先日の話ですが、こちらを襲撃~。
ええっと、六本木でやっている、ブルーマングループのステージショー。顔を真っ青に塗ったブルーマンたちが、音楽や演劇などの様々なパフォーマンスを展開するというもの。割とロングランなようなのでちょっと以前から気にはなっていたのですが、たまたま奥さんの友達が東京に出てくるにあたって行ってみない? という話になったので、それじゃ、と行ってきた次第、だったりします。
というわけで見てきたわけですが、感想としては……うーん、まあこんなもん?^^
というかこれは激しく見る人を選ぶ作品だなぁと思ってしまったり。
まあひと言で言えば、割と下品なネタとか汚いネタとかが普通に出てきてしまうショーなのですね、これ;。リズムに乗りながら一言も喋らずにパフォーマンスを行うのですが、そのウリはシニカルさやギャグ……だというのですが、それにしたって下品なのはどーよ?とツッコミ入れたくなる次第。というか普通にやればいいのになんでこんなショーに?と調べてみたら、なるほどこれ、もともとはニューヨークのストリートショーなのですね。確かにそれなら納得できるところで、ストリートショーならこういう下品さもアリだし、道端で気軽にゲラゲラと笑えば済むところ。ステージショーになってしまったが故に、なんともおかしなことになってしまったのですね、これ。
……というわけでいろいろと激しく微妙な感じだったのですが、面白かったのはステージ終了後。さて帰ろうか、と思っていたらロビーになんとブルーマンが出現!
って、ちょwww、状態だったのですが、みんな思いっきり写真撮ってて面白かったですよ^^。
にしてもこのステージショー、正直なところ内容を考えるとすぐに潰れてもおかしくないんじゃないか? と思うところもあったのですが、実際には客席の入りが非常によくてびっくり。どうもツアーをうまく組んでチケットを捌いているようで、団体客がかなり入っていたのには驚きました。なるほどいろいろ考えるものですねぇ。
>ステージショーになってしまったが故に、なんともおかしなことになってしまったのですね、これ。
違う違う。
元々はオフと呼ばれる小さな箱で観客参加型というか、一体型のショーだったのが、日本公演では大きな箱を使ってるからおかしなことになってるのです。
ステージショーといっても、小さな箱と大きな箱では全然違うんだよ。
まぁ日本人は欧米のステージに疎くドル箱なので、多くの欧米作品の日本版はやりたい放題(=本来の姿なんか無視してもOK)なのが現状です。
情けなや。
・・・ちなみにNYのブルーマンは、元々プロデューサーが日本人というめずらしい作品だったりします。