さて、オールドスークを回ったあとは、アブラで対岸に向かいます。
[アブラ(渡し船)]
アブラは、乗り合いの渡し船。ドバイクリークの両岸にあるスークを行き来するためには便利なもので、適当に人数が集まったところで渡し船を走らせる、という形式になっています。ちなみにお値段は 1 AED(約 30 円)と超激安。アブラに乗った後、出航のタイミングで回収されます。ワンコインなので簡単徴収ですね。
しかしこのアブラも客引きがひどい;。上に書いた乗り合いのアブラとは別に、独自に出しているアブラもあるのか、こちらは対岸まで 60 AED (約 1,800 円)と吹っかけられました;。なんかみんながわらわらと乗っているアブラに乗ればよいのですが、注意すべき点がひとつ。オールドドバイ側から対岸へ向かうアブラは 2 種類あり、片方はスパイススークへ直行するもの、もう一つはかなり離れた場所に行くものです。運行ルートマップをきちんと見なかった自分が悪いのですが;、うっかり違う方に乗ってしまい、気付いたときにはかなり内湾側の方に;。まあそこから歩いてもスパイススークまで 10~15 分程度ではあるのですが、ちょっと気を付けた方がよいかもですね。
というわけで間違って行ってしまったのはこちら;。地図を見ながら、ちまちまとスパイススーク側へと移動します。入江沿いを歩くと暑くてシャレにならないので;、一本内側に入ったビルの陰を歩きます。
いやいや失敗したなー、と思いつつ、ここはここでちょっと面白い。ここもやはり商店街(問屋街?)になっており、それぞれの商品を扱うお店が何軒も束になって軒を連ねています。スポーツ専門店とかはわかるのですが、トロフィー専門店が何軒も並んでいたのにはちょっとびっくり。そんなに需要あるんか??;という。
そんなわけで 10~15 分ほど歩いて、スパイススークに到着です。
[スパイススーク]
スパイススークはその名の通り、香辛料を扱うお店がずらずらと並んだところです。なんかお土産買えるかな? と期待して行ってみたのですが、まあここも客引きがひどい。道が細いこともあって、客引きのひどさはオールドスーク以上で、とてもじゃないけど買う気になれないというのが本音なところ。……といっても、そもそも扱っている香辛料がどちらかというと匂いの強いものが多いようで、ちょっと日本人だと購入しにくいんじゃないかな? という気がしました。まあこれだけ香辛料がずらっと並んでいるのは圧巻なので、それはそれで見応えがありますが。
スパイススークを見終えたら、そこからちょっと歩いてゴールドスークへ。ここはそのまんま御徒町です;。
[ゴールドスーク]
ゴールドスークは他の 2 箇所に比べると客引きはかなり穏やか。……というかお金持ち以外に興味はないですかそーですか;、という感じですが;、軒先には貴金属製品がずらっと並んでなかなかにびっくり。ゴールドスークの入口にはギネスブックにも登録されている巨大な指輪が展示されています……ってかこれはもはや指輪ではなく首輪か腹巻きだろうと小一時間;;。小売りのレート表なども出ており、この辺からだいたい価格の妥当性などもわかる様子でした。とはいえ装飾品に興味のない我々はウィンドウショッピングで終了;。
というわけでオールドドバイについてもざっと紹介してみましたが、正直ここはツアーで来た方がよいかも、という印象。個人客を狙った客引きのひどさが尋常ではなく、まともにお店を見られなかったんですよね。ツアーに乗っていれば、少なくとも客引きにこれほど邪魔されることはなかったわけで、うーん、という感じですね。それにしてもここ、とんでもない数のお店がありましたが、果たしてどれだけのお店が商売になってるんですかねぇ?; まるで売れているように見えなかったのが気になりました。うむむ。
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