んー? と少し悩みこんでしまったお話をひとつ。
先日の話。飲みかけのサイダーを冷蔵庫に突っ込んでおいたら、冷蔵庫であるにもかかわらずなぜか凍っているワナ;。冷蔵庫でなぜサイダーが凍るのか?? 他の飲み物類は別に凍ってないのに? とえらい悩み込んでしまったわけですが、フタを開けてみたら「ぷしゅっ」とえらい音が。おー、なるほど内圧がかかったせいなのか、と思ったのですが、改めて考えてみるとおかしいのですよねぇ。
そもそも氷は、圧力をかけるとむしろ水になる(融ける)性質を持っている。これを応用しているのがいわゆるスケートで、スケートは圧力をかけることで薄い水の膜を作り、これで滑るのですよね。また、炭酸が解けていることによってむしろ凝固点は下がるはずで、これもまた理由にはならない;。調べてみると、むしろキャップを開けて炭酸が抜けるタイミングで凝固が始まることはある様子(炭酸の気化熱によって液体の温度が下がる)なのですが、冷蔵庫の中に入れていて凍ったという事例は見当たらないのですよね;。うーん、なぜに?? 誰かわかる人いたら教えてぷりーず、状態;。
これでも学生時代は化学専攻だったわけですが、意外に身近な自然科学現象を説明するのが難しい、というのが本音なところ。事実は小説よりも云々というわけではないのですが、理屈どおりにいかないところが自然界の難しさですよねぇ、ホントに;。
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