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結婚式の作り方。その 9. 前撮り写真

というわけで今日はこちらの話をひとつ~。

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ええっと、結婚式の前撮り写真のお話。最近、いろんな式場で前撮り写真ができるようになっているのですが、自分たちが選んだ式場(ホテルニューオータニ)もやっぱりこの前撮り写真があります。自分たちがこのホテルを選んだ理由は別に前撮り写真ではなかったのですが、リアルマイシスターや母親からはこの前撮りこそがニューオータニの売りの一つだという話が。もちろんそういうサービスが用意されているのであれば使わない手はなかろう、ということで使ってみたのですが、いやはやこれは恐ろしく素晴らしいサービスじゃないですか! という感じ。

前撮りのメリットは様々にありますが、主なところを挙げるとこんな感じ。

  • 当日、スケジュールの忙しい合間を縫って写真撮影をする必要がなくなり、ゆとりができる。
  • 当日に向けた、衣装・メイクのトータルリハーサルの場として使うことができる。
  • 本人たちにとっても、当日の着付けなどの流れがすべて理解できるので、当日進行をスムーズにできる。
  • 当日では行く暇のないような離れたところでも、写真をじっくり撮ってもらうことができる。
  • 本番では両家両親が写真を撮ることは事実上無理だが、前撮りであれば可能。
  • もちろん両家両親(特に新婦側)にとっては、娘の晴れ姿をじっくり楽しむことができる機会になる。

加えて、ホテルニューオータニの場合には……

  • 前撮り費用が異様に安い。本番当日に使う衣装なら、衣装やメイクの追加費用なし
  • ロケーション撮影をお願いする場合でも、1 衣装 2 箇所につき 3 万円しかかからない。
  • 本番と同じブーケ・ブートニアを、本番のときの半額で作ってくれる。
  • 当日、メイクや着付けを担当してくださるのと同じスタッフの方々が準備をしてくださる。
  • 洋装の撮影に最適なローズガーデン、和装の撮影に最適な日本庭園の両方を持っている。

といったメリットもあります。特に一番最後のポイントは重要で、和装・洋装の両方に適したフォトロケーションを持っている式場は、都内だと非常に限られているのですよね。また、ニューオータニの場合、ドレスや打掛のレンタル費用は単体で見ると決して安くはないのですが、こうしたもろもろの周辺サービスをコミコミで使うと、個別に注文していくよりもかえって割安になる、という仕組み。

# 逆に言うと、このニューオータニは、全部コミコミで使った方がメリットが大きくなる式場
# だと思います。中途半端に持ち込みをしたり、値段を安くあげようとヘンなところをケチると、
# かえって割高について満足度も下がってしまう、と思います。

またこれは私の推測ですが、この仕組みはユーザ側だけでなく、ホテル側にもメリットが大きいはず。以前のエントリで、フルコース試食会が実質的な両家の顔合わせの場のように使えるという話を書きましたが、この前撮り写真に両家の両親を呼べば、実質的に家族だけの結婚式であるかのように使うことが可能なので、両家両親の満足度も高くなる。また、本番一発勝負のメイクではなくなるので、この前撮りのときの結果をもとに、本番に向けて微調整を行うこともできるようになっているのですよね。つまり、本番のときの様々なリスクや不満をこの前撮りによってヘッジできる仕組みになっているので、なるほどこれは上手い仕組みだなぁと感心してしまったり。

# といいつつ、奥さんのお父さんは仕事の関係で参加できず;。ううっ、すみません;。

今回、自分たちは白無垢 → 色打掛 → 白ドレス、という流れでしたが、色打掛と白ドレスのみ前撮りすることに。色打掛は神殿と日本庭園を、また白ドレスはチャペルとローズガーデンを撮影場所としてチョイス。もちろんスタジオ写真もこのタイミングで撮影しておいたので、当日は掛け替えやお色直しの際にスタジオ写真を撮影せずそのまま披露宴会場に入ることもできました(← こうした当日の時間節約になるところも大きいですね)。

前撮り撮影は、本番の一か月ほど前に実施。天気が悪かった場合には順延できるものの、幸い、天気には恵まれたので無事に撮影することができました……が、予想外だったのが日本庭園での撮影。

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や、写真では分からないかもしれませんが、実は夕方になって暴風になってしまい;、そりゃもうびっくりするぐらいに髪の毛がなびいているのですよ;。奥さんの方はカツラなのでびくともしませんけど;;、私の方がひどいひどい;;。幸いにして、あまり気にならない写真も撮影できたのでよかったですけど^^。

# ちなみに私の父親は写真を撮影するのが大好きで、友達や親族の結婚式では必ず
# 写真を撮ってくれているのですが、今回の本番当日ではさすがに写真撮影はできず;。
# しかしこの前撮りのときには父親の写真撮影も許してもらえたので、その機会にたくさん
# 写真を撮ってもらいました。そういう場として使えるのもいいところですね。

とまあいいことづくめの前撮りのように思えますが、実はなかなかに大変なことも;。それは前撮り撮影にかかる時間が予想以上に長いということ。この前撮り、午前 10:00 からメイクなどを始めて、洋装 → 和装の順番に撮影したのですが、撮影がすべて終了したのはなんと夕方 5:00 頃;。男性の方はたいして大変でもないのですが、女性の方が大変で、ドレスにしろ色打掛にしろかなり重たいので、体力をめちゃめちゃ消耗するのですよ;。撮影が終わる頃には疲れでやや表情が引きつり気味でしたが、これは無理もないという印象。いい写真を残そうとすると、かなりの労力が必要になるものですねー;。

でも、和装も洋装もかなりたくさんの写真を撮っていただけたのは嬉しい限り。いやはやよく言われることではありますが、最後に残るのは写真だけ、ですからねぇ^^。


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