さて善光寺のお参りを済ませたあとは、長野駅から電車の旅へ。
ローカル線に揺られて向かった先は、栗の里として有名な小布施の次の駅、都住(つすみ)。……いや実は、前日の夜に食べたお蕎麦があまりにもお昼と落差があったので(当たり前;)、リベンジとして全国そばランキング 3 位のお店であるせきざわを目指した次第だったりします。……いやお前らそんな蕎麦好きだったのかと小一時間問われそうな気はしますが;、まあこれもネタということで^^。
……がしかし、都住駅に着いてみていろいろと驚愕することに;。
単線なのはまだしも、電車から運転手さんが降りてきてキップを回収していたのにはさすがにびっくり;。す、すみません、そうだとわかっていたらもっと先頭車両寄りのところに乗ってたんですが;、状態;;。そして降りてみたら緑豊かな景色にこれまたびっくり。……いやまあ当然と言えば当然なんですが;、こういうところは散歩しているだけでも気持ちがよいものですね。
そして駅から歩くこと 10 分程度で、目的地のせきざわに到着です。
このお店、残念ながら店内の写真撮影禁止。とはいえ食べログには写真が大量にアップされているのでそちらを参照してもらえたらよいと思うのですが、いやはやここも前日のふじおか同様に素晴らしいお蕎麦屋さん。嫁は蕎麦三昧(3 色蕎麦)、私は茜三昧(こちらは鴨南そばがつく 3 色蕎麦)、加えてそばがきをいただきましたが、見事な蕎麦の風味に加え、変わり蕎麦などのアレンジも楽しめて非常に美味しかったです。そばがきは前日のふじおかとは違ってやや粒子感が残り、ふじおかほどの粘り気はないのですが、それでも十二分に美味しく、味噌と一緒に頂くのが素晴らしかったです。
ふじおかと比較すると、こちらのお店は洗練されたお蕎麦屋さんというイメージで、変わり蕎麦を初めとして、様々なお蕎麦を味わえる楽しみがありました。ただ、その一方で、せいろそば一点に絞って評価をするのなら、これはふじおかの方が強い。極めてハイレベルな頂上決戦なのですが、これはもはや個々人の好みの差かなという印象。
ちょっと残念だったのは、せきざわさんの方がちょっと神経質だった印象があること。店内写真撮影禁止もそうなのですが、順番待ち札の受け取りの際にややイライラした感じで応対されるなど、やや残念なところもありました。正直なところ無理もなく、ご家族 3 名でお店を回しているのですが、にもかかわせず席数は 31 もある。さらに三色蕎麦のような手間のかかるものまで提供しているので、正直かなり苦労されている、という印象。入店に関しても入れ替え制に近い形で、空席を少し貯めておいてから一気に流し込む方式を取っていました(というかそういう方法にしないとそばの提供タイミングがバラけるのでとても回せないのでしょう)。これだけの人気店、なるべく多くのお客様に楽しんでもらえるようにとの配慮なのでしょうし、いろいろなお客さんも来てとにかく大変なのでしょうが、ちょっぴり残念なところでもありました。
とはいえ、これだけ美味しいお蕎麦を食べると満足感は高いですね~。最後にむらくもというそば粉を使ったデザート(栗蒸し羊羹)もいただきましたが、こちらも美味。美味しいお蕎麦をありがとうございました^^。
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