つ、つい出来心でこんなレンズを……^^
SONY の短焦点レンズ、Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z。もともとα6000 にはすでに SEL1670Z をつけているのですが、このレンズの難点は通し F4 レンズであるという点。室内撮影だとやや暗いこと、加えて被写界深度の浅い写真がどうしても撮影できないことの 2 点から明るい単焦点レンズを探していたのですが、困ったことに E マウント系はとにかくまともなレンズが少ない。歴史が浅いので仕方ないといえば仕方ないのですが、さんざん迷って探した挙句にたどり着いたのは結局このレンズ。
これ、E マウント系の最強 APS-C レンズと言われているレンズで、ネットを見ていても絶賛の嵐。唯一の難点は価格だけ、という話なのですが、過去の Nikon のレンズで中途半端なレンズに手を出すと結局無駄な投資になる、ということを身に染みて感じているので、えいやっとこちらのレンズを調達してみました。でもって撮影の感想なのですが。
いやさすがは E マウント系最強レンズと言われるだけのことはある。
素晴らしい映りですねぇ、確かに。
適当に撮影して、中央付近を右図に切り出してみましたが、解像力の高さはさすがのもの。いろいろ撮影してみましたが、色の乗りもよく、確かにこれはいいレンズです。……とはいえ、手放しでほめられるかというと難しいところもありますね。
- 良い点
- F1.8 はさすがに明るいです。室内撮影でもかなり余裕があります。
- 24mm という画角はかなり扱いやすい。Nikon では 35~40mm ぐらいの単焦点を使っていましたが、これに比べて圧倒的に撮影しやすいです。
- このレンズ、最短撮影距離が短い(レンズ先からだと 3~5cm 程度)ので、マクロっぽく使うことも可能です。料理写真などの撮影にはかなり便利。
- それほど良くない点・悪い点
- (買う前からわかってはいましたが)意外とレンズが大きいです。
- SEL1670Z に比べて極端に画質が良いかというと、そこまでよくもない。(というより SEL1670Z でも十分に画質はよい)
- 光学手振れ補正がないのがかなり不便。通常撮影時は困らないのですが、ムービー撮影時が問題。なまじα6000 などだとムービーもカメラで普通に賄えてしまうだけに、これは非常に不便です。
ネットで探してみたところ、同様の悩みを抱えている人はほとんどいなくて参考になる情報がなかったのですが、SEL1670Z を持っている人が SEL24F18Z に手を出すのは確かに悩ましいところかもしれません。良し悪しあるのは仕方ないところなので、適当に使い分ければよいのでしょうね。
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