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なだ万 ホテルニューオータニ店

というわけで、ホテルニューオータニでの宿泊ではこちらを襲撃してみたり~。

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ええっと、なだ万のホテルニューオータニ店。実はホテルニューオータニの日本庭園の中には、山茶花荘というなだ万の本店があるのですが、こちらはお料理だけで下が 6 万円からという超 VIP 向けなセレブ店;。そんなお店はとても行けませんが;、ホテルの中にある店舗の方は、割とリーズナブルなお値段で懐石料理を楽しむことができるようになっています。それでもそれなりのお値段ではありますが;、ホテルのお部屋代はタダなわけですから、まあこれぐらいはいいでしょ、ということでこちらに行ってきた次第だったり。その割にケチってるとか言うなw

ここは天麩羅のお店と懐石コースのお店とが併設されているのですが、今回は懐石コースのお店の方を襲撃。窓際の席をお願いしたのですが、自分たちが披露宴で使った会場も遠くに見える、なかなか素敵な席でした。

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いくつか懐石コースのメニューを見せてもらったのですが、前菜類などは共通部分も多かったこと、また惹かれるメニューがいくつかあったことから、一番安い花コースをチョイス。安いコースで大丈夫かなー?と多少心配もしたのですが、いやはやこれがなかなか満足度の高いコースでした。

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まずは先付。白子豆腐、葉牛蒡煮浸し、梅肉和えの 3 点。どれもしっかりだしが効いていて美味しいのですが、葉牛蒡の煮浸しがなかなかに良い。揚げするめのアクセントがなかなかに良かったです。そして続くお吸い物は帆立しんじょ。ごくオーソドックスなお吸い物ですが、見た目が綺麗でよいですね。

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お造りはマグロと車海老、鯛の 3 点盛り。マグロは筋ひとつない綺麗な赤身で、噛むほど味が出てくるような一品。面白かったのは車エビで、軽く湯引きしてありました。海老は生だと苦手な人も多いでしょうし、逆に完全に茹でてしまうと味気がなくなってしまうのですが、ちょうどうまい具合に食べやすく湯引きしてありました。うまうま~^^。

そしてメインの焼八寸がこちら。ででーん! という感じで、さすがに見ごたえがあります^^。

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大きなお皿に盛られてきたのは、白和え、えぼ鯛の味噌焼き & 筍の木の芽焼き、鯖の小袖寿司、くわい松風と合鴨オレンジ煮、そしてタラの芽や白魚などの天麩羅。一品ずつゆっくりと奥さんと味わいましたが、どれもしっかりと味がついていながらも、くどくなくしつこくなく、ほどよい味付けなのが嬉しいところ。二人でわいわい話しながら楽しめるので、美味しさもさらに倍増、という感じですね^^。

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続く煮物がちょっと変わり種で、和牛と蕪のポタージュ鍋 酒粕風味。実はこれがかなり気になって花コースをチョイスしたのですが、なにげにこれが非常に美味しい。基本的にはポタージュなのですが、けれども和食を感じさせてくれる味なのが不思議な感じ。純粋な和風懐石かと思いきや、こういう変化球が入ってくるのがちょっと楽しいですね。

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そしてお食事が梅しらす釜炊き御飯。いやはや、これもものすごく単純な料理なのですが、味のバランスがとてもよく、しらすに混ざった梅が絶妙。思わずごはんをかき込んでしまう美味しさでした。

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ラストのデザートは、なにげに 5 種類からのチョイスが可能。私は抹茶プリンをチョイス、奥さんは白あんのフルーツ汁粉を注文。抹茶プリンはなかなか面白くて、表面にあんこが張ってあって、これを中のプリンと一緒に食べるというもの。カラメルがわりにあんこ、というのはなかなか面白くて美味しいですね。

というわけで全 7 品の懐石コースでしたが、いやはや感心したのはどれも味が美味しいということ。私はよく出張の際になだ万厨房(なだ万のお弁当のお店)を使うのですが、割と味付けがしっかりしていて美味しいのですよね。で、なだ万の店舗も似たような味付けなのかなぁと思っていたら、やはりその通り。味付けの方向性が自分の好みと一致しているので、どの一品も食べていて美味しい、と感じられるのが嬉しいところ。

また、さすがだなぁと思わせるのは、お料理の盛り付け。写真はちょっとホワイトバランスが崩れてしまっているのであまり華やかに見えないかもしれませんが、どの一品も普通に美しい、と思わせてくれます。特にコースの流れの作り方が上手くて、焼八寸が出てきたときには思わずテンションが上がるなぁ、という感じ^^。盛り付けに立体感を出している(=背の高い食器を使っている)ところも面白く、お盆全体でひとつの箱庭になっているような楽しさがあります。この辺は、やっぱり日本の懐石料理ならではの楽しさで、フランス料理やイタリア料理にはない楽しさだよなぁと改めて思ってしまいました。

さすがに本店が近くにあることもあってか、サービスも非常に質が高く、心地の良いひとときを過ごせた点も good。お料理の出るタイミング、お酒を薦めるタイミングなど、どれ一つとっても非常に見事で、お料理だけでなく居心地が非常に良かった点も心に残りました。入籍一周年という二人のお祝いを兼ねての席でもあったので、ちょっと嬉しかったですねぇ^^。また何かの機会に訪れてみたいものです、はい。


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