さてさて、前回のエントリではバフェについてご紹介しましたが、引き続いてはその他いろいろな食事をご紹介~。
■ アイスクリーム
うちの奥さんはなにげにアイスクリーム・イーターの異名を持つ困った人なのですが、ラスベガスでもその能力を如何なく発揮。事前に徹底的にアイスクリーム事情を調べてからラスベガスに乗り込んだり;。ここだけは絶対に行きたい! といって行ってきたのがこちらのお店。
[ICEPAN]
ハラーズの中にあるアイスクリーム屋さん、ICEPAN(アイスパン)。ここ、何がすごいって、その場でアイスクリームをゼロから作ってくれるのですよ^^。
基本的なオーダー方法は、① フレーバーを選ぶ(ストロベリー、バナナ、キウイ、マンゴー、チョコレートなど約 16 種類)、② 牛乳を選ぶ(全乳、低脂肪乳、無脂肪乳、豆乳の 4 種類)、③ トッピングを選ぶ(ストロベリーやバナナ、m&m、モチ、チーズケーキなど約 19 種類)。これらをチョイスすると、5 分ぐらいでその場でアイスクリームを作り上げてくれます。
具体的には、まずフレーバーとなるフルーツと牛乳をミキサーで拡販後、これを “Ice Pan“ と呼ばれる低温金属板(-37 ℃)の上に流し込む。数十秒程度で一気に固まってくるので、これをひたすら鉄板上で練り上げます。
ある程度練れてきたら、次にここにトッピング(のうち混ぜ込むもの)を追加し、これをヘラでもんじゃ焼きのように細かく切り刻み、再度練りこんでいきます。
そして完全に練りこみが終わったら、これをカップまたはアイスコーンに取り、チョコレートソースをかけて出来上がり、です^^。(実際のムービーはオフィシャルサイトにあるので見てみるとよいかも~。)
というわけで、食べてみたのですが。
これが激うま。っつーかめっちゃ美味しいよこれ~^^。
いやはやこれは素晴らしい。プレートの上であっという間に固まって出来上っていくアイスクリームの様子を見るのも楽しいのですが、なにより味が美味しい。おそらく素材がよいせいだろうと思うのですが、注文した二つのアイスクリームはどちらもうまうま(合成添加物はなしとのこと)。お薦めは?と聞いてみて注文したのは、バニラ+バナナ+チーズケーキ+チョコソース、そしてキウイ+ストロベリー+モチ(牛皮)+チョコソースの二種類。前者はちょっと重ためですが、バナナとチーズケーキの相性抜群、そして後者はフレッシュなフルーツの味が非常においしい。
お値段は二人で $15 ぐらいだったのですが、内容を考えると激安。というかこれ、2 つ作るのにだいたい 10~15 分ぐらいかかっているのですよ。これは超肉体労働だなぁという感じで、実際、筋肉ムキムキな屈強な男性が作っていたのですが、そうでもないと無理だろう、という印象。これは日本に持ってきたら絶対にウケるだろうなぁと思いつつ、一方で日本だとこれをバイト君で回すのは絶対に無理だろうなぁとも思ったり。ちょっと調べてみたところ、実は日本にも一時出店してきたことがあったようで、青山と群馬(館林)にあったらしいのですが、その後、経営上の問題なのか次々と閉鎖し、現在ではラスベガス一店舗になってしまっているとのこと。詳細はこのページに書かれてましたが、いやー、これはぜひ今後増えてほしい一軒だと思います。私はそれほどアイス好きではないですが、実に素晴らしいアイスでした。
もっとも難点がないわけでもなくて、唯一の難点はその量;。作っている最中は少なく見えるんですが、実際には 4 玉分ぐらいの分量に;。具やトッピングの量によって変わるのでしょうけれども、全部食べ切ると冬場はさすがに冷えます;。まあそんなときはすぐ横にあるスターバックスで温まるのが吉かも?^^
[Blizz Frozen Yogurt]
続いてご紹介するのは、ブリッツ・フローズン・ヨーグルト。ここは量り売りのお店です。
8 種類ぐらいのフローズンヨーグルトを適当に絞り出してカップに入れ、さらにそこにフルーツなどのトッピングを適当にして、チョコソースとかをかけて出来上がり、というセルフサービスのお店。単純ながらもフローズンヨーグルトがなかなかに美味しく、またフルーツトッピングが充実しているのがうれしいところです。値段的にはこちらもだいたい $7~8 ぐらいですが、結構お腹いっぱいになります。っつーか、周りを見ているとカップ一杯に入れている欧米人がかなりいて、いやはやこの人たちの胃袋はどーなっているのだろうか;;、と驚かされます。
ちなみに自分たちはルクソールの中の Blitzz を 2 回ほど使いましたが、MGM Grand の中にもあったはず。また類似のフローズンヨーグルト店はいろいろあるようなので、飛び込んでみると面白いかもしれません。
[Cafe Gelato]
最後にご紹介するのは、ベラッジオの中にあるお店、カフェ・ジェラート。
ベラッジオの奥の方にあるお店なのですが、もう一軒、ベラッジオの湖の向かって右側の入り口(フォーコーナーのところの入り口)にもあり、自分たちはそこでジェラートを購入。閉店間際にストロベリーとカプチーノを注文したのですが、これがめちゃめちゃ美味しい。特にカプチーノは絶品で、舌触りの良さといい味の良さといい、ちょっとびっくりしました。加えて驚いたのが値段。どちらも $5 弱。ベラッジオというホテル内のお店であることを加味すると激安かなと思います。ちなみにお店は 24:00 までなんですが、23:30 ぐらいには片づけ始めるので要注意。夜の噴水ショーを見てから行ったら一度間に合わなかったことがあります><。
■ その他いろいろ~。
というわけで、このエントリの残りはその他いろいろなお食事をご紹介~。
[KGB (ケリー・グルメ・バーガー)]
せっかくアメリカに来たわけだし、一度は本場のハンバーガーを!ということでやってきたのは、ハラーズの中にあるハンバーガーショップ、KGB(ケリー・グルメ・バーガー)。
セレブシェフとして人気のあるケリーサイモンという人が手掛けたハンバーガー屋さんだそうで、いかにもアメリカっぽい雰囲気の中で美味しいハンバーガーを食べることができます。注文したのは、Orchard Turkey Burger と、Iron Chef Sliders。後者は、ケリー氏がアイアンシェフアメリカに出たときに作ったハンバーガーだとか。
味の方はというと、まあごくごく普通かな? という印象。アイアンシェフ、ということでやや過大な期待をしましたが、中身はごく普通の一口サイズハンバーガー。ハンバーグとチーズとトマトをパンズで挟むという、昔ながらのハンバーガーなので、ケチャップがめちゃめちゃよく合います。一方のターキーバーガーの方はいかにもアメリカンなトンデモサイズな一品でしたが、中身は野菜たっぷりのヘルシーなハンバーガー。昔はアメリカというと肉とパンしかないハンバーガー、というイメージがありましたが、こういうものがアメリカでも流行るようになったのですねぇ。ちなみにショーの前に食べに行ったのでお店にはスムーズに入れたのですが、18 時を過ぎた頃から結構な混在になっていてびっくり。結構な人気店なのかもしれません。
[フードコート]
続いてフードコートをご紹介~。
フードコートは、セルフサービスのファーストフード店がたくさんある飲食コーナー。アウトレットモールのような手軽に食事を済ませたい場所や、ちょっと安めのホテルにあり、軽く食事をしたい場合に便利です……とガイドにはよく書かれているわけですが、アメリカのフードコートは出てくる量がアメリカ基準;。写真にあるのはルクソールホテルの中のフードコートで注文したピザとシーザーサラダなのですが、どちらも量が半端ない;;。多分、ピザは半径 20cm ぐらいはあるだろうな....という感じだし、シーザーサラダに至っては、パンまでついてくるのが意味不明;。なんかこっちの人たちはシーザーサラダ頼んだら他のものは頼まないんだろうか....いや多分そんなことないよなぁ、とかいろいろ考えてしまうサイズですよ、ええ;。
ちなみに今回は注文しませんでしたが、マクドナルドは基本的には日本と同一サイズ(ビックマックなど)なので、迷った場合にはおすすめかもしれません。や、面白くはないですけどね^^。
[カフナビル]
そんなわけで、ラスベガスの食べ歩き編の最後のトリは、ラスベガスの名物フレアバー、カフナビル(Kahunaville)。
トレジャーアイランド(Ti)の中にあるバーで、フレアバーテンダー(曲芸のようにカクテルを作っていく人たち)がいます。なんとチームを組んでいるらしく(チーム・カフナ)、結構な賞も取っているのだとか。本来であれば盛り上がるのでしょうが、自分たちが行ったときにはオフシーズンということもあってかまるでお客さんもおらず、いやそもそもどこに座ればいいの??状態;。まあでも座ってからはバーテンダーさんがかなり愛想よくしてくれて、「フレアバーテンディングを見に来たんだ」と言ったら、「ビデオとカメラの準備いい?」とまで聞いてくれたりとか。よほど撮影慣れしてるんでしょうね^^。なかなかに楽しかったです。ちなみにメニューに値段書いてなくて、いったいいくらぐらいなんだろうと思ってましたが、2 人で注文して $9.45 って……;;。いやそれはいくらなんでも安すぎるだろう、状態;。もしかしたら値段ころころ変わるんですかね?^^
オンシーズンだとかなり盛り上がるそうなので、ちょっとそこは残念? あと、今はフラミンゴホテルに Margaritaville という新しいフレアバーができていて、世界的にも有名なフレアバーテンダーが働いているのだとか。うーん、この辺は事前予習不足でしたね^^。でも十分楽しかったです。
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