以前から挑戦してみたかったこちらにトライしてきてみました^^。
ええっと、いわゆる工場萌え。このサイトに来ていらっしゃるような業の深い方であれば当然ご存じでしょうが(ぉ、いわゆるコンビナートや工場の夜間照明や煙突、配管などの美しさを楽しむというもの。今回は初回ということもあり、まずは身近なところで攻めてみよう、ということで千葉みなと駅からほど近い、丸紅エネックスと JFE スチールの 2 社のコンビナートを攻めてみました。
……が、行ってみてわかったこと。
普通に簡単に写真を撮影できるもんじゃないです><。
っつーか恐ろしく大変じゃないですかこれ;;。
まず第一に大変なのは、撮影ポイントの確保。ネットの写真やら本の写真やらを見ると、ものすごくかっこいいコンビナートの雄姿が眼前に広がるようなイメージがあるのですが、そもそもそんなかっこいいものを見られる場所を確保するのが大変;。船でのツアーが企画されているような場所ならともかく、そうでない場合には対岸のポイントから撮影することになるのですが、そもそも対岸の場所に入れるとは限らない。例えば上記の JFE スチールの場合には、対岸はどこぞの会社の倉庫になっているので撮影ポイントに侵入できないのですよ;。
幸い千葉みなとの場合には、近くに千葉ポートタワーという観光スポットがあり、こちらに登るとコンビナートを見下ろす形で撮影することができます。閉館間際の 21:00 前には何組かの一般人なカップルがいましたが、完全にスルーして三脚と一眼を持ち込んで撮影してた怪しいカップルは自分たちです、はい;。……といってもまあ、そもそもお客さんが皆無といってもいいような場所だったので、あんまり問題はないです^^。
そして次の問題は、かなりの望遠レンズがないとまともに撮影できないという点。例えば下の写真はその展望台から見た風景なのですが…
一番最初に掲載した写真は、この写真の左側の隅にあるちっちゃなところを拡大撮影したもの;。ざっくり 2~3km 離れたコンビナートを狙う必要があるので、APS-C の一眼だとだいたい 200~300mm 程度の望遠レンズがないとそもそもまともに撮影できません;。っつーか肉眼で愛でるとか絶対に無理です;;。
いやでもそれって建物の上に登ってみているからでしょ? と言われそうですが、いやいや、海岸に降りたら降りたで別の問題があります。
こちらはどちらも海岸に降りて撮影してみた写真なのですが、今度は奥行がわかりにくい、割と平凡な写真になってしまうのですよ;。上からの撮影の方が奥行がわかりやすいだけに、うーん、これはちょっと意外な盲点;。
私は車はおろか免許も持ってない;ので普通に歩いて行ったのですが、今回はっきりとわかったことは、車がない人間に工場萌えの攻略は不可能、ということ。そもそもコンビナートのようなところはただでさえ巨大なために歩くとえらい目に合う上に、人気の少ないところも多くて危険性も高い;。少なくとも撮影機材を抱えてうろつくような場所じゃないというのが実態で、すいません工場萌えをナメてました;、というのが本音なところ。いやはや、世の中にある写真はかなり気合を入れて撮影してるんですね、ということがよくわかりました。でもまあ、たまにはこんな被写体も楽しいものですねー^^。
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