先日、宇都宮出張があったのですが、宇都宮出張のときに必ず訪れているのが川蝉といううなぎ家さん。がしかし、金曜日ということもあって電話をかけてみたら満席といわれてあっさり敗退;。であればこちらに行ってみよう、ということで襲撃してみたのが、うなぎの橘家さん。
場所としては、JR 宇都宮駅の近くの川沿いにあるお店で、帰りはすぐに新幹線に飛び乗れるという意味でも極めて素晴らしいロケーション。帰りがけのタクシーから電話してみると、時間を合わせてうなぎを焼いておいてくれるという話で、この辺も心憎いありがたさ^^。
ただ、問題はなんといってもお味の方。さてさてどんな感じかな?といただいたわけですが。
うううう、うまいwww。
っつーかめちゃめちゃうまいんですけどっ?!
いやこれには正直びっくりしたのですが、とにかく素晴らしいのがその焼き具合。うなぎそのものもふっくらしていておいしいのですが、適度な焦げ具合が本当にすばらしくて、思わずがっつくようにして頂いてしまったり。いやはや、うなぎ単体で取ったら川蝉よりもこちらの方が私は好きだなぁ、という感じ。うなぎも特大サイズだし、いやー、ホントにおいしかったです。
食べログでは川蝉の方がポイントが高いのですが、おそらくこれは川蝉の方がサイドメニュー類などが充実しているから、なのでしょうね。橘家さんは老舗ではあるものの、メニューはものすごくシンプルで、鰻丼、鰻定食、鰻の蒲焼の三種類のみ。それぞれ上と並があって、ごはん大盛りで +200 円。サイドメニューはアルコール類だけで、その他は一切なし。しかもお店自体、民家の一角で営業しているような感じなのですよね。
しかしその分、アットホームさというか気取らなさが非常にいいお店で、女将もものすごく感じのいい人。川蝉の女将も非常に心遣いが温かい方ですが、こちらの橘家さんもすごく優しそうなおばあちゃんで、なんというか心温まる時間を過ごさせてもらったような感じ。いやはや、料理の味もさることながら、やはり女将が暖かいお店というのは行きたくなるものなのですよねぇ。
たまたま川蝉が満席だったためにこちらに行くことになったのですが、正直素晴らしいお店を見つけてしまったという印象。川蝉と橘家、総合的に見た場合には甲乙つけがたい感じなので、適宜うまく使い分けてまた再び襲撃したいものです。
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