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国立科学博物館

東京国立美術館に行った折、ついでに横にあるこちらにもふらっと立ち寄ってきました。

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国立科学博物館。おそらく小学生の頃などに来ているはずなのですが、ぶっちゃけ全く記憶になく;、おかげでまったく新鮮な気分でふらふらと見ることができました。……といっても閉館間際に入ったこともあり、入った直後に一度見てみたかったこちらに直行~。

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シアター36○。2005 年「愛・地球博」で人気を博した「地球の部屋」をそのまま移設したものなのだとか。直径 12.8m のドームの内側すべてがスクリーンになっており、中空に掛けられたブリッジに立って映像を楽しむというアトラクション。ムービーそのものは 5 分程度のものが 2 本立て構成になっているのですが、これが恐ろしくよくできている。自分たちが見たのは以下の 2 本。

  • 「恐竜の世界 –化石から読み解く–」
  • 「海の食物連鎖 –太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ–」

何がよくできているって、ムービーが完全な 3D 映像になっており、あたかも自由に空を飛んだり海に潜ったりする感覚が味わえるのですよ。しかもムービーそのものも非常によくできており、サイエンス好きな自分としてはなかなかに楽しかったです。いやはや、これは一見の価値があります。

ついでに周辺のフロアーをぶらぶらと回ってみたりしましたが、他にも物理やコンピュータなどさまざまな展示があって相当に面白かったです。……が、その一方で思ってしまったのは、いったい日本の教育ってなんなんだろう;、ということ。や、実は私は大学時代に物理の塾講師をやっていたのですが、例えばここに展示されているような、きちんとした霧箱を一度も見たことがなかったのですよ;。理論をきちんと理解した上でこうしたものを見ると、なるほどとめちゃめちゃ納得するし非常に知的好奇心を触発されるのですが、振り返ってみて、果たして小学生の頃にこんなものを見て何が楽しいのか本当にわかるのか? という点。情報の与え方には順序ややり方があるわけで、振り返って考えてみると、結構、大人のエゴじゃないか? と思えるような情報の与え方が割と多かったような気もします。……で、だいたいそういう教科って嫌いになって苦手になるんだよなー、みたいな;。教育って、本人の興味や知的好奇心などを喚起し、いかに自主性を促すのかが重要だと思うのですが、そのことを改めて感じさせてくれました。

まあ小難しい話は抜きにしても、普通に面白い博物館です。入場料も国立というだけあって \600 とかなりリーズナブル。真面目に見たら一日は軽くかかりそうで、今回は時間がなかったこともあり、奥さんとはまた何かの機会に来てじっくり見たいねー、という話をしていたり。興味がある方はぜひぜひ^^。


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