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Au gout du jour merveille

先日のお休みに、奥さんと私の両方の両親を誘って、6 人でこちらのランチに襲撃~。

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オーグードゥジュール メルヴェイユ。日本橋にあるフレンチレストランで、本店オーグードゥジュールは市ヶ谷にあるのだとか。みんなで行けるランチの美味しいお店を探していたらこのお店に辿り着いた次第、だったりします。

頼んだコースは、3,400 円の Menu A。前菜+メイン(肉 or 魚)+デザート+コーヒーのお手軽セットなわけですが、さてはてどんな感じかというとこれが素晴らしすぎる。いきなりの一皿目から度胆を抜かれるワナ;。

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夏を意識させる一皿で、アワビの肝でコクが出ているトマトベースのスープにはアボガドとコンソメのゼリーが浮いており、底の方には貝類が沈んでいるのですが、これがとてつもなく美味しい。セロリのシャーベットをスープに落としながら食べるのですが、この味のバランスが見事。単品で食べても十二分に美味しい食材なのですが、スプーンの上で合成されるとこれが見事に調和するのですよ。いやー、一皿目からちょっとびっくりする味。

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パンもちょっとシャレていて、バターの上にはバニラと岩塩が振りかけられていました。目でも楽しませてくれるのは嬉しい限り。そして続くメインのお魚はコチ。

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パッションフルーツのソース……と聞いてちょっと心配に;。や、実は私、柑橘系のソースがちょっと苦手だったりするのですよね。単体では好きなのですが、肉や魚にマッチしていると感じたことがなかった……のですが、これはかなりクリーンヒット。ソースにでしゃばったところがなく、これまた完成された味だなぁと感心したり。がしかし、行った 6 人の中で評判が高かったのはどちらかというと肉料理。

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こちらは豚肉なのですが、これが確かにとんでもない逸品。マリネしたあと丁寧に表面をキャラメリーゼして仕上げたものなんだそうですが、まずなにより肉がとてつもなく良質。豚の脂特有のしつこさが全くなく、いくらでもお腹に入りそうなぐらいの優しさ。そして味付けがまた絶妙で、肉にしっかりと味付けが染み込んでいて、表面のキャラメルと相まって素晴らしい味わいに。……っていうか、こんなの食べたことないよ! と言いたくなる逸品でした。

デザートは 3 皿からチョイス。いずれも見た目はもちろん味も素晴らしい。面白かったのは黒ビールの泡を使ったデザートですかね? そして最後はコーヒーで〆。

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いやはや、正直びっくりさせられるお皿の数々で、これでお値段 \3,400 (しかも税・サービス込;)というのが信じられないという印象。素材の良さもさることながら、その手の込みようが実に見事。いわゆる細工料理ではなく、料理としてちゃんと仕事をしているお皿の数々に、匠の技とはこういうものなのか、と教えてもらった印象がありました。またサービスもなかなか良くて、適度な距離感を保った接客が見事。遠すぎず近づきすぎずのコミュニケーションは、非常に居心地がよかったです。

敢えて難点を挙げれば、全体的に塩がちょい強め。ただこれは好みの範疇かな?という気もあり、私は気にならないどころかこれぐらいの味付けがちょうどいいかな?という感じ。アルコール飲みながらだとちょうどよかったです。人によってはちょっと気になるかもしれませんね。あとは、アルコールが夜用の割と高めのものしかなかったせいか、料理の C/P の高さと比較するとアルコールはそれほどでもないな、という感じでした。もちろん値段相応という程度なので高いというほどではないのですが^^。

正直、小奇麗ではあるものの店舗は非常に小さいので、すごいお店!という感じの一軒ではないのですが、帰りがけにはちょっとしたプチ菓子のおまけつきで、さらにシェフまで出てきてくださってのご挨拶。お腹も心も非常に満足させてくれる嬉しい一軒でした。両親誘って 6 人で行く気軽なランチのお店としてはかなりクリーンヒットなお店だったかも。いやはや、みんなおいしいものを食べるのが好きだというのは非常によいものです、はい^^。


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