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PSVita 版 Ridge Racer

さてさて、新ハードウェアの定番ソフトといえばやはりこれでしょう。

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ええっと、ナムコの定番レースゲーム、リッジレーサー。今回もやっぱり出るのかー、という感じなわけですが、さすがにちょっと食傷気味ではあったり。今回は値段がちょい安め(\3,500 ぐらい)なので購入してきてみた次第だったのですが……。

これはひどい;;。
っつーか正直言ってあり得ないだろうと小一時間;;。

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いやはや、事前に調べもせずに購入した自分が悪いのですが、本作は今までのリッジレーサーとはかなり趣が違う。ネットワーク対戦バトルを前提としているのですが、なかなかに面白いのはゴーストバトル。インターネット上にアップロードされたゴーストと戦うというもので、この辺は携帯ゲーム機でありながらネットワーク環境を前提としているハード特性を最大限に生かそうとしているなぁと感心。またプラネタリーリーグと呼ばれるシステムが備わっており、○×△□のいずれかのチームに所属したプレイヤーがミッションをこなしていくことでポイントを貯めていくのもなかなかに斬新なシステム。……と、一見すると悪くないのですが、致命的な点がふたつ。

  • 描画が 30fps
  • 最初に収録されているのがたったの 3 コース

そもそも "Real Unreality" という爽快感をウリにしている Ridge Racer で 30fps というのは正直あり得ない、というのが感想。3DS 版も 30fps でしたが、まああれは 3D 版ということでまだ許容できるものの、そもそもグラフィックの美しさをウリにしている PSVita で 30fps っつーのはどういう了見なのかと小一時間問いたくなるワナ。正直、どんなに静止画が綺麗でも動きがヌルヌルしていなければゲームとしてまったく爽快感がないわけで、スナップショットの美しさを追求する設計自体、ゲームとして間違っているとしか言いようが;;。。

そしてもうひとつが収録コースの少なさ。確かに収益の柱を、利益率の高い DLC(ダウンロードコンテンツ)に置きたいのはわかるけれども、たった 3 コースしか収録されていないベースシステムで \3,980 という値付けをするのが正直信じられないところ。しかもその 3 コースはすべて既存のコース調べてみたところ、2/16~2/29 までにキャンペーン販売される \1,000 の追加コンテンツダウンロード権を購入すると、マシン 8 種類と追加コース 6 種類が入手できるようになるみたいですが、いくらなんでも遅いだろうと小一時間。っつーかさすがに投げるよ……という感じ;。

Ridge Racer 7 あたりからどうも風向きが怪しくなってきていて、コース追加もほとんどなくなり、いかに既存のコンテンツを料理し直して稼ぎ出すかというモードに突入してはいるのですが、それにしたってこれは……と閉口せざるを得ない出来栄え。リッジレーサーはほぼ全ハードウェア・全ソフトをコンプリートしている自分としては、ここまで残念な出来のリッジレーサーは初めてで、ショックを受けたというのが本音だったり。DLC で稼ぐのなら、ベースラインとしてのシステムの出来は鉄板を目指すべきなのに 30fps は論外だと言えるし、入り口の敷居を下げることを狙うのなら \3,980 という値付けは高すぎる(せいぜい \1,000 がいいところ)と思ったり。iPhone 版 Ridge Racer は賛否あるものの、そういう観点ではよく設計されたゲームでしたが、同じことを PSVita という未普及のハードウェアでやろうとしてしまったのが間違いなのではないか、と思ったりもします。

なんかもー地味にショックすぎてどうしよう、状態なのですが、Amazon でも酷評されまくってて、これは祭りになるよなぁという印象。とてつもなく残念な感じでしたが;、まあきっとどこかで値段含めてテコ入れされるんでしょうね、きっと。値段がもっと安ければ、これほどまでに叩かれることはなかったんじゃないかなぁと思ったりします。


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