その昔、ある賢人が言いました。
嫁が画面から出てこないなら、自分が画面の中に入ればいいじゃない。
というわけで、ついに我が家にもこいつが来ました!
今話題の VR ヘッドセット、Oculus Rift CV1。予約初日にがっつり申し込んだにもかかわらず、部品調達の問題から出荷が一か月も遅らされるという悲劇に見舞われましたが、先日ようやく到着。待ちくたびれたとしか言いようがないのですが、めちゃめちゃ楽しみにしていたのでとにもかくにも嬉しい! ですよ、ええ^^。とりあえず開封の儀~^^。
デバイス本体も \85k というトンデモ価格なら、PC 側に求められるスペックも最低 GeForce GTX970 というトチ狂った要求になっているのですが、結論から言えばそれだけの価値はある製品だと感じました。VR ヘッドセットは正直、体験してみないとその凄さが全く分からないという類のもので、実際にいくつかゲームをプレイしてみると、いやこれはホントに未来が来たなとしか言いようがないです。
まずとりあえずオススメしたいのはこちら!
開発ツールの Unity の擬人化キャラのライブステージの Oculus Rift CV1 対応版。私はこれを開発段階の Oculus デバイスで見せてもらってびっくりしたのですが、やはりわかりやすく VR の凄さを体感させてくれるアプリです。思わずいろいろ覗き込んでしまうは秘密だw。
# ちょっと残念なのは、開発キット段階の頃にいろいろあった初音ミクのフリーウェア類が全部なくなってしまっていること。ちょっと見てみたかったんですが、CV1 用にリビルドしてくれないかなぁと思う今日この頃^^。
もちろん、まだまだいろいろと難点があるのも確かです。
- 視野角
Oculus Rift CV1 はそれなりに視野角は広いといわれているのですが、それでもゴーグルを通してみるような感じはあります。もうちょっと広がるとかなり良いのですが、これは今後に期待ですね。 - メガネ
メガネを着用しながら Oculus を使うことはできなくはないのですが、デバイスの作りが悪いのか、締め付けが強くて結構鼻とかが痛くなります。ネットでは小さ目のメガネがオススメとあったのですが、いろいろ試してみたところ、むしろ逆に大きめのメガネの方がよいという印象。締め付けによる痛さという意味では大差がない一方で、視野角では大きめのメガネの方が有利になります。ただ、どちらにしてもコンタクトレンズにはかなわないですけれども;。 - 木漏れ日(God Ray)問題
レンズの光の反射の関係で、明るめの画面だと木漏れ日のような光が結構出てしまい、これがなかなかにうっとおしいです。はじめはメガネのせいかと思ったのですが、コンタクトにしても変わりがなかったので、デバイス上の問題なのかも。 - 酔い問題
これは VR である以上原理的に仕方がないのですが、どのソフトも慣れないとかなり酔います。固定視点のゲームの方が酔いは少ないといわれているものの、それでも多少は酔いますし、作りが悪いソフトだと四方八方を見回しただけで軽く酔うワナ;。特に 360°の実写系コンテンツにはこの問題があり(物理的に固定された定点カメラからの全天撮影のため、人が首を回して見上げたりした場合とはどうしてもずれてしまう=これが酔いにつながる)、これに関してはもう少し技術的解決が必要になりそうです。
また、HTC Vive とは異なり、タッチデバイスや歩き回りに対応していない点も惜しいところ。Oculus の方が先行していると思ってこちらを買ったものの、現時点では HTC Vive の方が一歩先を行っていますね。しかし値段が高いので 2 つとかとても買えない;;(苦笑)。
ゲームもちまちまプレイしているのですが、昔と似たようなゲームであっても全く感じ方が変わるだけに、これからが本当に楽しみなデバイス。PSVR も出てきますし、今年はホントに VR 元年になりそうですね。ぼちぼちゲームのインプレも書いていきますよー?^^
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