最大)、ドバイファウンテン(これも世界最大)、ドバイアクアリウム(これまた世界最大)と、世界最大づくしの観光施設だったりします。まずはドバイモールから。

[ドバイモール]

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水族館やスケートリンクまで有する、世界最大のショッピングモール。店舗数 1,200、飲食店数も 200 を超えるというメガモールで、端から端まで歩くだけでも結構な距離があります。数ばかりかと思いきや、各店舗も結構な面積のものが多く、雑貨店に入ってみたらとんでもなく広くてびっくりしたり;。まっとうに見ているとキリがないので、興味があるゾーンだけ集中的に見る、というのが現実的です。我々は雑貨が好きなのでそのへんをふらふらめぐってみたり。

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さすがはイスラム圏というべきか、飲み食いしながら歩いているような人はまるでいません。が、休憩するためのカフェは至るところにあります。さっそくおなじみヨーグルトランドを見つけてひっかかる嫁;。

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もっとも、モール内は外と違ってかなり冷房が効いています。あまりの温度差に体調を崩しやすくなるので、日本人の場合はきちんとした上着が必須です。っつーかどうしてこの寒さの中を半袖とかで歩けるのかと小一時間;。

ショップもいろいろあるのですが、自分たちが立ち寄ったのは VIVEL というお菓子屋さん。小菓子の詰め合わせや紅茶などをいろいろ取り扱っているお店です。数十種類の小菓子を自分の想いのままに組み合わせて詰め合わせることができます。基本的にはお土産用のハコに詰めていくら、という形なので、箱のサイズを選ぶと値段が決まる仕組み。カスタマイズするのが大変であれば、事前に詰め合わせられているものを購入してしまえば OK。その場で味見もさせてくれますし、イートインコーナーで紅茶と共に楽しむこともできます(紅茶はポットでサービスしてくれるので、二人で 1 つとかで十分です)。小箱なら \1,000 弱ぐらいからあるので、手軽なお土産にはちょうどよいですね。

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[ドバイ・アクアリウム(水族館)]

さて、続いてはこちらのドバイ・アクアリウム。ドバイモールのほぼ中央に位置している水族館で、一番の目玉である巨大水槽は全長 32.88m、高さ 8.3m で世界最大のもの。この水槽は、特にチケットなどを買わなくてもそのままモールで見ることができます。写真を見るとその巨大さは一目瞭然ですね。1F・2F をぶち抜く形で水槽が存在するので、2F から見ると水槽を斜め上から見ることもできて気分がよいです。

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水槽の周りにはロープが引かれており、この水槽の右横にあるチケットカウンターで入場チケット(約 3,000 円ぐらい)を購入すると、このロープの内側に入ると共に、この水槽の中央部にある通路へと進むことができます。

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入場券にはいくつかの種類があり、多少プラスすることで、この水槽を上から眺めるツアーにも参加できます。ちなみにさらにお金を出すと、下の写真に見える檻の中に入って水中に沈むだとか、さらにはこの推測の中でスキューバダイビングができるとか。……いやどー考えても晒し者なわけですが;。

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さて、この水槽が一番の目玉ではあるのですが、この水槽の上側には普通の水族館を併設しており(アンダーウォーターズーと呼ばれています)、入場券はこちらとの共通パスになっています。モールの中にあるので油断してましたが、中に入ると結構広く、様々な生き物が展示されていました。砂漠の生き物ということで、サソリまで展示されていたのにはびっくりでしたが;。

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そして一番の目玉は King Crocodile、巨大ワニ。重さは 726kg で、オスとメスの二匹だそうですが、びっくりしたのはワニが展示されている横で、このワニをどのように捕獲してどのように連れてきたのかを紹介するムービーを流していたこと。オーストラリアから一番生きの良いワニを捕獲し、空輸で連れてきたらしいのですが、そのドナドナムービーたるや涙を誘います;;;。ちょっと苦笑い。

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全部ひととおり回って、2~3 時間ぐらい。割とたっぷりとみられる水族館だったのには驚きました。

[スーク・アルバハール]

さて、お次はドバイモールの隣にあるスークアルバハール。こちらはドバイモールの隣のドバイファウンテンを超えた先にあります。一瞬照明が暗くて不安になるのですが;、スークといってもオールドスークのような場所ではなく、完全に商業用に作られた施設なので気軽に見て回ることができます。

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中にはスーパーマーケットなどもあり、なかなかの充実ぶり。建物や装飾品が綺麗に作られているので、写真が絵になるのがよいところです。ショップとして我々が利用したのはこちらの Bateel というデーツ屋さん。デーツというのはあまり日本では馴染みがないと思うのですが、ナツメヤシの果実で、北アフリカや中東ではメジャーなスイーツ。長期保存が可能なことや、雨が少ないところでも育成可能なことから、昔から貴重な食料として栽培されていたそうです。熟したものを食べるのですが、これがなかなかに美味しい。こちらのお店では、いろいろなものをデーツの中にサンドしたものをグラム売りしていました。

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スークアルバハールは、一通り歩いて 30 分ぐらい。ドバイファウンテンを見る際の時間調整なんかにちょうどよいんじゃないかと思います。というわけで、ドバイファウンテンについては次のエントリにて~^^。

さてさて、話題たっぷりなマディナ・ジュメイラの話の続きを~。

[アブラとバギー]

さてさて、東京ディズニーランドは 51 万平方メートルの広さを誇りますが、マディナ・ジュメイラはちょっと及ばず、総面積は 40 万平方メートル。とはいえ、ホテル関連施設だけでこの広さだと考えると間違いなくとんでもない広さです。歩いて移動するとかなりの時間もかかるので、リゾート内にはちゃんと移動手段が用意されています。ひとつがアブラ(渡し船)、もうひとつがバギーです。

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もともとマディナ・ジュメイラは、伝統的なアラビア建築で作られたホテルの周りをクリークと呼ばれる水路でつないでおり、ここにアブラを通す形にしています。リゾート内には停泊所がいくつかあり、そこで待っているとアブラがやってきてくれる仕組み。特に決まったルートはなく、行先を告げるとそこに連れていってくれますが、アブラ同士は無線でやり取りをしており、載せられなかった場合はすぐに別のアブラを呼び寄せてくれるようになっていました。至れり尽くせりです。

それにしても雰囲気はまるっきりジャングルクルーズなのですが、その広さたるやディズニーランド全体とほとんど変わりがないわけで、気分の良さは格別でした。見える風景もなかなかよく、バージ・アル・アラブ(白帆の形をしたホテル)などが見える景色などはかなり抜群ですね。

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一方のバギーの方もパーク内にいくつかの停留所があり、そこで待っていると行先まで載せてくれます。こちらのバギーはマディナ・ジュメイラ内だけにとどまらず、同じジュメイラグループのホテルであるバージ・アル・アラブやジュメイラビーチホテル、ウォーターパークであるワイルドワディなどにも連れていってくれます。これらのホテルやパーク群はすべて海に沿って連なっており、バギーはそのプライベートビーチに沿って移動している、という仕組みになってます。特にワイルドワディなどに繰り出す場合は、ホテルの部屋で水着に着替え、ちょっと上着を羽織ってホテルの裏手(海側)に回り、そこからバギーで行ってしまう、という技が使えるのでかなり便利です。

# 気になるチップですが、移動だけであれば払わなくても良さげな感じでした。というか払ってる人を見かけなかったです;。

[スーク・マディナ・ジュメイラ]

さて、オールドスークでは客引きがえらいことになっていてとてもまともに見られませんでしたが、こちらなら安心して見ることができます^^。

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スーク(市場)といっても完全な屋内施設で、まあ要するにホテルのブティック群みたいなもの。とはいえ観光施設も兼ねているので、割といろんなものが置かれていました。お値段はまあホテル価格かなといったところですが、夜になると宿泊客たちでごった返し、かなりの賑わいを見せていました。ウィンドウショッピングだけなら一回り 1 時間、といったところですが、ちょっと回ってみるのには面白い場所ですね。

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[プライベートビーチ]

そしてやはりドバイに来たら海だろう! ということで、プライベートビーチにも繰り出してみました。

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いや~、なんという贅沢。至福のひと時。
これは気持ちよいですよ、ええ^^。

プライベートビーチ沿いに多数のデッキチェアがあり、プライベートビーチの入口のところでお願いするとバスタオルを持って行ってそこに敷いてくれるという仕組み。傘の陰だと適度な温度ということもあり、ここに寝っ転がっているだけでお腹いっぱい状態です。

ちなみにここ、マリンスポーツも楽しめたり、ビーチバレーとかで遊ぶこともできる様子。少しお金を払うと、コテージタイプの場所を借りることもできるみたいです。でもまあ正直、普通のデッキチェアで十二分でしたよ、ええ^^。海にも入ってみましたが、マリンブルーがとにかく美しい。加えてかなり遠浅の海になっていて、割と沖のほうまで立って行けるのには驚きました。いやはや、気持ち良いですね。

ついでにサンセットの時間帯の写真もひとつ。方角的にはパームジュメイラ(ヤシの木の形の人工島の方向)にちょうど日が沈んでいく形になりますが、日本とはまたちょっと違った色合いの日没なのが印象深かったです。

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ちなみに宿泊客以外は入れないので、入口のところでカードキーのチェックがあります。季節によって違うのでしょうが、自分たちが行ったときは 7:00~19:00 のオープンでした。プライベートビーチでまったり、というのはやっぱり贅沢ですねぇ^^。どこかに遊びに行くよりも、ここでまったりした方がリゾート気分を満喫できたのかもしれません。

そして最後は、ウォーターパークであるワイルド・ワディをご紹介。

[ワイルド・ワディ]

ワイルド・ワディは、マディナ・ジュメイラに隣接しているウォーターパーク。ジュメイラ系列のホテルに宿泊している人であれば入場料無料(ただしロッカー代として \1,000  ぐらい取られる)なので、一度は遊びに行ってもよいかと。(ビジターは 1 万円弱するのでご注意を;。) 先にも書いたように、ホテルの部屋で着替えて、プライベートビーチ側からバギーでさくっと連れていってもらうのが吉です。

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入口のところでリストバンドをもらい、そこに現金をデポジットしておく方式。パーク内ではそこから支払う形になります。ロッカー代で 35AED 取られるので、あとはパーク内でのご飯代などを加味して、100~200 AED ぐらい入れておけばだいたい足りるはず。余った分は帰るときに同じ受付のところで返してもらう形になります(この際、最初のデポジット時のレシートが必要)。

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ロッカーは何か所かにありますが、バギーで来た場合には裏口から入る形になっているため、入口からは意外に距離があります。ロッカーが手前にあり、その奥側にトイレや更衣室があるという仕組みなので、ロッカーは二人で一つ使えばよいのですが、注意すべきはこのロッカーが意外に小さいこと。二人分の荷物を突っ込もうと思うと意外にギリギリだったりしました。

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ワイルド・ワディには、子供たちも楽しめる普通のプール(波のプールとか)もありますが、大人がはしゃげるアトラクションもかなりたくさんあります。特に絶叫系アトラクションはかなり迫力のあるものが多く、一番ひどかったのは時速 80km 以上のスピードで落下するウォータースライダー、ジュメイラシーラ。オフィシャルサイトから写真をぱちり。

こんな感じのパイプのところをすとーんと押されるのですが、これは正直さすがにヤバいと思いました;;;。たいていのアトラクションではビビらない自分ですが、落ちている最中に「う、うあ、これはヤバいかも;;;」と思ったり;。幸いさほど混雑しておらず 20 分ぐらいで乗れたのは助かりました。ちなみにこんな感じ。まさに処刑台に立たされる感じですよ、ええ^^。

これ以外にも、複数人でボートに乗ってルートを巡っていくアトラクションやサーフボードのアトラクションなどがあり、真面目に遊ぶと普通に一日遊べるような場所でした。時間がなかったのであまり楽しめなかったのがやや残念なほどで、割と万人にオススメできる場所なんじゃないかと思います。

なお一点注意事項として、上記のジュメイラシーラなど多くの絶叫系アトラクションは、荷物を全部ロッカーに預けていないと載せてもらえません。時計やカメラはもちろんのこと、ジュメイラシーラの場合はメガネや貴金属(指輪など)も NG。遊びに行くときはあらかじめロッカーの中に入れて手ぶらで行く必要があります。パークが意外に広いので、行き来すると結構大変なのでご注意を^^。

今度は引き続き、ニュードバイ近辺の観光の話を。ニュードバイは、パームジュメイラと呼ばれるヤシの木の形をした人工島近辺に広がる、巨大リゾート施設群のあたりのことを指します。今回、我々が宿泊したマディナ・ジュメイラもこの地区にあります。

[マディナ・ジュメイラ ホテルリゾート]

マディナ・ジュメイラは 3 つのホテルとスーク、スパ、カンファレンスセンターなどを有する巨大ホテルリゾート。まあびっくりするほど広いリゾートホテルなのですが、書くこと満載でこれだけで数エントリはいけるんじゃないかと思ったりするワナ^^。ホテル全体の模型があったのですが、そもそも自分たち、今どこにいるのよ??;; と探すのだけでも一苦労な感じです;。

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マディナ・ジュメイラにあるホテルは、ミナ・サラーム(ミナ・アッサラーム)、アル・カスル、ダル・アル・マシャフの 3 つ。ミナ・サラームが一番リーズナブルで我々が宿泊したのもそちらでしたが、それでも結構なお値段。ダル・アル・マシャフになるとすべて 2 階建てのヴィラタイプで、専用のプールと中庭があるそうな。いやー、贅沢です;。

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[ミナ・サラーム]

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我々が宿泊したミナ・サラームは、全室オーシャンビュー。バルコニーからはアラビア湾が一望できます。ちょっと意外だったのは、思ったほど客室が広くなかったこと。土地には困っていないはずなのでかなりの広さを想定していたのですが、50 平米程度でちょっと拍子抜け。ラスベガスのベラッジオの客室などと比べてしまうとかなり格差があります;。これでいいのかドバイ;。

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ちなみにミナ・サラームはこのマディナ・ジュメイラの中では一番古いらしいのですが、かなり小さいとはいえ G が出現したのには参りました;。まあそりゃどっかにはいると思うけどさー;。まあそんな不幸な事故もありましたが、設備面はかなり手を入れているようで、50 インチクラスの巨大なテレビやデジタルな客室制御パネルなど、なかなかよく出来ていました。

部屋のお掃除なんかも結構行き届いていて、驚いたのは夕食前後で 2 回清掃が入っていたこと。夜はタオルアートを作ってくれてあったりなど(しかも毎日異なる動物)、この辺はさすがですね。

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[マディナ・ジュメイラの朝食]

マディナ・ジュメイラで面白いのは、朝食を各ホテルの会場からチョイスできるというところ。実のところ、どこも大差ないと言えば大差ないのですが^^、とはいえ巨大リゾートならではの楽しみではありますね。

まずはミナ・サラームのアル・ムーナ。ここは割と野菜やフルーツが多かった気がします。私はオムレツをいただきましたが、どの会場でもオムレツはオーダーして作ってもらうことができました。

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続いてアル・カサールのアルボレタム。ここは割とオールマイティでいろんなものがありますが、中華っぽいものがあるので割と日本人好みかもしれません。絞り出しのジュースもあり、注文するとその場で絞ってくれるのですが、これがフレッシュで美味しかったです。

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最後はダル・アル・マシャフの、カイマット・アル・バハール。微妙にトロピカルなものが多かったような気が。

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ちなみにどのホテルの朝食も、室内と屋外をチョイスすることができます。朝ならそれほど暑いわけではないので屋外で楽しむのも一手なのですが、カイマット・アル・バハールだけは鳥がかなりいてちょっと微妙な感じ;。また、どの会場もパンはびっくりするほどの種類があります。ナイフが置いてあって、適当に切り出して持っていけ、みたいなのも 5~10 種類ぐらいはあり、いやはやこの充実度には驚かされました。これだけ種類があれば、まあ何かしらは食べるものがあるんじゃないかと^^。個人的な感覚としては、アル・カスルのアルボレタムが一番よかった気がしますが、好みは分かれるかもしれません。

[ルームサービス]

今回の旅行では、嫁が寒暖差で胃腸をやられるという事態に陥ったこともあり、無理にレストランなどは使わず割と適当にご飯を済ませました。疲れて眠くて外に出るのが面倒なときには、もうちゃっちゃかルームサービスを取ってしまったり。お値段はごく普通のホテル価格ですが(写真+ジュースで一人頭 \3,000 ぐらい)、味はかなり良く、今回のドバイ旅行の中では一番旨かったんじゃないかという気が……;

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こちらは BLT サンドイッチとオーダーメイドピザ。ピザはトッピングを自由にチョイスできる仕組みになってました。しかしどちらもアホみたいに量が多い....; この辺はさすが海外仕様です;。というわけで 2 回目に注文したときにはサラダとサンドイッチだけに絞って注文してみたのですが。

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なんでポテトがこんなにどっちゃり乗ってるんだよと小一時間;;。
もうわけがわからないよ;;。

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さらに意味がわからないのは、これにパンがおまけでついてきたこと;;(写真左上)。いやまあこのホテル、パンはアホみたいに焼いているみたいなので余り物なんでしょうけど、いったいどーしろと小一時間ですよ;;。

ちなみに胃腸の調子がよければ、このマディナ・ジュメイラの中にもかなりよいレストランがたくさんあるので繰り出してみてもよいのではと思います。中でも有名なのは、海の上に浮かぶレストラン、ピアシック。他にもいろいろあるので、4travel とかで見てみるとよいかもです^^。

というわけで、次回に続きます。

さて、オールドスークを回ったあとは、アブラで対岸に向かいます。

[アブラ(渡し船)]

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アブラは、乗り合いの渡し船。ドバイクリークの両岸にあるスークを行き来するためには便利なもので、適当に人数が集まったところで渡し船を走らせる、という形式になっています。ちなみにお値段は 1 AED(約 30 円)と超激安。アブラに乗った後、出航のタイミングで回収されます。ワンコインなので簡単徴収ですね。

しかしこのアブラも客引きがひどい;。上に書いた乗り合いのアブラとは別に、独自に出しているアブラもあるのか、こちらは対岸まで 60 AED (約 1,800 円)と吹っかけられました;。なんかみんながわらわらと乗っているアブラに乗ればよいのですが、注意すべき点がひとつ。オールドドバイ側から対岸へ向かうアブラは 2 種類あり、片方はスパイススークへ直行するもの、もう一つはかなり離れた場所に行くものです。運行ルートマップをきちんと見なかった自分が悪いのですが;、うっかり違う方に乗ってしまい、気付いたときにはかなり内湾側の方に;。まあそこから歩いてもスパイススークまで 10~15 分程度ではあるのですが、ちょっと気を付けた方がよいかもですね。

というわけで間違って行ってしまったのはこちら;。地図を見ながら、ちまちまとスパイススーク側へと移動します。入江沿いを歩くと暑くてシャレにならないので;、一本内側に入ったビルの陰を歩きます。

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いやいや失敗したなー、と思いつつ、ここはここでちょっと面白い。ここもやはり商店街(問屋街?)になっており、それぞれの商品を扱うお店が何軒も束になって軒を連ねています。スポーツ専門店とかはわかるのですが、トロフィー専門店が何軒も並んでいたのにはちょっとびっくり。そんなに需要あるんか??;という。

そんなわけで 10~15 分ほど歩いて、スパイススークに到着です。

[スパイススーク]

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スパイススークはその名の通り、香辛料を扱うお店がずらずらと並んだところです。なんかお土産買えるかな? と期待して行ってみたのですが、まあここも客引きがひどい。道が細いこともあって、客引きのひどさはオールドスーク以上で、とてもじゃないけど買う気になれないというのが本音なところ。……といっても、そもそも扱っている香辛料がどちらかというと匂いの強いものが多いようで、ちょっと日本人だと購入しにくいんじゃないかな? という気がしました。まあこれだけ香辛料がずらっと並んでいるのは圧巻なので、それはそれで見応えがありますが。

スパイススークを見終えたら、そこからちょっと歩いてゴールドスークへ。ここはそのまんま御徒町です;。

[ゴールドスーク]

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ゴールドスークは他の 2 箇所に比べると客引きはかなり穏やか。……というかお金持ち以外に興味はないですかそーですか;、という感じですが;、軒先には貴金属製品がずらっと並んでなかなかにびっくり。ゴールドスークの入口にはギネスブックにも登録されている巨大な指輪が展示されています……ってかこれはもはや指輪ではなく首輪か腹巻きだろうと小一時間;;。小売りのレート表なども出ており、この辺からだいたい価格の妥当性などもわかる様子でした。とはいえ装飾品に興味のない我々はウィンドウショッピングで終了;。

というわけでオールドドバイについてもざっと紹介してみましたが、正直ここはツアーで来た方がよいかも、という印象。個人客を狙った客引きのひどさが尋常ではなく、まともにお店を見られなかったんですよね。ツアーに乗っていれば、少なくとも客引きにこれほど邪魔されることはなかったわけで、うーん、という感じですね。それにしてもここ、とんでもない数のお店がありましたが、果たしてどれだけのお店が商売になってるんですかねぇ?; まるで売れているように見えなかったのが気になりました。うむむ。

というわけで、まずはオールドドバイの観光から……と言いたいところですが、その前に立ち寄ったこちらの話から。

[ジュメイラ・モスク]

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このモスクは、ドバイにあるモスクの中で唯一、異教徒でも見学可能なモスク(通常は立ち入り不可)。解説付きの見学ツアーを金曜日以外の朝 10:00 から実施しており、こちらでいろいろとイスラム教に関する説明を伺うことができます。事前予約不要で、9:45 までに現地集合。ボランティアに近い形なので、料金は 10 AED (約 300 円)。受付にはカフェもあり、お茶をしながら待つこともできます……というか、そちらでお待ちくださいと通された先が喫茶室で、お飲み物どーですかといきなり出されて、断ってよいものなのかもわからずとりあえず注文してみたら結構高かった、というのが実態ですが;。まあでもこれも運営費の一部ですね^^。

ツアーといってもモスクの中に入り、そこに適当に座って話を聞く、という程度。隅々まで見学するようなツアーを想定していたので拍子抜けなところがありました。ここで約 75 分ほどお話を聞くことになりますが、はっきりした英語で話してくださるとはいえ正直英語が苦手な私は半分ぐらいしか意味が取れず。横にいた嫁は途中で撃沈してました……;。とはいえ、イスラム教の礼拝の作法などを実際に見せていただくなど、興味深いところは多かったです。建物もかなり独特な装飾で、その辺も興味深かったり。一日 5 回の礼拝とか、実態として無宗派に近い日本人だとかなりびっくりな感じもするかもしれません。

なおご参考までに、イスラム圏だと肌を露出する服装は NG ですが、ドバイは観光客も多く、割とフリーダムです。こちらに来ている観光客も、短パンに T シャツという、およそありえない恰好で来ているような人も;。しかしモスクに入るときにはアバヤ(全身を覆う民族衣装)を着るように指示され、無料で貸してもらえるので大丈夫。とはいえ、異教徒見学不可なモスクに入れてもらうという立場を考えて、あまり粗相のないような恰好で行った方がベターかもですね。またジュメイラ・モスクにはタクシーのピックアップ場所がないため、どうしても流しのタクシーを拾う必要がありますが、ホテルから乗ってくる人も多いようなので、それと思わしき人が降りたところで入れ替わりで乗ってしまうのがよいかもしれません。

ちなみに、すごいモスクを見たい! という場合は、やはりアブダビまで足を延ばしてシェイク・ザイード・グランドモスクに行くのがオススメの様子。結構時間はかかりますが、とんでもなく豪華絢爛な美しいモスクなので、かなり見応えがあるようです。

[バスタキヤ地区]

さて、ジュメイラモスクからタクシーで向かったのはオールドドバイのバスタキヤ地区。ドバイクリーク(入江)の周辺は、バスタキヤ地区 → ドバイ博物館 → オールドスーク → アブラで対岸へ → スパイススーク → ゴールドスーク(あるいはその逆順)と回るのがよさそうです。

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バスタキヤ地区は昔ながらのアラブの雰囲気の残る建物が並んだ場所で、割と小さな区画(全部歩いても 10 分ぐらい)なのですが、まるっきり迷路なのには参りました。きちんと方向を意識しながら歩かないと軽く迷子になるワナ;。加えて時間帯が悪かったのか(平日昼間)、まるで周りに人がおらず、微妙にドキドキするハメに;。基本的にはお店やらカフェやらなので安全なはずなのですが、どこが入れるお店なのかも分からず(というか微妙にこわい;)、軽く歩き回るだけにとどめておきました。いろいろあるみたいなんですけどね^^。

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バスタキヤ地区を見たあとは、徒歩でオールドスークの方へ。途中、ドバイ博物館がありますが、あまり時間もないのでここはスルー。それにしてもとんでもない日差しです;。かなり溶けそう;;。

ちなみにこの後、オールドスークへ向かったのですが、道を一本間違えてしまい、ぜんぜん違うところを歩くハメに;。オールドスークはかなり入江に近いところにあるため、タクシーが走っている道路からはかなり入江側に歩く必要があります。とはいえこの辺もまた別の商店街になっていて、家電製品やら布やらを扱う商店が所狭しと並んでいました。イメージ的には小売りもやっている問屋街、みたいな感じでしょうか。

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[オールドスーク]

そしてこちらが本命のオールドスーク。スークとは市場のこと。屋根付きになっていて、イメージ的には日本にもある普通の商店街に近いです。

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それにしてもここ、とにかく客引きがひどい。向こうも手慣れたもので、日本人と見るやいなや日本語で「カワイイ」やら「アリガト」やらと妙な日本語を連発してすり寄ってきます。ほとんどの店にこうした客引きがおり、歩みを止めようものなら一気にまとわりついてくるため、とにかくまともにお店を見られないというのが正直なところ。っつーかこの人たち、むしろ商売やる気あるのかとツッコミを入れたくなります;。こんなに客引きがしつこかったらむしろ誰も買わないよー;、という……;。女性だけだとちょっと怖いかもで、嫁は結構ビビってました;。

サクサクと歩くだけなら、このオールドスーク、たいした距離ではないです。5~10 分も歩けば端から端まで歩けてしまいます。そして歩き終えたら、アブラに乗って対岸に移動です。

さてはて、続いてはドバイの市内観光のお話を。ドバイは人工的に開発された観光地なので、観光できるような場所は割とブロック的に固まっています。ざっくりエリアを分けると、以下の 3 つです。(空港から近い順)

  • オールドドバイ
    • 20141015-123900 20141015-124440
    • エリアの特徴
      • 最も古くからある街の場所。観光地化されてはいますが、市場(スーク)や渡し船(アブラ)があり、現地っぽい雰囲気が味わえます。なお、金曜日は休み。客引きがひどいので、苦手な方はツアーに乗って徒党を組んで行くか、そもそも行かない方がよいです。
    • 主な見どころ
      • オールドスーク(昔からの商店街)、スパイススーク(香辛料の商店街)、ゴールドスーク(貴金属の商店街)、ドバイクリーク(入江)、バスタキヤ地区
  • ダウンタウン
    • 20141014-165800 20141014-170050
    • エリアの特徴
      • 世界一のものが集まっているところ。モールを中心としていろんな観光地が密集しています。
    • 主な見どころ
      • バージカリファ(世界最大のビル)、ドバイモール(世界最大のモール)、ドバイ水族館(世界最大の水槽)、ドバイファウンテン(世界最大の噴水)、スークアルハバハール
      • なお、オールドドバイとダウンタウンのほぼ真ん中あたりに、ジュメイラモスクという、ドバイ最大のモスクがあります。(といってもそれほど大きくはないです。どちらかを回るついでにタクシーで行ってしまうとよいかも。)
  • ニュードバイ
    • 20141015-163638 20141015-164447
    • エリアの特徴
      • 高級ホテルチェーンのジュメイラグループのホテルが密集するゾーン。周辺に、パームジュメイラやモールなども存在しており、まったりとバカンスするには最適なエリア。ジュメイラホテル群が持つプライベートビーチは約 2km の幅があります。
    • 主な見どころ
      • バージ・アル・アラブ(七つ星ホテル)、ジュメイラ・ビーチ・ホテル、マディナ・ジュメイラ(3 つのホテルと 1 つのスークが集まった巨大リゾート、ミナ・サラーム、アル・カサール、ダル・アル・マシャフ、スーク・ジュメイラ)、ワイルド・ワディ(ジュメイラグループが保有するウォーターパーク)、モール・オブ・ジ・エミレーツ(スキー場も併設されている巨大モール)、パームジュメイラ(ヤシの木型の人工島)、アトランティス・ザ・パーム(パームジュメイラの突端にあるホテル、中に水族館やウォーターパークあり)
  • その他
    • 少し郊外に足を伸ばすと、砂漠ツアー(デザートサファリ)やアブダビツアー(世界一のモスクが見られる)などがあります。オプショナルツアーとしては、遊覧飛行(ザ・ワールドやパームジュメイラなどが上空から見られる)やディナークルーズなども。

なお、ホテル併設の水族館やウォーターパークは、どこも宿泊客には優しいけれどビジターには優しくないところが多いので、遊びに行く場合には事前にどこに入れるかやビジター料金を確認した方がよいです。例えばホテル併設のウォーターパークは、宿泊客だと入場料無料だけれどもビジターだと 1 万円ぐらい取られる、とか;。びっくりするような値段なので要注意。もっとも、どこのウォーターパークや水族館もかなり巨大なため、複数の場所を回っているほどの時間がないのも確かです。我々はマディナ・ジュメイラに宿泊したのですが、体力が追い付かずにアトランティスまでたどり着くことはできず;。これらを鑑みると、ひとつのホテルでゆったりまったり過ごすか、あるいは複数の宿泊ホテルを転々としながら楽しむかのどちらかなのかなと思います。

また移動については、以下の 2 つのどちらかを利用します。

  • タクシー
    • 基本的にはこっちを利用するのがオススメ。というのも、ドバイは恐ろしくタクシーが安いです。20 分ぐらい乗っても 1,000 円ぐらいとか、日本の感覚からすると超激安です。空港からニュードバイまででも 50 AED (約 1,500 円)ぐらいとか、ありえない安さです。ただし注意点もいくつか。
    • まず、闇タクシーもあるようなので、流しでは拾わずに信用できる場所からピックアップすること(これは海外なら常識ですが)。また、タクシーには複数の種類があるようで、高級ホテルには高級タクシーしか停まってなかったりするみたいです。こちらは初乗り料金とメーターが若干違う様子で、倍近くしました。……なんかもしかしたらボラれてるんですが;、まあそれでもたかがしれてます;。また、これまた常識ですが、高額紙幣は受け取りを拒否られます;。最大でも 100 AED 紙幣とかで支払うのがベター。
    • なお、ドバイのタクシーは恐ろしく飛ばします。運転もかなり粗いので、うっかりすると簡単に酔います;。乗り物酔いが苦手な方は要注意で、嫁はちょっとダウンしてました;。しかしそれだけ飛ばしているにもかかわらず、四六時中、携帯電話を片手に持っておしゃべりしているのには驚かされました。日本だったら絶対にアウトだろう、と;。
  • ドバイメトロ
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    • 交通渋滞緩和のために導入された地下鉄。市街地部分では地下を走り、郊外では地上を走っています。無人電車としては最長の長さを誇るとのこと。
    • プリペイドカード方式も利用できますが、通常はワンショットのカードを利用する形になります。これも結構安い。料金はゾーン制を利用しており、いくつのゾーンにまたがって移動するかで料金が決まる方式。注意すべき点は、料金を間違えると乗り越し超過料金が結構高くつくこと。私は最初に乗ったゾーンを数え忘れて超過料金取られました;;。まあ、取られたところで数百円程度なのですが。わかりにくければ 1 day チケットを購入してしまうのがおすすめ。また、車両には女性専用車両に加え、ゴールドクラスという車両があります。これは大きな荷物を持った人たちが乗るための車両で、ちょっと料金も高めです。
    • 新しいので駅も電車も綺麗なのですが、平日でかなりの本数が走っているにもかかわらず結構混雑していたのには驚きました。観光客だとたいていはタクシーを使うというのもわかる気がするような混雑ぶり。また注意すべき点として、飲食厳禁、居眠り厳禁です。どちらも罰金あり。飲食はともかく居眠りで罰金というのはちょっと驚きますが、そもそも結構混雑していて、眠れるほどゆったりはしていなかったです;。

いやはや、アメリカなんかともかなり違っていて、この辺は驚かされました。というわけで次のエントリからは各地をそれぞれ紹介していきます。

というわけで、まずはフライトの話から^^。

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今回利用したのは、羽田発のエミレーツ航空。JAL との共同運航便ですが、深夜発早朝到着なので、一泊分稼げる計算ですね^^。往路が約 11 時間、復路が 10 時間ほどのフライトです。エミレーツ航空は、ファーストクラスに完全個室型のシートやバーラウンジを装備するなどかなり話題豊富な空港会社。世界ランキングでもかなり上位に位置しており、今回乗るのが楽しみだったりしました。……といっても普通のエコノミーシートですけどね;。

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エコノミーシートとはいえ、座席は JAL 同様にかなりゆったりめ。エコノミーにもかかわらず、ポーチ入りの靴下やハブラシなどのサービスがあるのはなかなか感心しました。天井に星空のようなライトが仕込まれているのもちょっと面白い^^。

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なかなかこれはイケてるのでは? と思った矢先、残念だったのは機内食。嫁と別々のものを頼んでみましたが、半分あたり、半分ハズレという感じでした。イスラム圏のためハラール食になっており、利用できる食材に制限があるのも一因かもしれません。

さて、エミレーツ航空でちょっと面白かったのはパーソナルエンターテイメントシステム。離着陸時も画面切り替えが可能で、フライトデータの表示パターンが他社に比べて少し多め。私はビデオはほとんど見ず、だいたいこの画面を出しているのですが、航路データや到着までの時間などがわかりやすく表示されている上に、常時ビデオカメラに切り替えられたりするのは楽しいですね^^。ちなみに興味深かったのが往路と復路の経路。まるで違う場所を飛んでいたのには驚きました。ヒマラヤ山脈の北と南で風が違うんですかね?

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中東最大のハブ空港と言われるだけあって、ドバイ空港もなかなかの広さ。公衆電話ひとつ取ってもなかなかよいデザインです。ちょっと面白かったのはガイド映像。手前側に、人型にくりぬいたスクリーンを設置し、そこにプロジェクターで投影する仕組み。真正面から見ると本当に人がしゃべっているように見えるので面白いです。ちなみにここの空港は出発フロアが 2F 建てになっており、ファーストクラスはラウンジから直接機内に乗り込めるよう、乗り込み口が二階建てになっているのだとか。なかなかびっくりな構造です。

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こちらは着陸直前の写真群。左上の写真が、ザ・ワールドと呼ばれる人工島群。右上が、遠くから望むバージ・カリファです。こうやって見るとバージ・カリファの高さ(828m)が際立ってます(ちなみにスカイツリーは 634m)。あと、写真群を見るとわかるのですが、このドバイ、砂塵のせいなのか湿度のせいなのか、ほとんど四六時中もやがかかっており、展望があまりよくないです。なので展望写真はどれもイマイチ。地元の人に「今日はダメだけど明日は晴れるよ」と言われたのですが、どうも彼らの言う晴れ=もやが少ない、という意味の様子。日中、街中にいるときには特にもやなんて感じないのですけれどもね。

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というわけで、いよいよ市内観光編へと続きます。

というわけで最近すっかり blog をサボっておりましたが。

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ちょっとうっかりドバイまで遊びに行ってました。(ぉぃ;
いやまあ、海外旅行でリフレッシュ?ということで^^。

ぶっちゃけドバイというか中東って旅行するには怖くね?; という話もあるのですが、中東の中でもドバイはもともと欧米では有名なリゾート地で非常に治安も安定。驚くべきことにドバイは水道水が飲めるぐらいなので(飲まないですけど;)、衛生面での不安もまるでなしという、びっくりな国だったりします。

そもそもドバイってどんな国? というと、めっちゃバブルな国というイメージを持つ方が多いと思いますが、まあ概ね正解。もともと UAE (アラブ首長国連邦)は世界有数の原油産地ですが、大半はアブダビで産出されるとのこと。埋蔵量も限られているドバイは、枯渇する前に石油依存の経済を脱却すべく、石油を担保に資金を集め、大規模開発を繰り返して観光産業に大きくシフト。世界一のビルに世界一のホテル、世界一のモールに世界一の水槽を持つ水族館と、とにかく巨大なものを造りまくって観光資源を増強。これにより観光客も流れ込み、まさにバブルのまっただ中に。すでに複数回バブル崩壊を起こしているものの、それでもなお開発は続いている……という国だったりします。

まあ実際のところ、開発しているモノはとにかく巨大なものが多い。上の写真は世界一の高さを誇るビルであるバージュカリファ、そしてなんだそりゃとツッコミを入れたくなる、(自称) 7 つ星ホテルのバージ・アル・アラブ。さらには埋め立て地でヤシの木を描いたパーム・ジュメイラや、人工島で世界地図を描こうというトンデモプロジェクトのザ・ワールド。すでに中東でのハブ空港となっているドバイ空港についても、さらにその 6 倍ぐらいある世界最大の空港の開発を進めつつあるとか。観光都市としての魅力を高めるだけでなく、物流や金融の中心地も狙っていくその計画には舌を巻きます。

しかしその一方で今回の旅行で感じたのは、「実はドバイってたいしたものはない国なのね;」という点。実際、点在する世界一の建築物を除外すれば、本当になんにもない国で、もともと砂漠の中の小さな漁村だったというのにも納得が行くところ。今回、いつものノリで観光スポットをいろいろ回ってみたのですが、同じく砂漠の中の観光地であるラスベガスとは雲泥の差で、そもそも遊ぶところがほとんど皆無。どちらかというとアラビア湾を眺めつつ、リゾートホテルで一日じゅうまったり過ごすというのが最も良い過ごし方だったのではないかと思ってしまったりもしました。うーむ;;。

とはいえそれなりにいろいろ楽しめたのも事実^^。ちまちまとドバイ旅行のエントリを書いていこうと思います~^^。

うー、なかなか時間がなくて blog 書けてないのですが、時事ネタは保留しておくと腐ってしまうので、ひとつだけ先回りしてエントリを。

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11/1~12/25 の期間限定で開催される、ナゾトキ街歩きゲーム「地下謎への招待状」。SCRAP というリアル脱出ゲームを中心としたイベントの企画・運営をしている会社と、東京メトロのコラボ企画。ここのゲームは一度やってみたいとずっと思っていたのですがなかなか機会がなく、今回、メトロとのコラボで大規模に実施するとわかって、開始日早々に嫁と一緒に挑戦してきた次第だったりします。

でもって、結論としては。
これ、むちゃくちゃ面白いです。っつーか素晴らしいとしか言いようが^^。

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銀座・上野・新宿・池袋・渋谷駅のいずかで購入できるキットには、謎かけキットと地下鉄一日乗車券が含まれており、与えられたヒントを元に様々な駅を行き来して、仕掛けられた謎を解いていくというもの。このゲームで見事なのは、絶妙なゲームバランスと適度な難易度。我々はランチやカフェを挟みながらプレイしたのですが、ゲームクリアまでにかかった時間は約 6 時間。これより短くても物足りないし、長くても一日では回り切れない。難易度的にも二人がかりでギリギリ解けるかどうかぐらいに仕上がっているあたりが見事。どうしても解けない人向けに Web サイトでヒントも用意されており、これを見ればまず普通にクリアできるでしょう。うちらはどうしても一か所解けなくてヒントを見ましたが、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、状態でしたよ、ええ;;。

これ、ネタバレすると実につまらないので敢えて細かくは説明しないのですが、何点かだけ Tips を。

  • 複数人でプレイする場合、代表者一人がキットを購入し、残りの人は一日乗車券を単体購入する(\760)という方法もあります。が、あらゆるものがヒントになり謎かけになっているため、二人程度ならともかく、3 人以上のような場合はそれぞれがキットを持っていた方が考えやすいです。なので、ゲームのプレイ代と割り切って、人数分購入するのがおすすめです。
  • 購入したキットには、地下鉄路線図やクイズのカードなどが入っており、まずこれらをある程度解かないと最初の移動先が決まりません。このため購入した直後は、どこかの喫茶店にいきなり入ることになるはず……なんですが、駅によっては喫茶店が近くになかったりするので要注意。我々は新宿だったので、アルタ内の星乃珈琲店に入りましたが、お昼前に購入 → ファミレスに移動してご飯食べながら謎を解く → それから移動、なんていうのがよいかなと思います。(その後も情報整理なんかのために何度か喫茶店に入りました。)
  • どうしても解けない場合にはネットでヒントを見ることになるはずなので、通信可能なスマホやタブレットを持っていくことをオススメします。最後の地点まで行って全部情報を拾ったのち、家に帰って問題を解くこともできますが、できれば最終地点で解き切ってしまった方がよいかと^^。

いやー、それにしてもこれ、本当によくできてました。キット代金よりも飲食代の方が高くついたような気がしなくもないですが(笑)、これは本当に楽しいのでぜひネタバレを見ずにプレイしてみてください。ちなみに対象年齢は高めで、少なくとも中高校生ぐらいから、という感じ。一人だと行き詰まる可能性が大きいので、友人と一緒とかにプレイした方がよいかもしれません。

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