今日はこちらのインプレを~。
ええっと、羽月莉音の帝国の最新刊 vol.7。あいかわらずの暴走ぶりをいかんなく発揮するストーリーラインには微妙に苦笑いなところもありますが、今回の一冊は通貨戦争を題材にして、国自体を破綻に追い込もうというムチャクチャな内容。けれども世界経済に疎い自分にとってはいろいろと目から鱗な話が多くて、ロシア経済が原油に大きく依存しているというのはそもそも全く知りませんでした;;。もちろん、この本で書かれているような単純な話でいいのかよ、というツッコミは当然あるのですが、経済を比較的単純化して本質を抽出する、というところに長けた筆者なのでしょうね。その辺は非常に感心。
なんだかこういう本を読んでいると、いろいろと知識欲が出てくるところ。今は時間がないのでどうにもならないけど、時間が取れるようになったら世界経済とか世界史とかも改めて勉強したいなぁと思わせてくれるあたり、こういう本を中高生が読むと興味や視座が広がっていいのだろうなぁと思います。私も学生時代にこういう本を読んでみたかったですねぇ^^。
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