というわけでようやくクリア~、したのですが。
これは素晴らしい名作。
というか自分的には Zwei II よりも圧倒的に大好きなんですが、これ。ってかホント大好きww。
実はマップをフルコンプしないと、ラスボスを倒しても True Ending に到達できないことに気づけなくてなんか不完全燃焼だなぁと思ってたのですが、ちゃんと True Ending にたどりつくとそこには感動のラストが^^。
というわけで一部だけ反転しときます^^。
「わたしがおとなになっても会いに来ないつもり?
たとえ話したり姿が見えなくても、みんなのことは忘れないわ」
プレイを開始した直後からきっとそうだろう、と思っていたのですが、やっぱりエンディングはオバケたちとの別れで綺麗に締めくくり……なのですが、True Ending の急転直下の展開はホントにお見事としか言いようがなくて、思わず物語に引き込まれてしまったり。いわゆる子供ものの冒険活劇には一定のフォーマットがあると思うのですが、ぐるみんは、子供だけが体験できる、ドキドキワクワクの大冒険な物語がうまく作り込まれているんですよね。
エンディングの後日談では、最後にパリンが街に帰ってきて、新しくやってきた同世代の女の子と友達になる、というところで終わるのですが、「子供のときに体験した、誰にも話せない大冒険」を締めくくるラストとしては最高の形。思い返してみれば、劇場版のドラえもんなどはそうしたストーリーラインを持ってたと思うのですが、子供のときにしか体験できないああいうワクワク感をもう一度感じさせてくれる、ものすごく素敵な物語だったと思うんですよ。
# うかつにも True Ending を外出先で見てしまって挙動不審者になったのは秘密だw。
amazon などのレビューを見てみると、イースや英雄伝説と比べて知名度は低いけれどもファルコムゲームの最高峰である、と評しているような人もいたのですが、なるほど確かにその通り、と思ってしまったり。イースが青春時代の冒険活劇であるのなら、ぐるみんは少年少女時代の冒険物語。ZWEI も主人公の年齢設定が若干上なので、そういう意味で、ぐるみんと同じ部類に属するゲームは確かにないんですよね。
惜しむらくは、このゲームの知名度が極端に低い、という点。実際、ネットで検索してみるとかなり叩き売りもなされていたようだし、商業的にもどれだけ売れたのかかなり疑問。確かに自分も当時、最初にぐるみんを見たときにはどういうゲームなのか分からず敬遠してしまったのですが、ホントに失敗したなぁと痛感。コンセプトがはっきりしない商品には手を伸ばしにくい、ということだと思うのですが(というか「アクロバティックどりるアクション RPG」と書かれてもなかなか手は出ないわけで;)、パッケージの地味さも相まってかなり損をしてるんじゃないかという気がします。(ゲームの内容を最後まで理解すると、このパッケージがベストだとは思うんですが、やはり一見さんがぱっと手を出しにくいというのは致命的……なんですよね;。)
でも、見た目は子供向けでも、中身としてはどちらかというと童心に帰らせてくれる大人ゲー。いろんな意味で癒されるゲームで、いや~、ホントにプレイして良かった、という印象。キャラデザなどをぱっと見たときに嫌いじゃないという方や、子供の頃にドラえもんの劇場版で感動した(笑)というような方にはお勧めできるゲームかと。難易度を落とせばジャンプ補正機能などもついてかなりラクにプレイできるので、興味を持った方にはぜひおすすめしたいゲームです。
ようやくZwei が(攻略に頼りつつ)終わりそうです。
次はZweiIIかと思っていたのですが、これにしようかなぁ・・・。