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ひろの江 食事会ふたたび。

というわけで昨日は実家&親戚で揃ってこちらを襲撃~。

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4 月にも襲撃した、市川 ひろの江。先月の親族突発食事会のときに、私とリアルマイシスターの旦那さんが 6 月が誕生日なので、どうせだったら 6 月にみんなで行かないか? という話になり、誕生日会という理由にかこつけてみんなで再び襲撃した次第。ここの華コースは毎月メニューが全く変更されるということもあって、さてどんなものかと襲撃してみたり。今回はなにげに他のお客さんが来ておらず、実質的には我々親族 9 人でお店ハイジャック、という素敵状態になってましたが;、お店の方々にも顔を覚えてもらっているらしく、親切にしていただけるのは嬉しいところですね。

さてお料理の方はというと、こんな感じ~。

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まずは前菜とお椀替わり。前菜は季節感あふれる盛り付けで、湯葉寄せや烏賊の沖漬、茗荷寿司など。お椀替わりは夏の風物詩と言われるじゅんさいの蒸し物。梅肉がよいアクセントになっていました。

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続いてお造りと肉料理。お造りはほっき貝、いさき、マグロ、すずき、平目の 5 点盛りでしたが、肉料理の方がなかなか。牛タンの煮物なのですが、ヤングコーンや長葱との相性が見事。牛タン自体も非常にやわらかくてなかなかよかったです。

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そして今回のメイン(?)の焼き物八寸。魚の照り焼きやウナギの巻物、鮎と海老のしんじょうなど、かなり手の込んだ品々 6 点盛り。一方、煮物は茄子でしたが、これがなかなかに絶品。味の染み具合が見事でした。

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そして締めは麦とろごはんと白玉あんみつ。というわけで、全 8 品のコース料理でした。

前回来たときにも思いましたが、奇をてらったものはないものの、非常に手が込んでいる、という印象。さすがにどれもおいしいのですが、一方でちょっともったいないなぁと思ったのは、コースとしての起伏に欠ける、という点。それぞれの料理が「ちょっとずつたくさんの種類」になっているのは嬉しいのですが、逆にどれもが小ぶりになってしまっていて、「おおっ」というサプライズに欠けているのがもったいない、のですよね。例えば先月行ったやまとというお店の場合、大きなお盆に載せてサーブすることでサプライズ感を演出するといった工夫があったのですが、それがないために、起伏がないまま「あれっ? ってもう終わりだっけ?」となってしまった感がありました。実際、今月はちょっと量が少なかったかな? という印象があったのですが、むしろ量は 4 月のときより多め。おそらく量を足りなく感じたのは、「食べ切った」感、いわゆる充実感を味わう瞬間がなかったからじゃないかな、という気がします。

あと、やっぱりちょっと残念なのは、お店の方と話すタイミングやシチュエーションが少ないことかも。これはお客さんにもよるのでしょうが、私なんかは女将さんや大将にいろいろ教えてもらったりするのが好きなタイプなので、できれば料理がサーブされるタイミングで、お料理の説明なんかもしてほしい、と思ったりするのですよね。おそらく大将ならではのこだわりや、ぜひ味わってほしい「こだわりポイント」があると思うのですが、そういうのを教えてもらいながら味わうのもまた楽しみの一部。サーブの速度が少し早めなのですが、もうちょっと流れを持ってゆっくり説明しながらサーブしてもらえたらもっと味わえたかも、という気もします。まあ、ただでさえひたすら騒ぎまくってるお客なので声がかけにくいのかも、とは思うのですが……というかそれが原因かも;;。

お料理の味が良いだけに、他のところで損してるよなぁ、という印象が強いお店。こじんまりしていて、厨房とフロアが近い、という大きなメリットを持つお店なのですから、逆にアットホームさをもっと強調してもいいんじゃないかなという気がしました。帰りがけに大将と少し話したのですが、次回はまたもう少しいろいろとお話ししてみたいものです。はい^^。


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