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VHD ブートの検証ちゅ。

や、というわけで先日から会社のノート PC のマシン設定を大幅に見直し中……なのですが、その中でひとつ非常に面白い技術を見つけてしまったり。それは Windows 7 の VHD ブートという機能。

この機能、いったい何かというと、もともと Virtual PC で使われていた仮想ハードディスクファイルである .vhd ファイルを、直接 HDD であるかのように扱うという技術。Windows 7 と Windows Server 2008 R2 でのみサポートされている技術なのですが、これを使うと、そのマシンのハードディスクのバックアップを、単純なファイルコピーとして行うことができるようになる。これは特に検証マシンとかデモ環境とかを作るためには非常に便利な機能で、ノート PC のようなマシン上にマルチブート環境を構築する目的ではこれ以上便利な機能はない、という感じなのですよねぇ。

# まあ難点は、パーティション単位に OS ライセンスが必要になる、という点。
# なので普通のコンシューマ用途では使えないのですが、開発環境などで
# クリーンな環境を作りたい場合にはこの機能はかなり使える、という印象。

最近、IT 関係では仮想化と呼ばれる大きな技術トレンドがひとつあって、特にサーバ環境を中心としてその技術適用が進んでいるのですが、そろそろそうした波がクライアント側のデスクトップ環境にも影響を与えるようになりつつあったり。Windows 7 世代ではその影響は限定的ですが、もしかしたら次以降の OS ではクライアント側でも仮想化による OS 切り替えというのが当たり前の時代が来るのかもしれませんね。いやはや、時代は変わったものです^^。


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コメント(1)

この前Hyper-Vをちょろっといじったのですが、
スナップショット機能があまりに強力と感じました。
クライアントでもこういう具合にメリットが出てくるんでしょうね。

もう少ししたらSSDの大容量化・低価格化も進むでしょうけど、
そうなったときには威力を発揮しそうですね。

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