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生きている動物園 ~ 旭山動物園 日帰りツアー Part 1

ふう~、というわけで札幌から無事に帰還。いやはや、結構散財しましたが実に充実した内容だったなぁと改めて振り返ってみたり。今回の旅行の目玉はゆかりんライブ……と言いたいところですが、実際のところはやはり 2 日目に襲撃したこちら、ですね。

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えーと、日本一と名高い北海道の動物園、旭山動物園。当初予定では最終日に襲撃予定だったのですが、最終日が強行軍になってしまうこと、もしかしたらゆかりんに会えるかもという邪推のもとに 2 日目に襲撃することに変更した次第。噂はかねがね聞いていたので、いつか一度は行ってみたい、と思っていたのですが、言ってきてみてびっくり。

いや~、さすがは日本一といわれる動物園。
これはホントにすごいじゃないですか。日本一の名はダテじゃないですよ、ホントに。

動物園ってそうそう滅多に行くところじゃないのですが、私自身は海外出張の折に、遊びがてらで行くことがたまにあったりします。Walt Disney World では Animal Kingdom なんかにも行ってきてそれなりに楽しんではきているのですが、ちょっとこの旭山動物園の楽しさは次元が違う、というか質が全く違う、という印象。

まあいろいろ書きたいことはあるのですが、どんな場所なのかの説明も含めてぼちぼち書いていこうかと思います。(ちょっと長いのでエントリわけます^^。全力でネタバレしているので、行くつもりがある場合には軽く流し読みするぐらいにしていただいた方がいいかもしれません。)

■ アクセスについて

実は相当油断していたのですが、札幌宿泊だと旭山動物園に行くのはかなり大変。まず札幌から旭川までが特急で約 1.5 時間、そしてさらにそこからバスで約 30 分。接続時間なども見込むと、だいたい片道 2.5 時間ぐらいはかかります。加えて冬季の動物園の開園時間は 10:30~15:30 というスケジュール(閉園がかなり早い)なので、札幌から行く場合には朝 8 時台の電車に乗る必要があり、事実上まる一日潰れてしまう、という感じになります。もしフライトスケジュールを自由に組み立てられるのなら、行きは札幌にしておき、帰りは旭山動物園から旭川空港に出て(バスで 30 分程度)そこから帰る、という方法がおすすめ。これだと時間のロスも最小限に抑えられます。

ちなみに札幌から行く場合は、JR 北海道で発売されている、旭山動物園日帰りツアーパックを購入するのがおすすめ。往復特急券、バス、入園券がパックになっていて、お値段 \6,000 ほど(※ 北海道のみどりの窓口でのみ販売)。値段がかなり割安になる上に、入園券購入の手間も減るので便利です。また、特急に関しては普通の特急を使う以外に、「旭山動物園号」というラッピング列車もあります。

■ 旭山動物園号

さてこの旭山動物園号、朝と夕方の特定時間に一本だけ走る電車で、ネタに せっかくだからとでじくま氏と一緒に乗ってみたのですが、これがもうとにかくびっくり。いやはやまさかここまでとは。

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5 両編成で全席指定なのですが、1~5 両目すべてに異なる動物のモチーフが。各列車の座席には動物がプリントされたカバーがかかっており、さらに席の前方には動物のマメ知識がランダムに書かれていたりします。(ざっとまわりを見まわしてみましたが、結構な種類がありました)

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また、各車両には一か所だけ特別シートがあり、ここはシート全体に、角車両のモチーフの動物の着ぐるみがかぶせられています……がどう見てもキモい^^。ちなみに名前はハグハグチェア

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凝っているのが座席だけだと思ったら大間違い。乗車記念にと、子供にはシール、大人にはポストカードが渡されるのですが、これが車両ごとに違うのですね。これは頭いいなぁと感心したのですが、子供たちが列車内を動き回って迷子になってしまったとしても、シールがあればどこの車両の子かがすぐにわかる、という仕組み。また、大人と子供でちゃんと渡すものを分けているというのもポイントで、親が子供たちにポストカードを渡せる仕組みになってるんでしょうね。

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そして車内アナウンスも通常の JR の放送とは違っていて、この列車だけの特別放送に。森のくまさんの音楽に続けて車掌さんが小学校の先生のノリで子供たちに話しかける^^。さわやかな声で

「さあ、旭山動物園にむけて、しゅっぱつしんこう~♪」

とか言われたときには吹き出しましたが(ちなみに新幹線のナレーションとかもやってる日本人の男性の方がやってます^^)、それに続けて保護者の人たちへの通常のアナウンスも。途中の駅での停車の際にも「○○駅ではさらにお友達が乗ってくるから、みんな仲良くしてね」みたいなノリのアナウンスが流れ、いやはや凝っているなぁとめっちゃ感心。

……と思っていたら、さらに「1 号車にはスタンプ台があるからみんな押しに行ってね」というアナウンスが。さすがに大の大人が行ったら邪魔だろう、と思って、旭川についてから覗きに行ってみたのですが、実は 1 号車がとんでもないことに;;

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って、ちょwww。実は 1 号車は子供たちの遊び場としての専用車両になってるんですよ。ちゃんと動物のラッピングシート(ハグハグシート)も用意されていて、みんなで座って遊べるようになっている。や、実は各車両のラッピングシートを見たときに、「これに座れなくて残念な子とかいるんじゃないかなぁ」と思ったら、ちゃんと 1 号車にみんなで交代して座れる席が用意されててかなりびっくり。

正直、ここまで細やかに考えられた列車を見たのは初めてで、いやはややってくれるじゃん JR 北海道、と思ってしまったり。簡単にいえば、この列車のコンセプトは「遠足」。おそらく、列車自体は古い車両を使っている(列車の振動などを見てもかなりボロいっぽかった & 他の特急に比べて到着に 20 分以上余計にかかる)と思うのですが、それを子供たちに喜ばれるような形で生まれ変わらせたこの列車に思わずちょっと感動。JR のような比較的古い体質の会社でこういう(お金にならない)列車を作るのには相当な苦労があったんじゃないかと思うのですが、かなり楽しかったです。……でもやっぱりセールス活動もちゃんとしていて、ついこんなものを購入^^。

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や、車掌さんが記念にとカードを売ってたのでつい^^。ってかオレンジカードなんて本州では全く使えないんですけどwww。いやでもこれだけ楽しませてくれればつい財布の紐も緩むというもの。動物園にたどりつく前から全力で楽しませてもらった感がありました。札幌から行くならぜひ使ってみてほしいです。

なお、帰りの電車については時間もブレるので、オープン(自由席)にしておいて、状況見合で指定席券を帰りに購入する、という形にするとよいと思います。ちなみに冬季であればそれほどの混雑でもないみたいです。(でも夏場は混むんだろうなぁ....)

■ ラッピングバス~。

電車でびっくりした私とでじくま氏だったわけですが、旭川駅から旭山動物園まではさらにバスでの移動。バスに関しては時刻表が掲載されていてどうなるかなぁとちょっと心配だったのですが、土日ともなると臨時便が大量に運行されていて、数分間隔でひっきりなしにバスが来ていました。ちなみに我々はちょうどいいタイミングでやってきたラッピングバスに乗車。

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残念ながら旭山動物園号みたいなサプライズはまったくなくて、ホントにただのラッピングバスでしたが^^。

……というわけであまりにも長文になっているので次回に続きます^^。っつーかまだ動物園の話にたどり着けてないですよ><orz。


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