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量より質。

ふう~、というわけで久しぶりのエントリ~;。や、最近めっちゃ仕事が忙しくて;、なにげに仕事に追われて綱渡りの生活をしているワナ。自分的には相当珍しいことで、普通は締切にもかなり余裕をもって仕事を進めているのに今年は次から次へと仕事が入ってくる;。まあ無理もないことで、ここ半年ぐらいは今流行のクラウド関係のお仕事をしている関係で、とにかくスピード重視なお仕事になっちゃってるのですよねぇ;。確かにこの領域は出遅れることが致命傷になる領域だし、10 年後の未来がここ数年で決まってしまう、と考えると、まあ頑張るしかないところ、ですね。……っつーか結婚式大丈夫なのか自分;;。

とまあそれはともかく、せっかくなので、たまには真面目なお仕事エントリをひとつ。以前にも似たような話を書いたことはあるんですが、最近また再び思ったことだったりするので。

最近、若手のメンバーと一緒に仕事をしているのですが、このメンバーが実は外国人。日本に滞在している時間も長く、いずれは帰化したいと思っているぐらいなので、そこそこ日本語が堪能なのですが、そうはいってもやはりネイティブに比べると、怪しい日本語は多数。ま、これは仕方がないのですが、ちょっと参ってしまったのは仕事のクォリティ。出てくる仕事の質が結構いい加減、なのですよね。「これちゃんと動作検証してから書いている?」「あ゛ー、それはしてないですね」、っておいおい;、状態なのですが、この話が非常に厄介なのは、怪しい日本語に隠されて、仕事の質的な問題が今までクローズアップされていなかったという点。本人と話をしてみると、日本語がネイティブに比べて弱いという自覚はあるのだけれども、仕事の質に対する意識はどうも薄かったようで、「おいおい~;」と言いたくなってしまったり。その同僚は別の案件とかけもちで仕事をしていたこともあり、時間があまり取れないことによっても質が下がっている面が。

でもって、この同僚に対しては、二つの指示を出しました。

  • 極力、日本語の文章を書かず、箇条書きや短文で情報をまとめてもらう。
  • 量をこなしきれなければ一部に絞っていいので、質の高い、間違いのない仕事をしてほしい。

前者は日本語に対するケア、そして後者は仕事の質に対するケア。前者についていうと、(ネイティブであっても)日本語が苦手な人って、文章をだらだらと長く書いてしまうクセがあるのですよね。だいたい目安としては 1~1.5 行で 1 文ぐらいにするのがよい。(これぐらいで文章を切らないと、修飾語の関係が掴みにくくなったり、主語/述語のねじれが生じやすくなる) でもどちらかというと後者が重要。時間が足りないためにクォリティが落ちているのか、そもそもクォリティの高い仕事ができないのか。前者であればやむなし、という話になるのですが、後者であった場合は大問題で、本人に仕事のクォリティを意識してもらうことがものすごく重要、なのですよね;。

やってくるタスクをとにかくこなす(なんとか形にする)ことが重要なケースと、とにかく質を高めることが重要なケースとがあるわけで、自分がやっている仕事がどちらに属するのか? をきちんと意識しながら仕事をすることが大切。そして、高付加価値ビジネスを行うためには、仕事の質のあくなき追求、すなわち only one のアウトプットを出せることがとてつもなく重要。そういう意識を持って、日々仕事をしていくことが大切なのだと思います。……いやまあ、なかなか難しいのは確かなんですけどね、昨今のビジネスの状況だと;。


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