2010年12月のアーカイブ

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さて、2010 年もいよいよ大詰め。例年、大みそかのエントリは一年間の振り返りの総括エントリにしているので、今年もつらつらと書いていこうかな、と思ったりするのですが、まあさすがに今年は結婚の話を外すことはできないよな~、と思ったり。

や、今年は 2 月に入籍、そして 11 月に結婚式をしたわけなのですが、改めてこの一年を振り返ってみると、結婚というものに関して想像しきれていなかったことが多かったなぁ……と思う部分が非常に多くありました。正確に言うと、結婚そのものに関することというよりも、結婚によって自分や周囲の物の見方がどう変わるのか、そしてそれによって自分のライフスタイルがどう変わっていくのか。頭の中で想像していたことと、現実的に日常に起こったことは随分と違っていたなぁ、という、ある種の実体験的な驚きを感じ続けた一年間でした。

例えばお仕事。今年は結婚式の準備に忙しかったこともあって(というかそれが一番大きな理由でしたが)、残業をほとんどしていない。特に、今まで半ば常態化していた土日出勤に関しては激減……というよりもゼロになったのですが、同僚からは「いやー、結婚してあのまちばりさんが残業しなくなったんですよ」とか言われる始末(苦笑)。昔の会社の先輩からは「ようやっと彼もそうなったのかー」と感慨深げに言われてしまったり。もっとも実態としてはそんなに残業時間は変わっていない(=単純にゲームやアニメのために休んでいたのが、結婚生活のために変わっただけに過ぎない)し、個人の売上成績的には過去最高レベルの水準を維持し続けているのですが、そんなふうに言われるのは、オンとオフがはっきりするようなライフスタイルに変わったこと、そして周りの目線が変わったことの証左だろう、と思ったりもします。

この、生活(ライフスタイル)の変質。今までの自分の世界は、どちらかというと、過去の自分の延長線や、仕事や趣味の世界での広がりや深掘りを追及していて、それはそれで心地よいものであったし、きっとこれからもそれを追及していくのでしょう。がしかし結婚を契機に変わったのは、家族や親族との関係。過去を振り返ってみて、ここまで両親といろいろ話したことはなかったように思うし、疎遠になっていた親族ともコミュニケーションを取る機会が自ずと増える。ああ、なるほど最近忘れていたけれども、確かにこういう世界もあったよなぁ、と思うのです。

今年、社内で会社の一番良い賞を取った友人と飲む機会がありました。彼は私の一つ上で、彼女は切れ目なくずっといるんだけれども、未だ結婚はしていないという友人。結婚したいと言いながらも仕事に没頭したいという理由でずっと仕事をし続けて、今年ついに賞を取ったのですが、その友人いわく、「中途半端に仕事してるヤツには賞は取れない」と。確かに私もこの賞は過去取ったことがあるのですが、昔と違って今は賞の難易度が全く変わってしまっていて、今ではとても取れる気がしない。そんな賞を取った彼には頭が下がる思いだし、確かに彼の言うとおり、突き詰めなければ見えない世界、たどり着けない世界があるとは思うのです。それはそれで正しいのだけれども、それを突き詰めてしまうが故に、見えなくなる世界もあるというのもまた真実、なのですよね。

仕事や趣味で何かを突き詰めていく世界というのは、私はやっぱり好きなのですが、けれども世界はそれだけじゃない。自分たちだけの、小さくて平凡な幸せを作っていくプロセス。言い換えれば、勝ち負けでは語ることのできない世界観で形作られる、家族や親族の世界を作り上げていくというプロセスは、分かっていたようで分かっていなかったなぁとここ最近痛感するところがあります。仕事や趣味といったオープンな世界と、家族や親族といったクローズドな世界。それは二律背反なものではなくて、自分の中で調和を持たせるべきもの。私の尊敬するある恩師は、これを称して WLH (Work Life Harmony)と呼んでいましたが、自分は今まで仕事をしてきてみて、仕事だけではない、そういう「いろんなことを知る」人生を生きたいなと思っていたわけで、(別にそのために結婚したわけでもなんでもないのですが)期せずして人生の新しいステージに移ったのだろうな、と思ったりもします。

オタクとは、「なる」ものではなく「生まれる」もの。オタクとして生まれてきた自分は、これからも仕事もゲームもアニメもずーっと凝り続けるのでしょうがw、けれどもそれだけではない価値観というものも育んでいきたいし、学んでいきたいものだと思います。来年はどんな年になるのか、まだまだ想像がつきませんけれども、でも今年以上に、もっともっと頑張って楽しんでいきたいものです、はい^^。

なにはともあれ、今年は特に停止気味の blog にお付き合いいただいて、皆様ありがとうございました! よいお年をお迎えください^^。

というわけで、ようやくコミケ全日程が終了しましたよ~^^。

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いやー、昨日からの流れとしては、Day2 サークル参加 → 売り子 → 打ち上げ(1回目) → サークル整理&売上報告 → 深夜の忘年会 → 仮眠 → Day3 一般入場 → いろいろ購入 → 打ち上げ(2回目)、という感じ。めんどいのでまとめて貼り付けるとw。

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……とまあこんな感じでした。(おいこらwww) ちなみに 2 日間の参加での購入物もせいぜいこんなもん。最近はサークルの売り子の方が主体になっていて、買い出しはどちらかというと自分のものよりもお友達の買い出しのお手伝いとかが多くなりました。……いやぶっちゃけ、商業だけでも手が回っていないような状況ですからねぇ;。

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それにしても今回のコミケ参加で予想外だったのが、3日目の入場。今回は体力温存を意識して、あまり無理せずに遅めの一般入場にしたのですが、なんと国際展示場に 10:40 到着だったにもかかわらずすでに西館側の行列が皆無。ぞろぞろと流れに乗って入場するだけで、これには正直驚きました。加えて CUT A DASH に並んだわけですが、こちらもせいぜい 15~20 分程度の行列で終了。今回、男性向け創作本を西と東に分散させたらしいのですが、それにしても行列少なくないか??という印象で、自分的にはラクなコミケでした……とまとめたいところだったのですが、ひどかったのが館内

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って、おいおいいったいどーしろと、状態;。特に中央付近の行列サークルがどうにもならないという印象で、まるで身動きが取れずもみくちゃにされるワナ;。なんとか頑張りましたが、ホントに事故が起こっていないのが不思議としか言いようが。いやはやホントにすさまじかったです。

なにはともあれ、以前のアルバイト先の忘年会とかコミケに参加しないとなんとなく年越しの気分になれないというのが本音なところ。なんだか結婚してもやってることは全く成長なし、という気もしますが^^、でもこういうイベントはやっぱり楽しいものですね~。参加した皆様、本当におつかれさまでした~!

というわけで今日はコミケの日。

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残念ながらもろもろの作業で 1 日目は参加を見送ったのですが、今日は頑張ってサークル参加、ですよ~^^。ではでは、いってきますw。

というわけで先日の話ですがこちらを襲撃~。

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ええっと、暗くてよくわかりませんが><、早稲田の Anniversary(アニバーサリー)というお店。ウェディングやバースデーなど、記念日を飾るケーキや洋菓子を作る、というコンセプトを掲げている洋菓子店。早稲田の駅からちょっと離れたところにあるのですが、奥さんの誕生日のバースデーケーキを購入するためにさらっと行ってきたりしました。場所から推測するに、もしかしたらけろっちゃ氏には馴染みのお店かもしれません^^。

今回注文したのはオリジナルケーキ。数日前までに注文しておくと制作しておいてくれるケーキだったのですが、誕生日であることを伝えてプレートをお願いしておいたところ、なんと店頭にボードで名前が出ているサプライズ^^。これはちょっと嬉しくなるところですね。

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でもって、その中身はどんなものかとゆーと、ですね。

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ででーん(笑)。

というわけで注文したのはウサギのバースデーケーキ。12cm 程度の大きさのもので、お値段は \1,650。いやはや、思いっきり存在感がある……というか無駄に笑えるケーキなのですがw、

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ちょwww。
おいこらウサギになんてことをwww。ライオンウサギって、おいwww。

というかまあどう見てもロウソクを立てるところがないのですが^^、まあなんとか無事にハッピーバースデーな感じでしたよ、ええ^^。ちなみに中身の方はどんな感じかというと、

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……まあごくごく普通のイチゴのショートケーキでした^^。おそらく半径の異なるスポンジ台を重ねて、その上を生クリームで整形してチョコレートでコーティング、という手順だと思うのですが、いやはやなかなか笑える逸品でした。

ちなみにこのケーキ、注文次第でいろんなものを作ってもらえる様子。ピアノのケーキや似顔絵ケーキなどいろんなものを作ってもらえるみたいです。食べログポイントも上々で、だいたい 3.5 ポイント強ぐらい。何か特別なプレゼントをしたいときにはもしかしたら使えるお店かもしれませんね。

「少し前のお前は、もっとやってたよ! とことんまでクォリティ上げるのに専念してただろ!」
「……」
「描くことを許されてるやつが、手ぇ抜くようなことをするな!」
「……そんなこと」
「連載代わってほしいやつなら、いっぱいいるんだぞ!」
「そんなこと言うなら……」
「なんだよ」
「そんなこと言うなら、わたしから出ていって!」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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さくら壮のペットな彼女 vol.4。天才少女画家だけれども生活能力ゼロのましろ、その生活世話役を命じられた空太、そして二人を取り巻く多彩なキャラクターたちの物語……なのですが、相変わらずいい味を出している作品だなぁ、という印象。

この作品の軸になっているのが、天才少女と凡人彼氏、という構図。凡人がどれだけ努力しても得難い才能を持つ少女たちに劣等感を覚える彼氏、というのが基本的な構図で、それが故に、本来であればスムーズにいくはずの恋愛関係がうまく進まない。割り切って堕ちてしまえばラクなものを、その眩いばかりの才能に気後れせずにはいられない彼氏という構図……なのですが、天才視点、凡人視点のどちらにもそれ相応の言い分がある、というのがこの作品の面白いところ。冒頭の引用は、どうしてもオーディションに合格できない凡人彼氏が、恋愛感情で仕事がおろそかになっている(それでもきちんと最低限の仕事はこなしている)彼女に対してイライラをぶつけてしまい、それに対して言い返されるシチュエーションなのですが、こういうテーマって、本当にいろいろ考えさせられるのですよね。それは、天才は天才としての生き方しか許されないのか?というテーマ。

空太の言い分は、才能を持った人間にはそれ相応の責任が伴うべきだ、というもの。確かにそれはノブレス・オブリージュ的な思想として(少なくとも本人が望む限りは)納得感のあるものではあるのですが、では才能を持った人間は、その生き方しかしてはならないのか?という話になると、そういうものではない。命や人生というものは、人間それぞれに与えられたたったひとつのものであって、それをどのように生きるのかを選ぶのは本質的に本人の自由。だから、才能を持っている人がノブレス・オブリージュ的な思想(=才能を持った人間はその分恵まれているのだからその才能を社会に還元すべきだという思想)を持たずにごく平凡な人間として生きるという選択肢を取ったとしても、それは誰からも責められるべきものではないはず。けれども、平凡な人間からすると、それは至極羨ましい選択に見えてしまう、のですよね。

実はこれを呼んだときに真っ先に思い出したのが、先日のゆかりん Live の千秋楽ダブルアンコールでのゆかりの MC 発言。仔細はでじくま氏の blog が詳しいのですが、発言の要点をまとめると、歳を取れば取るほどゆかりのようなライブは難しくなるけれど、ファンがいる限りは続けたい、というもの。私はこの発言を聞いたときに、「ああ、この人は選んじゃった人なんだな」と思ってしまったのですよね。もちろん、本来的に二者択一なものではないとは思うのですが、誰か好きな人と二人だけの暖かい幸せを作っていくことよりも、たくさんのファンからの声援と期待を背負って、アイドルという偶像を演じ続けてこの世界を維持し続けることを選んでしまった人なのだな、と。それは良し悪しの話とは別次元の、その人の人生の選択そのものなので、良し悪しを議論すべきものではない……のですが、それでもなお、一抹の寂しさを感じたところではあるのですよね。確かに、それだけを目指すことでしか到達できない高みもあるけれども、それはひどく歪な生き方かもしれないわけで、人間、そこまで割り切れる心の強さをいつまでも持ち続けられるものなのだろうか、と。

これって結局、永遠に答えが出るテーマではなくて、もうケースバイケースで本人が納得する答えを出すしかない(or 答えを出さずにずるずると行くしかない)ものだとは思うのですが、才能を持った人の責任と自由、というテーマは何度見ても考えさせられるものです。いや、こういうテーマは考えることにこそその本質的な意味があるのかもしれないのですけれどもね。

というわけで昨日は私のおうちで簡単な忘年会~。

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や、なかなかスケジュールが合いにくくなった友人たちを捉まえて自宅で忘年会を実施。以前、結婚式前に友人たちを招いてのパーティをしたことがあるのですが、さすがにあのときのように準備するのはちょっと大変、ということで今回は簡単にお取り寄せ系を使ってみるテスト。

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奥さんが気になっていたという、Oisix という有機野菜などの食材宅配サイトから野菜を取り寄せて、簡単ないくつかの料理を準備。蒸し野菜を作ったりマッシュポテト作ったり、という感じ。ちなみに味の方はというと、売り文句ほどには美味しくもないかなー、という印象。価格は西友の 2 倍~3 倍程度するものが多い(それに加えて送料もかかる)のですが、味はというと価格差ほどにはおいしくないかな? という感じ。まあ安全性が高いだろうとは思うので、その分の差引はあると思いますが^^、でもそれは西友が相対的に C/P が高いということの証左なのかもしれません。

とまあそれはともかく、今回のメインはこちら~。

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ええっと、いわゆるテレビ電話によるご挨拶。友人夫婦がアメリカの方に留学している関係で、なかなか会う機会がないのですが、一度はぜひやろうと言っていたテレビ電話による国際忘年会がついに実現^^。42 インチテレビに映してみんなで一斉に話したのですが、やはりこれぐらいの大画面に映すと臨場感がある、という印象で、みんなでわいわいがやがや話すことができて楽しかったです。もっとも、やはり日本-アメリカ間のタイムラグや音声品質の問題はあって、高解像度ビデオ品質とはいえ、たまに音声が拾い切れなかったり切れたりすることはありました。でもまあ無料通話でこれだけ話せれば十二分。現在、奥様は妊娠中で、来年 1月 3日が予定日という話でしたが、生まれたらぜひテレビ電話でまた話をしてみたいものです^^。

# ちなみにその後、3 時間にも渡って BS2 でやってたアニソン特集をみんなで見ていたのは秘密w。
# いやー、泣けるアニソンのトップは(忘れてたけど)確かにあの曲だよねぇ、という感じでした。

解散してしばらく経ってから、急用で来られなくなってしまったでじくま氏と合流して結婚式のムービーファイルなどの受け渡し + こちらも簡単な忘年会をしましたが、あいかわらず多忙を極めながらもアグレッシブさを失わない彼のメンタリティは素晴らしいなぁと感心。自分も負けてはいられないものですね^^。

とまあそんなこんなで、朝から夜までずーっと忘年会な感じでしたが、いよいよ師走も大詰め。コミケ含めて最後まで突っ走りますよ~、ええ^^。

というわけで、イルミネーションを見た後は二人でのんびり NHK の特番を見ていたのですが、その見ていた番組がこちらの「日本の、これから - 就職難をぶっ飛ばせ!」。内容はタイトルの通り、リーマンショック以降、学生に押し寄せる就職難のひどい有様を捉えてディスカッションをしていく、というもの……なのですが、タイトルから予想される通り、なかなかに前向きになりにくい議論が続いていました;。

もともと「考えてもらう」ことがテーマのような番組なので、結論が出ないのは当然のことではあるし、そもそも深いテーマを扱っているので一朝一夕に答えが出るものではない……のですが、見ていて思ったのは、機会均等の話と、絶対数としての雇用不足の話とを、同一線上で捉えちゃいけないだろう、ということ。就職問題に関しては、この二つの問題が同時に重なり合いながら生じるものですが、この二つは分離して考えなくちゃいけないテーマ、だと思うのですよね。

機会均等、という観点で言えば、たまたま生まれた年が不景気だったがゆえに不幸を見る、という状況は極力是正されるべきだし、人材の流動化をもっと進めたり職業訓練を積極的に行うことで、既得権を極力切り崩して幅広く平等性を保つべきでしょう。けれども、現在の日本の場合、内需の縮小、引いては物理的な雇用の少なさという問題があって、そこが解決されていかないと、少ない椅子を取り合う椅子取りゲームになることに変わりはない、とも思うのですよね。

ただ、何人かが指摘していた、学生と企業のミスマッチという問題は確かに存在していて、やたらと大企業ばかりを志向する風潮は致命的な問題だろう、と思います。中小企業でキャリアを積む、ということが日本だと難しいためだとは思うのですが、こうしたところはもっと是正されていくべきだろうなぁ、と思ったりします。

……と書きながら、私自身が最大の問題じゃないかと思っているのは、日本人によくみられる、既得権益にすがりつこうとするメンタリティ、なのですよね;。や、これは日本だけではないのかもしれませんが、例えばなぜ大企業を志向するのか? それは大企業に入ることで安定な生活を得たいから……と言いますが、実態としては大企業に入って終身雇用のサイクルに入ってしまえば、路頭に迷う心配がないから、というのが本音なところなんじゃないか? と思ってしまうのですよね。私も仕事でいろんなお客さんと接している中で、大企業を蝕む病理をたくさん見てきていますが、その中でも致命的なのは、会社にすがりつこうとする人がかなり多いということ。会社を踏み台にして次のステップに進む、といった発想が少なく、しがみつく対象として会社を見ている節がある。そうした発想はある種の「甘え」であり、自分の足で立っている(自立している)とは全く言えないだろうし、それは大の大人として情けないだろう、と私は思うのですが、こういう考え方をする人って意外にレアな気がする……のですよね;。残念ながら;。

メンタリティの問題で話を片付けたくはないものの、もっと一人一人が自分の人生というものに責任を持つという意識を持ってもらえたらなぁ……と思ってしまったり。や、それはなかなかに難しいことだとは思うのですが;、なんかこういうテレビを見ていて改めてそんなことを思ってしまいました。世界(=外的要因、例えば就職難など)を変えてもらうことは難しくても、自分(=内的要因、例えば自分の行動など)を変えることはそれに比べて圧倒的にラクなはず、ですからねぇ。

今日はクリスマス~、ということで、夕方になってから奥さんと一緒にイルミネーションを見に出かけてみるテスト~^^。というわけで、最初に向かったのはこちら。

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大手町の近くの皇居のイルミネーションなのですが、これがなかなかに綺麗だったり^^。

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有楽町から東京駅近く、そして皇居のお堀や和田倉噴水公園までの一帯をかたっぱしから電飾しているという、まさにイルミネーションの天国。和田蔵噴水公園で行われているアンビエント・キャンドルパークは、12/21~12/26 という短期間のイルミネーションということもあって、かなりの人出で賑わっていました。けれども一番の見どころは、東京駅近くのお花を使ったイルミネーション。こちらは花を地球のように丸く仕上げてライトアップするなどしていて、非常に綺麗でした。

そして次に向かったのが、新宿サザンテラス近辺のイルミネーション。

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いやはやこちらも例年通りのすごい人出;。土日ということもあってか、JR の Suica ペンギンの展示が見られなかったのが残念でしたが、まあそうはいっても駅の近くでこれだけのイルミネーションが見られればたいしたもの。一番の見どころはやはりモザイク通りの空にちりばめられたイルミネーション。毎年代わり映えはしないものの、やはり綺麗なものですね。

というわけでイルミネーションのハシゴをしてきたわけなのですが、いやはやなんつーか、ひと言で言うと

寒い。
いやホントにシャレにならないぐらい寒かったのですが;;。

なんか今日から急に冷え込んだのか、ただでさえかなり気温が低い上に、風がなかなかに強い;。まあそりゃ 12 月も末なのですから寒いに決まっているのですが^^、それにしてもこの寒さはなんとかならないものか、というぐらいの体感温度。いやはやちょっとこれには参りました;。奥さんは寒いのが苦手なので、ずーっとホットのゆずレモン缶を握りしめてましたよ;;。うむむ、コミケは果たして大丈夫ですかねぇ?;

とまあそんなわけでクリスマスもこれで無事に終了(?)。いよいよここからはコミケ年末進行、ですねー^^。

今日は楽しいクリスマス~^^、というわけで会社帰りにケーキを買ってきてみたり^^。

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ええっと、タカノのクリスマスケーキ。いろんなケーキがありましたが、ここは 2 種類のチーズケーキをベースにした、フルーティーなクリスマスケーキをチョイス。ベイクドチーズケーキにレアチーズケーキを重ねた面白い一品です。

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さくっと食べてみましたが、さすがはタカノ、無難に美味しい。ここのケーキはとにかくハズレがないというか、安心感があるなぁという印象。や、ホントは本郷氏のようにもっと前から計画的に調査+予約とかしておけばよいのかも、なのですが;、お客さん先の帰りにちょろっと購入……となると、こういうケーキにどうしてもなっちゃいますねぇ;。奥さんと一緒にまったりとクリスマス祝い、でした^^。

しかし昔を思い返してみると、けろっちゃ氏たちを呼び寄せて、大量のときメモクリスマスケーキでクリスマスを祝ったこともあるし;、あるいはでじくま氏たちと漢のすき焼きクリスマスを祝ったことも;。自分も含めて、彼女ができたり結婚したりするメンバーが増えればなかなかそういうわけにもいかなくはなるし、それはそれで新しい楽しさがあるものですが^^、その一方で少し寂しく思うところもありますね。諸行無常……なんていうと言い過ぎなんでしょうが、まあそういうものなのかもしれません。それでもつい、またいつか、みんなでどこかでカタチを変えてクリスマスをお祝いしたいものだなぁ……と思ったりします^^。

なにはともあれ、Happy Christmas! みなさまよいクリスマスを~♪^^

というわけでこちらをげと~。

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や、年末のコミケカタログ。夏のコミケでは CD-ROM カタログを買い逃すというあり得ない失態を犯したのですが、今回はきちんとちゃんとゲット。いやはや、さすがに ROM カタログがないと話にならないですからねー;。

というわけでサークルチェック自体はさくっと終了したのですが、併せて探したのが iPhone/iPod touch 用のビューア

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とりあえず iComiket というビューアを入れてみたのですが、これがめちゃめちゃ便利。特にサークルマップに連動してサークルカットなどが出てくるのは極めて便利で、視認性も高いし素晴らしいの一言。しかも PC 側でのカタログのチェックデータをそのまま突っ込むことが可能なので、チェックは PC で行って、当日は iPod で、という運用が可能。私はさほど回るサークル数が多くないので問題ないですが、たくさん回る人は、回ったサークルに巡回フラグを立てることもできるようになっているのでかなり便利ではないかと推測。当日の突発チェックも可能だし、いやー、よく出来てます。

それにしても、大昔のカタログを知っている世代からすると、ホントに隔世の感がありますね。いい時代になったものです、はい^^。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ~。

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ええっと、XBOX360 用の KINECT テレビ取り付けキット。や、私の家は液晶テレビの前にプロジェクターのスクリーンを設置している関係で、KINECT の設置場所がないのですよねー;。そんなわけで、この取り付けキットを購入した次第だったりします。これを使うと、テレビの上に KINECT が取り付けられる次第。

中身はというと、プラスチック部品が数点と、取り付け用のネジセットがいくつか。売値で \4,000 ぐらいなのですが、多分、製造原価的には激安なのではないかと思ったり^^。

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というわけで設置。42 インチのアクオスに取り付けましたが、Wii のセンサーバーの上から取り付けられたのは助かりました。この土台の上に、さらに KINECT を設置する形になります。さすがに専用器具だけあって、がちゃっと簡単に取り付けられます。

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……と、ここまで書いて XBOX360 の KINECT 自体のレビューを書いてないことに気付きましたが;;、結論から言うとめちゃめちゃよく出来ているデバイスです。正直、入手するまでは半信半疑だったのですが、何も持たずに全身を使ってゲームをプレイするのがこんなに楽しいとは思ってなかった、というのが本音なところ。子供向けと言えば Wii、と言いたくなるところですが、むしろデバイス的には KINECT の方が向いているだろう、と思います。や、実際、Wii のコントローラを振り回すのって結構あぶないですからね;。センシング速度が遅いという問題はありますが(画像解析が入るため、タイムラグでおそらく 100msec ぐらい?)、ゲームの方で工夫されているのでこれは気にならない、という印象です。

その一方での弱点は、比較的広い空間が必要になるという点。これ、正直なところ日本の住宅事情を考えていないだろうという印象で、センサーから約 1.8m ほどのところで踊る必要があります。ざっくり言えば、畳一畳分の距離+踊るためのスペースが必要。でじくま氏ぐらいの家なら何も考えずに購入してきて問題ないでしょうが、私の家では結構ギリギリ;。場合によっては、部屋のレイアウト変更を迫られる可能性もあるかもしれません。

とまあいろいろ書きましたが、いろんな意味で未来を感じさせてくれるデバイスであることは確かかなと思います。最初に見たときには非常に懐疑的だったのですが(Wii へのあてつけにしてもやりすぎだろう、と思ったものです^^)、実際に触ってみると全く印象が変わるデバイス。家電量販店の店頭でちょろっと触ってみても、決して損はないと思います。

というわけで先日の話ですが、奥さんの実家のある静岡県の掛川市を襲撃~。

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や、今回の襲撃目的は、奥さんのおじいちゃんの家のパソコンのセットアップ。未だ Windows 98 を使っていてさすがに調子が悪くなってきたこと、また Messenger によるテレビ電話をやりたい、という話があって、パソコン買い替え+セットアップに向かった次第、だったりします。掛川市ってお城もあるんですねぇ。今度、天守閣まで登ってみたいものですw。

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とまあそれはともかく、パソコンのセットアップもほどほどに、夜は近くに住んでいる親戚を呼んでの大宴会に。めいめいそれぞれいろんなものを持ち寄っての宴会だったのですが、面白かったのが自然薯(じねんじょ)のすりおろし。

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1m 以上はあろうかという自然薯をひたすらすりこぎですりおろし、さらにそれをお味噌汁で伸ばしていくと、自然薯のすりながしの出来上がり。私の胃腸の調子が悪い(胃炎のため;)という話を聞いてのメニューだったのですが、こういうのをみんなでわいわいがやがやとやるのも楽しいものですねー^^。

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それにしても、総勢 9 人の大宴会だったのですが、これだけの人数になると、あれだけたくさん用意しておいた自然薯もあっという間になくなってしまうのでびっくりでした;。いやはや、えらい楽しかったですよ~^^。

……ちなみに本題のパソコンのセットアップですが、インターネットへの接続アカウントのパスワードが分からないという事態に遭遇したため、最後まではたどり着けず;。とりあえず、E-Mobile を使ってパソコンのセットアップをやってしまってインターネット接続はまた後日、という話になったのですが、地元の業者経由でフレッツ ADSL に頼んでいたおかげで、再度パスワードを送ってもらうことができた次第。中間業者はコストが割高になるのでちょっとねー、と思うところもある半面、こういう便利なところもありますね。

少し前のことですがこちらを襲撃~。

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ええっと、ヒルトン 小田原リゾート&スパ。会社のオフサイト研修でこちらの会場を使ったのですが、いやはやこれはなかなか面白いなあと思ったり。場所はどこかというと、小田原から東海道線で 2 駅離れた根府川という駅のところ。ここから送迎バスで 5 分ぐらいのところの、小高い丘の上にあります。が、その根府川の駅はというと....

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うぉう、なんと無人駅;;。確かにリゾートホテルってちょっと離れたところにあるものですが、それにしたってこんなところにヒルトンがなんで建てたの??と調べてみたら、どうもいろいろな経緯がある様子。雇用・能力開発機構が総工費 455 億円(!)で建設したものの、1999 年の特殊法人改革の一環で小田原市に 8 億 5000 万円で払下げ。そしてそれをヒルトンが運営委託されている、というのが真相の様子。いやはやちょっと金額にびっくりしたのですが;、でもさすがにトンデモな総工費をかけているだけのことはあって、内装も施設もかなり立派。全室ステキなオーシャンビューです。

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アクセスが悪いのは珠にキズですが、たまにはこういうところでリフレッシュしながら研修、というのもなかなか悪くないものですねー^^。

うおお、これは見たい^^。

どうも 12/3 深夜に NHK 総合で放映された番組らしいのですが、アメリカのベスト 10 ジェットコースターに実際にハイビジョンカメラを載せて撮影した映像も含まれている様子。いやはやこれは楽しみじゃありませんか^^。

とりあえず私は録画予約~^^。ジェットコースター好きな方はぜひ(笑)。

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ~。

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ええっと、アーケード版ダライアスバースト、DARIUSBURST Another Chronicle(アナザークロニクル)。昨年 12 月に PSP で発売されたダライアスバーストが、なんと驚くべきことにアーケードに逆移植されて登場、というトンデモサプライズ。8 月頃に発表されて以来、ずーっと楽しみにしていたのですが、12/17 にリリースされてようやく遊ぶ機会に恵まれた次第。……ってかうちの近場のゲーセン、ダライアスシリーズ全台が揃っているというトンデモなお店なのですが、このゲームまでしっかり入れてくれるというのが素晴らしすぎですよ、ええw。

というわけで早速プレイしてきたのですが。
これがとんでもなく面白すぎるのですよ。

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基本的なゲームシステムは PSP 版のダライアスバーストを踏襲していて、せいぜい違いとしては自機を左右反転させるボタンがついていることぐらい。……なのですが、素晴らしいのがボス戦の圧倒的な大迫力。なんといっても筐体は 32 インチ 16:9 の液晶モニタをハーフミラーで左右に 2 つ繋げた大画面、そこに DARIUS おなじみの振動シートがつけられ、迫力の大音響サウンドが鳴り響くという、今どき珍しい特殊筐体。初代ダライアスが登場したのは今から遡ること 24 年前ですが、あのときに感じた大迫力がまさに今ここに蘇る、としか言いようがない素晴らしきオッサンホイホイ。……というかどう見ても 30 代以上の往年シューターホイホイですよ、ええw。

という冗談はさておいても、この迫力はなかなかにとんでもない。A~L の全 12 ゾーンで、全 3 ステージ構成(スタートが A ゾーンではなく、A~C ゾーンからの選択になっており、全 3 面で最終ステージまでたどり着くルート構成になっている)という、一見すると短い構成なのですが、そのかわりにボス戦がアツいアツい。3 面ながらもクリアまでには約 20 分弱はかかり、プレイ後の満足感たるやなかなかに素晴らしいものが。しかもこのゲーム、ちゃんと初心者のことも想定してあって、

  • 最大 4 人までの同時プレイが可能で、複数人プレイのときには残機数が共有される。
  • 4 クレジット(現在は 1 プレイ 200 円なので 800 円)投入すると、残機が無制限になるモードも用意されている。
  • 4 人でのプレイ時には、残機無限モードになる。

という凝りよう。おかげで、お金さえ突っ込めば、どんな初心者でも L ゾーンの GREAT THING を狙うことが可能、という構成になってます。

……いやでもさすがに私はそれじゃつまらないので、真っ向勝負でプレイしてみたり^^。

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とりあえず、まずは I ゾーンの THOUSAND KINVES(サウザンドナイブス)と、H ゾーンの VIOLENT RULER(バイオレントルーラー)の 2 つをクリア。正直、一番上の H ゾーンよりも I ゾーンのサウザンドナイブスの方が簡単な気もしましたが(サウザンドナイブスは攻撃パターンが PSP と同じだったので初見でクリア)、いやー、燃える燃える^^。

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私はちょっと空いている時間帯に襲撃した関係で他の人と協力プレイなどをすることはできなかったのですが、これはみんなでわいがやでプレイしたら楽しいかも、と思ったり^^。クロニクルモードと呼ばれるミッションモードもかなり面白そうな気配だし、しばらくはちょっとゲーセン通いになるかも、という感じ;。いやはや、もともとこのアーケード版の開発コンセプトの中に、ゲーセンに 30 代のゲーマーを呼び戻す、という目的があったらしいのですが、確かにこれだけ面白ければまたやりに行ってしまうよなー、と思わずにはいられませんでした。

ダライアス世代の往年のゲーマーであれば、一度はプレイしてみても損はない一作。ぜひゲーセンに足を運んでみてプレイして欲しいです。あの頃の感動が蘇ること間違いなし、だと思いますよ^^。

「そんなものを使わなくても、分かるもの」
「じゃあ、なんで」
「……私があなたのことを、見ていたからよ」

というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない vol. 7。いやはやこれ果たして展開がどーなるのよ?状態だったのですが、まあまずは一言書かせてくださいよ。

黒猫かわいいよ黒猫。
っつーかなんだこの凶悪なかわいさはwww。

いやはや超絶展開に思わず頭を抱えましたが^^、この黒猫の可愛さは凶悪すぎ、としか言いようが(笑)。展開上、黒猫押しになってきたなぁとは思っていたものの、こういう展開に発展するとはちょっと予測していませんでした。テーマ的には、妹と恋人は別腹、というところを明確に出してきましたが、さてこれから先、どういう方向に展開していくのかが気になるところ。京介のキャラ造形から考えて、一度くっつけた二人を離すとはとても思えず、あくまで京介・黒猫の線で行くのでしょうが(耐性のなさから黒猫の方が京介から離れるという線はあるでしょうがそれでも元鞘だろうなぁという感じがしますし)、そうなると今度は地味子とかどーするんだろう、というところがひっかかってきますね。まあ、首を長くして vol.8 を待つことにしたいと思います。

それにしても、妹や幼馴染に対する割り切れない想いを抱える京介の描写はなかなかに悪くなかった、という印象。よく言えば人情があり、悪く言えば子供っぽい、となるのでしょうが、こういうキャラ造形はどうしようもない奴だよなぁと思いながらも、なんとなく人間味として惹かれるところがありますね。不思議なものです。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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少し前に、iPod touch で光ポータブルを使い、地下鉄構内のフレッツスポットに接続するという話を書きましたが、PPPoE の接続が遅いおかげでうまくつなげない……さてどうしよう??と困っていたら、なにげにこんな超便利プランが誕生しました。

これ、何かというと、ヨドバシカメラが推しているワイヤレスゲートのサービスエリアに、NTT コミュニケーションズ(NTT Com)がやっている「ホットスポット」が追加された、というもの。NTT Com がやっているホットスポット、実はNTT 東・西日本のフレッツスポットとほぼ同じところにすべて入っているというもので、よく地下鉄構内で見かける「0033」というアクセスポイントがそれ(0033 というのは NTT Com の長距離通話時のダイヤル番号からつけたらしい)。

この NTT Com のホットスポットは、NTT 東・西日本のフレッツスポットと異なり、認証に PPPoE を使いません。つまり、光ポータブルのような装置を使うことなく、iPod touch から直接接続することができるのですよ。しかも、

  • ホットスポットへのアクセス時のユーザ認証については、NTT Com が提供しているツールを使えば、ワンタッチで行うことが可能。
  • アクセスポイントの検知も早いため、地下鉄に乗っている場合、電車に乗っていても、駅に到着する頃には電波を認識している(おそらく携帯電話の電波認識と同程度の速度)。

という利点も。これは恐ろしく便利、という印象です。これを見つけたおかげで、うちの電波環境は恐ろしく快適な状況に。

  • 私の場合
    • ワイヤレスゲートのオールワン、EMobile、光ポータブル(レンタル)を契約。
    • JR 通勤中や外出先では、光ポータブルに EMobile の SIM カードを挿して利用。PocketWiFi よりも電池の持ちが良く(通信していないときの電池の減りが PocketWiFi よりも少ないため、電源をいちいち切る必要がない)、電源を入れっぱなしでもほぼ一日持つ。
    • 新幹線、マクドナルド、地下鉄では、ワイヤレスゲートを使って接続。
  • 奥さんの場合
    • ワイヤレスゲートのオールワンを契約。
    • 地下鉄通勤のため、通勤中はワイヤレスゲートを利用。外出先ではマクドナルドでワイヤレスゲートを利用。

という感じ。いやはや、PocketWiFi は白ロムを購入したのですが、不要になっちゃいましたよ;。

それにしても通信環境って、半年~1 年も経つとホントに激変しているという感じですね。今回、光ポータブルを 500円/月でレンタルしているわけなのですが、これだって 1 年経ったらたぶん全然状況が変わっているのではないかと推測。そう考えると、光ポータブルとかってホントに商売になるのかなーという気がしてなりません。や、利用者からすると非常に便利なので有難い話なんですけどねー^^。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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ええっと、俺の妹がこんなに可愛いわけがない iP。これ、iPhone/iPod touch 版アクセサリーアプリで、中身は非常に単純、単に桐乃が iPod touch の画面内で動くだけなのですが、びっくりしたのはその動き。いやなにがって、ホントに文字通り桐乃がぬるぬる動くのですよ。いわゆる 3D→2D 変換技術を使っているのですが、ここまで違和感なく動かせているというのにちょっとびっくり。古くはときメモの時代に出てきた技術ですが、いやはやここまで静止画としても通用するぐらいのクォリティで動かせるようになるとホントにすごい、としか言いようがないです;。

PSP 版に先行して、無料アクセサリーアプリとして配布される形になっているので、ちょっとダウンロードしてみるとよいかも? いやはや、うっかりヘタに電車内で開いて桐乃に罵倒されたりすると危険なアプリなんですけどね^^。

すでに話題に出遅れている感はありますが、こちらのネタをひとつ。

このサイト、ラブひななどでおなじみの赤松 健氏が代表取締役となって立ち上げた、マンガのネットダウンロードサービス。絶版扱いになったコミックスについて、広告を差し込んだ .pdf ファイルをダウンロードして無料配布するというもので、なるほどこれはなかなかに面白いサービスだなぁと感心したり。特に、昨今は iPhone をはじめとしてリーダとして便利なデバイスが増えているため、これはなかなかによいんじゃないかと思った次第。

J コミ立ち上げの趣旨については様々なところで赤松 健氏がインタビューに答えているのですが、絶版漫画に限定して配信するというのはなかなか上手いモデルを考えたなぁと感心。最近のコミックスはとにかく絶版になるのが早くて、うっかりすると数年程度ですぐに絶版になってしまう。このため、現役作家の作品ですら過去の作品を読むのは困難になってきている状況で、こうした形で読めるのは嬉しい限り、ではあります。しかも便利なのは、著作権保護機能つきの配信機能を使っていないという点。出版社が書籍販売で利用している、著作権保護機能つきのファイルの多くは取り扱いが不便。エンドユーザ的には、落としてきた .pdf ファイルを友達にすぐにコピーできる、というのはとにかく便利なところ。

そしてさらに感心するのは、J コミが広告収益のピンハネをしないという点。電子書籍ビジネスに限らず、こうした運営会社の運営コストをどう捻出するのかはビジネスであれば必ず問題になりますし、実際、コンテンツのダウンロードビジネスはそれなりにシステムの運用コストがかかります。たとえばラブひなの場合、高解像度版をダウンロードすると 1 巻あたり 1~2 円程度のダウンロードコスト。ラブひなはスタート直後に 170 万ダウンロードがあったそうなので、ざっくり 200 万円ぐらいの運用コストがかかっているはず。赤松 健氏はおそらくこれをポケットマネーで賄っているのだと思いますが、これは赤松 健氏だからこそできること、でしょう(著作権保護機能つきの配信機能を使わないのは、この「ランニングコストを落とす」という狙いも大きいはず)。

もちろん見込みが甘いであろう点は多々あって、広告ページのクリックが 5,000 回、1 冊あたりの広告収入を約 70 万円と見ているのはさすがにどーよ? と思いますが(それだけ広告収入が見込めるコミックスが絶版になるとは思えない;)、ただ、いわゆる海賊版に完全に占拠されている絶版コミックス市場(?)に楔を打ち込む、という意味では非常に大きい一歩だなぁ、と思ったり。

個人的には、レンタルコミックスと同程度のコストであれば普通に使いたいと思えるサービスなのですが、さてはてどうなることやら。うまく軌道に乗ってくれることを祈っているのですが。

というわけで最近めっきり ECO ろぐを書いていなかったわけなのですが、

別に引退したわけじゃありません><。
や、誤解されると困るんですけどねっっっ。

そんなわけで結婚式も終わってしばらくしてから、まったり復帰していたりします。や、実は Anemone も当選していて行ってみたりはしたものの、やたらサーバが重たすぎるということで速攻で終了。そんなわけで久しぶりに D イーストダンジョンでまったり狩りしていたわけですが....

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久しぶりにフレさんからの Wis が。久しぶりだったこともあり、まあいろいろと話したわけですが、要約するとひと言。

「今どき D イーストなんかで狩る人は誰もいません。」

ちょwww、な、なんですとーーー!?;; や、なんかやたら空いてて狩りやすいなぁと思ってはいたのですが、なんでも今は D サウスと忘却の庭園 IV のどちらかで狩る人が多いとのこと。忘却の庭園はタイタニア界でまだ行ったことがないし、自分だけ一人で先に行くのもなー;、というのがあったので、とりあえず D サウスに行ってみたのですが....。

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ちょwww、なんすかこの経験値効率はwww。
アホみたいにサクサクと経験値が入ってくるんですけど;;、状態;;。

経験値効率をざっくりと計算してみると、実に 14.5M/h。おいおいこれはどんだけ効率いいんだとびっくり;;。おかげであっという間に....

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セイクリッドとかゲットですよwww。や、数時間狩ってただけであっという間に JobLv カンスト者が 2 名。おいおいこの効率はあんまりだろうと小一時間;;。いろいろと調べてみたところ、どうもしばらくログインしなかった間にいろいろと修正が加わったようで、パーティボーナスの見直しとかクエスト経験値の見直しとかがあったようなのですよね。なるほどこれぐらいの効率が出るなら BaseLv 110 カンストも狙えなくはなさそう、という印象。フレさんの一人(ベルナさん)が BaseLv110 カンストして 3 次職に転生していたのですが、なるほど確かにこれは不可能ではないかも、という印象を受けました。……いやまあそれでも自分は相当先になりそうな印象なのですけどねー;。いやはや、教えてくれてありがとうでした~^^。

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とまあそれはともかく、なんで ECO に復帰してたかとゆーと。

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……はい、お目当てはこれでした;。

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いわゆる 5 周年記念ブローチ。や、実はなにげに 1 年目から全部持っているので、5 年目ブローチもやっぱり欲しい!ということで。これつけてるとステータス補正が結構大きくかかるので、しばらくはこれで狩りに専念したいと思います^^。いやはや、最近狩りしてなかっただけに久々の狩りは楽しいものですよ、ええw。

# でもネコマタさんとか回収しにいかねば~;;。ぜんぜん進んでないよー;。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ~。

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ええっと、チン!してこんがりから揚げパック。これ、電子レンジでから揚げが作れるという一品で、シリーズにはから揚げ以外にも焼き魚などもある面白い商品だったりします。中を開けてみるとこんな感じ~。

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# ……なんか昔の某ホ○ホ○を彷彿とさせる形なのはなんとかしてほしい;;。

とまあそれはさておき、実際の作りかた。このパックシートを開くと、中に調理スペースが。ここに、から揚げ粉をまぶした鶏肉を並べ、さらにサラダ油を表面に適当に塗り、パックを閉じて電子レンジに入れます。

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チーン!と約 4 分(だったかな?;)。仕上がりはというと……

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おおおおおお。
なにげにちゃんとから揚げができてるじゃないですか^^。しかもかなりジューシー^^。

この商品、いったいどういう原理なのか??と思って調べてみたのですが、調理面に敷かれているのはなんとアルミホイルの薄膜なのだとか。アルミホイルなんて電子レンジに入れちゃいけないものの代表格なのですが、薄膜にするとスパークが立たなくなり、しかも数秒程度で 200 度前後まで加熱されるらしいのですね。で、これを活用することで電子レンジでのから揚げ調理を可能にしたのだとか。ちなみに同様の原理で、焼き魚も作れます^^。

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開発元は製薬会社(小林製薬)というのも面白いところ。大ヒット商品らしく、2009 年 9 月の発売後、3ヶ月で 100 万個の売り上げを達成したそうなのですが、うーん、そこまでして使うほどかなー?という気もしました。加えてランニングコストはどーよ? という話になると、この商品自体が 1 枚 80 円ぐらいしてしまうので全く割に合わないのですが(しかもから揚げなんて普通にお総菜コーナーでどこでも買える;)、アイディア商品としては非常に面白いものがありますねー。

さてさて、では前回に引き続いて、アナログイラスト原稿を元にした、デジタル版下原稿の作り方を解説したいと思います。

■ アナログイラスト原稿のデジタル版下化の問題点

今回、同人誌を作るときに問題だったのは、描き起こしていただいたイラストを拡大縮小して原稿に貼り込む必要があった(=原稿が完全に原寸大ではなかった)、という点でした。アナログイラスト(トーン貼りなどを使った実物原稿)をデジタル版下化する場合、実はこの拡大縮小の処理というのはなかなかの難敵になります。多くの Web サイトでは、アナログイラスト原稿はモアレるから拡大縮小するな、というのが鉄則のように書かれているのですが、うまく処理することによって、かなりの部分の問題を解決することができます。

ここでは、以下の作業を行う場合について、適切な処理方法を解説したいと思います。

  • アナログイラスト原稿を、スキャナで読み取る。
  • その原稿を、適宜、拡大縮小してサイズ調整する。
  • それを 600dpi 版下原稿に貼り込む。

最終的に、600dpi 版下原稿に貼り込む際には、2 値化された原稿として貼り込みます。が、そこまでの処理プロセスに結構クセがあるので、順次解説していきます。お急ぎの方のために、結論だけ先に取り出して書いておきますと、以下の通りです。キーポイントは、適切な 2 値化処理と、グレースケール状態での拡大縮小です。

  • アナログイラスト原稿を、1200dpi 程度のグレースケール原稿として読み取る。
  • Photoshop で読み取り、「50% を基準に 2 値に分ける」を行い、2 値化する。
  • 2 値化した後、再びグレースケール原稿に戻す
  • グレースケールの状態で、拡大・縮小を行い、版下へ貼り込むサイズに調整する。
  • サイズを合わせたら、今度は「誤差拡散法(ディザ)」で 2 値化し、これを版下に貼り込む。

以下に、なぜこの方法でうまくいくのか、また詳細な作業手順を解説します。

■ 2 値化処理について

アナログイラスト原稿を処理する際、一つ目のキーポイントになるのは 2 値化処理の正しい使い分けです。例えば、Photoshop Elements の場合には、グレースケール原稿を 2 値化(完全な白/黒のみにする)する際、以下の 3 つが選択できますが、これをうまく使い分けることが、モアレのない原稿を作る際にきわめて重要になります。

  • ① 50% を基準に 2 値に分ける
  • ② パターンディザ
  • ③ 誤差拡散法 (ディザ)

このうち、実際に利用するのは、①と③の 2 つのみです。②のパターンディザは、アナログイラスト原稿で使っているスクリーントーン(アミ)と干渉を起こしてモアレを発生させてしまうため、使ってはいけません

では、以下に作業手順を示していきます。

■ アナログイラスト原稿の取り込みと基本処理について

まず最初にやるべきことは、アナログイラスト原稿をスキャナで取り込むことです。スキャナ取り込みは割と普通のスキャナで OK です。私の場合には、イラストをお願いした作家さんが遠方に住んでいるため、先方が持っている PM-A950 という EPSON の複合型プリンタのスキャナで取り込んだデータをネットで送ってもらっていました。読み取り時の設定は、1200dpi のグレースケール原稿。後からの拡大縮小を行うために高めの解像度で取り込みを行います(取り込み解像度は、スキャナの光学解像度そのもの、またはその 2 倍か 4 倍になるように設定するとよいでしょう)。取り込んだ原稿はこんな感じになります。

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ファイルサイズは割と巨大になるので要注意。B5 原稿を 1200dpi、16bit グレースケールで取り込むと約 200MB になります(16bit で取り込んでもらったのですが、実際には 8bit グレースケールで十分かも;)。最近のパソコンならこの程度のデータ量はどうということはないと思いますが、ネットでファイルをやりとりしようと思うと結構大きなサイズになるので注意してください。

# なお、この状態で画面上でモアレ(縞模様)が出ていても気にする必要はありません。
# モアレが出る理由は、スクリーントーンのアミの周期と、モニタ及びスキャナの周期が
# 完全に一致していないからです。しかし、このモアレは以降の処理で見えなくなります
# ので、現時点では気にしなくて OK です。

さて、マンガ原稿をこのグレースケール状態で印刷所に出してはいけません。モアレる上に線がかすれ、さらに白いところも白くなりません。なぜかというと、グレースケールのデータは、印刷所で自動的にアミカケ化されるため。業者でのアミカケの周期と、アナログ原稿のスクリーントーンのアミ点が干渉を起こし、モアレになってしまう上に、線の周辺でのアミカケ処理により、ラインがかすれた感じになってしまいます。具体的には、こんな感じの印刷になってしまいます。(※ レーザープリンタで印刷したものをデジカメで撮影しましたが、業者に出しても似たような感じになるはず。)

P1050780のコピー

これを避けるためには、パソコン内で(モアレないようにうまく) 2 値化処理を行い、これを印刷所に出す必要があります

さて、パソコンに2取り込んだデータ、これだとよく分からないと思いますので、ちょっと拡大してみるとこんな感じです。紙そのもののシワや、貼り込んだトーンによる灰色、修正液なども少し見えます。

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まずはこれを 2 値化(50% を基準に 2 値に分ける)して、マンガ原稿の状態にします。ただし、現状の状態のまま行うと、トーンのアミなどが落ちてしまうので、適当にコントラスト補正をしてから、50% 基準 2 値化を行います。

[まずコントラスト補正を行う]

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[次に 50% 2 値化処理を行う]

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このようにすることで、まずは高解像度(この例だと 1200dpi 相当)のデジタル版下原稿ができます。

# ちなみに、グレースケールで取り込むのではなく、最初からスキャナで 2 値取り込みをする方法
# でも OK ですが、この場合は、スキャナ側で 2 値化の閾値をうまく決めていただく必要があります。
# 私の場合は、先方の作家さんにこの作業をお願いするのもちょっと申し訳なかったので、まず
# グレースケールで原稿を取り込んでいただき、手元で 2 値化処理を上記のように行っていました。

なお、2 値化の前後のどちらの画像も、画面上で見ると、どちらもモアレが出ているうえに、2 値化処理前のグレースケール状態の方が綺麗に見えます(下図の左側が 2 値化後、右側が 2 値化前)。ですが、ここは見た目を信用してはいけません

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印刷してみると、グレースケールの方は先ほど示したようにモアレが出ますが、2 値化したものはモアレがほとんど出ません。モノクロ 2 値化したものを実際に紙に印刷してみたものを下図に示します(モノクロ 2 値化したものをレーザープリンタで印刷し、デジカメで撮影)。モアレも線のかすれもなく、綺麗に印刷できていることがわかると思います。

P1050782

印刷でモアレが出ないのは、この状態の原稿データが、モノクロ 2 値、解像度 1200dpi になっているためです。このデータを、解像度 600dpi のレーザープリンタで打ち出しても、解像度が(整数倍で)一致しているためにモアレが出ない、ということになります。

もし原稿を原寸のままで 1200dpi 版下に貼り込めばよいのであれば、このまま貼り込んで終わり、です。ですが、私の場合にはこれをサイズ調整したうえで、600dpi 版下に貼り込む必要がありました。このやり方について以下に解説します。

■ サイズ調整処理について

まず当たり前のことですが、版下へイラスト原稿を貼り込むためのサイズ調整をする際、原稿を拡大することは御法度です。原稿を拡大すれば、その分、原稿が粗く見えることになりますので、モアレが起こる起こらない以前の話になってしまいます。これを避けるためにも、原稿サイズは縮小するのが基本です。(スキャナで取り込む際に、敢えて 1200dpi という高解像度で取り込んでいるのはこれが理由です。)

また、基本調整が済んだ原稿のサイズ調整をするための縮小をする場合、モノクロ 2 値のまま縮小を行ってはいけません。これを行うと、縮小時に、整数倍拡大・縮小ではないことによるモアレが発生します。このため、まずグレースケールに変換してから縮小を行います。(なお、変換時には回転が禁忌、と書かれているサイトもありますが、以下の方法であれば回転などを行っても大丈夫です。) それと、当たり前のことですが、縮小・回転処理は一発で行います。繰り返せば繰り返すほどドットが崩れていき、汚くなってしまいます。

グレースケール変換して、版下にサイズ調整して貼り込んだのが下図です。

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この状態で原稿を拡大してみると、下図のように、線やスクリーントーンがグレースケール化されて滑らかに縮小されていることがわかります。

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が、この状態のままで印刷してしまうと、先と同様に、スクリーントーンのモアレや線のかすれが発生してしまいます。そこで、このグレースケール化された原稿を 2 値化するのですが、このときは 50% 2 値化ではなく、誤差拡散(ディザ)による 2 値化を行います。

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このディザ 2 値化を行った原稿をモニタ上で見ると、かなり不安になるほどひどい印象を受けます(左が縮小処理でグレースケール化された原稿、右がそれをディザ 2 値化した原稿)。

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ところがこれを印刷すると、モアレのモの字もないような、ものすごくきれいな印刷になります。(上の右側のデータを、レーザープリンタで印刷し、デジカメで撮影したものです。印刷所で印刷しても似たような感じになります。)

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なぜ画面上で見るとぐちゃぐちゃなのに印刷すると綺麗に出るのか? というと、それは 600dpi の解像度のギザギザは人間の目では視認できないからです。モアレのような干渉縞は、周期が長い(印刷したときに数 mm 程度の波のようなうねりとして印刷される)ので人間の目で見てすぐにわかるのですが、600dpi の細かいギザギザは人間の目には分からない。なので、印刷すると綺麗に見える、というわけです。

■ 注意事項

前のエントリにも書きましたが、モアレが発生しているかどうかは、ディスプレイ上では確認できず、またカラーインクジェットプリンタの印刷でも確認できません。例えば、上に書いた「モアレが発生していない綺麗な原稿」を、EPSON PM-A950 で印刷すると、下図のようになります。バッチリとモアレが発生していることがわかると思います。

P1050784

これは、モノクロ原稿の解像度が 600dpi であるにもかかわらず、解像度 720dpi のカラーインクジェットプリンタで印刷したためです。解像度の異なるあらゆるものの組み合わせでモアレが発生しうる、ということを常に頭に置いておく必要があります。

このため、アナログイラスト原稿を元にしてデジタル版下データを作成する場合には、以下の点に注意して作業を進める必要があります。

  • 印刷所が受け付けているデータの解像度に合わせて版下データを作る。
    デジタル入稿が可能な多くの印刷所は、通常、600dpi or 1200dpi のモノクロデジタル版下データを受け入れています。(というかそれ以外の数字を見たことがないです) まず、この解像度に合わせた版下データを作るのが大原則です。
  • モニタ上での見た目を信用しない。
    ここまで示してきたサンプルからもわかるように、モニタ上でモアレが出ているかどうかは全くアテになりません。なぜなら、モニタは通常 96dpi or 72dpi 相当で出力されているため、600dpi 相当の原稿は(原稿自体にモアレがあろうとなかろうと)どうやってもモアレるからです。
  • 版下チェック用にレーザープリンタを購入する。
    多くの家庭用レーザープリンタは、印刷所と同じく 600dpi の解像度でデータを印刷します。このため、版下データにモアレがあるか否かは、レーザープリンタで印刷してみると一発でわかります。購入してもたかだか 1 万円程度なので、これは必需品と思ったほうがよいでしょう。(通常のモノクロ印刷をする場合には、インクジェットよりランニングコストも安いので、そういう意味でもオススメです。)

慣れてくれば、文字・写真・イラストが混在したページを作成することもできます。版下は下図のようになります。

原稿例のコピーのコピー

■ まとめ

というわけで、アナログイラスト原稿を元にした、モアレのないデジタル版下原稿の作り方は、ざっと以下のようになるかと思います。

  • アナログイラスト原稿を、1200dpi 程度のグレースケール原稿として読み取る。
  • Photoshop で読み取り、「50% を基準に 2 値に分ける」を行い、2 値化する。
  • 2 値化した後、再びグレースケール原稿に戻す。(が、使われているのは黒と白のみ)
  • グレースケールの状態で、拡大・縮小を行い、版下へ貼り込むサイズに調整する。
  • サイズを合わせたら、今度は「誤差拡散法(ディザ)」で 2 値化し、これを版下に貼り込み。

なお、原稿データの作成にあたっては、2ch の同人ノウハウ板のまとめサイト「本文データ入稿¢(∀`){モノクロ) まとめ」などを参考にさせていただきました。ありがとうございました & この blog エントリが、同人関係の有志のみなさんのお役に立てれば幸いです。

さてさて、現在の同人誌はなにげにデータでの入稿が可能。Photoshop などで作成した原稿をそのままオンラインでデータとして入稿してしまうことが可能になっているのですが、困ってしまったのがモノクロ原稿の正しい作り方。これ、うまく作らないと写真が綺麗に印刷されなかったり、あるいはモアレ(縞模様)が出てしまったりするのですが、いろんな Web を見ていると、結構わかったようでわからない説明が多いのですよ;。なので、自分的備忘録も兼ねて、ここにモノクロ原稿の作り方をまとめておきたいと思います。

まず、モノクロ原稿を正しく作成するための大前提である、モアレから説明していきたいと思います。

■ モアレとは何か

モアレとは、異なる周期のパターンが干渉しあうことによって発生する縞模様のこと。物理を専攻した方であれば、異なる周波数の音が重なり合うと、長い周期のうなりが発生することを習ったことがあると思いますが、原理的にはあれと同じ。

モアレはいくつかのパターンで発生しますが、最も単純なものは、周期間隔の異なるトーンの重ね合わせで発生します。こちらのページを見て頂くとわかると思いますが、二つのトーンを重ね貼りしたいくつかのケースで、一定の濃さにならず、ヘンな波模様が発生している様子が見て取れると思います。これがモアレです。

このモアレの厄介さは、周期間隔(解像度)の異なるあらゆるものの組み合わせで発生しうることです。代表的なものを挙げると……

  • 光学解像度 600dpi のスキャナでモノクロ 2 値で読み取ったマンガ原稿を、解像度 720dpi のプリンタで印刷。
  • 光学解像度 600dpi のスキャナでモノクロ 2 値で読み取ったマンガ原稿を、パソコンのモニタで表示。(パソコンのモニタの解像度がいくつかはモニタに依存しますが、通常は確か 72dpi 相当として計算されたはずなのでずれてしまう)
  • 光学解像度 600dpi のスキャナでグレースケールで読み取ったマンガ原稿を、パソコン上でパターンディザ 2 値変換した場合。(パターンディザ 2 値変換は、元のマンガ原稿のトーンのアミの間隔とズレているためにモアレが発生する。)

そしてもうひとつ、このモアレの厄介なところは、パソコンのディスプレイ上での目視などでは、モアレの有無を判定できないことがある、というところです。例えば、下図の拡大図を見ると、打点にはモアレがないように見えます。

00

この画像をモニタで縮小してみると、以下のようにモアレ(縞模様)が発生しているように見えます。

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ところが、さらにこれを

  • 600dpi レーザープリンタで印刷すると、モアレは発生しません。
  • 720dpi カラーインクジェットプリンタで印刷すると、モアレが発生します。

このような状況に陥るのは、以下のような理由によります。

  • 多くのスキャナは、光学解像度 600dpi (またはその倍数)になっている。
  • 多くのパソコン(例えば Windows)は、モニタへの出力画像を作る際に、モニタの解像度を 96dpi と仮定して出力している(Mac だと 72dpi )。
  • 多くのレーザープリンタは、出力解像度が 600dpi (またはその倍数)になっている。
  • 多くのカラーインクジェットプリンタは、出力解像度が 720dpi (またはその倍数)になっている。

そして簡単に言うと、これらの中から解像度の異なるものを組み合わせると、モアレが発生するのです。このため、モアレの有無というものはモニタの目視では判断できないことが多く、デジタル原稿データを正しく扱わないとうまく処理することができない、という問題があります。本エントリでは、どのようにすればモアレのないデジタル原稿データが作れるのか、について解説します。

■ モノクロ原稿作成の必需品 - レーザープリンタ

デジタルデータ入稿でモアレを回避するためにまず重要なことは、最終的な出力解像度に合わせた原稿を作ること。多くの印刷所では、600dpi または 1200dpi のモノクロ原稿を受け付けているため、Photoshop などで原稿を作る場合には、まずその原稿の解像度を必ず 600dpi または 1200dpi に設定する必要があります。(どちらにすべきかは、印刷所の指定に合わせます。) 通常は、600dpi あればまずまず綺麗な原稿が作れると思います。

そしてもうひとつ重要なこと、それはレーザープリンタを購入することです。

P1050057_thumb[4]

前述したとおり、モアレはパソコンのモニタ上で確認することができず、カラーインクジェットプリンタで印刷して確認することもできません。結局、印刷所のプリンタと同じ解像度を持つプリンタで確認するしかないのですが、多くの家庭用レーザープリンタは 600dpi なので、これを使えば版下の印刷チェックが出来る仕組み。別に高価なレーザープリンタは不要なので、出力解像度が 600dpi(またはその倍数)になっている安いものを選んで購入してしまいましょう。安いものなら 1 万円前後で購入できます。

# ちなみに、カラーインクジェットをお持ちの方でも、レーザープリンタは一台持っていて損はないです。
# 水でにじむことがない、綺麗なモノクロ印刷が可能、印刷ランニングコストが圧倒的に安い、といった
# 特徴があります。(おそらく A4 1 枚の印刷で数円程度なので、インクジェットの 1/10 ぐらいかな?と)

■ 3 つのコンテンツタイプ

さて、いよいよ原稿作りの方法の話に入るのですが、実際のデジタル原稿を作成する際には、作成するコンテンツを以下の 3 つに分類して考える必要があります。

  • 文字原稿(セリフなどのふつうの文字)
  • 写真原稿(いわゆる写真)
  • アナログイラスト原稿(トーンなどを使って作られた、実物のマンガ原稿)

# 実際にはあともうひとつ、デジタルイラスト原稿(コミスタとかを使って作ったマンガ原稿)が
# ありますが、これの処理方法については私は使わなかったのと、いろんなページにたくさん
# 解説がありますので、ここでは割愛したいと思います。

なぜこの 3 つに分類するのかというと、この 3 つは版下作成時の処理方法がそれぞれ異なるからです。一番処理が厄介なのが、アナログイラスト原稿。これは処理方法を誤ると簡単にモアレます。処理方法を確立してしまえば簡単にデジタル原稿化できますので、これらについて順次説明していきます。

# まあしかし、結婚式の同人誌ってこういう観点からすると説明にうってつけですね。
# なにしろ、マンガの原稿もあれば、いわゆる思い出写真も含まれてますのでw。

■ 文字原稿の処理方法

まずは最も簡単な文字原稿の処理から。これは、アンチエイリアスをかけずに文字を入力するだけで OK です。

[◎ アンチエイリアスなし] (100% 拡大図)

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[× アンチエイリアスあり] (100% 拡大図)

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モニタ上で見た場合、アンチエイリアスありの方が、ギザギザが目立たなくなるため、一見きれいに見えることがあります。が、印刷した場合にはアンチエイリアスなしの方が綺麗になります。それは、印刷所のプリンタやレーザープリンタは、グレースケールを直接表現することができないため、これを白黒の打点に変換してしまうからです。印刷所で印刷すると、以下のような形で印刷されます。(※ わかりやすくするために、効果をちょっと極端につけています。実際にはここまでにはなりません。)

[× アンチエイリアスあり] (100% 拡大図、印刷所で印刷すると...)

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モアレは発生しないものの、文字のエッジが立たないため、綺麗な文字として印刷されません。このため、文字原稿部分については、グレースケールを使わないモノクロ 2 値で作成する(=アンチエイリアスをせずに作成する)ことになります。

■ 写真原稿の処理方法

一方、写真原稿は、何も処理せずに、グレースケールのまま原稿に貼り込みますPhotoshop などの機能を使って、アミカケ処理をしてはいけません

[◎ グレースケールのまま貼り付け]

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[× Photoshop でアミカケ処理をして貼り付け]

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これはもう原稿を見ていただければ一目瞭然だと思いますが、Photoshop などを使ったアミカケ処理では、高精細なアミカケにはならないことが理由です。このため、グレースケールのまま貼り付けておき、印刷所側でアミカケ処理をしてもらいます。このようにすると、綺麗なアミカケ印刷をしてもらうことができます。

これは Photoshop のアミカケ機能が悪いということではなく、600dpi 程度の解像度のアミカケでは綺麗なアミカケにはならない、というのが最大の理由です。印刷所側のプリンタでアミカケ処理をしてもらうと、600dpi よりも高い解像度でのアミカケ処理になるため、綺麗に印刷してもらうことができるようになります。(ちなみにこのことは、パソコン用の通常のレーザープリンタにも当てはまる話で、たとえ解像度 600dpi のレーザープリンタを使ったとしても、グレースケール原稿をそのまま打ち出した場合と、600dpi でアミカケモノクロ 2 値化してから打ち出した場合とでは、前者の方が圧倒的に綺麗になります。一度、試してみるとよいかと。)

……というわけで、まずは文字原稿と写真原稿の正しい扱い方を解説しましたが、長くなったので次のエントリに分割します^^。

さてさて、少し前にさんざん結婚式関係のエントリを上げまくってお腹いっぱい状態だとは思うのですが、今日はそこからスピンオフした同人誌制作のお話をひとつ。自分たちの結婚式では、配席表のかわりに同人誌を制作したのですが、同人誌制作もブランクが 10 年以上あると、昨今の同人誌制作の事情など全く分からなくなっていて結構驚かされることが多かった……のですが、その中でも特に驚いてしまったのが、オフセット印刷ならぬオンデマンド印刷というものの存在。

同人誌印刷に詳しくない方も多いと思いますので少し補足から入ると、我々がよく「オフセ本」と呼んでいるのは、「オフセット印刷本」のこと。その名の通り、オフセットと呼ばれる方式で印刷された本なのですが、このオフセット印刷には致命的な弱点がある。それは小部数印刷に向いていないこと。オフセット印刷とは、平版と呼ばれる原版を作り、そこにインクを載せて大量に印刷をかけていく方式なのですが、この原版を作るのにかなりのコストがかかるため、相当数の部数を刷らないと全く割に合わないものになってしまいます。(例:28 ペー ジ A5 本の場合、 50 部 → \15,540、100 部 → \18,300、200 部 → \24,890、500 部 → \44,420。) 1 冊あたりの単価が全体の印刷部数によってぜんぜん変わってしまうため、ざっくり言えば、少なくとも 200 部程度は印刷しないと極端に割高になってしまうのですよね。このため、小部数印刷をしたいケースには、オフセット印刷はあまり向いていない、という傾向があります。

# (注意) よくオフセット印刷と無線綴じを混同している方がいるのですが、オフセット印刷とは
# 印刷方法の名前。一方、背中がホチキス止めではなく綺麗にのりで綴じられているのは、
# 無線綴じと呼ばれます。無線綴じ=オフセット印刷というわけではないことに注意。

一方、オンデマンド印刷というのは、簡単に言えば、コピー機を使った同人誌制作のデラックス版みたいなもの。いわゆるコピー機を使ったコピー本というのは、普通はホチキス止めをされているものですが、これがきちんと背中で綴じられている(無線綴じされている)ものがこのオンデマンド印刷です。見た目はまるっきり従来の無線綴じオフセット本と同じように作れるのですが、基本的には「コピー」なので小部数からでも作れる、というのが大きな違い。

オンデマンド印刷のメリットとデメリットをまとめると……

  • オンデマンド印刷のメリット
    • 小部数印刷でもコストが安い。(例:28 ページ A5 本の場合、表紙フルカラーでも 50 部 → \9,600、100 部 → \18,700。さらに 10 部からでも印刷可能。) (もちろん、大部数ならオフセットの方が割安になります。)
    • 納品までの期間が短い。最短で 1 週間程度。多少カスタマイズを入れても 2 週間程度。(オフセットと違って作業工数が少なく、インクを乾かす時間などもない)  (もっとも、最近はオフセットでもかなり納期が短くなってます。)
  • オンデマンド印刷のデメリット
    • トナー印刷なので多少印刷がテカる。(コピーほどではないにしても)
    • 用紙の色替えはできるが、インクの色替えはできない。

といったところ。ざっくり 100 部以下の印刷に適している印刷方式なのですが、今回ちょっと迷ってしまったのは、モノクロイラストそのものはオフセット印刷の方がきれいに出る、という点。さてどうしよう……と困った私が取った選択は試し刷り

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これまた私にとっては衝撃だったのですが、現在の同人誌業界には、なんと入稿した原稿を試し刷りしてもらうことができる会社が結構あるのですよ。もちろん有料のサービス(\1,000 前後)なのですが、印刷品質のみならず、データのトラブルなどもチェックできるので一石二鳥。今回は特に表紙が綺麗に出るかどうか(※ 特殊紙の上に印刷しているので、色のイメージが変わってしまう)、本文原稿の見やすさや印象としてどちらがよいか、というところを中心にチェックしました。結果としては、オフセット印刷の方が繊細な線の味が出る、という理由でオフセット印刷を選択。やっぱりすべてのイラストを描き下ろしていただくのに印刷方法を妥協しちゃいけないだろう、と^^。仕上がりも見てみましたが、非常に綺麗に出ていました。

というわけで印刷方式は決まったわけですが、まだまだいろいろありました……というわけで今度はデータ入稿の話を書きたいと思います;。

というわけで今日はこちらのエントリをひとつ~。

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RIDGE RACER ACCELERATED。や、なにげに私は RIDGE RACER シリーズはかなりやり込んでいるのですが、iPod Touch 用にもリッジがある、という話を聞いて早速購入してプレイしてみた次第。

まーしょせんは iPod Touch 用だからねぇ……とあまり期待してなかったのですが、いやいやこれがとんでもない出来じゃないですか^^。

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びっくりしたのはそのコース収録数。なんと iPod Touch にもかかわらず、9 コースを収録(リバースもあるのでトータル 18 コース)。BGM も車種もなかなか豊富で、車も最高峰が Class 6。正直、Class 6 クラスになると相当ゲーム自体もハードで、いやいやこの速度感はもはや携帯ゲームの領域を超えているぞ、という印象だったりしました。

# どうもリリース直後の出来は相当悪かったようなのですが、その後、相次ぐ
# バージョンアップを重ねて現在のスペックになった様子。リリース後にこれだけ
# バージョンアップしてくれるというのはなかなかにたいしたものですね。

ただ、それなりにゲームとしての難点もあります。最大最悪の難点は、たまにキーが効かなくなるという点。これはおそらく iPod Touch 側の仕様のまずさなのですが、タイマーやイベントが発生してポップアップが出てきたりすると、ゲームに戻った直後にキーが効かなくなることがあり、まともにゲームに戻れない;;。かなりいいところまで行ってるときにこれが発生するとめっちゃ泣けます;。うあーん;;。

また、iPod Touch のパネル自体が 2 点タッチまでしか対応していない、というのも難点のひとつ。このゲームはいくつかの入力方式をサポートしていて、例えば画面を傾けてハンドル操作の代わりにするような設定もできるのですが、私は上図のようにキーを画面上に出してこれを触ることでゲームしています。……が、iPod Touch の画面は 2 点タッチまでしか認められていないので、変な触り方をするとうまくボタンを認識してくれないワナ。この辺はデバイスとしての限界もあるんでしょうね、という感じでした。

とはいえ 1,000 円そこそこでここまで遊べるゲームが入手できてしまうのにはとにかくびっくり。こんな価格でこれだけのゲームが遊べてしまうとなると、ホントに PSP とか上がったりだろうなぁ、と思わずにはいられません。(たくさんデバイス持ち歩くのも面倒ですしね;) iPod などの携帯電話系デバイスでもここまでのゲームが出来てしまうのか、というのがショッキングな一作でした。うむむ。

というわけで先日の話ですが、奥さんが結婚式の引き出物(カタログギフト)でこちらを get~。

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ええっと、IH 用の蒸し器~。私は今まで専用の蒸し器は持っていなくて、フライパン+足とかで代用していたのですが、奥さん的にはやっぱり専用のものがいい様子。そんなわけでさくっと使ってみたり~。

とりあえずはやっぱり中村屋の肉まんあんまんでw。

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とりあえず食べてみましたが、う、うまいw。というか、専用蒸し器を使うと 4 個も同時に蒸せるのかー、という感じ^^。実家ではその昔、確かに蒸し器を使っていたのですが、一人暮らしをしてからは、肉まんあんまんってだいたい電子レンジでお手軽チン、なのですよね。味的には蒸した方が断然よいので、久しぶりにちゃんとしたおいしい肉まんあんまん食べたなー、という感じ。

しかし改めてふと思ったのは、二人だと料理の仕方が結構変わるな、ということ。上に書いたように、一人暮らしだったら肉まんあんまんなんて間違いなく電子レンジなのですが、二人だと少なくとも 4 つは食べる → だったら蒸そうか、という話になるのですよね。同様の話としては麦茶。実は最近、うちでは麦茶を毎日ちゃんとお湯から出して作っているのですが、これも間違いなく一人暮らしだったらやらなかったこと;。自分ひとりだったら「まあいいか」と適当にしてしまうものですが、二人だと「作ったほうがおいしいし、相手も飲むだろうし、だったら作ろうかな」という気持ちになる。その分、生活上のオーバヘッドも当然増えるわけですが、こういうところに生活上の豊かさというものがあるのかもしれないなー、と最近思ったりします。一人暮らしだと、どうしても生活の効率性というものを追及してしまいますからね;。(← 一人暮らしなら、それはそれで大切なことなのですが。)

それにしても台所用品はいろいろと増えすぎてしまった感も。一つの道具を使いこなせないうちに次の道具が出現しているので;、自分的にはぜんぜん追いつけていない感じ。うむむ、これはなんとかせねばー;。

というわけでかなり前の話ですが、久しぶりにレーザープリンタを購入してみたw。

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ええっと、Canon のレーザープリンタ、LBP-3000。結婚式の準備でいろいろ Excel シートなどを印刷したりするのですが、正直インクジェットだとランニングコストがアホみたいに高すぎるのですよね;。で、やっぱりレーザープリンタいいよなぁ、と思って調べてみると、なんと今やレーザープリンタって 1 万円前後で購入できてしまうのですよ。しかも今ちょうど Canon がキャンペーンをやっていて、\3,000 のキャッシュバックのおまけつき。実質的には \8,500 ぐらいで購入できてしまうのですよ、これが^^。あまりにびっくり状態だったのですが、そんなわけで、さくっと amazon で注文して購入してみた次第、だったりします。

ちなみにサイズ的には EPSON PM-A950 とほとんど同サイズ。並べてみてもその小ささにびっくりします。いや、昔はレーザープリンタってホントに大きかったのですよねー;。

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さて実際に印刷してみた印象としては、600dpi ネイティブ解像度で印刷できるので十二分に綺麗、という印象。印刷速度もまあまあ速くて、おうちでの利用には十分すぎる速度。いやー、これは良い買い物をしました。というよりなんでもっと早くに購入していなかったのか、と微妙に後悔;。

私は今から 10 年ちょっと前に、アルバイトのために EPSON の A3 ポストスクリプトプリンタを 30 万円近く出して購入したことがある人間なのですが(ぉぃ;)、あの時代のレーザープリンタの価格を知っている人間からするとホントに驚くものがあります。ただその半面、印刷精度のほうはたいして変わっておらず、当時に併用していた Canon の 600dpi プリンタと印字精度は変わらないなぁ、という感じ。質的に変化しないものについては値段が劇的に下がっていく、という典型的な例を見たような感もあり、プリンタそのものとは関係ないところでもいろいろ考えさせられるものがありました。いやはや、いろいろびっくりですねー;。

# このプリンター、実は同人誌作成のために購入したものなのですが、その辺については
# また別エントリにて~^^。

前からすごく気になっていた一品に手を出してみましたw。

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ええっと、吉野家牛肉まん。まあ要するに、牛丼の具材が入った肉まんなのですが、これ、山崎パンによる企画モノの様子。チロルチョコパンとか、変わり種のパンを次々と開発投入しているのですが、調べてみたところ、こちらのパンは吉野家との共同開発で、1 年間かけて作り上げた一品なのだとか^^。もっとも、重要なのはその味なわけですが。

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ほほー、なるほどこういう味なのか、という印象。イメージ的には、吉野家の牛丼の具材をみじん切りにして肉まんに詰め込んだ、という感じ。肉まんにするために少し味を濃いめにつけてあるのですが、それが肉まんの皮にうまく合致していますね。ちょっと面白い^^。

まあめっちゃおいしいというほどでもなくて、普通に中村屋の肉まんの方がおいしいんじゃないか、とは思いますが^^、こういう変わり種もたまには面白くていいものですね。

というわけで、だらだらと延々続けてきたこの結婚式メイキングなお話なのですが、まあだいたいネタも書き尽くしたのでぼちぼち終了。もしかしたら、これから結婚式をされるどなたかの参考になるかも、ということで、最後に自分の結婚式を振り返って、自分なりのまとめをしておきたいと思います。まずは反省点や失敗点から。

[反省点や失敗点]

反省や失敗の中でも大きな点は、なにより個々の参加者へのケアが不完全・不十分になってしまったところがあった点。限られた時間の中で様々なことをやっているので仕方のない側面もあるのですが、子供連れや赤ちゃん連れ、妊婦、ご高齢の方などに関しては、正直、自分たちではどんなフォローやケアをすればよいのか想像がつかないところが多々ありました。両家の両親にかなりフォローをしてもらったものの、こうした「自分たちでは想像もつかない問題やケアの必要性」というところに関して、どうしても後手に回ったところがありました。おそらく気付いておらず気が行き届いていないところも多々あったのではないかと思うだけに、もうちょっとなんとかできたら……と思う部分もありました。

また、結婚式の準備を進める上で両家の両親からのサポートはどうしても必要になる部分なのですが(これはクッキー制作などのことではなくて、例えば親族関係の話など)、そうした部分へのケアも、やはり後手後手に回ってしまったところへの反省もあります。私自身、母親からの指摘で気付かされたところが多々ありました。特に自分たちは実家を出てすでに入籍・同居をしているうえでの結婚式だったので、両家の両親とのコミュニケーションが密ではなかったなぁと思うところがあります。(もちろん、同居しているからこそ進む話もあるので一長一短なのですが。) もっと早い時点で 6 人が一堂に会して細かいコミュニケーションを取れるような状況を作れていたら、もっとうまくコトが運んでいたかも、と思うところは多々あります。この辺、本来、両家をつなぐのは自分たちの役割なのですが、その辺の自覚が足りなかったと反省するところです。

[全体としてよかったこと]

逆に、全体としてよかったことは、なにより参列してくだった方々の多くに楽しんでいただけた(であろう)こと。もちろん結婚式でネガティブ F/B をする人はいないものですが;、ムービーを見返してみていて、みんなの笑顔に溢れる結婚式になったことは、なにより自分たちにとって幸せなことでした。

また、自分たちが結婚式準備をする上でラッキーだったのは、すでに入籍も引っ越しも済んでいたという点。入籍や引っ越しまわりではやはりかなりの作業が必要になるため、これらが結婚式の準備と重なっていたら、結婚式準備に十分な時間が取れず、作り込んだ結婚式はなかなかに出来なかっただろうと思います。まあ、全部一度にやってしまった方が結局のところは時間が少なくて済む、というのはその通りなのですが、一生の中の出費でもかなりの金額を投資して実施する結婚式に、時間と労力をかけないのは非常にもったいないしつまらないのも確か。この辺、どちらも一長一短ではありますが、自分たちのスタイルには合ってたんじゃないかなと思います。

加えて、選んだホテルが自分たちにフィットしていたというところも大きかったところ。や、もちろんあのホテルをこんなふうに使うなよ、というお叱りの言葉があってもおかしくなさそうですし、どうせそこまでやるならゲストハウスなどを貸し切ればよかったんじゃ? というご意見もあってしかるべきなのですが、このホテルを選んだことによって、ベースラインとなるクォリティや諸条件が自動的に満たされた、という点は非常に大きかったと思います。例えば遠方から来る親族の宿泊場所の確保や利便性、おじいさんおばあさんが楽しめるショッピングフロアや日本庭園の存在、フロアサービスの品質などはもちろんのこと、試食会や前撮り写真など家族とのコミュニケーションの機会が十分用意されていることなども加点要素。披露宴単体ではともかく、周りの見えない部分についてのケアが最小限で済んでいるというポイントは見逃せません。また、今回のようにアニオタ的結婚式をするにしても、異なるベクトルのものを組み合わせて最高のものを目指すよりも、最初からある程度のクォリティが確保されているものを崩していく方が確実性が高い、というところもあります。他の式場だとおそらくこうはいかなかっただろう、と。

その他にもいろいろと良かったことはあるのですが、すべてを通して最も良かったと思えることは、結婚式をやる意義というものを、身に染みて感じることができた、ということでした。もともと自分たちは、そもそも結婚式をやろうかどうしようか迷っていたぐらいですし、新婚さんの方々の中にも、様々な理由から結婚式を挙げない方が増えてきています。また、結婚式のやり方も多様化してきており、どれが正解のやり方というわけでもなくなってきているし、ある意味、「やるもやらないも、どんなふうにやるのも本人たちの自由」というのが今の結婚式、なのだと思います。けれどもこうして結婚式を挙げてみて思ったことは、結婚式とは自分たちの人生において、今の立ち位置を再確認する作業なのだ、ということ。今まで自分たちがお世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えること、自分たちが今、立っている場所を改めて確認すること、そしてそこを拠り所として、次の一歩を踏み出すこと。これらの意味が重なり合った場所に、結婚式というものが存在するのだと思いました。最後の新郎の親族代表スピーチをするためにスポットライトを浴びた瞬間、参列者のみなさんからの視線を受けて、思わず目頭が熱くなりましたが、こうした瞬間は、人生においてそうそうない瞬間だとも思います。

結婚式の終了後、二人で自宅に帰ってしみじみとそんな話をしていましたが、自分たちにとっては本当に意味深い結婚式になりました。参列して下った皆様はもちろんのこと、今まで自分たちの人生に関わって下ったいろんな方々に感謝。こういう式を挙げられたのも、皆様のおかげです。本当に、ありがとうございました。m(_ _)m

というわけで今日は昨日のエントリのつづき~。

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さてさて、クッキーをすべて焼き上げたあとは、引き続きアイシング処理などに入っていくことになります。ここからはさらなる人海戦術が必要になるため、私の両親にも協力してもらって、家族 6 人総出でプチギフト製造に臨む、というワケのわからない状況になってました;;。

とまあそれはともかく、アイシングとは、クッキーなどの表面を砂糖でコーティングしていったりする作業のこと。こうしたクッキーボックスを作る場合には、実は砂糖が接着剤替わりとして使われます。具体的には、粉砂糖を少量の水で溶き、レモン汁を加える。これを小さなチューブに入れて絞り出していくと、接着剤のように使うことができます。これを使って、ひたすらクッキーボックスを組み立てていきます。ぺたぺた。

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こんな感じで側面板のところにアイシングの接着剤を付けて、底板とくっつける、という流れなのですが。

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ででーん。(笑)
っていうかこれまた圧巻すぎるwww。

や、この接着作業ですが、結局のところ、くっつけたあと乾かさないといけないので、まずいったん全部を広げられるスペースを確保しておき、ひたすら接着。そして乾くのを待つためにいったんお昼休み休憩。そしてそれが終わったら、クッキー表面に砂糖水を塗り込んでいきます。

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この砂糖水を塗り込む作業、厳密には必要ないのですが、見た目が綺麗になるということもあって実施。またもうひとつ重要な目的があって、この作業時に、側面板と底板との隙間を確実に埋める、ということも行いました。や、アイシングだけだとどうしても側面板と底板が完全に圧着できないケースがあるという印象だったので、この砂糖水でそこも若干強化した次第。

# でももしかしたら外れてしまった人もいるかもー;。申し訳ないです><。

この作業も進んでくるとなかなかに圧巻です。っつーか異様な光景w。

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その次は、この板の上面に飾り付けのアイシング。チューブでお砂糖を絞り出して模様をつけていきます。実はアイディアレベルでは、この天板の上に参加者ひとりひとりの名前をつけようか、というトンデモなアイディアもあったのですが、さすがに当日最後に渡すときにカオスになるということと、なにより綺麗に文字を描けるのが奥さんのお母さんしかいない、ということでこれは断念;。ここはムチャしなくて正解でした;;。

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というわけで、まずはクッキーボックスの完成~!^^ いやはや、さすがに圧巻です^^。

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……と、ここでこの日はタイムアップ。さすがにこのまま置いておくわけにもいかない(場所の問題もあるし湿気の問題もある)ので、まずは簡易ラッピング。いったんこの状態でシリカゲル保存することになりました。

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そして翌々日、ついにラッピング工程に。まずはクッキーボックスに入れるアメを再ラッピング。papabubble は困ったことにアメのバルク売りがなく、通常のバッグ入りのアメを小分けにして再度入れ直すことになりました。

# なんでバルク売りがないんだー、とツッコミを入れたくなりましたが、まあ少し考えてみて納得。
# papabubble のアメって、1 本作ると 6kg ぐらいになってしまうみたいなのですよ。自分たちは
# トータルでせいぜい 2kg ぐらいしか使う必要がなかったので、papabubble の製造ロット規模から
# 考えれば、自分たちの必要量なんてごくごくわずか、なのですね;。しかも加えて、うかつに
# バルク売りすると、湿気に簡単にやられてしまうリスクもあるため、小口売りの場合には
# その辺を確実に担保できるバッグ売りが正しいチョイス、なのでしょうね。

しかしまあこの辺の再ラッピングはお手の物。私の母親が一手にこの作業を引き受けたのですが、昔、私が子供の頃にこの手の家内工業をやっていたこともあって、びっくりするほどあっという間に再ラッピングしてしまいました。いやはやさすがというかなんというかw。でも写真だけ見るとどう見てもカオスですがw。

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続いて、内側に入れる小分けのアメへのラッピング作業。こちらは女性陣が中心となってひたすらリボン掛け。

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これと並行して、男性陣はケースへのクッキーの格納作業などを進めていました。実は思っていたよりこれが厄介な作業で、とにかく静電気が立つので梱包材が手にまとわりつく^^。ここにひたすらクッキーを格納していきました。

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そして最後は上側のリボン掛け。この辺も実は結構面倒な作業をしていて、まず上側のリボンだけ単体で結んでおいてから、小さなリボンでそれを止める、という作業をしています。

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……というものすごーーく大変な工程を経て、ようやく完成~~!^^

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えらい! みんなホントによく頑張った!!
というかホントによく頑張りました;;。ええ;;;。

最終的に完成させた個数は実に 60 個、段ボール 10 箱相当。当日、割れたりしても対応できるように、ということで、ちょっと多めに作っておいたのですが、実際には特に問題もなく配布することができました。

……がしかし、完成までもなかなか大変でしたが、実は前日の持ち込みまでもなかなか大変でした><。

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いやー、何が怖いって、当日までの一週間、これを自宅に置いておかなければならなかったことがなにより怖かったです><。なにしろ本番当日の目玉の逸品(しかもうっかり完成させてしまったw)なわけで、何かのはずみで壊しでもしたらえらいことに;;。おかげで挙式直前はルンバ君稼働停止とか、ひたすら除湿機かけまくりとか、結構大変なことになってました;。また持ち込みも、普通に持ち込める量でもないので、実家の父親の協力を得て車で搬送。いやはや、なんとかなったからよかったようなものの、かなり冷や汗ものでした、いろいろ;。

それにしてもみんなで話していたのですが、これ、成功したからよかったようなものの、失敗してたらまあみんな絶望感に浸っていただろうなぁと思ったり(苦笑)。でも、正直に言って私がびっくりしたのは、家族 6 人の力があればこれが実現できてしまうのだ、という事実。実を言うと、最初に奥さんからこのアイディアを聞いたときに真っ先に思ったのは、絶対に無理、ということ。どう考えたって正気の沙汰じゃないよ、ぐらいに思ったものですが、腹をくくってみんなで協力すれば、これが出来てしまうんだ、ということに素直な衝撃を受けました。……まあ後から聞いたら、奥さんのお母さんいわく「60 個作るのがこんなに大変だとは思わなかった」(ここまでたくさん作ったことがなかったらしい)だったそうですが^^、それでもこれを完成させることができた、というのは本当にびっくりでした。いやはや、ホントにみなさんおつかれさまでした~。> 各実家の両親たち

でも、この 6 人で作り上げたプチギフト(ぜんぜんプチじゃないですが;)、本当にいい思い出になりました。おかげさまで、式場の人から「もう一度結婚式やりたいと思いませんか?」と問われて、「いえ、もう二度とやりたくありません」と(私も奥さんも)即答してしまったほど(笑)。それだけ達成感がある作業でした。受け取ってくださった参列者の皆様からの評判もよく、本当によかったです^^。みんなで流した汗の分だけ、思い出という価値が生まれるものですね。

ふう~、というわけでようやく一番書きたかったエントリにたどり着きましたよ~^^。

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ええっと、今回の結婚式の一番の目玉(?)、ぜんぜんプチじゃないプチギフト。このプチギフト、実は中身はクッキーボックスになっており、その中には papabubble のアメが入っている、という形になっています。当日はエンドロールの中でこの制作の様子を紹介したのですが、今だからぶっちゃけます。

ホントに大変でした;;;。
いやもう一時は絶望感に苛まれるほど;;。ぶっちゃけホントによく完成したものだ、と;;;。

このプチギフト、もともと二人が付き合うきっかけの一つにもなった、papabubble のアメを使おう、ということ自体はかなり早い段階から決まっていました。で、papabubble のラッピングはある意味あんまり面白くないこと、また瓶詰めのものだとコスト的に結構高くなる(小さいサイズのものでも 700 円)こともあり、せっかくだからアメを綺麗にラッピングしたいよね~、という話になっていました。がしかし、ここで奥さんが驚愕のひと言を。

「クッキーボックスを作って、その中にアメを入れたい。」

最初にこの構想を聞いたときには、「ちょwww、絶対に無理だろそれ;;」と思いました;。がしかし、奥さんのお母さんがお菓子作りの先生などをしていることもあり、その辺でのアテがあるのだろうということ、また、お母さんはケーキなどを作るのが大好きなのですが、だからといって当日に娘の結婚式のケーキを作るのも非現実的なので何かで参加してもらいたいということもあり、まずはお母さんに打診してみることにしたわけです。そしたらなんと驚愕の返事が。

「うん、たぶんできると思います。」

ちょwww、マジかwwwww、と思ったものの、専門家が言うのだから間違いないはず。しかもその上、しばらくしてからこんなものまでやってきたわけです。

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いわゆる試作品。これを見ると確かにかなりイケてそうだし、実際にプレゼントされたらびっくりするかも! ……ということで、まずはスケジュールを引くことにしました。本番が 11/13 なのですが、余裕を見て一週間前には完成させておきたい。となると、ラッピングは 11/3(水)。そこから逆算で、10/31(日) がアイシング処理、10/23(土), 24(日) がクッキー焼き、という計算に。となると、結婚式準備の最後の一か月はこのクッキー製造にトラップされる可能性が高いため、それまでの間にあらゆる仕事(ムービー作成や同人誌作成など)を片づけておく必要がありました。(← このため、同人誌は挙式の 1.5 ヶ月前には出来ていました。) 内心、ホントにできるのかとずっと疑問に思いながらも、その他のほとんどの準備を済ませて、クッキー制作に取り掛かりました。

そんなわけでまずはクッキー制作の初日。奥さんの実家に乗り込んで、まずはクッキー焼きから。生地の仕込みは事前にお母さんにお願いしてあり、焼きの部分だけ手伝うことになっていたのですが、まずその生地を見て驚愕。

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どどーん。
ってかでかいwww。

というかこんな生地なんて見たことないよ、という特大サイズの生地。実はこのクッキーボックス、レシピ上は生地を 1 週間ほど寝かせておく必要があり、一週間ほど前にお母さんが作成してくれていたのですが、その量、実に 6kg。ちなみに上に見えるのが約 1kg 程度なのですが、いったいこれをこねるのにどれだけ苦労したことやら……とはいえ見ているだけでは焼けないので、早速まずは生地延ばし……だったのですが。

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ちょ;;、なんすかこの生地の扱いづらさは;;;。
か、堅すぎる上にしかもベタつきまくりなのですが;;。

通常のクッキーの素材は、小麦粉、バター、砂糖、なのですが、今回のクッキー生地は保存性などの理由もあり、小麦粉、アーモンドプードル、ハチミツの 3 つで構成。このクッキー、堅く焼かないとボックスにならないために小麦粉が多いのですが、そのおかげでとてつもなく生地が硬い。おかげで麺棒で生地を延ばすときには、全体重をかけて力づくで延ばさないとぜんぜん伸びていかないのですよ;;。麺棒の本数やまな板の関係もあり、私とお父さんが生地を延ばす係、そして奥さんとお母さんが生地を切り出して焼く係、という分担に。ハチミツのおかげで生地に妙なベタつきがあるため、生地を延ばしたらいったん冷凍し、それから型抜き、という厄介なプロセスも踏む必要がありました。果たしていったいこれを何回延ばせば済むんだ……;;と思いつつ、ひたすら生地を延ばしていきました。

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……とまあこんな感じで上フタと底フタの部分については順調に焼きあがっていったのですが、問題なのは側面板。側面板に関しては、実は焼きも大変なのですが、生地延ばしもかなり大変。なぜかというと、それは生地を延ばしたときの形を整える必要があるため。

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左がなんにも考えずに生地を延ばしたときの状態。通常、クッキーを焼く場合にはこんな感じに適当に延ばせば十分なのですが、このような形に延ばしてしまうと、クッキーボックスの側面板(くるくると丸まっている板の部分)の形が取れないのです。このため、写真の右側にあるように、長方形の形に生地を引き延ばす必要があります。

いったいどうやってこんな形にするのかというと、まず左側の写真のように適当に伸ばしておいてから、長方形からはみ出す部分を切り取って、足りない部分に粘土のようにぐちゃっとくっつけてから再度引き延ばしていく。ひたすらこれを繰り返します。もちろん、くっつけた部分については粘土のようにまだら模様になってしまう上に、強度的に心配になるところなのですが、これは大丈夫。というのは、オーブンに入れて焼くと、結局素材が融けて融着するので、結構適当にくっつけても大丈夫です。でもこれはめっちゃ大変だった....;

そんな感じで引き延ばした生地を、奥さんとお母さんが手分けして切り落としていきます。

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さてあとはこれを焼けばよいのですが、どうやったらあんな側面板のような円形の形に焼きあがるのか? 実はあの側面板は、焼いてから円形の形に成形しているんですよね。クッキーを焼いたことがある方はご存じだと思いますが、クッキーというのは焼いた直後はまだ結構やわらかいため、平らなところに置いて冷まさないと歪んでしまう、という問題点があります。逆に言えば、焼いた直後なら整形できるので、実はこんなことをやっていたのです。

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クッキーを焼いてオーブンから取り出した直後に、お母さんがこれをセルクルに巻きつける。そして巻き付けたクッキーをしばらく冷めるまで素手で押さえておく。約 5 分ほど押さえていると、だいたい冷めて形が固まってきます。(数分程度で手放してしまうと反りが入ってしまう) ここの工程はとにかく人手が必要なのですが、セルクルの個数の関係もあり、4 人がかりで取り組みました。でも、冷めてくる間に、ちょっと強めに指で押さえて形を整える必要もあるので実はなかなか大変;。慣れないうちは結構つらかったです。

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にしても今から考えてもヤバかったのが、この作業工程にかかる時間。セルクルは 5 個しかなかったので 1 セッションで作れる個数が 5 個しかなかったのですが、クッキーを焼き上げるのに、どんなに短くても 30 分はかかるのですね。となると、予備も見て 60 個これを作ろうと思うと、単純計算で 12 セッション、焼きだけで 6 時間かかるという計算に;。前後のオーバヘッドが多少あるため、いやこれはかなり時間的にきびしくね?? という話になり、慌ててみんなで頑張りました><。初日終了時には焼き終わらないかも、と絶望感にも苛まれましたが、二日目は作業プロセスの見直しなどもあって、予備分も含めてなんとか 65 個を確保。これをシリカゲル+ジップロックに詰めて、奥さんの実家から私の家にいったん搬送。翌週の作業に備えることにしました。

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というわけでまずはクッキー焼きまでは準備完了、次はアイシング処理に入っていきますが、長くなったので次のエントリに引き続きます^^。

というわけで今日はこちらの話をひとつ。

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『デフレの正体 - 経済は「人口の波」で動く』。最近あんまり新書を読んでないなぁ、ということで、書店でベストセラーになっていた一冊をチョイスして読んでみたのですが、これがびっくり、めちゃめちゃ面白い一冊でした。

要点を一言でいえば、日本経済は景気ではなく人口の波で動いている、ということ。これを 客観的な数値データを持ち出して、論理的に綺麗に紐解いていく一冊。特に見事なのが、現在、新聞やテレビなどで声高に叫ばれている景気対策や施策がどれほど的外れで荒唐無稽なものであるかを、明快な論理で次々と一刀両断にしていくところ。例えば、失業の悪化が叫ばれているけれども、失業者数と就業者数の増減を踏まえてこれを言っているのかどうか?など。ここ 10 年にあった景気向上はなぜ実感が沸かなかったのか、数字の取り方ひとつ、見方ひとつでこれほどまでに読み取り方が変わるものなのか、とびっくりさせてくれる一冊です。

自分的まとめとして要点だけを書きだしてみると、

  • 今の日本の景気は、海外輸出に大きく依存している。
  • 日本の工業製品などのブランド力は極めて高く、ほとんどの国に対して貿易黒字になっている。しかし、日本はフランス、スイス、イタリアに対して貿易赤字。これは、この 3 つの国が極めて高いブランド製品(特に女性向け)を持っているため。
  • 今後も日本が国際競争力を維持できるかは、フランスやスイス、イタリアなどと同様の、高いブランド価値を持つ製品を創出していくことができるかに依存する。工業製品の分野などではこれは難しい。
  • 今後、5~10 年間で団塊世代が引退を迎えるため、生産年齢人口(幼少児と高齢者を除いた人たちの人口)が一気に激減する。高齢者は健康のために資産をストックするため、生産年齢人口の減少は、そのまま内需(消費)の縮小に直結する。
  • 生産年齢人口の大きな減少(=内需の縮小)は、景気改善の効果をまるごと打ち消してしまう。内需が拡大しない限り、景気改善の実感は得られない。
  • 取るべき施策は 3 つ。① 生産年齢人口が減るペースを少しでも弱める。② 生産年齢人口に該当する世代の個人所得の総額を維持し増やす。③ (生産年齢人口+高齢者による)個人消費の総額を維持し増やす。

と、こんな感じ。数値データを割愛したので、これらの結論だけピックアップするとあまり説得力がないように見えますが、とはいえ日常的な実感と見事に合致するこのような結果が数値データから読み取られている点には驚きます。なるほど確かにそういうことなのか、という感じ。①~③についても、非常に論理的に明快な解答を提示している点は評価に値する、と思います。

ただその半面で読んでいて思ったのは、「それができれば苦労はしないんだよなー;」ということ。おそらく著者の方もよくわかっていらっしゃるとは思うのですが、人間の問題の解決を阻むのは人間だったりするのですよね;。これが実現できれば本当にいいんだけどなぁと思う半面、これらの施策を進めるためには、いろんな逆風を乗り越えていく必要があろうと思いました。

とはいえ、様々な示唆に満ちている一冊。今の世の中の現状を等身大に把握する、という意味でも非常に勉強になりました。予備知識がなくてもだいたい要点はつかめると思いますので、ぜひ興味が向いた人は読んでみてください。

っと、そうそう、これも結構面白かったので、せっかくなので^^。

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ええっと、これ、結婚式の招待状。結婚式の 3 ヶ月ほど前になると初回の結婚式打ち合わせがあり、そのタイミングで招待状に関する打ち合わせが行われます。通常は、

  • 結婚式の約 2 か月前の大安吉日に、招待状を投函する。
  • 結婚式の約 1 か月前の大安吉日を締切日に設定する。

という仕組みになっているため、三か月ほど前に招待客リストを作成し、これを筆耕(筆で宛名書き)してもらい、投函する、という流れになります。

最近は結婚式の招待状もいろいろあるようで、特に洋装ベースの結婚式の場合には、ちょっとシャレた招待状で投函することもかなり多い様子。自分たちは和装の結婚式をベースにしていたので、ここは割と手堅く、ごく普通の招待状にしよう、という話になりました。実際、やはり数的にはこれが一番出るのか、この最も手堅い招待状が一番安かったような....。紙の作りとかしっかりしてるんですけどね^^。

とはいえ、中身を空けてちょっとびっくり。

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うぉう、組み立てキットですかwww。
しかも組立解説書までついてるんですけど、これ^^。

まあこんなの決まりものでしょうから、別に驚くものでもなんでもないでしょうが、初めて見たのでちょっとびっくり……というか面白かったです^^。そんなわけで二人で一生懸命、組立~。

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結構時間かかるかなとも思いましたが、ものの 1 時間程度で終了。なかなか楽しかったです^^。

しかし面白かったのはやはり筆耕の部分。今回、ちょっと参加できるかどうか微妙な方がいたので、とりあえず少し大目に招待状を印刷しておき、後から住所や宛名などを記入していただいたのですが、ホテルニューオータニの場合、専属の筆耕の方がいるらしく、オータニの中でひたすら筆耕をしてくださっているらしいのですね。このため、後から 1 枚だけ追加をお願いしたところ、すぐさまその場で筆耕していただくことができて仕上がってきました。ちょっとこれにはびっくり。やはり昔からあるホテルというのはその辺もしっかりしているもの、なのですねぇ。

あと、おまけ話ついでにこちらの話もひとつ~。

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ええっと、これ、いわゆるウェルカムプレートとウェルカムドール。いやはや、最初に見積もりを見たときにびっくりしたのですが、ウェルカムプレートをお願いすると 3 万円とか軽くかかるのですよね~;。なんか一瞬しか使わないのにもったいないじゃん、ということで、ここはコストダウン対象に。さてどうしよう? という話になったのですが、奥さんから、お皿に welcome の文字を書いてもらうのがいいんじゃないか?というアイディアが。おお、それは good idea!

……というわけで準備を始めたのですが、ここでとんでもない問題が;。使ったお皿がビレロイ・ゴッホのウェーブ角皿だったのですが、このお皿、プレートスタンドが付属しておらず、市販のスタンドに載せると滑って落ちてしまうのですよ;;。このことが発覚したのが結婚式の 3 日前で、みんなで大慌て;;。早速対策が始まったのですが、シリコンゴムをつけることで対処することになりました。実はプレートのまわりにお花を飾ることにしたのもそれが理由;。でもおかげでかえってきれいなディスプレイになりました。

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# ちなみに私が結構感心したのは、受付を閉じた後に、自動的にウェルカムプレートとドールが
会場そばの入り口に移動されていたこと。ホテルの人が気を効かせて移動してくれていたのですが
# 何も言わずともさくっとこういうさりげないフォローをしてくれるのが嬉しかったですね。

お皿の方は洗い流せば再利用も可能、ということで割とリーズナブルに仕上がりました。ちなみに後から知ったことですが、ウェルカムプレートって割とたくさん自作キットが存在するのですね。ハンズやシモジマなどで結構取り扱いがあり、1 万円弱程度で結構なモノが作れる様子。この辺はオリジナリティを出しやすいところなので、いろいろ作り込みができそうな部分ですねー。

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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ええっと、結婚式の前撮り写真のお話。最近、いろんな式場で前撮り写真ができるようになっているのですが、自分たちが選んだ式場(ホテルニューオータニ)もやっぱりこの前撮り写真があります。自分たちがこのホテルを選んだ理由は別に前撮り写真ではなかったのですが、リアルマイシスターや母親からはこの前撮りこそがニューオータニの売りの一つだという話が。もちろんそういうサービスが用意されているのであれば使わない手はなかろう、ということで使ってみたのですが、いやはやこれは恐ろしく素晴らしいサービスじゃないですか! という感じ。

前撮りのメリットは様々にありますが、主なところを挙げるとこんな感じ。

  • 当日、スケジュールの忙しい合間を縫って写真撮影をする必要がなくなり、ゆとりができる。
  • 当日に向けた、衣装・メイクのトータルリハーサルの場として使うことができる。
  • 本人たちにとっても、当日の着付けなどの流れがすべて理解できるので、当日進行をスムーズにできる。
  • 当日では行く暇のないような離れたところでも、写真をじっくり撮ってもらうことができる。
  • 本番では両家両親が写真を撮ることは事実上無理だが、前撮りであれば可能。
  • もちろん両家両親(特に新婦側)にとっては、娘の晴れ姿をじっくり楽しむことができる機会になる。

加えて、ホテルニューオータニの場合には……

  • 前撮り費用が異様に安い。本番当日に使う衣装なら、衣装やメイクの追加費用なし
  • ロケーション撮影をお願いする場合でも、1 衣装 2 箇所につき 3 万円しかかからない。
  • 本番と同じブーケ・ブートニアを、本番のときの半額で作ってくれる。
  • 当日、メイクや着付けを担当してくださるのと同じスタッフの方々が準備をしてくださる。
  • 洋装の撮影に最適なローズガーデン、和装の撮影に最適な日本庭園の両方を持っている。

といったメリットもあります。特に一番最後のポイントは重要で、和装・洋装の両方に適したフォトロケーションを持っている式場は、都内だと非常に限られているのですよね。また、ニューオータニの場合、ドレスや打掛のレンタル費用は単体で見ると決して安くはないのですが、こうしたもろもろの周辺サービスをコミコミで使うと、個別に注文していくよりもかえって割安になる、という仕組み。

# 逆に言うと、このニューオータニは、全部コミコミで使った方がメリットが大きくなる式場
# だと思います。中途半端に持ち込みをしたり、値段を安くあげようとヘンなところをケチると、
# かえって割高について満足度も下がってしまう、と思います。

またこれは私の推測ですが、この仕組みはユーザ側だけでなく、ホテル側にもメリットが大きいはず。以前のエントリで、フルコース試食会が実質的な両家の顔合わせの場のように使えるという話を書きましたが、この前撮り写真に両家の両親を呼べば、実質的に家族だけの結婚式であるかのように使うことが可能なので、両家両親の満足度も高くなる。また、本番一発勝負のメイクではなくなるので、この前撮りのときの結果をもとに、本番に向けて微調整を行うこともできるようになっているのですよね。つまり、本番のときの様々なリスクや不満をこの前撮りによってヘッジできる仕組みになっているので、なるほどこれは上手い仕組みだなぁと感心してしまったり。

# といいつつ、奥さんのお父さんは仕事の関係で参加できず;。ううっ、すみません;。

今回、自分たちは白無垢 → 色打掛 → 白ドレス、という流れでしたが、色打掛と白ドレスのみ前撮りすることに。色打掛は神殿と日本庭園を、また白ドレスはチャペルとローズガーデンを撮影場所としてチョイス。もちろんスタジオ写真もこのタイミングで撮影しておいたので、当日は掛け替えやお色直しの際にスタジオ写真を撮影せずそのまま披露宴会場に入ることもできました(← こうした当日の時間節約になるところも大きいですね)。

前撮り撮影は、本番の一か月ほど前に実施。天気が悪かった場合には順延できるものの、幸い、天気には恵まれたので無事に撮影することができました……が、予想外だったのが日本庭園での撮影。

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や、写真では分からないかもしれませんが、実は夕方になって暴風になってしまい;、そりゃもうびっくりするぐらいに髪の毛がなびいているのですよ;。奥さんの方はカツラなのでびくともしませんけど;;、私の方がひどいひどい;;。幸いにして、あまり気にならない写真も撮影できたのでよかったですけど^^。

# ちなみに私の父親は写真を撮影するのが大好きで、友達や親族の結婚式では必ず
# 写真を撮ってくれているのですが、今回の本番当日ではさすがに写真撮影はできず;。
# しかしこの前撮りのときには父親の写真撮影も許してもらえたので、その機会にたくさん
# 写真を撮ってもらいました。そういう場として使えるのもいいところですね。

とまあいいことづくめの前撮りのように思えますが、実はなかなかに大変なことも;。それは前撮り撮影にかかる時間が予想以上に長いということ。この前撮り、午前 10:00 からメイクなどを始めて、洋装 → 和装の順番に撮影したのですが、撮影がすべて終了したのはなんと夕方 5:00 頃;。男性の方はたいして大変でもないのですが、女性の方が大変で、ドレスにしろ色打掛にしろかなり重たいので、体力をめちゃめちゃ消耗するのですよ;。撮影が終わる頃には疲れでやや表情が引きつり気味でしたが、これは無理もないという印象。いい写真を残そうとすると、かなりの労力が必要になるものですねー;。

でも、和装も洋装もかなりたくさんの写真を撮っていただけたのは嬉しい限り。いやはやよく言われることではありますが、最後に残るのは写真だけ、ですからねぇ^^。

2014年9月

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