さてさて、続いてラスベガスのホテルをいろいろとまとめてみたり。今回は滞在期間が長かったこともあって、かなりいろいろなホテルを回ってみることができました。ストリップ沿いの主要なホテルはだいたい回りましたが、いやはやホテルによってこうも雰囲気が違うものか、といろいろ考えさせられました。
さて、ストリップ沿いのホテルですが、ざっくり分けると、MGM 系のグループ、ハラーズ系のグループ、それ以外の新興グループの 3 つに大別されます。カジノのポイントカード(プレイヤーズカード)もこの系列で分かれており、MGM, ハラーズ系であれば使いまわしが可能。
- MGM 系 : ベラッジオ、MGM Grand、NYNY、ミラージュ、モンテカルロ、ルクソール、マンダレイベイ、アリア
- ハラーズ系 : シーザースパレス、パリス、バリーズ、フラミンゴ、リオ、ハラーズ、プラネットハリウッド
- その他 : ウィン・ラスベガス、ベネチアン、マンダリンオリエンタルなど
やはりベラッジオに宿泊したこともあって、自分たちには MGM 系列の方が馴染みが深い感じがありましたが、まあつらつらと書いていこうかと思います。
なお、前回のエントリに書いたように、ホテルは必ずカジノを中心に構成されていますが、多くのホテルは迷宮のようになっていて、出口がわからなくなることが多いです。そのときは、ホテル内の標識で「Lobby」を目指すか、あるいは「LasVegas blvd(ラスベガスブールバード)」を目指すとよいです。最初わからなかったのですが、いわゆるストリップというのは、ラスベガス・ブールバード(大通り)のうち、中心ホテル街の 6.7km の部分を指す用語。標識には Strip よりも LasVegas bvld と書かれていることの方が多いので、それを目指すとよいと思います。
■ ベラッジオ(ベラージオ)
まずは自分たちが宿泊したホテル、ベラッジオから。日本の表記ではベラージオの方が多いですが、アメリカ人の方々の発音は「ベラッジオ」に近かったような気がします。とまあそれはともかく、ここはストリップ中央に位置する、噴水ショーで有名な湖を有する客室数約 4,000 の巨大ホテル。日本人観光客は圧倒的にここを選択するらしいです。
建設は 1988 年だそうなので、若干古くなりつつあるホテル。内装は綺麗なもののスタイリッシュというわけではないですが、適度な落ち着きのあるホテルです。雰囲気的には「上品な老舗ホテル」という印象で、帝国ホテルとかニューオータニとかに近いイメージですかね?^^
このホテル、3 方向に延びた形をした建物なのですが、湖畔側の部屋とそれ以外の部屋とで結構値段が違います;。とはいえ噴水ショーはちょっと外に出ればすぐに見られるので、あんまり気にしなくてもオッケー。というか、自分たちは噴水ショーの時間帯に部屋にいたことがほとんどなかったです;。
ホテル内はカジノゾーンを中心に、有名ブランドが並ぶショッピングアーケードゾーンと、宿泊客が主に使うカフェやプールゾーンがあります。10 年前にここに来たときには夏場だったので、妹と一緒にまったりプールサイドで和んでましたが、さすがに今回は冬場だし……と思っていたら、びっくりすることに泳いでいる人が少なからずいました;;。温水プールとはいえ気温 10 度ちょっとのところで泳ぐとは……;;。
変わったところとしては、ホテル内にある Jean-Philippe patissere のチョコレートファウンテン。高さ 8.3 m、流れているチョコレートは 2 トンという、世界一高いチョコレートファウンテンだとか。ガラスケース入りなのでさすがに食べられませんが;、いやこれにはちょっとびっくり^^。
さて、ベラッジオといえばなんといっても “O” (オー)を外して語ることはできないです。名実ともにシルク・ドゥ・ソレイユのフラッグシップショーで、巨大プールを使ったパフォーマンスは他のショーを圧倒。今でこそショーのチケットも取りやすくなっているようですが、このショーを見るためだけにラスベガスに行く価値がある、と言えるシロモノだと思います。仔細は別エントリにまとめますが、いやホントにこのショーは一見の価値があります。
夜になるとホテルの雰囲気もぐっとシックに。昼の噴水ショーもよいですが、夜の噴水ショーも綺麗。しょっちゅうやっているので、宿泊していると通りかかるつど見られるのも楽しいところかもしれません。
■ シーザーズパレス
続いてベラッジオのお隣にあるホテル、シーザーズパレス。こちらは古代ギリシアをテーマにしたホテルで、ハラーズ系列のホテルの事実上のフラッグシップホテル。世紀の歌姫セリーヌ・ディオンのコロシアムショー、恐るべき広さと品数を誇るバッカナルバフェ、多数のテナントを抱えるショッピングモール フォーラムショップスの 3 つが、このホテルが抱える 3 種の神器といったところでしょうか? ちなみに名前は「シーザース」ではなく「シーザーズ」が正式名称の様子。まずは外観から~。
内装はこんな感じ。1966 年開業とは思えないほどかなり手を入れているホテルのようで、内装は相当綺麗です。半面、古いホテルなので天井高が低い場所が多く、圧迫感が多い場所も少なくありません。この辺のちぐはぐさがなんとも、みたいなところはありました。右側の写真はコロシアムと呼ばれる、セリーヌ・ディオンの専用激賞ですが、さすがは世紀の歌姫、という印象。前述のオーとこのセリーヌ・ディオンのショーの 2 つだけは、オフシーズンにもかかわらず完売御礼でした。
さて、なんといってもここの見どころはバッカナルバフェ。2012 年にリニューアルオープンされたバフェなのですが、恐るべき品数に加え、味も素晴らしくよく、ここも是非来る価値があります。自分たちは 6 日間の滞在で 2 回行ってきてしまいましたよ、ええ;。
また、シーザーズパレスと併設される形で、フォーラムショップスというショッピングモールがあります。お台場のヴィーナスフォートのモデルにもなったモールで、色合いが変わる天井があります。有名ブランドが多いので全体的にお値段高めではありますが、一方でディスカウントしているお店もそれなりにあり、ぶらぶらと回ってみるとなかなかに楽しいです。奥の方にはアトランティスショーという無料ショーがあります……が、無理していくほどの内容ではないかなという印象;。
なお、増改築を繰り返しているためなのか、内部構造がかなり複雑でわかりにくいため注意が必要です。いやはや、ここ何度迷ったことか……;;。
■ ウィン・ラスベガス
続いてウィン・ラスベガス。
このホテル、ミラージュ、Ti、ベラッジオをプラニングしたスティーブ・ウィンがプラニングした最新のホテル。そのせいか、ホテルの雰囲気がとにかくベラッジオによく似ています。赤を基調としたホテルカラーはなかなかに綺麗です。
ちょっと面白いのは、ここでやっているショー「ル・レーブ ザ・ドリーム」というのが、オーの演出家によって手掛けられた水のショーであるという点。……となると期待が高まりますが、こちらはオーに比べてエンターテイメント色の高いショーなので、シルク的なものを期待するとちょっと外すだろう、という印象。お値段的にリーズナブルなこと、またステージの形状がちょっと特殊なので、そういう意味で一見の価値はあります。
ここはバフェ(ザ・バフェ)にも行きましたが、さすがに高級ホテルだけあって、バフェも相当によかったです。品数はややバッカナルバフェに及ばないものの、味だけ取れば互角かな? という印象。ここも行ってみる価値があるかなと思います。
なお、ホテルは非常に綺麗でショーなども行く価値もあるのですが、場所としてはストリップの北のはずれにあります。このため、ル・レーブを見てからストラトスフィアタワーやダウンタウンのフリーモントストリート・エクスペリエンスなどを見に行くとよいんじゃないかと思います。
■ アリア
今度はアリアをご紹介。アリアはベラージオのちょっと南の方に位置するホテル。雑誌類にはシティセンターに併設された云々と書かれているので「??」となってしまったのですが、まあ普通のホテルだと思えばよいかと。ただ、さすがに最新のホテルだけあって、恐ろしく内装がスタイリッシュでカッコいいです。特筆すべきはカジノゾーンで、行き場がわからなくなる迷宮のような薄暗いカジノの多いラスベガスの中で、圧倒的にオシャレ感のあるカジノになっていました。天井高が全体的に高いのも一因しているのでしょうが、加えてお客さんたちもかなりオシャレな感じでした。っつーか、自分たちここに来てごめんなさい、状態;;。
このホテルにもベラージオと同じく Jean-Philippe patissere が入っていますが、こらちはチョコレートファウンテンのかわりに巨大なチョコ模型を展示していました。かなりスペースを贅沢に使っているので、他のホテルに比べてゆったり感があるのもよいところ。また、今回は残念ながら鑑賞できませんでしたが、シルクの最新ショーである ZARKANA (ザーカナ)も行われています。……これ見なかったのは失敗だったかなー;。うーん。
■ ベネチアン
続いて紹介するのはベネチアン。その名の通り、イタリアのベネチアをモチーフにしたホテルなのですが、ここはホテルよりも隣のグランド・カナル・ショップスの方が有名かも。ここも超巨大ショッピングモールになっていて、うっかりすると迷います;;。
グランド・カナル・ショップスの屋内には運河があり、ゴンドラに乗ることも可能です。……が、意外に結構高いです;($20/人ぐらい)。割と行列になってましたが、まあたまのことなんでこういうのも面白いかもしれません。
ちなみに夜になったとき、このベネチアンから見る夜景がまた美しいです。ラスベガスの夜景というと強烈なネオンというイメージがありますが、ちょっと落ち着いた色合いで水面に映る光というのはなかなかに綺麗でした。
■ MGM Grand
続いて MGM Grand ホテルをご紹介ー。MGM 系列の総本山で、ストリップのちょっと南の方に位置するホテル。場所的には中心街じゃないのですが、実はホテルとしては世界で最も面積が広く、カジノとしても世界で 4 番目に面積が広いのだとか。総客室数 5,000 室を誇る、巨大ホテルです。
さすがは MGM 系列の総本山、なかなかにゴージャスなホテルです。実際、ジョエル・ロブションが入っていたり、シルクのショーである KA (カー)が入っていたり、さらにはアリーナまであったり。ボクシングの世界タイトルマッチなども行われるらしいです。
続いてすごくよく似た名前の 3 つのホテル、パリス、ハラーズ、バリーズをご紹介。全部違うホテルなので要注意です;。
■ パリス
まずはベラッジオの真向いにあるホテル、パリスから。ここは名前の通り、フランスのパリをイメージしたホテルになっています。エッフェルタワーとか凱旋門もあるよ~^^。
……というか、ちょっと笑ってしまうのはカジノフロアにエッフェルタワーの足が刺さっているというところ。これはちょっと面白いので一見の価値があります^^。
エッフェルタワーはエレベータで上に登ることができ、そこからベラッジオの噴水ショーなどの鑑賞が可能。……といっても、高さ的にはたいしたことはないですし、加えて最上部は収容人数が地味に少ないので、混雑時は結構待つことになりそうです。自分たちが行ったときには待ち時間こそなかったですが、とてつもなく寒い;;。なので、ベラッジオの噴水ショーの時間を見計らって、上に登るとよいんじゃないかと思います。夜とか恐ろしく寒かったんだろうなぁ;;。
ここはバフェも有名らしいんですが、結局行けなかったです。スパイスマーケットバフェではなくこっちに行けばよかった……;
■ ハラーズ
続いてハラーズ。グループ会社のフラッグシップホテル……だったのですが、今はシーザーズエンターテイメントと合併したため、特に目立つ存在というわけでもなくなっています。
ホテル自体はちょっと年季が入った建物という印象で、ウェスタンな雰囲気もあってちょっと気後れしそうになるホテルではあるのですが、中にあるアイスクリーム屋さんの ICEPAN はラスベガスに行ったらぜひ一度は訪れてみたいところ。牛乳からアイスクリームを目の前で作り上げてくれるというすごいお店です。日本にあったらバカウケ間違いなしだと思うのですが、これはなかなか持ってこられないかなー;。詳細は別エントリにて^^。他には KGB ’ケリーグルメバーガー)というハンバーガー屋さんがあります。本場のハンバーガーを食べたければこちらが手軽でよいです。
■ バリーズ
似たようなホテル名の最後はバリーズ。場所的にはベラッジオの向いにあるホテルで、かつては世界最大のホテル & カジノとして有名だったそうですが、今となっては特筆すべき点のないホテルになっている様子。アトラクションもなければショーもない、という地味目なホテルなので、実態としてはモノレールに乗るときに通過するだけ、という感じのホテルになっちゃっています。
■ プラネット・ハリウッド(ph)
略称で “ph” と書かれていて、思わずペーハーと読みたくなってしまうホテル、プラネット・ハリウッド。その名の通り、ハリウッド映画をイメージしたホテルなのですが、映画をテーマとしたホテルという意味だと MGM Grand の方が規模が大きいかも。
もともとは中東イスラム文化をテーマとしていたアラジンというホテルが、9.11 の影響を受けて経営破綻、そしてプラネットハリウッドへと衣替えしたとのこと。2007 年にはバフェも大幅改装してスパイスマーケットバフェという名前で大々的にオープンしたようで、その年のバフェオブザイヤーに輝いたらしく、ガイドにはおすすめバフェとして紹介されていたりする……のですが、行ってみたところ激しくしょんぼりなクォリティでした;。自分たちは行かなかったですが、ミラクルマイルという庶民的なショッピングモールが入っており、そちらがお奨めみたいです。
■ ルクソール
続いてルクソール。エジプトの遺跡がある都市の名前を冠したこのホテル、見た目はまるっきりピラミッドなのですが、非常に面白いのがその構造。下の写真を見ていただきたいのですが、ピラミッドの外壁部分に、頂点に向かって逆斜めの階段状にホテルの部屋が配置されています。そして内部が中空になっていて、そこに様々な施設(アトラクションやショー)が作られています。いやいや、こんな面白い構造のホテルは初めて見ました。
夜にはピラミッドの頂点から光線が空に向けて放たれており、夜にストラトスフィアタワーから見るとその異様な光景にびっくりします。っつーか空の雲に光が当たって明るくなっていたりします。7 キロワットのキセノンランプを 39 個使っているそうで、世界で最も明るい光源なんだとか;。
ここはカジノもお手頃価格、フードコードも充実、またビリーブやファンタジーなど価格的にも手ごろなショーを多数やっていて、何かと庶民派なホテルでした。ちなみに名前ですが、日本だと「ルクソール」と書かれていますが、「ラクソー」が正しい発音。ホテルのベルボーイはわかっているのでちゃんと言い直してくれますが、タクシーの運転手だとちゃんと発音しないと伝わらないかも、です。
■ エクスカリバー
ルクソールのお隣にあるホテル、エクスカリバー。アーサー王の持つ剣の名を冠したこちらのホテル、外から見るとものすごくファンタジーな感じですね^^。家族連れによいホテルだそうですが、自分たちはちらっと遠目に見ただけでした。
■ ミラージュ
続いて今度は北の方にあるホテル、ミラージュ。ここはテーマホテルの草分け的存在で、南国の楽園をイメージ。火山の噴火ショーが有名なのですが、残念なことにリニューアルメンテナンス中でお休み;。10 年前は世界でも珍しいホワイトタイガーを使ったジークフリード&ロイというマジックショーが行われており、非常に面白かった記憶があるのですが、その後、マジシャンの一人であるロイが公演中にトラに噛まれて重症に。一命は取り留めたものの、ショーは廃止となって現在はシルクのビートルズラブというものに架け替えられています。以前のラスベガスはマジックショーがかなりたくさんあったのですが、現在はシルク一色でマジックショーは鳴りを潜めてしまっているのでちょっと残念な感じですね。現在でもトラやライオンを展示したシークレットガーデンという動物園はあるようですが、今回は時間の関係で立ち寄らず。
■ トレジャーアイランド(Ti)
ミラージュの隣にあるホテル、トレジャーアイランド。Ti と省略形で書かれることが多くて戸惑うのですが、正式名称はどっちなんでしょうね?^^
ここはホテル前で行われる、海賊船を使ったショー 「サイレンス・オブ・ティーアイ」が有名なのですが、今回行ったときには天候の影響で中止とのこと。……正直天候が悪いとはとても思えなかったので単に観客が少なかったからじゃないか?と勘繰りたくなりましたが;、見られなかったのはちと残念。
さて、ここの見どころはというと、ひとつはシルクのロングランショー、ミスティア。しかしこちらは今回の訪問中はメンテナンス期間だったので見られず。ちょっとこれは失敗したかも;。
もうひとつの見どころが、カフナビルというバー。ここにはフレアバーテンディングを行うバーテンダーが多数いて、その特技を惜しみなく披露してくれます。今回行ったときにはやたらと空いててカバーチャージ(お通し代)すらなくて、二人で飲んで $9.45 とかってどうよ?;状態でした。値段的にも結構リーズナブルなので、ちょっと行ってみると楽しいかも^^。
■ NYNY (ニューヨーク・ニューヨーク)
続いて NYNY(ニューヨーク・ニューヨーク)。こちらはその名の通り、アメリカのニューヨークをモチーフにしたホテルで、自由の女神はあるわ摩天楼はあるわブロードウェイはあるわとその節操のなさが目立つ楽しいホテルです^^。今回は乗りませんでしたが、この摩天楼を駆け抜けるジェットコースターもあります。
さてさて、ここのホテルで特筆すべきこととしては、ストリップ沿いのホテルとしてはカジノのテーブルゲームが安いという点。通常、テーブルゲームは平日昼間でもミニマムベットが $10 なのですが、ここには $5 からの台があります(週末の昼間は $10~でしたが)。割とにぎわっている & MGM グループなので安心感もある、という意味で、ルーレットやクラップスを安くやってみたい、という場合には結構おすすめです。
またここにはズーマニティというシルクのアダルトショーがあります。アダルトショー、といってもぶっちゃけまるでエロくないです;。アダルトショーといっても実際には男性も脱ぐので、女性にも十分おすすめできるショー。カップルで見に来てください、という看板に偽りはないです。シルクのあの雰囲気が好きな人は一見の価値があると思います。
■ フラミンゴホテル
続いてフラミンゴホテル。シーザーズパレスの向いにあるホテルで、ベンジャミン・シーゲルというギャングがラスベガスの創世記に建てた歴史のあるホテルです。そんな歴史もあって、ホテルはかなり寂れていて、雰囲気的には地味に怖かったりします;;。や、別にホテル自体は十分に安全なんですけどね;。ここはホテル自体の見どころというよりも、歴史の方が面白いところで、ベンジャミン・シーゲルの人生を見てからここを見るとなかなかによいかも、という感じです。
■ モンテカルロ
続いてモンテカルロ。その名の通り、モナコをテーマとしたホテルですね。以前はランス・バートンというマジシャンがマジックショーをやっていましたが、現在ではそちらは終了済み。今は何が有名なんだろう....とりあえず通過しただけなのでよくわかりませんでしたが、内装などは普通に綺麗なホテルでした。
■ フーターズホテル
MGM Grand の通り向いにある、ちょっと寂しい感じのホテル。ストリップからは少し離れたホテルなのですが、カジノのテーブルゲームが安い、という話でふらっと立ち寄ってみました。アメリカの平均的なホテルでしょうが、ラスベガスのストリップ沿いのホテルから見ると怖い印象がありますね。テーブルゲームは平日昼間でミニマム 5$ から。でもそもそもお客さんが少ないので、クラップスなどもあんまり盛り上がりませんでした;。ここに来るぐらいなら NYNY でやった方がよい、というのが結論でした;。改めてホテルによってこうも雰囲気が違うのか、と感じさせられました。
■ ゴールデンナゲット
フリーモントストリート・エクスペリエンスというダウンタウンのショーを見る際、どこに行けばよいのか迷うところですが、このホテルはフリーモントストリートに直結していることもあって非常に便利。タクシーでここをお願いした後、タクシー乗り場からホテルを突っ切れば、簡単にフリーモントに出られます。ダウンタウンの中では比較的よいホテルだそうですが、やっぱり雰囲気的にはちょっと怖くなりますね~;。
というわけで、ざっくりと 19 軒のホテルを紹介したわけですが、改めて整理してみると、いやはやどんだけホテル回ってるんだ、という感じ;。ラスベガスはホテル自体がエンターテイメントだという話をよく聞きますが、なるほどそうだよなー、と思った次第。ちなみにラスベガスのホテル客室総数は約 15 万室、年間の訪問客数は約 4,000 万人弱、客室稼働率は 85% 程度とのこと。これだけの客室数を抱えるだけのエンターテイメントが存在する、というのがラスベガス、なのでしょうねぇ。
というわけで次回以降のエントリでは、テーマごとに分けていろいろ細かい情報をまとめてみたり~。いや、読むのも大変だと思いますが書くのも大変っす;;。
お兄様、ロイは行く数日前に噛まれちゃって、ショーは観てないですわよ(^_^;) 動物園の音声ガイドの声に泣けたわ。
多分観たと思ってるのは、代わりに観たリック・トーマスの方ね。トラは黄色と白と一頭ずつしか出ないけど、マジックショーとしては面白かったね。ちなみにジークフリード&ロイのショーは、ホワイトタイガーがこれでもかってくらいガンガン出てくるよ。