SSD といっても、好き好き大好きの略じゃありませんw。
SSD = Solid State Disk、のこと。これ、フラッシュメモリを使ったハードディスクのことで、ここ 1~2 年ほどで普及してきた特殊なハードディスク(先日購入した EeePC もこれを使っている)。最近は単体でも売り出されるようになってきていて、先日、マシンを組み替える際にせっかくだったら一個は新しいパーツを入れてみたい、という理由で買ってみたものだったり。
とりあえず開封してみると、中身はこんな感じ^^。
当たり前ですが、通常のハードディスクとは違って物理的な駆動部がないので、とにかく設置はラク。極端なことを言えば、ケース内に固定する必要すらない。斜めだろうがケーブルぶら下がりだろうがなんでもいいわけで、超お手軽に配置できます。ちなみにめちゃめちゃ軽くて、まるでおもちゃみたいな感じ^^。でもって、使ってみた感想としては。
まあ割といいんじゃね?
でも普通の人向けにはもうちょっと待ちがいいんじゃないかなー。
という感じ。
まず高速性。確かにアクセスは速くて、体感的には RAID0+1 を組んでいるメインデスクトップマシンとほぼ同等、という印象。また、ECO なんかをやっていると実際に感じられるのですが、オンラインゲームの場合、動作速度を落とす要因の一つが、テクスチャやモジュールのロード時間なのですね。特に ECO の場合はおしゃれ要素がきわめて多いので、ランダムアクセスに強いディスクは非常に重要。街中を歩いているときにスムーズさを感じたあたり、確かに SSD の効果はありそうな気配。
次に静音性。当たり前ですが、SSD は音がしません。で、これ、意外にメリットがあるなぁという印象。特に HDD の音は高速回転音なので結構耳ざわり。普段は気にならないのですが、SSD 使うと予想以上に静かだなぁ(というか今までやかましかったんだなぁ)と感じさせられます。
ただ、最大の難点は C/P が悪いこと。お値段は 60GB で \12k ぐらいなのですが、現在、デスクトップ向けの HDD だったらだいたい 500GB でも 5,000 円弱。ノート PC 用でも 500GB で \10k 程度なわけで、コストパフォーマンス的にはやっぱり通常の HDD には全くかないません。
最近は HDD も結構高速になってきているので、超高速性がウリだった SSD のメリットが相対的に失われてきているのも事実。C/P 的に軽く倍以上違うことを加味すると、特定用途でない限りはおすすめできないというのが本音。ただしハマれば結構強い、という印象。
やっぱりこういうパーツ類は、一度自分で使ってみないとなかなか分かりにくいものですが、SSD が民生品でも十分に手に届くレンジに落ちてきたというのはちょっと驚くところでもありますね。SSD はまだまだ値段が下がる余地がある上に、現在のところまだチップがよくないという話もあるので、迷ってる場合にはもう 1 年ぐらい待ってもよいのかもしれません。
Solid State Diskではなく、
Solid State Driveだったと思います。
ぷちフリーズは無いですか?
うちのEeePCでもたまに起こるみたいですが