先日、セカンドマシンがトラブって起動しなくなっちゃった、という話を書いたわけですが、なかなか時間がなくて原因追及できず。Windows Home Server からファイルを取り出せたのでさしあたりは問題がなかったのですが、まあさすがにそろそろ修理するか、ということで原因を調べてみると、なにげに電源トラブル。鋼力を使っていたのですが、まあ壊れるときには壊れますか、という感じ。そんなに頻繁に使うマシンでもないので、格安電源をさくっと近場で購入してきて復旧。
電源だけの不良であればそもそもリストアなんて必要ないのですが、実はこのマシンの RAID 0+1 の 4 本のディスクの 1 台に不良が出ていたこともあって、RAID を組み直すことに。冷静になって考えてみると、そもそも Windows Home Server を導入したら RAID 1 を組む必要なんてないわけで、生き残っている 3 本で RAID 0 を組み直して、そこに Windows Home Server からリストアを実行。や、意外に簡単にリストアできたのでちょっと拍子抜けでした。
リストア上の注意点としては、① リストアをするための起動 CD-ROM を Microsoft のホームページからダウンロードし、さらに CD-ROM に焼き付けなければならないため、事実上、もう一台別のマシンでの作業が必要になること。② リストア時に、リストアする HDD は元の HDD の物理容量を上回っていなければならないこと(例えばもともと 500GB の HDD に 200GB のデータを入れていた場合、400GB の HDD にはリストアできず、500GB 以上の HDD にしかリストアできない)。この 2 点さえ守れば、CD-ROM からブートした後、マシンが勝手に Windows Home Server を発見し、さらにリストアすべきマシンのバックアップイメージを自動的に検索してリストアップくれる仕組み。あとはイメージを選択してリストアを指定すると、ネットワーク経由でイメージが復元されます。いやはや、これは感心するほどよくできてるなぁ、という印象。
そういえば Windows Home Server と言えば次期バージョンが最近発表されたみたいですが、現行サーバからの移行が気になるところ。調べてみると、新バージョンでは Drive Extender 非サポートというかなり致命的な問題点があるような;。この利便性はなかなか他には代えがたいものがあるのでこの機能は捨てずに実装して欲しいところなのですけどねぇ。
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