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キッズケータイ

先日ですが、嫁の実家に帰った折に、お婆ちゃん(というかもう曾祖母ですね^^)用にこちらを購入。

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いわゆるキッズケータイ。なんでこんなものを? という感じだと思うのですが、実は背景はこんな感じ。

  • 曾祖母用に携帯電話がほしい。
  • スマホなんていらない。メールも要らない。通話だけで十分、なるべく簡単で、なるべく安いのがよい。
  • 親族が DoCoMo で固めている(グループ通話)ので、DoCoMo 縛り。

この条件を満たすもの……となるとドコモのガラケーということになるのですが、普通にガラケー買うとそれなりに高いのですよね。で、思い付いたのが、義父母が使っていた(& 捨てずに残っている)昔の DoCoMo のガラケーに SIM を挿す方法なのですが、古いガラケーの持ち込みで新しく SIM だけを購入する場合(=端末購入を伴わない場合)、基本使用料が高いベーシックプランしか選択できないワナ。これだと一番安いプランでもだいたい月 1,800 円かかるので、さてどーしたものかと思ったり。で、いろいろ調べたところ、裏技が 2 パターンあることが判明。

  • FOMA 接続が可能な、技適マーク付きの、DoCoMo 以外の端末(=SIM ロック解除された他社のガラケー)を持ち込む。
  • キッズケータイを新規購入する。

前者は条件を満たす端末が今となっては入手困難なのですが、後者はかなりの裏技。

  • DoCoMo ショップでも、新規契約なら端末 0 円契約が可能で、FOMA バリュープランの適用が可能。
  • FOMA バリュープランの適用条件としていわゆるパケホ契約を付けなければならないのですが、そもそもこの端末はパケット通信ができない(SMS 送受信は可能)ので、つけたところで課金なし。
  • さらにこの端末が気に入らない場合、SIM を引っこ抜いて使いまわすというワザもあり。
  • ちなみに購入に関しては、年齢制限は一切なし

なんだそりゃ;;、と言いたくなったのですが、これのおかげで月 1,000 円以下で維持可能なガラケーをゲット。サイズも非常に小型で、昔のソニエリの端末を彷彿とさせます。ちなみに端末自体の性能というか制限としては、

  • 電話の受信は自由だが、発信については事前に電話帳登録された 10 個の宛先にしかかけられない。(登録変更は自由)
  • 登録のうち最初の 4 件は、ワンタッチで発信可能。
  • SMS メールは送受信可能だが、実質的には使いものならないと考えた方がベター。

といった感じ……だったのですが、この機能制限がむしろお婆ちゃん的にはベターだったようで、使い方があまりにも簡単だったためにその日のうちには使えるようになったとか。デジタルネイティブでない世代だと携帯電話はかなり苦戦するのですが、むしろこういう端末の方がおじいちゃんおばあちゃん世代にはよいのかもしれません。


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コメント(2)

MVNOのデータ専用プラン+IP電話がいい具合なのですが
端末の方の選択が問題になりますね。
となるとこういう具合になるのでしょう。

端末をもう少し自由に選べるようになるといいんですけどね。

Moto G4 Plusがデュアルスタンバイで話題になっているようですね。
http://gigazine.net/news/20160722-moto-g4-plus/

DoCoMo の FOMA 3G SIM を使う前提だとかなりスマホが限定されていたのですが(4G LTE 対応のスマホは局側で弾かれる)、この手のデュアルスタンバイ機で通話専用大手キャリア SIM + データ通信専用 MVNO SIM の組み合わせができるようになると、毎月の運用費をかなり抑えられそうですね。
総務省のおかげで端末代金の部分にはかなり踏み込めていると思うのですが、もう一歩、この手のランニング費用のところにも切り込めると大きいんだろうなぁと思っていたりします。

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