でもって、散々悩んで物色した挙句に、手を出したレンズはこちらでした;。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS、通称 SEL1670Z。正直カールツァイスなんていうメーカーは全く知りませんでしたが(ぉぃ;、その筋では有名なレンズなのだそうで;。実は他にも SEL18105、SEL18200 などの選択肢もあったのですが、望遠端が 105 や 200 というのは結局中途半端になりやすく(D7100 での経験上、300mm (換算 450mm) 程度は欲しくなる)、またそもそもレンズが 500g 近くあることから α6000 の小型軽量のメリットが失われるという問題があり、ギリギリ許容可能な SEL1670Z をチョイスすることに。画質的にはやはり単焦点に分がありますが、便利ズームレンズ系だとこの SEL1670Z が一番画質がよい、という話もあり(といっても値段の割にはよくないという評価もある)、中途半端なレンズは避けて、こちらを購入することにしました。
でもって、早速テストしてみたのですが。
そうそう、これ、これですよ、私が欲しかった画質は!^^
いやー、これは正直ビビりました。なんという解像力の高さ、そして色乗りの良さ。D5100/D7100 を使っているときにはわからなかったのですが(というか Nikon のレンズは安いレンズでもそれなりによい)、レンズを変えるとこうまで画質が違うのか、というぐらい明らかに絵が変わります。料理なんか撮影してみると、シズル感がとても素晴らしいのですよ^^。(縮小しちゃうとわかりにくいですが^^)
AF 性能もなかなか良くて、AF-C はよく被写体に食い尽きます。列車なんかはかなり余裕。
ただまあ、いろいろ使ってみてわかったことも。それは、そもそもミラーレスサイズのシステムでセンサー素子サイズを APS-C にすることには原理的に無理がある、という点。例えばこのレンズの場合は F4 通しなのですが、ミラーレスサイズに期待するような、小型で f 値の小さいレンズが存在しないのですよ;。まあこれは当たり前の話で、受光面が広ければそれだけたくさんの光を集める必要がある=レンズもそれに応じて大きくなるわけで、ボディだけ小さくしてもレンズが小さくならなければトータルサイズは小さくならないのですよ;。なるほどなぜ父親が Olympus の Stylus 1 (センサー 1/1.7 だが 28~300mm の通し f2.8)や OM-D E-M5 (センサー 4/3)などを使っているのかもわかる気がします。
とはいえ、α6000 + SEL1670Z の組み合わせは、現時点において最強クラスの選択肢のひとつであることには間違いないはず。実際、一か月ほど使ってみていますが、望遠が必要になるケースを除けばたいていのシチュエーションには最強の画質で対応できるので、いやなかなかこれはいいなぁと思ったり。
……そして先日、D7100 + 18-300mm を持ってみて、あまりの重さに愕然とするワナ;;。人間の慣れって怖いっすね;;;。
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