というわけで、つわりなしのスピード出産でこのまま行ったらノートラブルか、と思っていたわけですが、なかなかそうは問屋が卸さず;。
まずは退院後、数日したところで嫁が 39 度の発熱トラブル;。産後の発熱自体はよくあることらしく、乳腺炎や感染症などいくつかのパターンが考えられるそうなのですが、問題なのは時期的にインフルエンザが流行っているために、インフルエンザでないことを確認しないと産科で見てくれないという点。このため、いったん近場の病院でインフル検査をし、その後に順天堂に産科へ向かうことに。高熱ゆえに相当つらかった様子ですが、こればっかりは病院側もリスク考えるとやむないところ。抗生物質を飲んで事なきを得ましたが、普段ほとんど熱を出さないだけになかなかつらかった様子;。
もう一つのトラブルとしては、お風呂上りに急激に胸が張ることに。母乳が出始めると急激に胸が張るらしいのですが、乳腺が開通していないとこれが恐ろしく痛いらしいです;。すでに夜でしたが、慌てて搾乳機を買いに走ったり母親に話を聞いたりと、こちらもなかなか大変;。あまり母乳が出なかったことや、一ヶ月を超えたあたりからは初乳(初期の母乳は栄養価が高く、子供の免疫力を高める効果がある)も出なくなっていったことから、現在はほぼ粉ミルクのみで育てています。
……がしかし、このこなみるく、もとい粉ミルクがなかなかに興味深かったりします。
うちでは産院で使っていた粉ミルクと同じ、森永の「はぐくみ」を利用中……なのですが、まあこれが恐ろしい勢いで消費されていくのですよ;;。400g の詰め替えパック 2 個で \2,000 弱ぐらいなのですが、1 週間ともたずになくなります;。値段はともかく発注を忘れそうになるのが危なくて、紙おむつと同様、ストックが減ってきたら速攻でスマホからヨドバシ or amazon に注文;。粉ミルクひとつで配達してもらうのはどうよ?というツッコミもありますが;、配送はとてつもなく助かります。m(_ _)m
そして欠かせないのが、煮沸消毒済の水、そしてミルトン。
赤ちゃんが飲むミルクはきちんと消毒することが大切なのですが、一方でまじめにやってるととにかく大変なので、いかにラクをするのかが非常に重要。この辺はリアル枚シスターなどの先達がすでに編み上げたノウハウをしっかり再利用させてもらっているのですが、
- 哺乳瓶
煮沸消毒したり電子レンジで蒸したりといくつかの方法があるらしいですが、我が家はミルトンを利用。洗剤で普通に洗ったあと、ミルトン(次亜塩素酸ナトリウム)の溶液に 1 時間以上浸けておけば殺菌できるというもの。哺乳瓶の洗い物などをつど処理できるので結構便利です。 - お水
湯冷ましのお湯を作ったりするのはとてつもなく大変なので、加熱殺菌済みの赤ちゃん用の水を利用。うちは和光堂の「ベビーのじかん 赤ちゃんの純水」を利用しています。安曇野が水源なのも安心なところ。 - お湯
厳密なことを言うと、煮沸した直後のお湯ではなく、少し冷ました 70 度ぐらいのお湯で粉ミルクを溶かすのが正しいそう。低すぎると粉ミルクで繁殖した雑菌を殺菌できず、かといって高すぎると今度はビタミン C などが壊れてしまうでよくないのだとか。このためミルク用の調温器なども売られているのですが、うちは面倒なのであきらめて煮沸したお湯を気持ち冷ましてそのまま利用;。飲ませるときは人肌の温度まで冷ます必要があるのですが、少量のお湯で粉ミルクを溶かしたあと、上記のお水でそのまま割ってしまえば、簡単に人肌の温度に調整できます。
といったところ。夜寝る前に粉ミルクを事前に計量しておけば、あっという間にミルクを用意できるので、夜中にミルクを作るのもそれほど苦にはなりません。人によっていろいろ流派があるようですが、まあ慣れというのが一番大きいのかもしれませんね。
むー、意外と面倒なのですねぇ。
調合済みのミルクが入った使い切りの哺乳パック(ニプル付)、とかが将来的に出来れば、
消毒も不要で温めるだけでOK、とか楽になるのかも???