しばらく前ですが、車で足を延ばして、こちらを攻略してきました。
ミュージアムパーク 茨城県自然博物館。息子が恐竜好きで、科博にはしょっちゅう行っているのですが、関東圏で大きな恐竜関連の展示があるのは科博と神奈川県立生命の星・地球博物館、そしてここ、ミュージアムパーク茨城県自然博物館。神奈川の地球博物館はちょうど工事にひっかかってまだ訪問できていないのですが、一方のこちらもダイオウイカ標本のホルマリン流出事故のおかげで訪問できていませんでした。今回、タイミングをうまく見つけてようやく行くことができた……のですが、いやはやここは文句なしに素晴らしい博物館でした。
ここの展示の素晴らしいところは、子供にとっての分かりやすさや興味喚起を徹底的に追及していると感じられるところ。科博は大人が行っても楽しめる、超本格志向の博物館ですが、それゆえにかなりの前提知識なり知見がないと、子供に説明してあげることも難しいし、興味を喚起することも難しい。けれどもこの博物館は、ひとつひとつの展示が何を見せようとしているのかが非常にわかりやすく、それゆえに子供に説明しやすいし、興味も持たせやすいんですよね。例えば魚の水槽を一つとっても、展示されている魚に関して見分け方がわかりやすく写真で説明されていたり、どこがおもしろいのかが説明されていたりするので、親にもわかりやすいし、子供にも非常に説明しやすい。
展示も全方位的で、宇宙、動植物、恐竜、自然など幅広く取りそろえられており、子供の興味が尽きることなく楽しめるのも素晴らしいところ。屋内展示を見るだけでも手一杯で、外の公園までは全く回れませんでした。いやー、これは本当にびっくりです。建物自体も複雑な構造になっていて、いろんなところを回るだけでも子供たちにとっては楽しくて仕方がない様子でした。
食堂もかなり良心的で、恐竜発掘カレー(恐竜の形のにんじんが入っていると当たりでちょっとしたおもちゃがもらえる)など遊び心もあってよかったです。小学生ぐらいだと、科博よりもこっちのほうがいろいろなことに興味を持たせやすいかもしれないですね。都心部からだと渋滞に巻き込まれなければ 1 時間ちょっとで行けるのもよいところ。ここは文句なしでリピート確定です。
相変わらず、凄い家族サービスというか、子供サービスですねぇ。
・・・って、前も言いましたっけ。
逆に考えれば、お子さんの興味が無ければ、こんな(遠い)所まで来ることは
無かっただろうし、良いきっかけになってるのかも???