―――生きていてほしい。
―――どんなことがあっても。
というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。
「とある飛行士への恋歌」のシリーズ最新作、vol.3。いよいよ物語が動き出す 1 冊になるわけですが、本屋で見かけてゲットしてからというもの思わず一気読み。っつーかこれはまた素晴らしい 1 冊じゃないですか。
リードにある通り、もう言うまでもなく誰かが死ぬ物語。しかし、問題なのはその事実をどのような形で描くのか、というポイント。あっさりと人が死んでいく「戦場」と、のどかな学園生活という「日常」との対比を細やかな筆致が見事に描出しているあたりは、当然といえば当然ながら、実に見事という印象でした。
それにしても、このストーリーがこうやってつながっていくのか、というのはかなり感慨深いものがあったり。いやはや、設定の細かさも見事ですが、まさかこういう展開で前シリーズとつながってくるとは驚き。果たしてこれからどんな展開になるのかはわかりませんが、期待して次の巻を待ちたいところです。
映画化決定・・・・だと?
「追憶」の方ですね。これはTVより映画化の方が向いてる作品だと思うので、さすがガガガといったところ。「追憶」で物語は完結していると思ってたので「恋歌」は敬遠していたのですがやっと読みました。こうしたメディアミックスの上手さをSDは見習ってもらいたいなあ……良作が多いのにとことん下手な気がします。銀盤とか紅とか。ではでは。
同じく「追憶」の続きじゃないのかぁー、と思い敬遠していた1人です。まあ、まとめて読めたらか良かったかな。3巻後半の展開はともかく・・・・・・ラーメンが食べたくなりました。全巻で記述されているのは何かの伏線なのでしょうか?そういえばアリエルと誕生日が同じなのですねぇ。