先日の話ですが、実家の両親たちとこちらを鑑賞~。
シルク・エロワーズ iD (アイディー)。シルク・ドゥ・ソレイユ出身のアーティストたちが創設した団体が行っているツアーショーで、シルクの唯一の公認団体なのだとか。今回は原宿のビックトップ(テントステージ)ではなく、東京ドームシティホール(旧 JCB ホール)を利用してのショーだったのですが、いや~、これが予想以上によくできていました。
感心したのは、少ないアーティストでのショーの見せ方。本家シルクでは、それぞれのアーティストが得意演目を持っており、一点ものに近いパフォーマンスを繰り広げるのに対して、こちらのエロワーズの方では、各アーティストが複数の演目を演じるというのがすごいところ。約 15 種目をたったの 15 人で回しているというのがとにかくびっくりで、ひっきりなしにすべてのアーティストがステージにかわるがわる現れてくる。人数を考えるとステージが寂しくなりそうなものですが、CG を駆使した映像効果を随所に入れることでこれをカバー。実に見事なステージになっていました。
“O” に代表されるような幻想的なステージとは全く違う、大都会を意識した躍動感あふれるステージでしたが、いやはや面白かったです。ラスベガスでいろんなステージを見てきたので、小規模ステージはどうかな?と思って見に行きましたが、なるほど小さいステージには小さいステージならではの見せ方や魅力というのがあるものなんですね。楽しかったです。
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