ようやくこちらのお店に訪問することができました。
日本橋にあるフレンチレストラン、ラ・ペ。このお店、以前からお気に入りで何かの折に使っていたオーグードゥジュール メルヴェイユの松本シェフと田中支配人のお二人が独立して新しく作った一軒。メルヴェイユからそう遠くない場所に新しいお店は構えており、昨年末から新たなスタートを切っていたのですが、せっかくなのでということで、私の実家と嫁の実家の両親を誘って 6 人で行ってきました。
新しい店舗ということで、カトラリー類がすべて新調されているのが嬉しいところ。見ているだけでも楽しくなってきます。アミューズなどメルヴェイユ時代から引き継いでいるものもありますが、随所に工夫が見られて非常に楽しかったです。
こちらはわらび餅……かと思いきや、中身は白レバー。見た目とはぜんぜん違います^^。
こちらは濃厚なエビのビスク。カントリー風な器がシャレていてなかなかに楽しいです。
ひときわ目を引いたのが、ガラスの器を使った一品。カブのムースなのですが、様々な食材が組み合わさって一体感のある味に仕上がっているのはさすがという印象。透明なお椀と黒いお椀で供されたのですが、どちらのお椀にも映える一品でした。
こちらはフォアグラのゴーフレット。これまたお客さんを楽しませようとする趣向に富んだ一品。
お魚……は何だったか忘れてしまった;。お肉はバラバラでオーダーでしたが、メルヴェイユ時代からの十八番とも言える豚料理はあいかわらず健在。私はジビエにしましたが、こちらも普通に美味しかったです。
デザートはこちらもメルヴェイユ時代から共通の韃靼そばのブラマンジェ、そしてイチゴのグラニテなどのデザート。
デザートに関しては割とオーソドックスで、メルヴェイユ時代ほどの冴えはなかったかもしれませんが、コース全体としては満足感が非常に高かったです。お店としての難点は、以前のメルヴェイユに比べて座席配置に無理があり、隣のテーブルの話声が割と通ってしまう点。まあ、お料理に集中してると気にならなかったりはするのですが;、座る席によってはちょっと気になるかもしれませんね。
いやはや、それにしても素晴らしいお店でした。ランチフルコースでいただきましたが、アルコール込みで \9,000/人 ぐらいなのは、内容を考えればかなりよい C/P なのではないかと。なかなか行けるお店ではありませんが、また機会を見つけて足を運んでみたいものです。
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