そんなわけで、昨日に引き続いて、今度は Part 2~。午前中にレイキャビック市内観光を終え、今度はブルーラグーンへと向かいます。
レイキャビックから南西に約 40km の場所にあるブルーラグーンは、巨大な人工温泉。もともとは、隣接する地熱発電所が汲み上げた地下熱水の排水を、溶岩台地に流して温泉としたのが最初だそうですが、溶岩台地の表面は岩でごろごろしてケガしちゃうので;、きちんと整備して人工温泉として作り上げたのがこのブルーラグーン。面積は約 5,000 m2(うち入ることができるのは半分ぐらい)、露天温泉としては世界最大。白濁した水と、美しい水色が印象的な露天温泉です。
……といってもまずは腹ごしらえ。到着後、ブルーラグーンのレストランで昼食です。
さすがにオシャレな観光地だけあって、お料理も見た目が結構シャレてました。味はまあ普通においしいですが、とはいえこれだけタラを食べているとちょっと飽きてきます^^。
さて、いよいよブルーラグーンの温泉に入るのですが、その前に展望台に出て、全景を撮影^^。
いやー、さすがにでかい、というか広い^^。自分たちが入ったときには 400 人ほどのお客さんがいたらしいのですが、これだけ広大だとその人数を全く感じさせないですね。というわけでバスタオルを借りて水着を着て、早速温泉へ~。
今回は防水ハウジングつきのデジカメ(FinePix F10 という相当古いカメラ)を持っていったので、露天風呂の中でもバッチリ撮影できたのですが、ぶっちゃけで正直なところを言えば……
寒い。めっちゃ寒いwww。
いやー、これに尽きます;;。
もちろん温泉の中に浸かっていれば寒さは感じませんが、ちょっと風景を撮影するために立ち上がって身体を水面から出そうものなら容赦なく冷気が襲うワナ。まあそりゃ気温数度なわけですから、寒いに決まってますorz。
また、シリカを主成分とする温泉パックもありましたが、激しく微妙なのでちょっとだけ試しておしまいに。この温泉、実はかなりの塩分を含んでいるんですよね。理由は、温泉に利用している地下熱水が、海水と真水とが入り交ざっているものであるため。なので出た後は髪の毛とかがえらいことになってました;;。こんなんで本当に肌に効くのかと問いたくなる温泉でしたよ、ええ;。
まあそれでもこれだけ広大な温泉は相当に気分が良かったです。奥の方まで行って戻ってくるだけでも結構ふつうに遊べるし、サウナや滝などもあるのでなかなかに楽しかったです。最終日にこういう解放感ある温泉を持ってきてもらえるのは有難いですね~^^。
というわけでブルーラグーンでひとしきり遊んだ後は、レイキャビックに戻ってショッピングモールへ。
さすがに超巨大ショッピングモールなので、まあいろいろ揃ってました。にしても困ってしまったのはお土産。いろいろ探してはみたものの、アイスランドっていわゆる観光地としてはあまり成熟していない場所なので、あんまりこれといったおみやげがないのですよねぇ;。雑貨屋さんとかにも立ち寄ってみたものの、アジア圏を何か勘違いしてるんじゃなかろうか、みたいな品物がゴロゴロ;;。
驚いてしまったのはキャンディーの量り売りコーナー。アメリカでもこれだけ大きなものは滅多にお目にかかれません。……いや、別に買う気は起りませんでしたが^^。そんなわけで、仕方ないのでちょっとした食料品をお土産代わりに買い込んでホテルに戻ってきたり~。
いよいよ最後の晩のディナー、ということで向かった先は国会議事堂近くにあるシーフードレストラン、Vid Tjornina(ヴィッド チョルトゥニーナ)。1900 年頃に建てられたビルの一角にあるお店で、花嫁学校として使われていたアパートを、1986 年に現在のオーナー一家が当時の面影を残しつつレストランにしたのだとか。アイスランドでは結構いいお店らしいのですが、お店が手狭ということもあり、ツアー客で枚挙して行くお店としてはちょっと狭苦しい感じでした。
アラカルトからチョイスしてコースを組み立てるシステムでしたが、私はラム、奥さんはタラをチョイス。いやもうタラとかいいから;、と思って肉を選択したのですが、これはタラの方が正しい選択で、そっちの方がぜんぜん美味しかった……;。まあでも、ホントに食事に関しては全般して、あんまりチョイスのない国だなぁという印象でした。ツアー設計の問題かなぁとは思いましたが、食べやすいものという意味だとあんまり幅がないのかもしれません。
ちなみにこの日の夜もオーロラテラスを利用できたのですが、この日はあいにくの悪天候に加えて、吹き飛ばされそうなぐらいの強風に見舞われたおかげでとても無理と判断して早々に解散;。結局、オーロラを見られたのは 5 日目夜のちょっとだけ、でした;。ま、こればっかりは仕方ないですねー;。
そんなわけで、明日はいよいよ日本へと帰ります~^^。
温泉広い!!!お湯の中だし端から端まで行くだけで力尽きそう。ここだけでも行ってみたいなぁ。