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人災デスマプロジェクト;。

というわけでようやくゆかりんライブのエントリを書くことができたのですが;、いきなり blog の更新がちょろっと止まった原因は、仕事のとあるプロジェクトにお手伝いで参加していたため。「4~5 時間ぐらい手助けしてもらえないか?」という話だったので、まあそれぐらいならいいですよ、と入ったはいいものの、10 時間かかっても終わらないワナ。おいおいどこのだまし討ちですか状態だったわけですが;、いやー、これはダメでしょ、状態に;。

このプロジェクト、一週間ぐらいであるシステムを作ってカットオーバさせよう、という超短期プロジェクト。まあ最近はこういう無茶な引き合いも少しずつ増えてきてはいるのですが、実際これが全くムチャな話かというとそういうわけでもない。特に最近は技術の向上もあって、確かにさくっとモノづくりが出来るようになってはきた……のですが、それは別に、いいかげんにやってもモノが作れるということではない。適切な体制、適切な仕様があってこそ可能になるのが超短期開発……なのですが、そももそ仕様も管理されていなければ、管理する担当者も曖昧。チームとしての体制もそれぞれの責任分担が曖昧で、実態としてプロジェクト管理がほとんど機能していないような状況;。これじゃまったくダメでしょう、という;。

IT 関係の業界では、破綻して崩壊に向かっているプロジェクトのことをデスマーチプロジェクトと呼んでおり、ゆかりんもかの有名な「ゆかりんマーチ」という迷曲を発表していたりするわけですが;、なんで最初にきちんと体制組まないのかなと小一時間;。以前にこのマネージャと一緒に一週間ほどでシステムを作り上げたことがあり、そのときは実質、そうした体制づくりや下支えを自分の方でやったのですが、今回は最初から入っていなかったおかげでボロボロのプロジェクトに投入されることに。すでに進んでいるので今さらリカバリも効かず……や、もうこの人とは二度とお仕事では組みたくないです;、という感じだったりします;。

まあ、こういうことはたまに起こるものですが、重ね重ね思うのは、こうしたデスマーチプロジェクトの多くは人災だということ。決して難しくはないプロジェクトであっても、適切なタイミングで適切なリソースのアサインを行い、適切な体制を組む、という当たり前のことをやらないと、簡単に崩壊するものなんだよなぁと改めて思いました。超短期プロジェクトのような冷静さを失いやすいプロジェクトであるからこそ、改めて基本に忠実であることが重要なんでしょうねぇ。


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