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ひろの江な食事会。

というわけで昨日はこちらを襲撃~。

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ええっと、以前にも紹介したことがある、市川 ひろの江。住宅街にひっそりと佇む一軒屋の日本料理のお店。タイミングが合わなくて、奥さんを市川の親戚になかなか連れて行けなかったのですが、妹の出産の間隙を縫って、なんとか連れて行けたという次第。で、奥さんや私の両親を含めて総勢 7 人でこちらのお店に繰り出してきたわけですが、いやー、あいかわらず見事な仕事でした^^。

今月の華コースの内容を紹介すると^^。

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まずは前菜として筍土佐煮、蕨、筍木の芽味噌、のびる。3 月の初物ということで筍だったわけですが、炭で炙られた香りも見事な一品。続いて御碗がグリンピースの擂り流し。胡麻豆腐と蛤葛打ちが添えられているわけですが、これが激ウマ。グリンピースの鮮やかな色合いもさることながら、味加減が実に見事。かなりのヒットでした。

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続いてお造り。見た感じちょっと寂しいような印象を受けるのですが、ツマがないので実はかなりの量。マグロをはじめとして数種類のお魚の盛り合わせになっているのですが、どれも新鮮で美味……というかこれだけ美味しいのにちょっと盛り付け方で損してるなぁ、という感じ^^。そして焼物と八寸。右下が桜鱒ケンチン焼に赤蓮根が添えられたもの。赤蓮根は徳島の名産品だそうで、ちょっと珍しい一品。左下が蛍烏賊と菜の花の白和え。そして上が姫サザエ、道明寺桜葉包み、蚕豆霰揚げ。非常に面白かったのが道明寺桜葉包み。早い話が桜餅なのですが、中身は餡子ではなくて豚の角煮。しかしこれが超美味なのですよ^^。いわゆるおにぎり系な味なのですが、桜餅のあの風味と角煮の味の相性がこんなにいいとはかなりびっくりでした。うまうま~^^。

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続いて酢の物。花山葵、うるい、大徳寺麩、平貝、鳥貝、黄身酢、土佐酢ゼリー掛け。土佐酢のゼリーがこれまたぴったりで美味。そして煮物は米茄子オランダ煮、栗麩、新じゃが芋の上に白魚玉子とじを添えたもの。これがまた見事な一品で、米茄子オランダ煮にしても粟麩にしても、単品で食べてもそのままイケるぐらい美味しいですが、白魚玉子とじとの相性がこれまた素晴らしい。

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そしてお食事としてちらし鮨と浅利汁。穴子、サーモン、イクラ、椎茸、錦糸卵というオーソドックスな組み合わせなのですが、これらの具材がどれもホントに美味しい。ふんわりとした穴子もそうですが、サーモンやイクラなどとご飯の相性もバッチリ。最後の水菓子はイチゴ入りのグレープフルーツ餡でしたが、これもまた全力でグレープフルーツ、という感じで非常においしかったです^^。いやー、見事。

というわけで今回の全 8 品の華コース、ほとんど死角なしという見事なコースで素晴らしかったです。振り返ってみると、「これ!」という華やかなメインメニューがあったわけではないのですが、どれも技が効いた一品ばかりで非常に満足度の高いコースでした。ロケーションの問題で、コースで \5,500 という価格設定なのでしょうが(本八幡の駅から徒歩 15 分ぐらいかかる;)、料理の内容としては東京であれば 1 万円越えでも全くおかしくないもので、これだけ手の込んだ美味しいお料理をこの値段で味わえるのはリーズナブルとしか言いようがないという感じ。小さな一軒家のお店なので、作られた料理がすぐにサーブされるという点も本当に素晴らしいところですね。

なかなか頻繁にいけないのが残念なところですが、私の叔父叔母はしょっちゅう通っているようなので、また機会があればご一緒させていただきたいところです(笑)。いやはや、うまうま~^^。


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